第二十六話 アオプルコの休日
          逸れたピカチュウ達を見つけ、カルロスからギャラドスをゲットし、旅を続くサトシ達! そしてここは
          レジャータウンのアオプルコ。 ここはリゾート地で、奇麗な浜辺と青い海もある町である。 そしてそ
          こにいるのは海で遊んでいるサトシ達。

          サトシ「ひゃっほー!!」
          シゲル「気持ちいいぜ!」
          シャワーズ「そうだね!」
          タケシ「なんだか体力回復したような感じだな!」
          サムライ「そうでござるな!」
          アキラ「ふー、なんだか楽な感じだー。」
          ジュン「でもここはなんだか奇麗な場所ですね!」
          マチス「それはここ奇麗なビーチのあるフェイメスなタウンだからな!」
          ブルーザー「おい、お前達も入れよ!」
          カルロス「俺はいいよ。 俺はここでゆっくり休んでるから!」
          ゼトラ「俺は海遊びなんか興味ないな。」
          エドワード「私はここにいますから。」
          カイ「俺は遠慮するぜ。」
          コゴロウ「しょうがねえな。 ところでブルー達は?」
          アシュラ「水着に着替え中でござるぞ。」
          ブレイク「お前達何か変な考えをしねえだろうな?」
          コゴロウ「な、何馬鹿な事を言ってるんだよ!?」
          ブレイク「いや、何ともなく。」
          ブルー「お待たせー!」
          サトシ「おっ?」
          奇麗な水着を着たブルー達が来た。
          カスミ「おてんば人魚参上!」
          サクラ「待たせてごめんなさい!」
          アヤメ「どう? この水着は?」
          ボタン「奇麗でしょ?」
          セイヨ「なんだか恥ずかしいわ...」
          サトシ達は全員顔が赤くなった。
          タケシ「いやー、確かに奇麗な水着だー...」
          サムライ「また顔が赤くなってるでござるな。」
          シゲル「なんだかすごい可愛いな。」
          ジュン「セイヨさんの水着奇麗ですよ。」
          セイヨ「そう? ありがとう。」
          サトシ「(ひゃー、カスミ可愛いや...)」
          コゴロウ「(サトシ、どうだい? 感想は?)」
          サトシ「(何変な事言ってるんだよ、コゴロウ? まあ、確かに可愛いね...)あれ? そう言えばク
          リスティは?」
          クリスティ「お待たせー!」
          奇麗な水着を着たクリスティが来た。
          タケシ「おー! これはいい姿ですなー...」
          アキラ「だめだこりゃ...」
          クリスティ「待たせてごめーん! どう、ブルーザー? この水着奇麗?」
          ブルーザー「おお! 可愛いほど奇麗だぜ!」
          クリスティ「ありがとう、ブルーザー!」
          カルロス「いやー、可愛い女の子全員合わせるとものすごく可愛いぜ! どう思うかゼトラ?」
          ゼトラ「き、興味ないね。」
          エドワード「さすがに奇麗な姿をした女性達ですな!」
          カイ「ああ、何だかいい感じだぜ。」
          ―海の中―
          海の中にギャラドス型潜水艦がいた。
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          メカギャラドスの中には自転車のようなサドルをこいているロケット団がいた。
          ムサシ「アオプルコは豪華な町だと聞いたけど、そこには豪華な観光客もいるはず!」
          コジロウ「そこに行けば金とポケモンゲットだぜ!」
          ニャース「ニャ? 前にニャンかあるみたいニャ?」
          2人「え?」
          潜水艦の前にボートがいた。 そのボートにサトシ達が運転していた。
          ブルー「何だか気持ちいいわ!」
          カスミ「でもコゴロウがこのボートをレンタル出来たのはいいね!」
          コゴロウ「え? 何のことだ? 俺船なんかレンタルしなかったぞ。」
          クリスティ「え? じゃあカルロス?」
          カルロス「俺じゃねえぞ。 ブレイクか?」
          ブレイク「俺じゃねえよ。 エドワードさんか?」
          エドワード「私じゃありませんよ! カイさんではありませんか?」
          カイ「俺じゃねえぜ! タケシだろ?」
          タケシ「いや、俺じゃない。 ブルーザーじゃないか?」
          ブルーザー「俺じゃない、でもピカチュウとシャワーズがこの船に乗ってたのは見たけど。」
          ピカチュウ「ピカ?」
          シャワーズ「え?」
          サトシ「てことは...」
          シゲル「あっ!! 危ない!!」
          サトシ「え!?」
          ドガーーン!! ボートは潜水艦に当たった!!
