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  [No.3136] ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:白色野菜   投稿日:2013/11/30(Sat) 22:21:27   178clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:鳥居の向こう】 【墓標】 【無許可

ここは、ボツネタの墓場だよ!

書き上げたけどコンテストの趣旨とズレた物からプロットだけで心折れたもの。
アイディアは思い付いたけど………。
こんな、ネタな話もあるんだよ?
忘れたりするぐらいならいっそう…っ。
長すぎたーから、短すぎたー。

などなどの文章を供養する場所です!
コンセプトは皆でやれば怖くない!


  [No.3137] 屑塚の王 投稿者:白色野菜   投稿日:2013/11/30(Sat) 22:30:04   120clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:ネタバレ?】 【AZ】 【批評歓迎

【ポケモン新作(X・Y)のネタバレおよび殿堂入り前提でないと分からないかもです。
未プレイの方はご注意してください。】









あるところに愚かな一人の男がいた。
男は失った物を嘆きそれを探すため永遠とも思える時の中を放浪していた。

その日も、男は永遠に咲く花を求めて深い森の中をさ迷っていた。
深い深い森は何度も何度も同じ景色を男の目に写し、男はその度足が重くなり進む意志が挫けそうになるのを感じた。
足を止めてしまえば、もう動けなくなりそうで。
彼は、何かに追いたてられるように足を動かし続けた。

そんな彼の目に濃い緑ではない色が写る。
吸い寄せられるように足を向ければ森の一部が切り開かれ小さな建物が建っていた。

周りに溢れている木材ではなく遠くで使われる石材を使い建てられたそれは礼拝堂のようだった。

既に参拝する者が居なくなって長い時が過ぎたのだろう、壁や天井は崩れ木々や蔦に侵食され森の一部へと還りつつある。

柔らかく、腐りかけた木片を踏みつけて男は吸い込まれるように、建物へ入った。

祭壇は何を祭っていたのかも分からないほど荒れ果てていた。
顔が崩れ落ちた何かの偶像が此方を見下ろしている。
男はその光景に皮肉げに口許を歪ませた。

部屋の中央には崩れた岩の塊や折れた剣、朽ちた鎧、それに罅割れた石像。
それら雑多な物が、小山のように積み重なりうっすらと埃を被っていた。
人為的な物を感じるも、男はさして興味を持たず祭壇の前の小さな段差に腰を下ろした。

男は疲れていた。
自身の胸に宿っていた愛や恨みや哀しみや絶望が。
それすら、小さな小さな種火となって消えかけているのを感じていた。

屑の山を見据えながら、物言わぬ生きた人形としてそこに混じるのも一興かと。
男はゆっくりと、瞳を閉じながら思いを巡らせる。

「捨てた物を見つけに来たか。
それとも、捨て場を求めて来たか。」

暗闇の中響くその声は不思議な響きを持っていた。
音自体は声変わり前の少年の物であるにも関わらず、老衰し今にも死にそうな賢者の声にも似ている。

男は閉じていた目蓋を開く。
いつの間にか日は落ち、辺りは薄ぼんやりとした闇の衣を纏っていた。
天井の穴から月明かりが差し込み、それが声の主をてらしていた。
屑塚の上に、ぼろぼろの服を着た少年が一人座り男を見据えていたのだ。

屑の山の上。
まるでそこが玉座であるかのように、少年は年に似合わぬ威厳を持って男を見下ろす。

「捨てた物を拾いに来たか。
それとも、捨て場を求めて来たか。」

「…………すて、てはいない。だが、うしなった、ものをさがして、い、た。」
男の声はひび割れていた。
久方に出す声は、何処までも頼りなくその事が男から苦笑を引き出す。

「賢王よ、愚かな男よ。
ここには、お主が捨て去った他者がある栄光がある過去がある。
王よ、お主はそれを求めるか。」
少年は言いながら屑の山を指差す。
そこには、手入れを怠った事など無いようなキラキラとした王冠と宝杖が転がっていた。

