第二十七話 メノクラゲとドククラゲ
          ここはハトバポート。 ここは港町で、本土行きの船もある町である。 そこにいるのはサトシ達。 サト
          シ達はアオプルコでリュウを助け、本土の船に乗るつもりだったが、何と船に乗り遅れてしまった。

          サトシ「船に乗り遅れてしまった...」
          シゲル「何てこった...」
          ブルー「次の船は何時間斯かるの?」
          カイ「後三時間待てば来るぜ。」
          タケシ「三時間!? それじゃあ帰れないじゃないか。」
          カスミ「何だかがっかりね。」
          サムライ「三時間じゃ長すぎるでござるな。」
          サクラ「そうね。 三時間じゃ夕方まで待たなきゃいけないわね。」
          アヤメ「夕方まで待つなんて嫌よ。」
          ボタン「あら? あそこになんか青い物が見えるわ!」
          アキラ「水だろ? 青い物って。」
          セイヨ「ほんとだわ! あそこにポケモンがいるわ!」
          サトシ「え!?」
          ???「タッツー!」
          ジュン「あれは野生のタッツー!」
          サトシ「ほんとだ! さっそくポケモン図鑑!」
          ポケモン図鑑「タッツー・ドラゴンポケモン・発条の様にクルクル巻かれたしっぽで身体のバランス
          を取る。 口から墨を吐くことがある。 身に危険を感じた時は口から水や特殊な墨を勢いよく吐き出
          す。」
          マチス「でもあのタッツーボロボロになってるぞ?」
          ブルーザー「ほんとだ。 でもここにはポケモンセンターないよな?」
          クリスティ「うん。 この町にはないわ。」
          カスミ「なだかかわいそう。 待っててね、今貴方をモンスターボールに入れて回復させるから!」
          ブシューーーー! タッツーは口から墨を吐き出した。 その墨はクラゲのような形をして海に映って
          いた。
          カルロス「何だあれは?」
          コゴロウ「具合が悪いから吐き出したんじゃねえか?」
          ブレイク「違うだろ、それ?」
          カスミ「とにかく早く傷を治さなきゃ!」
          ドガーーーーン! あるボートが突然爆発した!
          アシュラ「な、何事でござるか!?」
          ゼトラ「あそこの船が爆発した!」
          船乗り「助けてくれー!」
          エドワード「あの船乗り達が助けを呼んでいます!」
          カスミ「ここは私に任せて! みんな、船乗り達を助けて!」
          ヒトデマン「ジュワ!」
          スターミー「オウ!」
          トサキント「トサキン!」
          ニョロモ「ニョロ!」
          カイ「その間俺達はボートを持って来るぜ!」
          サトシ「みんな、急ごう!」
          カスミのポケモン達は海に落ちた船乗り達を助けた。 その間サトシ達は船に乗り、船乗り達の所
          に向かい、船乗り達を船に乗せた。
          シゲル「おい、しっかりしろ!」
          ブルー「一体何があったのですか?」
          タケシ「これは、麻痺の症状だ!」
          船乗り「は、早く、こ、この、事、を、しゃ、社長に、知らせ、ないと...」
          カイ「社長?」
          サトシ「とにかくその社長って言う人の所に行こう!」
          ―あるビルの社長室―
          ???「私の船乗り達を助けたのはお前達ババか?」
          全員「あっ!! オババ!!」
          オババ「おや? なぜ私の名前を知ってるババか?」
          サトシ「あのー、アオプルコで会いませんでした?」
          オババ「あたしゃあんなだらしない場所とは違うババ!! あたしゃ従姉妹ババ!!」
          サムライ「い、従姉妹?」
          オババ「そうでババ! お前達が私の船乗り達を助けてくれたの感謝するでババ!」
          カルロス「何でオババの回りに美少年達がいるんだ?」
          コゴロウ「俺だったら死ぬほど気持ち悪くなるぜ。」
