第三話 ポケモンセンターの戦い
          ここはトキワシティ。 トキワは緑色永遠の色で、平和な町。 そこにいたのはサトシ。 サトシは1番
          道路でトラブルが起き、初めてオニドリルをゲットし、大急ぎでポケモンセンターに向う。 入り口に
          あったのは警官と交番。

          警官「こら君! お待ちなさい!」
          サトシ「え!?」
          警官「君は見掛けない子ね。 どこから来たの?」
          サトシ「俺はマサラタウンから来たサトシです!」
          警官「あら、君もマサラタウンから来たの。」
          サトシ「君もって?」
          警官「前ここに来た3人のトレーナー達はマサラタウンから来たのよ。 この町時々マサラタウンから
          来た人たちも来るのよ。」
          サトシ「3人のトレーナーってシゲルとブルーとイエローだな。 あいつらもうここに来たのか!」
          警官「あら、どうしたのこのポケモン? すごい傷じゃない!」
          サトシ「実は1番道路でトラブルが起って。」
          警官「とにかくバイクに乗って! ポケモンセンターに送るから!」
          サトシ「え!? あ、ありがとう!」
          警官「そうそう、紹介するの忘れたわ! 私の名前はジュンサーよ! 早く乗って!」
          サトシ「あ、はい、乗ります!」
          サトシはバイクに乗って行ってしまった。 そして入り口にいたのはボロボロな自転車を持ったカスミ
          がいた。
          カスミ「あ、ちょっと! どこに行くのよ!? 私の自転車弁償してよ!」
          カスミはサトシ達を追った。 そして入り口の上にいたのは謎の気球がいた。
          ???「ここがトキワシティね。」
          ???「ここのポケモンセンターに行けば、全てのポケモンは俺達の物!」
          ???「ニャらばさっさと行くにゃ!」
          謎の気球はポケモンセンターに向った。 そして入り口にいたのは7人の黒ずくめの人たち。
          ???「何だあれは!?」
          ???「猫の形をした気球だわ。」
          ???「やっぱり拙者の考えた通りでござる!」
          ???「どうやらお前の言った通りだな!」
          ???「とにかくサトシが危ない! 急ごう!」
          黒ずくめの人たちはポケモンセンターに向った。
          ―数分後―
          もう夜になり、ここはトキワのポケモンセンター。 サトシ達はポケモンセンターの中に入った。
          看護婦「あら、ジュンサーさんどうしたのですか?」
          ジュンサー「こちらにはケガポケモンがいます! それにすごい傷だらけです!」
          看護婦「まあ! それは大変! じゃあ直ぐに回復しないと!」
          サトシ「お願いします! あのお名前は?」
          看護婦「私の名前はジョーイ。 よろしくね! ラッキー達、このポケモン達を治療室に運んで!」
          ラッキー「ラッキー!」
          サトシ「ラッキー?」
          ポケモン図鑑「ラッキー・卵ポケモン・1日にいくつか卵を生む。 その卵は栄養満点でものすごくお
          いしいらしい。 傷ついたもの見かけると栄養満点の卵を分け与える優しいポケモン。」
          ジョーイ「心配しないで、サトシ君。 直ぐ回復するから、ここに待ってちょうだい。」
          サトシ「分かりました。」
          ジョーイ達は治療室に入り、 治療中のランプが付いた。
          ジュンサー「じゃあ私は行くからね。 まだ仕事があるから。」
          サトシ「うん。 あの、送ってくれてありがとうございました。」
          ジュンサー「いいのよ、お礼なんて。 じゃあまたね!」
          ジュンサーはポケモンセンターに出て行ってしまった。
          サトシ「そうだ、ママに電話しよう。」
          ―マサラタウン、サトシの家―
          リリリリン! リリリリン! ガチャ!