「…………それに、かのじょ、がいないなら、そこになんの意味も、ない。」
男はそれを見て、首を横にふる。

「愚かな男よ。
此処にはお主が捨て去ったお主の命がある。お主の死がある。
男よ、お主はそれを求めるか。」
少年は言いながら、別の隅を指差す。
そこは、月明かりも届かぬ暗がりで闇そのものが踞り此方を見ているような。そんな錯覚すら呼び起こす。
「それは、かんび、な話、だな。」
男は、目蓋の重みに抗うのが億劫になる。
だけれども、瞳を閉じれば脳裏に浮かぶのは彼女の泣き顔。
最後に、見た、表情。
後悔が、四肢への熱へと転じる。

「いら、ない。私、は。
捨てた、ことを。後悔したことは、ない。」
「それでも、重い過去は因果となってその身を縛ろう。」
「構わない。それが、罰だと言うのなら甘んじて受けよう。そうでなければ、彼女を探し求めることが出来ないのだから。」
「男よ、永久を生きるものよ。ならば私はお主に一つの祝福を。因果の果てが幸福であるように。」
少年は屑の山の一部を指差す。
男が視線をそちらに向ければ、一体の石人形が屑山から這い出る所だった。
体の一部が欠けてはいるものの、四肢はきちんとついており危なげな足取りで屑山を滑り降りると石人形は男の足元に腰を下ろす。

それは、昔、彼の王国で良く見かけていた姿だった。

懐かしさに目を細めた男が視線を石人形から屑の山へとかえす。
同時に口を開き……喉は空気を震わすことなく無音の言霊だけが宙に浮く。


少年の姿はすでになかった。
同様に屑山も。

月明かりの中、埃が舞う。
男は何も言わず立ち上がる。
石人形も少しよろけながらも立ち上がった。


そうして、男はその場を去った。

これは、それだけの話。
二人の王が相対しただけの話。









【屑塚の王】
捨てられた老婆や九十九神の親玉みたいな妖怪らしいです。ポケモンだとジュペッタとかシャンデラとか………。
主人公な補足小説は未だ途中です。
【石人形】
ゴビットです。

【ボツネタ理由】
屑塚の王が、分かりにくいのでボツ行き


  [No.3138] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:きとかげ   《URL》   投稿日:2013/11/30(Sat) 22:32:10   142clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:】 【】 【】 【】 【

【鳥居の向こう/フォルクローレ】
・ローレライの正体が実はパンプジンである。(草ポケが川の妖怪なんて意外だね! と思ったけど、そもそも川にいてローレライやりそうなポケモンがあんまりいない……)
・見たら呪われる動画がある。その動画で流れているのはパンプジンの歌声。(ほいで、ってなった)
・バケッチャの交換会のお話。(鳥替え神事がダブるので諦めました)
・デスマスを連れてきて故人を悼むみたいな話。(まとまらぬ)

【ミアレの都市伝説】
・美術館の音声案内。怖い声or内容が流れてくる絵がある。
・ミアレシティの五つの広場にあるモニュメント。あれは非常時にプリズムタワーと合体して巨大ロボットになる。

書き出してみると割と少なかったのです。ちーん。


  [No.3139] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:ピッチ   投稿日:2013/11/30(Sat) 22:42:46   121clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

思い付いたけど文章にならなかったんです。

・バケッチャ避けだったハロウィンの扮装(バケッチャが「ハロウィン」で人を幽霊にしてさらう→そうだ! カボチャ用意したりゴーストの恰好をして「俺もうゴーストだから!!」って言い張ろう!)
・スイクンと御神渡り(御神渡り:湖の結氷時に線状に氷が盛り上がる部分ができること。諏訪湖、屈斜路湖が有名)スイクンが氷下の水を浄化して通った時の跡で、これが大きく出ると来年は豊漁とかそういう話。
・エイチ湖が不凍湖である話(不凍湖:冬でも凍らない。摩周湖、支笏湖他)あの周囲が一面雪の環境でも波乗りが普通に出来るので不凍湖に違いない→テンガン山の温泉が流れ込んでるんだろうけど、不思議がられそうだし何かしら言い伝えがあるのでは?)


