第十六話 ポケモンリーグへの道
          ここは25番道路、別名「トレーナーストリート」。 ここはなぜかポケモントレーナー達が多く、勝負を
          したがる奴もいる。 そしてこの道にいたのはサトシ達。 サトシは24番道路で5人のトレーナー達を
          倒し、いよいよこの道に到着!

          サトシ「ここ終わったらクチバシティに行くんだけど、そこには何があるんだ?」
          カスミ「あそこにはサントアンヌ号と言う豪華客船があるわ!」
          サクラ「あそこにも水辺のポケモンもいるし。」
          アヤメ「一度そこに行きたいよね!」
          ボタン「うん! 楽しみだわ!」
          タケシ「他にもあそこにジムもあるぜ!」
          サトシ「本当か! よーし、ポケモンゲットしたら直ぐに行かなきゃな!」
          シゲル「イエローよりも早くそこに行かなきゃな。」
          ブルー「そうよね。」
          ブルーザー「確かここってトレーナーが多くいたっけ?」
          サムライ「そうでござるけど。」
          カルロス「じゃあみんなここでトレーナー戦でもしてたら? 俺はお前達にいいポケモンゲットするか
          ら、それまで待ってるんだぜ!」
          サトシ「ありがとう、カルロス! それじゃ、俺達もトレーナー戦でもするか!」
          全員「おう!」
          ―数分後―
          サトシは短パン小僧と戦っていた。
          サトシ「ピジョン、とどめの「電光石火」!」
          ピジョン「ピジョーーーン!」
          バキ! ピジョンの「電光石火」!
          コラッタ「コラッターーー...」
          短パン小僧「あ、僕のコラッタ!!」
          サトシ「やったー! 勝ったぜ!」
          カスミ「サトシもなかなかやるね!」
          タケシ「あいつ強くがんばるな!」
          短パン小僧「君なかなか強いんだね。 それならアキラに勝てるかもしれないよ!」
          サトシ「アキラ?」
          短パン小僧「猛獣使いのアキラだよ。 確か彼はあそこの大きいテントにいるよ。」
          サトシ「よおし、じゃあさっそく行くか!」
          シャワーズ「やっぱし行くのー?」
          ピカチュウ「チュウ。」
          サトシ「当たり前だろ? どうにかしてお前達のレベルを上がらせないとな!」
          サムライ「サトシ殿って張り切りなお方なんでござるな。」
          ブルーザー「まあ、あいつの事だから勝負は断れない事もあるもんな!」
          サクラ「それにしてもカルロスさん遅いね。」
          シゲル「おーい、みんな!」
          ブルー「お待たせー!」
          アヤメ「あ、シゲルとブルー! どう、そっちは?」
          シゲル「ああ、さっき戦った奴が猛獣使いのアキラって言う奴と戦った方がいいってよ。」
          ブルー「私も同じ事よ。」
          サトシ「俺もさ。 じゃあそのアキラって言う奴と戦いに行こうか?」
          シゲル「ああ、じゃあ行くか!」
          ―大きなテント―
          ここは大きなテントがある場所。 その名こそ、「アキラのジム」。
          サトシ「アキラのジム? 変わったジムだな。」
          シゲル「これってジムか?」
          ブルー「なんか変なジムだね。」
          タケシ「98連勝だってよ。」
          サトシ「俺達が負ける訳ないぜ!」
          カスミ「でもこっちは、10連勝以上よ。」
          ???「だったら勝負するかい?」
          サムライ「誰でござるか?」
          サクラ「猛獣使いだわ。」
          猛獣使い「その通り! どうやら噂を聞いたんだな? 俺はアキラ、98連勝のツワモノで最強のトレ
          ーナーだ!」
          アヤメ「あんたがアキラ?」
          アキラ「ああ、では誰から俺と戦いたいんだ?」
          サトシ「俺から戦うぜ!」
          アキラ「いいだろ、勝負を受けてやるぜ! もしも俺が100連勝をしたら、俺はポケモンリーグのポケ
          モンマスターになるために旅に出るぜ!」
