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  [No.1905] ■プロットを晒すスレ 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 10:56:37   98clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

これはゴーヤロック氏のツイッターの衝撃発言からはじまった。

586 586
ゴーヤロック無駄知識:実はコットンガードやミツハニーにもプロットが存在する

weakstorm でりでり/照風めめ
@586 な、なんだってー!

586 586
@weakstorm どんな一発ネタ/小ネタ/勢いだけに見える作品も、うちの場合前段階のまとめをしないと滅茶苦茶になってしまうのです\(^o^)/

pijyon No.017
@586 わけがわからないよ

586 586
@pijyon 知ってるかい? プロットがないとあれくらいの一発ネタすら書けない人がいるんだぜ……?



おーいみんな!
ゴーヤロックさんがプロット晒してくれるってよー!


  [No.1906] しあわせタマゴ(初期案) 投稿者:   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:03:14   101clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

初期案を引っ張り出したのでまずこれを。

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タイトル
 「しあわせのカタチ」

話の骨格
 「幸福とは個人の解釈で異なるもの」

興味を引くポイント
 「タマゴばくだん」で勇敢に戦う武闘派のラッキー

主人公
 ラッキーと一緒に周囲のトレーナーをなぎ倒す勝気な少女「さち」

ポイント
 ラッキーは「たまごポケモン」で、一緒にいるトレーナーに「しあわせ」をもたらす
 個々人の「しあわせ」とは何か
 少女とラッキーの対比・共通化

起承転結
 起:飛びぬけた腕力と「タマゴばくだん」で無敵を誇るラッキーを引き連れる少女。ラッキーと一緒に戦っていると「しあわせ」だと感じる
 承:妹分の少女もラッキーを連れているのだが、そのラッキーは正反対の技である「タマゴうみ」を使う。妹分のラッキーは「しあわせ」そうだった
 転:悩んだ少女がラッキーにとっての「しあわせ」を考え、「タマゴばくだん」を忘れさせようとする。そして、自分も変わろうと考える。だが……
 結:やはりあるがままが一番「しあわせ」なのだということに気付き、今日も元気に相手ポケモンを容赦なく爆撃するのであった

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人間のトレーナーがいたりタイトルが違ったりしていますが、大筋の方向は見えていた模様。
ちなみに、よく見ると人間の名前が完成稿で登場する主人公のラッキーにリサイクルされている。


  [No.1909] 爆殺天使キタコレ 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:10:50   93clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

>  結:やはりあるがままが一番「しあわせ」なのだということに気付き、今日も元気に相手ポケモンを容赦なく爆撃するのであった

ワロタwww
個人的にはこっちのが好みだったかもwww


  [No.1908] blindness(ほぼ完成稿) 投稿者:   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:10:39   107clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

続いてblindness。これは結構練った後のメモ。

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<タイトル>
・「向こう見ず」
・「ただ私のために」

<テーマ>
・「足跡」

<コンセプト>
・「盲目のドーブル」
・「足跡は家紋」
・「×の付いた足跡」

<主人公>
・絵描き志望の少女

<プロット>
・スランプに陥った少女
 ・某イラストSNSでランクが伸び悩んでいる
 ・固定ファンはいるが、何か物足りない、本質を見てもらえていない気がする
 ・何もかも中途半端な自分が嫌になる、才能のなさが恨めしい
・コンビニから帰ってきた直後、家の塀に落書きしているドーブルを発見
 ・背中の足跡に「×」
 ・絵はセンスこそ感じられるが、ところどころ間違っている
 ・背中の文様も「アートの一種」だと考える
・ドーブルについての話
 ・大人になると背中に足跡を付けられる
 ・足跡は「家紋」のようなもので、見ただけで「家柄」がわかる。「家柄」のよいドーブルは絵が上手い
 ・学者の見解では、ドーブルは「家柄」によって厳格に階層化されている
・後姿を眺めながら
 ・本当に楽しそうに絵を描いている
 ・呆れるほど楽しそうなのが、少女にとって余計に苛立ちを募らさせる
 ・少女のことは一切気にかけていない
・ドーブルに呼びかけると、見当違いな方向を向く
 ・確認する素振りを見せた後、また絵を描き始める
 ・このとき、様子がおかしいことに気付く
 ・よく見ると、ドーブルの目には光が宿っていなかった
・ドーブルについての話(2)
 ・ドーブルは絵を描くことを生業にしている。よって、絵の描けないドーブルは差別を受ける
 ・目の光を失うようなことがあれば、即座に爪弾きにされる
 ・このドーブルの家柄は、かなりの上流のようである。成人したばかりだということにも気付く
・少女とドーブル
 ・よい家に生まれ、それだけの力を身につけ、成人して活躍するばかりだったという状況から一転、失明して一族を追われたという経緯に気付きショックを受ける
 ・それでもなお、純粋に絵を描くことを楽しんでいるドーブルに、さらにショックを受ける
 ・自分が無駄なこと、くだらないこと、つまらないことに囚われすぎていた事を思い知らされ、呆然とその光景を見つめる
・ドーブルとの別れ
 ・ドーブルは描きあげた絵を撫でて慈しんでから、静かにその場を後にした
 ・少女は無意識のうちに携帯電話を取り出し、絵を写真に収める
 ・そのまましばらく、写真を眺め続ける
・光を失いながらも楽しそうに絵を描くドーブルの絵
 ・その絵はランク入りこそしなかったが、本質を見極めた一人のファンからコメントがもらえた
 ・吹っ切れた少女が気持ちを入れ替え、絵を描く意欲を取り戻す
 ・傍らには、ドーブルが描いた絵の写真を写す携帯電話が――
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後半に完成稿でカットされたシーンが残っている。確かテンポの都合で削ったはず。
それ以外は軽微な違い(タイトル含む)はあれど、ほぼ完成稿に準じた形の様子。


  [No.1910] コットンガード 投稿者:   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:18:01   90clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

おまちかねのコットンガード。

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<タイトル>
「コットンガード」

<テーマ>
・苦手な「起承転結」を徹底してみる
・とにかくテンポを意識して
・ママに当たるエアームドとの対比を入れる

<起>
・ママに毛づくろいをしてもらうチルチルちゃん
・チルチルちゃんとママの羽の違い
 →実の親子ではないことをここで明示する

<承>
・ママのようになりたいと願うチルチルちゃん
・が、チルチルちゃんはふわふわ羽でママは鋼の翼
 →少ししょんぼりする

<転>
・公園を一人で散歩するチルチルちゃん
・そこへ突然上からクヌギダマさんが!
・慌ててふわふわ羽でガードするチルチルちゃん
 →ノーダメージで吹き飛んでいくクヌギダマさん