  [No.3140] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:白色野菜   投稿日:2013/11/30(Sat) 22:58:29   100clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

思い付いてやめたやつなのです。

【金の羽銀の羽】
ねぇ、知ってる?金の羽と銀の羽を森のお社にお供えすると、セレビィが現れるんだって。
という、話。ふくらみすぎたのでボツ。あらすじすら書ける気がしない。

【ニセモノ市】
金の羽銀の羽と同じ村にしたのが間違いだった。
膨らみすぎ第二弾。一年に一度森のポケモンが人の皮を被って人と混じって遊ぶお祭りの話。

【石の魔女】
ゲンガナイトくれるねーちゃんの話。
膨らみすぎ第三弾。
ほいほい貴重なゲンガナイトくれるなんて、何者?→そういや外見オカルトマニア→そうか、ゲンガナイト作れるのか!→魔女だ!魔女だ!

【屑塚の王】
上のとは別物。
姥捨て山の話。
屑塚の王が、そう呼ばれている理由の話。

【森の意思】
これも、金の羽銀の羽と同じ村の話。
木々の根っこが菌によってネットワークのように繋がってるところから。
村の外部からの悪意が弾かれる話でした。
ボツ理由は落ちがない。


  [No.3141] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:GPS   投稿日:2013/12/01(Sun) 00:01:34   100clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

墓場があるので埋めさせていただきます……


シェイミ記事に応募しようと思ったもので、

・女が男に声を掛けるのがはしたないとされる時代
・チンピラに絡まれていたのを助けてくれた男がいた
・身元がわかったけれど話しかけるわけにはいかない
・お礼が言いたい、どうしたものかと悩んでいた女の元に颯爽とシェイミが登場
・ありがとうが言いたいのでしゅね!ミーの花を一つあげるでしゅ!
・女はシェイミの刺繍をしたハンカチで花を包み男に渡す
・結ばれましためでたしめでたし
・以降、恥ずかしくてありがとうが言えない時、感謝の気持ちを伝える時にシェイミの刺繍をしたハンカチが使われるようになった

というものがありましたがまとまりませんでした。


  [No.3142] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:穂風湊   投稿日:2013/12/01(Sun) 00:29:10   127clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:鳥居の向こう】 【供養

7番道路(リベールライン)の昔話。

リベールライン沿いの川では、バルビートがイルミーゼに求愛のダンスを踊る。
それを真似して始められたのが、現在のバトルシャトーでの舞踏会。そこはもともと高級社会の人々がダンスをするために作られた。
ある時、一人の女性を賭けて踊りの大会が開かれた。女性を狙って男性達はアピールするが、女性は誰にも反応しない。彼女には既に、好きな男性がいたのだった。けれど彼は身分が低く、舞踏会への参加を許されていなかった。
そこへ闖入者が現れる。その彼が現れたのだった。女性の手を取り告白するが、周りの男性は気に入らない。
(ここで恋人と男性の間で口論が起きる)
ならばポケモンバトルで白黒つけようという話になり、結果恋人が勝利する。
こうして二人は見事婚約を果たした。

この出来事があってから、ダンスよりポケモンバトルの方が一目で決着が着きやすい・観戦している方も盛り上がるという理由から、バトルが行われるようになる。そして今のバトルシャトーの形に落ち着いた。

=========================================

頭に浮かんでいたのを、そのまま書いているので、話におかしいところがあるかもしれません(汗)
が、こんな話を書こうかなーとか考えていました。

イメージソング:WAVE FAIRY (RE:Sound of "delighting melodies" ShortVersion.)/秋元すばこ


  [No.3143] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:クーウィ   投稿日:2013/12/01(Sun) 00:43:07   85clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

鳥居の向こう

・イッシュの古代の城が舞台の話。仕事中にダルマモードヒヒダルマの対戦用考察やってたら、唐突に『きっと彼らは見たに違いない。緑野に聳え立つ宮殿を』とか言うフレーズが降って来て着想。実は似たような構想を前にも練った事があった為、行けそうな気がして書き始めた。前述のフレーズに更に加筆して導入部を設計し、、ストーリーと登場人物を練り終わったとこで広がり過ぎたと感じて没。

・記事部門に投げた話の小説版その1。ぼやっとストーリーを模索する内勝手に興が乗って話が広がり、手応えがあったので書き始める。個人的に結構気に入っていたが、アウトプット能力を勘案すれば絶対間に合わんわボケとなって没。大型弾頭としてストックし、多分別の機会に形にすると思ふ。