          アキラ「何であんな所で潜水艦が!?」
          カルロス「とにかくハンドルを!」
          サトシ「だめだ! さっきの衝撃でハンドルが効かない!」
          全員「何だってーーー!?」
          ―一方ロケット団―
          ムサシ「何で私達が早く失敗するのー!?」
          コジロウ「今日は付いてねえ!!」
          ニャース「このまま海に沈むニャー!」
          ロケット団「やな感じーーーー!!」
          ―一方サトシ達―
          ブレイク「サトシの言う通りハンドルが壊れてるぜ!」
          マチス「何とかフィックス出来るか!?」
          ブレイク「この状態じゃ直せねえよ!」
          ゼトラ「わっ!! あそこに橋が!!」
          ドガーーーン! ボートは橋に当たった!
          全員「わーーーーーー!!」
          ボートは止まったが、橋に当たったボートは故障してしまった。
          サトシ「いてててて、あっちゃー。」
          ジュン「これはいけませんね。」
          ???「こらーー!! 何て事してくれたんじゃ!?」
          サムライ「おろ? おじいさん誰でござるか?」
          おじいさん「ワシの名前はリュウ! この船のオーナーじゃ!」
          サトシ「え!? この船のオーナー!?」
          シゲル「ちょっと待って、お前達この船はあのじいさんの船だと気付かなかったのか!?」
          ピカチュウ「ピカピカ。」
          シャワーズ「ごめん。 知らなかったよ。」
          リュウ「ワシの船になんて事してくれたんじゃ!?」
          サトシ「あの、すみません。 必ず弁償するから。 貴方の所にバイトさせてください。」
          リュウ「ん? それは本当じゃろうな?」
          サトシ「はい、もちろんみんなで。」
          ゼトラ「俺バイト興味ねえな。」
          ブレイク「でも船の修理代はどうするんだ?」
          ゼトラ「...しょうがねえな。 俺にはやらない事だが、今日だけやらせて貰うよ。」
          リュウ「それならよろしい。」
          ―一方ロケット団―
          ムサシ「はぁ、はぁ。 やっと海から出たけど、あのジャリーボーイだけ許せないわよ。」
          コジロウ「でもあの潜水艦故障しちまったし、このままじゃボスにしかられるぜ。」
          ニャース「そうだニャ。 これからどうするニャ?」
          ???「おやおや、お前達は何だババ?」
          ムサシ「え? 何このばあさん?」
          おばあさん「誰がばあさんじゃババ? あたしゃオババでババ! お前達ここで何のようでババか
          ?」
          コジロウ「そうだ! あのー、俺達をここでバイトさせてください!」
          ムサシ「私バイトは苦手なのよ!」
          ニャース「でも潜水艦の修理代はどうなるんニャ?」
          ムサシ「うっ...働かせてもらいますよ。」
          オババ「それならいいでババ。 でもうちの店はちょっと厳しいでババが。」
          コジロウ「いいです! 厳しいのはなれてますから!」
          ―一方サトシ達―
          サトシ「あっ! いらっしゃいませ!」
          カルロス「やっと客来たか?」
          シゲル「ああ、2人だけどな!」
          女の人「私ここ行きたくなーい。」
          男の人「そうだな。」
          タケシ「え!?」
          女の人「あっ! ねえ、あそこならどうかしら?」
          男の人「そこならいいな!」
          アキラ「な!?」
          男の人と女の人は豪華な海の家に行った。
          サムライ「何なんでござるか、あれは!?」
          ジュン「でかい海の家ですね。」
          ブルー「やっぱりお客さんは来ないの?」
          ブルーザー「正解。」
          カスミ「やっぱり無理なのかな?」
          コゴロウ「入り口に見たことある奴がいるぜ。」