          オババ「あたしゃアオプルコよりも素晴らしいリゾート地を作ってるババ! 今でもこの遊園地も作っ
          てるでババ!」
          タケシ「じゃあ、あそこの海で作ってる建物は?」
          オババ「あれは私が今作ってるリゾートホテル、「パラダイスオババ」ババ!」
          ブレイク「「パラダイスオババ」!?」
          アシュラ「拙者だったらそんな場所行きたくないでござる!」
          ゼトラ「確かにこいつ俺達に恐怖を与えようとしてるな。」
          オババ「あのホテルには素晴らしい海中レストランと色々な美しい所を作ってるのババが、メノクラ
          ゲが工事の邪魔をしてるのでババ!」
          サトシ「工事の邪魔?」
          タケシ「それで麻痺の症状を。」
          オババ「最近あれのおかげで船乗りが減ってしまったババ。 あんな醜い生物がどこがいいのババ
          かな?」
          カスミ「醜いですって!?」
          オババ「気持ち悪いわ、おかずにならんわ、いつでもいつでも工事を邪魔するわ!」
          カルロス「でもちゃんと料理出来れば食えるぜ?」
          オババ「突っ込むな!! そこで、今はクラゲ退治をしてるババ! お前達もクラゲ退治するババ
          か?」
          アキラ「俺達が?」
          エドワード「残念ですけど、私達は退治なんてしません。 我々はポケモンを傷つけないようにポケ
          モントレーナーになってるのです。 すみませんが、この退治はお断りと...」
          オババ「もしもクラゲ達を全部退治したら、いい料理を食わせてやるババ! そして賞金100万円バ
          バ! もちろんホテルにただで泊るチケットもあるババ!」
          ゼトラ「残念だけど、俺はお前の賞品なんか興味ないね!」
          コゴロウ「俺はそれ以上金持ってるし。」
          カルロス「俺は格闘家だけどちゃんと飯食ってるぞ。」
          オババ「突っ込むなと言ったはずババ!! まあ参加するのなら今のうちババ。 あの醜い嫌な生物
          をここから退治するのならいいでババ!」
          カスミ「お断りよー!!!」
          オババ「ババ!?」
          サクラ「私達はそんな事をしないわ!」
          アヤメ「水系ポケモンを退治するのはお断りよ!」
          ボタン「この退治、今すぐ中止してちょうだい!」
          カスミ達は社長室から出て行ってしまった。
          サトシ「あっ!! ちょ、ちょっと待ってよ!」
          サトシ達も社長室から出て行ってしまった。
          ―数分後―
          サトシ「カスミ、サクラ、アヤメ、ボタン。 何でそんなに怒ってるんだ?」
          カスミ「あのオババメノクラゲ達の事を貶してるのよ!」
          4人姉妹「あんなに可愛いのに...」
          サトシ「可愛い?」
          ポケモン図鑑「メノクラゲ・クラゲポケモン・水晶の様に透き通った目玉から不思議な光のビームを
          発射する。 浪打川に干乾びた姿を発見する事もあるが水に付けてやれば復活する。」
          シゲル「これがメノクラゲ...」
          ブルー「可愛いのかな、これ?」
          サクラ「メノクラゲが人を襲うのは何かが理由があるのよ。」
          アヤメ「私もそう思うわ!」
          ボタン「私も!」
          サムライ「そういう意味でござるか?」
          アキラ「なんか意味でもあるのかな?」
          カスミ「メノクラゲはとても柔らかくって、頭の赤い所は「海のルビー」と呼んでるのよ。 やっぱり水
          系ポケモンはとっても可愛い!」
          ジュン「柔らかいのはクラゲだからでしょ?」
          マチス「コレクトアンサーですな。」
          セイヨ「本人が言ってる事だから仕方ないわよ。」
          シャワーズ「あっ! あのタッツーはどうしたのかな?」
          ピカチュウ「ピカピカチュウ?」
          カスミ「そうだったわ! タッツーを手当てさなきゃ!」
          ―数分後―
          ピカチュウ、シャワーズとタッツーはビニールプールで遊んでいる。