・記事部門に投げた話の小説版その2。今回一番書き進んだ奴。前々から構想を練ってた話でこっちもそこそこ気に入ってる。やっぱり間に合わなかった上序章だけで12000越えても終わらなかったので没。こっちは訳もあってちゃっちゃと書き終えたい……(所詮願望

フォルクローレ

・ポケダンのネタ。次元の塔がある島と探検隊の舞台となっている世界を聖書に出て来る『原初の楽園』に見立て、星の停止後の世界に生きるゲーム上の主人公達が、世界の外に追われた人間側の伝説と内側に残ったポケモン達の伝承双方から歯車の位置を確かめ、旅に出るまでの経緯を描く的な話。

・平安期の僧、玄賓僧都の話。玄賓が実はゾロアークだったんじゃないかなぁと言う俗説を紹介する予定だった。

・高野山の天狗の話。嘗て滅んだ豪族の忘れ形見がポケモン達の下で育てられ、風の流れを予知する不思議な力を培って、地方に圧政を齎そうとする中央の役人を追い払い、噂を聞きつけてやって来た弘法大師と話し合った末、金剛峯寺の建設を認める御話。

・スワンナと狩人の昔話。カロスが舞台。親鳥を誤って殺してしまった狩人が、雛である幼いコアルヒーに生きる為の知恵や訓練を行い、その結果死んじまうと言う御話。里親の死と引き換えに生きていく術を身に付けたスワンナが、同じ思いをするポケモンを出さないように願いを込めたのが、努力値の羽なのだと言う筋書き。

他にもあった筈だけど今思い出せないのでもう良いです。


  [No.3145] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:No.017   投稿日:2013/12/01(Sun) 14:22:46   113clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

テキストファイルにネタを箇条書きにしてたんだけど、記事になりきらなかったもん貼っときますね。


・藁のレックウザ
・アフリカンアート
・代参
・波小僧
・酒の醸造
・京劇
・三国志
・ゴーゴートと人のかかわり的なあれ。
・オーロットがやりたい。
・ハロウィン
・ろうそく
・パピヨンマスク
・水ポケモンと大航海時代、サメハダーとマッギョ
・拝所を潰した呪い(黒いポケモンの影たくさん)
・お盆に死者のポケモンバトル
・イヨマンテ
・ゴーリキー観光
・魔女の相棒は
・縁結びバルビート 短歌を運ぶイルミーゼ
・火山灰とドンメル硝子工芸
・獅子舞 噛みつく
・火葬と炎ポケモン
・おどりの起源はキレイハナ、メロエッタの舞踊
・とある部族のあの世
・アフリカ神話 雨期
・小さな鳥居 ポケモンしか参る事の出来ない神社
・ポケモンの為に作った古墳
・まぼろし島の正体
・とある部族の文様がなぜかミュウツーやポリゴンに酷似 破壊の神?
・サーナイトの隠れ里
・ハスブレロの恩返し
・オニゴーリなまはげ
・蟹神社
・猫檀家
・ジュペッタ百鬼夜行
・戻り橋
・桜守に生まれ変わる、花神
・贋作師ドーブル(ハン・ファン・メーヘレン)
・フエンまんじゅう本家争い
・ムーランドの絨毯 工芸品
・猫好き絵師国芳
・とある部族の供養の仕方が 骨をバルチャイのおむつにすること


  [No.3164] ゴローニャの神話 投稿者:きとかげ   投稿日:2013/12/06(Fri) 23:21:16   105clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


 最初、この世界には何もありませんでした。海を空を大地を草木を動物を作ったのは神様でした。神様はポケモンを作り、最後に自分の姿に似せて人間を作りました。

 神様は、世界で一番高い山の上から、世界を見下ろしていました。そこから眺めるにつけ、自分に似た人間が我が子のようにかわいく思えてなりません。そこで、贈り物をしようと思いました。
 神様は近くにいた猫のポケモンを呼び寄せて言いました。
「ゴローニャよ、今から人間のところへ行って、こう伝えなさい。『この石を食べなさい。そうすれば、石のように永久に生きることができるでしょう』と」
 そうして猫のポケモンに石を持たせました。
 この猫のポケモンは、ごろごろにゃあと鳴くのでゴローニャといいました。ゴローニャは、了解して人間たちのいるところへ駆けていきました。
 が、途中で気が変わって、人間のところまで行くのが面倒になりました。面倒になると次はお腹が空いてきました。ゴローニャはあろうことか、神様に持たされた石を食べてしまいました。

