第三十話 悪の理科系の男
          ここは11番道路、別名「ギャンブルストリート」。 ここはギャンブラー達がよく来る道路で、そこにい
          るのはサトシ達。 サトシ達は恋の季節に過ごしているバタフリー達を助け、ロケット団とリユニオン
          のゼネンを倒し、サトシのバタフリーを恋の季節に過ごさせた。 今はヤマブキシティジムのリーダ
          ーを倒すために、仲間を二手に別れ、自主トレーニングとトレーナー戦をしているところ。

          ギャンブラー「マダツボミ、「つるの鞭」で攻撃だ!」
          マダツボミ「ツボツボー!」
          シュルルルル! マダツボミの「つるの鞭」!
          サトシ「ピカチュウ、「高速移動」!」
          ピカチュウ「ピーカチュウーーー!」
          シュンシュンシュンシュン! ピカチュウの「高速移動」! マダツボミの攻撃が外れた!
          サトシ「よし、とどめの「10万ボルト!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーー!!!」
          ビリリリリリリ!!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          マダツボミ「ツボーーーー...」
          ギャンブラー「あーーー!! 俺のマダツボミがー!!」
          サトシ「やった! 勝ったぜ!」
          ピカチュウ「ピーカチュウ!」
          シャワーズ「よくやったね!」
          ギャンブラー「くそー、今日は付いてねえな! お前なかなか強いな。 こんなチビに負けるなんて始
          めてだ。」
          サトシ「チビって誰の事だよ?」
          ギャンブラー「何でもないよ。 いい戦いだったが、また会う時は負けねえぜ!」
          サトシ「ああ、またな!」
          ギャンブラーは行ってしまった。
          サトシ「ふー、ここってギャンブラー多いんだな。ん?」
          ???「スリープ!」
          サトシ「おっ! やっとポケモン見つけたぜ!」
          ポケモン図鑑「スリープ・催眠ポケモン・夢を食べると言う伝説の生物バグの子孫。 催眠術が得意
          だ。 いつも一緒に眠って見ると時々昔食べた夢を見せてくれる夜がある。」
          サトシ「よおし、ゲットだぜ! コラッタ、君に決めた!」
          コラッタ「コラッター!」
          スリープ「スリスリー!」
          ミワワワワワ! スリープの「催眠術」!
          シャワーズ「あれはスリープの「催眠術」だよ! 気を付けて!」
          サトシ「分かったぜ! コラッタ、「電光石火」で攻撃をかわせ!」
          コラッタ「コラッターー!!」
          シューン! コラッタの「電光石火」! スリープの攻撃が外れた!
          スリープ「スリ!?」
          コラッタ「コラッタ、「怒りの前歯」で弱らせろ!」
          コラッタ「コラッターー!!」
          ガブ!!! コラッタの「怒りの前歯」!
          スリープ「スリーーー!!」
          サトシ「よおし、とどめのモンスターボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーーーーー...
          サトシ「やったー! スリープ、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「ゲットおめでとう! サトシ!」
          サトシ「ああ、俺エスパー系ポケモン欲しかったんだよなー!」
          コラッタ「コラッター。 コラッ!?」
          サトシ「ん!? どうしたんだ、コラッタ!?」
          コラッタの身体が突然光り、形が変わり始めた!
