最終話「夢を目指す『世代』」
前回までのあらすじ:
ラルガタワーで、シラギと遭遇した一同。そのままソウジが戦闘へと突入するが、ソウトの耳にはスミレの声が届く。エレベーターを昇った先、ラルガタワーコロシアムで対峙するソウトとスミレ。そこでソウトはスミレの正体を聞かされる事となる。そして……スミレは去っていった。
「マイちゃん。……マイちゃん?」
……ふぇ?
図書館の館長さんであるホノカさんが、私に何か話しかけてくる……。
「もう、時間遅いわよ。帰らなくっていいの?」
時間が遅い?
……え゛ッ!! 『ポケットモンスター・ジェネレーション!』の本を読んでたら、いつの間にかこんな時間に!? あわわわ、ホノカさんに言われるまで全然気づかなかった〜!
「言っておくけど、もう閉館時間過ぎてるわよ? マイちゃん、ついつい読みふけっちゃってたんでしょう?」
ご、ごめんなさい! おっしゃる通りです〜!
うああ、今日中にこの本を読み終えたかったんだけどなぁ。後、本当にもうちょっとだったのに。
「…………」
あれ? ホノカさん?
「……クスっ♪ しょうがないわね、マイちゃんったら」
え?
「もうちょっとだけ、その本を読み終わるのを待っててあげるわよ。どうせ、続きが気になるんでしょ? さっさと読んじゃいなさいな」
!! は、はい。ありがとうございます♪
と言う訳で……私は帰宅時間の遅さで親に怒られる事など「もう、どうなってもいいや!」と考え、細かい事は気にせずホノカさんのお言葉に甘える事にしたのだった。だ〜って、本当に終盤なんだもの。あれからシクー君やソウト君がどうなったか、物語の結末が気になるじゃない♪
……あれ?
そう言えば、いつものアクジェネもそうなんだけど、何でこの本は貸し出し不可になってるんだろ?
よく考えたら、本屋でも売ってるのを見た事無いし。
う〜ん……まっ、細かい事は気にしない、気にしない♪
ここは、ヤマブキシティ空港。
数日のオーレ地方旅行を終えたシクーやソウト達は、カントー地方に帰ってきていた。
「まぁ、アレだな。確かに色んな事があって大変ではあったが、それなりに楽しめた旅行だったじゃねぇか」
「楽天的だな、親父は……」
父親の態度に、ソウトは半分呆れながら言った。
一方でそんなソウトに、シクーが話しかけてくる。
「でも、ソウト。あれからスミレには、結局会わなかったね」
「そうだな。あいつ、今頃どうしているんだろ?」
「……やっぱりソウト、気になるだね!」
「どういう意味だ、シクー……。そりゃあ、それなりには気になって当然だろ?」
ちょっぴりムッとしながら言うソウトに、ついついシクーから笑い声がこぼれる。
「あはは、そうだよね♪」
「(けど、スミレの奴……本当にあれから、どうしたんだろうな?)」
ソウトがそう思った、その時だった。突然にガラスが割れる音と、人々の騒ぎ声が聞こえてきたのである。
……ガシャーン!!
