第三十一話 シルフカンパニーを救え!
          サトシ達は8番道路で理科系の男タクマを倒しながらロケット団を倒した。 新たなるポケモンもゲットし、コラッタとイシツブテはラ
          ッタとゴローンに進化し、後もう少しでヤマブキシティへ向う! ところが今は夜でここは森の中。 そしてサトシ達を見ている謎の
          目がいるような感じがする...

          サトシ「もう夜だな。 今夜はここで野宿でもするか?」
          シゲル「それもそうだな! ん?」
          シゲルはボールを跳ねている謎の少女を見た。
          謎の少女「ウフフフフ!」
          サトシ「な、何だ? あの子?」
          ブルー「ねえ、君は近くに住んでいる子なの?」
          謎の少女「ウフフフフ!」
          突然謎の少女は走り去った。
          サトシ「あっ! ちょっと、君!」
          謎の少女「ウフフフフ! アハハハハ! アハハハハ...」
          ―次の朝―
          サトシ達はようやくヤマブキシティへ付いた!
          サトシ「やったー! ヤマブキシティへ付いたぜ!」
          シゲル「ここがヤマブキシティか。」
          ブルー「ここにはジムもあるみたいね!」
          カスミ「うわー! 大きな建物が見えるわ!」
          タケシ「あれは一体なんだろうな?」
          シャワーズ「けど、昨日会ったあの少女は何だったんだろうね?」
          ピカチュウ「ピカー?」
          サトシ「分からないな。 とにかく、早く行こうぜ!」
          全員「おう!」
          サトシ達は入り口に入った。
          ???「ちょっと待った!」
          サムライ「おろ? お主誰でござるか?」
          ???「私は警備員だ! こっちは通行禁止だ! 悪いけど、帰ってくれないか!」
          サクラ「え!? でも私達ヤマブキジムへ行くのよ!」
          警備員「それでもまだは入れませんよ! ハナダシティ行きでも、タマムシシティ行きでも、シオンタウン行きに行っても警備員が
          います! だから入れません!」
          アヤメ「ねえ、お願いだから通してくれない? 私達どうしても町に入りたいの。 だからお・ね・が・い!」
          警備員「無駄ですよ! さあ、お引き取りください!」
          ボタン「何よ、ケチ!」
          警備員「仕方ないですよ! これは私の仕事ですから! ふう、それにしても喉乾いたなー。 警備してる間まだ何も飲んでなかっ
          たんだな。」
          ブルーザー「喉乾いた? じゃあ、これいる?」
          ブルーザーは警備員にジュースカンをあげた。
          警備員「え? 貰ってもいいのかい?」
          ブルーザー「いいさ! 遠慮なく受けとりな!」
          警備員「そうか。 じゃあ、遠慮なく。」
          警備員はジュースカンを貰い、ジュースを飲んでいる。
          サトシ「おい、ブルーザー。 そのジュースカンどこで手に入れたんだよ?」
          ブルーザー「知らないのか? 入り口の外に自動販売機があったんだよ。 だからそこからこっそりとな。」
          アキラ「な、なるほど...」
          警備員「ふう、すっきりした! 君達、今はどうもありがとう! お礼としてここから通ってもいいよ!」
          サトシ「え? いいんですか?」
          警備員「いいんだって! このジュースもあちらの警備員にも別けるよ! お礼だからいつでもここへ通ってもいいよ!」
          サトシ「あは! ありがとう! それじゃあ、行くぜ!」
          全員「おう!」
          ―ヤマブキシティの中―
          ここはヤマブキシティ。 ヤマブキは金色輝きの色で、珍しい商品を売っている有名で平和な町。 平和と言うより、何か起ったらし
          い...
