第十七話 ポケモン必勝マニュアル
          25番道路で猛獣使いのアキラは新たな仲間になり、旅を続くサトシ達! ここは多分、25番道路。
          だがここは霧の中。

          サトシ「そうだ! せっかくだからこいつらの図鑑調べて見よう! 出てこい、新しいポケモン!」
          ナゾノクサ「ナゾー!」
          マダツボミ「ツボー!」
          コンパン「コンパン!」
          ポケモン図鑑「ナゾノクサ・雑草ポケモン・別名「アルキメンデス」。 夜になると2本の根っ子で300
          m歩くと言う。 ただの草だと思って引き抜こうとすると鳴き声がする。 なぜかとても恐ろしい気分
          。」
          サトシ「へぇーーー、次はマダツボミ!」
          ポケモン図鑑「マダツボミ・フラワーポケモン・人の顔のような蕾から伝説のマンドラゴラの一種で
          はないかとささやかれている。 温度が高く湿度のある所を好む。 つるを使って小さな虫を捕らえて
          食べる。 別名はもちろん「マンドラゴラ」。」
          サトシ「じゃあ次はコンパン!」
          ポケモン図鑑「コンパン・昆虫ポケモン・暗闇でも目がレーダーの役割をして活動出来る。 目から
          ビームを発射する。 レーダーになる大きな目は明るい所では小さな目が集まって出来ているのが
          分かる。」
          サトシ「なるほどー、じゃあこれからもよろしくな!」
          ナゾノクサ「ナゾ!」
          マダツボミ「ツボ!」
          コンパン「コンパン!」
          カスミ「でもなんで私達がこんな霧の中にいるの!?」
          シゲル「俺達まだ25番道路にいるのか!?」
          ブルー「霧の中だから分からないわ!」
          サクラ「これじゃあ困るわね。」
          アヤメ「人の影なんか全然見当たらないわ。」
          ボタン「これじゃあ道に迷ったって事になるわよ!」
          サムライ「そんなでござるか?」
          アキラ「でもこんな所あったっけ?」
          タケシ「まあ、みんなは一度一休みしたらどうなんですか?」
          ブルーザー「はい?」
          タケシはバッグの中からテーブル、カップ、ポット、など色々な物を出した!
          タケシ「えーと、一休みするにはコーヒーを飲んだ方がいい。 だがまだ子供である人はお茶にした
          方がいいな。 それからアップルティーなどのドリンクも付けて...」
          カスミ「すばらしいわ、これ! まるで外国にいるみたいな感じだわ!」
          クリスティ「タケシってよくこういうもの持って来たわね!」
          タケシ「ええ、まあ、こういうのは趣味ですから!」
          カルロス「でもこんなでけーテーブルも持ってたなんて、お前のバッグドラえもんのポケットか?」
          コゴロウ「一度でもいいからどこでもドア欲しいっすね...」
          タケシ「そんなの出きる分けないだろ? でも、お湯を沸かすのに真木が必要だ!」
          カスミ「私はタケシと手伝う!」
          ブルー「私も!」
          サクラ「こちらも賛成だわ!」
          アヤメ「私もやるわ!」
          ボタン「料理ならこっちにも任せて!」
          サトシ「えーーー!? てことは俺とシゲルとサムライとアキラは真木集めかーー!?」
          ブレイク「その通りだな! でも俺達はここに残るぜ!」
          アシュラ「拙者も残る出ござる!」
          ゼトラ「じゃあ俺も行くぜ。 こうすれば文句ねえだろ?」
          サトシ「ああ、ありがとう。」
          ―数分後―
          シゲル「でもこんな霧の中で物落ちてるか?」
          サムライ「気味の悪い霧でござるな!」
          アキラ「全くだ!」
          ゼトラ「我慢しろ! どうせ仕方ないんだからな!」
          サトシ「でも何も見えない...」
          ピカチュウ「ピーカチュウ!」
          シャワーズ「え? 何か見つけたの?」
          サトシ「何だ?」
          シゲル「あそこに光が見えるぜ!」
          サムライ「しかも人の影!」
          アキラ「これはラッキーだぜ!」
          ゼトラ「何かやな予感がするな。」
          サトシ「とにかく行って見よう!」
          ―光の中―
          サトシ「おっ! 見える見える!」
          シゲル「何だあれは?」
          サムライ「征服をしてる男達がいるでござるな。」
          アキラ「しかもルームランナーもあるな?」
          ゼトラ「何やってるんだ?」
          生徒1「さあこのカードに写ってるポケモンは何だ?」
          生徒2「ぽ、ポッポですか?」
          生徒3「よく知ってたな。 さてこいつが進化するレベルは? それから覚える技は?」
          生徒2「わ、忘れました...うわ!」
          生徒2はこけた!
