第三十二話 シルフカンパニーでライバル対決!
          ヤマブキシティで到着したサトシ達はロケット団が居ると気付き、奴等の居場所であるシルフカンパニーへ向った。 ジュンサーは
          サトシ達と付いて行き、シルフカンパニーの社員である逸れ研究員ヒデキと出会い、ロケット団を倒しながら最上階へ向うところ
          だが...

          ロケット団員「ワンリキー、やれ!」
          ワンリキー「リキーー!!」
          サトシ「しつこいぞお前は! スリープ、「念力」だ!」
          スリープ「スリスリー!」
          ミワワワワワ! スリープの「念力」!
          ワンリキー「リキ!?」
          スリープ「スリ!」
          ヒューン! ドカーン! スリープの「念力」でワンリキーをロケット団員の方へ投げた!
          ロケット団員「ぐわっ!」
          ドサ! ワンリキーとロケット団員は倒れた!
          ワンリキー「リキーーー...」
          ロケット団員「きゅーーーーー....」
          サトシ「ふう、倒してぜ!」
          シゲル「でも何なんだよ、これ!? もう何時間もかかって最上階へ行かれねえじゃねえか!」
          ヒデキ「だから言ってるでしょ? ここは迷路のようなビルだって。 階段やエレベーターも使っても行き止まりですよ!」
          ブルー「でも疲れたわ。 ねえ、一休みしようよ!」
          サトシ「休みたいけど、あちこちロケット団員や逸れ研究員もいるからな。 これ以上休む暇はないぜ。」
          シャワーズ「ねえ、ヒデキさん。 貴方はここの社員でしょ? 最上階へ行けるいいタイルある?」
          ヒデキ「あるんですけどね、この階に。」
          カスミ「え!? この階にあるの!?」
          ヒデキ「ええ、でもそれは7階行きですけど。 でもそれに乗れば最上階へ行かれますよ!」
          サトシ「じゃあ、教えてくれ!」
          ヒデキ「それじゃあ、付いて来てください。」
          サトシ達はヒデキと一緒に最上階へ行かれるタイルの所へ向った。
          ヒデキ「ここです!」
          タケシ「でもこれ、ドアが閉まってるぞ。」
          サムライ「それに電子ロックになってるでござる。」
          ヒデキ「大丈夫です! このカードキーを使えば、開けられますよ!」
          ジュンサー「ヒデキさん、そのカードキーはどこへ手に入れたの?」
          ヒデキ「これはスペアーキーなんです。 一階のカウンターで取ったんです。」
          サクラ「本物の鍵は誰が持ってるの?」
          ヒデキ「当然ロケット団のボスが取ってしまいました。」
          アヤメ「一体どういう人なのかしら、ロケット団のボスって言う人。」
          ボタン「じゃあ、このドアを開ければ7階行きのタイルへいけるのね!」
          ヒデキ「はい、そうです! じゃあ、入りますよ!」
          カチ! ガチャ! ヒデキはカードキーを使い、ドアを開けた!
          アキラ「あのタイルが7階へ行けるんだな!」
          ヒデキ「はい! それじゃあ、行きますよ!」
          サトシ「よし! みんな、入るぞ!」
          全員「おう!」
          シュン! サトシ達はタイルに乗り、姿を消した! シュン! サトシ達は別の階へ着いた!
          ヒデキ「ここが7階です! この階に最上階行きのタイルが隠されています!」
          ジュン「じゃあ、今直ぐ探しに、ん!?」
          セイヨ「どうしたの、ジュン?」
          ジュン「皆さん、静かにしてください! 誰かここに来ます!」
          全員「え!?」
          コッコッコッコ...サトシ達はある足音を聞こえる。
          マチス「ほんとだ、聞こえるぞ!」
          サトシ「多分ロケット団員だな? よおし、一発で倒してやるぜ!」
          ブルーザー「近づいた! 今だ、サトシ!」
          サトシ「分かったぜ! ピカチュウ、「電気ショック」!」
          ピカチュウ「ピカ! ピーカーチュウーーー!!!」
          ビリリリリリリリ!! ピカチュウの「電気ショック」!