          ピカチュウ「チュウ!」
          シャワーズ「元気になってよかったね!」
          タッツー「タッツー!」
          カスミ「元気なったわ! よかったね、タッツー!」
          タケシ「いい傷薬のおかげだな!」
          タッツー「タツー、タツタツー!」
          シャワーズ「タッツーがカスミ達に何か伝えたいんだって。」
          ブルーザー「そう言えば、あの時海に映ってたあの絵、メノクラゲに似てたな。」
          クリスティ「その横に何か変わった形をしたメノクラゲも映ってたね!」
          カスミ「そういう事なの、タッツー?」
          タッツー「タツー! タッツー。」
          シャワーズ「そうだって! でも一体どこがメノクラゲがおかしくなったかまだ分からないよ。」
          ピーンポーンパーンポーン! スピーカーからチャイムが鳴った。
          オババ「皆の衆、よく聞き給えババ! 今からメノクラゲのクラゲ退治を始めるババ!」
          4人姉妹「何ですってー!?」
          オババ「メノクラゲを完璧に退治した方には豪華な料理、賞金100万円をプレゼントするでババ!」
          サトシ「今度はあの作戦で行くのか!」
          ―大勢の人たちの入る場所―
          オババは戦車に乗り、軍装を着ながら姿を現した。
          オババ「良くぞ来てくれたババ! それでは今からクラゲ退治を始めるババ!」
          ???「ちょっと待ったー! ここは私達が出る版よ!」
          ヒューー! ピトン! その時吸盤の付いたバラは戦車の大砲に当たった!
          オババ「誰だババ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーバーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ドガーーーーーン! 戦車はロケット団に攻撃した!
          ムサシ「アーウチ、て何するのよ!?」
          コジロウ「今のはいいところだったのに!」
          オババ「ちゃんと普通に出て来んかババ!」
          ムサシ「あれ? あんたは確か...」
          コジロウ「アオプルコの...」
          ドガーーーーーン! 戦車は再びロケット団に攻撃した!
          オババ「あたしゃ従姉妹だババ! これ以上勘違いするともう一回撃つババ!」
          ムサシ「何よ!? これで二回撃ったくせに!」
          コジロウ「そうだそうだ!」
          ニャース「あのー、あのオババは社長だニャ。」
          ムサシ「え!? 申し訳ございません!」
          コジロウ「あのー、俺達はこのクラゲ退治を参加しようとしてるので、よろしければ俺達がこの仕事
          をさせてください。」
          オババ「そうか、それならいいババ!」
          ロケット団は船に乗り、ホテルの工事現場に向った。
          ムサシ「私達なんかメノクラゲを楽に倒せるもんねー!」
          コジロウ「なぜかと言うとー、俺達はこの徳用三杯酢を持ってるもんねー!」
          ムサシ「これでメノクラゲもクラクラよー!」
          コジロウ「これで100万円ゲットだぜ!」
          ガシャ! 突然船の動きが止まった。
          ムサシ「あれ? 故障?」
          コジロウ「げっ!!」
          ムサシ「え? 何?」
          ニャース「何か赤い変な光が見えるニャ。」
          ロケット団の入る場所にはめの何百匹のメノクラゲ達がいた!
          ロケット団「これがメノクラゲーー!?」
          ―ハトバポート―
          サトシ「あ、あれがメノクラゲ!?」
          シゲル「しかもあれで全部!?」
          ブルー「あんなに託さん入るの!?」
          ―一方ロケット団―
          ビーーーー!! メノクラゲ一匹は頭の赤い所からビームを発射した! ドガーーーン!! ビームは
          船に当たり、爆発した!
          ロケット団「わーーーーーーーー!!」
          ドカ! 徳用三杯酢はメノクラゲ一匹に当たり、突然光った!