          全員「え!?」
          ムサシ「いらっしゃいませ! どうぞごゆっくり!」
          全員「ロケット団!?」
          ムサシ「あら、ジャリーボーイ達じゃない!」
          サトシ「何でお前達はこんな所にいるんだよ!?」
          ニャース「見ての通りバイトしてるニャ!」
          コジロウ「奇麗な浜辺には奇麗な店!」
          ムサシ「だいたいあんたの所には客一人も来ないんでしょ?」
          シゲル「何だとーーー!?」
          サトシ「くそー、負けてたまるか! みんな出て来い!」
          フシギダネ「ダネダネ!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          ゼニガメ「ゼニゼニ!」
          イシツブテ「イシ!」
          サンド「ピキー!」
          サトシ「この作戦に行こう! ピカチュウとシャワーズとゼニガメとサンドはチラシ配り! ヒトカゲはリ
          ュウさんと一緒に焼き蕎麦の火を頼む! フシギダネとイシツブテは女の子達と一緒に出前の手伝
          いだ!」
          ―数分後―
          客1「お姉さん! 焼き蕎麦お願い!」
          サクラ「はい、分かりました!」
          フシギダネ「ダネ!」
          客2「ありがとう、フシギダネちゃん!」
          アヤメ「何だかお客さんが多く来たね!」
          ボタン「ほんと! サトシの作戦のおかげね!」
          セイヨ「ブレイクさん! 焼き蕎麦のご注文お願い!」
          ブレイク「焼き蕎麦だな? 分かったぜ! こらゼトラ! のんびりするんじゃねえよ!」
          ゼトラ「うるせーな。 出来るだけやってるだろ?」
          アシュラ「まあ、今日だけ我慢するでござるよ!」
          ゼトラ「分かってるけど、何だか難しいな。 こういう事ってよ。」
          サトシ「いらっしゃいませ!」
          シゲル「どうぞごゆっくり!」
          マチス「客がフールになったな!」
          アキラ「ああ、サトシの作戦のおかげだな!」
          ―オババの海の家―
          ムサシ「あのジャリーボーイ達なかなかやるわね!」
          コジロウ「俺達このまま負ける訳にはいかねえぜ!」
          ニャース「こうなったらニャーの出番ニャ!」
          ―一方ピカチュウ達―
          ピカチュウ「ピーカ!」
          ここから日本語ふりがな版に変えます。
          シャワーズ「今日は人多く来たね!」
          ゼニガメ「サトシの作戦のおかげだよ! これでリュウさんの海の家人が多く来るはずさ!」
          サンド「ねえ、チラシまだ残ってる?」
          ピカチュウ「まだあるよ! ほら!」
          ブォーーーーーー!! いきなり風が強く吹いた! そしてピカチュウ達が持ってたチラシが吹き飛
          ばされた!
          シャワーズ「あーーーーー!! チラシがーーー!!」
          ゼニガメ「これじゃあ人が来なくなるーーー!!」
          サンド「どうする!?」
          ピカチュウ「追いかけるしかないよ! 待てーーー!!」
          ピカチュウ達は吹き飛ばされたチラシを追った。 強い風はニャースの大型扇風機の仕業だった!
          ニャース「ニャーハッハッハ! 大成功! 次は...」
          ―リュウの海の家―
          カルロス「ヒトカゲ、あんまり火を強くするんじゃねえぞ!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          リュウ「ヒトカゲがいたおかげでこっちの調子はばっちりじゃぞ!」
          カルロス「それないいです。」
          ストーブの後ろにニャースが隠れていた!
          ニャース「このガスタンクで焼き蕎麦は黒焦げニャ!」
          ニャースはガスタンクのホーズを火の中にいれた。 シュウーーーー! ガスを炎の中に吹き出し
          た!