          ???「うわーーーーーー!!!」
          サトシ「え!? ちょ、ちょっと待ってよ!?」
          シゲル「あの叫び声、どこかで聞いたような...」
          ブルー「ま、まさかあの叫び声は...」
          サトシ達は倒れた謎の少年を見た。
          謎の少年「うーーーー、痺れちゃったよーー。 何なんだ今のはーー?」
          全員「イエロー!?」
          イエロー「え? あ、サトシさん! それにシゲルさんにブルーさんと皆さん! どうしてこんな所に!?」
          シャワーズ「それはこっちのセリフだよ! イエローこそなんでここにいるの?」
          ピカチュウ「ピカピカ!」
          イエロー「いやー。 実は僕このビルに見学しに来たんですよ。 その時ロケット団が現れて、僕はその時に隠れてたんです。 早く
          警察に知らせようとしたのですが、道に迷っちゃって。」
          サトシ「道に迷ったって...」
          ジュンサー「サトシ君、この子知り合いなの?」
          サトシ「ああ、俺とシゲルとブルーと同じマサラタウンのトレーナーで、幼なじみなんですよ。 今はライバルとしていますけど。」
          ヒデキ「へぇー、幼なじみでライバルなんですか。」
          イエロー「でもサトシさん達がここに来るの嬉しいです! あの時サトシさん達がここに来たのを窓から覗いてたんですよ! 多分
          サトシさん達ならこの事件を暴く事が出来ると思って。」
          サトシ「まあ、それは当然の事だけどな。」
          イエロー「とにかく一体何なんですか? いきなりピカチュウの電撃で僕を襲ったのは?」
          シャワーズ「イエローの足音が聞こえたから、ロケット団員だと思って。」
          イエロー「あ、そうだったんだ。」
          クリスティ「ところでイエロー君、最上階へ行けるタイル知ってる?」
          イエロー「ええ、知ってます。 さっき最上階へ覗きましたから、分かりますよ!」
          カルロス「じゃあ、一体どこなんだ!?」
          イエロー「あそこの部室に行けば最上階へ行けますよ。 でもあれはこの階の別の部室に行かれないけど、部室の中にも最上階
          行きのタイルもあります!」
          サトシ「そうか。 じゃあ、俺達もその部屋に...」
          イエロー「待ってください! その前にポケモン勝負でもしましょう!」
          サトシ「勝負? おお、いいぜ! 別にかまわねえけど!」
          コゴロウ「おい、今はそんな事をしてる暇はねえんじゃねえのか?」
          サトシ「大丈夫、直ぐに終わらせるから!」
          シゲル「俺も戦うぜ!」
          ブルー「私もよ!」
          イエロー「いいでしょう! ルールはもちろん24番道路であった同じく18対6! 勝負です! 行け、オニドリル!」
          オニドリル「ギャオーーーーー!」
          サトシ「ならばこっちもオニドリルだ!」
          オニドリル「ギャオーーーーー!」
          シゲル「こっちはピジョンで勝負だ!」
          ピジョン「ピジョーーン!」
          ブルー「私はこのプリンで勝負よ!」
          プリン「プリ!」
          イエロー「オニドリル、「乱れ突き」だ!」
          オニドリル「ギャーーーオ!」
          ズタタタタタタ! オニドリルの「乱れ突き」!
          サトシ「こっちも「乱れ突き」だ!」
          オニドリル「ギャーーーオ!」
          ズタタタタタタ! オニドリルの「乱れ突き」!
          ブレイク「これは互角だな。」
          シゲル「ピジョン、「電光石火」だ!」
          ピジョン「ピジョーーーン!」
          ドカ! ピジョンの「電光石火」!
          オニドリル「ギャオ!?」
          ブルー「プリン、「トライアタック」よ!」
          プリン「プリプリン!」
          ビーーーーーー!! プリンの「トライアタック」!
          オニドリル「ギャオーーーー...」
          イエロー「なかなかやりますね。 次に行きますよ! ラッタ、行け!」
          ラッタ「ラーッタ!」
          サトシ「それならこっちもラッタ!」
          ラッタ「ラッター!」
          シゲル「ゴローン、行け!」
          ゴローン「ゴローーン!」
          ブルー「ニョロちゃん、行け!」
          ニョロゾ「ニョロニョロ!」
          イエロー「ラッタ、「怒りの前歯」!」
          ラッタ「ラッターー!!」
          ガブ!!! ラッタの「怒りの前歯」!