          サトシ「それまでに俺に倒せるのか? だって俺にはグレーバッジとブルーバッジが持ってるんだ
          ぜ!」
          アキラ「ふん! 今更お前が持ってるからって調子に乗るんじゃねえぜ! それから一体誰だろう
          な? あんな弱っちいジムリーダーは?」
          カスミ「な、何ですってー!!!」
          アキラ「え!? ちょ、ちょっと待って! まさかお前達がそのジムリーダー達なのか!?」
          サクラ「当たり前じゃないの!!」
          アヤメ「私になんて事言うのよ!!」
          ボタン「よくも言ってくれたわね!!」
          タケシ「サトシ、あんな奴ぶっ倒してやれ!!」
          サムライ「こ、恐いでござるな...」
          コゴロウ「た、確かに...」
          クリスティ「ちょっとみんな落ち着いてよ!」
          ブレイク「でもカルロスはどこにいるんだ?」
          アシュラ「まだポケモンゲットしに行ってるんでござるよ。」
          ブルーザー「でも遅い...」
          ゼトラ「まあさっさと戦えな。」
          アキラ「わ、悪かった。 もうそんな事言わないから。 じゃあさっそくやるか! 俺のポケモンはこの
          サンドだ!」
          サンド「ピキーー!!」
          サトシ「ピジョン、君に決めた!」
          ピジョン「ピジョーーン!」
          アキラ「サンド、あんな奴「引っかく」攻撃だ!」
          サンド「ピキーー!!」
          グサ! サンドの「引っかく」攻撃!
          ピジョン「ピジョーーー...」
          サトシ「あ、ピジョン!! くそー、こうなったら! バタフリー、君に決めた!」
          バタフリー「フリーー!!」
          サトシ「バタフリー、「痺れ粉」だ!」
          バタフリー「フリフリー!」
          パラパラパラパラ! バタフリーの「痺れ粉」!
          アキラ「サンド、「穴を掘る」!」
          サンド「ピキーーー!!」
          ドギャーーン! サンドの「穴を掘る」! サンドは地面の中に潜った!
          バタフリー「フリフリ?」
          アキラ「今だサンド、やれ!」
          ドガーーーン!! サンドは地面から出て来た!
          バタフリー「フリ!?」
          ドカ! サンドの攻撃で命中した!
          バタフリー「フリーーー...」
          サトシ「そんなーー...」
          アキラ「さあ、どうする?」
          サトシ「どうしよう? オニドリルとズバットじゃピジョンと同じ事だし、ニドキングとニドクインとスピア
          ーは地面に弱いし、パラスはバタフリーと同じ事だし、同じサンドにしようかな? それともイシツブ
          テかコラッタにしようかな? 待てよ、そう言えば地面は水に弱いんだっけ? よし、やってみるか!
          シャワーズ、君に決めた!」
          シャワーズ「よっしゃー!」
          サトシ「シャワーズ、「水鉄砲」だ!」
          シャワーズ「ラジャー! ブーーー!!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」! だが効果はなかったみたい...
          サトシ「何!?」
          カスミ「そんな、地面は水に弱いはず!?」
          アキラ「そうさ、でも特訓でなれてるんだ! サンド、「引っかく」攻撃!」
          サンド「ピキキーー!」
          グサ! サンドの「引っかく」攻撃!
          シャワーズ「いったーーーい! こいつ強すぎるーー!!!」
          サトシ「くそーー!! こうなったらピカチュウ、行ってくれ!」
          ピカチュウ「ピーカーピーカ!」
          ピカチュウは嫌がってる! でもサトシはピカチュウのしっぽを引っ張ってる!
          シゲル「サトシ、サンドは電気に効かねえんだぜ。」
          サトシ「分かってるけど頼むよ、ピカチュウ! 頼むからピジョンとバタフリーとシャワーズの仇を.
          ..」
          ピカチュウ「チュウーーーーーー!!!!」
          ビリリリリリリリリ!!!! ピカチュウの「電気ショック」!
