第四十話 フジ老人を救え!
          ポケモンタワーで幽霊ポケモンと出会い、リユニオンのガレムを倒し、ガラガラの幽霊と出会ったサトシ達。 ガラガラの話によると
          フジ老人は塔の最上階にいると聞き、サトシ達は急いで、最上階へ向う! 一方最上階には...

          ムサシ「さあ、フジ老人! もう諦めなさい!」
          コジロウ「早くお前の家にあるポケモンを俺達によこすんだ!」
          ヤマト「そうすれば無事にここから出してやるわよ!」
          コサブロウ「何黙ってるんだよ! 何か言え!」
          フジ老人「断る! お前達のような悪党なんぞポケモンを渡さん!」
          ニャース「おミャーそれでもずーっとここにいる気かニャ?」
          フジ老人「言ってるはずじゃ! ワシはお前達なんかにポケモンを渡さん! なぜやらお前達はポケモンに酷い事をしたからな!」
          ムサシ「は? 酷い事って、何?」
          フジ老人「お前達ロケット団はポケモンを殺すのじゃよ!! 今でも町中はそういう噂話をしているのじゃからな!」
          コジロウ「ポケモンを殺す? 何の事だ? 俺達ポケモン殺さねえぞ。」
          フジ老人「うそつくな! だいたい分かっておるのじゃよ! お前達がポケモンを殺しているのを!」
          ヤマト「ちょっと待ってよ! 私達ポケモンを殺さないと言うルールを持っているのよ!」
          コサブロウ「そういう事だ! 俺達はそんな事をしねえよ!」
          フジ老人「お前達、それでもすむと思っておるのか!?」
          ニャース「ニャーー?? このじいさん何言ってるか分からんニャ?」
          ???「それを教えてやろうか?」
          ロケット団「は!! そ、その声は!? ジャリボーイ!?」
          サトシ「俺はジャリボーイじゃねえ! 俺はサトシだ!」
          フジ老人「き、君達は誰だね?」
          サトシ「貴方がフジ老人だね? 俺はマサラタウンから来たサトシ!」
          シゲル「同じくシゲル!」
          ブルー「同じくブルー!」
          タケシ「ニビシティから来たタケシ!」
          カスミ「ハナダシティから来た世界一美少女四人姉妹のカスミ!」
          サクラ「同じくサクラ!」
          アヤメ「同じくアヤメ!」
          ボタン「同じくボタン!」
          サムライ「トキワの森から来たサムライ!」
          アキラ「24番道路から来たアキラ!」
          セイヨ「ポケモンゼミから来たセイヨ!」
          ジュン「同じくジュン!」
          ダイスケ「24番道路から来たダイスケ!」
          マチス「クチバシティから来たマチス!」
          ブルーザー「別の世界から来たブルーザー!」
          クリスティ「同じくクリスティ!」
          カルロス「同じくカルロス!」
          コゴロウ「同じくコゴロウ!」
          ブレイク「同じくブレイク!」
          アシュラ「同じくアシュラ!」
          ゼトラ「同じくゼトラ!」
          サトシ「俺達はフジ老人を助けるためにここに来た!」
          フジ老人「ほ、本当かね!?」
          シゲル「奴の言ってる通りさ!」
          ムサシ「ちょっと、何しに来たのよ!?」
          コジロウ「また邪魔しに来たな!」
          サトシ「うるさい! お前達だな、ポケモンを殺している奴は!」
          ヤマト「え!? な、何であんた達まで!?」
          コサブロウ「お、俺達ポケモンなんか殺していないぞ!」
          ニャース「信じてくれニャーー!」
          ブルー「当然あんた達を信じる事は出来ないわ! だって私達あんた達の事許せないんだから!」
          タケシ「お前達がポケモンを殺しているのが分かってるんだ! 特に死んだカラカラのお母さん、ガラガラもな!」
          ムサシ「え!? あ、私達がカラカラのお母さんを殺した!?」
          コジロウ「でも俺達ポケモンを殺さないと言うルールを持っているんだぜ!」
          ヤマト「そうよ! ロケット団はポケモンを盗むけど、殺したりなんかしないわ!」
          コサブロウ「そうそう! 俺達はポケモンであろうと人間であろうと殺さないと言うルールがあるんだ! だから信じてくれ!」
          カスミ「あんた達、本当にポケモンを殺していないのね?」
          ニャース「だから言ってるニャ!」