          ゴローン「ゴローーー...」
          シゲル「え!? ゴローン!?」
          イエロー「ラッタ、「電光石火」!」
          ラッタ「ラッタターー!!」
          ラッタの「電光石火」!
          ブルー「ニョロゾ、「影分身」!」
          ニョロゾ「ニョロ!」
          シュ! ニョロゾの「影分身」! スカ! ラッタの攻撃が外れた!
          ラッタ「ラッタ!?」
          サトシ「ラッタ、「捨て身タックル」!」
          ラッタ「ラッターー!!」
          ドカ! ラッタの「捨て身タックル」!
          ラッタ「ラッターーー...」

          イエロー「さすがですね、サトシさん。 でもこれからですよ! 行け、ピジョット!」
          ピジョット「ピジョーーット!」
          サトシ「こ、これは!?」
          ポケモン図鑑「ピジョット・鳥ポケモン・ピジョンの進化形。 美しく羽を広げて相手を威嚇する。 マッハ2で空を飛び回る。 マッハ2
          で飛行し餌を探す。 その大きな爪は武器としても恐れられている。」
          サトシ「ピジョンの進化形か! ならばピジョン、君に決めた!」
          ピジョン「ピジョーーン!」
          シゲル「オニドリルも行け!」
          オニドリル「ギャオーーーーー!」
          アシュラ「オニドリル? いつそんなポケモンを持ってたのでござるか?」
          シゲル「ごめん、いい忘れたんだ。 あの時11番道路で修行してる時俺のオニスズメがオニドリルに進化したんだ。」
          ブルー「これならどうかしら? ピクシー、行け!」
          ピクシー「ピックシー!」
          イエロー「ピジョットは強いですよ! そう簡単には負けませんからね! ピジョット、「翼で撃つ」攻撃!」
          ピジョット「ピジョーーーット!」
          バキ! ピジョットの「翼で撃つ」攻撃!
          ピジョン「ピジョーーー...」
          サトシ「ピジョン!?」
          シゲル「オニドリル、「ドリル嘴」!」
          オニドリル「ギャーーーーオ!」
          ギュルルルルルル! オニドリルの「ドリル嘴」!
          イエロー「ピジョット、「高速移動」!」
          ピジョット「ピジョーット!」
          シュンシュンシュンシュン! ピジョットの「高速移動」! オニドリルの攻撃が外れた!
          ブルー「ピクシー、「指を降る」攻撃!」
          ピクシー「ピックシー! ピッピッピッピ!」
          ピクシーの「指を降る」攻撃! シュシュシュシュ! ピクシーの「ミサイル針」! だがピクシーの攻撃が外れた!
          ブルー「え!? ウソ!?」
          イエロー「ピジョット、「ゴッドバード」!」
          ピジョット「ピジョーーーーット!」
          ドカドカ! ピジョットの「ゴッドバード」!
          オニドリル「ギャオーーー...」
          ピクシー「ピクーーー...」
          シゲル「オニドリル!?」
          ブルー「ピクシー!?」
          イエロー「どうですか、ピジョットの技は?」
          サトシ「確かに強いけど、まだ負けたわけじゃねえからな!」
          イエロー「それはそうですね! それでは、次に行きますよ! ユンゲラー、行け!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          サトシ「こっちもユンゲラーだ!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          シゲル「行け、スリープ!」
          スリープ「スリープ!」
          ブルー「ヒトデマン、行け!」
          ヒトデマン「ジェア!」
          タケシ「エスパー対決だ!」
          イエロー「ユンゲラー、「スプーン曲げ」!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ギューーー! ユンゲラーの「スプーン曲げ」! サトシ達のポケモンの命中率が下がった!
          ヒデキ「あれは「スプーン曲げ」! 相手の命中率を下がらせる事が出来る技です!」
          サトシ「ならばやって見るしかねえな! ユンゲラー、「金縛り」!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ミワワワワワ! ユンゲラーの「金縛り」! だが技が上手く決められなかった!
          サトシ「何!?」
          シゲル「スリープ、「催眠術」!」
          スリープ「スリスリー!」
          ミワワワワワ! スリープの「催眠術」! だが技は上手く決められなかった!
