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  [No.3967] あとがき 投稿者:αkuro   投稿日:2016/10/12(Wed) 15:06:34   93clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:語り

みなさまお久しぶりです。ホワイティ杯に投稿した作品の完全版がやっと完成しました。2000文字くらいは今日の午前1時から4時までに書いたものでろくに見直してないので間違いがあったらすみません。見つけ次第直します。
ここではあとがたり的な感じで色々語ろうかなあと。
 
この話の発端は586さん主催のホワイティ杯です。大会の話が出たとき私はとあるカップリングに夢中で他の話に時間を取る余裕も無かったのですが、夏の終わりってことは夏休みの宿題ネタは定番だろうなあとぼんやりと考えていたら、なんか降ってきたので即書きました。アイスのタマザラシはアイスの実モチーフで、仮面企画ならタマザラシ食っときゃバレないだろうという思考ですが、分かる人には分かっていたようです。
ホワイティ杯スタート直後に投稿し、その短さと異質さで話題をかっさらいましたが結果は最下位。ですが皆様の評価自体は悪くはなく、7年やってきただけはあるなあと成長を実感しました。
話の全体像を考え始めたのはホワイティ杯しめきり後。例のカップリングも一段落したので落ち着いてがっつり書くことにしました。
 
では本編の話に。
暁陸太、月影海人という名前はホウエンとアローラの伝説ポケモンから。時期的にぴったりだと思いました。
過去作品と繋げる案はわりとすぐに出てきました。昔のあの話と繋げればタマザラシを無理なく出せますし、世界観を一から考える必要もない。あの話も夏の終わりだし、丁度クーラー壊れてるし。一線を越えた彼らに対してはあたたか〜く見守ってやってほしいなという思いから腐女子一家に。父親に唯一無二の相手がいて、母親が腐女子ならあり得なくはないはずです。父と母のなれそめはきっと、仲良しの男性ふたりを見守りたいという母の想いからでしょう。
せっかく腐女子が3人揃ってるんだから姉は王道タイプ、妹はマイナータイプ、母はリバ推奨タイプに。母は強しです。
彼らの仲良しっぷりも最初から考えていました。ただのダチではなく、唯一無二の大切な人だからこそ一線を越えたことに悩む。深い絆で繋がっていることが分かるように描写には気を使いました。
家族構成も陸太に合わせる形で決まりました。陸太に姉と妹がいるなら海人はひとりっこ。ならさみしがりやだろうし、家が隣なら毎日泊まりに来れる。合法化するために両親の帰りが遅い設定に。
アローラの情報でナマコブシが登場した時に、これは是非出したいとねじ込むことに。同時にしめきりがサンムーン発売までに設定されました。
ポケモン要素が少ないと指摘されていたので、出来るだけ取り入れようと努力しました。あのポケモンバトルに出ていた水色ツインテールはグレイシアです。主人公は基礎の基礎は習っているのでホウエンのメジャーなポケモンは分かりますが、他地方のポケモンは知らないだろうなあと。
 
ここからは後編の話です。
一応名前の読みを出すのと、約束のシーンを入れるために冒頭で夢を出しました。どちら視点かは分かりませんが、彼らのことだから同時に同じ夢見てても不思議じゃないです。
トレーナーになるならないの話はポケモン要素を出そうと入れた物なので、本当の問題点は性の違いということになります。
問題になる性の話って大体同性愛者じゃないですか。いつまで入り口で立ち止まってるんですか。正直見飽きてるし、うんざりなんです。だから海人はバイセクシャル、陸太はデミセクシャルです。
流石に説明しますがデミセクシャルとは、簡単に説明すると『性別は関係なく、深く愛しあった者にのみ欲情する』という物です。分かりやすく言うと、エロ本やAVがオカズにならないということらしいです。デリケートな話ですし、もし間違ってたらすいません。ですが私はこれに計り知れない尊さを感じました。
男だからではなく、お前だからというテンプレを裏付けてるんです。この存在を知った時、私は神に感謝しました。深く愛しあった者のみに体を許す……尊いです、すこぶる尊いです。以後私の作品にはデミセクシャルのキャラが出てくるようになりました。
海人は陸太といつも一緒です。作中では文字数の都合で書けませんでしたが、当然行動や思考も似てくるはずです。大切な人と同じということが安心材料になるでしょう。ですがもしも、どうしようもない部分が違ったとすれば……違うことに不安を覚え、精神的に不安定になってもおかしくありません。でも陸太はそんなこと気にしません。彼にとってはどれだけ違おうが、海人であることに意味があるのです。だから優しく抱き締めて、大丈夫と背中を撫でるのです。彼らの未来が明るい物であることを願います。
 
……寝起きなのでこれ以上頭が働きません。まだまだ語りたいことはありますが、ひとまずこの辺りで。
最後に、この作品を生み出すきっかけになったホワイティ杯主催の586さん、評価してくださった皆様、リバだといいぞやれと背中を押してくださったGPSさん。本当に、ありがとうございました!


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