第五話 初めてのトレーナー戦
          サトシはやっとトキワシティに出ていよいよトキワの森へ向う。 そしてここは2番道路。

          サトシ「ここが2番道路か。 ここでポケモンゲットでもしおうかな?」
          カスミ「サトシ、やっぱり真っ直ぐ行った方がいいんじゃない?」
          ブルーザー「やらせてやれよ! どうせ俺達こいつのゲットの仕方見たいんだからな!」
          カスミ「しょうがないね。」
          サトシ「よし! ピカチュウ、シャワーズ! お前達もポケモン探してくれ!」
          シャワーズ「アイアイサー!」
          ピカチュウ「ピカピカチャアー!」
          サトシ「さてと、どこかなー? お、見つけた! コラッタだ!」
          コラッタ「コラッタ!」
          サトシ「ようし、前みたいに同じ事はしねえぞ! 行けーピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          ピカチュウ「ピカーチュウー!」
          ビリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」!
          コラッタ「コラーーーー!!!」
          サトシ「よし、弱ってる! とどめはモンスターボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ...シューーーーー...
          サトシ「やったー! コラッタ、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          ブルーザー「すげえじゃねえか、サトシ! これで4匹手に入れたな!」
          サトシ「ああ! よおし、もっと探すぜ!」
          シャワーズ「サトシ、こっちにポケモン2匹見つけたよ!」
          サトシ「本当か! よし、ポケモン図鑑で!」
          ポケモン図鑑「ニドラン♂・毒針ポケモン・耳が大きく遠くの音を聞く時羽ばたくように動く。 怒ると
          毒針を出す。 いつも大きな耳を立ててまわりの気配を探る。」
          サトシ「じゃあその横にいるのは?」
          ポケモン図鑑「ニドラン♀・毒針ポケモン・小さくても毒針の意力は強烈で注意が必要。 メスの方
          が角が小さい。 優しい性格で戦いは好まないが小さな角から毒が出るので要注意。 オスと違っ
          て防御力が高い。」
          サトシ「よし、こうなったら...」
          ブルーザー「待て、俺やる! こいつらが弱ってる時お前がゲットしな!」
          サトシ「分かった! じゃあ頼むよ!」
          ブルーザー「任しとけ! 行け、モールベア!」
          モールベア「モール!」
          聖剣図鑑「モールベア・もぐらモンスター・可愛い性格をしているが戦いは好むらしい。 自分の体を
          丸くして身を守る。 丸くなってる時地面に潜って相手を攻撃する。」
          ブルーザー「モールベア、「ローリングアタック」!」
          モールベア「モーール!」
          ギュルルルルル! ドカ! モールベアの「ローリングアタック」!
          ニドラン♂「ニドーー...」
          ブルーザー「次は「ドリルアタック」!」
          ギュルルルルル! バキ! モールベアの「ドリルアタック」!
          ニドラン♀「ラーーーン...」
          ブルーザー「今だサトシ!」
          サトシ「おう! 行け、モンスターボール!」
          ポン、ポン! コロコロ、コロコロ...シューーーーー...
          サトシ「よっしゃー! ニドラン♂と♀、ゲットだぜ!」
          カスミ「すごいチームプレイね。」
          カルロス「よくやったな、サトシ。 これで6匹ゲットしたな!」
          サトシ「うん!」
          ???「あーーー!! それ私が狙ってたポケモン!」
          サトシ「え!? 誰? ミニスカート?」
          ミニスカート「それ私が狙うつもりのポケモンじゃないの! どうしてくれるのよ!」
          サトシ「俺に言われたって...」
          ミニスカート「じゃあポケモン勝負でもしない? 私がルールを決めるからね!」
          サトシ「勝負!? よし、やってやろうじゃねえか! でルールは?」
          ミニスカート「私が負けたらこのまま放って置くわ。 でももしも私が勝ったら、そのピカチュウ私が貰
          うわよ!」
          ピカチュウ「ピカ!?」
          サトシ「ぐっ! いいだろ! じゃあ勝負だ! ついで名前は!」
          ミニスカート「私の名前はアカネ! 勝負よ!」
          サトシ「よおし、俺のポケモンはこいつだ! 行けー、ニドラン♂!」
          ニドラン♂「ニドニドー!」
          カスミ「それゲットしたばかりじゃない! 大丈夫なの!?」
          サトシ「平気さ! ちょっと試しにしたいんだけだ!」
          ブルーザー「がんばれよサトシ! 俺達はお前の事応援してるからな!」
          サトシ「ああ! ありがとう!」
          アカネ「話はもうすんだ? 私のはこれよ! 行け、ポッポ!」
          ポッポ「ポッポ!」
          サトシ「ポッポか! ニドラン♂、「体当たり」だ!」
          ニドラン♂「ニドーーー!」
          ドカ! ニドラン♂の「体当たり」!
          アカネ「ポッポ、「風おこし」!」
          ポッポ「ポッポーー!」
          バサバサバサバサ! ポッポの「風おこし」!
          ニドラン♂「ニドーー...」
          サトシ「戻れ、ニドラン♂! 次はメスだ!」
          ニドラン♀「ラーーーン!」
          サトシ「ニドラン♀、「引っかく」攻撃だ!」
          ニドラン♀「ニドニドニドニドー!」
          グッサ! ニドラン♀の「引っかく」攻撃!