 贈り物を食べてしまったゴローニャに、神様は怒りました。しかし、ゴローニャにもう一度、チャンスを与えました。
「今から人間のところへ行って、今度こそちゃんと伝えなさい。『一年に一度、古くなった皮を脱ぎなさい。そうすればいつでも新しい皮を纏って、永久に生きることができるでしょう』と」
 ゴローニャは人間のところへ向かいましたが、やっぱり面倒になりました。そして、神様の言伝を自分のものにして、自分が一年に一度、古くなった皮を脱ぎ捨てることにしました。

 神様はいよいよ怒りまして、ゴローニャに罰を与えました。
 ゴローニャはかわいい猫の姿から、食べたのと同じ無骨な岩の姿にされました。しかも丸い岩の形で、神様のいる山を登ろうとしても、途中でどうしても転がってしまう形にされました。
 ゴローニャは、流石にこれはまずいと気付いて神様の元へ謝りに行こうとしますが、丸い岩の形では、神様のいる山の頂上まで登れません。
 けれどもゴローニャは諦めきれず、一年に一度の脱皮を繰り返しながら、いつか神様にまみえる日を夢見て、今も山を登ろうとしては転がり落ちているのだそうです。

 一方、神様の石も食べられず、言伝も横取りされてしまった人間たちは、そのうち皮が古びて死ぬようになりました。



 みたいな話を思いついたのですが。
 でもゴローニャって野生で出ない!


  [No.3168] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:キトラ   投稿日:2013/12/11(Wed) 20:08:10   101clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

ボツネタの宝庫だよ!

・竜を呼んだ師匠
旅芸人の師匠と付き人の話。
明治より昔らへんを意識
現在のフスベシティらへんを通った時、興味持った新しい領主にやれと言われて、削ったばかりの横笛で師匠が演じる
が、弟子はその笛はやたら高く、竜の声(雲を呼ぶ風の音)に似ていてあまり好きではなかった
フスベシティでは笛を吹いてはならぬと言われていたが、新しい領主はそんなの迷信とばかり。
しかし師匠が奏で始めるとだんだと雲行きが怪しくなり、大量の雨が振り、雷が鳴る
師匠の身の回りの世話と、台無しになってしまった笛のために、フスベの山へいい木を探しにいく弟子。
猟犬(デルビル、ヘルガー)を連れた地元住民に、ここは昔、シロガネ山に住む竜(カイリュー)が仲間を失って探しに来たはいいが、結局みつからずに終わってしまったこと、それ以降、笛の音を聞くと仲間だと思って大雨を連れてやってくることを聞く
元々表を歩けない身、黙々と笛を作り、二人は旅立つ。


・主任の炭坑
シンオウは石炭や金銀などが取れるため、たくさんの炭坑があった。
ポケモンを使い、どんどん掘り進めシンオウ地方から取れる資源は人々の生活を豊かにした。
炭坑で働くものは取れれば取れるほど自分にまわってくる利潤が多くなるため、どんどん掘り進んだ。
事故も多かった。しかし会社は遺族にたくさんの金をおけるほどだった。
そんな時、作業員が何人か戻らないことがあった。確かに一緒に作業し、直前まで話していたはずなのに
探したが崩落などはなく、また明日探そうと解散。
次の日も探すが永遠に戻ることはなかった。
そのかわり、炭坑でイワークの変種が見つかる。金属の体にシャベルのような顎を持っていた。
作業員が見てるまえで壁を堀り、金属を見つけるような動作をした。そいつは作業員を見つけると勢いよくやってきた。驚いた作業員は逃走するが、途中で何人かいなくなる。
そして作業員が何人かいなくなった。ついに主任者が現場に入るが戻ってこなかった。それに比例してイワークの変種の目撃談が多くなる。
噂では山に取り憑かれた炭坑夫の成れの果てだとされ、炭坑は閉じられた。
今では調査のため、開かれているが、決してハガネールだけには攻撃していけないと言われている。
それがもしかしたらあの時の作業員かもしれないのだから
(モンハン、ウラガンキンネタより)

