第三十七話 怪獣マニアの怪獣対決
          ここはイワヤマトンネル、別名「岩石の山」。 ここは岩ポケモンも多く生息している山で、そこにいたのはサトシ達。 サトシ達は9
          番道路でノブユキ、カナミ、アユミと行方不明となったボーイスカウト達を助け、サトシ達はようやくイワヤマトンネルへ到着。

          サトシ「ここがイワヤマトンネルか。」
          シゲル「このトンネルに通れば、シオンタウンに辿り着くんだな?」
          ブルー「だったら早く行こうよ!」
          サトシ「ああ、みんな! トンネルの中に入るぜ!」
          サトシ達はトンネルの中に入った。 
          タケシ「うわ! 何だここは!?」
          カスミ「洞窟の中ものすごく暗いじゃないの!」
          サムライ「これじゃあ、前に進めないでござるよ。」
          サトシ「心配御無用! ピカチュウ、「フラッシュ」だ!」
          ピカチュウ「ピーカチュウ! ピーカーチュウーー!!」
          ピカ!!! ピカチュウの「フラッシュ」! 回りに明かりを照らした。
          シャワーズ「やっと明るくなったね。」
          サトシ「それじゃあ、前に進むか!」
          全員「おう!」
          ???「ちょっと待った!! お前達トレーナーか?」
          サクラ「あら? 怪獣マニアだわ。」
          サトシ「ああ、そうだけど。 君は?」
          怪獣マニア「僕は怪獣マニア! そして僕の名はヒトシ! 君達は何のためにこの洞窟へ来た!?」
          アヤメ「それはシオンタウンへ行くためよ!」
          ボタン「私達シオンタウンのポケモンタワーで幽霊ポケモンをゲットしに行くの。」
          ヒトシ「なるほど、シオンタウンに行くためか。 君達、何で僕が怪獣マニアか知ってるかい?」
          アキラ「知らねえな。」
          ヒトシ「それは僕が怪獣みたいなポケモンを持っているからさ! それこそ僕の趣味ってわけさ!」
          ジュン「変わった趣味だね。」
          ヒトシ「仕方ないさ、マニアだから。 まあ、それより君達。 悪いけど僕と勝負しないか?」
          サトシ「勝負? いいぜ! 勝負なら受け取るぜ!」
          ヒトシ「ルールを説明しようか。 僕の繰り出すのは全部怪獣みたいなポケモン! 君も僕と同じく怪獣みたいなポケモンを繰り出
          す事! 使用ポケモンは6対6! 勝負だ!」
          サトシ「怪獣みたいなポケモン? それは難しいな。」
          ヒトシ「そうだけど、自分に思ってると奴を選べばいいんだよ!」
          セイヨ「選手交代出来るかしら?」
          ヒトシ「え? いいよ、構わないけど。」
          マチス「オッケー! だったら早くバトルしようぜ!」
          ヒトシ「いいだろ! まず最初のポケモンはこいつだ! 行け、カラカラ!」
          カラカラ「カラカラ!!」
          サトシ「ならば俺はこいつだ! ニョロゾ、君に決めた!」
          ニョロゾ「ニョロゾ!!」
          ヒトシ「ニョロゾか、いいだろ! カラカラ、「ずつき」だ!」
          カラカラ「カラーー!!」
          ガス!! カラカラの「ずつき」!
          ニョロゾ「ニョロ!?」
          サトシ「ニョロゾ、「メガトンパンチ」!」
          ニョロゾ「ニョロニョロ!」
          バキ! ニョロゾの「メガトンパンチ」!
          カラカラ「カラ!?」
          サトシ「ニョロゾ、とどめは「水鉄砲」!」
          ニョロゾ「ニョローー!!」
          ブーーーー!! ニョロゾの「水鉄砲」! 効果は抜群だ!
          カラカラ「カラーーー...」
          サトシ「よっしゃー! 俺の勝ち!」
          ヒトシ「なかなかやるね! でもこれならどうかな? ヤドン、行け!」
          ヤドン「ヤードン!」
          シゲル「次は俺の番だ! ゴローン、行け!」
          ゴローン「ゴローン!」
          ヒトシ「ヤドン、「水鉄砲」だ!」
          ヤドン「ヤドヤドーン!」
          ブーーーー!! ヤドンの「水鉄砲」!
          シゲル「ゴローン、「丸くなる」!」
          ゴローン「ゴロローン!」
          ゴロン! ゴローンの「丸くなる」! バシャ! 効果は抜群だったがそんなにダメージは多くない!
