第十五話 24番道路の5人戦士
          ライバルのイエローを戦い、旅を続くサトシ達。 そしてここは24番道路、別名「ゴールデンボールブ
          リッジ」。 ここには謎のトレーナー達が誰かを待っている。

          サトシ「ん? 何だあれは?」
          シャワーズ「一体何だろう?」
          ピカチュウ「ピカチュウ?」
          カスミ「何かしらあれ?」
          タケシ「さあ、分かんねえな。」
          サムライ「そこの虫取り少年、何をやってるのでござるか?」
          虫取り少年「僕はここの橋を見張ってるんだ!」
          サクラ「それはなぜなの?」
          虫取り少年「それは言えないね!」
          シゲル「何でだよ、俺達は急いでんだよ!」
          ブルー「一体何があるのか教えてよ!」
          虫取り少年「ここ24番道路は別名「ゴールデンボールブリッジ」! ここでは5人の戦士達がトレーナ
          ー達が待ってるんだ! だから通せないよ!」
          アヤメ「じゃあどうすればいいのよ!」
          虫取り少年「もしも5人の戦士達を倒せば、ここからいつでも進んでもいいんだよ! でも負けたら残
          念だけどね!」
          ボタン「じゃあ勝負しようじゃないの!」
          虫取り少年「いいよ、でも誰から挑戦する?」
          タケシ「俺から戦うぜ!」
          虫取り少年「いいよ、お兄さん! 僕の名はシンスケ! そして僕のポケモンはキャタピーだ!」
          キャタピー「キャター!」
          ブルーザー「がんばれよ、タケシ!」
          サトシ「俺達も応援してるからな!」
          タケシ「ああ! 行けー、イシツブテ!」
          イシツブテ「イシ!」
          シンスケ「キャタピー、「体当たり」だ!」
          キャタピー「キャターーー!!!」
          キャタピーの「体当たり」!
          タケシ「イシツブテも「体当たり」!」
          イシツブテ「エイヤ!」
          ドカ! イシツブテの「体当たり」!
          キャタピー「キャターーー...」
          シンスケ「やるね、次はビードルだ!」
          ビードル「ビーー!!」
          タケシ「何回やっても同じだ! イシツブテ、「メガトンパンチ」!」
          イシツブテ「オイッサ!」
          バキ! イシツブテの「メガトンパンチ」!
          シンスケ「うそーーー!? 僕が負けるなんて!? でもルールはルールだよね。 じゃあ次ぎ行って
          いいよ。」
          サトシ「よっしゃー! 一人倒した! 後4人!」
          ???「あら、シンスケ君を倒したのね?」
          クリスティ「今度はミニスカートだわ。」
          ミニスカート「その通りよ! 私の名前はナオコ! 勝負よ!」
          カスミ「待って、これは私がやるわ!」
          タケシ「じゃ、後は任せたぜ!」
          ブルー「カスミもがんばってー!」
          アヤメ「私達も応援するわ!」
          ナオコ「もう話しすんだ? 私のポケモンはポッポよ!」
          ポッポ「ポッポ!」
          カスミ「それじゃ行けー、マーイステディ!」
          ヒトデマン「ジュワ!」
          ナオコ「ポッポ、「電光石火」!」
          ポッポ「ポッポー!」
          ポッポの「電光石火」!
          カスミ「ヒトデマン、「スピードスター」よ!」
          ヒトデマン「デヤ!」
          シュシュシュシュ! ヒトデマンの「スピードスター」!
          ポッポ「ポッポーー...」
          ナオコ「うそーーー!? 何でこんなに強いの!?」
          カスミ「どう? 私の自慢のポケモンは?」
          ナオコ「納得いかないけど、ニドラン♀! 行けー!」
          ニドラン♀「ラーーン!」
          カルロス「ニドラン♀なら、簡単だろうな。」
          カスミ「何度もやっても同じよ! ヒトデマン、「体当たり」!」
          ヒトデマン「ヤー!」
          ドカ! ヒトデマンの「体当たり」!