          ハナコ「もしもし、どなた?」
          サトシ「俺だよ、サトシだよ!」
          ハナコ「え、サトシなの!? あらすごいじゃない! もうトキワシティに付いたの? 早いのね!」
          サトシ「うん、まあ色々会ってね。」
          ハナコ「すごいわ。 昔パパはトキワシティに付くのに4日間まで付いたって聞いたけど、たったい1
          日まで付くなんてすごいわ! まるでポッポがオニスズメを生んだみたい。」
          サトシ「もうオニスズメの話しはやめてくれる?」
          ハナコ「あ、ごめんね。 じゃあ元気にいてね! 気を付けなさいよ!」
          サトシ「うん、じゃあねママ!」
          ガチャ! サトシは電話を切った。
          サトシ「ん? 何だあれ?」
          サトシは壁に付いた石絵を見た。 その絵には燃えている様な鳥ポケモンの絵と、美しい姿をした
          鳥ポケモンと、毛が針の様な姿をしている鳥ポケモンと、ライオンの様な姿をしているポケモンが書
          いてあった。
          サトシ「あの美しい姿をした鳥ポケモン、あの時見た奴と似てる。」
          その時町の入り口にいた7人の黒ずくめの人たちが入って来た。
          サトシ「な、何だあの人たち?」
          黒ずくめの人たちはポケモンセンター内の別々の場所に行った。
          リリリリン! リリリリン!
          サトシ「あれ? 電話が鳴っている!」
          ガチャ! サトシは電話を取った。
          サトシ「もしもし?」
          ???「おーサトシ君! こっちじゃこっち!」
          ライオンの様な姿をしたポケモンの絵がオーキド博士の画面になった。 それは後ろ向きでラーメン
          を作っていた。」
          サトシ「あれ、ラーメン作ってるんですか?」
          オーキド「え? なぜその事を? あ、いかん! カメラが!」
          後ろ向きが前向きになった。
          オーキド「いやー、すまんすまん。」
          黒ずくめの男「(あれがオーキド博士か。 はは、結構ラーメン好きなじいさんなんだな。)」
          オーキド「君のお母さんから聞いたよ。 辛い事があっただろうけど、そこが誰でも渡らなければ行
          けない道なんじゃ。」
          サトシ「じゃあシゲルとブルーとイエロー達は?」
          オーキド「あいつらは無事にトキワシティに付いたと言う連絡が来たぞ。 もちろん無傷に付いたと言
          うぞ。 でどうじゃ? ポケモン何匹ゲットした?」
          サトシ「え!? た、たった一匹だけ。」
          オーキド博士は落ち込んでいた。
          オーキド「期待してたワシが馬鹿じゃった。 まあ一匹ゲットしたならそれもよかろう! それで何の
          ポケモンじゃ?」
          サトシ「オニドリルだけど。」
          オーキド「オニドリルじゃと!? それは珍しいポケモンじゃの! 君さすがに運がいいね!」
          サトシ「よくないよ! 後もう少しで殺されるところだったんだぞ!」
          オーキド「おーすまん! 別に怒らせる場合じゃなかったんじゃが。」
          サトシ「でも俺あれみたいな奴を見たよ。」
          サトシは美しい姿をした鳥ポケモンの絵に向けた。
          サトシ「雨がやんだ時、虹の向こうに飛んで行ったよ。」
          オーキド「あれは世界で立った一匹しかいない伝説の鳥ポケモン! 君が見るのに100年早い
          ぞ!」
          サトシ「え!? でも確かに似てる奴がいたよ!」
          オーキド「何が似てるじゃ? あーラーメンが! それじゃあ次の電話待っとるぞ!」
          サトシ「あ、ちょっと!」
          ガチャ! オーキド博士は電話を切った。
          ???「あーーーー!」
          サトシ「え!? あ、カスミ!」
          カスミ「どこに行ったと思ったらここにいたのね!」
          サトシ「ど、どうしたのその自転車?」
          カスミ「自転車ですって!? これはどこが自転車に見えるのよ!?」
          サトシ「(げっ! あれはあの時ピカチュウの10万ボルトで破壊した自転車!) ご、ごめん。 後で弁
          償するから。 でも、今はそれどころじゃないんだ。」
          カスミ「え?」
          カスミは治療中のランプを見た。
          カスミ「そうなの...」
          サトシ「俺はこれからどうすればいいか分からないんだ。」
          その時治療中のランプが消え、ジョーイ達が出て来た。
          サトシ「ピカチュウ! ジョーイさん、ピカチュウの様子は?」
          ジョーイ「大丈夫よ! 回復し終わったから、今は休んでいるの。」
          サトシ「それはよかった! あの、シャワーズは?」
          ジョーイ「シャワーズも大丈夫よ! 回復し終わったから治療室で休んでいるの。」
          サトシ「よかった、ありがとう! そうそう、カスミ。 弁償はまた今度にして。」
          カスミ「それってどういう意味?」
          ウーーーーウーーーー! いきなりサイレンが鳴った!