          フジ老人「でも、全ては事実じゃと言っておるぞ!」
          全員「え!?」
          サムライ「じゃあ、やっぱりお主達か!」
          ムサシ「だからーー!」
          サクラ「でも顔色によっては無実に見えるけど...」
          アヤメ「正直言ってるかうそ言ってるか分からないし...」
          ボタン「本当にやってないんでしょうね?」
          ムサシ「何回も言ってるでしょ!」
          コジロウ「は! 待てよ! ちょっとみんな、集まってくれる?」
          ヤマト「は? いいけど。」
          ロケット団は集まり、ひそひそ話をしている。
          コサブロウ「何だよ、いきなり?」
          コジロウ「あのさ、俺さっきから思ってたんだけどさ。 多分、俺達ロケット団の中からポケモンを殺している犯人がいるかと思うん
          だ。」
          ロケット団「何だって!?」
          ニャース「それはどういう事ニャ!?」
          コジロウ「動機は分からないけど、多分その犯人はポケモンに恨みでもあるかと思うんだ。 だからポケモンを殺し捲くってるかと
          思って。」
          ムサシ「じゃあ、犯人は誰なのよ!?」
          コジロウ「俺達じゃないともう分かるよな? 当然ボスがするはずはないし、残りは団員の中なんだけど...」
          ヤマト「じゃあ、犯人は団員の誰かだっていうわけ!?」
          コサブロウ「そういう可能性もあるな!」
          ニャース「じゃあ、これからどうするニャ!?」
          コジロウ「仕方ないさ! 取り合えずフジ老人を離して、ここは諦めるとするしかない。 そしてアジトに戻って確認するしかないさ
          。」
          ムサシ「何だか悔しいけど、そうするしかないね。」
          コジロウ「それじゃ、決まり!」
          アキラ「何話してるんだよ!?」
          ムサシ「あのー、もう決まりました! 私達取り合えずここを諦めます!」
          ジュン「ここを諦めるだって?」
          コジロウ「そう、どうせこのじいさんからポケモンをよこすのは無駄だし、今から諦めるよ!」
          ヤマト「でも私達がポケモンを殺したのは誤解よ! 本当は私達じゃないから!」
          コサブロウ「じいさん、さっきのはすまなかったな! 俺達もう反省したから。」
          ニャース「それじゃ、そういう事で早くも...」
          ロケット団1「やな感じーーーーーーー!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーーーー!!」
          ロケット団は逃げた。
          フジ老人「いやー、助かったよ! 君達、助けに来てくれてありがとう!」
          サトシ「いいよ、別に。 でもあいつら許せねえな!」
          セイヨ「そうよ! ロケット団はポケモンを殺し捲くってるのよ! あんな奴なんか許せないわ!」
          フジ老人「多分犯人はあいつらじゃないかも知れん。」
          ダイスケ「え? どうしてそんなの分かるんだよ?」
          フジ老人「あいつら正直言ってるみたいじゃし、犯人はあいつらじゃあるまい。 多分犯人はロケット団の誰かだと思うんじゃ。」
          マチス「そういう事もあるみたいだな。 でもフーがやってるかアイドントノーだ!」
          フジ老人「でも、ワシは何もする事は出来なかった。 どうやらカラカラのお母さんガラガラは天国に行ってしまったんじゃな。 何と
          言う悲しい事じゃ。」
          ブルーザー「それって本当か、コゴロウ?」
          コゴロウ「ああ、俺達が幽体離脱して、カラカラのお母さんはガラガラだと分かったんだ。」
          シャワーズ「それでガラガラは自分の子供のためにガレムと戦ったんだ。」
          クリスティ「ガレム!? あれって、幽霊を使う戦士の事!?」
          カルロス「あいつがここに来たのか!?」
          フジ老人「ガレムって誰の事なのかね?」
          サトシ「説明するよ...」
          サトシはリユニオンの事をフジ老人に話した。
          フジ老人「何じゃと!? 奴等はこの世界を破壊しようとしておるのか!? それにポケモンのエネルギーが奪ってしまうと死んで
          しまうじゃと!?」
          ブレイク「ああ、俺達もそいつらを倒すために旅立ってるのさ。 でもサトシの話によると、確か奴はここで幽霊ポケモンのエネルギ
          ーを奪おうとしたが、ガラガラのおかげで倒したって聞いたけどな。」