          ―ハトバポート―
          カルロス「おい、あそこになんか光ってないか?」
          全員「え?」
          メノクラゲ達の居場所に一匹のメノクラゲはいきなり形が変わり、どんどん大きくなった。
          全員「な、何だあれはーー!?」
          ロケット団「きゃーーーー!! これじゃあ三杯って言うか、30倍!!!」
          ???「ドクーーーー!!」
          コゴロウ「な、何だあれは!?」
          ポケモン図鑑「ドククラゲ・クラゲポケモン・メノクラゲの進化形。80本の職種が自由に動く。 刺され
          ると毒を犯され鋭い痛みが走る。他にもこの職種を伸び縮みさせ獲物に巻き付き毒を与えて弱ら
          せる。 別名「海のギャング」。」
          サトシ「ギャングのボスだ。」
          カルロス「そんな馬鹿な!? 俺の研究では2m以上にもしないはずだ!」
          ドククラゲ「ドクーーー!!」
          ガシャガシャガシャガシャ! ドククラゲはホテルの工事現場を崩した!
          オババ「あーーーー!! 私のホテルが! もう許さんババ! 撃てババ!!」
          ドガーーーーーン!! 戦車はドククラゲの方に撃った! ボヨヨヨーン! しかし効果はなかったみた
          い...
          ドククラゲ「ドク? ドクーーー!!」
          ドククラゲはハトバポートに向った! そしてメノクラゲはオババの所に通りかかった。
          オババ「うぎゃーーーー!!」
          ブレイク「ドククラゲはこっちに向ってるぞ!」
          カスミ「やめてドククラゲ!」
          サクラ「攻撃しちゃだめ!」
          アヤメ「お願い、やめて!」
          ボタン「人間を襲わないで!」
          サトシ「そんなんじゃ通じないよ! とにかく早く逃げよー!」
          サトシ達と町中の人たちは逃げた! ドククラゲは大きな津波を起こし、町のビルを次々と壊した!
          その時サトシ達と町中の人たちはある建物にいた。
          アシュラ「メノクラゲとドククラゲは次々の建物を壊し続けているでござる!」
          ゼトラ「くそ! これじゃあリユニオンのゲルトと同じだ!」
          カスミ「でも、どうして? どうしてなの?」
          ???「はーーっはっはっは! ここでまた会うとはな、サトシ!」
          サトシ「はっ! その声は...」
          ???「やっぱりこの声で分かったか! そう、俺は水のモンスター使い、リユニオンソルジャーで
          あり、「魚水鬼軍団」の団長、ゲルトだ!」
          ゲルトはドククラゲの職種の上に乗ってる。
          ゲルト「ここで会うとは久しぶりだな! サントアンヌ号で溺れ死になったと思ったが、まだ生きてた
          とは残念だぜ!」
          シゲル「何だとー!?」
          ブルー「でもなんでゲルトがドククラゲと一緒に!?」
          ゲルト「おや? その事を聞きたいのかい? いいだろ、教えてやる!」
          ドククラゲの片方の職種には気を失っていたニャースが巻いていた。 メノクラゲは職種でニャース
          の頭に付けた。
          ニャース「始めまして。 私達はメノクラゲとドククラゲと申します。 人間は私達の住処を壊したので
          ございます。」
          サトシ「ニャース?」
          タケシ「ニャースの奴、操ってるのか!」
          ニャース「だから我々は貴方達と同じようにこの町を破壊さしてもらいます! どなたには文句がな
          いのでございます!」
          カイ「何!? 奴はこの町を破壊しようとするのか!?」
          ゲルト「その通りだ! 俺はこいつらの話を聞いたら、奴はお前達人間達の復習しようと言ってな!