          シゲル「次ぎは、「体当たり」!」
          ゴローン「ゴローーン!」
          ドカ! ゴローンの「体当たり」!
          ヤドン「ヤードン...」
          シゲル「ハッハー! 俺の勝ちだ!」
          ヒトシ「さすがだ、丸くなってもダメージは多くないなんて。 でもまだまだ終わったわけじゃないよ! 次はこいつだ、ズバット!」
          ズバット「キーー!!」
          ブルー「次は私ね! ニャーちゃん、行ってちょうだい!」
          ニャース「ニャース!」
          ヒトシ「ズバット、「超音波」!」
          ズバット「キーーーー!!」
          キーーーーー!! ズバットの「超音波」!
          ニャース「ニャニャ?」
          ニャースは混乱した!
          ブルー「あー!! ニャース!?」
          バキバキバキバキ! ニャースは訳の分からず自分を攻撃した!
          ニャース「ニャーーー...」
          ブルー「あーー!! 私のニャースがー!!」
          ヒトシ「「超音波」を食らったら直ぐに混乱する! それを注意した方がいいみたいだね!」
          ブルー「負けちゃったなら仕方ないわ。 交代!」
          タケシ「次は俺の番だ! イワーク、行けー!」
          イワーク「イワーーー!!」
          ヒトシ「僕のはこいつで戦うよ! ワンリキー、行け!」
          ワンリキー「リキー!!」
          タケシ「イワーク、「締め付ける」攻撃!」
          イワーク「イワーーー!!」
          ギューーー!! イワークの「締め付ける」攻撃! イワークはワンリキーを締め付けている!
          ワンリキー「リキーー!!」
          ヒトシ「ワンリキー、堪えるんだ!」
          ワンリキー「リキキーー!!!」
          バキーーン! ワンリキーはイワークの攻撃を堪えた!
          タケシ「何!?」
          ヒトシ「ワンリキー、「メガトンパンチ」!」
          ワンリキー「リキーー!!」
          タケシ「そうはさせるか! イワーク、「ロケット頭突き」!」
          イワーク「イワーーー!!!」
          ドガーーーン! イワークの「ロケット頭突き」!
          ワンリキー「リキーーー...」
          ヒトシ「何!?」
          タケシ「どうだ! これで俺の勝ちだ!」
          ヒトシ「岩に強いワンリキーが負けるとはすごいな。 でもまだまだこれからだよ! 行け、イシツブテ!」
          イシツブテ「イシ!」
          カスミ「次は私の番よ! 行け、マーイステディ!」
          ヒトデマン「ジュワ!」
          カスミ「ヒトデマン、「スピードスター」よ!」
          ヒトデマン「ジェア!」
          シュシュシュシュ! ヒトデマンの「スピードスター」!
          ヒトシ「イシツブテ、「固くなる」!」
          イシツブテ「アイヨ!」
          ガチーン! イシツブテの「固くなる」! バギュンバギュンバギュンバギュン! ヒトデマンの攻撃が弾き飛ばされた!
          ヒトシ「とどめは、「岩雪崩」!」
          イシツブテ「ワッショイ!!」
          ゴロゴロゴロゴロ!! イシツブテの「岩雪崩」!
          ヒトデマン「フーーー...」
          カスミ「あ!! ヒトデマン!?」
          ヒトシ「どうやらまだ育てが足りないみたいだね!」
          カスミ「うーー、サトシ! 交代!」
          サトシ「オッケー! さあ、勝負!」
          ヒトシ「最後の勝負としましょう! ヒトカゲ、行け!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          サトシ「シャワーズ、君に決めた!」
          シャワーズ「え!? でも僕怪獣に見えないよ!」
          サトシ「気持ちは分かるけど、やってくれよ! シェルダーやクラブやゼニガメは怪獣に見えないんだ! 一度でもいいからやってく
          れよ!」
          シャワーズ「しょうがないなー。 じゃあ、一度だけね!」
          サトシ「ああ、一度だけ!」
          シャワーズ「それじゃあ、行くよ!」
          ヒトシ「おや? シャワーズを繰り出すのか。 それに喋っているぞ。 何だか怪獣にぴったりな奴だな!」
          シャワーズ「な、何だってー!?」
          ブルーザー「あらら、怒らせちゃった。」
          シャワーズ「よくも僕を怪獣呼ばれしたな!! もう許せないからね!!」
          ヒトシ「攻撃しないのかい? だったらこっちから攻撃するぞ! ヒトカゲ、「火の粉」!」
          ヒトカゲ「カゲー!!」
          ブォブォブォブォ! ヒトカゲの「火の粉」! だがヒトカゲの攻撃が外れた!