          サトシ「あっ! これはもしかして...」
          ???「ラッタ!」
          シャワーズ「コラッタはラッタに進化した!」
          サトシ「コラッタが進化した! やったぜー! よかったな、ラッタ!」
          ラッタ「ラッター!」
          シゲル「おーい! サトシー!」
          サトシ「あっ! その声はシゲル達だ!」
          ブルー「お待たせー! どう、そっちの調子は?」
          サトシ「ああ! 何人のギャンブラー達も倒したし、スリープもゲットした後コラッタはラッタに進化し
          たぜ!」
          シゲル「それはよかったな! 俺のコラッタもラッタに進化したぜ! その次ぎにスリープをゲットして
          ニョロモがニョロゾに進化したぜ!」
          ブルー「私も同じだけどスリープ可愛くないからゲットしなかったけどね。」
          カスミ「私のニョロモもニョロゾに進化したわ!」
          サクラ「私も同じ!」
          アヤメ「私もよ!」
          ボタン「私も!」
          セイヨ「私とジュンのニョロモもニョロゾに進化したわ!」
          ジュン「僕もスリープゲットしました!」
          サトシ「へぇー、みんなも結構やったんだ! あれ? そう言えばカルロスは?」
          サムライ「先に8番道路で待ってると言ったでござる。」
          サトシ「え!? 8番道路に行っちゃったの!?」
          アキラ「多分そこでポケモンゲットしに行ったのかもな。」
          サトシ「じゃあ、俺達も8番道路に行くか!」
          全員「おう!」
          サトシ達は行ってしまった。 木の後ろに謎の影がいた。
          ???「ゲッヘッヘッヘ、あれがサトシか。 確かに奴はいい腕前をしているな。 だが奴は強いと決
          まってないからな。 奴等の言う通りにしなくちゃな!」
          謎の影は密かにサトシ達の跡を追った。
          ―8番道路―
          ここは8番道路。 この道はヤマブキシティへ行く道路である。 そしてそこにいたのはカルロス。
          カルロス「おっ! いたいた!」
          サトシ「よお、カルロス! 待たせてすまなかったな!」
          カルロス「いいんだよ! そうそう、お前達にいい物をあげよう! 俺ユンゲラーとニャースを5匹ゲット
          したぜ! もちろんあのロケット団のニャースじゃないけどな! これをサトシ、シゲル、ブルー、ジュ
          ン、セイヨにあげよう! ニャースはアキラにあげよう!」
          サトシ「サンキュー、カルロス! これでユンゲラーとニャース、ゲットだぜ!」
          シゲル「俺もゲットだぜ!」
          ブルー「私もゲットだぜ!」
          ジュン「僕もゲットだぜ!」
          セイヨ「私もゲットだぜ!」
          アキラ「俺はニャースだけゲットだぜ!」
          サトシ「これで多くもポケモンゲットしたし、次ぎはヤマブキシティへレッツゴー!」
          全員「おう!」
          サトシ「ん?」
          シュン! サトシは突然消えた!
          ブルーザー「な!? さ、サトシが消えた!?」
          全員「え!?」
          ピカチュウ「ピカピ!?」
          シャワーズ「き、消えた!?」
          クリスティ「い、一体どうやって!?」
          コゴロウ「とにかく奴を探しに行こう!」
          仲間達は二手に別れ、サトシを探しに行った。 みんながいなくなった後、謎の影が現れた!
          ???「クックック、いよいよだな!」
          ―数十分後―
          ブレイク「どうだ!? サトシを見つけたか!?」
          アシュラ「いや、見つからないでござる!」
          ゼトラ「奴はもうとっくに町に行ったんじゃねえのか?」
          シャワーズ「そんなはずはないよ! 僕たちをほっといて先に行く別けないよ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          タケシ「じゃあ、サトシは一体どこに行っちゃったんだ?」
          ???「おーい! みんなー!」
          シゲル「その声は!?」
          ブルー「サトシ!?」
          サトシ「ごめんごめん、待たせて!」
          カスミ「どこへ行ったのよ!? 心配してたのよ!?」
          サトシ「ごめん、俺11番道路で何かを落として、一瞬素早く戻って行っちゃったんだよ!」
          サムライ「何だ、そうでござるか。」
          サトシ「みんな、心配かけてすまなかったな! ごめんな、ピカチュウとシャワーズ!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「いいんだよ、謝らなくても!」
          ???「いてててて、あっ! みんな、やっと見つけた!」
          全員「え!?」
          カスミ「サトシ!?」
          タケシ「な!? サトシが2人いる!?」