          だから俺はこいつと協力してるのさ。 お前達をこの世から去るためによ!」
          ブレイク「何だとー!? でもメノクラゲが言ってる住処って、あのホテルの工事現場か?」
          エドワード「そうか! あれはサンゴ礁! 私なら知ってます! あれはメノクラゲの住処で、今でも誰
          にも近づかないようにされてる所です!」
          アシュラ「そうか、メノクラゲとドククラゲはそれの復習するためにこの事をしてるのでござるな!」
          ゼトラ「ゲルトがそいつらと協力してるのはその事か!」
          シャワーズ「タッツーが言いたい事ってその事だったんだ!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          カスミ「そういう事だったの...私がタッツーが言いたい事が伝えられなかったの、水系ポケモント
          レーナー、失格だわ...」
          サクラ「カスミ...」
          サトシ「このままじゃハトバポートが破壊してしまう! 破壊してしまったらゲルトが勝っちまう! ピカ
          チュウ、シャワーズ、お前達何とか出来ないのか!?」
          ピカチュウ「ピーカ、ピカチュウ。」
          シャワーズ「ピカチュウはドククラゲを倒せる事が出来ないんだって。 ついでに僕も。」
          サトシ「やっぱりか...」
          ゲルト「はーっはっはっは! 潰せ潰せ! こんなくだらん町を全部消しちまえ!」
          タッツー「タッツー! タツタツー!」
          ゲルト「ん? 何だお前は?」
          ニャース「また貴方ですか? まだお仕置きしたいのですか?」
          ゲルト「こいつの事知ってるのか?」
          ニャース「そうです。 いつまでも我々の復習を邪魔をしてるポケモンです。 タッツー、何度も言って
          るはずです。 人間は私達の住処を壊し、私達の前に謝らなかった。 だから私達今こそこの町を破
          壊するのです!」
          タッツー「タツー、タツタツー!」
          ニャース「まだその事を言ってるのですか? 何度もやっても諦めないようですね! さあ、お仕置き
          です!」
          タッツー「タツ!?」
          ドッシャーーン! ドククラゲは職種でタッツーを攻撃した! 攻撃を受けたタッツーは吹き飛ばされ
          た!
          タッツー「タッツーーーー!!」
          カスミ「タッツー!!」
          ゲルト「ふん! 馬鹿な奴だぜ!」
          サトシ「ピジョン、タッツーを助けろ!」
          ピジョン「ピジョーン!」
          ガシ! ピジョンはタッツーを掴んだ!
          サトシ「よくやった、ピジョン!」
          カスミ「タッツー、大丈夫!?」
          タッツー「タッツー...」
          カスミ「こんな酷い事をして...タッツー、ごめんね。 私達人間のために...ありがとう!」
          タッツー「タッツー。」
          カスミはタッツーを抱き、涙を流した。
          ピカチュウ「ピカ!」
          サトシ「ピカチュウ、やるのか!?」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「僕もやるよ!」
          サトシ「よおし、総力戦だ! オニドリル、フシギダネ、ゼニガメ、ピジョン、バタフリー、スピアー、コ
          ラッタ、ニドクイン、パラス、ナゾノクサ、アーボ、ギャラドス、行けー!」
          オニドリル「ギャオー!」
          フシギダネ「ダネダネ!」
          ゼニガメ「ゼニゼニ!」
          ピジョン「ピジョーン!」
          バタフリー「フリーフリー!」
          スピアー「ブーン!」
          コラッタ「コラッタ!」
          ニドクイン「クイーーン!」
          パラス「パラパラ!」
          ナゾノクサ「ナゾー!」
          アーボ「シャーボ!」
          ギャラドス「グヲー!」
          シゲル「ニドキング、コンパン、マダツボミ! 行けー!」
          ニドキング「キーング!」
          コンパン「コンパン!」

          マダツボミ「ツボツボ!」