「何!?」
驚く一同の目に飛び込んだのは、1匹のマタドガス♂。野生のポケモンだと思われるが、何故か空港のロビーに飛び込んできたかと思うと、がむしゃらに暴れ始めたのである。周りにいた人達は、ひたすら逃げ惑う。
「野生のマタドガスが、一体どうしてこんな所に!」
「ガースっ!! ガースっ!!」
「……きゃっ!」
ミカンめがけて、マタドガスはスモッグを放った。とはいえミカンもただやられる訳ではなく、すかさずハガネールを繰り出し応戦。スモッグによる攻撃を、鋼ポケモンの抵抗力を利用してなぎ払う。
「姉ちゃん! 大丈夫?」
「えぇ。それよりシクー、あのマタドガスを……」
暴れ狂ったマタドガスは、そのまま外へと出て行こうとする。
「シクー、ソウト、ミカン! あのマタドガスを追うぞ。町中で暴れたら、大変だからな!」
ソウジは自分のポケモンが入ったボールを構えながら、3人にマタドガスを追う事をうながすと、自身も空港の外へと飛び出していった。もちろんソウジに言われた3人もまた、その後を追う。だが、何故か暴れ続けているマタドガスは、その勢いが全く衰える様子は無かった……。
町中では案の定、マタドガスの暴走によって半分パニックに近い状態になっていた。
ソウトはすぐさま空のモンスターボールを荷物から取り出し、マタドガスに投げつける。
「行っけー!!」
ボールはマタドガスにヒットし、ボールの中に取り込まれた。そして運のいい事に、そのままボールの動きが止まり、マタドガスは捕獲されたのである。
「……お! 一発で決まったね。ラッキーだったじゃん、ソウト」
「ラッキーっつったってなぁ、シクー。マタドガスが暴れる所に遭遇する事自体、あまり運のいい事とは言えないと思うぜ?」
「ま、そうなんだけどさぁ。でも……このマタドガスは、一体何でこんなに暴れてたんだろう?」
「あぁ、確かにな。まるで、正気を失っていたような感じだった」
2人がそんな話をしていると……。ツカツカと、そこへ歩み寄ってくる者の姿が見えた。しかもそれは、一同には見覚えのある人物。最初にソウジが、驚いた様子で現れたその男の名を叫んだ。
「……シラギ!?」
「クククク、またお会いしましたねぇ。もっとも、わざわざ私がこちらまで出向いてきたのですから、当然なのですが」
「性懲りもなく現れやがって。まさか今のマタドガスは、お前の仕業か!」
ソウジの問いに、シラギは頷いて答える。
「えぇ。知っての通り、私は精神攻撃が可能な者。力を弱めた精神攻撃をマタドガスに与えた事で、ご覧の通り発狂に近い状態にした訳なのですよ。もっとも攻撃の力を弱めた分、ソウト君に捕まったマタドガスの精神は、すぐに回復してしまうのでしょうが。それでも、あなた方をおびき出すには十分でしたな」
するとシラギは、スリーパーを繰り出した。そして次の瞬間には、催眠術を発動する。
「やべぇ! 避けろ!」
「!?」
ソウジの声と共に、シクー、ソウト、ミカンも含めた4人は、放たれた催眠術の軌道上から逃げて、攻撃を避けた。
「ククク、もはや私も容赦はしない事にしましたからね。心の醜い部分を引き出すような、回りくどい手は抜きでやらせてもらいます。本気の力を、じっくりと味わっていただきましょうか……!」
「いい加減にしやがれ、てめぇッッ!!」
そこで、シラギに怒鳴りつけたのは、ソウトだった。
「……ソウト?」
シクーは驚いた様子で、ソウトの顔を見る。
「シラギ! てめぇ、自分の娘の気持ちを考えた事があるのか!」
「……何?」
「スミレはな、お前達の一族に生まれた事が嫌だったんだぞ。それなのに父親のお前がそんな事をし続けるのなら、余計にスミレを苦しませるだけだろうが! お前等一族の、昔からのしきたりだか風習だか知らないけどな! 少しはスミレの気持ちも考えてやったらどうだ!?」
「チッ……ガキが。君は、我々一族の一体何を知っているというんですかねぇ! 知った風な口を叩かれては、困りますよ!」
敵スリーパーが、サイコキネシスを発動する。ソウトは回避と同時に、サンド♂の入ったボールを放つ。中から飛び出したサンドは、爪を立てながらスリーパーの懐に飛び込み、斬りかかった。ザクッ!
「!?」
「知った風な口をきくなだと……? お前こそ父親のクセして、スミレの事を本当に分かっているとは思えねぇんだよ。あいつはなぁ、泣いてたんだぞ! 分かっているのか!?」
……と、そこへ。シラギのスリーパーへ、爆撃を加える者が現れる。ズドーンッ!!
