第三十八話 最強リベンジャーダイスケ
          怪獣マニアのヒトシを倒しながらロケット団とリユニオンのラマセスを倒したサトシ達。 おかげでシゲルのリザードがリザードンに
          進化し、一応ヒトシは付いて行き、イワヤマトンネルに出るところ。 でも今は自主トレーニングの真っ最中。

          山男「ゴローン、「岩落とし」!」
          ゴローン「ゴロローン!」
          ゴロゴロゴロゴロ! ゴローンの「岩落とし」!
          サトシ「シャワーズ、「溶ける」攻撃で攻撃をかわせ!」
          シャワーズ「アイアイサー!」
          バシャーーーン! シャワーズの「溶ける」攻撃! シャワーズは地面の上に溶けた!
          山男「な、溶けただと!?」
          サトシ「シャワーズ、溶けたまま「水鉄砲」だ!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーーー!!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」! 効果は抜群だ!
          ゴローン「ゴローン...」
          山男「何!? ゴローンが負けた!?」
          サトシ「どうやら俺の勝ちのようだな!」
          山男「お、俺がこの山に住んでから30年もして、がんばって修行したのに、完全に負けてしまった。 とほほ...」
          サトシ「でもお前強そうだぜ! 絶対に勝てると俺は思うぜ!」
          山男「ありがとよ! 俺はもう行くぜ。」
          山男は行ってしまった。
          サトシ「ここには山男も住んでいるのか、ん?」
          ???「イワーー!!」
          ???「リキーー!!」
          サトシ「お!! あれは野生のイワークとワンリキー! ちょうどいいぜ! 俺あれ欲しかったんだよなー! よし、ゲットだぜ! シャ
          ワーズ、イワークに「水鉄砲」! ピカチュウはワンリキーに「10万ボルト」!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーー!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」! 効果は抜群だ!
          ピカチュウ「ピーカーチュウーーー!!」
          ビリリリリリ!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          イワーク「イワーーー...」
          ワンリキー「リキーーー...」
          サトシ「よーシ、今だ! モンスターボール!」
          ポンポン! コロコロ、コロコロ、コロコロ、コロコロ、シュウーーーーー...
          サトシ「やったー!! イワークとワンリキー、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ!」
          シゲル「おーい、サトシ!」
          サトシ「あ! シゲル達だ!」
          シゲル「どうだ、そっちの調子は? ここでイワークとワンリキーゲットしたのか?」
          サトシ「あったりー!」
          シゲル「思った通りだぜ! 俺もさ!」
          ブルー「私も同じ!」
          アキラ「まあ、俺は念のためにズバットゲットしたけどな。」
          ジュン「僕もイワークとワンリキーゲットしました! それからズバットも!」
          セイヨ「私はイワーク、ワンリキー、ズバットゲットしたわ!」
          ヒトシ「みんなも結構がんばってたよ。」
          サトシ「へぇー、そうなんだ。 それじゃあ、早くここから出てシオンタウンに行こうぜ!」
          全員「おう!」
          ―数分後―
          タケシ「出ようとしても、出口はどこなんだ?」
          カスミ「また道でも迷ったの!?」
          サトシ「何だよ!? 俺のせいにするなよ!」
          サムライ「でもこれじゃあ、出られないでござるな。」
          ???「おい! お前達トレーナーだな? 勝負しようぜ!」
          サトシ「お! その声はトレーナーの声だな? いいだろ、相手にして、ん!?」
          ???「あ!」
          2人「あーーーーーーー!!!!」
          サトシ「お、お前は...」
          ???「ま、まさか...」
          全員「ダイスケ!?」
          ダイスケ「サトシ!?」
          マチス「知ってるのか、サトシ?」
          サトシ「あ、そうか。 マチスだけ知らないんだ。 こいつ24番道路であったトレーナーなんだ。」