          シゲル「くそ! 外れたか!」
          ブルー「ヒトデマン、「サイコキネシス」!」
          ヒトデマン「ヘヤ!」
          ミワワワワワ! ヒトデマンの「サイコキネシス」! だがヒトデマンの攻撃が外れた!
          ブルー「ウソ!? 外れたわ!?」
          イエロー「まあ、命中率が下がったからですよ! ユンゲラー、「サイコウェーブ」!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ミワワワワワ! ユンゲラーの「サイコウェーブ」!
          ユンゲラー「ユンーーー...」
          スリープ「スリーーー...」
          ヒトデマン「フーーー...」
          サトシ「ユンゲラー!?」
          シゲル「スリープ!?」
          ブルー「ヒトデマン!?」
          イエロー「さあ、次の戦いに行きますよ! フシギソウ、行け!」
          フシギソウ「ソウソウ!」
          サトシ「こうなったら本気にやるしかない! ピカチュウ、君に決めた!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シゲル「頼むぞ、リザード!」
          リザード「リザー!」
          ブルー「負けないでね、カメールちゃん!」
          カメール「カメール!」
          イエロー「フシギソウ、「葉っぱカッター」!」
          フシギソウ「ソウソウ!」
          シュシュシュシュ! フシギソウの「葉っぱカッター」!
          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          ピカチュウ「ピーカーチュウー!!」
          ビリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」! バシバシバシバシ! 「電気ショック」で葉っぱを跳ね返している!
          イエロー「こ、これは!?」
          サトシ「お前が24番道路で戦ったやり方を借りたのさ! 遠慮なく借りておくぜ! ブルー、今だ!」
          ブルー「分かったわ! カメール、「空に篭る」攻撃をしている時、「体当たり」!」
          カメール「カメーーール!」
          ヒョコ! カメールの「空に篭る」! ドカ! カメールの「体当たり」!
          フシギソウ「ソウーーー!」
          シゲル「リザード、「火炎放射」だ!」
          リザード「リザーーーーー!!」
          ブォーーーーーー!! リザードの「火炎放射」!
          フシギソウ「ソウーーー...」
          シュンサー「これすごいわ。 こんな戦いを見るの始めてだわ。」
          ヒデキ「私もです。 こういう戦いは見た事ありません。」
          イエロー「なかなかやりますね。 24番道路で僕がやった同じ事をすると知りませんでした。 確かにサトシさん達のポケモンは強
          く成長しましたね。 でも、今でも育てた僕のイーブイの敵ではないですよ! イーブイ、行け!」
          イーブイ「ブイー!」
          サトシ「シャワーズ、君に決めた!」
          シャワーズ「がんばるぞー!」
          シゲル「サンダース、行け!」
          サンダース「サンダーース!」
          ブルー「がんばって、ブースター!」
          ブースター「ブーーー!」
          カスミ「今度はイーブイ進化形の戦いだわ!」
          サトシ「シャワーズ、「電光石火」!」
          シャワーズ「うぉーーーーー!!!」
          イエロー「イーブイ、「突進」攻撃!」
          イーブイ「ブイ!」
          ドッカーン! シャワーズの「電光石火」とイーブイの「突進」攻撃!
          イーブイ「ブイブイー。」
          シャワーズ「いったーい、目がクラクラ...」
          シゲル「互角か。 目が回ってる間攻撃だ! サンダース、「ミサイル針」!」
          サンダース「サンダーーース!」
          シュシュシュシュ! サンダースの「ミサイル針」!
          イエロー「イーブイ、「ものまね」!」
          イーブイ「ブイブーイ!」
          イーブイの「ものまね」! バシュバシュバシュバシュ! イーブイの「ミサイル針」!
          サンダース「ダーース...」
          シゲル「な、何!?」
          ブルー「ブースター、「火の粉」よ!」
          ブースター「ブースターーー!!」
          ブォブォブォブォ! ブースターの「火の粉」!
          イエロー「イーブイ、「影分身」!」
          イーブイ「ブーイ!」
          シュ! イーブイの「影分身」! スカ! ブースターの攻撃が外れた!
          ブースター「ブ!?」
          イエロー「イーブイ、「突進」攻撃!」
          イーブイ「ブイブーイ!」
          ドカドカ! イーブイの「突進」攻撃!
