この話はポケダンシリーズが元ネタです。 ネタバレが少しあるかもしれないので、そこだけよろしくお願いします。 ではでは、はじまりはじまり〜 常連さんのおかげ 「いらっしゃい、いらっしゃいゴクリンのれんけつ店だよ〜。」 ここはポケモン広場色々な救助隊がその準備を整えたりするところ。 その広場の奥のほうにゴクリンのれんけつ店はあった・・。 この店は技を思い出したりれんけつできるので救助隊のポケモンにはかなり重宝されている。 さらに、店主のゴクは人柄(ポケ柄?)もいいのでみんなの人気者である。 あのFLBも常連さんなのだ。           * 一方ところ変わってここはポケモン広場より少し遠くにあるトレジャータウン。 ここにもれんけつ店はある。ここの店主は、エレキブルのブルである。 ブルは腕はいいのだが、開店したのが他の店より遅れたため、まだあまり知られていなかった。 「はぁ〜何でお客がこねぇんだろう?ちゃんと宣伝してるのになぁ〜。」 ブルのお店ではいつも閑古鳥が鳴いてます。 ある日珍しくお客さんがやってきました。 「あのぉ〜ブルさん、れんけつお願いできますか?。」 目の前にはヒコザルとミズゴロウが立っていた。 「おっとごめんよ、ちいと考え事をしてたんでな。おや、はじめてみる顔だな。」 「あっオイラは、新しくプクリンのギルドに入門したヒコ。」とヒコザル 「わたしは、ナツっていいます。」とミズゴロウ。 「おう、よろしくなヒコにナツ。」 それから、この二匹はちょくちょく店に来るようになった。いわゆる常連さんってやつだ。 またある日のこと。 これから『りんごのもり』へ向かうというヒコたちと話してる時だ なぜ『りんごのもり』へ行くのか聞いたら 「えへへ、おやかたがセカイイチをとって来いって」とヒコ。 しばらく話しているとヒコが言った。 「ねぇねぇブルさん知ってる?」とヒコ。 「ん?なんのことだ?」 「あのね、ここからちょっと遠いところにね、ポケモン広場っていうのがあるんだって。  で、その広場にゴクリンがやってるれんけつ店があるんだって。」 「ふうん、それがどうしたのかい??。」 少し驚いた、だがブルはヒコが次に言ったことばに衝撃を受けた。 「そのお店ね、すんごく人気があるんだって!。」 ブルはびっくりした、まさか自分以外にもこの店をやってる奴がいるなんて・・・ しかも結構人気があるなんて・・・・。 「ブルさんどうしたの?」 「だいじょうぶ?ブルさん。」 ヒコとナツの声でブルはとりあえず我に帰った。 「おうなんでもねぇ、なんでもねぇ、それより早くいかないとおやかたが怒るんじゃねぇのか?」 「あっそうか!ナツ早く行こう!」        * その晩ブルは考えていた ・・・俺と同じ店をやってる奴もいるのか、 ・・・・そいつ、ゴクリンとかいったっけ、俺と同じような時代があったのだろうか? ・・・・・俺の店も人気が出るだろうか...。 でもそんなこと考えても何も始まらない。 俺の店を必要としている探検隊がある限り、俺はこの店を続けていこう。 ブルはひそかに、そう決意したのである。 ブルは漠然とれんけつ店の心意気に気づき始めていたのだ。 ...今日はもう寝て明日に備えるか、ヒコたちの話も聞きたいしな。 そう思うか思わないかの瞬間にはもうブルは眠っていた.....。       * 一方そのころ噂のゴクは... 「ぐぅ〜むにゃむにゃ、セカイイチうんまぁ〜」 みごとに爆睡していた。 無論このゴクの、お店も最初はブルのお店と同じような状態だった。 でもがんばれたのは、『常連さん』のおかげだということは世間ではあまり知られていない。 みんなゴクは最初から成功していたと思っている。 でも違う、それはとても大きなまちがいである。 みんな『常連さん』がいてくれたから、がんばれた。 『常連さん』が励ましたり逆にこっちが励ました時もあった。 ゴクはそのことをちゃんと知っている。 ただ表にださないだけ。そう、みんなそうなのだ。 今の自分の店があるのは、常連さんのおかげであることを!    おわり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー みなさん、はじめましてきりら改めきねづかです。 私の、つたない文章の小説を読んでくださりありがとうございます。 H.Nがきりらだった時は、掲示板投稿オンリーだったんですが、みなさまのすばらしい小説に触発され 小説を書こうと思い、気分一新しH.Nをきねづかに変えたしだいにございます。 これは本当にゴクリンが好きなだけで書いただけですね〜、でも出番少なし!。 本当は↓ お客様は神様です!(三波春男さんあなたの言うとおりですね!)一応これを書きたかったつもりです。