          シャワーズ「そんなの効かないよ!」
          サトシ「シャワーズ、「溶ける」攻撃!」
          シャワーズ「オッケー!」
          バシャーーン! シャワーズの「溶ける」攻撃! シャワーズは地面の上に溶けた!
          ヒトシ「な!? 「溶ける」攻撃だって!? ヒトカゲ、気を付けろ! 奴はどこへ現れるか分からないぞ!」
          ヒトカゲ「カ、カゲ?」
          サトシ「今だ! 元に戻って「オーロラビーム」!」
          バシャーーン! シャワーズは元の姿に戻った!
          ヒトシ「あ、しまった!!」
          シャワーズ「食らえーー!!」
          ビーーーーー!! シャワーズの「オーロラビーム」!
          ヒトカゲ「カゲーーー...」
          ヒトシ「そ、そんな馬鹿な...」
          サトシ「やったー!! 勝ったぜー!!」
          ピカチュウ「ピカー!」
          シャワーズ「僕を怪獣呼ばれするからだよ!」
          ヒトシ「さすがだよ、サトシ。 僕はこんな強いトレーナーに負けるなんて生まれて始めてだよ。」
          クリスティ「君ってここで一番強いトレーナーなの?」
          ヒトシ「いや、そうではないんだけど、でもいい戦いだったよ。 シャワーズもごめんな、怪獣呼ばれしちゃって。」
          シャワーズ「いいんだよ、気にしなくて。 別に本気で言うつもりじゃなかったんでしょ?」
          ヒトシ「うん、まあな。 でも君珍しいね。 ポケモンなのに喋れるなんて。」
          シャワーズ「え? そうかな? でも何で喋れるか僕にも分からないんだ。」
          サトシ「まあ、いい戦いだったな!」
          ムサシ「ちょっと待った! ここら辺にお喋りタイム終了してもらうわよ!」
          カルロス「誰だ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          コゴロウ「またお前達かよ?」
          ヤマト「いるのはムサシだけじゃないわよ!」
          ブレイク「今度は何なんだ?」
          ヤマト「何だかんだと聞かれたら...」
          コサブロウ「答えてあげないの普通だが...」
          アシュラ「答えなくてもよろしい。」
          ヤマト「あら!? ちょっと何なのよ、いきなり!?」
          コサブロウ「いいところだったのに急に略するな!」
          ゼトラ「うるせーな! お前達ロケット団のセリフ聞きあきてるんだよ!」
          ニャース「そんニャー、固い事言わないでニャー。」
          ヒトシ「おお! あのニャースも喋ってるぞ!」
          サトシ「何しに来たんだよ!?」
          ムサシ「当然ピカチュウとシャワーズに用があるのよ!」
          コジロウ「今度こそこの手でゲットするんだよ!」
          サトシ「だったらゲットしてみたらどうなんだよ!?」
          ヤマト「いいわよ、やっても! 何だって...」
          コサブロウ「俺達にはすっげー物持ってるんだもーん!」
          ニャース「それでは、ポチッとニャ!」
          ポチ! ニャースはリモコンのボタンを押した。 ゴゴゴゴゴゴ... その後地面に何か響いている。
          シゲル「な、何だ!?」
          ブルー「何が起きるの!?」
          ドガーーーーン!! 地面から鉄で作られたイワークが現れた! その時ロケット団はマシンの中に入った!
          ムサシ「ジャジャジャジャーン! 驚いたでしょう!」
          コジロウ「メカギャラドスの次にこいつの名は、「メカイワーク」だ!」
          タケシ「メカイワーク!?」
          ヤマト「これは私達ロケット団が作った戦闘ロボットなのよ!」
          コサブロウ「こいつで絶対にピカチュウとシャワーズゲットだぜ!」
          サトシ「そうはさせるかよ! ピカチュウ、シャワーズ、君に決めた!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「任しておいて!」
          シゲル「俺もやるぜ! リザード、サンダース、行け!」
          リザード「リザー!!」
          サンダース「サンダーース!」
          ブルー「カメちゃん、ブースターちゃん、がんばって!」
          カメール「カメール!」
          ブースター「ブーーー!!」
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!!」
          シゲル「サンダースもやれ!」
          ピカチュウ「ピーカーチュウーー!!」
          サンダース「サンダーーーース!!」
          ビリリリリリリリリ!! ピカチュウとサンダースの「10万ボルト」! だが効果はなかったんみたい...
          サトシ「き、効かない!?」
          ムサシ「当然よ! イワークは岩系だから電気なんか通用しないのよ!」
          サトシ「だったらシャワーズ、「水鉄砲」!」
          ブルー「カメールも手伝って!」
          シャワーズ「ラジャー! ブーーーー!!