          サトシ「な!?」
          ラジオ「緊急連絡! 緊急連絡! トキワシティに謎の進入者が現れた! どなたのポケモンは今す
          ぐにお守りせよ! 繰り返す、トキワシティに謎の進入者が現れた! どなたのポケモンは今すぐに
          お守りせよ!」
          ジョーイ「大変だわ!」
          サトシ「ジョーイさん、これは!?」
          ジョーイ「実はこの町、時々ポケモンを盗みまくる悪党が来るのよ! 今はここに来るみたいだわ
          !」
          サトシ「何!?」
          黒ずくめの男「やっと来たな!」
          バッキャーーーン! 天井の窓から二つのモンスターボールが出て来た!
          ???「シャーボ!」
          ???「ドガース!」
          サトシ「何だ!?」
          ???「なんだかんだと聞かれたら...」
          ???「答えてあげるは世の情け...」
          ???「世界の破壊を防ぐため...」
          ???「世界の平和を守るため...」
          ???「愛と真実の悪を貫く...」
          ???「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ???「ムサシ!」
          ???「コジロウ!」
          ムサシ「銀河をかけるロケット団の二人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ???「ニャーんてニャ!」
          サトシ「ロケット団!?」
          ムサシ「その通り! 私達はポケモンを盗みまくる悪党団、ロケット団なのよ!」
          カスミ「ださい格好ね。」
          コジロウ「うるさい! これは俺達のユニフォームだ! ださいけど仕方ないんだ! それよりこのポケ
          モンセンターのポケモン、我々ロケット団が頂く!」
          ???「そうニャんだニャー!」
          サトシ「な!? ポケモンが喋った!」
          ???「ニャんでニャ? ポケモンが喋っちゃいけニャいのか?」
          サトシ「いや、そんな事は言ってないけど。 なんなんだこいつ?」
          ポケモン図鑑「ニャース・化け猫ポケモン・昼間は寝たばかりいる。 夜になると目が輝き縄張りを
          歩き回る。 夜の方が元気があるようだ。 丸くて光る物が好きで見つけると拾わずにいられない。
          化け猫と言うよりもキュートなポケモンで時々女の子に人気がある。」
          サトシ「へぇーー、でも化け猫と言うより「馬鹿猫」だな。」
          ニャース「馬鹿とはニャんだ! ニャーは馬鹿ではニャいのニャ!」
          サトシ「あの丸い変なポケモンは?」
          ポケモン図鑑「ドガース・毒ガスポケモン・薄いバルーン状の体に猛毒のガスが詰まっている。 近
          くに来ると臭い。 暑い所では体の中のガスが膨らんで破裂する危険性もあるので要注意。」
          サトシ「次はあの蛇ポケモン!」
          ポケモン図鑑「アーボ・蛇ポケモン・草地などに多く生息する。 舌をチロチロさせて回りの危険を感
          じ取る。 育つほどどんどん長くなる。 そして夜中に木の枝にグルグルと絡まって休む。」
          カスミ「もう調べ終わった!?」
          サトシ「ああ、終わった!」
          ジョーイ「とにかく早く治療室に入るわよ!」
          サトシ「分かった!」
          ムサシ「逃がさないわよ!」
          サトシ達は治療室に入る、ドアを閉めてカギをかけた。
          サトシ「ふう、無事に入る事が出来た。 あっ!」
          サトシは水のタンクに入ったシャワーズを見た。
          ジョーイ「このシャワーズまだ休んでいるみたいね。 これじゃあ起きるまで待てないわ。」
          サトシ「ジョーイさん、ロケット団の事知ってるんですか?」
          ジョーイ「ええ! ロケット団はポケモンを盗みまくったり、お金もうけしたり、ポケモンで世界征服し
          おうとする悪党なの。 今でも警察にとっては捕まえ難い人たちなの。」
          カスミ「あれ? 私が見たあの黒ずくめの人たちがいない! まさかあの人たちもロケット団だったり
          して!」
          ジョーイ「違うかも知れません。 あの人たちはロケット団じゃないかも知れません。」
          バゴーーーン! 突然ドアがぶち破った!