<結>
・飛び跳ねるようにママの下へ帰るチルチルちゃん
・新必殺技「コットンガード」を披露する
・防御力が大幅にアップしたチルチルちゃんをうれしそうに抱きしめるママ
 →二人は立派な物理受けになってくれることでしょう

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これでもなお完成稿で変更が入り、物理受け云々は(多分作風に合わないとの理由で)筆者コメントに移動されている。


  [No.1911] Re: コットンガード 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:20:22   94clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

うわああああ、ホントにガッチリプロット組んでるよコイツ!
エアームドの鋼並にガッチリだよ!


  [No.1912] 参考:俺の場合 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:32:24   87clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

少年の帰郷とか野の火でようやくブラインドネスレベル。
最初から書かずに、小説本文を書きながらあの形にもってく感じ。
もっとメモ書きっぽくて台詞なんかが多いけど、消化した項目から消すので、記録が残らない。

参考:
長編のプロットってどうやってまとめていますか? - No.017 [ザ・インタビューズ]
http://theinterviews.jp/pijyon/1515900


  [No.1913] P@SSION☆プリカちゃん 投稿者:   《URL》   投稿日:2011/09/23(Fri) 11:54:05   84clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

「P@SSION☆プリカちゃん」の最初期のメモ。

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◆リボンちゃんの憂鬱
・いろいろな楽器を弾きこなす天才少女「真理香」ちゃんを親にもつプクリンのプリカちゃん
・真理香ちゃんと一緒に歌を歌うのが何よりの楽しみ
・真理香ちゃんのパートナーを努められるのは自分しかいないと自負していた
・が、真理香ちゃんが新しく「ヘンな人形のような楽器」を買ってからご機嫌斜め。真理香ちゃんが人形とばかり歌っているから
・ヘンな人形はプリカちゃんとも仲良くしようとするが、プリカちゃんはそっぽを向く
・が、その都度ヘンに解釈されて仲良し扱いに
・二人の曲を聴くたびに膨れっ面をするプリカちゃん
・三月は陰暦で「弥生」だと聞き「三月が消し飛べばいいのに」と呟く
・通りすがりのユンゲラーのスプーンを力ずくで捻じ曲げて「腕力>超能力だ!」と宣言
・ニョロモが音符マークに見えて「お前ら全員カエルになれ!!」と激高
・タブンネを見て「あたしと契約してみろー!!」と叫ぶ
 ・その後本当にタブンネと契約、腹いせにトレーナーを狩りまくり、周囲一帯を恐怖に陥れる
 ・タブンネ達から神と崇められる
・ふわふわ飛んでいたフワンテを見て「ふわふわしてんじゃねええええ!!」と発狂
 ・自分がふうせんポケモンであることは当然の如くスルー
 ・ひっつかもうとしたら危うく連れて行かれそうになる「ぷわわー!」「ウボァー!」
・タマタマを見かけて脊髄反射で「だんごー!!」と絶叫
 ・※たまごです
・何故か教会にある花畑にいたキレイハナを見て「約束の地よ!!」と叫んでダイビングボディプレスを敢行
 ・じゃれてきたと勘違いされてそのまま遊ぶ
 ・アクアブレス(※バブルこうせんです)
・ついにはマジックが注射器に、マイクが包丁に見えはじめる
・外を散歩している途中に出会ったカモネギを見て一瞬で沸点に達し、いきなりネギをガジガジと食べてしまう
 ・「おまえなんかー! こうしてやるー!!」
 ・「僕の採りたてがー!」
 ・「あたしは生でも構わず食っちまうんだぜー!」
・とぼとぼと家に帰る途中、真理香ちゃんは自分がいらなくなったのだろうかと思い、不安に
・帰ってみると、真理香ちゃんとヘンな人形がプリカちゃんを待っていた
・そして、中央にはプリカちゃんのためのステージが
・実は真理香ちゃんとヘンな人形は、プリカちゃんと一緒に新曲を歌う準備をしていた
・真理香ちゃんが作曲し、ヘンな人形がコーラスを、そしてプリカちゃんがボーカルを担当
・新しい曲を作ったから、三人で形にしよう、ボーカルはプリカちゃんしかいないと真理香ちゃんが言う
・ヘンな人形は「プリカちゃんと一緒に歌うために、たくさん練習しました」という
・プリカちゃんは自分がいらなくなったわけではなかったと気付き、涙を拭ってステージに立つ
・プリカちゃんとヘンな人形が歌い始める
・こういうのも悪くない、そう思うプリカちゃんだった
・一人寂しくネギを探すカモネギに、スプーンを腕力で捻じ曲げられたユンゲラーが声を掛けて終了

<メモ>
・プリカちゃんの心は千々に乱れ、もはやBlue Noiseの嵐です。
・真理香ちゃんだけのPrivate Service。それがプリカちゃんの自慢でした。
・二人の雰囲気はin a merry mood。いい感じです。
・二人をつなぐKEY WORD。それは歌でした。
・こいつは大変助けが必要。さあさあ今すぐQuender Oui。
・Navigator不在じゃ歌えない。プリカちゃんの心は沈むばかりでした。
・プリカちゃんの不満はFABLED METABOLISM。膨れっ面の日々は続きます。
・あーあ、また膨れちゃいました。プリカちゃんはさながらJETの如く、すごい早さで散歩に出かけてしまいました。
・心はふわふわFLOATED CALM。あちこちに気持ちが散らばって、考え事もままなりません。