          ブルー「カメール、プリン、ニドラン♂、ニドラン♀、ピクシー、がんばって!」
          カメール「カメール!」
          プリン「プリン!」
          ニドラン♂「ニドニドー!」
          ニドラン♀「ラーン!」
          ピクシー「ピックシー!」
          カスミ「タッツーの仇! ヒトデマン、スターミー、トサキント、クラブ、ニョロモ、シェルダー、がんばっ
          て!」
          ヒトデマン「ヘヤ!」
          スターミー「オウ!」
          トサキント「トサキン!」
          クラブ「コキコキ!」
          ニョロモ「ニョロニョロ!」
          シェルダー「シェル!」
          サクラ「私も戦うわ! パウワウ、戦って!」
          パウワウ「パウワウ!」
          アヤメ「ドククラゲを止めるためなら私も戦うわ! アズマオウ、がんばって!」
          アズマオウ「マオウ!」
          ボタン「私も協力するわ! パルシェン、戦って!」
          パルシェン「パルシェン!」
          ポケモン図鑑「パルシェン・二枚貝ポケモン・シェルダーを水の石に与えると進化する。 カラが非常
          に固くナパーム弾でも壊せない。 攻撃する時だけ開く。ダイヤモンドよりも固いカラで守だけでなく
          付いてる刺を飛ばして来るのでかなり手強い。」
          タケシ「ズバット、頼むぞ!」
          ズバット「キー!」
          サムライ「カイロス、行け!」
          カイロス「カイー!」
          アキラ「サンド、あいつを倒すんだ!」
          サンド「ピキー!」
          ジュン「ウツドン、奴を倒せ!」
          ウツドン「ドーン!」
          セイヨ「ゴローン、カラカラ、がんばって!」
          ゴローン「ゴローン!」
          カラカラ「カラカラ!」
          マチス「ゴー、ライチュウ!」
          ライチュウ「ラーイ!」
          ブルーザー「何だか楽しそうだな! 俺もやるぜ! プチドラゴン、頼むぜ!」
          プチドラゴン「ドラドラー!」
          聖剣図鑑「プチドラゴン・ドラゴンモンスター・伝説の生物と呼ばれるモンスターだが実は龍の子供
          である。 口から毒ガスを吐き出す事もあり、時々炎も吐き出す事もある。 だが生まれ付きなので
          まだ炎は吹かない。 別名「龍の子供」。
          クリスティ「私もやるわ! プチポセイドン、がんばってー!」
          プチポセイドン「ポセポセ!」
          聖剣図鑑「プチポセイドン・魚モンスター・サハギンの進化形。 雪原によく生息し、手に持ってる銛
          はサハギンよりも鋭い。 昔ポセイドンと言う海の魔王の兵士だと言われる。 別名「ポセイドンの兵
          士」。」
          カルロス「ダークバットム、絶対に勝てよ!」
          ダークバットム「キー!」
          ダークバットム「ダークバットム・蝙蝠モンスター・バットムの進化形。 森の中に生息し、相手に強
          力な超音波を食らい出す。 超音波はどんな物を砕け散る破壊力を持つので要注意。 別名「暗黒
          の蝙蝠」。」
          コゴロウ「バレッテ、負けんじゃねえぞ!」
          バレッテ「レッテー!」
          聖剣図鑑「バレッテ・サイモンスター・砂漠に生息する。 頭が悪いが、その突進はどんな物を砕け
          散る破壊力を持つ。 その鱗はかなり固く、銃でも剣でもどんな武器にも絶えられる。」
          ブレイク「巨大な奴は巨大モンスター戦だ! ウルフラマイター、がんばれよ!」
          ウルフラマイター「グォーーー!」
          FF図鑑「ウルフラマイター・巨人モンスター・神羅に作られたメカで、本部に運ぶ物を見張るために
          作られたメカ。 その巨大な剣は巨大なダメージを受けるので要注意。」
          アシュラ「雷神鳥、頼むでござる!」
          雷神鳥「キエーー!!」
          FF図鑑「雷神鳥・鳥モンスター・ニードルキッスの進化形。 雷属性の攻撃を持ち嘴から雷を放電す
          る事が出来る。 雷の様に素早く飛びながら相手を攻撃する。 別名「雷神の鳥」。」