          カルロス「ん? なんかガス臭いな。」
          リュウ「え? ワシは何もしておらんぞ。」
          カルロス「いや、そのガスじゃありませんよ。」
          ブォッ!! 鉄板に巨大な炎が吹き、焼き蕎麦は黒焦げになった! おまけにリュウとヒトカゲとカル
          ロスは真っ黒。
          リュウ「ブホッ! な、何じゃ今のは?」
          ヒトカゲ「カゲーー...」
          カルロス「これはヒトカゲの仕業じゃねえな...」
          その時ニャースは素早く海の家の入り口に移動した。 ニャースは何やらバナナを食べている。
          ニャース「これで滑ろニャ!」
          ニャースはフシギダネの方にバナナの皮を投げた! フシギダネはそれを踏んだ!
          フシギダネ「ダーネダネダネ!?」
          イシツブテ「イシ!?」
          イシツブテは素早く落ちそうな注文を取った! ドサーン! フシギダネはそのまま落ちた!
          フシギダネ「ダネー...」
          カスミ「どうしたの、フシギダネとイシツブテ?」
          ニャース「次はお前ニャ!」
          ニャースはカスミの方にバナナの皮を投げた! カスミはそれを踏んだ!
          カスミ「きゃっ!!」
          ドサーーーン! カスミは滑った! 手に持ってた注文は客の2人の頭に付いた。
          コゴロウ「な、何だ!?」
          ブルーザー「何があったんだ!?」
          客3「どうしてくれるんだよ!?」
          客4「もうサイッテー!!」
          ―数分後―
          客が突然いなくなった。 サトシ達は海の家の中に落ち込んでいた。
          サトシ「何でなんだ? 急に客がいなくなるなんて。」
          シゲル「分かんねえな。 でもなんか変だな。」
          ブルー「そうよ! 私達こんなにがんばってるのに、何でこんな事故が起らなきゃいけないのよ!
          ?」
          コゴロウ「いや、これは事故じゃない! だいたい変だと思わねえか? ピカチュウ達が持ってたチラ
          シが強い風に吹き飛ばされたと聞いたが、こんないい天気に強い風吹くか?」
          シャワーズ「そ、そう言えば...」
          コゴロウ「次に黒焦げになったあの焼き蕎麦の鉄板だが、ストーブの火の中にガスの匂いがした
          ぜ。」
          リュウ「そう言えばそうじゃったな...」
          コゴロウ「次にこのバナナの皮。 こんな物注文の中に入ってなかったぜ。 この事故ではない出来
          事を作った犯人は、もちろんロケット団だ!」
          カスミ「でもどうして知ってるの?」
          コゴロウ「皮にニャースの指紋が付いているんだよ。」
          タケシ「じゃあこの事故ではない出来事を起こしたのは全部あのニャースだったんだな!?」
          コゴロウ「ああ、そういう事だな。」
          ???「おやおや、これはどうしたのババか?」
          リュウ「はっ! その声は、オババ!?」
          全員「オババ?」
          オババ「これは一体なんだババか? 全然客がいないでババ! これじゃあいつかこの店も潰れる
          でババな!」
          リュウ「何じゃと!? お前には関係ない物じゃ!」
          カルロス「あのー、リュウさん。 あのばあさんは誰ですか?」
          リュウ「このばあさんのオババと言うんじゃ! あのでかい海の家のオーナーなのじゃ!」
          アキラ「あのでかい海の家のオーナー!?」
          ジュン「このおばあさんがオーナーだとは、なんか行きたくない感じだなー。」
          オババ「あんまり金も手に入れてないババな! それぐらい出来ないならお前の船はこのオババが
          頂くババ!」
          リュウ「ま、待て! ワシの船だけは勘弁してくれ!」
          オババ「だめだババ!」
          オババは行ってしまった。 その時ロケット団が現れた!