          フジ老人「それならよかったもんじゃ。」
          ???「よかったと思ったらお前達の間違えだな!!」
          アシュラ「な!? その声は!?」
          全員「ガレム!?」
          ガレム「ハーッハッハッハッハ!! また来たぜ! 何せ俺はまだここを諦めていないからな!」
          フジ老人「こ、此奴があのガレムと言う奴なのか!?」
          ガレム「その通り! 俺はガレム! 「呪霊死軍団」と言う幽霊軍団の団長だ! さっきのはよくもやってくれたな!!」
          サトシ「お前はもうここには用がないんじゃないのか!? いい加減にして諦めろよ!」
          ガレム「だめだ! 俺はお前達を潰すまで諦めねえ! それよりも、俺以外もう一人の奴がいるんだからな!」
          シゲル「もう一人!? 誰なんだよ、そいつは!?」
          ???「それは俺の事だ。」
          全員「え!?」
          ドガーーーン!! ポケモンの墓の中から謎の男が現れた!
          ブルー「あ、あんた誰なの!?」
          ???「俺を知らないとは、まだ会ってないんだったな。 俺は不死と言う死者を操り、アンデッド使いでもある! 俺は「不死鬼軍
          団」の団長、名はネクロだ!」
          全員「ネクロ!?」
          ガレム「何で奴が来たか教えてやろう! ここではポケモンの墓がいっぱいあるからな! そいつらの不死エネルギーを奪いに来
          たんだよ!」
          タケシ「何だって!?」
          ネクロ「お前達の事ならガレムから聞いた。 お前達はガレムと同じく、ゲルト、レグナ、ラトスや他の奴等を倒したと言う事を。 セ
          フィロスの命令により、俺はお前達を倒す!」
          サトシ「気を付けろ、奴が出すモンスターは何なのか知らねえからな!」
          ガレム「俺が出すモンスターはこいつらだ! 来い、スペクター!」
          スペクター達「スペスペーーー!!」
          カスミ「な、何、このピエロみたいな幽霊は!?」
          聖剣図鑑「スペクター・幽霊モンスター・顔はピエロのように可愛いが時々相手の体を乗り移る事が出来ると言う。 触ってもすり
          通ってしまう。 墓場にはよく生息し時々暗闇の森の中も生息する。」
          サクラ「確かに可愛いけど、相手は敵だわ!」
          アヤメ「とにかく、気を付けないとね!」
          ネクロ「俺のモンスターはこいつらで十分だ! 来い、この墓場の全てのゾンビ達よ!」
          ガガガガガガガ... ポケモンの墓の中からポケモンのゾンビが現れた!
          ヤドンのゾンビ「ヤドーーン...」
          コラッタのゾンビ「ゴラッダーー...」
          サンドのゾンビ「ビギーー...」
          クラブのゾンビ「グギグギ...」
          アーボのゾンビ「ジャーーボ...」
          パラスのゾンビ「バラバラ...」
          コンパンのゾンビ「ゴンバン...」
          ニャースのゾンビ「ニャーーズ...」
          ボタン「きゃーーーー!!! ゾンビだわーーーーー!!」
          ネクロ「こいつらは今不死状態だ。 倒せる物なら倒してみろ!」
          サトシ「く、やるしかねえ!」
          ―一方ロケット団―
          ロケット団は墓の後ろに隠れ、サトシ達が戦ってるところを見ている。
          ムサシ「見て見て、あのジャリボーイ戦ってるわよ!」
          コジロウ「しかも幽霊とゾンビ、怖ーーー...」
          ヤマト「あんなんじゃ私達も戦えないよね。」
          コサブロウ「相手になれねえよ。」
          ニャース「とにかく、黙って見るニャ!」
          ―一方サトシ達―
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!」
          シゲル「お前もやるんだ、サンダース!」
          マチス「ゴー、ライチュウ!」
          ダイスケ「お前も行け、コイル!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーー!!」
          サンダース「サンダーーーース!!」
          ライチュウ「ラーーチュウーー!!」
          コイル「キューーーーン!!」
          ビリリリリリリ!! ピカチュウ、サンダース、ライチュウとコイルの「10万ボルト」! だが効果はなかったみたいだ...
