第十話 ピッピと月の石
          サトシ達はニビ科学博物館でロケット団を倒し、ホンダから秘密の琥珀を貰い、旅は続く。 そしてこ
          こはお月見山、別名「月の山」。

          サトシ「この山はなんて言うんだ?」
          タケシ「あれはお月見山と言う山で、化石がある山さ。」
          ブルーザー「化石!? あの山に化石があるのか!?」
          カルロス「ああ、伝説によるとこの山人間が生まれる前にポケモンが住んでたらしいと言われて
          る。」
          カスミ「よくその事知ってるのね。」
          カルロス「まあ、俺は研究員だからな。」
          サトシ「じゃあさっそく行ってみよう!」
          全員「おう!」
          シャワーズ「ん? あ、サトシ! あそこ!」
          サトシ「ん? あ、研究員だ!」
          お月見山の入り口に研究員がいた!
          サムライ「しかもズバット達に襲われてるでござる!」
          研究員「うわーーー! 助けてくれーーー!!!」
          ズバット達「キーーーー!!」
          ポケモン図鑑「ズバット・蝙蝠ポケモン・両方の目が存在しない。 口から超音波を出して暗闇を飛
          び回る。 口から超音波を出しながら飛ぶのは前に何があるのか調べながら飛んでいるからだ。」
          サトシ「待ってろよ、今助けてくれるから!」
          研究員「え!?」
          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          ピカチュウ「ピカッチュウーーー!!!」
          ビリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」!
          ズバット達「ギギャーーーーー!!!」
          研究員「うーー、僕まで痺れちゃったよーー...」
          サトシ「大丈夫ですか!?」
          研究員「おお、君が僕を助けてくれたんだね!! 僕はこの時を待ってたのだ!! お天道様ーー
          ー、ありがとうーー!!!」
          サトシ「な、何この人?」
          コゴロウ「ちなみに誰に話してるんだ?」
          研究員「いやー、僕は君のような正義の味方を待ってたんだよ! 会って嬉しいよ!」
          サトシ「そ、それはよかったね。 ところでおじさん誰?」
          研究員「おじさんじゃない! 僕の名前はリカオ! 僕はニビ科学博物館の愛と勇気の研究員なの
          だ!」
          カスミ「愛と...」
          タケシ「勇気の...」
          サムライ「研究員?」
          リカオ「その通り! 僕は本当に助けが欲しかったんだよ! 君達僕を助けてくれる?」
          サトシ「え!? ど、どうしよう?」
          シャワーズ「サトシは命の恩人だからやってよ!」
          ピカチュウ「ピカピカ!」
          サトシ「そうだな。 じゃあ助けてやるよ。」
          リカオ「ありがとう! 君にここで何があったか教えてやるよ! さあ中に入って!」
          サトシ達はお月見山の中に入った。
          リカオ「見てよ、このライト。 この洞窟にいっぱいあるだろ?」
          ブレイク「それがどうしたんだ?」
          リカオ「これのせいでここに住んでいるポケモン達がおかしくなったんだよ。 例えばパラスが地面
          にキノコ植えたり、サンドは地面にべったり倒れたり、さっきのズバットだって洞窟の外で飛び回っ
          てるんだ。」
          カスミ「それでさっきのズバットの様子がおかしかったのね。」
          リカオ「そう、なぜここにライトが点いてるか分かる?」
          アシュラ「なぜでござるか?」
          リカオ「それは月の石! 月の石は宇宙から来たと言う贈り物なのさ。 今でも幻の石と呼ばれてる
          んだ。 今でも他の研究員達がその石を調べて、山男や他のトレーナー達がここで穴掘りながらを
          探してるんだ。」
          ゼトラ「ホンダも同じ事も言ってたな。」
          リカオ「そう、僕はホンダ博士に頼まれてこの山を見張ってくれと言われたんだ。 だから頼む、君
          達僕と一緒にこの山を守ってくれないか?」
          サトシ「気持ちなら分かるけど...しょうがない! やるか!」