・妖狐はいかにしてシンオウから姿を消したのか
今ではシンオウでロコンは見られない。
元はたくさんいたのだが、人に退治された。
シンオウの開拓や炭坑で働く人はケガも多く、この男も全身に火傷を負って看護されていた。
だいぶ治ってきたころ、家に人が来た。妻が対応すると会社のものだという。しかし男も女も子供まで混じっていた。
おかしいなと思いつつも、仕事のことを相談したいから少し部屋を閉じてくれと頼まれてその通りにした。
何時間たっても出て来ないので様子を伺うと、男は既に息絶えていて、そのまわりをキュウコンとロコンが争うように男の肉片を食べていた。
火傷の治りかけの皮膚はロコンキュウコンのたぐいの好物である。炎でやいた相手を生きたまま放置し、治ってきたころに食べることもする。
妻が叫ぶと、一目散に逃げていった。
同じようなことが相次ぎ、狐をこの世から抹殺すべきだと残された開拓民は炎に強い猟犬ヘルガーと共に山に入り、一匹残らず仕留めた。
最後のキュウコンが絶滅したのはその事件から7年後だったとされている
今でもシンオウでロコンは見かけない。むしろ見ない方がいいのかもしれない
(北海道の炭坑記録から)

どれも、文章にするとだるくなっていく


  [No.3174] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:ラクダ   投稿日:2013/12/11(Wed) 22:12:13   90clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 記事用

・熱砂の国の蛇神譚
【蛇といえば、世間一般には「細長くてくねくね動く気持ちの悪い生き物」「猛毒を持っていて危険」「ロケット団などのアングラ組織が手持ちに入れている」等、あまり良くないイメージを持たれているのではないだろうか。確かに、四肢を持たず滑るように地を這い、獲物に食らいついて丸呑みしてしまうその姿は異様である。また表情を表さない顔や、際限なく開く(少なくともそのように見える)顎、長くて鋭い牙は畏怖と嫌悪の対象にされやすい。世界中に広がる某宗教間では、人の始祖が楽園から追放される原因を作った生き物として忌み嫌われている。神の罰を受けてあのような気味の悪い姿になってしまったのだ、という説がある程に。
 身近で親しみやすい獣型や獣人型、人型など人々の支持を集めやすいポケモンと違い、彼らは大抵日陰の身扱いである。
 しかし、そんな彼らも一部地域では神の使いとして、あるいは神そのものとして崇められていることをご存じだろうか。】
 ここまでで挫折。世界の蛇話と蛇ポケモンとを絡めつつ、メインはイッシュの砂漠の城(都市)を古代エジプトに見立てて、アーボックが墓守の女神だったと紹介する予定でした。結局、予定は未定でした!

・ヨツクニ地方の狸譚
 四国のタヌキ伝説をかき集めて方言バリバリダーで書き、それを記者が標準訳したという二段構えで……と考えつつ、うやむやのままに保留。
 山奥に住む爺さんが語る伝聞、という形にしたかったんですけどね。

 小説用

・嘆きの湖の伝説
 第一次の記事の元ネタ。いまだ仕上がらず。

・タイトル未定
 熱砂の記事の小説版。古代エジプトの神々をポケモンに当てはめて、どうこうするつもりでした。煮詰まりきらず断念。
【熱砂の国には、古い古い信仰があった。今はもう人々の記憶から抜け落ちてしまった神々が、遠い昔に生きていた。】こんな感じ。

 以上、鳥居ボツネタでした。いつかまたどこかで、形にできたらいいなあ。


  [No.3222] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:GPS   投稿日:2014/02/02(Sun) 21:48:41   116clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) (画像サイズ: 924×545 48kB)

そういえば、記事のネタとして「ポケモンバトルに反対する人たちは昔から存在してた」みたいなものを考えていたのですが
上手く落とせなくてボツにしました。
タブンネやらビクティニをモチーフにした旗などを使い、
ある種プラズマ団のような団体がいて、今もまだその名残はあるんだよ、という。

それを思い出しつつ、せっかくだし流行に乗って作ったので置いておきます……
話としてまとまったら短編的な感じで書きたいですね


  [No.3224] Re: ボツネタの墓場(鳥居バージョン) 投稿者:森羅   投稿日:2014/02/05(Wed) 14:41:24   101clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