          サトシ「シャワーズ、「水鉄砲」!!」
          ブルー「カメちゃんもがんばって!」
          カスミ「ヒトデマンもやるのよ!」
          サクラ「ニョロゾもやって!」
          アヤメ「パルシェンも!」
          ボタン「スターミーも!」
          シャワーズ「オッケー、ブーーーー!!」
          カメール「カメーール!!」
          ヒトデマン「ジェア!」
          ニョロゾ「ニョロニョロ!」
          パルシェン「パル!」
          スターミー「フー!」
          バシャ! シャワーズ、カメール、ヒトデマン、ニョロゾ、パルシェンとスターミーの「水鉄砲」! だが効果はなかったみたいだ...
          サトシ「水も効かないのか!? だったらフシギダネ、「葉っぱカッター」!」
          ジュン「ウツドンも行け!」
          フシギダネ「ダーネダネー!」
          ウツドン「ドンドーン!」
          グサグサグサグサ! フシギダネとウツドンの「葉っぱカッター」! だが効果はなかったみたい...
          サトシ「そ、そんな馬鹿な...草も効かないなんて...」
          ブレイク「こうなったら俺の出番だな! 食らえ、「レイスプラッシャー」!」
          ダダダダダダダ!! ブレイクの「レイスプラッシャー」!
          ブレイク「「レイスプラッシャー」こそ光技! マシンガンのように光の弾を撃ち捲くる攻撃だ! 溜め技をすると鉄球が現し、敵全体
          に弾を撃ち捲くる事が出来るぜ!」
          だが効果は今一つのようだ...
          ブレイク「な、何!? 「レイスプラッシャー」まで効かない!?」
          ガレム「ハーッハッハッハ! 無駄だ無駄だ! 俺の幽霊モンスターは無敵! どんな攻撃にも効かねえぜ!」
          ネクロ「ゾンビは不死状態の生物だ! そんな攻撃は通用しねえ! さあ、ゾンビ達よ! 奴等にとどめをさせ!」
          ゾンビ達「グワーーーーーー!!」
          サトシ「も、もうだめだーーーー!!」
          ミワワワワワ!! 何かが「サイコキネシス」でゾンビ達を倒した!
          ゾンビ達「グワーーー...」
          ガレム「な、何だ!? 何が起ったんだ!?」
          シュン! サトシ達の目の前にゲンガーが現れた!
          ダイスケ「うわ! 何だこいつ!?」
          サムライ「もしかしすると、幽霊ポケモンでござるか!?」
          サトシ「お前は、ゲンガー!」
          ゲンガー「ゲンガー!」
          ネクロ「ポケモンだと!?」
          コゴロウ「まさかお前、俺達を助けるのか!?」
          ゲンガー「ゲンゲロゲー!」
          サトシ「ゲンガー、ありがとう! よーし、こうなったらやろうぜ!」
          ガレム「またお前か! 邪魔をするのなら今から...な!?」
          シュンシュン! ガレムとネクロの目の前にゴースとゴーストが現れた!
          ゴース「ゴース!」
          ゴースト「ゴースト!」
          アキラ「今度はゴースとゴーストか!?」
          ゴース「ゴーーース!!」
          ミワワワワワワ!! ゴースの「ナイトヘッド」!
          ガレム「ぐわーーーー!! な、何だこれはーー!? く、苦しいーーー!!」
          ゴースト「ゴーーースト!!」
          ミワワワワワワ!! ゴーストの「催眠術」!