          リカオ「ありがとう! で、ところであの狼男さんは?」
          シャワーズ「カルロスの事?」
          クリスティ「あら、いないわ!」
          ブルーザー「そう言えば気付いてみたら!」
          コゴロウ「カルロスの事ならさっきそのポケモンの様子を見に行って来ると言ったぜ。」
          ブレイク「えー!? 行っちまったのか!?」
          コゴロウ「ああ、そうだけど。」
          ???「ピッピ! ピッピピピ!」
          ゼトラ「ん!? 何だあれは!?」
          カスミ「きゃー!! 可愛い!」
          クリスティ「ほんとだわ!」
          ポケモン図鑑「ピッピ・妖精ポケモン・愛くるしい姿だからペット用に人気がある。 ただしなかなか
          見つからない珍しいポケモン。 ポケモンの中でピカチュウと同じく人気ナンバー1とも言える。」
          サトシ「よおし、珍しいポケモンならゲット!」
          リカオ「ちょっと待って!」
          サトシ「え!? 何で?」
          リカオ「そのまま放っといた方がいいよ!」
          サトシ「うーーーん...まあしょうがないな。」
          ピッピは行ってしまった。
          サムライ「そう言えばピッピなんか持ってたでござるな。」
          タケシ「何だろうな?」
          ピッピ「ピーーーーーー!!!」
          サトシ「な、何だ!?」
          カスミ「あれはピッピの鳴き声!」
          リカオ「とにかく調べよう!」
          ピッピ「ピーーーー...」
          ニャース「ニャーハッハッハ! もう逃げられないニャ! おとなしくその石を渡すニャ!」
          サトシ「ピッピ、どうしたんだ!? あ、ニャース!!」
          ニャース「ニャ!? にゃんでおミャーらがここに入るにゃ?」
          ブルーザー「それはこっちのセリフだ!」
          クリスティ「じゃあここにニャースがいるって事は...」
          ムサシ「その通りよ! なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河をかけるロケット団の二人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          サトシ「はいはい、ご苦労さん。」
          リカオ「ロケット団だって!?」
          タケシ「何しにここに来た!」
          コジロウ「もちろんここに来た理由は月の石をゲットし、ポケモンをパワーアップするのだ。」
          ムサシ「そして世界征服は近いわよ!」
          サトシ「何だと!? そんな事はさせないぞ!」
          コゴロウ「だいたい、お前達その石の使い方分かるのか?」
          ムサシ「え!? そ、そう言えば...」
          コジロウ「使え方...」
          ニャース「分からないニャ!」
          コジロウ「えーーい!! とにかく、月の石を手に入れるのは俺達だ! お前達はどっか行ってろ
          !! 行けー、ドガース!」
          ドガース「ドガーーース!」
          ムサシ「アーボも行け!」
          アーボ「シャーーーボ!!」
          サトシ「ならばバタフリー、行けー!」
          タケシ「お前も行くんだ、モンスターボール!」
          バタフリー「フリーー!!」
          ズバット「キーーーー!!」
          サトシ「あれ、ズバット?」
          タケシ「ここの入り口でゲットしたのさ!」
          サトシ「ありゃりゃ、俺もすればよかったよ。」
          タケシ「ズバット、「超音波」だ!」
          ズバット「キーーーー!」
          キーーーーーー!!! ズバットの「超音波」!
          アーボ「アボ!?」
          ドガース「ドガ!?」
          ドカ! バキ! バコ! ドス! ガス! 突然アーボとドガースはけんかしている!
          コジロウ「あー、混乱している!!」
          ムサシ「ちょっと目を覚ましなさいよ!」
          サトシ「バタフリー、「吹き飛ばし」でロケット団を吹き飛ばすんだ!」
          バタフリー「フリーフリー!」
          バサバサバサバサ! バタフリーの「吹き飛ばし」!