          生徒4「立て! それでもここの生徒か?」
          生徒1「忘れるてすむと思ってるのか?」
          サトシ「こらーーー!! お前らーーー!!」
          生徒達の目の前にサトシ達が現れた!
          シゲル「お前達何してるんだ!」
          生徒3「誰だお前達は!」
          生徒1「これは愛の鞭なんだよ!」
          サムライ「愛の鞭でござるだと!? これはただのイジメじゃないでござるか!」
          アキラ「ケンカするんなら、俺達と勝負しな!」
          ゼトラ「おい、君! 大丈夫か?」
          生徒2「あ、ありがとうございます。 でも平気です。」
          生徒1「ふっ! どうやら今日は邪魔が来てしまったようだな!」
          生徒4「悪いけど、今日はこれまでにしておくぜ!」
          生徒3「また明日から特訓だからな!」
          サトシ「あ、どこに行くんだ!」
          生徒達は行ってしまった。
          シゲル「くそー、ふざけやがって! ところで大丈夫か、お前?」
          生徒「はい、大丈夫です。 来てくれてありがとうございます。」
          サムライ「お主にの名は?」
          生徒「え? 僕の名前はジュンです。 僕はさっきの人たちの一人なんです。」
          アキラ「一体誰なんだ、あいつらは?」
          タケシ「あれはポケモンゼミの生徒達だな!」
          サトシ達の後ろにタケシ達がいた。
          ゼトラ「ポケモンゼミ? 何だそれは?」
          カスミ「ポケモンを習う学校よ。」
          ジュン「そうなんです。 僕はその学園に習ってるんです。」
          ピカチュウ「ピカ?」
          シャワーズ「ちょっとピカチュウ、ルームランナーで遊ばない方がいいよ!」
          サトシ「それって何だ?」
          タケシ「これはポケモンリーグに出場出来る学園なんだ。」
          ポチ! タケシは気付かないでルームランナーのボタンを押した。
          シャワーズ「え!?」
          ブーーーーーン! ルームランナーが動いた!
          ピカチュウ「ピーーカーーピーーカーー!!」
          ピカチュウはルームランナーで遊んでいるみたいだ。 ドテ! ピカチュウはこけた!
          シャワーズ「ピカチュウ、大丈夫?」
          ピカチュウ「チュウーーーーー...」
          タケシ「つまりこの学園の卒業したら、ポケモンリーグに出場出来るって言うわけだよ。」
          ブルーザー「バッジなしでも出場出来るのか。」
          ブルー「厳しい学園なの?」
          ジュン「そうとも言えるけどね。」
          ガン! ピカチュウはルームランナーを蹴った!
          ピカチュウ「ピーーーーー!!!」
          ピカチュウは足を痛んだらしい。
          サトシ「だったら行って見ようじゃねえか! そのポケモンゼミと言う学園をよー!」
          ジュン「でも今ここにいるんですけど?」
          全員「え!?」
          霧が突然に消え、大きな学園が見えた!