          シャワーズ「うわーーー...」
          ブースター「ブーーー...」
          サトシ「シャワーズ!?」
          ブルー「ブースターちゃん!?」
          イエロー「見ましたか? これがイーブイの育てられた力ですよ! どうします、サトシさん、シゲルさん、ブルーさん? 負けを挑め
          ますか?」
          サトシ「まだ負けたわけじゃねえぜ! 俺達のポケモンはまだ体力が残ってるぞ! ちょっとここで作戦タイムだ!」
          イエロー「作戦ですね、認めましょう!」
          サトシ、シゲル、ブルーは集まって、作戦を考えている。
          サクラ「いったい何をするのかしら?」
          アヤメ「いい作戦だといいわね。」
          ボタン「何だかドキドキしちゃいそうだわ。」
          サトシ「よし! 準備オッケーだぜ!」
          イエロー「いいでしょう! その作戦を僕に見せてください!」
          サトシ「いいぜ! みんな、作戦開始!」
          ブルー「ブースター、イーブイの回りに「炎の渦」!」
          ブースター「ブーーーーー!!」
          ブォーーーーーー! ブースターの「炎の渦」! イーブイの回りに炎が包まれた!
          イーブイ「ブイ!?」

          イエロー「こ、これは!?」
          アキラ「イーブイの回りにブースターの「炎の渦」が包まれた! あの状態でもイーブイは攻撃出来ないぜ!」
          イエロー「そうか! ポケモンの回りに壁か何かを張れば、そのポケモンは攻撃出来ないんだ!」
          サトシ「その通りだ! シャワーズ、移動しながら「水鉄砲」!」
          シャワーズ「オッケー! さっきのお返しだ! ブーーーーーー!!」
          バシャバシャバシャバシャ! シャワーズは移動しながら「水鉄砲」!
          イーブイ「ブイーーーー!?」
          シゲル「サンダース、渦の上に飛べ!」
          サンダース「ダーーーーース!」
          ダッ! サンダースは渦の上に飛び上がった!
          イーブイ「ブイ!?」
          シゲル「サンダース、渦の中心にいるイーブイに「雷」!」
          サンダース「サンダーーーーース!!!!」
          ドガーーーーーーン! サンダースの「雷」!
          イーブイ「ブイーーー...」
          イエロー「イーブイ!?」
          3人「やったーーーー!!」
          イエロー「さすがにサトシさん達、見事な戦いでした。 確かに僕は負けました。 その強さなら、ロケット団のボスに倒せるでしょ
          う。」
          サトシ「まあな、俺達はこう見えても簡単に負けねえからな!」
          イエロー「それもそうですね。 それでは、僕はもう行きます。」
          シゲル「え? 行くってどこへ?」
          イエロー「僕はまだヤマブキジムへ行ってないんですよ。 だから僕はそこへ4つ目のバッジをゲットしに行くのです。 サトシさん達
          と一緒にロケット団のボスを倒したいのですが、ライバルとして先にバッジをゲットするのは僕の仕事ですから。」
          サトシ「そうか、それなら仕方ねえな。」
          イエロー「ええ、そうですけど。 それじゃあ、僕はもう行きます。 まだポケモンの修行も残ってるし。 いつかどこかでまたお会いし
          ましたら、今度の戦いには負けませんからね!」
          サトシ「ああ! 今度からは負けねえからな!」
          イエロー「サトシさん達もがんばってくださいね! 絶対にロケット団のボスを倒してくださいよ!」
          サトシ「ああ、ありがとな! また会おうな!」
          イエローは行ってしまった。
          ジュンサー「サトシ君、いいのかしら? あの子を仲間にさせなくてもいいの?」
          サトシ「ああ、またどこかで会えるだろうな。 それじゃ、イエローが言ってた部室に行こう!」
          全員「おう!」
          サトシ達はイエローが言っていた部室へ行った。
          ヒデキ「これです! これはこの階の別の部屋に行くんですけど、その部屋に最上階行きのタイルがあります!」
          サトシ「よし、行くぜ!」
          シュン! サトシ達はタイルに乗り、姿を消した! シュン! サトシ達は同じ階の別の部屋に付いた!