          ムサシ「うそー! まだ何もやってないのに!?」
          コジロウ「くそーー!! 覚えてろよー!!」
          ニャース「ウニャーーース!!」
          ロケット団「やな感じーーーー!!!」
          サトシ「やったー! 楽勝!」
          リカオ「ピッピ、大丈夫かい?」
          ピッピ「ピ? ピッピ!」
          ピカチュウ「ピカピカ、ピカチュウ?」
          ピッピ「ピッピピ!」
          シャワーズ「大丈夫らしいよ!」
          サトシ「よかったー。 あれ、あれは? カルロス!?」
          カルロス「おお、すまんすまん!」
          ブルーザー「たく、どこに行ったんだよ!?」
          カルロス「ごめんごめん! ポケモンの様子がおかしいと聞いたから、ちょっと様子を見に行っただ
          けだよ! おまけにポケモンもゲットしたぜ! サトシとタケシとサムライの分もな!」
          サトシ「え!? 本当に!?」
          カルロス「おう、じゃあさっそくあげようか! サトシはズバットに、イシツブテに、パラスに、サンド
          !」
          サトシ「ありがとう!」
          タケシ「すごいなーサトシ、俺のイシツブテなんかここでゲットしたんだよ。」
          サトシ「え、そうなの!? 知らなかったー。」
          カルロス「貰ってよかったな! タケシは岩ポケモン使いだから、サンドでいいな!」
          タケシ「おお、ありがとう!」
          カルロス「サムライは虫取り少年だから、パラスでいいな! 後はズバットも!」
          サムライ「ありがたいでござる!」
          カスミ「まあ貰ってよかったね!」
          サトシ「うん! ズバット、イシツブテ、パラスとサンド、ゲットだぜ!」
          タケシ「こっちもサンド、ゲットだぜ!」
          サムライ「拙者もズバットとパラス、ゲットだぜ!」
          サトシ「とにかくこの洞窟の外に出よう!」
          ―洞窟の外―
          サトシ「タケシ、ズバットに何食べさせてるんだ?」
          タケシ「ポケモンフーズだ。 これはポケモンの餌で、元気になる食べ物なのさ!」
          サトシ「へぇー。 バタフリー、これ食べな。」
          バタフリー「フリー!」
          パク! モグモグ。 バタフリーはポケモンフーズを食べている。
          サトシ「どうだ、バタフリー?」
          バタフリー「フリーフリー!」
          サトシ「どれ、俺にも食べさせて。」
          パク。 サトシはポケモンフーズを食べた。
          サトシ「うぐっ!?」
          タケシ「に、人間は無理だよ。」
          カルロス「それ食べたらメチャメチャ死ぬぞ。」
          サトシ「そ、そう言えば確かに人間には無理だな。 そうだ、せっかくだからサンドとパラスをみよ
          う! 出てこいサンド、パラス!」
          サンド「ピキー!」
          パラス「パラパラ。」
          ポケモン図鑑「サンド・ねずみポケモン・地面に穴を掘って住む。 自分に危険が迫ると丸くなって身
          を守る。 体は乾いている。 しかし夜中気温が下がった時は皮膚に滴が付くと言う。」
          サトシ「へぇー、次はパラス!」
          ポケモン図鑑「パラス・キノコポケモン・虫の背中に生えてるのは頭注下層と言うキノコ。 育つとキ
          ノコも大きくなる。 穴を掘り木の根っ子から栄養を取るがほとんどは背中のキノコに奪われる。」
          サトシ「なるほどー。 これからもよろしくな、サンドとパラス!」
          サンド「ピキーー!!」
          パラス「パラー!」
          サトシ「それからもまだボールに入っているズバットとイシツブテもな!」
          ピカチュウ「ピッカピカチュウ?」
          ピッピ「ピッピピッピ!」
          シャワーズ「すごいねー。」
          カスミ「みんな可愛く話してるね。」
          クリスティ「ほんとに可愛いね。」
          カルロス「ピカチュウ、シャワーズ。 ピッピの奴何話してるんだ?」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          ピッピ「ピッピ!」
          ピカチュウとピッピは行ってしまった!
          サトシ「あ、ピカチュウとピッピ! どこへ行くんだよ!?」
          シャワーズ「ピッピはサトシ達にすごい物を見せるんだって!」
          コゴロウ「すごいもの?」
          ゼトラ「何だそれは?」
          アシュラ「とにかく行くでござる!」
          ブレイク「それもそうだな!」
          サトシ「ちょ、ちょっと待ってよ!」
          ―数分後―
          ここは森の中、そしてもう夜。 ピッピはどこへ行くのか?
          サトシ「どこへ行くんだ?」
          カスミ「もう夜だわ。」
          ピッピ「ピッピピピ!」
          リカオ「あ、またもう一つの洞窟だ!」
          サトシ「とにかく行ってみよう!」
          サトシ達は洞窟の中に入った。
          サトシ「あっ! あれは!?」
          サトシ達の目の前に大きくて奇麗な石を見た!