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ポイント:
◆キャラクターの名前が全然違う(プリカちゃん→リボンちゃん、マリカちゃん→真理香ちゃん)。タイトルも違う
◆後から追記したと思しき<メモ>欄では既に名前が「プリカちゃん」に変わっており、この間に名前をすべてパロディにする方針を固めたらしい
◆主人公がプリンではなくプクリン。後に全国図鑑の番号を見て顔面蒼白になり、大慌てで修正を入れる
◆ゲロッパが不在
◆タブンネのシーンが完成稿とまったく違うが、件の曲のパロディでタブンネを出そうという方針は確定していた
◆この段階でどのパロディを盛り込むかは大筋で固まっている
◆<メモ>欄の曲名の使い方が完成稿と微妙に違っている
◆オチ(カモネギくん登場)が完成稿とまったく同じ
◆当初はコメディ一本槍で突き進むはずだったが、恐らく何気なく例の曲を聴いて後からちょっとシリアスシーンを追加したはず


  [No.1969] Link1のひどいプロットを発見 投稿者:風間深織   投稿日:2011/10/05(Wed) 16:25:17   98clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
Link1のひどいプロットを発見 (画像サイズ: 288×352 29kB)

私はいつも絵でプロットを書くのですが、なんだこのひどいプロット……


  [No.1970] 連載のプロット(ネタバレ危険) 投稿者:あつあつおでん   投稿日:2011/10/05(Wed) 22:39:29   107clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

ネタバレ危険。責任は取りません。

基本的にメモを繰り返すことにより少しずつたまっていくので、まとまりがないのはご愛敬。


















コガネ城は景観目的だけでなく、ナズナの事故現場に作った墓ともとれる。そう簡単にはなくならないから墓として彼には優秀。


レプリカボールは「コピーの量産」ができるという点が特筆される。従来のボールではポケモンの保存と再現がやっとだったが、これはボールのデータを元に高速で複製できる。
コガネ戦流れ:ボルト対リノム→サバカン対ワタル→ユミ対パウル→ダルマ対カラシ→先にハンサム、ドーゲンががらん堂へ行くが、囲まれる→ゴロウ登場、瞬殺→ボルト、ワタル、ユミ合流→がらん堂捜索→ジョバンニとなくなった科学者略歴発見、ジョバンニからサトウキビの正体を教えられる→ダルマだけラジオ塔に乗り込み屋上でサトウキビとバトル→決着がついた直後にジョバンニ達到着、スーパーネタバレタイム→その隙にサトウキビは1匹回復→サトウキビ過去へ、一同追い掛ける→事件の顛末を見届ける→サトウキビ悔恨の情を述べ、海に身を投げる→ダルマ達叫ぶ
セキエイ軍反攻進路:フスベシティの発電所奪還(ポケセンには予備電源しかなくなり、無尽蔵の回復を断つ)→チョウジorキキョウ→エンジュで合流→コガネで最終決戦

ダルマの父親の名前はドーゲン

証拠:解剖記録、現場所見メモ、ナイフ、カバン、販売会の資料、作業服、防犯カメラ、赤い小袖


赤い小袖:被害者が着用していた。今日がお披露目となるはずだった。
防犯カメラ:現場前の廊下の状況が録画されている。市長が独自に設置した。(作業服姿の男が現場に入っている。白黒で顔がよく見えず、人物の特定はできない)
解剖記録:被害者の状態が書かれている。(死因:ナイフによる心臓の一刺しで即死。凶器と刺し傷の形が一致しない。心臓付近の傷口が皮膚のそれより小さい。)
現場所見メモ:現場の状態が書かれている。(荒らされた形跡はほとんどない。被害者の右人差し指に血が付着。被害者は仰向けで倒れている。机付近に血だまり、死体はそこからいくらか離れている)
ナイフ:被害者の右手に握られていた。被害者の指紋を検出。
カバン:被害者の持ち物。財布以外のものがなくなっていた。
販売会の資料:机の上に置かれていた。少しふやけている。
作業服:船のスクリューに巻き付いていた。何者かの血痕が付着。名札はついていない。



市長殺害事件
犯人:サトウキビ。疑われる人:ボルト。
動機:市長がサトウキビの正体に気づきそうになったから。
状況:仰向け、右手にナイフ、背中に刺し傷(市長は左利き)、胸にまで到達。即死と思われる。部屋が荒らされた目立っ
た形跡はないが、カバンが開いていた。血文字で「ボルト」と書かれたダイイングメッセージ。血だまりが死体の下にあるが、一部ふきとられた跡有り。指に血は付着せず。

発覚までの流れ:サトウキビ入室→殺害→サトウキビ関連の資料を海に→偽装工作→
サトウキビ退室→ボルトとすれ違い→ボルト入室→死体発見→騒ぎになる

経過:初め自殺説。次に殺害説が出てきて、ボルトが容疑者に。これを覆し、サ
トウキビの名が浮上。数々の攻防を経て、犯人が確定する。
サトウキビの状況:羽織と小袖が怪しいほどに汗だく→内側に着ていた。外側に
着ていた作業着は殺害の際に返り血を浴びたので海に捨てた。→乗客が幽霊と勘
違い。(後にスクリューに絡まり発見される?)
サトウキビのアリバイ:しばらくの間機関室で手入れをしていたが、時間が近づ
いたので着替えて会場に向かった。
ボルトの状況:自分の部屋で着替えた後ダルマ達のバトルを見ていたが、時間が
近づいたので市長の部屋に向かった。
ボルトのアリバイ:バトルの途中で抜けたので、その後の行動を保証する者はい
ない。
ボルトを疑う根拠:
証明する手順:自殺説(右手にナイフ)→市長は左利きのため、矛盾。自殺説(心労、荒らされた形跡無し)→荷物がなくなっているから、誰かが入ったのは明らか。また、凶器と差し傷が「胸から」では一致せず、「背中から」なら一致する。よって、誰かに殺害されたと判断できる。ボルト説(ダイイングメッセージを死体の下から発見)→血だまりに、横たわる市長の手が届かない。もし書いたとしても、死体の下にあるはずがない。また、即死なのに書けるわけがない。サトウキビのアリバイ(仕事を済ませ、灰色の着物に着替えた。市長が赤い小袖を着ることを知っていたから)→極秘のはずの赤い小袖のことを知ってるのはおかしい=サトウキビは市長の部屋に入った?ボルト説(動機あり)→ボルトの服から血痕が出ない。ボルト説(作業服を海上で発見、なぜか名札がない、血痕の反応=殺害時に着ていた)これは本来1着しかなく、サトウキビはボルトが着ていたと主張。しかしボルトの作業服にはアップリケがあり、作業服を着ていたのは彼だけだから名札をはがすのは不自然。ゆえにこれはボルトのではないとダルマは主張。嘘だと思いボルトの部屋を探すと、作業服がない。どこに隠した?ダルマがサトウキビは妙に厚着なことに気付く。どこを探してもないなら、まさか着ているのか?→発見。