          ダイスケ「サトシか、久しぶりだな。 まあ、24番道路以来だな!」
          サトシ「あいつは自分のヒトカゲを捨てたやな奴なんだよ。 まあ、そのヒトカゲは俺がゲットしたけど。」
          サクラ「そうなのよ! 全く酷い人なの!」
          アヤメ「弱いポケモンは捨てるのが当然だって!」
          ボタン「全く酷いよね! あー言うのトレーナー失格なのよね!」
          ダイスケ「うるせー!! 大きなお世話だ!!! でもここで会うのならちょうどいいぜ! どうせ俺はお前達に恨みがあるんだから
          な!」
          ブルーザー「恨みだと? 何の恨みだ?」
          ダイスケ「決まってるだろ! 俺のヒトカゲを勝手にゲットしやがって! それにあのヒトカゲは俺を裏切りやがった!」
          クリスティ「何よ! 最初からヒトカゲを裏切ったのはあんたの方でしょ!」
          ダイスケ「黙れ! でも俺は完全に怒ったさ! 俺は今まで最強のポケモンを集め続けた! 厳しく修行し、俺はようやくここまで来
          た! そしてお前達がここにいるのは嬉しいぜ! これなら楽に復讐出来るぜ!」
          カルロス「復讐だと!?」
          ダイスケ「俺はただのトレーナーだけではなく、リベンジャーという復讐者として生まれた! 今までお前達に散々恨んでいたから
          な! 俺はこの手でお前らを全員ぶっ潰す!!」
          コゴロウ「潰すだと? だったらやってみなよ!! 潰してみるのなら潰してみろってんだ!!」
          ダイスケ「おお、潰してみるさ! どいつもこいつも誰であろうとな!! 行け、イワーク!!」
          イワーク「イワーー!!」
          サトシ「シャワーズ、君に決めた!」
          シャワーズ「オッケー!」
          ダイスケ「イワーク、「岩落とし」!」
          イワーク「イワーーー!!」
          ゴロ!! イワークの「岩落とし」! だが岩はサトシの方へ向っている!
          サトシ「え!?」
          ドガ!! 岩はサトシに当たった!」
          サトシ「うが!?」
          カスミ「サトシ!!」
          シゲル「お前何しやがるんだ! トレーナーに攻撃するのは反則だ!」
          ダイスケ「うるせーー!! リベンジャーである俺は誰であろうと攻撃する!! ルールなんか必要いらねえ!! まとめてぶっ潰
          す!!!!」
          ブレイク「あいつ、サトシを殺す気だな!?」
          アシュラ「こうなったら拙者達が...」
          ダイスケ「させるか!! ユンゲラー、「金縛り」!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!!」
          ガシ!! ユンゲラーの「金縛り」!
          ゼトラ「ぐ!! な、何だ!?」
          ブルー「か、身体が、動けない!」
          ダイスケ「ヘッヘッヘッヘ!! これなら楽に動けねえだろ! こいつが死んだら後は貴様らの番だ!」
          ヒトシ「こ、こいつ、は、勝てない!!」
          サトシ「み、みんな!」
          タケシ「サトシ、どうにかしてダイスケを倒せ!!」
          サトシ「ああ、やってみる、ぐ!」
          さっきの攻撃でサトシは弱まってる!
          ヒトシ「だめだ。 さっきの、攻撃で、サトシが、弱ってる!」
          カスミ「サトシ!」
          ダイスケ「弱ってるのなら楽にあの世へ連れてってやるぜ! ゴローン、「体当たり」!」
          ゴローン「ゴロローン!」
          ドカ! ゴローンの「体当たり」!
          サトシ「ぐわ!!」
          シャワーズ「サトシ! サトシに何するんだよ!!」
          ピカチュウ「ピカチュウーーー!!」
          ダイスケ「馬鹿が! エビワラー、「メガトンパンチ」!」
          エビワラー「エビーー!!」
          バキ!! エビワラーの「メガトンパンチ」!!
          ピカチュウ「ピカーーー!!」
          シャワーズ「うわーーー!!」
          ドサ!! ピカチュウとシャワーズは倒れた!
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ!!」
          ピカチュウ「ピカピーー...」
          シャワーズ「サトシーー...」
          サトシ「お前、何て事するんだ!」
          ダイスケ「言ってるだろ! 誰であろうとぶっ潰すと! リベンジャーである俺は倒す楽しみがあるんだ! 潰せば気が楽になる!