          サトシ「あぎゃーーーーーー!!!!」
          シゲル「負けたか。」
          ブルー「やっぱしね。」
          サトシ「そんなーー...」
          アキラ「やったーー! 99連勝だぜ!」
          サトシ「何でーー!? バッジ持ってるのにーー!? アキラ、リターンマッチー!!」
          タケシ「諦めのない奴だな。」
          カスミ「本当ね。」
          アキラ「強くなってからまたきな!」
          サトシ「そんなーー...」
          サムライ「仕方ないでござるよ、サトシ殿! おや?」
          カルロス「よー! やっぱりここにいたのか!」
          ブルーザー「カルロス! お前どこに行ったんだよ?」
          カルロス「悪いな、ポケモン探すのに時間がかかっちまって、トレーナーと話し掛けたらここにいると
          聞いてな! それからポケモンゲットしたぜ!」
          サトシ「ああ、ありがとう。」
          カルロス「ん? どうしたんだよ、元気ねえじゃねえか。」
          クリスティ「サトシはアキラって言うトレーナーに負けて落ち込んでるのよ。」
          カルロス「それはとんでもねえ話だな。 まあポケモン貰って元気になったらどうなんだ?」
          サトシ「まあ、それもそうだな!」
          シゲル「その言葉に聞いたらいっきに元気になりやがった。」
          カルロス「えーと。 サトシとシゲルとブルーにはナゾノクサと、マダツボミと、コンパンだ!」
          サトシ「ありがとう、カルロス!」
          シゲル「貰っていいのか?」
          ブルー「いいんじゃないの?」
          カルロス「それからサムライにはコンパンだ!」
          サムライ「ありがとうでござる!」
          サトシ「よっしゃー! ナゾノクサ、マダツボミとコンパンゲットだぜ!」
          シゲル「ついでに俺もゲットだぜ!」
          ブルー「私もゲットだぜ!」
          サムライ「拙者もゲットだぜ!」
          サトシ「よおし、草タイプも持ったって言う事で、さっそくもう一回...」
          アキラ「今の戦いは何だ、サンド!!」
          カルロス「うわっ!? 何だ今の!?」
          タケシ「アキラの声だ。」
          カスミ「ちょっと中見て見ようよ!」
          サトシ「ああ!」
          サトシはジムの中を覗いた。
          アキラ「今から特訓だ!」
          サトシ「ん!?」
          中にはアキラのポケモン達がいた。 スピアーとバタフリーが戦う練習をしていて、コラッタ達は炎の
          リングに飛び渡っている。 そしてポケモンは何か変な物を付けていた。
          サンド「ピキー!!」
          アキラ「こら、水を怖がるな!」
          ビシビシ! アキラは鞭を使って地面に叩いた。
          サトシ「こら、やめろー!!」
          シゲル「あ、サトシ!!」
          アキラ「な!?」
          ドカ!!サトシはアキラを押した! ドッバーーン! サトシとアキラは水に落ちた!
          アキラ「何するんだよ!? 俺は今こいつらの特訓してるんだ!」
          サトシ「え、特訓!?」
          カスミ「ちょっと大丈夫、サトシ?」
          サクラ「あら、このサンドに身につけてる物は?」
          アキラ「あれはポケモン用強化ギプスだ。」
          アヤメ「ギプス!?」
          ボタン「そう言えば他のポケモンもギプスしてるわ。」
          アキラ「サンド、飛び込め!」
          サンド「ピ! ピキーー!」
          ドバーーン! サンドは水に飛び込んだ!