          ニドラン♀「ラーーーン...」
          ナオコ「も、もうポケモンない...」
          カスミ「じゃあどうするの?」
          ナオコ「負けは負けね。 通っていいよ。 でも次は気を付けてね!」
          シゲル「これで2人倒した! 後3人!」
          サトシ「次は誰だ?」
          ???「次は僕さ!」
          カルロス「今度は短パン小僧?」
          短パン小僧「正解! 僕は短パン小僧のトモヤ! ここから進みたいなら僕を倒してからだ!」
          サムライ「じゃあ拙者が挑戦する出ござる!」
          トモヤ「いいよ! 僕のポケモンはコラッタだ!」
          コラッタ「コラッター!」
          サムライ「バタフリー、行くのでござる!」
          バタフリー「フリー!!」
          サトシ「え? バタフリー??」
          カスミ「確かサムライが持ってたのはトランセルじゃ?」
          サムライ「一昨日の夜進化した出ござるよ!」
          コゴロウ「一昨日の夜? はて、いつだっけ?」
          ブレイク「そんな事よりもバトル見ようぜ!」
          トモヤ「コラッタ、「必殺前歯」!」
          コラッタ「コラッタ!」
          コラッタの「必殺前歯」! だがバタフリーは素早くよけた!
          サムライ「無駄でござる! バタフリー、「眠り粉」!」
          バタフリー「フリフリー!」
          パラパラパラパラ! バタフリーの「眠り粉」!
          コラッタ「コラーーー...」
          トモヤ「ヤバ! コラッタが眠ってしまった!」
          サムライ「どうするでござるか?」
          トモヤ「まだ負けたわけじゃないよ! オニスズメ、行くんだ!」
          オニスズメ「クワー!」
          トモヤ「オニスズメ、「乱れ付き」!」
          ズタタタタタタ!! オニスズメの「乱れ付き」!
          サムライ「バタフリー、もう一回「眠り粉」!」
          バタフリー「フリー!」
          パラパラパラパラ! バタフリーの「眠り粉」!
          オニスズメ「クワーーー...」
          トモヤ「うそーー、また眠ってしまった。 僕のポケモン全部寝てしまったし、もう戦えない。 次に進
          んでいいよ。」
          ブルー「ラッキー! 3人ぬき! 後2人ね!」
          ???「よくここまで来たわね! でももうばてて来たんじゃない?」
          アシュラ「またミニスカートでござるか?」
          ミニスカート「いかにもそうよ! 私はアマネ! 今から勝負よ!」
          シゲル「よし、俺から勝負だ! 行け、コラッタ!」
          コラッタ「コラッタ!」
          アマネ「私のはこのポッポよ!」
          ポッポ「ポッポ!」
          ゼトラ「何か今回ポッポ多くねえか?」
          サトシ「確かにそうだね。」
          シゲル「コラッタ、「怒りの前歯」だ!」
          コラッタ「コラッター!」
          ガブ!! コラッタの「怒りの前歯」!
          ポッポ「ポッポーー...」
          アマネ「うそ、やっぱりね...」
          シゲル「ふ、どうだい? これで終わりか?」
          アマネ「確かに終わりだわ。 私ニドラン♀持ってるけど、ナオコと同じ事かもしれないから、今回は
          通してやるわ!」
          サトシ「よおし! これで4人ぬき! 今日は簡単に勝てるな!」
          アヤメ「今度は最後のトレーナーね! そのトレーナーはボーイスカウト!」
          ボーイスカウト「げっ!? な、何でもうここに入るんだ!? 俺まだ準備してねえのに!?」
          サクラ「文句はないのよ!」
          ボタン「これからは本番よ!」
          ボーイスカウト「ぐぐぐ...ぐおーーーーー!!! いいだろ、やってやろうじゃねえか!! きえーー
          ーーい!!! 俺の名はユウジ! 俺の挑戦者は誰だ!!!」
          サトシ「す、すげえやけくそじゃねえか。 お前の相手は俺だ!」
          ユウジ「ふふふ、いいだろ! まずお前から倒してやろうじゃねえか!!! 俺のポケモンはこのマ
          ンキーだぜ!!」
          マンキー「ウキャーー!!」
          カスミ「な、何!? あの恐そうなポケモンは!?」
          ポケモン図鑑「マンキー・豚猿ポケモン・身のこなしが軽く狂暴な性格。 怒って暴れると手が付け
          られなくなる。 身軽で木の上で生活する。 機嫌が悪くなり回りにいる物に飛び掛かる。」
          タケシ「相手のポケモンは格闘ポケモンだぞ! 岩ポケモンであるイシツブテを出さないようにしろ
          よ!」
          サトシ「分かってるよ、どうせニビシティジムの戦いで分かっちまったからね。 でも岩じゃなければ
          地面ならいいんだね? 地面はサンド、君に決めた!」
          サンド「ピキー!!」
          ユウジ「そんな者で俺を倒せるかい? 無理だぜ! マンキー、「気合だめ」だ!」
          マンキー「ウキーー!!」
          マンキーの「気合だめ」! マンキーははりきってる!