          サトシ「な、何だこれは!?」
          サトシ達は町の中へ入った時、人は一人もいなかった。
          セイヨ「な、何よこれ?」
          ジュン「何だか不気味ですね。」
          マチス「何かケースでも起ったのか?」
          サトシ「ケース?」
          マチス「英語で言うと「事件」って言う意味さ。」
          クリスティ「じゃあ、何か事件でも起ったのかしら?」
          シャワーズ「ねえ、サトシ。 取り合えずポケモンセンターに行こうよ。 僕とピカチュウ疲れてるけど。」
          ピカチュウ「ピカー。」
          サトシ「じゃあ、最初はポケモンセンターに行くか!」
          ―ヤマブキのポケモンセンター―
          サトシ「な!?」
          ポケモンセンターの中にはトレーナー達が多くいた。
          カルロス「何これ?」
          ???「君達は誰なの?」
          サトシ「あっ! ジュンサーさん!」
          ジュンサー「あら? なぜ私の名前をしてるの?」
          コゴロウ「ちょ、ちょっと待ってよ! 貴方はもしかして乙女ヶ崎でいたジュンサーさんの従姉妹ですか?」
          ジュンサー「あら、よく知ってたわね! そうよ!」
          ブレイク「これは一体何なんですか?」
          ジュンサー「実はね、この町に事件が起ったのよ。 ロケット団がこの町に襲って来たの。」
          全員「ロケット団!?」
          ジュンサー「そう、ロケット団はこの町を奴等の町にしようとしてるの。 私達警察は何とかしようとしてるけど、なかなか捕まえ難
          いのよ。」
          アシュラ「その動機は一体何なんでござるか?」
          ジュンサー「ロケット団は今「シルフカンパニー」と言う会社にいるの。 あの会社はとても有名で狙われやすいの。 多分ロケット
          団はそれでここに来たかも知れないの。」

          ゼトラ「シルフカンパニーって、あの建物か?」
          ジュンサー「そう、それそれ! あの会社はどのステータスを回復するアイテムや、見えない幽霊を見える事が出来る機械や、究
          極のモンスターボールを作ってる会社の。 有名であろうとそれだけ狙われやすいの。」
          サトシ「究極のモンスターボール? まさか奴等はあれでここに来たかも知れない!」
          ジュンサー「え!? そうなの!?」
          サトシ「そうかも知れませんよ! ロケット団はどの珍しいポケモンをゲットするんですよ! だから一発でゲット出来るモンスターボ
          ールを狙ってるんですよ!」
          ジュンサー「そうだったの、だから奴等はそれでここに来たのね!」
          シゲル「それにしてもジョーイさんは?」
          気付いてみたらカウンターにジョーイはいなかった。
          ブルー「そう言えばいないわね。」
          ジュンサー「実は、ジョーイさんはロケット団に連れ去られたのよ。」
          全員「連れ去られた!?」
          ジュンサー「ロケット団はここにトレーナー達が来ると気付いて、ポケモンを回復してくれるジョーイさんを連れ去られたのよ。 だ
          からここにトレーナー達が多くいるの。」
          タケシ「ジョーイさんも狙われたのか?」
          サトシ「あいつら、許せねー! よし、俺達もシルフカンパニーへ行こう!」
          全員「え!?」
          カスミ「ちょっと、何言ってるのよ!? あそこは危ないのよ!」
          サトシ「危ないのは分かってる! でもそこにはジョーイさんや社員達がいるんだ! 俺はどうにかして助けなきゃいけないんだ!」
          ジュンサー「ちょっと、君達じゃ危ないわよ! ロケット団は凶悪なのよ! だから君達は行かない方がいいわ!」
          サトシ「勘違いしないでくださいよ! ジュンサーさんもお月見山の事件や、ハナダシティの事件や、サントアンヌ号の事件や、他
          のロケット団の事件を知ってるでしょ? あれ全部暴いたのは俺達なんだ!」
          ジュンサー「え!? あれ全部君達がやったの!? 知らなかったわ。」
          サトシ「だからお願いです! 俺はどうしてもこの町を救って欲しいんです! お願いです!」
          ジュンサー「うーん、しょうがないわね。 君達なら何とかなるわ! この仕事任せたわ!」
          サトシ「ほんとですか? ありがとうございます!」
          シャワーズ「僕もがんばるよ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          ジュンサー「ついでに私も行ってもいいかしら?」
          サトシ「え? いいですけど。」
          ジュンサー「それじゃあ、よろしくね!」
          サトシ「よおし、みんな! この町を救うために、シルフカンパニーへ行くぞ!」
          全員「おう!」
          ―シルフカンパニー本社ビル―
          ロケット団員「はー。 警備は疲れるなー。 なんかしてえな! ん?」
          サトシ「すみませんけど、俺達をここから通してください!」
          ロケット団員「おや? 何だ、ボウズ? ここは立ち入り禁止だ!」
          ジュンサー「貴方はロケット団の一人ね! 貴方がこの事件を起こしたのを、逮捕します!」
          ロケット団員「ゲッ! 警察!? お前達が呼んだのか!?」
          サムライ「その通りでござる! さあ、拙者達をここから通すでござる!」
          ロケット団員「そ、そうはいくか! ゴローン、オニドリル、行きやがれ!」
          ゴローン「ゴローン!」
          オニドリル「ギャオーーー!!」
          サトシ「シャワーズ、ゴローンに「水鉄砲」!」
          シャワーズ「ラジャー! ブーーーーーー!!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」!