          ムサシ「もう逃がさないわよ!」
          コジロウ「おとなしくしろ!」
          サトシ「くっそー! こうなったらポケモン勝負、てしまった! モンスターボールがない!」
          ジョーイ「このポケモン貴方のでしょ? 使って!」
          サトシ「これは、俺が始めてゲットしたオニドリル! よし、やるか! オニドリル、君に決めた!」
          オニドリル「ギャオーーーーー!」
          カスミ「サトシ、私も手伝うわ! 行けー、マーイステディー!」
          ???「トサキン、トサキン!」
          ムサシ「な、何あれ?」
          コジロウ「ただの雑魚じゃないの?」
          ポケモン図鑑「トサキント・金魚ポケモン・背鰭胸鰭が筋肉の様に発達しており水中を5ノットの早
          さで泳ぐ。 卵を生む時期になると川や滝に上ってくるトサキントの集団の姿が見られる。」
          サトシ「オニドリル、「乱れ付き」攻撃だ!」
          カスミ「トサキントも「乱れ付き」攻撃!」
          ズタタタタタタタ! オニドリルとトサキントの「乱れ付き」攻撃!」
          アーボ「アボ!」
          ドガース「ドガ!」
          ムサシ「アーボ、「噛み付く」攻撃!」
          コジロウ「ドガース、「体当たり」だ!」
          アーボ「シャー!」 ガブ!
          オニドリル「ギャーーーーオ!」
          ドガース「ドガーース!」
          ドカ!
          トサキント「トサキン...」
          サトシ「オニドリル!」
          カスミ「トサキント!」
          コジロウ「ハッハッハ! どうする、降参する?」
          サトシ「するか! オニドリル「ドリル嘴」だ!」
          ギュルルルルルル! オニドリルの「ドリル嘴」!
          ムサシ「きゃーーーー! こっちに来るな!」
          ジョーイ「今はチャンスよ! 逃げましょう!」
          サトシ「うん!」
          ムサシ「そうはさせないわよ! アーボ、「穴を掘る」!」
          ドギャーーン! アーボは地面に潜った!
          ジョーイ「やっと治療室に出たわ! 早くここから出て、この事はジュンサーさんに!」
          ドガーーーン! 地面からアーボが現れた!
          サトシ「ヤバイ! 違う方向に!」
          ムサシ「もうこれにお終いにしたやるわよ!」
          カスミ「もうだめだわ、逃げられない!」
          コジロウ「ハッハッハッハ! どうやら諦めた様だな! だったら俺がとどめをさしてやるぜ!」
          カスミ「もうだめだわーー!」
          ジョーイ「助けてーーー!」
          サトシ「くっそーー!」
          コジロウ「ハッハッハッハ! とどめだ! ドガー...」
          バキ!!!
          コジロウ「うぎゃーーーーー!!!」
          サトシ「え!?」
          黒ずくめの男はコジロウを蹴飛ばした!
          ムサシ「ちょっと何するのよ!」
          黒ずくめの男「俺はお前達なんか許さねえ! 貴様らなんか自分がやりたい様になんかしねえぞ
          !」
          コジロウ「いってー、何だとーー!? お前は誰だ!」
          黒ずくめの男「名を言う必要はない! この手で貴様を倒す!」
          バッ! 黒ずくめの男は上着を投げ捨てた! その後他の黒ずくめの人たちも上着を投げ捨てた!
          コジロウ「な!? お、お、狼男ーーー!?」
          狼男「よく知ったな! お礼としてぶっ倒してやるぜ!」
          コジロウ「ひえーーー、助けたくれーーー!! げっ!!」
          ムサシ「どうした...な!?」
          そこには二人の剣士と侍がいて、剣を抜いた!
          サトシ「剣士二人と侍?」
          剣士1「無事にいてよかったなサトシ!」
          サトシ「は!? なぜ俺の名前知ってるんだ!?」
          侍「その事は後でござる!」
          カスミ「知り合いなの?」
          サトシ「いや、俺はこの人たちの事知らないよ!」
          剣士2「言っとくが、俺は剣士ではない! 俺はこう見えても「伝説のソルジャー」だ!」
          サトシ「「伝説のソルジャー」? 何言ってるか分からねえよ!」
          剣士「ムサシとコジロウと言ったな? 残念ながらお前達の相手は俺達だ!」
          侍「もう逃げ場はないのでござるぞ!」
          伝説のソルジャー「さあどうする?」
          ジョーイ「早く逃げましょう!」
          ムサシ「そうはさせないわよ! アーボ、行け!」
          ズタタタタ! 突然アーボの目の前に手裏剣が飛んで来てた!