          カメール「カメカメーール!」
          バシャ!! シャワーズとカメールの「水鉄砲」! だが効果はなかったみたい...
          サトシ「水でも効かないのか!?」
          コジロウ「このボディは鉄で作っている岩で、水でも防御出来るんだよ! 残念でした!!」
          シゲル「くそ! これじゃあ、リザードの炎系技でも効かないのか!」
          ヤマト「その通りよ! さあ、コサブロウ! ミサイル発射よ!」
          コサブロウ「ラジャ! ポチッとな!」
          ポチ! コサブロウは発射ボタンを押した! でも何も起らなかった。
          コサブロウ「あれ? 撃たないぞ。」
          ヤマト「え!? うそ!? ちゃんと押してるの!?」
          コサブロウ「何度でも押してるよ! でもなかなか発射しないよ!」
          コジロウ「あ!! 何だ!?」
          ムサシ「どうしたの!?」
          コジロウ「ハンドルが、勝手に動いてる!!」
          ニャース「ニャ、ニャンと!?」
          カスミ「な、何かしら?」
          サムライ「何だか様子がおかしいでござるぞ?」
          ムサシ「ちょっと、こんな時にマシン壊れているの!?」
          コサブロウ「そんなはずはないぜ! ちゃんと直ってるはずなんだが...」
          コジロウ「じゃあ、何で勝手に動いてるんだ!?」
          ???「なぜか教えてやろうか?」
          全員「え!?」
          シュン! メカイワークの頭の上に謎の男が現れた!
          サクラ「な、何!? あの人!?」
          ???「クックック、お前達だな? サトシという奴は?」
          サトシ「な、なぜ俺の名前を知ってるんだ!?」
          ???「教えようか? 確かヤマブキシティの格闘道場だったな? お前確かザクロンて言う奴を倒したんだろ?」
          サトシ「ザクロン!? まさか...」
          ???「その通りだ!! 俺はザクロンと同じくリユニオンソルジャーの一人! メカを操る男で、機械で作られたモンスターを使う
          ロボット使い! そう、俺は「鉄工器軍団」の団長、ラマセス!」
          全員「ラマセス!?」
          ムサシ「あ!! あいつは...」
          コジロウ「な、何でこんな所に!?」
          ヤマト「え? 何? 知ってるの?」
          コサブロウ「誰なんだ、あいつ?」
          ラマセス「クックック、やっぱりここにいたか。 この機会のエネルギーのおかげでお前達がここにいると分かったよ!」
          ヒトシ「サトシ、こいつ誰なんだ?」
          サトシ「奴は人間を殺そうとし、銀河中の星を次々と破壊しようとする悪の戦士なんだ! 今でも俺達はそいつらを倒すために旅
          立ってる事もあるんだ! もしも奴がポケモンのエネルギーを奪ってしまったら、そのポケモンは一瞬に死ぬんだ!」
          ヒトシ「何だって!?」
          ヤマト「そうなの、ムサシ、コジロウ!?」
          ムサシ「そうなの、あいつ私達よりも超凶悪っぽいなのよ。」
          コジロウ「一度乙女ヶ崎やバタフリーの群れであった事があるんだよ。」
          ニャース「もうとても相手にニャれニャい奴なんだニャ!」
          ヤマト「じゃあ、私達のセリフである「地球の破壊を防ぐため」と...」
          コサブロウ「「地球の平和を守るため」とは...」
          ニャース「逆で「地球を破壊し、平和を潰す」という意味ニャ。」
          ロケット団2「そんなーーー!!」
          アヤメ「あんた何しにここに来たのよ!?」
          ボタン「まさかあの機会のエネルギーを奪う気でしょう!?」
          ラマセス「正解だけと間違ってるだな。 こいつのエネルギーを感じたら、ちょっと遊びたくなってよ。 今でもこの機械を操ってるん
          だ!」
          ムサシ「操ってる?」
          コジロウ「通りで全然操縦出来ないと思った。」
          ラマセス「今でもお前達は邪魔なんだよ! 俺達は世を破壊する仕事があるんだ! 邪魔する奴は死なせてやるぜ!」
          アキラ「あいつ、やる気だな!」
          ジュン「でもあんな物じゃ勝てませんよ!」
          セイヨ「これじゃあ本当に負けちゃうわ!」
          ラマセス「お前達が負けるのは当たり前だ! 今でもこいつを操っている俺は最大無敵だ!! こいつのミサイルでも食らえ!!」
          バシューー! メカイワークの口からミサイルが発射した!
