第二十一話 ポケモン研究家マサキ
          サトシはゼニガメをゲットし、今こそクチバシティに向う! そしてサトシ達はやっと25番道路に辿り
          着いた。

          サトシ「やっと25番道路に着いたぜ!」
          シゲル「やっと着いたか...」
          ブルー「これでやっと迷い道から出たね!」
          カスミ「なんかいい気分!」
          タケシ「でもクチバシティに行くのはまだ先だぞ。」
          サムライ「そうでござるな。」
          サクラ「クチバシティに行くのは5〜6番道路から通れば着くわ。」
          アヤメ「でもここからクチバシティに行くなんて道は遠いわ。」
          サトシ「よおし、まずはここでポケモンゲットしなきゃな!」
          ボタン「もうここでポケモンゲットしに行くの?」
          カルロス「おい、ちょっと待ってくれ! この道に生息してるポケモンはマダツボミ、ナゾノクサとコン
          パンだけだぜ! お前達もう持ってるんだろ?」
          サトシ「確かにそうだけど、あそこの海辺は?」
          アキラ「え? 海辺?」
          サトシは海辺の方へ向いた。
          セイヨ「ほんとだわ、海辺がある!」
          カルロス「あれ? でも俺がポケモンゲットしに行く時、あんな所で海辺なんかあったかな?」
          ジュン「多分最後までちゃんと見なかったんですよ!」
          ブルーザー「で、何だ? そこで海辺のポケモンゲットしに行くのか?」
          サトシ「あったり! じゃあ、俺はそっちでポケモンゲットしに行くから、みんなはここで待ってろよ!」
          カスミ「しょうがないわね。 じゃあ、ここで待ってるから!」
          シゲル「じゃあ、俺も行くか!」
          ブルー「私も!」
          カルロス「ちょっと待って! 俺も手伝うぜ!」
          サトシ「よし、じゃあ行こう!」
          ―海辺―
          サトシ「ここに水系ポケモンがいるみたいだな!」
          カルロス「こんな所に海辺があったとはな。」
          シゲル「俺は先に行くぜ!」
          ブルー「私も!」
          カルロス「じゃあ、俺も探しに行くぜ!」
          シゲル、ブルーとカルロスは行ってしまった。
          サトシ「行っちゃったな。 それじゃ、ピカチュウとシャワーズ! お前達も探すんだ!」
          シャワーズ「分かった!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          サトシ「さて、俺も、ん?」
          ???「クキクキ!」
          サトシ「おお! ラッキー、ポケモンだぜ!」
          ポケモン図鑑「クラブ・沢蟹ポケモン・海の近くで見つかる。 大きな鋏はもぎ取っても後からまた生
          えてくる。 強力な武器となる鋏は攻撃の時まれにもげるが後から直ぐに生えてくる。」
          サトシ「よおし、クラブゲットだぜ! ナゾノクサ、君に決めた!」
          ナゾノクサ「ナゾー!」
          サトシ「ナゾノクサ、「吸い取る」攻撃!」
          ジュウーーーー! ナゾノクサの「吸い取る」攻撃!
          クラブ「クキーーーー...」
          サトシ「よし! とどめのモンスターボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ...シュウーーーーー...」
          サトシ「やったー! クラブ、ゲットだぜ!」
          ナゾノクサ「ナゾ!」
          シャワーズ「サトシ! あそこにニョロモがいるよ!」
          サトシ「ほんとか!? どれどれ、ポケモン図鑑!」
          ポケモン図鑑「ニョロモ・おたまポケモン・すべすべした黒い皮膚は薄く湿っている。 内蔵の一部が
          透けて渦巻譲に見える。 渦巻の向きは生まれた痴呆によって違うらしい。 歩くより泳ぐ方が上
          手。」
          サトシ「よおし、ニョロモもゲットだぜ! シャワーズ、「電光石火」だ!」
          シャワーズ「オッケー! うぉーーーーー!!」
          ドカ! シャワーズの「電光石火」!
          ニョロモ「ニョローーー...」
          サトシ「次はモンスターボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ...シュウーーーー...