          サトシ「ここは?」
          ???「きゃーーーー!! 助けてーーーー!」
          全員「え!?」
          ジュンサー「ジョーイさん!?」
          ジョーイ「あ、ジュンサーさん!?」
          ジュンサー「よかったわ、ジョーイさんが無事で。」
          ジョーイ「私も助かったわ、ジュンサーさんが助けに来てくれて。」
          ジュンサー「私だけじゃないわよ。 この子達も来てるの。」
          ジョーイ「この子達は?」
          サトシ「俺はマサラタウンのサトシ! 俺はここでヤマブキシティジムでバッジゲットしに来たんだけど、この町に事件が起ったと聞
          いて救いに来たんだ!」
          ジョーイ「え!? じゃあ、君達はロケット団の仲間じゃないのね!?」
          セイヨ「え? あの、何で私達はロケット団に見えるの?」
          ジョーイ「ごめんなさい、疑われて。 私はこの子の事をロケット団かと思ったの。」
          サトシ「あ、この帽子の事ね。」
          ジュン「その帽子で普通間違えやすいのかな?」
          ジョーイ「ごめんなさい、貴方達の事疑われて。」
          サトシ「いいんだよ、別に本気じゃなかったんでしょ? ジョーイさんも無事でよかったよ。」
          ???「あのー。 ジョーイさんだけではなく私もですけど。」
          全員「え!?」
          部屋にあるはこの後ろに研究員がいた。
          マチス「フーアールユー?」
          研究員「すみません、驚かして。 君達、私達を助けに来てくれたのですね? いやー、本当にありがとう!」
          ヒデキ「あっ! 貴方は、エイメイさん!」
          ブルーザー「エイメイさん? 知り合い?」
          エイメイ「ええ、知り合いです。 私はエイメイ。 このシルフカンパニーの社員です。」
          クリスティ「社員? 貴方はまさかロケット団の味方?」
          エイメイ「いえいえ! 私は他の裏切られた社員である逸れ研究員ではないですよ! ちゃんとした無実の社員です!」
          カルロス「それならよかったな。」
          ジョーイ「それより、サトシ君。 貴方のポケモン疲れてるみたいね。 私がこの子達を回復させるわ。」
          サトシ「ああ、ありがとう。」
          ピカチュウ「ピカチュウ。」
          シャワーズ「よろしくお願いします。」
          ジョーイ「はい、お預かりします!」
          ジョーイは傷薬を出してピカチュウとシャワーズに与えた。
          ヒデキ「エイメイさん、他の社員達は?」
          エイメイ「今は別の部屋に閉じ込まれています。 他の社員達はまだ裏切られてないみたいです!」
          コゴロウ「てことは、まだ無事だって事か。」
          エイメイ「皆さん助けに来てくれてありがとうございます! サトシ君と言ったね? 君にこれをあげよう!」
          エイメイはサトシにモンスターボールをあげた。
          サトシ「これは?」
          エイメイ「このモンスターボールの中身にはラプラスと言う珍しいポケモンが入ってるんです! このポケモンは人の言葉を理解出
          来るポケモンで、人を背中に乗せて海を泳ぐのが大好きなんです! これ君にあげよう!」
          サトシ「え、いいの!? でもどうして?」
          エイメイ「多分ロケット団のボスはこのポケモンも狙ってるんです。 ここにいるより君に渡す方がもっといいですよ! だからこのポ
          ケモンを大事にしてください!」
          サトシ「分かった! ありがとう、エイメイさん!」
          ジョーイ「ポケモン達の体力を回復しました!」
          ピカチュウ「ピカピカー!」
          シャワーズ「お待たせー!」
          サトシ「よし! それじゃ、最上階に行くぜ! それより最上階行きのタイルはどこなんだ?」
          エイメイ「ここにあります。 これに乗れば、最上階へ行けます!」
          ブレイク「これに乗れば、本当の楽しみが始まるな!」
          エイメイ「あのー、サトシ君? 私も付いて来てもいいですか? 私は社長の事が心配です。」
          ジョーイ「私も行くわ! ポケモンの回復なら私に任せて!」
          サトシ「ああ、いいぜ! それじゃあ、最上階まで出発!」
          全員「おう!」
          シルフカンパニーでイエローとの戦いに勝ち、ジョーイを助けながらエイメイと出会い、新たなるポケモンラプラスをゲットしたサトシ
          達。 次に向うのは最上階。 果たしてサトシ達はロケット団のボスを倒す事が出来るのか? その戦いは、次回に続く!
          続くったら続く!