          カスミ「何これ?」
          リカオ「これは、月の石だ!」
          カルロス「月の石!? このでかい石が!?」
          クリスティ「あ、見てみんな!」
          ピッピはずーっと手に持ってた月の石を大きな月の石に置いた。 その時何十匹のピッピ達が現れ
          た!
          ブルーザー「うわっ! ピッピだらけ!」
          カスミ「こんなにいっぱい入るの!?」
          ピッピ「ピピー! ピッピピー! ピピ!」
          ブレイク「な、なんて言ったんだ?」
          サトシ「多分ありがとうって言ってるんだろ?」
          カスミ「みんな見て!」
          ピッピ達「ピッピピピー、ピッピッピ! ピッピピピー、ピッピッピ!」
          アシュラ「何をやってるでござるか?」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「ピッピ達は踊ってるんだよ! ピッピ達はこの石を守ろうとしてるんだ。」
          コゴロウ「何で守ろうとしてるんだ?」
          シャワーズ「それがね、ピッピ達がこの石の事を神様だと思ってるんだ!」
          ゼトラ「神?」
          シャワーズ「月の石がここに落ちた時、ピッピはそれの事を神様と思ってるんだ。」
          リカオ「これが、ピッピの神様?」
          カスミ「なるほどね。 これがあればピッピ達は平和に暮らせるって事ね。」
          ムサシ「残念だけどそうはさせないわよ!」
          サトシ「誰だ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「もう言ったからそれでいいの。 その月の石我々ロケット団が頂くぜ!」
          リカオ「何だって!?」
          ムサシ「アーボ、「穴を掘る」!」
          アーボ「シャーーボ!」
          ドギャーーン! アーボの「穴を掘る」! アーボは地面の中には行った!
          コジロウ「ドガース、「煙幕」だ!」
          ドガース「ドガーース!」
          ブシューーーー! ドガースの「煙幕」!
          サトシ「ゴホゴホ! 何だ!?」
          カスミ「何も見えない!」
          タケシ「とにかくこの煙幕を消さないと!」
          サトシ「おお! オニドリル、ピジョンとバタフリー! 「吹き飛ばし」で煙りを消してくれ!」
          オニドリル「ギャオーーー!!」
          ピジョン「ピジョーーン!!」
          バタフリー「フリーーー!!」
          バサバサバサバサ! オニドリル、ピジョンとバタフリーの「吹き飛ばし」!
          サトシ「や、やっと消えた。 あっ!!」
          気付いてみたら月の石がない!
          カルロス「しまった、持って行ってしまった!」
          タケシ「イワーク、サンド! 「穴を掘る」で地面に潜って奴等を探すんだ!」
          イワーク「イワーーーー!!」
          サンド「ピキーー!!」
          ドギャーーン! イワークとサンドの「穴を掘る」! イワークとサンドは地面に潜った!
          サトシ「オニドリル、ピジョン、バタフリー! 飛びながら奴等を探すんだ!」
          オニドリル「ギャオ!」
          ピジョン「ピジョ!」
          バタフリー「フリ!」
          サムライ「ついでにお主も行け、スピアー!」
          スピアー「ブーーーン!」
          タケシ「お前も行くんだ、ズバット!」
          ズバット「キーーー!!」
          オニドリル、ピジョン、バタフリー、スピアーとズバットは飛んで行ってしまった。
          サトシ「俺達も奴に追いかけよう!」
          サトシ達は行ってしまった。
          ピッピ「ピッピ!」
          リカオ「う、ありがとう。 みんなも月の石を取り返したいんだろ?」
          ピッピ達「ピッピ!」
          リカオ「じゃあ行こう! この穴に!」
          一方ロケット団は月の石入りのソリに乗りながら逃げていた。
          ムサシ「ひゃっほーー! いい感じーー!」
          コジロウ「こんな事があるなんて何で俺達全然やらなかったんだろうな!」
          ニャース「これさえあればボスは大喜びニャ!」
          ドガーーーン! 地面の中からイワークとサンドが現れた!
          イワーク「イワーーーー!!」
          サンド「ピキーー!」
          ムサシ「あ、危ない!!」
          コジロウ「止めろ、止めろ! これ止めてくれ!」
          ニャース「止められないニャー!!」
          ドカーーーーン!!! ロケット団はイワークに当たった!