          潰せば復讐が終わる! お前を倒せば全てが終わるぜ!」
          サトシ「何だ、とー!?」
          サムライ「サトシ殿が、ものすごく、弱ってるでござる! このままじゃ、いつ死ぬか、分からんでござるぞ!」
          サクラ「死ぬって、まさか! サトシが、死ぬって言うの!?」
          サムライ「そうかも、知れないでござる。」
          カスミ「サトシ! もうやめて!! このままじゃサトシが死んじゃうわ! お願いだからもうやめて!!」
          カスミは涙を流した。
          サトシ「やめ、ねえよ! 俺は負けない! 俺は死にたくないけど、俺は絶対に勝つ! 俺は、みんなを守ると決めたんだ! だか
          ら、俺は...」
          カスミ「サトシ...」
          ダイスケ「みんなを守るだと? カッコ付けて言ってんじゃねえよ!! オニドリル、「乱れ突き」!」
          オニドリル「ギャオーーーーー!!」
          ズタタタタタタタタ!! オニドリルの「乱れ突き」!
          サトシ「うわーーーー!!」
          アヤメ「サトシは後もう少しで、死んじゃうわ! 早く、助けないと!」
          ボタン「でも「金縛り」状態じゃ、動けないわ!」
          アキラ「くそ! だったらどうすればいいんだ!?」
          ダイスケ「ハッハッハッハ!!! 何だか楽しいぜ!! こんなに楽でサトシを倒せるとは気が済むぜ!! サワムラー「回し蹴り
          」!!」
          サワムラー「ムラーーー!!」
          ドカ! サワムラーの「回し蹴り」!
          サトシ「ぐあ!!」
          ダイスケ「ラッタ、「電光石火」!」
          ラッタ「ラーッタ!!」
          ドカ! ラッタの「電光石火」!
          サトシ「うが!」
          ダイスケ「ワンリキー、「空手チョップ」!」
          ワンリキー「リキーーー!!」
          ガス! ワンリキーの「空手チョップ」!
          サトシ「うぐ!!」
          ジュン「だめだ、もう限界だ!」
          セイヨ「このままじゃ、サトシが死んじゃうわ! 何とかしてよ!」
          マチス「そんな事言ったって、今は、ムーブ出来ねえよ!」
          ダイスケ「クックックック! 力尽きそうだな! ならば楽に死なせてやるぜ! サンドパン、「切り裂く」攻撃!」
          サンドパン「パーーーーーーン!!」
          ブルーザー「「切り裂く」!? サトシ、危ない!!」
          グサ!!!! サンドパンの「切り裂く」攻撃!
          サトシ「......!!」
          ドサ! サトシが倒れた! その時にゆっくり血が流れた。
          カスミ「さ、サトシーーー!!!」
          カスミは涙を流した。
          ダイスケ「ヘッ! 馬鹿な奴だぜ! 正義の味方みたいにカッコ付けなければ生き続けたのによ!」
          クリスティ「さ、サトシが、死んじゃったの?」
          クリスティは少し涙を流した。
          ブルー「さ、サトシ、サトシ!!」
          ブルーも涙を流した。
          シゲル「そ、そんな、馬鹿な...さ、サトシが...」
          カルロス「あいつが...もうだめか。」
          コゴロウ「くそーーー!! サトシーーー!!!」
          ダイスケ「さて、奴は死んだという事で、次は貴様らの番だ!!」
          シゲル「く、くそ!!」
          ピカチュウ「ピ、ピカ、ピ...」
          シャワーズ「サ、ト、シ...し、死なないでよ、サトシ!」
          ピカチュウとシャワーズは涙を流した。
          サトシ「(お、俺、死んじまうのか...? このまま死んじまうのか? い、嫌だ! 俺は、死なない! もしも、俺が、死んだら、リユ
          ニオンの奴等が、この世界を破壊してしまう! 死んだら、この世界の人間と、ポケモン達が全て、死んでしまう...! そして、
          シゲルも、ブルーも、カスミも、ピカチュウとシャワーズも、みんなも...俺は、そんな事は、させない!!)」
          ブレイク「もういいだろ!? いい加減にしやがれよ! サトシを倒したからそれでいいだろ!」
          ダイスケ「だめだ! お前達が俺を憎めさせた! まだ復習は終わってないんだよ! サトシが死んだからお前達の番だ!! ハー
          ッハッハッハッハ!!」
          アシュラ「もう、だめか! 今度こそ、全滅か!?」
          ダイスケ「ハーッハッハッハ!! さあ、とどめだ! サンドパン、全員に...」
          バキ!!!! 何者かがサンドパンを攻撃した! その正体はエビワラーだった!