          サトシ「あっ! ロケット団!」
          ムサシ「あら、ジャリーボーイ! 多くお客が来たと聞いたけど、一人全然いないじゃなーい!」
          コジロウ「これは残念でしたねー!」
          シゲル「何だとー!? だいたいこの事故じゃない出来事を起こしたのはお前達だろう!」
          ニャース「ニャンの事ニャー? ニャーは知らニャいニャー!」
          サムライ「またとぼけた事を!」
          ムサシ「でも、これで私達の勝ちよーん!」
          コジロウ「お前達が負けたのは残念でしたねー!」
          ロケット団「いい感じー! はーっはっはっはっは!!」
          ロケット団は行ってしまった。
          サトシ「あいつらーー!! 絶対に許せねえ!!」
          サクラ「でもリュウさん、あの船は貴方の大事な物なのですか?」
          リュウ「そうなんじゃ。 ワシはその船で世界一周するのは夢だったんじゃ。 でもその船がなくなる
          のならその夢はもう...」
          サトシ「リュウさん! 貴方の夢を捨てちゃだめだよ!」
          リュウ「え?」
          サトシ「俺だって夢があるのさ! 俺はピカチュウとシャワーズと一緒にポケモンマスターになるた
          めに旅立ってるんだ! だからリュウさんもその夢を捨てないでくれよ!」
          シゲル「俺もこいつと一緒なんだ! 何かを完成すれば、夢はちゃんとかなえる事が出来る! だか
          ら夢を捨てちゃだめだぜ!」
          リュウ「サトシ君、シゲル君、ありがとう。 でも一体何を完成すればいいんじゃ?」
          サトシ「それが問題なんだな。」
          ???「僕なら知ってますよ!」
          全員「え!?」
          サトシ「そ、その声は!?」
          シゲル「まさか...」
          ブルー「イエロー!?」
          イエロー「サトシさん、みんなも無事だったんですね!? よかったー、みんな生きていて。」
          アキラ「お前、サントアンヌ号の事を言ってるのか?」
          イエロー「そうですよ! みんなはもう死んでしまったと思いましたよ。 でもみんな生きていてよかっ
          たです!」
          サトシ「ところで何の用だよ!? まさかライバル戦でもしようって言うのか!?」
          イエロー「いや、今日はそんな気分じゃないんですよ。 今みんなに会わせたい人を連れて来たの
          です。」
          タケシ「一体誰なんだ?」
          ???「それはワシじゃよ!」
          サトシ「そ、その声は、オーキド博士!?」
          オーキド「久しぶりじゃの、サトシ君!」
          シゲル「じいさん!? な、何でこんな所にいるんだよ!?」
          オーキド「ワシだけじゃないぞ。 もう一人入るぞ。」
          ???「久しぶりね、サトシ!」
          サトシ「あれは、ママの声!? な、何でママまで入るの!?」
          ハナコ「私達ここで町内会の旅行しに来たの。」
          オーキド「説明は後じゃ。 サトシ君達は何か困ってるようじゃな! ワシらがいい事を教えるぞ!」
          ブルー「それは何なの?」
          イエロー「これです!」
          イエローはサトシ達にチラシをあげた。
          セイヨ「日焼け美女とポケモンコンテスト?」
          オーキド「人を集めるイベントをすれば何とかなるはずじゃ! 幸いこの場所には奇麗な美女が多い
          はずじゃ!」
          サトシ「よおし、こいつなら何とかなるはずだ!」
          その時サトシはピジョンとオニドリルを使ってコンテストのチラシをばらまいた。
          ―コンテスト会場―
          タケシ「まもなくコンテストを始まります!」
          ブルーザー「このコンテストの司会は俺達です!」
          カルロス「今日は奇麗な美女が来るといいな!」
          コゴロウ「まあ、誰であろうと全部奇麗な美女が来るからな!」
          ブレイク「優勝した美女には豪華な商品を当たります!」
          ―リュウの海の家―