          ゴローン「ゴローーー...」
          サトシ「ピカチュウ、全員纏めて「10万ボルト」!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーー!!!!」
          ビリリリリリリリ!!
          オニドリル「ギャオーーーーー!!!」
          ロケット団員「あぎゃーーーーー!!!」
          ドサドサ! オニドリルとロケット団員が倒れた!
          ジュンサー「すごいわ、これ。 これでロケット団を倒したの?」
          サトシ「まあ、いつもな! よし、入るぜ!」
          サトシ達はシルフカンパニーの中に入った。
          ロケット団員1「進入者発見!」
          ロケット団員2「お前が外にいる奴を倒したのか!?」
          ロケット団員3「残念ながらここから通さねえぜ!」
          ロケット団員4「覚悟しな!」
          サクラ「ウソ、4人も!?」
          アヤメ「何でこんなに入るのよ!?」
          ボタン「でもなんだか危なそう。」
          ロケット団員1「ドガース、行け!」
          ドガース「ドガーース!!」
          ロケット団員2「ラッタ、やっちまえ!」
          ラッタ「ラッター!」
          ロケット団員3「コイル、行きやがれ!」
          コイル「キューーーン!」
          ロケット団員4「ニドリーノ、行け!」
          ニドリーノ「ニドリーノ!」
          サトシ「やってやろうじゃねえか! ユンゲラー、君に決めた!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          シゲル「俺もやるぜ! イシツブテ、負けるなよ!」
          イシツブテ「イシ!」
          ブルー「私も手伝うわ! ピクシー、行け!」
          ピクシー「ピックシー!」
          アキラ「俺も戦うぜ! サンド、頼むぞ!」
          サンド「ピキーー!」
          サトシ「ユンゲラー、「サイコキネシス」!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ミワワワワワ! ユンゲラーの「サイコキネシス」!
          ドガース「ドガーーー...」
          シゲル「イシツブテ、「岩落とし」!」
          イシツブテ「ワッショイ!」
          ドガドガドガドガ! イシツブテの「岩落とし」!
          コイル「キューーー...」
          ブルー「ピクシー、「指を降る」攻撃!」
          ピクシー「ピックシー! ピッピッピッピ!」
          ピクシーの「指を降る」攻撃! グサ!! ピクシーの「切り裂く」攻撃!
          ラッタ「ラッターーー...」
          アキラ「サンド、「穴を掘る」攻撃!」
          サンド「ピキキーーーー!」
          ドギャーーン! サンドは地面に潜った! ドガーーーーン! サンドの「穴を掘る」攻撃!
          ニドリーノ「ニドーーー...」
          ロケット団員1「何ーーーーー!?」
          ロケット団員2「そんな馬鹿な!?」
          ロケット団員3「俺達が負けた!?」
          ロケット団員4「こんな奴等に!?」
          サトシ「気が済んだか? ユンゲラー、「サイケ光線」!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ビーーーーーーー!! ユンゲラー「サイケ光線」!」
          ロケット団員全員「ぎゃーーーーーーー!!!!」
          ドサドサドサドサ! ロケット団員全員倒れた!
          サトシ「よっしゃー! 全員倒したぜ!」
          イシツブテ「イシー。 イシッ!?」
          シゲル「ん!? イシツブテ!?」
          イシツブテの身体が突然光り、形が変わり始めた!