          サンドパン「パーーーン...」
          ダイスケ「誰だ!? あ!!」
          サトシ「ふざけるんじゃねえぞ。 リベンジャーだからだって犯罪するんじゃねえ! 誰であろうと世を潰そうな顔をする奴は、俺が
          絶対に許せねえ!!!」
          カスミ「サトシ!!」
          タケシ「無事だったんだな!?」
          ゼトラ「(やっぱりだ。 奴の体力はまだ減ってない事は分かったぜ!)」
          ダイスケ「ま、まだ生きてたのか!?」
          サトシ「当たり前だ!! 俺はこの世界を守らなきゃいけないんだ!! 俺が死んだら、人間とポケモンと、この世界が消えてしま
          うんだよ!! そんなに死にたくなかったらリベンジャーなんかやるんじゃねえ!!」
          ダイスケ「か、カッコ付けるんじゃねえ!! 最強なのはこの俺だ!! サワムラー、行け!!」
          サワムラー「ムラ!」
          サトシ「エビワラー、「メガトンパンチ」!」
          エビワラー「エビー!!」
          バキ!! エビワラーの「メガトンパンチ」!
          サワムラー「ムラーーー...」
          ダイスケ「何!?」
          サトシ「最強だからだって調子に乗るんじゃねえよ!」
          ダイスケ「く! ニドキング、ニドクイン! やっちまえ!!」
          ニドキング「キーング!」
          ニドクイン「クイーン!」
          サトシ「ユンゲラー、「サイケ光線」!」
          ユンゲラー「ユン!」
          ビーーーーー!! ユンゲラーの「サイケ光線」!
          ニドキング「キーング...」
          ニドクイン「クイーン...」
          ダイスケ「くそ!! ユンゲラー、行け!!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          サトシ「ギャラドス、ダイスケのポケモンに「破壊光線」!」
          ギャラドス「グォーーーーー!!」
          ビーーーーー!! ドガーーーーーーン!! ギャラドスの「破壊光線」!」
          ユンゲラー「ユーーン...」
          ラッタ「ラッターー...」
          ワンリキー「リキーーー...」
          エビワラー「エビーーー...」
          ゴローン「ゴローーン...」
          イワーク「イワーーー...」
          ダイスケ「な、何!?」
          ガシン! 「金縛り」が溶けた!
          ヒトシ「あ! ユンゲラーが倒れたおかげで「金縛り」が溶けた!」
          ブルーザー「クリスティ! ピカチュウとシャワーズを!」
          クリスティ「うん!」
          クリスティはピカチュウとシャワーズの所に行き、「蜂蜜ドリンク」を出してピカチュウとシャワーズに使った。
          ダイスケ「そ、そんな馬鹿な!? お前はそんなに強くなかったはずだ!」
          サトシ「俺が弱いと馬鹿にするんじゃない! 俺はこう見えても次々のトレーナーや敵と戦った! ポケモントレーナーやロケット
          団、ジムリーダーやこの世を破壊しようとする奴等と戦ったんだ! 負けても俺は復習なんてしなかった! 負けても誰も恨んでな
          んかいない! だから負けただけでも復習するんじゃない!!」
          ダイスケ「ひ!!」 
          ダイスケはサトシの血だらけの姿を見て、恐怖を受けながらびびった!
          ダイスケ「わ、分かったよ! リベンジャーはやめる! 復習もやめるよ! だから勘弁してくれ!」
          サトシ「それなら、いいぜ。」
          ―一方ロケット団―
          ムサシ「あらら! あのジャリボーイすごい傷してるわよ! しかも血が出てる、痛そー...」
          コジロウ「今回は俺達が出る番じゃねえな! これからどうする?」
          ヤマト「確か奴等シオンタウンに行くみたいだしね!」
          コサブロウ「とりあえず、そこで待ちましょう!」
          ニャース「それでは、何も起らなかったけど、いつもの通りに...」
          ロケット団1「やな感じーーー...」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーー...」
          ロケット団は行ってしまった。
          ―一方サトシ達―
          ???「ハーッハッハッハ!! そこにいるお前達! 道に迷ったのかなー?」
          シゲル「な!? 誰だ!?」
          ???「俺か? 俺が誰だか知りたいのか? いいぜ、教えてやっても! ラマセスから話は聞いたぜ! お前達が奴を倒したと
          な!」
          サトシ「ラマセス!? まさか...」
          ???「おうよ! 俺は奴と同じくリユニオンソルジャーの一人! 岩石を使い、大地のモンスター達を使う岩石使い! 俺は「岩獣
          地軍団」の団長、ガロンだ!!」
          全員「ガロン!?」
          ダイスケ「だ、誰なんだ!? あいつは!?」
          シゲル「奴は人間を殺そうとし、この世界を破壊しようとする悪の戦士なんだ! 奴を倒すために俺達が旅立ってる事もあるさ!