          サトシ「やったー! ニョロモ、ゲットだぜ!」
          シャワーズ「やったね!」
          シゲル「おお、サトシ! お前もニョロモゲットしたのか!」
          サトシ「あっ! シゲル、ブルーとカルロス!」
          シゲル「こっちはニョロモとクラブゲットしたぜ!」
          ブルー「私は可愛いポケモンが好きだから、ニョロモゲットしたわ!」
          カルロス「ここにはクラブとニョロモしかいねえみたいだな。 でも海辺じゃなくてもアーボならゲットし
          たぜ。 四匹分も。」
          サトシ「え!? アーボゲットしたのか!?」
          シゲル「あのムサシが持ってた奴と同じ奴か!?」
          カルロス「ああ、これサトシとシゲルにあげるよ! ブルーは恐い奴はいらないんだろ?」
          ブルー「まあ、そうだけど、でも私も貰ってもいいかしら?」
          カルロス「ああ、いいぜ! もう一匹はアキラにあげるつもりだからな!」
          サトシ「ありがとう! これでアーボ、ゲットだぜ!」
          シゲル「こっちもゲットだぜ!」
          ブルー「私もゲットだぜ!」
          サトシ「それじゃあ、みんなの所へ戻ろ!」
          ―仲間の入る場所―
          サトシ「ただいまー!」
          カスミ「あっ! サトシ、早かったのね!」
          シャワーズ「たった三匹しかゲット出来なかったみたいだよ。」
          カルロス「それからアキラ、お前このアーボ欲しいか?」
          アキラ「アーボ!? いるいる! どうせ猛獣みたいなポケモンならいるぜ!」
          カルロス「じゃあ、こいつはお前の者だ!」
          アキラ「ありがとう! これでアーボ、ゲットだぜ!」
          カルロス「それからカスミとサクラとアヤメとボタン! 俺クラブとニョロモ四人分持ってるけど、欲し
          いか?」
          カスミ「ほんと!? 私ならそれ欲しいわ!」
          サクラ「私も欲しいわ!」
          アヤメ「私も!」
          ボタン「水系ポケモンなら私も欲しいわ!」
          カルロス「じゃあ、このクラブとニョロモはお前達の者だぜ!」
          4人姉妹「ありがとう! これでクラブとニョロモ、ゲットだぜ!」
          セイヨ「いいね、みんな貰って...」
          ジュン「羨ましいですね。」
          カルロス「ふっ! その事だろうと思ったら、念のために他のポケモンゲットしたぜ!」
          ジュン「え!? 本当ですか!?」
          カルロス「ああ! えー、とジュンの分はコンパン、クラブ、ニョロモ、アーボ、ナゾノクサ! セイヨの
          分はナゾノクサ、マダツボミ、コンパン、ニョロモ! ジュンはウツドン持ってるからマダツボミはいら
          ねえな! こいつらは全部お前達にあげる!」
          セイヨ「ほんとに!? ありがとう! これでポケモンゲットだぜ!」
          ジュン「こちらもポケモンゲットだぜ!」
          カルロス「よし! これでポケモンゲットしたな!」
          タケシ「ところで俺今見つけたんだけど、あそこで小屋があるみたいだぜ!」
          サトシ「ほんとか? じゃあ、そこで休んで行こう!」
          ―謎の小屋―
          コゴロウ「うわー、すっげー派手な小屋だな!」
          クリスティ「「岬の小屋」だって。」
          ブレイク「屋根にでっけーサテライトディスクあるな。」
          アシュラ「何のために使われてるのでござるか?」
          ゼトラ「多分科学のためだろ? ここは多分ポケモン研究家が住んでいるみたいだぜ。」
          サトシ「じゃあ、さっそく入ろう!」
          ピンポーン! サトシは呼び出しボタンを押した。
          スピーカー「はい、どちら?」
          サトシ「あのー、俺はマサラタウンから来たサトシですけど、ここで泊ってもいいですか?」
          タケシ「料理なら俺に任せてください!」
          スピーカー「料理やな? 泊ってもええで!」
          サトシ「そうですか! じゃあ、お邪魔します!」
          ガチャ! ドアが急に開いた!