          カルロス「な!? こ、こいつ水に弱いはず!? なぜ水に平気なんだ!?」
          アキラ「俺がこいつを特訓したからだ。 世界で一番水に平気なポケモンにしたんだ!」
          シャワーズ「あの時僕の「水鉄砲」に効かなかったんだよ。」
          カルロス「なるほどー...」
          サトシ「なぜお前はこいつに厳しいことしなきゃ行けねえんだよ!?」
          アキラ「なぜかと言うと俺が最初からゲットしたポケモンだからだ。 俺はこういう風に決心したの
          だ! こいつを厳しい特訓をして誰よりも負けないようにしてやるとな! 雨の日でも風の日でも、俺
          はこいつと一緒にずっと特訓したんだ!」
          コゴロウ「雪も忘れずに。 後地震、雷と火事も忘れずに。 それから竜巻に津波に火山大噴火に隕
          石も...」
          アキラ「んなの出来るか!!」
          サトシ「そんな事したらポケモンはお前の事直ぐに嫌うぜ!」
          アキラ「そういうのはお前が思ってるからだ!」
          ブレイク「何か意味のないケンカになってしまったな。」
          ―ジムの外―
          ムサシ「あの声はジャリーボーイ達!」
          コジロウ「ここでピカチュウとシャワーズをゲットすれば、ポケモンはこっちのもんよ!」
          ムサシ「でもどうやってゲットするの?」
          コジロウ「それが問題なんだよな...」
          ニャース「ニャらばこれ使えば?」
          ムサシ「これならいいね!」
          コジロウ「よし、じゃあ作戦開始!」
          ―ジムの中―
          ゴワーーーン! 大きなゴングが鳴った!
          スピーカー「15分間休憩!」
          アキラのポケモン達は疲れきって倒れた。
          サトシ「全員疲れきってるじゃねえか。」
          アキラ「当たり前だ! 厳しく特訓したからだ! まあ、人形みたいに可愛がってるお前には当然違
          うけどな!」
          サトシ「何だとー! 俺のポケモンはどこが人形だ!!」
          サトシはアキラにパンチを食らおうとする! ドッバーーーーン! サトシとアキラは再び水に落ち
          た!
          シゲル「おいおい。」
          ブルー「もういいかげんにしてよ!」
          カスミ「またケンカしてるの?」
          アキラ「可愛がってるだけじゃ強くなれねえぜ!」
          サトシ「何!? お前だって厳しくすればポケモンに嫌われるのは当然だ!」
          アキラ「何だとー!?」
          タケシ「これじゃあやめねえな。」
          カルロス「風邪ひいても知らねえぞ、お2人さん。」
          ―一方ピカチュウとサンド―
          ピカチュウ「ピ?」
          サンド「ピキ!」
          ここ日本語ふりがな版に変えます。
          ピカチュウ「何これ?」
          サンド「ポケモン用強化ギプスさ! 付ける?」
          ピカチュウ「いいよ、僕こういうの...あっ!!」
          ガチ! ピカチュウの手にギプスが付いてしまった!
          ピカチュウ「アウ!! と、取れない!! あっ!!」
          ガチガチ! ギプスはすでにピカチュウの体に付いてしまった!
          サンド「あらら、付いちゃったね。」
          ピカチュウ「うぐぐぐぐ...く、苦しいー...きゃーー!!」
          コロン! ピカチュウは丸まってしまった!
          ピカチュウ「きゃーきゃー! 助けてー!!」
          サンド「あはははは! 君面白いね! じゃあ僕も丸まろう!」
          コロン! サンドは丸まった。
          ピカチュウ「ちょっと、丸まらないで助けてよー!!」
          ゴロゴロ... ピカチュウとサンドの後ろに大きなボールが転がってた。 その中にはロケット団が
          入っていた。
          ムサシ「作戦成功! これでピカチュウゲットだね!」
          ニャース「でもどっちがピカチュウだか分からないニャ。」
          コジロウ「どれだか分かんねえから、取っちゃえ!」
          バッ! コジロウは丸まったサンドを袋に入れた!
          ムサシ「次はシャワーズ!」
          シャワーズ「ちょっとサトシ、大丈夫?」
          サトシ「ゲホ、ゲホ! くそー、懲りねえ奴が...」
          アキラ「お前こそ...ゲホ、ゲホ!」
          サクラ「大丈夫ならいいけど。」
          アヤメ「これじゃあ仲直り出来ないわね。」
          ボタン「そうよね。」
          ニャース「ヤバイニャ! シャワーズはあいつらの直ぐ横にいるニャ!」
          コジロウ「しょうがねえ、シャワーズは後だ! とにかくこいつだけ持って行って逃げよう!」
          ゴロゴロ...ロケット団は転がりながら行ってしまった。 ゴワーーーン! 大きなゴングが鳴った!