          ゼトラ「俺もやるぜ! ゲルト、やられる覚悟はいいだろうな! 出て来い、鉄巨人!」
          鉄巨人「グォーーー!」
          FF図鑑「鉄巨人・巨人モンスター・ウルフラマイターの進化形。 身体に付いている鉄の防具はかな
          り固く破壊光線も絶えられる。 手に持ってる巨大な剣は最大パワーアップし地面を切り裂く事が出
          来る。」
          ゲルト「おっ? どうやらやる気あるようだな? でもお前達はこの俺を倒せないぜ! メノクラゲ、行
          け!」
          メノクラゲ達「メノーーー!!」
          サトシ「みんな、これ以上メノクラゲ達を前に進むな! 全員海に戻せ!」
          ピカチュウ「ピーカーチュウーー!!」
          シャワーズ「オッケー!」
          ピカチュウとシャワーズ達は色々な攻撃でメノクラゲ達を追い出している。 数百匹のメノクラゲ達は
          海に戻った。
          ゲルト「くっ! なかなかやるじゃねえか! だがこのドククラゲを倒せる事が出来るか? 行け、ドク
          クラゲ!」
          ドククラゲ「ドクーーー!!」
          バシバシバシバシ! ドククラゲは職種でポケモン達を倒した!
          サトシ「あっ! みんな!」
          シゲル「やっぱりだめか!」
          ブルー「強すぎて倒せないわ!」
          タケシ「今度こそ全滅か!?」
          サムライ「おろ? カスミ殿は!?」
          サクラ「あっ! そう言えば...」
          アヤメ「カスミがいない!」
          ボタン「一体どこに!?」
          ニャース「ポケモンのくせに人間の味方をする気ですか? 我々ポケモンを裏切るとはいい度胸で
          すね!」
          その時ピジョンとオニドリルに乗ったピカチュウとシャワーズはドククラゲの目の前に現れた!
          ピカチュウ「ピーカ! ピカピカチュウ! ピカー! ピカピカピー!」
          シャワーズ「僕たちはポケモンを裏切ったわけじゃないよ! 僕たちは世界と人間達とポケモン達を
          守るために一緒にいるんだ! ドククラゲはこう見えたも騙されてるんだよ!」
          ドククラゲ「ドク? ドクドクー! ドクドーク!」
          サトシ「ピカチュウとシャワーズの奴、ドククラゲと説得してるのか?」
          ピカチュウ「ピーカピカチュウ! ピカピカー! ピーピカチュウ!」
          シャワーズ「ゲルトは世界を破壊し、人間とポケモン達を殺そうとしてるんだ! もしもこれが終わっ
          たらドククラゲ達も死んでしまうんだよ!」
          ドククラゲ「ドクー! ドクドクードク! ドクードークドク!」
          ピカチュウ「ピーカピカピカチュウ!!」
          シャワーズ「どうして分かってくれないんだよ!? そんなに死にたいの!? あんな奴と信用する
          なんてサイッテーなポケモンだよ!!」
          ドククラゲ「ドク!? ドクーーー!!!」
          ゲルト「ハッハッハッハ! 怒りが溜まったようだな! ならば今から楽にしてやるぜ! 殺れ、ドクク
          ラゲ!」
          ドククラゲ「ドクーーーーー!!!」
          カスミ「やめてー! ドククラゲー!」
          ドククラゲ「ドク!?」
          ドククラゲの近くにあるビルの屋上にカスミがいた!
          全員「カ、カスミ!?」
          カスミ「もうやめて、ドククラゲ! 人間達は貴方の言葉をもう伝わったわ。 もう貴方達の住処を争っ
          たりはしない。 だから、お願い!」
          ドククラゲ「ドク...」
          ゲルト「ふん! そんな事を言っても俺達はお前達を許すと思ってるのか! 俺達は人間を許す事が
          出来ないのだ! お前がそんな事言っても通じねえぜ! それに邪魔だ! 失せろ! 殺っちまえ
          !」
          サクラ「カスミ!!」
          アヤメ「危ないわカスミ!」
          ボタン「早く逃げて!!」
          ドククラゲ「ドク?」
          ゲルト「どうしたんだ!? さっさと...」
          バシーーー!! ドガーーーーン!! ドククラゲは職種でゲルトを叩き飛ばし、ビルに当たった!