          シゲル「うわっ!? 何だ!?」
          ブルー「自動ドア?」
          スピーカー「さあ入ってもええで!」
          サトシ「じゃあ、お邪魔します。」
          サトシ達は岬の小屋の中に入った。
          サムライ「ひゃー、これはすごいでござるな!」
          スピーカー「そうか、気に入ったか?」
          サクラ「ねえ、姿を見せたらどうなの?」
          スピーカー「え!? そ、それはあかんな! わいはちょっと手が離せないんやからな!」
          アヤメ「そう? でもなんか会いたい感じだけど。」
          ボタン「顔だけでもいいから見せてよ!」
          スピーカー「それはな...わいはちょっと新たな発明を作ってるんさかい! 手を離すととんでもな
          い事になるんや! だから無理なんや、ごめんな!」
          アキラ「発明?」
          セイヨ「どんな発明なのかしら?」
          ジュン「一回見てみたいな!」
          スピーカー「それは後のお楽しみや! まあ、ごゆっくりせいや!」
          サトシ「あ、そうそう! あのー、電話貸してもいいですか?」
          スピーカー「おお、ええで! かまいわせんけど。」
          サトシ「じゃあ、遠慮なく。」
          カスミ「誰に電話するの?」
          サトシ「久しぶりにオーキド博士に電話するんだ!」
          タケシ「オーキド博士だって!? あの有名なポケモン博士!?」
          サトシ「ああ、そうだけど。 それじゃあ、さっそく電話をしなくちゃ!
          ピポパポ! サトシはオーキド博士の電話番号を押した。 その時オーキド博士の画面が写った。
          オーキド「もしもし? オーキド博士じゃが。」
          サトシ「お久しぶりです、博士!」
          オーキド「おお、サトシ君か! それからシゲルにブルー君も!」
          シゲル「よう、じいさん!」
          ブルー「お久しぶりです!」
          サムライ「おろ? シゲル殿、オーキド博士の事知ってるのでござるか?」
          シゲル「ああ、俺はオーキド博士の孫だからな!」
          アキラ「え!? お前オーキド博士の孫なのか!? 知らなかったー...」
          オーキド「おや? そう言えばサトシ君とシゲルとブルー君はライバルじゃったな? 何で一緒にいる
          んじゃ?」
          サトシ「ああ、ちょっと色々あってライバルやめたんです。」
          オーキド「これはこれは、じゃあ今から一緒に旅立っとるのか?」
          サトシ「そうなんです! それから一緒にバッジ集めてるんです!」
          オーキド「これはこれは大変じゃな! 元ライバル同士だった君達が仲間同士になるとは! おかげ
          でこっちは驚いておるぞ! で、そこにいる人たちは?」
          サトシ「ああ紹介するよ! こっちの人はニビシティジムを雇ってる元ジムリーダーのタケシ!」
          タケシ「始めまして、タケシです!」
          サトシ「こちらの4人はハナダシティジムの世界一美少女4人姉妹のカスミとサクラとアヤメとボタ
          ン!」
          4人姉妹「始めまして!」
          サトシ「でこっちの侍の格好をしてるのは、トキワの森から来た虫取り少年のサムライ!」
          サムライ「よろしくお願いするでござる!」
          サトシ「こっちは25番道路から来て、俺達と同じくバッジを集めている猛獣使いのアキラ!」
          アキラ「どうも!」
          サトシ「こちらの2人はポケモンゼミと言う学園から来たセイヨとジュン!」
          2人「始めまして!」
          サトシ「それからこの人たちは別の世界から来た人たちで、俺達と一緒に旅立ってるブルーザー、
          クリスティ、カルロス、コゴロウ、ブレイク、アシュラとゼトラ!」
          7人「始めまして!」
          オーキド「別の世界じゃと? それはすごい事じゃな! でもどういう意味か説明してくれないか?」
          ブルーザー「俺が説明するぜ! それは...」
          ブルーザーはここに来た理由をオーキド博士に説明した。
          オーキド「なるほど、そういう別けじゃな? でもサトシ君、なぜこういう風な人たちを一緒にいるんじ
          ゃ?」
          ゼトラ「俺が説明する。 実は...」
          ゼトラはあるリユニオンの事を全てオーキド博士に説明した。
          オーキド「何じゃと!? リユニオンと言う奴等がこの世界を破壊しようとしとるんじゃと!?」