          スピーカー「15分終了! 特訓始まり!」
          アキラ「あれ、サンドがいない。 ピカチュウ、俺のサンド見かけなかったか?」
          ピカチュウ「ピカピーカ。」
          アキラ「そうか、どこ行っちまったんだ?」
          サトシ「きっと逃げたんじゃないの?」
          アキラ「そんなことするわけねえだろ!」
          サトシ「それはそうともいい、厳しく練習させたから嫌われて逃げた事もあるよね。」
          アキラ「100連勝も目指すのに逃げる奴は普通いねえだろ!」
          ―一方ロケット団―
          ムサシ「はぁ、はぁ...やっとここまで着いたわ...」
          コジロウ「これなら追いつけまい...」
          バキバキ! サンドは袋から出て来てムサシとコジロウを殴った!
          ムサシ「痛い!」
          コジロウ「アウチ!」
          ニャース「ニャ?」
          ゴスーーン! サンドはニャースの頭に当たった!
          サンド「ピキーーー!!!」
          ニャースは気絶しながらサンドのしっぽを噛んでる。 ドギャーーン! ニャースはサンドと一緒に地
          面に潜った。
          ―アキラのジム―
          サトシ「そんなに世界一になりたいなら、俺と一緒に行かないか?」
          しーーーーん...回りが静かだった。
          サトシ「あれ??」
          シゲル「嫌だと言ってるみたいだな。」
          ブルー「これじゃあ仲間になれないわね。」
          ブルーザー「これじゃあ世界がいつ終わっちまうか分からねえと言うのに。」
          アキラ「え? それってどういう意味だ?」
          サトシ「そうそう! 実は、ん?」
          ドガーーーン! バキ! サンドは地面から出て行きサトシに命中した!
          サトシ「うぎゃっ!! きゅーーーー...」
          ドサ! サトシは倒れた!
          カスミ「あ、サトシ!? 大丈夫?」
          アキラ「サンド、無事に帰って来たんだな! よかったぜ!」
          サンド「ピキー!」
          アキラはサンドを抱いた。
          タケシ「やっぱり厳しくしてもまだ友達だな。」
          サトシ「な、なるほど。 やっぱ厳しい奴でもそのポケモンは大切な奴なんだな。」
          シャワーズ「ん? あ、サトシ! これ見て!」
          サトシ「ん? あ、あれは!」
          シゲル「ニャース!?」
          ブルー「と言う事はロケット団が今ここに?」
          ニャース「うニャーー...ニャ!?」
          ニャースは立ち上がった!
          ニャース「ひょっとして大ピンチーー!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ニャース「ニャ!」
          サトシ「そ、その声は!」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          全員「ロケット団!?」
          ムサシ「くーーー!! このセリフを言うといい感じーーー...」
          コジロウ「感動するーーーー...」
          アキラ「お前達ここに何しに来た!」
          コジロウ「俺達はピカチュウとシャワーズ以外ザコには用はない!」
          アキラ「ザコだと!?」
          サトシ「来やがったな、こうなったら!」
          アキラ「サトシ、こいつは俺の相手だ! 表に出ろ!」
          サトシ「え!?」
          ―バトルステージ―
          ムサシ「私達に勝負しろって言ってるのね?」
          アキラ「そうさ! 俺のポケモンはこのサンドだ! サトシ、見てろよ! これが俺とサンドの最強のバ
          トルだ!」
          サトシ「アキラ...じゃあがんばれよ!」
          アキラ「ああ!」
          ムサシ「早く来ないと、こっちから行くよ! アーボ、行けー!」
          アーボ「シャーボ!」
          コジロウ「こっちはドガースだ!」
          ドガース「ドガーース!」
          ムサシ「アーボ、「巻き付く」攻撃!」
          アーボ「シャーーー!!!」
          アーボの「巻き付く」攻撃! しかしサンドは攻撃を素早くかわした!
          アキラ「サンド、「切り裂く」攻撃!」
          サンド「ピキーー!!」
          グサ! サンドの「切り裂く」攻撃!
          アーボ「アボーーー...」
          ムサシ「あらら、負けちゃった。」
          コジロウ「ドガース、「ヘドロ攻撃」!」
          ドガース「ドガース!」
          ベチャ! ドガースの「ヘドロ攻撃」! しかし効果はなかったみたい...