          もしもやつがポケモンのエネルギーを奪ったら、そのポケモンが死ぬんだ!」
          ダイスケ「何!? じゃあ、サトシが言ってた「世を守らないと消えてしまう」って言うのは、これの事だったのか!?」
          ブルー「そうなのよ! それより、何であんたがここにいるのよ!?」
          ガロン「教えてやろうかい? 最近この山には岩系ポケモンが多いんだよ! だからそいつらのエネルギーを奪いに来た! もちろ
          んこの山も頂くのさ!」
          タケシ「な、何だって!?」
          ガロン「それになんだよ? サトシと言ったな? お前すっげー傷だらけだぜ! それに血が出てやがる! それなら俺が勝つのは
          当然だな!」
          サトシ「な、何だ、と!?」
          ガロン「まあ、弱ってるのならしょうがねえな! まず最初は貴様から死なせてやるぜ!」
          ダイスケ「そうはさせねえ! ギャラドス、行け!」
          ギャラドス「グォーーーーーー!!」
          サトシ「な!? ダイスケ!?」
          ダイスケ「サトシ、俺は間違ってたかもしれねえ。 リベンジャーは確かになるの間違ってた。 俺は誓うよ。 もう復習なんぞしない
          と! ここは俺に任せた方がいい!」
          サトシ「ダイスケ...」
          ダイスケ「それに、さっきの戦いはすまなかったな。 ごめんな、その傷。」
          サトシ「いいよ、もう気にするな。 任せたぜ、ダイスケ!」
          ダイスケ「おう! ギャラドス、「破壊光線」!」
          ギャラドス「グォーーーーー!!」
          ビーーーーーー! ギャラドスの「破壊光線」!
          ガロン「そんなの効くか! 必殺、「大地岩塔壁」!」
          ガラガラガラガラ! ガロンの「大地岩塔壁」! ドガーーン!! 壁は「破壊光線」から守られた!
          ダイスケ「な、何!? 壁を作っただと!?」
          ゼトラ「どのリユニオンでも技だって使うさ! 「大地岩塔壁」は、大地の力を使いながら壁を作る事が出来る技! 即ち、「大地の
          壁」!」
          ガロン「その通り、よく知ったな! どの戦士だって必殺技だって覚えるぜ! そんな技なんか通用しねえよ!」
          ダイスケ「くそ! じゃあ、どうすればいいんだ!?」
          クリスティ「ブルーザー、回復し終わったわ!」
          ピカチュウ「ピカピ!」
          シャワーズ「サトシ!」
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ、大丈夫か?」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          シャワーズ「大丈夫だけど、サトシはどうなの!?」
          サトシ「俺なら平気さ、こんなくらいで。」
          カスミ「でも、このままじゃサトシは死んじゃうわ!」
          サトシ「大丈夫、気にするな! それより、ピカチュウ、シャワーズ、ガロンを倒してくれ!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「分かった、やってみるよ!」
          ガロン「おや? また邪魔が入ったようだな! だったら失せてやるぜ!」
          サトシ「させるか! シャワーズ、「冷凍ビーム」!」
          シャワーズ「オッケー! はーーーーー!!」
          ビーーーーー!! シャワーズの「冷凍ビーム」! カチカチカチカチ! 攻撃はガロンの足に当たる、凍り始めた!
          ガロン「あ! しまった! 動けない!」
          サトシ「ダイスケ、今だ!」
          ダイスケ「おう! ギャラドス、「ハイドロポンプ」!」
          ギャラドス「グォーーーーー!!」
          ブーーーーーー!! ギャラドスの「ハイドロポンプ」!
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!」
          ピカチュウ「ピカチュウ! ピーカーチュウーーーー!!!」
          ビリリリリリリ!! ピカチュウの「10万ボルト」! バシン! 「ハイドロポンプ」と「10万ボルト」が合体した!
          ガロン「何!?」
          サトシ「行けーーーーー!!」
          ドガーーーーーン!! 攻撃はガロンに当たった!!