          ゼトラ「ああ、だからこうして新たな仲間とポケモンを集めながら旅立ってるんだ。 そしてバッジをゲ
          ットするためとポケモンマスターになるためにもな!」
          オーキド「でも奴等はあの噂のロケット団と違うとは、何と言う驚きじゃ! まあ、多分危険な旅にな
          るかも知れないが、死なないように無事に旅立つんじゃぞ!」
          全員「はい!」
          オーキド「ところでサトシ君、シゲルとブルー君。 ポケモンの調子はどうかね?」
          サトシ「え!? まあ、俺は20匹しかもってないけど。」
          シゲル「俺は18匹だけど...」
          ブルー「私は17匹ぐらい...」
          オーキド「うむ、まだまだポケモン足りないぞ! イエローなんかもう45匹も持っておるぞ!」
          3人「45匹ーーーーー!?」
          オーキド「イエローなんか珍しいポケモンばかり転送しておるぞ! そう言えばなぜ君達はポケモン
          転送しないんじゃ?」
          サトシ「え? でもリユニオンと倒すにはポケモン多く必要だし。」
          オーキド「なるほど、それなら仕方あるまいな! でもいつかポケモン転送するんじゃぞ!」
          3人「はい!」
          オーキド「おお! それからイエローはもうとっくにクチバシティジムのジムリーダーを倒してバッジゲ
          ットしたようじゃぞ!」
          シゲル「またあいつかよ...」
          ブルー「また遠くに行っちゃったってわけね...」
          オーキド「まあ、いいではないか! 遅れたって仕方ないじゃろ? ところで君達は今どこに入るんじ
          ゃ?」
          サトシ「今、岬の小屋と言う小屋にいるんですけど。」
          オーキド「おお、君達は今そこにいるんじゃな? そこはワシの知り合いのポケモン研究家のマサキ
          が住んでいる小屋じゃ!」
          スピーカー「お久しぶりです、オーキド博士!」
          オーキド「おお、マサキ君か! すまんがこいつらをここに泊らせてくれないかね?」
          スピーカー「ああ、それならええやけど。」
          オーキド「それならいいんじゃ! じゃあよろしく頼むぞ! それからサトシ君達よ! 旅に気を付ける
          んじゃぞ!」
          全員「はい!」
          ガチャ! オーキド博士は電話を切った。
          スピーカー「それなら仕方ないやから、一度だけ姿を見せるわ! そこのドアに入るとええで!」
          サトシ「ほんとに! それじゃ、遠慮なく!」
          ガチャ! サトシ達は次の部屋に入った。
          シゲル「うわーー! すっげー部屋だ!」
          ブルー「ここって研究所?」
          シャワーズ「すごいね、ここ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          カスミ「でもマサキって言う人はいないね。」
          タケシ「どこにいるんだ?」
          ???「わいならここやで!」
          全員「え!?」
          そこにはコラッタがいた。
          サムライ「コラッタ?」
          コラッタ「やー! 僕ポケモン!」
          サクラ「きゃっ! 何この子!?」
          アヤメ「ぽ、ぽ、ポケモンが...」
          ボタン「喋ったー!!」
          コラッタ「ちゃうわい! わいの名はマサキ! 一読んでポケモンマニアアンドポケモン研究家や!」
          アキラ「こ、こいつが...」
          セイヨ「ま、マサキなの?」
          ジュン「このポケモンが?」
          サトシ達は怪しげな目付きした。
          マサキ「はっ! 何やその目は!? まさか信用してへんな!? 本当やで! 実験に失敗してポケ
          モンとくっついてもうたんや!」
          ブルーザー「ポケモンとくっついた??」
          クリスティ「マサキとコラッタと合体して?」
          マサキ「そうや! 頼むからわいを助けてくれや! わいを元の姿に戻してくれや!」
          カルロス「いいぜ! 科学なら俺に任しておけ!」
          コゴロウ「カルロスはポケモン研究員だから、何とかなるぜ!」
          マサキ「ほんまか!? いやー、ありがたいわ! じゃあ、やり方を教えてやるさかい! わいが転送
          マシンに入るさかい! そしてそこの分離プログラムを頼むで!」
          ブレイク「分離プログラム? あのパソコンの事か?」
          マサキ「そうや、あのパソコンや! それじゃあ、頼むで!」