「ぐっ!!」
「ヘ、ヘドロ爆弾か……?」
このシクーの言葉通り、確かに今放たれた技はヘドロ爆弾。この爆撃を放ったのは、この少年が持つポケモンだった。
「……ふぅ。ソウト君も、いい事を言うじゃないか。この戦い、僕も参加させてくれるかい?」
「お前は……確か、ショウとか言ったか?」
不意に現れた謎の少年ショウに向かって、ソウトが言った。
「でも、ショウ。なんで君まで、こんな所に?」
「シクー君、それはね……。僕もまた、彼と同じ。心と夢を食らう一族の末裔だからさ」
「えぇ!! ショウが!?」
新たなるショウについての新事実に、当然シクーは驚いた。
「さすがに驚いたかい、シクー君? でも、だからこそ僕も、昔のしがらみにこだわり続ける彼を止めなければならないと思った。同じ一族末裔としての、責任としてね」
「そうなんだ……。でも、ショウ。ここは、ソウトに任せてやってくれないか?」
「!」
「今回だけは、ソウトに戦わせてあげたいんだ。」
「シクー君……。ふっ、分かったよ。ここは、ソウト君の戦いの行方を見守る事にしよう」
「姉ちゃん達も、それでいいよね?」
シクーは振り返り、ソウジとミカンにも確認をする。
「えぇ。私は、構いませんよ」
「ソウトは、やるべき事は1人でやる男だ。異存はねぇよ」
かくして、ソウトとシラギの一騎打ちとなった。シラギはスリーパーを従え、やや歯を食いしばり気味の表情をしながら、ソウトを睨みつける。ソウトは、いつになく冷静な面持ちで、サンドと共にシラギを見据えた。
「……クッ、小僧が! スリーパー、瞑想!」
「サンド、砂嵐!」
サンドの砂嵐が、スリーパーに襲いかかると同時に、サンドの姿を隠す。一方で相手のスリーパーは、瞑想という技によって特殊攻撃・特殊防御を強化させた。
「さぁ、ケリをつけようぜ。シラギ!!」
「ククク、いいでしょう。……スリーパー、サイコキネシス!!」
「サンド、ブレイククロー!!」
ズドオォォンッッ!! 両者の激しい激突により、戦いに決着はついた。サンドのブレイククローが、敵の念波ごと、スリーパーを切り裂いたのである。
「な゛!?」
「へっ……!」
その一撃により、スリーパーは倒れた。
「そんな……バカな……!」
「終わりだぜ、シラギ。……って、え゛ッ!」
突然、ソウトが声色をかえる。敗れたシラギも、怪訝そうな顔でそれを見た。
「……?」
「スミレ、何でココに!」
「な、何だと!?」
ソウトの言葉を聞いて、シラギは後ろを振り返った。そこには確かに、自分の娘の姿があったのである。
「パパ。もう、気が済んだかしら?」
「何?」
「いつまでも古い考えしかできないパパには、ソウトを倒す事ができないわよ。そういう考えを捨てない限り、今度こそ私達一族は滅びるわよ。それでも……いい訳は無いわよね?」
「…………」
「私達一族は、昔とは違うの。新たな何かを、目指さなくちゃいけないのよ。私達は恐れられた、不気味がられた一族だけれど、同時に新しい何かを目指すべき時代に生まれた『世代』でもあるのよ。だから私は、自分の『夢』を目指すわ。暗い過去や歴史にはとらわれない、自分の未来の先にある夢をね」
そこでスミレは、ソウトの方へ向き直る。
「ソウト」
「……ん?」
「……ありがとう!」
チュッ……!