          サトシ「まさか、イシツブテは...」
          ???「ゴローン!」
          ブルー「ゴローンに進化したわ!」
          シゲル「やったー! 進化したぜ! よかったな、ゴローン!」
          ゴローン「ゴロゴローン!」
          サトシ「よし、上に行くぞ!」
          ―2階―
          ジュン「ここは2階か。 あれ?」
          ジュンは研究員を見た。
          セイヨ「あそこに研究員がいるわ。」
          研究員「た、助けてください! 私はシルフの社員です!」
          マチス「こんな所でウロチョロしたら危ないじゃねえか! 俺達はお前達をレスキューしに来た!」
          研究員「は、はあ。 ありがとうございます。」
          コゴロウ「ちょっと待った!」
          サトシ「な、何だよ、コゴロウ? いきなり。」
          コゴロウ「気を付けろ、サトシ! こいつはこのビルの社員じゃねえ!」
          全員「え!?」
          コゴロウ「なぜかと言うと、奴の手にモンスターボールを握り締めている! 多分奴は俺達を攻撃する気だ!」
          ブルーザー「え!? じゃあ、こいつはまさか...」
          研究員「くっ! ばれちまったか! 仕方ねえ、俺は誰だか教えてやる!」
          サトシ「誰だお前は!?」
          研究員「俺がこのビルの社員だと思ったかい? だが違うぜ! 俺は逸れ研究員! ロケット団の仲間だ!」
          クリスティ「ロケット団の仲間!?」
          ブレイク「何か、タクマの時と同じだな。」
          逸れ研究員「お前達はボスに会いたいんだな? だがそう簡単には会わせないぜ! コイル、行け!」
          コイル「キューーン!」
          ジュン「待ってください! ここは僕に任せてください! ウツドン、行け!」
          ウツドン「ドーン!」
          逸れ研究員「俺に倒せるとでも思ってるのかい? 無駄さ! コイル、「電磁波」!」
          コイル「キェーーーーーン!」
          ビリリリリリリリリ! コイルの「電磁波」! だが攻撃が外れた!
          逸れ研究員「な、何!?」
          ジュン「外れて残念でしたね! それでは、ここで終わらさせてもらいますよ! ウツドン、「葉っぱカッター」!」
          ウツドン「ドドーーーン!」
          グサグサグサグサ! ウツドンの「葉っぱカッター」!
          コイル「キューーー...」
          逸れ研究員「くそー! 情けないポケモンめ!」
          ジュン「ポケモンに情けないと言う奴は許しませんよ! ウツドン、「つるの鞭」!」
          ウツドン「ドンドーン!」
          シュルルルルル! バシ! ウツドンの「つるの鞭」!
          逸れ研究員「うがっ!!」
          逸れ研究員はつるに巻かれてしまった。
          ジュン「そのまま反省するんですね!」
          セイヨ「ジュン、すごい。 そんな事も出来るなんて始めてみたわ。」
          ジュン「まあ、時々本気でやる事もありますよ!」
          ジュンサー「念のために手錠を付けておくわ!」
          カチ! ジュンサーは逸れ研究員の手に手錠を付けた。
          サトシ「よし、次の階に行こう!」
          ―3階―
          アシュラ「ここが3階でござるか。 おろ?」
          アシュラは研究員を見た。
          研究員「あっ! 誰だ!?」
          ゼトラ「誰だって、それはこっちのセリフだ! お前もか? ロケット団の味方である逸れ研究員か?」
          逸れ研究員「ちょ、ちょっと待ってください! 私の名はヒデキ! 確かに私は逸れ研究員だが、私はロケット団の味方ではない!