          マサキはマシンの中に入った。
          カルロス「それじゃあ、やるか!」
          カルロスは分離プログラムを起動した。 ブン! ビューーン! ブン! カチーン! 分離プログラムは
          終わった。 マサキはマシンから出た。
          マサキ「いやー、やっと元の姿に戻ったわ! ほんまにありがたいわ!」
          カルロス「いやー、いいって者よ!」
          アシュラ「ところでこのマシンは何でござるか?」
          マサキ「ああ、これか? これは転送マシンや!」
          ゼトラ「転送マシン?」
          マサキ「これはポケモンやアイテムを自動出来転送するメカや! 遠い所でも近い所でも出来る
          で!」
          サトシ「へぇーー、すごいな! でもどうやってコラッタと合体したんですか?」
          マサキ「実はある分離プログラムのシステムが間違うてしまって、どうにかして直そうとしたんや。
          だが突然あのコラッタがマシンの中に入ってしもうて探しに行ったんやが、わいが別のマシンに入
          って急に扉が閉まってもうたんや。 おかげでプログラムが急に起動してわいとコラッタが合体して
          もうたんや。」
          シゲル「なるほどー。 そういう訳か...」
          ムサシ「話はちゃんと聞いたわよ!」
          ブレイク「フーアールユー?」
          マサキ「誰やねん!?」
          ムサシ「フーアールユー? 誰やねん!? と聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          ヤマト「私達も忘れないでよ! なんだかんだと聞かれたら...」
          コサブロウ「答えないの普通だが...」
          2人「まあ特別に答えよう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため...」
          コサブロウ「地球の平和を守るため...」
          ヤマト「愛と誠実の悪を貫く...」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役...」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には...」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「だっちゅうの!」
          全員「ロケット団!?」
          サトシ「何しにここに来た!?」
          ムサシ「話はちゃんと聞いたわよ!」
          コジロウ「もしも俺達はこのマシンを頂けば...」
          ヤマト「ポケモンを合体し、最強のポケモンを作るのよ!」
          コサブロウ「それなら世界征服出来るぜ!」
          シゲル「何だと!?」
          ムサシ「と言うわけで、このマシンは私達ロケット団の物よ!」
          コジロウ「返したければやってみろ!」
          サトシ「いいじゃねえか! クラブ、君に決めた!」
          クラブ「クキクキ!」
          シゲル「俺も手伝うぜ! コンパン、君に決めた!」
          コンパン「コンパン!」
          ブルー「私もやるわ! ニョロモ、君に決めた!」
          ニョロモ「ニョロ!」
          アキラ「俺も手伝うぜ! アーボ、行けー!」
          アーボ「シャーー!」
          ムサシ「あら、あんたも同じアーボも持ってるわね? でも私のアーボに勝てるかな? アーボ、行け
          ー!」
          アーボ「シャーボ!」
          コジロウ「ドガースも行けー!」
          ドガース「ドガース!」
          ヤマト「ラッタも行け!」
          ラッタ「ラッター!」
          コサブロウ「ビリリダマも行くんだ!」
          ビリリダマ「ビリリ!」
          サトシ「クラブ、「泡」攻撃!」
          クラブ「コキー!」
          ブクブクブクブク! クラブの「泡」攻撃!
          ムサシ「アーボ、「毒針」攻撃!」
          アーボ「シャー!」
          シャシャシャシャ! アーボの「毒針」攻撃!
          シゲル「コンパン、「どくどく」攻撃!」
          コンパン「コンパーン!」
          バラバラバラバラ! コンパンの「どくどく」攻撃!
          コジロウ「ドガース、「スモッグ」だ!」
          ドガース「ドガーース!」
          ブシュウーーー! ドガースの「スモッグ」!