          ブルー「人がいっぱい来てるわ!」
          カスミ「これなら大丈夫ね!」
          サトシ「へっへー! 大成功!」
          シゲル「そうだ! いい事を考えた!」
          エドワード「え? 何をですか?」
          シゲル「俺、ちょっと女の子を探し回るから! コンテストに出るだけ!」
          カイ「お前まさか難破する気だな?」
          シゲル「違う! ただ女の子を探し回るだけだ! そんじゃ後で来るから、待っててくれよ!」

          シゲルは行ってしまった。
          サトシ「あっ!! お、おい! しょうがねえなー。」
          イエロー「仕方ない人ですね。 シゲルさんはハンサムな所もあるから簡単にモテるかも知れませ
          んね。」
          サトシ「まさかお前、俺が全然モテないって言ってるのか!?」
          イエロー「いや、そう言ってませんよ!」
          カスミ「一体何を話してるのかしら?」
          ブルー「さあ、分からないね。」
          ―コンテスト会場―
          会場の客席は大勢の人たちが集まって来た。 客席にはサトシ達が座っていた。
          サトシ「町内会? それでオーキドはかせと一緒に?」
          ハナコ「そうなの。 それよりもサトシはどうなの? ちゃんと歯を磨いてる? ちゃんとご飯食べて
          る? 他の人に迷惑はかけてないでしょうね?」
          サトシ「もちろん、あっ。」
          サトシはリュウの船の事を思い出した。
          ハナコ「どうしたの、サトシ?」
          サトシ「いや、その...」
          リュウ「サトシ君はいい男の子です。 ワシが困ってる時は店を手伝ってるのです。 彼もいつか素
          晴らしいポケモンマスターになれるでしょう。」
          ハナコ「そうですか。」
          オーキド「それはいいの。」
          サトシ「リュウさん...」
          サムライ「おろ? そろそろ時間でござるな!」
          アキラ「サトシ、始まるぞ!」
          タケシ「ではいよいよコンテストを始めます! まず最初の美女達はこの方です!」
          会場のカーテンからカスミ達が出て来た。
          タケシ「美しく可愛いおてんば人魚達のカスミちゃん、ブルーちゃん、サクラちゃん、アヤメちゃん、
          ボタンちゃん、セイヨちゃんとクリスティちゃんでーす!」
          カスミ「何だか照れるなー、でも優勝は頂だけど!」
          ブルー「そうよね! 多分私達が勝つかもね!」
          サクラ「でも何だかこの姿とその「ちゃん」って呼ぶのは恥ずかしい。」
          アヤメ「いいじゃないのよ、私達は世界一の美少女四人姉妹だから!」
          ボタン「そうよ! 私達が勝つのは当然かもね!」
          セイヨ「でも何だか恥ずかしいね。」
          クリスティ「私もそうだけど、我慢しなきゃね。」
          客席の人たち「おーーーーー!!」
          タケシ「さすがに奇麗な姿をした可愛い美女達! さて感想はどうですか?」
          ブルーザー「ああ、さすがに可愛い顔と水着をした女の子達だ!」
          カルロス「俺も賛成!」
          コゴロウ「これは日本一、いや、世界一に可愛いと思います!」
          ブレイク「これは合格でしょうね!」
          タケシ「さて、そのポケモンは?」
          会場のカーテンからスターミーに乗っているヘルメットを被ってるゼニガメが出て来た。
          タケシ「おお、これはUFOか!? 何とこれはスターミーとゼニガメでーす!」
          バチバチバチバチ! 客席の人たちは拍手をした。
          ブルーザー「これはいい仕事をしてますねー。(鑑定団の中島誠之助風)」
          カルロス「これはいい考えをしましたな!」
          コゴロウ「これも合格としよう!」
          ブレイク「俺も賛成です!」
          ???「ちょっと待ったー! そこのジャリンコ達、お退き!」
          ドス! カスミ達の後ろから謎の女が現れ、カスミ達を押した!