          サトシ1「な、何だお前は!?」
          サトシ2「お前こそ誰だよ!?」
          サクラ「サトシが2人いるわ!」
          アヤメ「ちょっと、これどういう事なの!?」
          ボタン「そうよ! 詳しくは説明してよ!」
          サトシ1「ああ、俺? 俺達がヤマブキシティに行く途中急に落とし穴に落ちちゃって。」
          アキラ「落とし穴? あんなのあったか?」
          サトシ1「調べてみたら穴はシャッターになってたんだ。 俺どうにかしてそこから出ようとしたんだけ
          ど、ヒトカゲの「火炎放射」のおかげでシャッターを溶かして、やっと出られたけどね。」
          ジュン「じゃあ、この人は一体誰なんですか!?」
          サトシ2「俺はサトシだよ! あれはニセモノだ!」
          サトシ1「何言ってるんだよ!? お前の方がニセモノだろ! 俺が落とし穴に落ちたのはウソだと言
          うのか!?」
          マチス「何だかヘッドがコンフューズしちゃいそうだぜ。」
          セイヨ「どれが本物か分からないわ。 そうだわ!」
          サトシ1「え?」
          サトシ2「何が?」
          セイヨ「これならどうかしら? サトシが出会ったリユニオンって言う人達の名前は何?」
          サトシ2「え!? り、リユニオン!? 聞いた事ないな、何だっけ?」
          サトシ1「俺なら知ってるぜ! ゲルト、レグナ、ラトス、ガレムとゼネンだろ?」
          セイヨ「ピンポーン! 大正解!」
          サトシ1「よっしゃー! やったぜ!」
          ブルーザー「じゃあ、リユニオンの事を全然知らないこいつは誰なんだ!?」
          クリスティ「このサトシは、ニセモノ!?」
          サトシ2「ヘッヘッヘ、ばれちまったか。 いいだろ、俺の正体を見せてやるぜ!」
          バッ! 謎の少年はサトシの衣装を脱いだ!
          謎の少年「ガッハッハッハ! 俺は理科系の男! 俺はこいつらを捕まえに来た!」
          全員「何だって!?」
          理科系の男「俺はこいつの噂を聞いて、色々なジムリーダー達を倒した事も聞いた! それを知っ
          た俺はこいつらを捕まえに来たのさ!」
          サトシ「何だとー!?」
          ピカチュウ「ピカピー!」
          シャワーズ「サトシ、助けてー!」
          シゲル「このままじゃピカチュウとシャワーズが連れ去られる!」
          ブルー「サトシ、何とか助けないと!」
          サトシ「任しておけ! ピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          ピカチュウ「ピカ、チュウーーーー!!」
          ビリリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」! だが効果はなかったみたい...
          カルロス「な、何!?」
          コゴロウ「電撃が効かない!?」
          理科系の男「教えてやろう! 俺の身体に付けているのは電気を吸い取るストッキングだ! こいつ
          さえあれば電気系の技には効かねえぜ!」
          ブレイク「ピカチュウの攻撃には効かないのか!」
          アシュラ「どうするでござるか!? サトシ殿!?」
          サトシ「こうなったら、ポケモン勝負でもしようじゃねえか!」
          理科系の男「俺を倒そうとでも思ってるのか? いいだろ! そんなにこいつらを返したいのなら、俺
          を倒してからだ! お前ら出て来い!」
          ???「パラパラ!」
          ???「ガラガラ!」
          ???「ペルニャン!」
          ゼトラ「あのキノコ虫は、パラス!」
          サトシ「他のポケモンは?」
          ポケモン図鑑「ガラガラ・骨好きポケモン・カラカラの進化形。 体も小さく元々弱かった。 骨を使うよ
          うになり性格が狂暴化した。」
          シゲル「じゃあ、あの猫ポケモンは?」
          ポケモン図鑑「ぺルシアン・シャム猫ポケモン・ニャースの進化形。 気性が激しくしっぽを真っ直ぐ
          立てたら要注意。 飛び掛かって噛み付く前触れだ。 額の宝石が輝く! また歩く姿もしなやかで
          王女のような華やかさがある。」
          理科系の男「俺のポケモンに勝てるか?」
          サトシ「だったらいいじゃねえか! フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ! 君に決めた!」
          フシギダネ「ダネダネ!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          ゼニガメ「ゼニゼニ!」
          理科系の男「ガラガラ、こいつら全員「骨ブーメラン」で攻撃しろ!」
          ガラガラ「ガラガラー!」
          ブンブンブンブン! バキバキバキ! ガラガラの「骨ブーメラン」!