          全員「えっ!?」
          カスミ「ド、ドククラゲ?」
          ニャース「それなら今日からはこれで許します。 もしもまた私達の住処を破壊したら、それまで許し
          ませんよ。」
          ヒューーーー、ドガーーーン! ドククラゲはニャースを観覧車に投げ、当たって落ちた!
          ニャース「ニャ!? ここはどこニャ?」
          ムサシ「まあ、気が戻って...」
          コジロウ「よかったんじゃないの?」
          ゲルト「ぐっ! くそー! よくも俺を叩き飛ばしたな! いいだろ、望み通り今直ぐに死なせて、な
          っ!?」
          ゲルトの目の前にサトシ達のポケモン達とブルーザー達のモンスター達がいた。
          シャワーズ「これ以上ドククラゲに近寄らないでよ! やったら僕たちはあんたの事許せないから
          ね!」
          ゲルト「くっ! 仕方ねえ、ドククラゲはこのまま放っておくぜ! 覚えてろよ!」
          シュン! ゲルトは突然姿を消した! ドククラゲとメノクラゲ達は海に戻ろうとする。
          オババ「これー、お前達どこに行く気ババ!?」
          アキラ「またあのオババか!」
          ゼトラ「まだ生きてたのか?」
          オババ「逃げるんじゃないババ! 今直ぐ町の弁償するババ!」
          バシャ! 何かの黒い液体がオババの顔に当たった!
          オババ「ブハ!? だ、誰だババ!?」
          カスミ「まだ分からないの!? こういう騒ぎになったのはみーんなあんたのせいなのよ!」
          タッツー「タッツー!!」
          オババ「何じゃと、この生意気な小娘がババ!? んババ?」
          ドククラゲ「ドクーーーーー!!」
          バシーーーー!! ドククラゲの職種でオババを叩き飛ばした!
          オババ「ババーーーーー!!」
          キラ!
          サトシ「さようならー!」
          カスミ「べーだ! あっ!」
          ドククラゲは海の中に入り、消えた。
          カスミ「ありがとう、ドククラゲ。」
          ―夕方―
          サトシ達はようやく本土行きの船に乗った。
          ジュン「あのドククラゲ、海の神だったのかな?」
          セイヨ「多分ね。 ポケモンも神様だと言う事もあるわ。」
          マチス「ヘイ、カスミ。 ユーはまだメノクラゲがキュートだと思ってるのか?」
          カスミ「もちろん!」
          エドワード「ははは...」
          カイ「懲りない奴...」
          カスミ「でも一番可愛いのはこのポケモンよ! おいで!」
          タッツー「タッツー!」
          カスミ「タッツー、ゲットだぜ!」
          サトシ「よかったなカスミ! タッツーゲット出来て!」
          カスミ「うん!」
          サクラ「いいわね、タッツーゲット出来て。」
          アヤメ「私も欲しかったのになー。」
          ボタン「そうよね。」
          カルロス「まあいいじゃねえか! もしも野生のタッツーがいたら、いつかお前達にもやるよ!」
          タッツー「タッツー!」
          ピカチュウ「ピッカー!」
          シャワーズ「よかったね、タッツー!」
          ドククラゲ達から町の平和を守り、再びゲルトを倒したサトシ達と新たなポケモンタッツーをゲットし
          たカスミ。 次に向うのは一体どこに? そしてロケット団は手摺に紐に巻いた樽に乗り、もちろんサ
          トシ達を追い続ける。
          ロケット団「やな感じーーーーーー....」
          続く。