          アーボ「アボーーーーー!?」
          ムサシ「誰よ、手裏剣を投げた奴は!?
          ???「ハッハッハ! 持ちろん俺さ!」
          サトシ「今度は忍者!?」
          忍者「早くここから逃げろサトシ!」
          サトシ「だからなんで俺の名前を知ってるんだ!?」
          その後いきなりゲートが閉まった!
          ジョーイ「いけない、もう11時だわ! ここは11時から閉まってるんだわ!」
          カスミ「もう閉じ込められたってわけなの!?」
          ???「心配しないで! ここは私達に任せて!」
          サトシ「な、今度は魔法使いとハンター!?」
          ハンター「みんなは離れてろ! 俺達がこのゲートをぶち破るから!」
          サトシ達はゲートから離れた。
          魔法使い「それじゃ、行くわよ!」
          ハンター「食らえ!」
          ドバーーーン! 魔法使いの杖から炎が吹き、ハンターは変な形をした拳銃を撃った!
          ドカーーーン! ゲートは壊された!
          魔法使い「さあ早くここから出て!」
          ハンター「後は俺達に任せろ!」
          ジョーイ「わ、分かりました! ありがとうございます!」
          カスミ「サトシは?」
          サトシ「俺はここにいる! ピカチュウとシャワーズを取り戻さないと!」
          カスミ「分かったわ! 出来るだけ早くここから逃げてよ!」
          サトシ「ああ!」
          カスミとジョーイは行ってしまった。
          サトシ「これでよし! 後はピカチュウとシャワーズ!」
          ニャース「そうは行かニャいニャ!」
          サトシ「あ、またお前か!?」
          ハンター「とにかくこいつは俺に任せろ! こら猫! 邪魔するな!」
          ニャース「邪魔をするニャー!」
          ―治療室―
          ピカチュウ「ピ...?」
          シャワーズ「う、うん? ここはどこ? あ、あれは!」
          シャワーズはサトシを見た。
          シャワーズ「ヤバイ、このままじゃサトシが危ない! ラッキーさん、僕をここから出して!」
          ラッキー「ラッキー!」
          ポチ! ラッキーはスイッチを押し、 タンクの水が流れ始めた。
          シャワーズ「だめだ! これじゃあ時間の問題だ! しょうがない、ぶち破るか! 行くぞ、「体当たり
          」!」
          バッキャーーン!! シャワーズはタンクの中からぶち破った!
          ピカチュウ「ピカチュウ!?」
          ラッキー「ラッキー!?」
          シャワーズ「大丈夫! 僕は平気さ! とにかくピカチュウ、早くサトシを助けないと!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          ―メインホール―
          ハンター「だーー!! 邪魔だって言ってるだろ!! さっさとどけ!!」
          ハンターはニャースを蹴ろうとしたが素早くよけた!
          ニャース「ニャーハッハッハッハ! これでも食らえニャ!」
          バリ! ニャースの「引っかく」攻撃!
          ハンター「うぎゃーーーーー!! いてーーーーーーー!!」
          コジロウ「ハッハッハッハ! どうした、もう終わりか?」
          狼男「くそ、何なんだこいつらは!?」
          忍者「弱かったこいつらがなぜか強くなってるぞ!」
          ムサシ「それは私達のポケモンのおかげよ!」
          剣士「そうか、そういう事か! だったらやってやろうじゃねえか!」

          コジロウ「え、何を?」
          剣士「決まってるだろ! ポケモン勝負だ! いっけーモンスターボール!」
          ???「モール!」
          サトシ「何だあれは?」
          ポケモン図鑑「ポケモン反応なし。」
          サトシ「え!? あれポケモンじゃないの!?」
          剣士「ああ! こいつは俺の世界から来たモンスターさ!」
          サトシ「「俺の世界」? またわけの分からん事を言って。」
          ムサシ「あれがポケモンじゃないとしたら...」
          コジロウ「ただの化け者!?」
          剣士「その通りだ! モールベア、 アーボに「ローリングアタック」! その後はドガースに「乱れ引っ
          かき」攻撃!」
          サトシ「モールベア!?」
          モールベア「モール!」
          ギュルルルルル! ドカ! モールベアの「ローリングアタック」!