          ネクロ「な、何だ!? 何だか、眠く、なって、きたような...」
          サトシ「よーし、チャンスだ! ゲンガー、「サイコキネシス」!」
          ゲンガー「ゲンゲロゲーー!」
          ミワワワワワワ!! ゴーストの「サイコキネシス」!
          ゾンビ達「グワーーーー!!」
          シゲル「よし、俺もやるぜ! ユンゲラー、スペクター達に「サイケ光線」!
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          ビーーーーーー!! ユンゲラーの「サイケ光線」!
          スペクター達「スペーーーー...」
          サトシ「ラプラス、ゾンビ達に「吹雪」だ!」
          ラプラス「分かりました! 出来る限りやってみます!」
          ヒュオーーーーー!! ラプラスの「吹雪」! カチカチカチカチ! ゾンビ達は全員凍った!
          サトシ「よっしゃーーー!! 全員凍ったぜ! よくやったな、ラプラス!」
          ラプラス「ありがとうございます!」
          ガレム「そ、そんな馬鹿な...」
          ネクロ「俺達が、負けるとは...」
          サトシ「さてどうする? もうモンスターないぜ!」
          ガレム「く、くそ! 仕方ねえ!! ここは諦める事にする!」
          ネクロ「俺も諦める! だがリユニオンには終わりがないぜ! また出会う事があるのなら、俺達はお前達を倒してやる! それま
          でに覚えてろよ! それでは、また会おう!」
          シュンシュン! ガレムとネクロは突然姿を消した!
          ブルーザー「やっと倒したか、なかなか手強い奴だったぜ。」
          フジ老人「いやー、またまたありがとう! 後はどうなるかと思ったが、何とか助かったわい。」
          サトシ「いやー、いいんだよ! ゲンガー達のおかげで助かったんだからな。」
          ゴース「ゴースゴスゴス!」
          ゴースト「ゴーースト!」
          ゲンガー「ゲンガゲンガー!」
          カメール「カメール。 カメ!?」
          ブルー「え!? どうしたの、カメール!?」
          カメールは突然光り、形が変わり始めた!
          サトシ「あ! こいつ、まさか...」
          ???「ガメーー!!」
          シャワーズ「カメックスに進化した!」
          ポケモン図鑑「カメックス・甲羅ポケモン・カメールの進化形。 体が重たくのしかかって相手を気絶させる。 ピンチの時は殻に隠
          れる。 相手に狙いを定めると消防車のホースより強い勢いで水を出す。」
          ブルー「やったわー! 進化したわ! これからもよろしくね、カメックス!」
          カメックス「ガメ!」
          サトシ「よかったな、ブルー!」
          ブルー「うん!」
          フジ老人「とりあえず、サトシ君。 ワシと一緒にポケモンボランティアハウスによらんかね? 今でも孫達が心配してきたようじゃ
          し。」
          サトシ「いいぜ、俺達は構わないぜ!」
          フジ老人「それでは、付いてくだされ!」
          サトシ達はフジ老人と一緒に行ってしまった。
          ―一方ロケット団―
          ムサシ「今の戦いすごかったね。」
          コジロウ「ああ、すごかったようだな。」
          ヤマト「でもこれであいつらも倒したと言うし、これからどうする?」
          コサブロウ「やっぱりアジトに戻ってこの事をボスに連絡するか?」
          ニャース「それもいいかもニャ! 取り合えずアジトに戻るニャ!」
          ムサシ「それでは、行きましょうか! 二度目の...」
          ロケット団1「やな感じーーーーーーー!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーー!」
          ロケット団は行ってしまった。
          ―一方ポケモンボランティアハウス―
          フジ老人「ただいまー!」
          アスカ「おじいちゃん!!」
          アスカはフジ老人と抱き合った。
          カガヤ「じいちゃん、帰ってきたんだな!? 心配してたんだぜ!」
          フジ老人「アスカ、カガヤ、すまんのう。 心配してくれて。」
          アスカ「ううん、でも無事で本当によかった!」