          ブルー「ニョロちゃん、「水鉄砲」よ!」
          ニョロモ「ニョロー!」
          ブーーーーー! ニョロモの「水鉄砲」!
          ヤマト「ラッタ、「電光石火」!」
          ラッタ「ラッター!」
          ドカ! ラッタの「電光石火」!
          アキラ「アーボ、「蛇睨み」!」
          アーボ「シャーー!!」
          ギロッ! アーボの「蛇睨み」!
          コサブロウ「ビリリダマ、「ソニックブーム」!」
          ビリリダマ「ビリリリリ!」
          ヴーーーーン! ビリリダマの「ソニックブーム」!
          マサキ「あちゃー! これじゃあ、めちゃくちゃになるわ!」
          コゴロウ「そうだ! なあ、ブレイク! こういう考えはどうだ?」
          ブレイク「どういう考え?」
          コゴロウはブレイクの耳を貸し、ある考えを教えた。
          ブレイク「おお! それはいいや!」
          コゴロウ「じゃあ、さっそく! おい、マサキ!」
          マサキ「何や!?」
          ブレイク「なあ、この転送マシンってポケモン以外でも人間も合体出来るよな?」
          マサキ「ああ、そうやけど。 でも何に、え!? ま、まさか...」
          コゴロウ「そう! 俺とブレイクが合体すれば、ロケット団を倒せる事が出来る!」
          ブレイク「合体すれば、俺達は奴よりも強くなるぜ!」
          マサキ「うーーーん、確かにええ考えやな! よし、やってみるで!」
          コゴロウ「ほんとか! じゃあ、頼むぜ!」
          コゴロウとブレイクは転送マシンに入った。
          マサキ「ほんじゃ、行くでー!」
          マサキは分離プログラムを起動した。 ブン! ビューーーン! ブン! カチーーン! 分離プログラム
          の起動は終わった。
          マサキ「おっ!! 出てきた!」
          全員「え!?」
          転送マシンからコゴロウとブレイクの合体した姿が出た!
          サトシ「な!?」
          シゲル「コゴロウとブレイクが...」
          ブルー「が、が...」
          アキラ「合体した!?」
          ???「ふっふっふ、待たせたな!」
          ムサシ「な、何これ!?」
          コジロウ「本当に合体した!?」
          ???「ああ、これがコゴロウとブレイクが合体した姿だ! 名前はコゴレイクってとこかな?」
          ヤマト「こ、コゴレイク!?」
          コサブロウ「なんか強そう...」
          コゴレイク「よく分かったな! さて合体したて言うし、そろそろ腕試しでもするか?」
          ムサシ「あら、やる気あるのね? ならばいいわよ! アーボ、行けー!」
          アーボ「シャーーボ!」
          サトシ「あ、危ない!」
          コゴレイク「心配するな、サトシ! 俺はコゴロウとブレイクと違うぜ! 合体した俺は最強だ! 食ら
          え、「火遁の術」と「トルネードホールド」の合体化、「火遁の渦」!」
          ブォーーーーー!! コゴレイクの「火遁の渦」!
          アーボ「アボーーー...」
          ムサシ「え!? うそ!?」
          コジロウ「こうなったら俺の番だ! ドガース、行くんだ!」
          ドガース「ドガーース!」
          コゴレイク「無駄だ! 何度もやっても無理だぜ! 「水団の術」と「トルネードファング」の合体化、
          「水団ドリル」!」
          ブーーーーー!! グザ! コゴレイクの「水団ドリル」!
          ドガース「ドガーー...」
          コジロウ「オーノー!? 俺のドガースちゃんが!?」
          ヤマト「次は私の番よ! ラッタ、頼むわよ!」
          ラッタ「ラッタ!」
          コゴレイク「こいつも倒してやるぜ! 「手裏剣」と「クィックブーメラン」の合体化、「高速手裏剣」!
          ビューーーン! グサ! コゴレイクの「早撃手裏剣」!