スミレの唇が、ソウトの頬に触れた。ソウトの顔が真っ赤になり、急激に体温も上昇したみたいである。
「!!?」
「……クスっ♪ また会おうね、ソウト。約束よ♪」
その言葉を終えた瞬間、スミレはスリープのテレポートで、その場から姿を消した。自分の父と共に。
「あっ……」
「……消えちゃったね」
シクーの言葉が耳に届き、ソウトはゆっくり頷いた。
「……でも、ソウト。何だかんだ言って、よかったじゃないか。最後のスミレ、いつもみたいに元気な表情だったよ?」
「そう……だよな」
そこで初めて、ソウトも笑みをこぼす。
「よし! 旅行は、家に着くまでが旅行だ。早く帰ろうぜ♪」
ソウトの声に、全員が頷いた。
今回の旅行での冒険は、これで終わり……。それは同時にシクーとソウトの、新たなる冒険への旅立ちが迫っている事も意味していた。
「……ところで、ソウト」
「あん? 唐突にどうした、親父?」
「俺がポケモントレーナーになった理由は、何だか知ってるか? 昔は親の決めた事やしきたりに、従わなけりゃならねぇ事も多々あった時代だ。俺はな、親にポケモントレーナーになれって言われたからなった。ほとんど、そんなもんなんだ」
「!」
「俺は別に、それを後悔している訳じゃねぇ。だがソウト、お前は違うよな? 昔からポケモントレーナーについて色々教えてきたが、俺は一度もお前に強制させた覚えはない。お前はお前の意思で、自分でそれを目指そうと思って、ポケモントレーナーになったんだよな?」
「……あぁ、当然だ。俺は俺の意思で、ポケモントレーナーの道を行く!」
彼等もまた……新しい何かを、自分の持つ夢を目指す世代なのである。
……読み終わった〜!!
「クスクスっ♪ マイちゃん、お疲れ様」
私は、閉館時間を過ぎても読ませてくれたホノカさんに感謝し、頭を下げた。……さ〜て、早いトコ帰らなきゃね。もう、絶対に親がカンカンで待ってる時間だわ、こりゃ。でもポケジェネを無事に読み終えたし、気にしない気にしない♪
「マイちゃん。気を付けて帰るのよ」
は〜い! と、私が返事をしながら図書館の外に出ようとすると、1人の男の子が図書館にやってくるのが見えた。あれ、もうこんな時間だから本を読みに来る人な訳ないし、ホノカさんの知り合いかな。私がそう思いながら男の子のそばを通ると、すれ違いざまに男の子はこう言った。
「明日もまた、来てあげてくれるかい? この図書館は、ただでさえ来る人がいないからね。……アディオス。」
……???
マイが帰っていった後の、ホノカが館長を務める図書館。
そこにいたのはホノカと、やってきた少年だった。ホノカがニッコリ笑みをなげかけると、少年は懐から何かを取り出す。
「やれやれ……。またシッカリ見てきたよ、姉さん」
「ご苦労様。本当に大変ね、ショウ」
「……そう思うなら、少しは休みをくれないかい……?」
ホノカの弟ショウは、手にしたモンスターボールをホノカに渡す。
「まぁまぁ、そう言わないで。それでシクー君はあれから、今度はどうしたの?」
「オーレ地方から帰った後、ポケモン図鑑を修理して、それから今度こそ旅立ったよ。シクー君とソウト君は、別々に旅をする事にしたみたいだけど、シクー君はマサラタウンに行ったり、ナナシマに行ったり……色々だよ」
そしてショウは、その後にこう続けた。
「……姉さん。僕、最近ずーっとシクー君の後をこっそりつけてるけれど、これって思いっきりストーカー的じゃないかな?」
「細かい事を気にしちゃ駄目! シクー君の冒険記を、マイちゃんはすっごく楽しく読んでくれてるんだから!」
「そりゃ、分かるけど……大体、当の本人であるシクー君に許可さえもらってないのに。まさか自分が本になってるだなんて、知る訳ないだろうからね」
「事実は小説より奇なり! 下手な物語をでっちあげるより、実際の出来事を物語にした方が面白いのよ。分かった、ショウ?」
「…………」
ホノカはショウに言い聞かせると、受け取ったモンスターボールからヨルノズクを繰り出した。そしてホノカは白紙の本を持ってきて、それをヨルノズクに見せる。するとなんと、ヨルノズクの目が光りだして、白紙の本に文章や挿絵のイラストらしきものが、次々を浮かび上がってきたのである。
「伝説のポケモンである、むげんポケモン:ラティオスとラティアスは、『夢写し』という技を使えるって聞いた事があるけど、これは正しくそれに匹敵する能力よね。
むげんポケモンの夢写しは、見た情景を映像化して見せる事が出来る能力らしいけれど、私が『夢と心を食らう一族』改め『夢と心を配る一族』のパートナーとして育てたこのヨルノズクは、見てきた情景を物語文章化させて本に念写させる、画期的な能力!」
「…………」
「これで、アクジェネ最新巻が完成。後はいつも通り貸し出し不可にすれば、またマイちゃんが毎日来てくれるわ。この図書館でただ1人の常連さんなんだから、大事にしなくっちゃね〜♪ あ、ショウ。またシクー君の尾行、ヨルノズクと一緒にちゃんとやってくるのよ!」
「……やっぱり優しいお姉さんを持つ君が羨ましいよ、シクー君……」
そしてショウは、これからも当分はコキ使われる運命となる。
終わり
引き続き、アクジェネをお楽しみに!!