          マチス「オーノー! こっちに来るぞ!!」
          ブルーザー「逃げろー!!」
          ドガーーーーン!! サトシ達は素早くミサイルをかわし、地面に当たり爆発した!
          クリスティ「あ、危ないところだったわ...」
          カルロス「あんな状態じゃ、全然勝てねえぜ!」
          ラマセス「ざまあみろ! これで分かったか! もうお前達は俺に勝てない! 俺は今までも最大に無敵だ!!」
          コゴロウ「攻撃したいが、あの機械はどんな攻撃から防御する事が出来るボディになってるんだ! あれじゃあ、ダメージなんか
          受けねえぜ!」
          ヒトシ「(諦めちゃだめだ! もしも僕達が負けたら、奴の悪事はこの世界を破壊してしまう! あのマシンに何かの弱点があるは
          ずだ! 一体どこに弱点が、あ! あれだ!)」
          ラマセス「ハッハッハッハ!! これで負けを認めるかい!?」
          ヒトシ「何言ってるんだよ! 僕達は負けたわけじゃないんだからな! 行け、カラカラ!」
          カラカラ「カラカラ!!」
          ラマセス「何!?」
          ヒトシ「カラカラ、メカイワークの角に「骨ブーメラン」!」
          カラカラ「カラーーー!!」
          ブンブンブンブン! バキ! カラカラの「骨ブーメラン」! メカイワークの角が折れた!
          ニャース「ニャ!? あれはガスタンクニャ!」
          サトシ「そうか、メカイワークの弱点はガスタンクか!」
          ヒトシ「みんな! 誰でもいいから、炎系ポケモンを使ってガスタンクを狙ってくれ!」
          サトシ「サンキュー、ヒトシ! シゲル、頼むぜ!」
          シゲル「任しておきな! リザード、行け!」
          リザード「リザーー!!」
          ダ! リザードはガスタンクの方へジャンプした!
          ラマセス「おっと、そうはさせる...」
          バシャ! 謎の水はラマセスに当たった! その水はカメールの「水鉄砲」だった!
          ラマセス「ブワ!?」
          ブルー「リザードを止めようとしちゃだめよ!」
          シゲル「よし、今だ! リザード、「火炎放射」だ!」
          リザード「リザーーー!!」
          ブォーーーーー!! リザードの「火炎放射」!
          ロケット団「え!?」
          ラマセス「し、しまった!!」
          ドガーーーーーーン!!! 炎はガスタンクに当たり、メカイワークが爆発した!
          ロケット団1「やな感じーーーーー!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーー!!」
          ラマセス「くそーーーー!! 覚えてやがれーー!!」
          サトシ「やったーー!! 大勝利!!」
          ピカチュウ「ピッカピカ!」
          シャワーズ「やっと終わったね。」
          サトシ「ありがとう、ヒトシ! 弱点を教えてくれて!」
          ヒトシ「ああ、どうせメカにはガソリン必要だし、そう思ってたんだ。」
          ブレイク「でもなかなか手強い奴だったぜ。」
          リザード「リザー。 リザ!?」
          シゲル「あ! リザード!?」
          リザードの身体が突然光り、形が変わり始めた!
          アシュラ「おお! これはもしかして...」
          ???「リザードン!!」
          シャワーズ「リザードンに進化した!」
          ポケモン図鑑「リザードン・火炎ポケモン・リザードの進化形。地上1400mまで羽を使って飛ぶ事が出来る。 高熱の炎を吐く。 口
          から灼熱の炎を吐き出す時しっぽの先はより赤く激しく燃え上がる。 別名「レッドドラゴン」。」
          ゼトラ「ほほう、てことはこいつ空も飛べる事も出来るのか!」
          シゲル「やったー! 進化したぜー!! よろしくな、リザードン!」
          リザードン「リザーー!!」
          ヒトシ「すごいや、サトシ達。 サトシ達はやっぱりすごいよ!」
          サトシ「まあな、何しろ俺達がいつも悪役を倒してるんだからな!」
          ヒトシ「なあ、確か君達シオンタウンに行くんだろ? だったら出口まで案内するよ!」
          サトシ「ありがとう! それじゃ、シオンタウンへレッツゴー!」
          全員「おう!」
          イワヤマトンネルで怪獣マニアのヒトシと倒しながらロケット団とリユニオンのラマセスを倒したサトシ達。 シゲルのリザードはリ
          ザードンに進化したし、サトシ達は無事にシオンタウンに着くのか? そしてこの洞窟から無事に出られるのか? その事は次回
          へ続く!
          続くったら続く!