          ブルー「こ、これは!?」
          ユウジ「へへへ!! 一回気合をためたら、自分のポケモンの攻撃が急所に当たりやすくなるぜ!
          マンキー、「空手チョップ」だ!」
          マンキー「ウッキャーーー!!!」
          サトシ「わわわ、危ない!! サンド、「穴を掘る」!!」
          サンド「ピ、ピキーー!!」
          ドギャーーーン! サンドの「穴を掘る」! サンドは地面に潜った!
          バキーーン! マンキーの「空手チョップ」! 満期は地面を少し割った!
          ユウジ「ちっ! 外れたか!」
          サトシ「よし! サンド、出て来て「切り裂く」攻撃だ!」
          ドガーーーーン! サンドは地面から出て来た!
          マンキー「ウキ!?」
          サンド「ピキキーー!」
          グサ! サンドの「切り裂く」攻撃!
          マンキー「ウキャーーー…」
          ユウジ「えーーー!? うそーーー!?」
          サトシ「どうした! もうこれで終わりか!」
          ユウジ「う、俺一匹しか持ってなかった。 どうやら俺気合入れ過ぎたな。 俺の負けだぜ、通ってい
          いぞ。」
          全員「やったー! 5人ぬきー!」
          シャワーズ「やっと通れる事が出来たね!」
          ピカチュウ「ピカピカチュウ!」
          ???「あーらおめでとうございます!」
          サトシ「な、何だこれは?」
          シゲル「男と女2人。」
          謎の女1「貴方よくここまでたどり付いたね!」
          謎の男1「コングラチュレーションね!」
          謎の女2「君は超強いじゃないの!」
          謎の男2「俺達ビッグ驚きね!」
          カルロス「その顔どっかで見たような感じがするな?」
          コゴロウ「おまけにその声もどっかで聞いたような...」
          謎の女1「な、何言ってるのよ? 私達貴方達あった事ないのよ!」
          謎の男1「その通り!」
          謎の女2「貴方達がここまで来たお礼にスペシャルなプレゼントをさし上げます!」
          謎の男2「その前にそのピカチュウとシャワーズを見せてくれませんか?」
          シャワーズ「え?」
          ピカチュウ「ピ?」
          サトシ「え、い、いいけど。」
          謎の女1「それでは頂きまーす!」
          シャワーズ「え!?」
          ピカチュウ「ピカ!?」
          サトシ「え、頂きますって!?」
          謎の男1「もちろんピカチュウとシャワーズゲットだぜ!」
          シゲル「何だとー!?」
          ブルー「ちょっとあんた誰なのよ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげれば世の情け...」
          タケシ「そ、そのセリフは!?」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          カスミ「ロケット団!?」
          ムサシ「その通りよ!」
          サムライ「じゃああちらに入るのは?」
          ヤマト「なんだかんだと聞かれたら...」
          コサブロウ「答えてあげないの普通だが...」
          ブルーザー「だったら答えんでエエ!」
          ヤマト「あら!? ちょっと、人のセリフに勝手に割り込まないでよ!」
          サクラ「でも答えてあげないのって言ったじゃないの!」
          コサブロウ「ああ、もう! どうでもいいからさっさとやろう!」
          サトシ「お前達一体俺のポケモンに何をするんだ!?」
          ムサシ「もちろん頂くのよ! なぜかと言うとこのポケモンは私達のウォンテッドポケモンなのよ!」
          コジロウ「その通り! だから今から俺達はこいつらを頂くのさ!」
          クリスティ「何ですってー!?」
          ブレイク「じゃああの5人のトレーナー達は!?」
          ヤマト「あれは私達が呼んだトレーナーなのよ! もしもここにあんた達が来て倒したら、ポケモンリ
          ーグ決定するかと思ったら、やられたのは仕方ないよね!」
          コサブロウ「て言うか、普通は騙されてるんだよな! そんな事俺達が出来るわけねえだろって感じ
          だぜ!」
          アヤメ「なんて言う事!」
          ボタン「騙されるなんて!」
          ムサシ「と言うわけで、こいつらは私達ロケット団が頂くわ!」
          コジロウ「それでは、おたっしゃ...」
          バキーーー!! 謎のポケモンはコジロウを蹴り飛ばした!