          カスミ「きゃっ!! ちょっと何するの、あっ!!」
          ジュン「あ、あれは...」
          サトシ「ムサシ!?」
          ブルー「ちょっとあんた! 何でこんな所に入るのよ!?」
          ムサシ「私だって参加してるのよ! さあタケシさん、アナウンス!」
          客席の人たち「おおーーーーーー!!」
          タケシ「急に割り込んだ美女はムサシちゃんです! あんまし好みじゃないけど、なかなかナイスバ
          ディをしてますね。 それじゃあ、感想の方!」
          ブルーザー「おい、あいつ参加してるのか?」
          カルロス「リストに載ってるけど。」
          コゴロウ「そんな馬鹿な!? 俺が見た時載ってなかったぞ!」
          ブレイク「これなんて言えばいいんだろうか?」
          タケシ「まだ考え中です。」
          ムサシ「ちょっと、何で考え中なのよ!?」
          マチス「確かにタケシの言う通りナイスバディをしてるなー...ってホワットアムアイセイイング!?
          何でいきなりそんなワードが!?」
          カイ「おい! 確かにいい姿をしてるが、ポケモンはどうしたんだ?」
          ムサシ「それならノープロブレムよ!」
          会場のカーテンからワカメを巻いてるドガースとドガースの頭に巻いてるアーボが出て来た。
          タケシ「こ、これは? えーと、リストによるとあの伝説のポケモン、オムナイトの格好をしてると書い
          てるあるのですが、何だか似てない感じですけど。 何とアーボとドガースでーす!」
          バチバチバチバチ! 会場の人たちは拍手をした。
          ブルーザー「まあ、なかなかやるけど...」
          カルロス「俺の研究ではオムナイトの姿はそんな風になってないと思うんだが...」
          コゴロウ「まあ、いいんじゃないの?」
          ブレイク「多分...」
          ムサシ「まだ考え中なの!? あんた達やる気あるの!?」
          ???「邪魔だ! 退け!」
          ドカ! 謎の少年がドガースとアーボを蹴飛ばした!
          ドガース「ドガーー...」
          アーボ「シャーー...」
          ムサシ「あっ!!」
          サトシ「シゲル!」
          シゲル「どうやら間に合ったようだな!」
          タケシ「おや? いきなり会場に出て来たのはマサラタウンのシゲル君です!」
          シゲル「遅くなってすまん! 今女の子六人も連れて来たぜ! さあ、みんな! ここに来た前!」
          会場のカーテンから六人の美女達が出て来た。
          客席の人たち「おおーーーーー!!」
          タケシ「おお!! これはすごい! リストによるとこれはシゲル君が連れて来た美女達、「シゲルガ
          ールズ」でーす! 何と言う素晴らしい姿でしょう!」
          シゲルガールズ「始めましてー!」
          ブルーザー「おお、これはなかなかいいグループだな!」
          カルロス「シゲルの奴なかなかやるな!」
          コゴロウ「奇麗な美女達だぜ!」
          ブレイク「じゃあこれも合格!」
          サトシ「よくやるじゃねえか、シゲル!」
          シゲル「まあな!」
          ―バックステージ―
          カスミ「タケシは年上の女の子に弱いんだからねー。」
          ブルー「でもシゲルは私達と同じなかまだからいいんじゃないの?」
          サクラ「そうね、シゲルが勝つとしても、私達も勝つって事もあるわね!」
          アヤメ「そういう事もあるわ!」
          ボタン「何だかいい感じね!」
          セイヨ「ムサシもこれで負けたって事になるわね!」
          クリスティ「そうかもね!」
          ムサシ「ちょっと何よあれ!? 私の方がもっと美人だって言うのに!」
          コジロウ「でも確かに誰であろうと奇麗な人たちばかりだ...」
          ニャース「ニャーもそう思うニャ。」
          ムサシ「あんた達ね...」
          オババ「お前達ちょっと話があるババ!」
          ロケット団「え?」
          ―オババの海の家―
          オババ「ワシはお前達がロケット団だと知ってるババ!」
          ロケット団「げっ! し、知ってたの!?」
          オババ「だが警察には知らせないババ! 潜水艦は今直ってるババ! 潜水艦に乗ってあの会場を
          潰すババ! そうすればボーナスは高く上げるババ!」
          ムサシ「あら! ほんと!?」
          コジロウ「それじゃあ、お任せください!」
          ロケット団はギャラドス型潜水艦に乗って海の中に入った。
          ムサシ「それじゃあ、行くでババ!」
          2人「え!?」
          ムサシ「あ、やだ! 移っちゃったじゃないの!」
          ―コンテスト会場の看板の上―
          アシュラ「おやおや! これはいい眺めでござるな! こんなに美しい美女達を見るのにいい感じで
          ござるな! どうでござるか、ゼトラ殿?」
          ゼトラ「ふん! 興味ねえな!」
          アシュラ「何を言ってるのでござるか? お主の顔が赤くなっておるぞ!」
          ゼトラ「な、何言ってやがる!? 俺は女に興味ねえんだよ!」
          アシュラ「完全に赤くなっておるぞ。」
          ゼトラ「じゃあお前はどうなんだよ!?」
          アシュラ「まあ、興味はあるでござるが、まだ付き合った事はないでござるからな!」
          ゼトラ「まあ、それならいいけど。」
          ドガーーーン!! 海辺に爆発がした!