          ポッポ「ポッポーーーー...」
          アカネ「よくやるね! 次はこれよ! 行け、コラッタ!」
          コラッタ「コラッター!」
          サトシ「よし、コラッタならコラッタ対戦だ! 行け、コラッタ!」
          コラッタ「コラッタ!」
          ブレイク「コラッタ対戦?」
          コゴロウ「なんかニワトリ対戦みたいな名前だな。」
          アカネ「コラッタ、「体当たり」!」
          サトシ「こっちも「体当たり」!」
          ゴッツーン! コラッタ2匹の「体当たり」! だが2匹とも倒れた!
          アシュラ「え!?」
          ゼトラ「相打ち、だな。」
          サトシ「そんなー、相打ちだなんてーーー...」
          アカネ「こうなったら本気に行くわよ! ニドラン♂、行きなさい!」
          ニドラン♂「ニドー!」
          サトシ「え!? それはオスじゃない! 何で持ってるんだよ!?」
          アカネ「私が欲しかったのはメスの方よ!」
          サトシ「あ、そう...」
          クリスティ「サトシ、こうなったらオニドリル出した方がいいよ!」
          アカネ「え!? お、オニドリル!?」
          サトシ「いや、オニドリルは出さない方がいいぜ! もっと正々堂々と戦いたいからな!」
          カスミ「え!? でもいまだせば勝てるよ!」
          ゼトラ「カスミ、奴のやりたいようにしな!」
          コゴロウ「奴は多分楽しませたいだけかもな!」
          カスミ「う、うん。」
          アカネ「どのポケモン使うの?」
          サトシ「もちろんこのピカチュウだ!」
          アカネ「あら、それは私の賞品! いいわ、使っても!」
          サトシ「分かってぜ! でもこいつはまだお前の賞品だってまだ決まってないからな! 頼むぞピカチ
          ュウ!
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「サトシ、ピカチュウ! ガンバレー!」
          サトシ「ありがとうシャワーズ! ピカチュウ、「電光石火」だ!」
          ピカチュウ「ピカッチュウー!」
          ピカチュウの「電光石火」! だがニドラン♂は素早くかわした!
          サトシ「何!?」
          アカネ「これで終わりね! ニドラン♂、「毒針」攻撃!」
          カスミ「危ないサトシ! それ当たったら毒を浴びるよ!」
          サトシ「何!? ヤバイ!」
          ブルーザー「これじゃあよけられねえぞ!」
          サトシ「どうすれば!?」
          シャワーズ「はっ! 分かった! サトシ、相手を痺れさせて!」
          サトシ「痺れ? そうか! ピカチュウ、「電磁波」だ!」
          ピカチュウ「ピカ! ピーカーチュウー!」
          ビリリリリリリリ! ピカチュウの「電磁波」!」
          ニドラン♂「ニドドーーー!?」
          アカネ「あっ! 痺れてる!」
          アシュラ「そうか! 痺れさせれば相手が動けなくなるのでござるか!」
          シャワーズ「そういう事!」
          サトシ「あは! ありがとうシャワーズ! よしピカチュウ、とどめの「電気ショック」!」
          ピカチュウ「ピーカーチュウー!!!」
          ビリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」!
          ニドラン♂「ニドーーーーーー....」
          アカネ「ま、負けたわ...」
          サトシ「やったー! 初勝利!」
          カスミ「初勝利おめでとう、サトシ!」
          ブルーザー「よくやったな!」
          クリスティ「すごかったわ!」
          カルロス「なかなかやるな!」
          コゴロウ「すごいじゃねえか、相手を痺れさせるなんて。」
          サトシ「まあシャワーズのおかげだけどね。 ありがとう、シャワーズ!」
          シャワーズ「どういたしまして!」
          ブレイク「今回はシャワーズが便りになったな。」
          アシュラ「すごいじゃないでござる!」
          ゼトラ「でもどうして分かったんだ?」
          シャワーズ「ピカチュウが電気タイプのポケモンだから、電気の技は痺れる事が出来るんだ。」
          サトシ「なるほどね。」
          アカネ「あーあ、ピカチュウ欲しかったのにー。」
          サトシ「何でピカチュウ欲しかったんだ?」
          アカネ「私さっきトキワの森に行ったのよ。 そこではピカチュウがいるって聞いたから探しに行った
          の。 でも探し回ってもいないのよ! あそこにはもうピカチュウいないみたいよ!」
          カルロス「あれ? おかしいなー、俺の研究の場合では普段トキワの森にいるはず。」
          サトシ「ポケモン図鑑に調べてみおう。」
          ポケモン図鑑「ピカチュウは元々トキワの森に生息していたが、数ヶ月前なぜか姿が見当たらなく
          なってしまった。 見当たらない結果は現在生息地不明と確認された。」
          サトシ「そうか、野生のピカチュウはもうトキワの森に入ないんだ。」
          カスミ「でも勝ってよかったね!」
          サトシ「うん!」
          アカネ「サトシって言ったよね? 貴方はトキワの森に行くの?」
          サトシ「ああ、今からだけど。」
          アカネ「じゃあ迷わないように気を付けてね。 もしもどこかでまた会ったら、絶対に負けないわ!」
          サトシ「ああ、それまでにどっかでまた会おうな!」
          アカネ「それじゃ、また会おうね! バイバイ!」
          アカネは行ってしまった。
          シャワーズ「勝負終わってよかったね!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          サトシ「うん! じゃあそろそろトキワの森にレッツゴー!」
          全員「おう!」
          新たなポケモンもゲット出来、アカネの勝負に勝ったサトシ。 いつかまたアカネとどこかで会えるだ
          ろう。 そしていよいよトキワの森に向う!
          続くったら続く。