          コジロウ「あぎゃーーーーー!! またかーーーーーーーい!?」
          アシュラ「あれはマンキー!?」
          マンキー「ウキ!」
          ???「サトシ、後ろを見てな!」
          サトシ「え、あっ! みんな!?」
          サトシの後ろに戦った5人のトレーナー達がいた!
          ムサシ「ちょっと何するのよ!?」
          シンスケ「よくも僕たちを騙してくれたね!」
          ナオコ「許せないわよ!」
          トモヤ「僕たちを騙して許すと思うかい?」
          アマネ「私達に騙したからってそう簡単に許せないわよ!」
          ユウジ「その代わりに今からコテンパンにしてやらー!」
          ヤマト「や、ヤバイ...」
          コサブロウ「俺達も...」
          ニャース「やられるのニャ。」
          シンスケ「キャタピー、「糸を吐く」!」
          キャタピー「キャターーー!!!」
          ブーーーーー!!! キャタピーの「糸を吐く」!
          コサブロウ「ブホ!? い、いぎがげひん(息が出来ん)!!」
          ユウジ「マンキー「乱れ引っかき」!」
          マンキー「ウキャキャーーー!!」
          バリバリバリバリ! マンキーの「乱れ引っかき」!
          ヤマト「いたたたたた!! 痛いじゃないの!! 女は顔が命なのよ!!」
          ナオコ「ポッポ、「電光石火」!」
          アマネ「ポッポも「電光石火」よ!」
          ドカドカ!! ポッポの「電光石火」!
          コジロウ「いて!! ちょっと、ヒップとウェストに当たらないでくれよ!」
          トモヤ「コラッタ、「怒りの前歯」!」
          コラッタ「コラッターー!!」
          ガブッ!! コラッタの「怒りの前歯」!
          ムサシ「いったーーーい!! 指が痛い、指が痛い!!!」
          ムサシはピカチュウとシャワーズを放した!
          サトシ「よおし、俺がとどめをさしてやるぜ! ニドキング、君に決めた!」
          ニドキング「キーーーング!」
          ロケット団「え!?」
          サトシ「ニドキング、とどめの「メガトンパンチ」!」
          ニドキング「キーーーングーーー!!」
          バキーーー!!! ニドキングの「メガトンパンチ」!
          ロケット団1「やな感じーーーーー!!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーー!!!」
          キラッ!
          ユウジ「ふん! やっと消えたか! ざまー見やがれ!」
          サトシ「これで終わったな!」
          シンスケ「それじゃあ僕たちも仕事終わったし、そろそろトキワの森に行こうかな?」
          ナオコ「私は博物館にいくわ。」
          アマメ「じゃあ私も!」
          トモヤ「じゃあ僕は帰るとするかな?」
          シゲル「あれ、お前達もう行っちまうのか?」
          シンスケ「うん、戦い終わったし、もう何もする事ないよ!」
          ナオコ「うん、それから楽しかったし!」
          アマネ「もう予定から!」
          トモヤ「じゃあ僕たち行くから、またどこかで会おうな!」
          サトシ「ああ、またな!」
          シンスケ、ナオコ、トモヤとアマネは行ってしまった。
          ブルー「ユウジはどうするの?」
          ユウジ「俺はここに入る、どうせ後でお月見山に行くからな。」
          サトシ「そうか、じゃあまた会おうな!」
          ユウジ「ああ、またな!」
          カスミ「これでトレーナー戦も終わったし、次の場所に行くのは?」
          サトシ「もちろん25番道路さ! この道にポケモンがいるからな! さっそくポケモンゲットだぜ!」
          サトシ達は24番道路の5人戦士を倒し、再びロケット団を倒し、旅は続く! そこではどんなポケモ
          ンが待ってるのかな? サトシ達の旅はまだまだ続く!
          続くったら続く!