          シゲル「こ、ここがポケモンゼミ!?」
          ブルー「目の前にあったなんて...」
          ゼトラ「そうそう! あの時お前ポッポの問題してたな? お前本当に答え忘れたのか?」
          ジュン「いいえ、忘れていませんけど。 ピジョンがピジョットに進化するとマッハ2に飛び回る事が
          出来るし、ものすごい技も覚えるんだ。 ポッポがピジョンに進化するレベルは18、レベル21になれ
          ば「吹き飛ばし」、レベル31になれば「翼で打つ」攻撃を覚えるんだ。」
          アキラ「じゃあ何でそれを早く答えないんだ?」
          ジュン「一回でも答えると、もっと厳しくなるんだ。」
          サクラ「先生とかに聞いたの?」
          ジュン「聞いたんだけど、いつも知らん振り。」
          サトシ「それじゃあただのイジメじゃねえか! 誰なんだ、この愛の鞭って言うわけの分からねえ親
          玉は?」
          ジュン「この人です!」
          ジュンは女の子の写真を見せた。
          ジュン「この人は優等聖代さんって言うんです。」
          タケシ「ワオ! 何て奇麗な子なんだ!」
          サトシ「なんか可愛い子だね。」
          シゲル「そう感じるな。」
          カルロス「何でお前がいじめっ子の写真持ってるんだよ?」
          ジュン「いいじゃないですか、可愛いから。 僕の好みだし。」
          コゴロウ「お前なー、そういう奴の事なんとも思ってねえんだな?」
          アキラ「でも可愛い子ならそう簡単に許すけどね。」
          カスミ「だったら一度会ったらいいじゃないの! その優等生さんにね!!」
          ドスドスドスドス! カスミは地面を鳴らしながら歩いて行った。
          サトシ「おい、カスミ!」
          サクラ「カスミってああいう子なのよね。」
          ブレイク「だから昔世界一の美少女にならなかったんですね?」
          アヤメ「まあそれは昔の事だけどね。 今は違うけど。」
          ―ポケモンゼミの放れ―
          ニャース「ここがポケモンゼミニャんだニャ?」
          ムサシ「私そこ苦手なのね!」
          コジロウ「そうなんだよな!」
          ニャース「ニャんでニャ?」
          ムサシ「「桜散る」?」
          コジロウ「言わないでくれ...」
          ムサシ「私達も昔...」
          コジロウ「ポケモンゼミ受けたんだよーー!!」
          ニャース「それはニャんでニャ?」
          2人「聞きたい?」
          ニャース「うんニャ! 聞かないのはエチケットニャんだニャー。」
          ムサシ「あんたって優しいのね!」
          コジロウ「やっぱりお前っていい奴だぜ!」
          ムサシとコジロウはニャースを抱いた。
          ニャース「(こ、こいつら本当に大丈夫なのかニャ?)」
          ―ポケモンゼミの中―
          サムライ「すごい部室でござるな。」
          アキラ「何だ、このゲームセンターのような部室は?」
          ジュン「ここはトレーニング室ですよ。 セイヨさんはいつもここで来るんです。 ここはポケモンの弱点
          を知る部室なんです。 君達なら簡単にポケモンの弱点分かる事が出来るかな?」
          サトシ「何言ってるんだよ? 俺なんかバッジ二個持ってるんだぜ!」
          ジュン「セイヨさんは三つ以上出来るのにこっちは二つだね。」
          カスミ「ちょっと、私はハナダジムの子よ!」
          ジュン「ああ、水系ポケモンを使うジムリーダーでしょ? シミュレーションではいつも勝ってるよ!」
          ガチャ! ジュンはゲームのようなマシンで遊んでる。 ビューーン! ジュンは水系ポケモンを倒し
          た!
          カスミ「何よこれ!? シミュレーションはシミュレーション! 私は私! だったら勝負する?」
          ジュン「いいよ、でも僕は負けないからね!」
          サトシ「おいおい、何でいきなり勝負するんだよ?」
          アキラ「よっぽど悔しいんだな。」
          カスミ「私のポケモンはスターミーよ!」
          スターミー「フー!」
          ジュン「こっちは水に強い草ポケモン、ウツドン!」
          ウツドン「ドーン!」
          ポケモン図鑑「ウツドン・ハエ取りポケモン・マダツボミの進化形。 葉っぱの部分はカッターになっ
          て相手を切り裂く。 口からは何でも溶かす液体を吐く。 お腹が減ると手当たり次第に動く物を飲み
          込んでは溶解液でとどめをさす。」
          カスミ「水系ポケモンになめないでよ! スターミー、「水鉄砲」よ!」
          スターミー「フォーー!!」
          バシャ!! スターミーの「水鉄砲」!