          フシギダネ「ダネ!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          ゼニガメ「ゼニ!」
          サトシ「フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ!」
          フシギダネ「ダ、ネ?」
          ヒトカゲ「カ、ゲ?」
          ゼニガメ「ゼ、ニ?」
          サトシ「おい、どうしたんだ!? 何か様子が変だぞ!」
          タケシ「サトシ! あれは眠りの表情だ!」
          サトシ「何だって!?」
          シゲル「でもどういう意味だ? 「骨ブーメラン」は普通の技じゃ、はっ! まさか...」
          理科系の男「やっと分かったか! ガラガラの骨に付いているのはパラスの「キノコの胞子」! 骨に
          当たった敵はその胞子がばらまき、相手の動きを弱らせる物さ!」
          ブルー「そ、そんなのは反則よ!」
          理科系の男「俺には反則なんて物はねえ! さあ、どうする? まだ戦うか?」
          サトシ「くそ! フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ! お前達どうにかしてピカチュウとシャワーズを助け
          るんだ! 負けちゃだめだ! がんばれ!」
          フシギダネ「ダ、ネ!」
          ヒトカゲ「カ、ゲ!」
          ゼニガメ「ゼ、ニ!」
          理科系の男「技を出しても無駄だぜ! ぺルシアン、「嫌な音」攻撃!」
          ペルシアン「ペルニャーン!」
          ギギギギギギギギ!!!! ぺルシアンの「嫌な音」攻撃! ぺルシアンは岩を爪で引きずってい
          る!
          全員「うわーーーーーーーー!!!」
          サトシ「な、何だ!? この、音、は!?」
          理科系の男「キェッヘッヘッヘ! 「嫌な音」でお前達に攻撃すれば、次ぎに出す技を言えない!
          そしてこの音でお前達を苦しめるだけだ!」
          タケシ「お前、汚いぞ!」
          カスミ「そんなの、反則よ!」
          理科系の男「言ったはずだ! 俺には反則なんて言う物はねえと! 俺はこう見えても他の理科系
          の男と違って最強なんだ! 反則なんて言う物なんて必要ねえからな!」
          サトシ「な、に!?」
          理科系の男「ギャーッハッハッハッハ! さあ、お前達にとどめをさそう! パラス!」
          パラス「パラ!」
          パラパラパラパラ! パラスはガラガラの骨に何かの粉を付けている。
          サムライ「な、何を、付けたのでござるか!?」
          理科系の男「教えてやろうか? 「どくどく」だ!」
          全員「「どくどく」!?」
          理科系の男「さあ、早く降参しろ! 降参しないとこの「どくどく」入りの骨で死にたいか?」
          サクラ「「どくどく」入りの骨!?」
          アヤメ「あんたそんな事もするの!?」
          ボタン「そんなの犯罪よ!」
          理科系の男「俺は犯罪なんぞしねえ! ただ注意しているだけだ! さあ、降参しろ! さもないとこ
          いつで死ぬぜ!」
          サトシ「(もしも俺達が死んだら、ピカチュウとシャワーズはこいつに連れ去られる! その後もこの
          世界はリユニオンに破壊される! 俺はそんな事をさせない!)」
          理科系の男「早く答えろ!」
          サトシ「降参、する、もんか! ユンゲラー、行けー!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          理科系の男「な!?」
          ポケモン図鑑「ユンゲラー・念力ポケモン・ケーシィの進化形。 ある朝の事。 超能力少年がベット
          から目覚めるとユンゲラーに変身していた。 ユンゲラーが近くにいると時計が逆回転したりおかし
          な事が起るらしい。」
          アキラ「な、何する気だなんだ!?」
          サトシ「俺達が死んでたまるか! ユンゲラー、理科系の男に「金縛り」だ!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ガシッ!! ユンゲラーの「金縛り」!