          本当の事だ!」
          ブルーザー「それでも俺達を騙そうとしてるな? もう騙されねえからな!」
          ヒデキ「いや、本当ですよ! 信じてください! 私は敵ではありません!」
          コゴロウ「ちょっと待て、俺に任せろ!」
          ヒデキ「は? な、何ですか?」
          コゴロウ「ヒデキさん、でしたね? 貴方の手持ちのポケモンは何ですか?」
          ヒデキ「はあ、3個も持ってるので、中身はコイルとビリリダマとドガースです。」
          コゴロウ「ほほう、なるほど。」
          カルロス「おい、コゴロウ! 奴に何言ってるんだよ? 奴はロケット団の一人だぜ! 早く倒した方が...」
          コゴロウ「いや、この人の言ってる事は本当だ。」
          全員「え!?」
          コゴロウ「もしも彼が本当にロケット団の研究員だったら、わざわざ自分の名前や持ってるポケモンを教えないはず。 でもなぜか
          教えてくれた。 つまり彼は無実だ。」
          サトシ「そうだったのか。」
          ブルーザー「そうか。 あの、ヒデキさん? さっき疑われてすまなかったな。」
          ヒデキ「いいですよ、どうせ勘違いするんですよ。 この服によっては。 でも信じてくれて嬉しいです。」
          ジュンサー「あの、ヒデキさん。 これは一体どうなってるのですか?」
          ヒデキ「実は私達が仕事をしている時、いきなりロケット団がこのビルに現れたのです。 その動機は一発でポケモンをゲット出来
          る究極のモンスターボール、マスターボールを狙ってるのです。 ビルを乗っ取られてしまったおかげで、次々の社員達が私達を
          裏切りました。」
          シゲル「下にいたあの逸れ研究員もそうか。」
          ヒデキ「それより、早く社長室に行ってください! そこにはロケット団のボスがいます! 早くしないと社長が危ない! 社長室は
          11階で、最上階です!」
          サトシ「分かった! じゃあ、今直ぐに...」
          ムサシ「そうはさせないわよ!」
          ヒデキ「な、何ですか、今のは!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるわ世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          サトシ「またお前達か!」
          ヤマト「ムサシ達だけじゃないわよ! 私達もいるわよ! なんだかんだと聞かれたら...」
          コサブロウ「答えないのが普通だが...」
          2人「まあ特別に答えよう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため...」
          コサブロウ「地球の平和を守るため...」
          ヤマト「愛と誠実の悪を貫く...」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役...」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には...」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「だっちゅーの!」
          ブルー「またあんた達ね!」
          ジュンサー「サトシ君、この人達知ってるの?」
          サトシ「ああ、毎回俺達をしつこく追いかけている奴等さ! 奴等はいつも俺のピカチュウとシャワーズを狙ってる奴等なんだ!」
          ムサシ「その通り! でも今回はしないわよ!」
          コジロウ「俺達はここに用があるんだ!」
          ヤマト「そしてそこの研究員に用があるのよ!」
          コサブロウ「それはそいつを俺達の仲間にしようとな!」
          タケシ「何だって!?」
          ニャース「もしもロケット団に研究員が多くいれば、ポケモンの秘密を研究出来るのニャ!」
          ヒデキ「そうか、だからそれで次々の社員達が私達を裏切ったんだな! でも残念ながら私は君達みたいな奴等に仲間になりま
          せん!」
          ムサシ「断っても無駄よ! 絶対に仲間にさせてやるんだから!」
          コジロウ「断る奴は直ぐに仲間に入れさせるぜ!」
          ヤマト「だから断っても無駄よ!」
          コサブロウ「断るんならポケモン勝負でもしな!」
          ヒデキ「え!? でも...」
          サトシ「ヒデキさん、ここは俺達に任せてください! ピカチュウ、シャワーズ! 頼むぞ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          シャワーズ「僕に任せて!」
          シゲル「俺もやるぜ! リザード、サンダース、行け!」
          リザード「リザー!」
          サンダース「サンダーース!」
          ブルー「私もやるわ! カメちゃん、ブーちゃん、負けないでね!」
          カメール「カメール!」
          ブースター「ブーーー!」
          タケシ「サトシ、俺もやるぜ! イワーク、行け!」
          イワーク「イワーーー!」
          カスミ「私も手伝うわ! 行け、スターミー!」
          スターミー「フーー!」
          マチス「俺もやるぜ、サトシ! ゴー、ライチュウ!」
          ライチュウ「ラーーイ!」
          ムサシ「いい度胸してるわね! でも今回は負けないわよ! アーボ、行け!」
          アーボ「シャーーボ!」
          コジロウ「ドガース、行け!」
          ドガース「ドガーー!」
          ヤマト「ラッタ、行け!」
          ラッタ「ラッターー!」
          コサブロウ「ビリリダマ、行け!」
          ビリリダマ「ビリリ!」
          サトシ「ピカチュウ、アーボに「10万ボルト」!」
          シゲル「サンダースもやるんだ!」
          マチス「お前もやるんだ、ライチュウ!」
          ピカチュウ「ピーカーチュウー!!!」
          サンダース「サンダーーーース!!!」
          ライチュウ「ラーイチュウーー!!!」
          ビリリリリリリリリリ!!! ピカチュウ、サンダース、ライチュウの「10万ボルト」!