という訳でアクジェネ番外編ストーリー、『ポケットモンスター・ジェネレーション!』はここで完結です。
今回はアクジェネの第二部と第三部の間の物語という事で、連載しました。つまりこの話の後、本編アクジェネにおいてシクーとソウトは別々にグレンタウンから旅を出発する訳なのです。
では、最後に解説っぽい物を。
・オーレ地方
今回の舞台となったオーレ地方は、ゲームキューブソフト『ポケモンコロシアム』のシナリオモードの舞台となった場所です。ポケモンシリーズの中でも、ポケコロはプレイしてないという人も割といるでしょうから、詳しく知らない人も結構いると思います。しかしそれでも、れっきとしたカントー、ジョウト、ホウエンに続く、ポケモンワールドです! と言ってもジムは無いし、ポケコロのストーリーは完全に悪の組織と戦う物語というもの。お金の単位も『円』じゃなく『ポケドル』なので、明らかに外国をイメージして作られた地方なんだと思います。
・ソウト主役説
と、いうのが浮上……はしなかったけど、実際シクーよりもソウトのが目立ってるような場面がいくつもあったと思います。実はポケジェネ、若干ソウトの方に重点を置いた話にしてあったんですよ。アクジェネでは準主役という役割なので、ポケジェネでは少し立場逆転をさせた訳です。
・ソウトの家族
ええと、ソウトの家族って割と簡単にシクーとミカンを簡単に受け入れてますね。なんか感想にも、そういう話をしてきた御方がいたような……。確かに祖父母まで簡単に受け入れてたし、なんか適当過ぎましたかね? とはいえ、ドロドロな家庭状況を生み出すのも面倒だったし(破)やる理由も思いつかなかったので、簡単に済ませました。ハイ。
・ポケモン図鑑破損
途中、図鑑が壊れましたが、実はこれには理由があります。アクジェネで、見つけた数とか捕まえた数とか、ポケモン図鑑のデータを記録してますよね? あれのカウントを、ポケジェネではサボりたかったから壊させたんです(そんな理由かッ)。だからアクジェネの見つけた数とかには、ポケジェネで出会ったポケモンは入ってないのです。まぁ、最後に捕まえたマタドガス分だけは見つけた数・捕まえた数に入ってるんですけどね。
・夢と心を配る一族
完全アドリブの代表例。こんな名称、ついさっき作りました。執筆しながら、ノリで。
・夢写し
実際ゲーム内では存在しない技ですが、ラティ兄妹のアニメ映画で登場した技です(僕は映画じゃなくてカラー漫画本で見ましたが)。なんかラティオスの見た物を、ラティアスが目から周囲に映像を出すような技でした。ホノカの能力も、スミレ同様に一族の中でもレアな物らしくて。ホノカの育てたポケモンに、念写風の夢写しを使わせる事が出来る能力という設定です。
という訳で、ポケジェネは完結しましたが、本編アクジェネはまだまだ続きます。これからも、是非ともよろしくお願いします!