          コジロウ「毒には効かないとは...ん?」
          ニャース「ゴロゴロニャー!」
          ニャースは丸まったサンドと遊んでいるみたいだ。
          ムサシ「遊んでないでさっさと戦いなさいよ!!」
          ニャース「ニャ!」
          ガブ! ニャースの「噛み付く」攻撃! バラ! ニャースの牙が折れた!
          ニャース「固すぎるニャー!!」
          アキラ「サンド、とどめに「地割れ」だ!」
          サンド「ピキキーーー!!」
          ドガーーーーン!!! サンドの「地割れ」! ボガーーーン!!! 地面が割った!
          ニャース「ニャ!?」
          サトシ「あわわわ...」
          シゲル「ふう、落ちるところだったー...」
          ニャース「ぷはー!」
          ニャースは穴から出た。
          ムサシ「今日はこれまでにするわー!」
          コジロウ「それではお達者でー!」
          ロケット団「やな感じーーーーー!!!」
          アキラ「やったー! 100連勝! やっと100連勝出来たぜー! よかったな、サンド!」
          サンド「ピッキー!」
          サトシ「これで100連勝受けたな。 よかったな、アキラ!」
          ―ジムのゲート―
          アキラ「サトシ、さっきまでケンカして悪かったな。」
          サトシ「ううん、こっちこそごめんな!」
          カスミ「これでやっと仲良くなったね!」
          アキラ「あ、そうそう! あの時、確か世界が終わってしまうって言ったよな? それってどういう意味
          だ?」
          サトシ「ああ、実は...」
          サトシ達は色々な事をアキラに説明した。
          アキラ「な、なるほど...て言う事はロケット団よりもさらに強い奴がいるってわけか。 それが今、
          世界を狙ってるのか。」
          サトシ「ああ、このまま放っておくと、世界はなくなる! だから俺達はこうして新たな仲間とポケモ
          ン達を探しながら旅立ってるんだ! もちろんバッジをゲットし、ポケモンマスターになるためもな!」
          アキラ「そうか、よし! サトシ、俺もお前と一緒に行くぜ!」
          サトシ「え!? 入ってくれるのか?」
          アキラ「当たり前さ! 俺は100連勝もゲットした最強のトレーナーだ! 俺もバッジをゲットし、ポケ
          モンマスターになるところさ! お前と一緒に仲間になれば、俺もバッジをゲット出来るぜ! それか
          らどんな危険な出来事が起きても、俺はお前と一緒に戦うぜ! サトシ、俺もお前と一緒に行っても
          いいか?」
          サトシ「アキラ...いいぜ! どうせ今から仲間にさせてくれと言うところだったからな! 俺達には
          新たな仲間も必要だからな! それじゃ、これからもよろしくな!」
          アキラ「こっちこそよろしくな!」
          サトシとアキラは握手した。
          シャワーズ「よかったね、サトシ! これで新しい仲間も増えたね!」
          ピカチュウ「ピーカ!」
          タケシ「そうだ、アキラにこれをあげよう!」
          カスミ「それからこれも!」
          タケシとカスミはアキラにグレーバッジとブルーバッジをあげた。
          アキラ「え? いいのか、貰っても?」
          カスミ「いいのよ、どうせ貰っても!」
          サクラ「君も100連勝もしたから、それの証よ!」
          アヤメ「それからここまでニビとハナダジムに戻るなんて時間の問題だからね!」
          ボタン「これなら私達と戦わなくてすむでしょ!」
          タケシ「これは俺達の仲間に入った証だ! 受けとりな!」
          アキラ「あ、ありがとう! グレーバッジとブルーバッジ、ゲットだぜ!」
          サトシ「よかったな、アキラ!」
          シゲル「これで俺達と同じくバッジ二個ゲットで来たな!」
          ブルー「よかったね!」
          アキラ「ああ!」
          アキラは新たな仲間に入り、今からクチバシティに向うサトシ達! さて、クチバシティでサトシ達を
          待ってるのは誰? そして旅は続く!
          続くったら続く!