コガネ攻防戦、外壁にユキノオー配置、天候で妨害。保険用に全員あられ持ち

月に向かってソーラービーム→反射、人質の後ろにいるポケモンにダメージ


ポケモンリーグにて、ポケモンのレベル等(ゲームのステータス)と状態、体力をリアルタイムでモニタリングするチップ



ロケット団はサトウキビの囮部隊(ジョウトの街を占領、サトウキビの子弟が奪還、サトウキビをおとしこめようと画策したロケット団のダルマ達を捕えよとの命令「サトウキビは容疑が晴れるまでどこかに潜伏の設定」)



内容は世界観の設定や大筋の流れ、使えそうな場面など。実際はダメージ計算やらがありますが、紙面の都合上カット。大体6000〜7000字くらいあります。やはりミステリー部分にかなりのメモを取っている。ダメージ計算は後書きに書いてるので、そちらを参照してください。


  [No.1971] 整理したら出て来た 投稿者:きとら   《URL》   投稿日:2011/10/06(Thu) 19:15:27   95clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

書いたことないとかいっときながら、メモらしきものが出て来た。

星に願いを
1、ガーネットという女の子が学校の帰りに集団に誘拐されて、閉じ込められる。
2、その集団をまとめてる同じくらいの男の子はサファイアと名乗る
3、目的も何も喋らない集団と奇妙な生活が始まる
4、ある日、血まみれで帰ってくるサファイアと話すと、狙ってる集団から守るためと言う。
5、その狙ってる集団の思惑


ラスト
1、集団に裏切られたサファイアが鎖でつながれて取り残される
2、爆発何秒か前に、ガーネットが間に合う
3、外そうとするが、間に合わないからやめろとサファイアが止める
4、サファイア一人だけの話ではないと言って、タイマーが0になって終わり


発売前に作ったので、ソフトの内容とか丸無視。
何の話の初期案かはもう伏せたいくらい設定が違いすぎる。
しかしラストだけはちゃっかり受け継いでる


  [No.1978] トゲチックじゃないと首がないので 投稿者:いろは四季   《URL》   投稿日:2011/10/08(Sat) 14:08:44   97clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

もう私の頭も末期なのか、ヨノワールとトゲチックが街中のカフェに行く話考えてます

しあわせポケモンと、あの悪そうなモノアイ(+魂を手づかみ)。
私の脳みそ、一体どうした。

テーマ【しあわせはどこにあるか】

・不幸を嘆く
・「不幸ってそもそも何だっけ?」
・なんだ、幸せだったじゃん
・もっと幸せにしてやんよ


私にしては珍しく(オリジナルでもバッドエンドが多かった)ハッピーエンドで終わる予定という途方もない挑戦ですよ…

焼き鳥ください


  [No.2074] 飽食のけもののプロット 投稿者:乃響じゅん。   投稿日:2011/11/17(Thu) 00:12:04   84clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

B6のノートに手書きしたものです。


(1ページ目)

主人公:スージィorロコ(※結局ロコに決定)

家に閉じこもり気味だが、たまたまお茶会へ。
人食いが出る、というウワサを聞く。

帰り道、林道に入ると、ウワサの人食いに出くわす。(3mのウインディ)
用心棒倒され、馬車も倒れてしまったところを一人の男に救われる。

ディドル・タルト(※スペースの都合上ドドがあだ名であるという設定はカット)
占い師であり、妖しい屋。(※最終的にまじない師)
金髪赤目の男、キュウを従えている。(※スペースの都合上キュウは人間に化けずじまい)
名前を見抜かれたウインディをぎょっとさせ、逃げさせる。←仮
ウインディをどう逃げさせるか(※結局逃がさなかった)
キュウを戦わせる?

帰ってみると、屋敷全体が異臭を放っていることに気付く。
手紙を送る。窓から投げて。
その夜、着替えて眠ろうかという頃、窓を叩く者が現れる。
不審に思いながら開けると、ドドが部屋に入ってくる。
驚くロコ。「なるほど、確かにひどい」
キュウもそれに伴ってついてくる。


(2ページ目)

キュウの嗅覚を頼りに or 妖力を頼りに 屋敷内を探し回る二人。(※結局手法については明言せず)
みな寝静まるころに行動。
2階の隠し階段。1階通り越して地下へと続く。
そこで見たのは、紫色のヘドロの塊。
『ベトベトン』という人食いだという。

ベトベトンとの問答。
誰の差し金?
何を食べているのか。人間のシミやほくろ、くすみなど。
ロコ、動揺。キュウの炎で燃やそうとした時、クラウディア夫人到着。
部屋に入られた時、知らせるシステム。(※没設定)
ドド、名乗る。夫人、「私のものだ」と主張。
どこでこの人食いを手に入れたか。
→行商から買った。
説得を試みる。どれだけの人に迷惑がかかっているのか。美しさを過剰に求めることに、意味はあるのか。
ロコの一言で、クラウディア夫人は決断する。
「この子を、燃やして下さい」


(3ページ目 ある程度書き終わった後、内容に幅を持たせるための追加シーンを考える)

・「でも、どうして私、こんなにひどいにおいに気付かなかったのかしら」
「こいつは、人間の老廃物を食うたびに副産物として少しずつこのヘンな匂いを吐き出すんだ。だからあんたは、少しずつ増えて行くにおいに気付かなかったんじゃないのかな」とキュウ。
確かにロコはここ数ヶ月間、屋敷を出たことがなかった。

・クラウディア夫人
「こんなところに勝手に入るなんて……さては泥棒ね? 人を呼ぶわよ」
「お待ち下さい。私は街のまじない師。こちらのロコお嬢様の依頼により、異臭の原因を探りに参ったのです」
「ロコが……?」
夫人、動揺。
「お母様、このひどい臭いに気付きませんか。このヘドロを、一体どこから手に入れたのです」
「ヘドロだなんてとんでもないわ。だってこの子に浸かるだけで、私の美しさは保たれる。まさに魔法の薬よ。すばらしいものなのよ」
「でも、あれは日に日にひどい臭いを出している。私は耐えきれず、吐いてしまった。耐えきれないの。このままでは、私のような人が増えてしまう」