          アシュラ「な、何事でござるか!?」
          ゼトラ「またロケット団だな?」
          海の中からメカギャラドスが出て来た!
          客1「何事だ!?」
          客2「ギャラドスがここに来るわ!」
          客3「逃げろー!」
          サトシ「またロケット団だな!? 落ち着いてください、皆さん! あれは本物のギャラドスじゃありま
          せん! あれはニセモノです! ニセモノは俺達が倒しますから、皆さん落ち着いてください!」
          ハナコ「サトシ、すごいわ。」
          オーキド「サトシ君もなかなかやるのう。」
          シゲル「これじゃあコンテストをやってる場合じゃねえな!」
          サトシ「そうだな!」
          ムサシ「それじゃああのジャリボーイと会場をミサイルでぶっ飛ばしましょう!」
          コジロウ「ポチっとな!」
          ポチ! コジロウはボタンを押し、ミサイルを発射した!
          タケシ「ミサイルだ! これじゃあここが爆破してしまう!」
          イエロー「サトシさん! 僕ミサイルの弱点分かります! ミサイルの弱点は熱です!」
          サトシ「よおし、ありがとう、イエロー! ヒトカゲ、「火炎放射」でミサイルを焼き付けろ!」
          ヒトカゲ「カゲー!」
          ブォーーーーー!! ヒトカゲの「火炎放射」! 攻撃はミサイルに命中し、ミサイルは潜水艦に向っ
          てる!
          ムサシ「ちょっと何してるのよー。 敵はあっちよー!」
          コジロウ「中古だからだめなのか?」
          ニャース「さっきの攻撃でミサイルがおかしくなったニャ。」
          ロケット団「とにかく逃げろー!」
          潜水艦は逃げ、ミサイルは潜水艦を追い続ける。 そして潜水艦はオババの海の家に向ってる!
          オババ「うわっ! 来るなババ!!」
          ドガーーーーーン!! 潜水艦はオババの海の家に当たり、ミサイルは爆発した!
          ロケット団「やな感じーーーーー!!」
          オババ「ババーーーーー!!」
          キラッ!
          ―数分後―
          コンテストは終わり、リュウの船は直った。
          リュウ「サトシ君達、ありがとう! 君達も立派なポケモンマスターになるんじゃぞー!」
          サトシ「そっちも世界一周がんばってくださーい!」
          リュウは船に乗り、行ってしまった。
          イエロー「僕はもう行きます。 まだ修行が残ってますし。」
          サトシ「ああ。 またどこか出会おうな! イエロー!」
          イエロー「その時までね! それじゃ!」
          イエローは行ってしまった。
          ハナコ「もう行くのね、サトシ。」
          サトシ「ああ、まだ旅は終わってないから。」
          ハナコ「気を付けてね、サトシ。」
          サトシ「うん!」
          オーキド「みんなもがんばるんじゃぞ!」
          全員「はい!」
          サトシ達は行ってしまった。
          オーキド「いいのか、そのまま放っておいて?」
          ハナコ「いいんです。 このトロフィーは今でもサトシとこの夏の思い出になりますから。」
          リュウの夢を叶えさせ、次の町に向うサトシ達! 次の町には一体何があるのか?
          続く。