          ウツドン「ドーーーン...」
          ジュン「そんな、水に強いはずなのに!?」
          ???「だから貴方はだめなのよ、ジュン君。」
          カルロス「誰だ!?」
          女の子「ハナダジムのポケモンは草に弱くても、まだ成長するのよ!」
          タケシ「おお! あの子は!?」
          サトシ「あ、貴方がセイヨさんですか?」
          カスミ「(貴方ーー?? あいつら私にも貴方って呼んだ事なかったっけ???)」
          セイヨ「天下の名門ポケモンゼミの紅い一番星、夜空に輝くアンドロメダとも人は呼ぶ、優等聖
          代!」
          ―ポケモンゼミの外―
          ムサシ「あらま、あの子なかなかやるね!」
          コジロウ「ああ、可愛いところをすればオッケーなんだな?」
          ニャース「可愛いってニャーの事かニャ?」
          2人「違うーーーー!!」
          バキーーー!! ロケット団はニャースを殴った!
          ニャース「ニャーーーーー!?」
          ―ポケモンゼミの中―
          セイヨ「そう、私がこのゼミの優等生、セイヨよ! 特にジュン君!」
          ジュン「は、はい?」
          セイヨ「貴方は何でそんなに落ちこぼれなの? そんなにずーっとだめになるなら、このゼミと私の
          前から、消えて!」
          ジュン「え!?」
          ブルーザー「お、お前! 何てことを...!」
          カスミ「ちょっとあんた! ジュン君にそんな言い方はないでしょ!」
          セイヨ「あら、私何か言ったかしら?」
          カルロス「お前なーーー...お前が言ってる言葉は人の気持ちを傷付いてんだぞ!」
          カスミ「とにかく私とバトルしなさい! この世界一の美少女であるカスミに!」
          セイヨ「いいわよ! 貴方のポケモンはそのスターミーでしょ? 私のポケモンは、ゴローンよ!」
          ゴローン「ゴローン!」
          ポケモン図鑑「ゴローン・岩石ポケモン・イシツブテの進化形。 山の中の坂道を歩いてみるとゴロ
          ーンが転がってくる事がある。 通り道に何があろうと一再気にしていない。」
          タケシ「おい、岩ポケモンは水に弱いんだぞ!」
          セイヨ「でもこのゴローンは違うのよ!」
          カスミ「何言ってるか知らないけど、やってみるしかないわ! スターミー、「水鉄砲」!」
          スターミー「フーー!!」
          バシャ! スターミーの「水鉄砲」! しかし効果はなかったみたい...
          サクラ「うそ、水が効かないなんて!?」
          アキラ「俺のサンドと同じだ!?」
          セイヨ「どう、これで分かった? ゴローン、「体当たり」!」
          ゴローン「ゴローーーン!」
          ドカ! ゴローンの「体当たり」! バキャーン! スターミーのタイマーが割った! バシャーーン! ス
          ターミーは外にあるプールの中に吹き飛ばした!