・キュウをもう少し出番増やすべし(※増えた)
・ドドは何故お嬢様と最初から呼んでいたのか
→服。ただし説明は省いてもよい。
「うわさ」をひらがな漢字統一のこと。(※確か漢字に統一したような気がする)


  [No.2085] プロットとは呼べないものですが・・・(汗 投稿者:クーウィ   投稿日:2011/11/24(Thu) 15:01:58   82clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

ハブザン  真面目なハブネークとガサツ者のザングース  赤い月  阿蘇山(フエンタウン)  赤と青  神主とその娘  温泉郷  背後から奇襲  ずっと負け無し殺すならオマエ


『赤い月』のプロット(?)です。・・・プロットっつーかメモだけどね(汗)
物語の骨格は大体5分ぐらいで出来たので、その時思い付いた大まかな設定を一行のメモとして残したもんです。

後は空いた時間に思い出して直書き。 ・・・基本何でもこのスタイルですので、ちゃんとプロットを用意出来る方には頭が上がりませんです(汗)
もっと修行しねぇと・・・


  [No.2098] Limbo 投稿者:   《URL》   投稿日:2011/12/04(Sun) 20:12:10   97clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

<テーマ>
送 / 贈


<ワード>
◆送 / 贈
・そう‐そう〔サウ‐〕【葬送】
 [名](スル)遺体を葬るために墓所まで送ること。のべおくり。送葬。「―する行列」

・おくり‐び【送り火】
 盂蘭盆(うらぼん)の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火(かどび)。《季 秋》「―のあとは此世の蚊遣哉/也有」⇔迎え火。

・おくり‐ぼん【送り盆】
 盂蘭盆(うらぼん)の最終日で、親族の霊を送る日。《季 秋》「茄子(なす)や瓜一つに流す―/かな女」

・かど‐おくり【門送り】
 葬送の際、喪家には行かず自分の家の門口で見送ること。

・しょうりょう‐おくり〔シヤウリヤウ‐〕【精霊送り】
 盂蘭盆(うらぼん)の終わる日に、送り火をたいて精霊が帰るのを送ること。たまおくり。

・のべ‐おくり【野辺送り】
 死者を火葬場または埋葬地まで見送ること。また、その行列や葬式。野辺の送り。野送り。

・ぼん‐おくり【盆送り】
 盂蘭盆(うらぼん)の最後の日に、精霊(しょうりょう)を送り返し、供え物を辻・川・海などに捨てたり流したりする行事。精霊送り。送り盆。

・おくり‐もの【贈(り)物】
 人に贈る物。進物(しんもつ)。プレゼント。

・おく・る【贈る】
 [動ラ五(四)]《「送る」と同語源》感謝や祝福などの気持ちを込めて、人に金品などを与える。贈り物をする。「記念品を―・る」「はなむけの言葉を―・る」

◆Limbo
・リンボ,地獄の辺土 《地獄と天国の間にあり,キリスト教以前の正しい人,洗礼を受けなかった小児,異教徒,白痴者の霊魂の住む所》.
・忘却; 無視された状態.
・リンボ, 古聖所:天国と地獄の中間の場所;洗礼を受けなかった幼児やキリスト降誕以前に死んだ善人の霊魂がとどまるとされる
 →the limbo of infants(幼児リンボ界)
・忘却のかなた
 →be cast into limbo(忘れ去られる) 
・(両極端の)中間状態[地帯];どっちつかずの状態.
・拘置所, 刑務所;拘置状態, 拘禁.
 →in limbo(不安定な状態で, 宙ぶらりんの状態で).
・虚無

◆Animo
アニモ。作中のポリゴンにつけられた名前
 →エスペラントは「人工言語」、人為的に生み出された言語
  →ポリゴンは「人工のポケモン」という触れ込み
 →アニモ[animo]は「魂」「霊魂」などを意味する


<交通整理>
・死者との別れを「送る」と表現するのは間違いのない事実。つまり、死者の魂は確実に「何処かへ辿りつく」と考えられている。
・主人公はアニモに魂が宿っていると考えている。アニモの停止は死と同義であり、アニモの魂もまた「何処かへ辿りつく」必要があると考える。
・肉体が物理的に喪失するまで、魂は眠ったまま宿ると考えられる。送り火山でアニモを葬ろうとしたのはそれが理由。
・しかし送り火山にて、端的に言うと「アニモは生物ではない。無生物だ」と拒絶されてしまった。ここでアニモの「生物である」という前提が揺らぐ。
・この前提の揺らぎが、主人公の思考に大きな影響を与えている。アニモは生物なのか?無生物なのか?
・スピアーの針を供養する「針供養」、ジュペッタにならないために人形を供養する「人形供養」など、無機物に魂が宿っているかのような風習の数々。
・無生物であっても魂は宿るのか?無生物のアニモに魂が宿るなら、その魂はどのようにして送られるべきか?
・アニモは「デジタル・セメタリー・サービス」に「送られ」(送信/伝送/伝送)、今の形を「デジタルで寸分違わず」留めたまま、サーバで眠りに付く。
・肉体の喪失=魂の遊離が前提ならば、アニモの魂は永遠に留められたまま、天国にも地獄にも行けない一つの場所に留まることになる、それこそがLimbo。サーバはLimboである。
・主人公は、アニモをサーバに「送った」のが正しいのか、ずっと答えを出せずに迷っている。


<シチュエーション>
・【魂はある】針を供養するおばあさんとスピアー
・【魂はある】古くなった人形を供養する少女
・【魂はある】森羅万象に魂が宿ると主人公に聞かせたおばあちゃん
・【魂はある】人類が「誕生させた」と説明するプレゼンター
・【魂はない】壊れた竹蜻蛉を捨てる少年
・【魂はない】アニモの供養を拒絶する送り火山
・【魂はない】アニモの死を「機能停止」と表現するカスタマーサポート


<デフィニション>
◆アニモ
 主人公のポリゴンの名前。享年十五歳。由来はエスペラント語の「魂」(Animo)から。

◆デジタル・セメタリー・サービス
 シルフ社が提供する「電子霊園」。亡くなったポケモンをデータ化して引き取り、「当時の姿を留めたまま」半永久的に保管するサービス。


<募集テーマと作品テーマの摺り合わせ>
・魂は送り込まれ、送られてゆく
・魂は如何にして送り込まれる?
・魂を送り込むのは誰?
・魂は何処へ送られてゆく?