          アーボ「アボーーーーーーーー!!!」
          サトシ「シャワーズ、ドガースに「水鉄砲」!」
          ブルー「カメールも手伝って!」
          カスミ「スターミーも行けー!」
          シャワーズ「オッケー!」
          カメール「カメーール!!」
          スターミー「フォーーーーーー!」
          ブーーーーーーーー!! シャワーズ、カメール、スターミーの「水鉄砲」!
          ドガース「ドガーーーー...」
          シゲル「リザード、ラッタに「火炎放射」!」
          ブルー「ブースターも手伝うのよ!」
          リザード「リザーーーー!!」
          ブースター「ブーーースターーー!!」
          ブォーーーーーーー!! リザードとブースターの「火炎放射」!
          ラッタ「ラッターーーー...」
          タケシ「イワーク、ビリリダマに「岩落とし」!」
          イワーク「イワーーーーー!!」
          ドガドガドガドガ! イワークの「岩落とし」!
          ビリリダマ「ビリリ...」
          ムサシ「えーーーーーー!?」
          コジロウ「ウソーーーーーー!?」
          ヤマト「私達が負けたーーーーーー!?」
          コサブロウ「本気で出したのにーーーーーー!?」
          サトシ「さあ、どうする! まだやるか!?」
          ムサシ「今回は本気に出したのに...」
          コジロウ「この事でボスに分かってしまったら...」
          ヤマト「散々叱られる!」
          コサブロウ「またかよーーー?」
          ジュンサー「貴方達ね? この子達のポケモンを狙ってるのは? この子達のポケモンを狙おうと言う罰として、逮捕します!」
          ムサシ「逮捕!? 警察も一緒にいたの!?」
          コジロウ「この事はやっぱりボスに知らせなくちゃな!」
          ヤマト「まあ、今回はここまでにするわ!」
          コサブロウ「もしもボスと会いたいのなら、このビルの最上階で待ってるぜ!」
          ニャース「それではそういう事で...」
          ロケット団1「やな感じーーーーーーーー!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーーーーー!!」
          ロケット団は逃げてしまった。
          サトシ「あいつらー! また逃げやがった!」
          ジュンサー「でもロケット団のボスは最上階にいるみたいね! とにかく最上階へ行くわよ!」
          ヒデキ「それは出来ません!」
          サムライ「それはなぜでござるか?」
          ヒデキ「実はこのビル、迷路のようになっていて、最上階に行っても行き止まりなんです。」
          サトシ「何だってー!? じゃあ、どうやって最上階へいけるんだ!?」
          ヒデキ「一つの方法があります、あれです!」
          ヒデキは床にある変わった模様のタイルに向けた。
          サクラ「これなの?」
          アヤメ「他の床と違う模様が違うわ。」
          ボタン「これは何なの?」
          ヒデキ「「テレポートタイル」と言って、これに踏むと、このビルの別の部屋に移動出来るんですよ。 これに乗れば、最上階に行け
          るはずです! ただし、注意してください! 時々最上階へ行かないタイルもありますので、気を付けてください!」
          アキラ「ヒデキさんはどうするんだ?」
          ヒデキ「私も行きます! 社長の事が心配です!」
          サトシ「分かった! それじゃ、みんな! 行こう、最上階へ!」
          全員「おう!」
          ヤマブキシティのシルフカンパニーでロケット団を倒したサトシ達。 ジュンサーとヒデキは付いて来る事にし、今からシルフカンパ
          ニーの最上階へ向う! だが問題なのはあの夜で出会った謎の少女。 あれは一体何者だったのか?
          続く!