          カスミ「そ、そんな...スターミーが...」
          アヤメ「カ、カスミが負けるなんて...」
          ボタン「あんなポケモンに?」
          ―プール―
          セイヨ「さあ、どうするの?」
          カスミ「スターミー...」
          カスミは泣きそうになった。
          セイヨ「これでお終いね! これで計算が分かったでしょ、ジュン君?」
          サトシ「ちょっと待って! 計算だか分からねえけど、こんなのって普通で出来るわけねえよ!」
          セイヨ「あら、その事は貴方が言われる事でしょ? 貴方の横にいるのはピカチュウとシャワーズで
          しょ? それに始めてゲットしたポケモンみたいわね?」
          シゲル「は? なぜその事知ってるんだ?」
          ブルー「わけのわからない事言わないでよ!」
          セイヨ「でもそのピカチュウとシャワーズが始めてゲットしたって言うのおかしいわね? 貴方男なの
          にそんな可愛い系なポケモンを持ってるなんて、男として恥ずかしいわね! おーほっほっほっ
          ほ!」
          サトシ「何だとー!? もう我慢出来ねえ! こうなったらカスミの仇でも、勝負してやらー!」
          カスミ「サトシ...」
          サトシ「俺のポケモンはこのピカチュウとシャワーズだぜ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          シャワーズ「僕を馬鹿にした奴は許せないからね!」
          セイヨ「あら、この子喋れるのね? 驚いたけど、私と勝負したいならいいわ! これ以上ゴローンは
          出せないから、次のポケモンを出すわ! そのポケモンは、カラカラ!」
          カラカラ「カラカラ!」
          ポケモン図鑑「カラカラ・孤独ポケモン・死に別れた母親の骨を頭にかぶっている。 寂しい時大声
          でなくと言う。 鳴き声は骨の中で響いて物悲しいメロディになる。」
          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーー!」
          ビリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」! だが効果はなかったみたい...
          サトシ「何!?」
          タケシ「カラカラは地面タイプのポケモンだ! 電気は効かないぞ!」
          セイヨ「その通りよ! カラカラ、「骨混紡」よ!」
          カラカラ「カラカラ!」
          バキ! カラカラの「骨混紡」!
          ピカチュウ「ピカーー!!」
          サトシ「大丈夫か、ピカチュウ? よし、こうなったら! シャワーズ、「水鉄砲」だ!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーーー!!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」! だが効果はなかったみたい...
          シゲル「やっぱりこいつも水に効かないのか!?」
          セイヨ「そうよ! 何度もやっても無駄よ!」
          サトシ「そうだと思ったら大間違いだぜ! ピカチュウ、濡れたままのカラカラに「10万ボルト」!」
          ピカチュウ「ピカチュウー!」
          ビリリリリリリリ!!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          カラカラ「カラーーーーー!!!」
          セイヨ「うそ!? でもなんで!?」
          アキラ「そうか、カラカラの骨は電気に通さない! でも筋肉は電気に通す事が出来る! 骨と筋肉
          に水をかけると効果は抜群だ!」
          セイヨ「そういう事なのね! でも勝負はここまでよ! カラカラ、「骨ブーメラン」!」
          カラカラ「カーラカラ!」
          ブォン! ブンブンブンブン! カラカラの「骨ブーメラン」!
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ! 素早く攻撃をよけろ!」
          ピカチュウ「ピッカ!」
          シャワーズ「それ!」
          ピカチュウとシャワーズは素早くよけた!
          サトシ「よし! ピカチュウ、カラカラの頭の骨を回せ!」
          ピカチュウ「ピカー!」
          グル! ピカチュウはカラカラの頭の骨を回転した!」
          カラカラ「カラ!?」
          セイヨ「カラカラ!?」
          サトシ「ピカチュウ、ガンガンやっちまえ!」
          ピカチュウ「ピッカー!」
          ガブ! ピカチュウはカラカラのしっぽを噛み付いた!
          カラカラ「カララーー!?」
          グサグサグサグサ! ピカチュウはカラカラのお腹に引っかいてる!
          カラカラ「カララララーーー!!」
          バキ! ピカチュウはカラカラの頭の骨を蹴って回転し始めた! ピタ! 回転が止まった。
          カラカラ「カラ? カラーーーー!?」
          バキーーン! カラカラの骨ブーメランは頭に当たった!
          セイヨ「カ、カラカラ!? 大丈夫!?」
          カラカラ「カラーー! カラカラーーー!!」
          カラカラは泣いた。
          サトシ「やったーー! 勝ったぜー!」
          ピカチュウ「ピーカ!」
          シャワーズ「勝った勝った!」
          セイヨ「私が負けるなんて、まさか私計算が間違ってたみたいわね。」
          サトシ「カスミ、仇は取ったぜ!」
          カスミ「サトシ...ありがとう!」
          ムサシ「それじゃあ行きましょうか?」
          コジロウ「行きましょう行きましょう!」
          アシュラ「何なんでござるか? この声は?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          シゲル「あいつらか?」
          ブルー「懲りない奴だね。」
          セイヨ「よくここまで来たわね、ロケット団! ここに来るの待ってたわ!」
          セイヨと他の生徒達が現れた!