<ポケモン小説としての意義>
・ポリゴンは生物か?無生物か?
・ポリゴンの終末は死か?停止か?
・ポリゴンが生物であるなら、魂は宿るのか?
・魂が宿るとするなら、その魂はどこへ送られるのか?


<タイトルの意味>
◆存在
・キリスト教以前の正しい人
 →ポリゴンにとっての「キリスト」はいない
 →ポリゴンの善悪を裁く者の不在
 
◆状態
・どっちつかずの状態・中間状態・不安定な状態
 →生物か?無生物か?
 →ポケモンか?プログラムか?
 →死か?停止か?
・無視された状態・忘却のかなた
 →ポリゴンの魂は人々に無視されている or 忘れられている
 →魂があるということを無視されている or 忘れられている

◆場所
・天国と地獄の中間の場所
 →天国にも地獄にも行けない
 →中間・中途半端・どっちつかず
・無用なものの捨て場所
 →機能停止したポリゴンはデータとしてサーバに送られる
・拘置所
 →サーバに留められたポリゴンは天国にも地獄にも行けない


<何が言いたいのか?>
◆二次創作的アプローチ
 「ポリゴンに魂は宿るのか?」

◆テーマ的アプローチ
 「ポリゴンの魂はどこへ送られるのか?」

◆タイトル的アプローチ
 どっちつかずの状態
  →ポリゴンは生物?無生物? 魂は宿る?宿らない?

 中間状態
  →生物でも無生物でもない、魂が宿るとも宿らないとも限らない
 
 無視された状態
  →ポリゴンは生物でありながら、それが無視されている?

 天国と地獄の中間の場所
  →ポリゴンは天国と地獄、そのどちらにも行けない

 無用なものの捨て場所
  →ポリゴンの送られるサーバは、無用となったポリゴンの捨て場所

 拘置所
  →天国にも地獄にも行けないまま、ポリゴンは半永久的にサーバに拘置される


<時系列整理>
・主人公の誕生とアニモの登場
・主人公とアニモのふれ合い
・おばあちゃんとアニモの関係
・おばあちゃんの死
・アニモの死
・アニモの葬儀が拒絶される
・アニモをDCSへ送ることになる
・スマートフォンに写るアニモの姿を見る


<実際の書き起こし順の整理>
・スマートフォンで何かのデータをダウンロードする主人公
・スマートフォンで何かをダウンロードする少女→話の導入
・画面には「アニモ」と書かれている→アニモの存在を定義
・生まれた次の月に家へやってきたアニモ→生まれたときからずっと一緒にいたことの定義
・父親にアニモは玩具ではないと諭される→アニモを「生き物」と考えるようになったきっかけ
・竹トンボを壊す少年→無生物は「死ぬ」のではなく「壊れる」
・一週間前の出来事が脳裏をよぎる→次の回想へのつなぎ
・アニモが死ぬ/機能停止する→アニモが既に亡くなっていることを記す
・変わらないように変わってしまった→重要なメッセージ「変わらないように、変わってしまった」
・人形供養をする少女→無生物にも魂が宿ると言う考え方の暗示
・その傍らには祖母と思しき女性が立っている→祖母の登場に向けての布石
・祖母を一年前に亡くしている→アニモの死を受け入れられたのは、祖母を同じように亡くしていたから
・祖母は常々、あらゆるものに魂が宿ると言っていた→祖母の言葉が、主人公に大きな影響を与えている
・粗大ゴミの山を見つめる→葬られること無く、ただ積み重ねられた無生物
・かつて使われていた痕跡が多く残っている→かつてはどこかで使われ、確かに居場所があったはず、ということの示唆
・送り火山に葬ろうとしたところ拒絶される→非常に重要なシーン。送り火山に拒絶される
・ポリゴンは生物ではないという→ポリゴンは生物ではなく無生物であり、そもそも送るべき魂が存在しない
・スクラップしておいた古い新聞サイトの記事→次へのつなぎ
・架空の人物の告別式・葬式が行われたと言う話→架空の人物でさえ時として別れの儀式が行われることの表現
・カスタマーサポートに「再起動」するよう言われる→アニモが魂のない無生物であると突きつけられる
・プログラムを初期化すると、過去の記憶は消えてしまう→再生ではなく「再起動」であることを示す、ポリゴンが「プログラム」であることを表現する
・ダウンロードの終わったスマートフォン→次へのつなぎ
・片隅に「DCS」の文字が見える→次へのつなぎ
・シルフから「デジタル・セメタリー・サービス」を提供される→デジタル・セメタリー・サービスの定義
・促されるまま、少女はアニモをDSSへ送信する→アニモをDCSへ「送信(伝送)」する
・動いていた頃のアニモの写真→ダウンロードが完了した
・ニュースメールのプレビュー「人類が初めて作り出したポケモン・ポリゴン」→「作り出した」という言葉を使い、ポリゴンが「生み出された」のではなく「作られた」のだと強調する
・友達と喧嘩をして落ち込んでいると、アニモが寄り添ってくれた→アニモの心遣いと優しさ
・固い無機質な感触に、言いようの無い頼り甲斐を覚えた→アニモは確かに意思を持ち、いつも自分の側にいてくれた
・少女は問う「あなたをそこに送ったのは、正しいことだったの」→中途半端で割り切れない場所(=Limbo)に立たされた少女が、永遠に変わらない場所(=Limbo)にいるアニモに問い掛ける
・写真の中のアニモは、何も言わずにただ視線を送るだけ→アニモは何も語らず、ただいつもと変わらない、変わらなくなってしまった視線を「送る」だけ

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Limboの構想ノート兼プロット。本編の執筆時間よりこのメモを弄ってる時間のほうが圧倒的に長かった。
よく見てみると、完成稿ではカットまたは変更された内容も結構あったり。


  [No.2209] プロットの皮を被ったプロット 投稿者:音色   投稿日:2012/01/20(Fri) 23:45:39   88clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 鏡嫌いがプロットといってもちょこちょこ手直しちゃあるので完全にプロットとはいえないかもしれないので。
 実は投稿した奴以外含めると5パターンあった。


