イーブイ・・・それはとても不思議なポケモンである。 ポケモンはもちろん成長すれば進化する。 イーブイはさまざまな進化の可能性がある。 まずカントーのオーキド博士が3種類のイーブイの進化後を発表した。 そして数年後またオーキド博士がイーブイの進化後の種を2種発見した。 そしてここ最近、シンオウのナナカマド博士が新種のイーブイ進化後ポケモンを2種発見した。            イーブイ狂想曲 「う〜む」 ここはシンオウ地方の中心ともいえるヨスガシティ・・・のポケモンセンター。 待合席に眉間にしわを寄せる少年が一人。 少年の名は、ダイキまだまだ新米のトレーナーである 「う〜〜む、イーブイを手に入れたが何に進化させよう?迷う」 どうやらイーブイを何に進化させようか迷っているようだ。 たしかにイーブイの進化を迷ってしまうトレーナーは多い。 たとえば、サンダース、シャワーズ、ブースターは、チームで組めばバランスのいいチームが出来る。 が進化の石が手に入りにくいというマイナス面がある。 おとなのおねーさんに人気が高いエーフィ&ブラッキーは長い時間と信頼が必要だし。 最近発見された、リーフィア、グレイシアは、寒いところにわざわざ行ったりしなければならない。 かといって進化させないままでは戦力的にも不安がある。 「う〜んやっぱ、グレイシアかリーフィアにしようかな。このタイプチームにいないし」 う〜んとまたうなり声をあげて考える。 たしかに、俺のチームにはこおりタイプ、草タイプが少ないしでもそれでもいままでカバーできてたしなぁ〜。 てなことを考えていると、となりの席に雑誌が置いてあった・・・どうやらポケセンに置いてある雑誌らしい。 「やれやれ、置きっぱなしかよ、俺が片付けといてやるか・・・んっ!女の子に人気のポケモンランキング」 俺はパラパラとそのページ目指してめくってみる。 ・・・・・これ女の子が読むやつだよな〜。てなことを考えていると女の子に人気のポケモンランキングというページについた。 『今年の女の子に人気のポケモンはなんとシャワーズ!これはシャワーズブームの再燃か!』 なんと前回の1位のエーフィを押しのけシャワーズが1位にランクイン! これは以前流行したシャワーズブームが再燃しつつある可能性が浮上! 推薦の理由                       ペンネーム なんだか仕草の1つ1つが超ラブリー。  ヨスガシティー ぷるるんさん。 とてもかわいい癒されちゃいます。    ズイタウン   オー得るさん 今は断然シャワーズちゃんです。     ミオシティー  デザートって砂漠のことなんだよさん などなどご応募ありがとうございました 次回は今流行のシャワーズ特集! ・・・・シャワーズか。 いいかも知れない、これで女の子にモッテモッテってのも・・・。 『へーえきみシャワーズ持ってるんだ〜ねぇねぇ少しさわらせてぇ〜』 ・・・・・・いかんいかんまじめに考えなければ。 にしてもなんだよこのニックネーム「デザートって砂漠のことなんだよ」うーん理解不能ってオイオイ。 いかんどーしてもなぜか話が変な方向になる。 んヘンな方向・・・!そうだ!エスパーだっ!エーフィだっ。 エスパータイプなら、俺のパーティにいないし何より俺的にかわいいし。 よおおおおし今回はエーフィに決定! ・・・・・そして数日後・・・・・・ 『ふぃ〜ん』 「やったぁ〜〜俺のイーブイがイーブイが、エーフィに進化したぞおおおおおっ」 『ふぃ〜ふぃ〜ん』(ひざにすりすり) 「かかかわいいいい〜〜〜〜〜」 「あっダイキじゃんひさしぶり〜」 「おっ幼馴染のリリーじゃんどしたの急に」 「うん、あっかわいい〜エーフィだ、この子ダイキのポケモン?」 「おっおう、そうだぞ今さっき進化したんだ」 「そ〜なんだ、実は今日ダイキに相談があってきたんだ」 「相談?またどうしたの?」 「う、うん実はねイーブイが私の家の前に捨てられてたの」 「そりゃ、ヒドイ話だな」 「でね、ダイキ、そのイーブイ私に代わって育ててくれない?私ママのやってるポケモン診療所の手伝いで精一杯なの」 「う、うん良いけど」 「そうなの、ありがと。やっぱりダイキは頼りになるねっ」 そういってリリーは1匹のイーブイを俺に渡し、「ママの手伝いしないといけないからっ」と帰っていった。 「・・・・・・う〜んまた考えなくちゃぁ・・・ハァ・・」 がんばれ少年よ! あとがき またまた短い作品でしたがどうでしたか? ちなみに私は最初にもらった子はグレイシアにしました。 その次がブラッキーでその次がリーフィアという感じで。 結構迷いますよね。イーブイの進化のことは。 それではまた次の話で。