>翌朝…、AM6:00 タカマルとハブネークは既に起きていた。 ハブネーク「いよいよ決戦の時か…。」 タカマル「ああ、決戦って言っちゃあちょっと大げさじゃあないか?」 ハブネーク「それもそうだな、一対一だし。」 お互い気合は十分だった。 タカマル「なあ、ハブネーク。」 ハブネーク「?」 タカマル「今回ばかりは俺の出番は無し、お前自身で戦うんだ。」 ハブネーク「!!?」 衝撃(?)の一言 ハブネーク「い、いきなり何言い出すンだよ?!」 タカマル「お前さんもわかってるように、相手は野生のポケモン。 指示するトレーナーがいないのは当然の事。だから平等な条件で戦おうと思ってな。」 ハブネーク「なるほど、トレーナーのいる俺達の方が有利になっちまう、 場合によっちゃ二対一になってしまうってことか。……なら仕方ねえな。 だけど、何だか懐かしい気分だ。タカマルと出会う前のように。」 タカマル「それってもしかして、野生の血が騒いでるとか……。」 ハブネーク「まあな、ところで、バトルのルールは?」 タカマル「ああ、一応手持ちの道具は使っても構わない。 その他の詳しい事はそれはザングースが来てから説明する。 相手がいないまま説明したら、また説明しなきゃならないからな。」(要は面倒だからだろ ハブネーク「道具ねぇ、じゃあ俺は……。」 >その頃、ザングースは… タカマルとハブネークの元へと向かっていた。 ザングース「へっへっへっ、ついにこの時が来た…。今までの怒り、全てヤツにぶちまけてやるぜ!!」 もうただの危ない侍にしか見えない…… >そして… ついにザングースが到着(早っ!! ザングース「やいやい!!今日というこの日をどれだけ待ち望んだことか、決着をつけてやるぜ!!!」 ハブネーク「こっちだって、喧嘩売ってきたことを後悔させてやる!!」 タカマル「……バトル前から燃えてるなぁ…。」 >バトル開始直前… ハブネークとザングースが向かい合っていた。 タカマル「ではこれより、ハブネークとザングースのバトルを始める! ルールは一般のポケモンバトル同様、どちらかが戦闘不能又は負けを認めた時点で終了だ。 他には、自分の特性を生かすも良し。地形を利用するも良し。また、手持ちの道具を使用するのも良し。 今回はザングースに指示するトレーナーがいないため、俺は審判を勤める。」 ザングース「ほう、道具の使用はOKってことか。 調度来る途中に木の実を拾っておいて良かったぜ!トレーナーの指示無しとは、 条件を平等にしようってのか。野生の戦いみたいで血が騒ぐぜ!!」 タカマル(そう、このバトルは種族間の争い。人間である俺は黙って見ているしかないからな……) ハブネーク「俺だって、久々に野生の血が騒いでいるンだぜ!!」 タカマル「それでは、始め!!!」 ついに戦いの火蓋が切られた!!! 〜続く〜