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  [No.3994] シキジカが「ニキジカ」に?気候変化の影響か(14面) 投稿者:Ryo   投稿日:2017/05/08(Mon) 13:48:06   74clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

南ホウエン新聞 202X年6月3日版 地域面より

シキジカが「ニキジカ」に?気候変化の影響か 海南環境大で研究進む

 グラードンの出現による「ゲンシ化現象」以降に生息が確認された仕岳町のシキジカに202X年、「はるのすがた」と言われる体色が観測されなかった事が、海南大環境学部のツシマ・ソウジ教授(ポケモン生態学)研究室の観測調査で分かった。
 ツシマ教授によると、201X年の3月から5月にかけて、仕岳町内の森、草むらなどの5箇所でシキジカの群れを目視調査し、202X年に同じ場所で地立仕岳高校の生物教諭、ノモト・ケンイチロウさん(52)が累積したデータと比較した。

 シキジカは四季の変動に合わせて体の色を四種類に変化させる習性があることで知られているが、観測が始まった201X年には対象となった800頭のほぼ全てで観測できていた「はるのすがた」は、10年間で50頭に急減少。シキジカ達は気温の上昇するシーズンには「ふゆのすがた」から一気に「なつのすがた」になってしまい、「はるのすがた」でいる期間も10年間で約3週間から約5日に短縮されていた。
 「あきのすがた」でいる期間も減っている。同様にして10月から12月にかけて観測したデータによると、「あきのすがた」が観測されたシキジカは800頭から600頭に減り、期間も約2ヶ月から約1ヶ月半と、短縮の傾向が見られるという。
 海南大環境学部は気象学とポケモン生態学の両面から研究を進め、201X年から202X年までの仕岳町の平均気温や気象との関連を調べている。

 シキジカはその生態から「自然環境を映す鏡」とされ、野生個体が多く生息しているイッシュ地方では、シキジカの体色の変遷の期間から気候や気温の長期的な変化を探る研究が進んでいる。
 仕岳のシキジカはこのまま「ニキジカ」となってしまうのだろうか。海南大環境学部はイッシュの季節研究所とも連絡を取り、更に観測を続ける予定だという。


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