記事の方ですが一つ没ネタがあったので……。勿体ないのでここに失礼します。

・グラシデアの由来的な。

 やあやあ、お客さん。どうしたんだい、ぼーっと突っ立って。……え? ああ、お客さん、もしかしてソノオは初めて? ……ああ、やっぱり。そうかいそうかい。すごいもんだろう。毎年この時期になるとグラシデアが真っ赤なじゅうたんを敷き詰めたようになるのさ。まあ、ソノオで暮らして長い俺だってやっぱりこの時期になると圧倒されるんだ。初めてなら本当に「息を呑む」ってやつだろう。まあ、花は逃げないから……え? いやまあそりゃ確かに枯れはするが……。うまいこというね、お客さん。だが、それでも今日明日中にってわけじゃない。お客さんがソノオに滞在している間くらいは大丈夫だろうさ。
 そうだ、お客さん。そんなにグラシデアに感動したなら、一つグラシデアの花についてのお話をしてやろう。……そんなほっといてくれって顔しないでくれよ。おっちゃん、傷つくだろ。まあまあ、花見を楽しみながらでも聞いてくれ。
 グラシデアの花の、いやソノオの由来を知ってるかい。……ああ、そうそう、それそれ。元々荒れ地だったソノオに花を植えた話さ。「ありがとう」と感謝の言葉を伝えた時にグラシデアの花が開き、そしてそれからソノオは花園の町になった。グラシデアの花言葉が「感謝」なのもその話から来てるな。良く知ってるじゃないか。お客さん、ガイドブックを熟読するタイプだろ? ……花屋の娘が言ってたって? あそこの子、可愛いだろう? いやまあ、それはいい。とりあえず知ってるならいいんだ。
 だが、お客さん。その話には裏があるんだ。おっ? ちょっと興味湧いた? 嬉しいねえ、おっちゃん張り切っちゃうよ。で、話の続きだけどお客さん、シンオウの神話を知ってる人かい? ……お、一通りミオの図書館で読んだ人か。なら話は早い。その中に「トバリの神話」ってやつがあるだろう。そう、剣を持った若者の話さ。……おいおい、そんな訝しげな顔をしないでくれよ。ちゃあんと話はソノオにつながるから、さ。実は、その「トバリの神話」にまつわる話が、ソノオにもあるんだ。今となっては、もう、伝わらなかった、剣の話さ。
 「トバリの神話」は戒めめいたところがあるだろう。「命を忘れるな」とか「命をむやみに奪うな」とか。剣を持った若者が改心する話だからな。昔話によくあるパターンだが、この神話にもそういう意味が込められている。つまり、この話は相当丸く丸く……言い方は悪いかもしれないが、細部を削られた話なんだ。で、その細部の話が、ソノオの話に残ってる。ちょっと気分が悪くなるかもしれないが、良いかい? ……話始めたのは俺だろうって? はははっ、全くだ。じゃあ、遠慮なく。
 ソノオに残った神話はね、剣の製造の話だ。剣なんてソノオには全く関係ない話のよう思うだろう。だが、結構これが関係あるんだなあ。そもそも「トバリの神話」になぜ「トバリ」と付くか知ってるかい? それはね、「トバリに残っていた神話」という意味じゃあない。神話に出てくる剣が生まれたのがまさにトバリだったからさ。……もちろん、根拠はあるよ。お客さん、せっかちだね。まあまあ、落ち着いてくれよ。順番に話していくからさ。トバリには昔から隕石が落ちるんだ。お、知ってるって顔だね。隕石、町中にも置いてあっただろ。でね、隕石には種類がいろいろあるんだが、隕鉄っていう種類がある。鉄を多く含んだ、鉄鉱石みたいなやつだ。……ちょっとぴんときたって顔だね。そう、先に言っちゃうけど「トバリの神話」の剣は鉄剣だ。隕石から作ったのさ。……あはは、なんだか信じがたいって顔してるな。いやいや、お客さん。歴史を紐解いて見て見るといい。中国ではその隕石を間に挟んで作った鉄剣が見つかってるし、古代ヒッタイト帝国が栄えた理由だって、他の国により先に地上の土から鉄を製鉄できたからなんだぞ。それまではどこも隕鉄を使ってたのさ。それでも信じられないなら後で調べてみてくれよ。隕鉄製の鉄器がでてくるはずだ。