          フジ老人「サトシ君達のおかげでワシは無事でいられる事になったよ!」
          カガヤ「え!? サトシ達がやったのか!? すげー!」
          アスカ「ありがとう! おじいちゃんを救ってくれて!」
          サトシ「いいんだよ、どうせ俺達を助けてくれたのはこいつらのおかげさ!」
          ゴース「ゴースゴスゴスゴス!」
          ゴースト「ゲヘヘヘヘ!」
          ゲンガー「ゲンゲロゲーー!」
          カガヤ「え!? この幽霊ポケモン達も手伝ったのか!?」
          アスカ「ウフフ! 結構可愛いポケモンね! サトシさんと一緒に手伝ってくれてありがとう!」
          カガヤ「で、犯人であるロケット団を倒したか?」
          クリスティ「倒さなかったけど、犯人はロケット団じゃなさそうみたい。」
          カルロス「でも犯人はその中の一人だと思うんだ。 誰だか分からないけどな。」
          アスカ「そうなの。」
          コゴロウ「それから、死んだカラカラのお母さん、ガラガラの幽霊も会ったぜ。 もう天国に行っちゃまったけどな。」
          カガヤ「そうか、おいカラカラ! こっちに来いよ!」
          カラカラ「カラ?」
          カガヤ「この人の名前はサトシって言うんだ。 彼はお前の母さんと出会ったぜ。 でもお前の母さんはもう天国に行っちゃったけど
          な。」
          カラカラ「カラーー...」
          カラカラは落ち込んだ。
          サトシ「心配するな! お前の母さんはずーっとお前と一緒だよ! その姿がなくても、お前の心の中に生きているさ!」
          カラカラ「カラ!」
          カラカラは笑った!
          アスカ「サトシさん、優しいのね。」
          サトシ「ああ、まあな!」
          フジ老人「サトシ君、お礼なんじゃが。 これ持って行ってくれないかね?」
          フジ老人はサトシに笛のような物をあげた。
          サトシ「これは?」
          フジ老人「これは「ポケモンの笛」と言って、これを吹くと眠り状態のポケモンと起こす事が出来るのじゃよ! 眠気覚ましなしでも
          使えるぞ! これはワシを助けたお礼じゃ。 受け取ってくれたまえ!」
          サトシ「ありがとう、おじいさん! じゃあ、俺達はもう行くから。」
          ゴースト「ゴースト!」
          サトシ「ん? 何だ、ゴースト?」
          ゴースト「ゴースゴスゴス!」
          シャワーズ「一緒に来てもいいかだって!」
          サトシ「本当か!? ちょうどいいぜ! 俺は幽霊ポケモンが欲しかったんだよ! それじゃあ、これからもよろしくな!」
          ゴースト「ゴースゴスゴスゴス!」
          サトシ「これでゴースト、ゲットだぜ!」
          カガヤ「ゲットといえば、君モンスターボール持ってるだろ?」
          サトシ「ああ、後もう少しでなくなるけど...」
          アスカ「だったらここのフレンドリーショップによれば? あそこにはモンスターボールよりも捕獲の確率の高い「スーパーボール」と
          言うボールがあるわ!」
          サトシ「本当に!? それじゃあ、後で行くよ!」
          フジ老人「このゴースとゲンガーは家で預けるとするよ! 遊び相手が欲しかったようじゃしな!」
          サトシ「それじゃあ、よろしくお願いします!」
          カガヤ「また遊びに来いよ!」
          アスカ「その時まで待ってるからね!」
          フジ老人「元気にいるんじゃぞ、サトシ君!」
          サトシ「ああ! それじゃあ、またな!」
          サトシ達は家から出て、シオンタウンのフレンドリーショップへ向った。
          ―数分後―
          店員「ありがとうございます! またお越しください!」
          サトシ達はフレンドリーショップから出た。
          サトシ「よーし! これでスーパーボールもいっぱい買ったし、念のために回復アイテムもいっぱい買ったし、いよいよヤマブキシテ
          ィに戻るぞ!」
          全員「おう!」
          フジ老人を助け、リユニオンのガレムとネクロを倒し、新たなポケモンゴーストをゲットし、フジ老人からポケモンの笛を貰ったサト
          シ達。 幽霊ポケモンもようやくゲットしたし、次回からいよいよナツメとの再挑戦が始まる! だが問題なのは、ポケモンを殺し捲
          くってる犯人は誰なのか?
          続く!