          ラッタ「ラッターー...」
          ヤマト「えーー!? 何でなの!?」
          コサブロウ「次は俺の番だな! 出来るか分かんねえ、頼むぞ! ビリリダマ!」
          ビリリダマ「ビリリ!」
          コゴレイク「俺に勝てる事は出来ねえぜ! 「雷神の術」と「スピンホイール」の合体化、「雷神の車
          輪」!」
          ギュルルルルル!! グサ! コゴレイクの「雷神の車輪」!
          ビリリダマ「ビリリーーー...」
          コサブロウ「そんなーーー、何でだーーー!?」
          コゴレイク「もうこれで終わりか? ならばここでとどめをさすか! 食らえ!」
          シュッ! コゴレイクの「手裏剣」攻撃!
          ロケット団「うわっ!?」
          ドス! ロケット団は素早く攻撃をかわし、壁に当たった。
          ムサシ「ふう、あ、危なかったー...」
          コジロウ「何するんだよ!?」
          コゴレイク「おっと、一回技の名前を言うの忘れた!」
          ヤマト「え!?」
          コサブロウ「ま、まさか...」
          コゴレイク「それじゃあ、行くか! 「手裏剣」と「フラッシュボム」の合体化、「爆破手裏剣」!」
          ドガーーーーーン! コゴレイクの「爆破手裏剣」!
          ロケット団1「やな感じーーーーーー...」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーー...」
          サトシ「すげえぜ、コゴロ、じゃなくて、コゴレイク!」
          コゴレイク「まあ、ザッとこんなもんよ!」
          マサキ「いやー、ほんまにありがとう! わいの転送マシンを守ってくれて! そやからコゴロウはん
          とブレイクはん、さっさと元に戻った方がええんちゃうんか?」
          コゴレイク「そうだったな、じゃあ元に戻るか!」
          コゴレイクは転送マシンの中に入った。
          マサキ「ほんじゃ、今から戻るでー!」
          マサキは分離プログラムを起動した。 ブン! ビューーン! ブン! カチーン! 分離プログラムの
          起動が終わった!
          コゴロウ「ふう、合体が終わったおかげですっきりした。」
          ブレイク「元に戻るのに疲れるぜ。」
          シゲル「これで元に戻ったな。」
          マサキ「これでロケット団がいなくなってもうたし、みんな休んだらどうや?」
          サトシ「それもそうだな、もう夜になってしまったし、さっそく休もう!」
          タケシ「待て、その前に晩飯作らないと!」
          ブルー「あっ! そう言えばまだご飯食べなかったわね...」
          サトシ「じゃあ、晩飯でも食べるとするか!」
          全員「おう!」
          ―次の朝―
          マサキ「いやー、昨日はほんまにありがとう! おかげで助かったわー!」
          サトシ「いやー、いいんだよ! 転送マシンを救ってくれたのはコゴロウとブレイクだから。」
          コゴロウ「まあ、合体だけどね。」
          ブレイク「俺達って言うよりコゴレイクが救ってくれたんだからな。」
          マサキ「まあ、どうでもええから、ありがとな! そや! お礼としてこれ持っていき!」
          サトシ「ん? なにそれ?」
          マサキはサトシにチケットをあげた。
          カスミ「わー! これってサントアンヌ号のチケット!?」
          マサキ「そや! これはわいを元に戻したお礼とロケット団を倒したお礼や! 今、クチバシティにサ
          ントアンヌ号と言う豪華客船が来とるで! そこでは色々な世界から来たトレーナー達も入るさか
          い!」
          タケシ「でもどうして俺達にあげるんだ?」
          マサキ「ああ、わいは余りパーティとかは苦手やから、これでわいの代わりに行ってほしいんや!
          お礼やから受けとりな!」
          サトシ「ありがとう、マサキ!」
          マサキ「これからクチバシティに行くんやろ? 道に迷わないように気を付けるんやで!」
          サトシ「分かった! じゃあ、俺達はもう行くから!」
          マサキ「気を付けて行くんやでー!」
          サトシはマサキを助け、コゴロウとブレイクの合体姿も見え、「船のチケット」も貰い、いよいよクチバ
          に向う! そこでどんなジムリーダーが待っているのか?
          続く!