 で、だ。話を戻そう。だが、残念ながら鉄だけじゃあ剣は作れない。わかると思うが、火がいるんだ。高い温度の火がね。そんで、高い温度の火を作ろうと思ったら風がいる。……シンオウには炎タイプが少ないからね。昔に人たちはどうも自力で頑張ったらしい。風を起こす方法としてふいごを使って人力で風を起こす方法も勿論あるんだが……。ん? お客さん、ちょっと顔色が良くないね。わかってしまったかな? じゃあ、もったいぶらずにネタ晴らしと行こう。「トバリの神話」は戒め。なら、その元凶を作ったのは一体どこだったのか。そう、それこそここ、ソノオの町だ。風力発電所があることからわかるだろう。ソノオにはね、風が吹くんだ。強い、風が。その風で、隕石を製鉄したんだよ。ソノオが荒れ野になってしまったのもそのせいだ。火には薪をくべるからね。……まとめにはいろう。トバリの隕石を、ソノオの風で製鉄したんだ。周りの木を伐りまくってソノオを荒れ地に変えてね。……ああ、そうそう。タタラ製鉄所はその名残さ。お客さん、良く知ってるね。あそこ、結構見つけづらいところにあるんだけど。なんでソノオに製鉄所があるのか、これで理由がわかったかな? その昔、ソノオがシンオウ一の製鉄場だったからだ。…………あ、ごめんよ。お客さん。そんな哀しげな顔をしないでくれよ。ごめんってば。大丈夫、ちゃんと物語には救いがあるから。
 これで、やっとグラシデアの花の話にたどり着くんだけど。お客さんの聞いた、ソノオの由来である感謝を伝えたらグラシデアの花が咲いた、ってのは本当はどっちが先かわからないんだよ。グラシデアが咲いたから「ありがとう」なのかもしれないし、「ありがとう」でグラシデアが咲いたのかもしれない。でもね、その時の人たちは忘れないようにしたんだ。花を植えようとしたことからわかるかもしれないけど、ソノオではいつごろか剣を作らなくなった。「トバリの神話」ではあるポケモンが若者を諭すけど、ソノオではそのポケモンはシェイミってことになってるんだ。そう、感謝ポケモンのシェイミさ。グラシデアの花の象徴でもある、あのポケモン。ただ単に木を切り尽くしたことと、製鉄技術向上が理由なのかもしれないけど、それじゃああまりにもひどい話だろう?
 でね、シェイミに言われた人たちはそれを忘れないようにしようとした。咲いた花に感謝と戒めを込めたんだ。「トバリの神話」と同じく、「気づかせてくれてありがとう」という感謝。それから、戒めは。……まず一つ。そう、この花の色だ。真っ赤だろう。それこそ、血みたいに。それから名前。グラシデアの花の名前の意味を知ってるかな。知らない? なら、似たような名前なんだけどグラジオラスって花の名前の由来は知ってるかな? ……あ、そっちも知らない? あのね、グラジオラスの名前の意味は「剣」。その葉が剣の形に似てたんだ。で、グラシデアもそれと同じ。その名前の意味は「剣」。こっちは、祈りがそうさせた。いつまでも、忘れないように。と。
 話が長くなったけど、これでおしまい。ちょっと気分を悪くしてしまったお詫びに、グラシデアの花の蜜から作った甘い蜜を一つだけお客さんに差し上げよう。気に入ったなら、また買ってくれると嬉しいね。おっちゃん、これが商売なんだからさ。
 ほら、ほら。そんな顔しないで。引き続き花見を楽しんでくれればいい。感謝と戒めの花だなんて、そんな難しいこと考えず綺麗だなと思ってくれるだけでいいんだ。だって、ソノオはもう、花園に戻ったんだから。綺麗だと、そう思ってくれるのが花も一番喜ぶだろうさ。ただ、ちょっとだけ、もう二度と繰り返さないようにと、そう祈ってくれればいいんだよ。


帳の隕石を製鉄したのはソノオだった! グラシデアってこういう意味だった! 的な。
「トバリの神話」から巻き起こった一大妄想。100%作者の妄想でできています。諸事情で載せることをためらったんですが、使わないのも勿体ないなとも思ったのでここに捨てさせていただきます。失礼しました。