          理科系の男「ガッ!?」
          ジュン「か、「金縛り」!?」
          セイヨ「そうだわ! トレーナーの動きを封じれば、これ以上逃げられないのね!」
          理科系の男「そ、言う、事、か!?」
          サトシ「そうさ! ラッタ、ピカチュウとシャワーズを助けろ!」
          ラッタ「ラッター!」
          ガシ! ラッタはピカチュウとシャワーズを理科系の男から捕らえた!
          理科系の男「し、まった!!」
          サトシ「よくやった、ラッタ! ピカチュウ、シャワーズ! 大丈夫か!?」
          ピカチュウ「ピカピ...」
          シャワーズ「僕たちは大丈夫だよ。 サトシ、ありがとう!」
          理科系の男「く、そ! お前ら、行け!」
          パラス「パラパラ!!」
          ガラガラ「ガラガラ!!」
          ペルシアン「ペルニャーン!」
          サトシ「今度はお前達がやられる番だ! ヒトカゲ、パラスに「火炎放射」!」
          ヒトカゲ「カゲーーーー!」
          ブォーーーーーー!! ヒトカゲの「火炎放射」!
          パラス「パラーーー...」
          サトシ「ゼニガメ、ガラガラに「水鉄砲」!」
          ゼニガメ「ゼニーーーー!」
          ブシューーーーー!! ゼニガメの「水鉄砲」!
          ガラガラ「ガラーーー...」
          サトシ「よおし、2匹の効果は抜群! 最後はフシギダネ、ぺルシアンに「葉っぱカッター」!」
          フシギダネ「ダネーーーー!」
          グサグサグサグサ! フシギダネの「葉っぱカッター」!
          ペルシアン「ニャーーーン...」
          サトシ「よっしゃー! 急所に当たったぜ! これで全員全滅だ!」
          理科系の男「そ、ん、な、ば、か、な...」
          マチス「やっとフィニッシュしたか!」
          理科系の男「お、俺の、負け、か...」
          サトシ「どうだ! まだやる気か!?」
          理科系の男「くそ! 後もう少しだったのに!」
          ブルーザー「とにかく教えろ! 何でピカチュウとシャワーズを捕らえ、俺達と戦った!?」
          理科系の男「俺はある4人の奴等に頼まれて、ピカチュウとシャワーズを捕らえろと言った。 奴等
          は珍しい技を持っていると聞いて、俺は奴等の言った通りにやった。 もしも出来れば、ポケモンリ
          ーグ出場出来るって聞いてよ!」
          クリスティ「ポケモンリーグ出場出来る? ねえ、こういうの前にもあったよね?」
          カルロス「ああ、確か24番道路の5人戦士。」(詳しい事は第十五話を読んでね!)
          コゴロウ「じゃあ、まさかまた...」
          ムサシ「よく知ったわね!」
          ブレイク「な!? 誰だ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          ヤマト「そして忘れずに! なんだかんだと聞かれたら...」
          コサブロウ「答えないの普通だが...」
          2人「まあ特別に答えよう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため...」
          コサブロウ「地球の平和を守るため...」
          ヤマト「愛と誠実の悪を貫く...」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役...」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には...」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「だっちゅーの!」
          全員「ロケット団!?」
          アシュラ「4人ってお主らの事だったのか!?」
          ムサシ「そうよ! 私達は理科系の男を利用しようと思って、この作戦を作ったのよ!」
          コジロウ「出来ればポケモンリーグで出場出来るといいながら、直ぐに騙される事が出来るから
          ね! 全く残念な奴だな!」
          理科系の男「な、何だとー!?」
          ゼトラ「そう言えばヤマトとコサブロウ、アオプルコ、ハトバポートと乙女ヶ崎で会わなかったな。」
          ヤマト「そうなのよ。 海に落ちた時直ぐにハトバポートに付いちゃってね。」
          コサブロウ「本土行きの船に乗り、乙女ヶ崎に止まったら直ぐに俺達のアジトに戻らなくってね。 だ
          から会わなかったんだよ。」
          ニャース「そんニャ事より、早くピカチュウとシャワーズを捕まえるニャ!」
          サトシ「またやる気だな! 今度はそうはさせねえぜ!」
          ムサシ「だったらポケモン勝負よ! 行け、アーボ!」
          アーボ「シャーボ!」
          コジロウ「ドガース、行け!」
          ドガース「ドガース!」
          ヤマト「ラッタ、行け!」
          ラッタ「ラッター!」
          コサブロウ「ビリリダマ、行け!」
          ビリリダマ「ビリリ!」
          サトシ「やってやろうじゃねえか! ピカチュウ、「電気...」」
          バキバキバキバキ! ある骨がロケット団のポケモン達を攻撃した!