 もりのなかで くらす ポケモンが いた
 もりのなかで ポケモンは かわをぬぎ ひとにもどっては ねむり
 また ポケモンの かわをまとい むらに やってくるのだった

 そんな時代から長い年月経過

 ひとの中で暮らすポケモン
 ポケモンは、ひとのかわをかぶり ぬぎかたを忘れたまま、ひととして暮らす
 こいつ視点が基本。人間としてまぁそこそこ。
 
 ポケモンの中で暮らすひと
 ポケモンのかわをかぶり ぬぎかたを忘れたまま ポケモンとして暮らしていた
 俺様フィーバーな奴がいい。ポケモンライフエンジョイ。

 ポケモンがゴーストライターで人間の名前で持ち込み→そこそこ売れてりゃいいけど
 二匹が出会う適当な場所。草原とか。

 人間駄目だし。ポケモン唸る。ポケモンが書いた話の一節を場面ごとに挟む。鞄とおんなじ感じ。
 ポケモン作家の信念語る。あらすじ話したらその話書いたってお前、初めてのわくわく感がなくなるだろーが。
 
 人間過去。ジュカイン。実験のあれ。
 ポケモン過去。天才。実験のあれ。

 一人称無理。面倒なのでゲームっぽくやたらと改行する、一文字開けの奴に変更。
 やりたいことを箇条書き。
・街に眼鏡買いに行かせる。
・ゲームの宣伝
・文房具
・お話の話
・過去の奴とか
・最高の傑作だよね
・ぶっ壊す
・鏡殴らせる、割る、嫌い、鏡嫌い
・一人と一匹どこかに行く
・ナイフ


 没パターン1

『鏡はいつだって虚実を映しだす。 しかしそれは紛れもなく現実で、しばしば真実を突き付けるものである』

  
 俺の目の前に俺がいた。何のことはない、ただの鏡だろうと思った。
 俺はうつ伏せに倒れていた。だから真下にある俺の像は仰向けに映っていた。
 俺は手をついて立ち上がろうとした。しかしそこで奇妙なことに気がついた。
 ぐにゃりとした感触が手を伝わる。俺の虚像はどうも鏡の向こう側にあるものではないらしかった。
 そして俺はとんでもないことに気がついた。
 目の前の俺は、死んでいた。


 確かにそれは俺だった。頬の傷も、右腕の欠けた得物も、紛れもなく鏡に映った俺だった。
 しかしそれは、俺が鏡に映った俺を見たときに見える俺だった。その俺が、現実で、冷たくなっていた。
 何がどうなっている。そう考えて、俺は俺の記憶が混乱していることに気がついた。
 ここはどこだ?俺はどうしてこんなところにいる?そして、目の前の俺は何故死んでいる?
 溢れ出る疑問に対して、俺は嫌に冷静だった。落ち着け、まずは一つ一つ思い出してみるべきだ。
 ここがどこなのか、俺は知っているのか。俺は俺に問いかける。
 答えは出てこない。目の前にあるのは俺の死体―――だけではなかった。
 俺は俺の上に立っていた。しかし、死んでいる俺も、誰かの、いや何かの上に折り重なっているのは確かだった。
 それは無数の死体だった。知っているポケモン、見たことがない奴、元が何だったかも分からないもの。そして、青白い肌の……人間。
 ニンゲン、という言葉に引っ掛かりを覚える。
 そうだ、俺は人間に捕まったんだ。


 そいつらは森にやってくるなり、手当たりしだいにポケモンを捕まえ始めた。
 普通の人間が使う赤と白の丸い奴ではなく、なんだかよく分からん機械を使って、網やら籠やらにポケモン達を押しこんでいく。
 俺は自慢の両腕の獲物で数回、それらをぶち壊そうと試してみたが、全く歯が立たなかった。
 躍起になって逃げようとしているうちに、白い煙みたいなものが流れ込んで来て……意識を、失った。


 鮮明に思い出せたのはそこまでで、俺はそれからあとどうなったのかがよく思い出せない。
 

 絶対入れるセリフ
 
「“人間がポケモンの皮を被ること”を目的とした研究で、“人の皮を被ったポケモン”ができてしまうとはな!こいつは傑作だ!」
 そうだ、人がポケモンの皮を被ることができるなら何故その逆が起こり得ないと言いきれる?


 没パターン2

『いつかあの空を飛べる日が来ることを信じていた。
 そのための翼がひらく日がいつか来ることを知っていた。
 透明な翅、紅い複眼、憧れと期待は幾度の夏の夜と共に過ぎ去っていった。
 そして、待ちに待った日がやってきた。太陽が昇る前のほんのわずかな時間に、僕は地面から這い出した。
 背中がむずむずする。そう、窮屈な皮を脱ぎ棄てるんじゃない、ついに翅をひろげるんだ。
 そうして僕は、日の出と共に、進化した。』


「……」
 二百字詰め原稿用紙の一枚目を読んで、俺はとりあえず書いた本人を眺めた。
「どーよどーよ、今回は出だしから格好良いだろ」
 そいつは自慢げな顔をして俺を見上げてくる。
「いや、割とフツーだけど?」
「んなことぁないだろ!? なんかこー、ぐいぐいっと引き込まれるものがあるだろ!?」
 ねーよ、と切り捨てる。
 それに、感想は最後まで読んでもらってから聞くのが主義じゃなかったのか?俺の言葉に、作者様は押し黙った。



『私が持っている記憶は以上だった。
 ―――気がつけば私は温かな木漏れ日を体いっぱいに浴びていた。……浴びて、いるはずだ。
 それなのにこの寒さはなんだ。今は初夏ではなかったのだろうか。
 体内時計は狂っていない。では一体何が起こったのだろうか。
 ……そうだ、進化したのだ、私は。きっと進化したてで、感覚が少し鈍くなっているのかもしれない。
 だとすれば時間ともに回復するかもしれない。私は少し安心した。初めての進化は、どうも慣れないことが多いようだ。
 
 
 
 没パターン3

 もりのなかで くらす ポケモンが いた
 もりのなかで ポケモンは かわをぬぎ ひとにもどっては ねむり
 また ポケモンの かわをまとい むらに やってくるのだった