          アーボ「シャー...」
          グサグサグサグサ! モールベアの「乱れ引っかき」攻撃!
          ドガース「ドガー...」
          ムサシ「あー! 私のアーボ!」
          コジロウ「俺のドガースが!」
          剣士「ハッハッハッハ! どうだ参ったか!」
          サトシ「すげえ...」
          シャワーズ「サトシ!」
          ピカチュウ「ピカピ!」
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ! やっと元気になったんだな!」
          シャワーズ「うん!」
          コジロウ「おっ! 喋るシャワーズ! それならゲットだぜ!」
          シャワーズ「そうはしないよ! 食らえ! ブーーーーー!」
          シャワーズの「水鉄砲」!
          バシャ! 水はロケット団に当たった!
          ニャース「うわ!? 何するニャ!? ニャーは水嫌いなのニャ!」
          コジロウ「何だよいきなり!?」
          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」だ!!」
          ピカチュウ「ピーカーチュウー!!」
          コジロウ「げ、しまった!! 水は電気に通すんだった!」
          ビリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」!!
          ロケット団「うぎゃーーーーーー!!!」
          ニャース「ニャーーーーーー!!!」
          アーボ「シャーーーーーー!!!」
          ドガース「ドガーーーーーーーーーーーース!!!」
          電気はドガースのガスに当たった!
          ドッカーーーーーーーン!
          ロケット団「やな感じーーーーーーーーー!!!」
          キラン!
          その後ジュンサー達が来た。
          ジュンサー「あらら、派手にやっちゃったね。」
          ―次の朝―
          ジュンサー「よくやったねサトシ君! ロケット団を一人で倒しちゃうなんて!」
          サトシ「はい、でも逃がしちゃったけど。」
          ジュンサー「いいのよ! どうせ他の警察が捕まえに来るから。」
          サトシ「そうですか。 あのジョーイさん、屋根の事だけど。」
          ジョーイ「気にしないで、後で私のポケモン達が修理するから大丈夫よ!」
          サトシ「そうですか! よかった。」
          ジュンサー「ところで貴方達この町に出るの?」
          サトシ「うん、そうですけど。」
          ジョーイ「ならば気を付けてね。 この先は「トキワの森」と言う森があるの。 あそこではかなり迷い
          やすいから気を付けてね。」
          サトシ「分かった! ではまた!」
          カスミ「ちょっと待ってよ!」
          サトシ「あれ、カスミ。 何で付いて来るんだよ?」
          カスミ「私の自転車弁償するまで付いて来るわよ!」
          サトシ「ヤベっ! 分かったよ、必ず弁償するから付いて来てもいいよ。」
          カスミ「本当ね! それじゃあお邪魔します!」
          剣士「おーい待ってくれ!」
          サトシ「あ、あの時のみんな!」
          剣士「あの悪いが、俺達もお前と一緒に行ってもいいか?」
          サトシ「え!? 何でいきなり!?」
          狼男「俺達はお前のような強い奴を探してたんだよ!」
          剣士「だから頼む! 俺達もお前と一緒に行かしてくれ!」
          サトシ「どうする?」
          カスミ「いいんじゃないの?」
          シャワーズ「僕も賛成!」
          ピカチュウ「ピカピカ!」
          サトシ「しょうがないな! 付いて来てもいいぜ!」
          剣士「本当か? ありがとう! そうそうあの時紹介しなかったな! 始めまして! 俺の名ブルーザ
          ー! よろしくな!」
          魔法使い「私の名前はクリスティ! よろしくね!」
          狼男「俺はカルロス! よろしく!」
          忍者「俺の名はコゴロウ! よろしく頼むぜ!」
          ハンター「俺はブレイク! これからもよろしく!」
          侍「拙者の名はアシュラ! これからもお願いするでござる!」
          伝説のソルジャー「俺の名はゼトラ! これからもよろしく頼むぜ!」
          ブルーザー「これからもよろしくなサトシ!」
          サトシ「ああ!」
          こうしてサトシは新たな仲間が集まった! おかげでロケット団を倒し、トキワシティの平和が戻っ
          た。 そしてサトシ達はいざ、トキワの森へ向う!
          続くったら続く!