          ムサシ「え!? ちょ、ちょっと待ってよ!?」
          コジロウ「1対1と言うルールでしょ!?」
          ジュン「問答無用! 行くぞ!」
          バキバキバキバキ! ジュン達はモンスターボールをロケット団に投げた!
          ムサシ「痛い痛い! やめてよー!」
          コジロウ「俺達の登場シーンは一体何だったんだー!?」
          ニャース「やっぱりルールは守りもしょうニャー!」
          ロケット団「やな感じーーーーーー!!」
          サトシ「な、何だったんだ? 今の?」
          クリスティ「でも追い出したからいいよね?」
          ブルーザー「ああ、多分な。」
          ―夕方―
          セイヨ「ジュン君、ごめんね。 あんな事言ってしまって。」
          ジュン「いいんだよ。 どうせ僕も勉強したから。」
          セイヨ「私やっぱりポケモンの勉強やり直すわ。」
          ジュン「そうだね。 僕もポケモンの勉強やり直すよ!」
          セイヨ「ジュン君、これからもがんばろうね!」
          ジュン「こちらこそ!」
          サトシ「結局仲良くなったな!」
          コゴロウ「サトシ、お前もいつかカスミと仲良くするんだぜ。」
          カスミ「仲直りって...」
          サトシ「まあ、それはしたいんだけどさ...」
          セイヨ「サトシ君達もう行っちゃうの?」
          サトシ「ああ、もう行くけど。」
          ジュン「これからもがんばって欲しいね。」
          サトシ「あ、そうそう! 実は頼みがあるんだ!」
          セイヨ「何が?」
          サトシ「俺達の仲間にしてくれないか?」
          ジュン「え? それはなぜ?」
          ゼトラ「俺から話す! 実は...」
          ゼトラはセイヨとジュンにリユニオンの事を説明した。
          ジュン「何だって!? じゃあロケット団よりもさらに最強な敵がいるんですか!?」
          セイヨ「それに今、この世界を狙ってるの!?」
          サトシ「そうなんだ。 俺達はこうして新たな仲間とポケモンをゲットするために旅をしてるんだ! 他
          にもバッジゲットとポケモンマスターを目指す事もさ! もしもあいつらを放っておくと、この世界は消
          えてなくなる! だから頼む、仲間にしてくれ!」
          セイヨ「仲間にしたいけど、私このポケモンゼミに出られないわ。 私ここに残ってポケモンの勉強し
          なきゃいけないの。」
          ジュン「それから僕達ポケモンの練習しなきゃいけないし、残念だけど僕たちここに...」
          生徒1「ちょっと待ってくれー!」
          生徒達が来た。
          セイヨ「どうしたのみんな?」
          生徒1「セイヨさん、ジュン君。 この人たちと一緒に行ってください!」
          ジュン「え!? でもどうして!?」
          生徒3「話は聞いた! この世界は大変な事が起きてると。 もしも一緒に行ってくれば、何かの役
          に立てるはず!」
          生徒4「お願いです! サトシ君と一緒に旅に出てください! ここは僕たちに任せてください!」
          セイヨ「みんな...でもそれでいいの?」
          生徒1「かまいません!」
          セイヨ「分かったわ! 私とジュン君はサトシ君と一緒に行くわ!」
          生徒3「本当ですか! それでは気を付けてください! ジュン君もがんばって!」
          ジュン「ありがとう!」
          生徒4「それからサトシ君。 くれぐれもよろしくお願いします!」
          サトシ「ああ! それじゃあセイヨ、ジュン! これからもよろしくな!」
          セイヨ「こっちもよろしくね!」
          ジュン「こっちもよろしくお願いします!」
          セイヨとジュンはサトシ達の新たな仲間になり、仲間はまたまた増えてきた! これからはどんな新
          たな冒険になるか分からない! そしてサトシ達の旅は続く!
          続くったら続く。