          ガロン「ぐわーーーーーーーーー!!!」
          サムライ「やったでござるか!?」
          ガロン「ぐ、くそ! 俺が、負けるとは! 死に掛けてる奴に!?」
          サトシ「まだ、やる気か!?」
          ガロン「えーい、この山は諦める! だがこれで終わったと思うんじゃねえぜ! 覚えてろよ!」
          シュン! ガロンは突然姿を消した!
          サクラ「やっと終わったみたいね!」
          サトシ「ああ、やっと、終わった、ぜ...」
          ドサ! サトシが倒れた!
          カスミ「サトシ!?」
          シャワーズ「サトシ、どうしたの!?」
          ピカチュウ「ピカピ!?」
          アヤメ「まさか傷が余計に開いてしまったんだわ! それにまだ血が流れてるわ!」
          ボタン「このままじゃサトシが死んじゃうわ!」
          カスミ「いやーーーー!! サトシ、死なないでーーー!!」
          カスミは泣き始めた。
          ゼトラ「待て! ここは俺に任せろ!」
          アキラ「え? 何が?」
          ゼトラ「俺が回復する! そうすれば奴は無事だ!」
          ジュン「でもどうやって!?」
          ゼトラ「俺の剣にこの水晶玉みたいな奴が付いているだろ? これは「マテリア」と言って、その魔法を使える事が出来るんだ!
          これがなかったら当然使えない。 これを使えば、サトシを回復する事が出来るぜ!」
          セイヨ「そうなの?」
          ゼトラ「ああ、とにかく行くぜ! 回復魔法、「フルケア」!」
          パーーーー! ゼトラの「フルケア」!
          FF図鑑「フルケアは回復系の最大魔法。 一人だけ、HPを全回復する事が出来る。 「フルケアマテリア」がないと使えない。」
          魔法でサトシの傷がどんどん消えて行く...
          ゼトラ「後もう少し。」
          サトシの傷が消えた!
          サトシ「う、ぐ...あ!」
          マチス「オウ! 傷がディサピアーになった!」
          サトシ「傷が、なくなった!」
          シャワーズ「サトシ!」
          ピカチュウ「ピカピ!」
          サトシはシャワーズとピカチュウを抱き合った。
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ、ごめんな! 心配かけて!」
          シャワーズ「うん!」
          ピカチュウ「ピーカ!」
          カスミ「よかったわ、無事で!」
          カスミは涙をふいた。
          ヒトシ「後はどうなるかと思ったよ。」
          サトシ「みんな、心配かけてすまなかったな! ゼトラ、さっきはありがとう!」
          ゼトラ「いいんだよ! どうせ危ないところだったんだからな!」
          サトシ「ああ、それにダイスケ! 手伝ってくれてありがとう。」
          ダイスケ「え? ん、いいよ。」
          ―数分後―
          サトシ達はようやくイワヤマトンネルから出た!
          ブルーザー「やっと出たぜ!」
          クリスティ「色々あったけど、出てよかったね!」
          カルロス「ああ、当然危ない目にも合ったからな!」
          サトシ「それじゃあ、行くか!」
          ダイスケ「ちょっと待て、サトシ! 頼みがあるんだけど。」
          サトシ「ん? 頼みって?」
          ダイスケ「俺も一緒に行ってもいいか? さっきから思ってたんだけど、お前が言ってたあの「世を守らないと消えてしまう」って言
          う奴が気になるんだ。 多分さっきの奴がこの世界を狙ってると分かったんだ。 だから頼む! 俺も一緒に行ってもいいか?」
          サトシ「もちろんいいぜ! さっき俺達と一緒にガロンを倒したお礼さ!」
          ダイスケ「ほんとか!? ありがとう! 今度こそリベンジャーをやめて、仲間として戦うぜ! これからもよろしくな、サトシ!」
          サトシ「こちらもな! それよりヒトシ、お前はどうなるんだ?」
          ヒトシ「僕はまだここにいるよ。 ポケモンの修行しなきゃいけないし!」
          サトシ「そうか、じゃあまた会おうな!」
          ヒトシ「そっちもがんばれよ! またな!」
          ヒトシは行ってしまった。
          サトシ「行ったか。 よし、それじゃあ俺達もシオンタウンに行こうぜ!」
          全員「おう!」
          イワヤマトンネルでダイスケを倒し、リユニオンのガロンを倒したサトシ達。他にも新たなるポケモンイワークとワンリキーもゲットし
          たし、いよいよシオンタウンへ向う!
          続く!