          ロケット団「アーーーウチ!!」
          空の上にはピジョン達がいた。
          ピジョン「ピジョ? ピジョーーン!」
          オニドリル「ギャオ!」
          バタフリー「フリー!」
          スピアー「ブーン!」
          ズバット「キーー!」
          ピジョン達はサトシ達のところへ戻った。 そして一方サトシ達は。
          サトシ「あ、ピジョン達だ! 見つけたか!」
          ピジョン「ピジョン!」
          サトシ「よし、案内してくれ!」
          一方ロケット団達は。
          ムサシ「オーマイガッ...」
          コジロウ「ここはどこ、私は誰...」
          ニャース「ここはお月見山、ニャーはニャース...」
          サトシ「やっと付いたぞ!」
          ムサシ「あ、ジャリーボーイ達!」
          コジロウ「どうしよー?」
          サムライ「お、あの穴に入るお方は...」
          サトシ「え? あれは、リカオさん!」
          リカオ「やあみんな! やっとたどり付いたよ!」
          穴の中からピッピ達が出てきた。 そしてピッピ達はロケット団に向ってる。
          ピッピタチ「ピッピピー! ピッピッピッピッピッピッピッピ!」
          ムサシ「何やってるの?」
          コジロウ「盆踊りでもやってるのか?」
          サトシ「リカオさん、これは?」
          リカオ「ピッピの得意技、「指を降る」が始まったんだ! これは何が起るか分からない、幻の技だ
          よ!」
          ピッピ達「ピッピッピーーー!!」
          ピッピ達の「指を降る」攻撃! 地面がいきなり光った!
          ムサシ「何!? 何が起るの!?」
          コジロウ「これは一体?」
          ドガーーーーン!!! ピッピ達の「大爆発」! ロケット団達は吹っ飛んでしまった。
          ムサシ「キャーーー! 今日は私達の負けだわーー!!」
          コジロウ「今回だけはここまで簡便してやるぜー!!」
          ニャース「今日はゆっくり飛んでいくニャーー!!」
          コジロウ「二度目の!!」
          ロケット団「やな感じーーーーー!!!」
          キラッ!
          サトシ「すげえ。 すげえじゃねえか、ピッピ達!」
          リカオ「この落ちてるかけらは、月の石!」
          その時月の石のかけらはピッピの頭に落ちた。 その後ピッピは光り始めた!
          リカオ「こ、これは!」
          ピクシー「ピックシー!」
          サトシ「進化した!」
          ポケモン図鑑「ピクシー・妖精ポケモン・ピッピが月の石を与えると進化する。 耳がよくて1k放れた
          所で落とした針の音を見事に聞き分けられる。 自分達の世界を大事にしているらしくめったに人前
          に出て来ない妖精の仲間。」
          落ちた月の石かけらはピッピ達の頭についてピクシーに進化した。
          リカオ「すごい、すごいよこれ!」
          ―洞窟の中―
          ピッピ達とピクシー達はバラバラになった月の石を纏めて踊り続けた。
          リカオ「僕、ピッピ達と暮らすよ!」
          全員「えーーー!?」
          サトシ「な、何でいきなり!?」
          リカオ「僕はピッピ達と同じくこの山と月の石を守る。 それからいつか、ピッピ達と宇宙に行くん
          だ!」
          シャワーズ「そうなんだ!」
          カスミ「楽しみね!」
          リカオ「君達この山に出るんだろ? 出口に案内するよ。」
          サトシ「ありがとう、ん?」
          ピッピはサトシに何かをあげた。
          サトシ「こ、これは、月の石!?」
          サムライ「それに二つでござるぞ!」
          ピッピ「ピッピピピ! ピピッピピ! ピッピッピ!」
          シャワーズ「助けてくれたお礼だって!」
          サトシ「ピッピ達、ありがとう! またいつか会おうな!」
          ピッピ「ピッピ!」
          リカオ「それじゃあ行くよ!」
          サトシ「うん! みんな行こう!」
          全員「おう!」
          サトシ達はリカオとピッピ達をロケット団から助け、月の石二つも貰い、いよいよ出口に。 サトシ達
          もちょっとピッピ達と月の石の事勉強したようだね。 だがこの次はお月見山で何が起るかサトシ達
          にはまだ分からない。 そして旅は続く!
          続くったら続く!