「シンオウの むかしばなし」より

 
「結局さぁ、こいつの本当はどっちだったんだろうな」
 図書館で(無断)拝借してきた本を眺めながらそいつはメガネをずりあげた。
「本当?」
 それは、姿という意味なのか。皮をかぶりポケモンになり、皮を脱いで人に戻る、はたしてどちらが本当の姿か。
 いやさ――、これって逆もアリかも知れないわけじゃん?ポケモンが人になって人がポケモンになって。
 ポケモンが人になると言う記述はどこにもないぞ、と突っ込む前にこいつの口が開いた。
「ん?となれば、本当は人なんだけどポケモンの皮かぶってポケモンのふりした奴が話していた相手が実は人の皮をかぶったポケモンだったとかってアリなわけだよな?」
「……あり、だろうな。お前の理屈でいくと」
 このネタもう誰か書いちまったかな――とそいつは天を仰ぐ。書く前に、ここに実物がいるだろうと言うべきか。
 
 

 皮をかぶった人は、鏡をのぞきこんだ時、そこに映るのは、人か、皮か。
 はたしてどちらが本当か。
 俺もお前も、どっちが本当か。


 元人間、のそいつは超絶人気モノの皮をかぶっている。ネコではなくネズミだが。
 どっかの初代チャンピオンの相棒として全国的に有名になってから電気ネズミフィーバーは訪れ、今でも不動の人気を誇っている。
 もっとも、こいつは注目されることを嫌う。他人に撫でられるのも抱き締められるのも、何より多数の視線を浴びることを嫌う。
 そんなこいつの野望が『ポケモン初のベストセラー作家』なのだから、矛盾しか生じない。
「作者じゃなくて本が注目されるのなら良いんだ!」とは本人の主張だが、本が注目されれば自動的に作者も注目されると思うんだが。
 まぁ、こいつの書いた話は全て、俺の名前を使って持ち込んでるんだけどな。



 元ポケモン、の俺。人間歴約四年。だいぶ慣れた。体も習慣も言葉も。
 この姿に馴染んだか、と言われたら、馴染まない。どうやっても馴染まない。鏡を覗き込むたびに目の前の虚像をたたき割りたくなる衝動にかられる。
 これは俺じゃない。俺の本当、じゃない。何回現実を否定してきたか分からない。その度に鏡は砕け皮は傷ついた。
 鏡は本当を映さない。映すのは、皮だ。


 まぁ、結果的に投げ込んだ奴が一番書きたかった事を書けたから、良いんだけどね

【続きかない】


  [No.2240] 携帯をいじっていたらわらわっちが飛び出してきた。 投稿者:巳佑   投稿日:2012/02/10(Fri) 02:36:09   90clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 携帯をいじっていたらテキストフォルダからプロットらしきものが飛び出てきましたので、折角だからこっそりあげることにしました。後書きのページにも色々書きましたが、こちらも良かったぜひ(ドキドキ)


【以下、携帯のメモ帳からそのまま抜粋】

 ポケモンストーリーコンテスト案を出していこうページ1

★タイトルは?
 
 こちら鏡屋メタモンでありんす。


★主人公は?

 メタモン。
 殆どのポケモンを知っており、その知識を活かして、その者が知りたい姿を見せる鏡屋というモノを始める。昔、お礼にもらったというキセルをいつも身につけている。一人称はわらわっち。その辺の説明も入れておく。


★どんな話?

 イーブイの進化の悩みから可能性の広さを説く【未来編】
 ルージュラの恋の悩みから、今というものと向き合う【現在編】
 トレーナーが捨てた卵から変えられない過去を説く【過去編】


★流れは?

 最初はメタモンの紹介で1000文字以内。
 後は未来編、現在編、過去編の順番で各3000文字以内。


★それぞれの性格

・メタモン
 古風な喋り方が特徴的。甘いモノに目がない。冷静にモノを見る。

・イーブイ
 好奇心旺盛なイーブイで、メタモンに将来のことを相談しに来る。

・ルージュラ
 恋に生きているポケモンで、もっと美しくなりたいと思っている。
 進化することはできないかとメタモンに相談しに来る。

・トレーナー
 卵を孵して、個体値が低いと見るや、そのポケモンを捨てる人。
 間違えて高個体値のポケモンを捨ててしまう。

――――
 
 ポケモンストーリーコンテストの案を出していこう。ページ2

★一人称は?
 
・メタモン…わらわっち
・イーブイ…ボク
・ルージュラ…わたくし
・トレーナー…俺様


★実は。

 イーブイは実はトレーナーに捨てられていたポケモン。
 後にエーフィに拾われ、育っていく。
 
 話の終わりはイーブイがエーフィに進化して、メタモンが「願わくば、この子のように強く生きて欲しいでありんす」と呟いて終わり。


★セリフ。

・わらわっちはあくまでお主の見たい姿を写したにすぎん。

・未来を決めるのは最終的にお主なんじゃ。
 決めて、その先を進んだら、戻ることはできん。
 だから自分に責任を持つのじゃ。
 それが今というやつでありんす。

・鏡はあくまで表面を映しているだけでありんす。
 中身までは映せん。
 どんなに姿を変えようともわらわっちはわらわっち。
 お主はお主なんじゃ。
 中身を変えること……それも進化の一つじゃないかのう?

・知っておるか?
 捨てられたポケモンはな、成長すると、やがて捨てられた意味をというものを知って、捨てた人間に復讐するのだそうじゃ。


【このプロットらしきものに関する補足説明】

・現在編にて初期案はルージュラでありましたが、進化しないポケモンにするはずだったのに、ルージュラはムチュールから進化していたことを忘れていました。
 ポケスコに提出後、それに気がつき、急いで他の進化しないポケモンを検索。
 唇が気に入ったのでマッギョに決定。

・このプロットらしきものを打ち出したのは第二回ポケスコの募集が始まったときで、このプロット(?)を打ち出す前にこの案は薄らと浮かんでいました。
 要するに温めていたのであります。
 ちなみに、そのときに浮かんだタイトルは『メタモンが語る!』

・ページが二つに分かれているのはメモ帳が500文字までしか入らなかったからです(汗)

 
 このような感じでわらわっちストーリーが生まれたわけですが、実際に物語を書いてみると、オムニバス形式で四つのお話を書かなければいけなかった上に、それぞれの字数目標を破ったりしてしまいましたから、全体で軽く10000字オーバーが起こって調整が大変でした。(汗)

 それでは失礼しました。