          アーボ「アボーー...」
          ドガース「ドガーー...」
          ラッタ「ラッターー...」
          ビリリダマ「ビリリ...」
          ムサシ「何!?」
          コジロウ「誰だ!?」
          その骨はガラガラの骨だった!
          ヤマト「ガラガラ!?」
          コサブロウ「理科系の男か!?」
          理科系の男「よくも俺を騙したな! 許せねえ!! サトシと言ったな! 奴等のポケモンが倒れてい
          る隙に奴等を倒せ!」
          サトシ「分かったぜ! イシツブテ、君に決めた!」
          イシツブテ「ラッシャイ!」
          ムサシ「ウソ...」
          コジロウ「これって...」
          ヤマト「もしかして...」
          コサブロウ「俺達の負け?」
          サトシ「イシツブテ、「地球投げ」だ!」
          イシツブテ「アイヨ!」
          ガシ! イシツブテは倒れたドガースを持ち上げた!
          イシツブテ「オリャーーーー!!」
          ブン! ドカーーーーーーン!!! イシツブテの「地球投げ」! 投げられたドガースはロケット団と
          そのポケモン達に当たり、吹き飛ばされた!
          ムサシ「ウソーーーー!? もう終わりーーーー!?」
          コジロウ「一体何のために登場したんだーーーー!?」
          ヤマト「今日は早く負けたわーーーー!!」
          コサブロウ「もう用はないの帰りますーーーー!!」
          ニャース「ではこれで...」
          ロケット団1「やな感じーーーーーーーー!!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーーーー!!!」
          キラ!
          サトシ「よっしゃー! 勝ったぜー!」
          イシツブテ「イシー。 イシッ!?」
          ピカチュウ「ピカピ!」
          サトシ「どうしたんだ、おっ!?」
          イシツブテの体が突然光り、形が変わり始めた!
          シゲル「これって...」
          ブルー「もしかして...」
          ???「ゴローン!」
          シャワーズ「イシツブテがゴローンに進化した!」
          サトシ「やったー! イシツブテが進化したぜー! よかったな、ゴローン!」
          ゴローン「ゴロゴローン!」
          理科系の男「みんな、すまん。 俺はお前達に酷い事して...」
          サトシ「いいんだよ! お前のおかげでロケット団も倒したんだから。 気にしなくていいぜ!」
          理科系の男「そうか、でもごめんな! ピカチュウとシャワーズ、さっきはすまなかったな。」
          ピカチュウ「ピカピカチュウ!」
          シャワーズ「いいんだよ、気にしなくても!」
          理科系の男「みんなもごめん! 悪い事してしまって!」
          カスミ「いいのよ、気にしないで!」
          タケシ「反省してるようだからな。 それなら許してあげるからな!」
          理科系の男「サトシ、俺は何だか分かったぜ! 確かに今までの戦いは反則だった! これから俺
          は反則と言う物を持つぜ! そしてちゃんと正しいバトルをするぜ!」
          サトシ「それならいいぜ!」
          理科系の男「確か紹介しなかったな! 俺の名はタクマ! これからも友達としていような!」
          サトシ「ああ! これからも友達でいような!」
          タクマ「じゃあ、俺は行くからな! またどこかで会おうな!」
          サトシ「ああ! またな、タクマ!」
          タクマは行ってしまった。
          サトシ「よし! 今度こそヤマブキシティへ出発だ!」
          全員「おう!」
          理科系の男タクヤを倒しながらロケット団を倒したサトシ達。 新たなポケモン達もゲットし、コラッタ
          とイシツブテはラッタとゴローンに進化し、いよいよヤマブキシティへ向う!
          続く!