第四十二話 怒らないでね!オコリザル
          ヤマブキシティジムでナツメと戦い、リユニオンのガレムとゾーマを倒し、ナツメが新たなる仲間になり、ゴールドバッジをゲットし
          たサトシ達! 一方、マサラタウンのオーキド研究所では...

          リンリンリンリン! 電話が鳴っていた。 ズズズズ... オーキド博士はお茶を飲んだ。
          オーキド「ふー、おや? ご苦労じゃったな!」
          クラブ「クキクキ!」
          オーキド「はい、こちらオーキド博士じゃが?」
          サトシ「俺です、サトシです!」
          シゲル「じいさん、聞こえるか? 俺もいるぜ!」
          ブルー「私も!」
          オーキド「おお! その声はサトシ君達じゃないか!」
          ヴィーン! ビデオ電話でサトシ達の映像を映した!
          サトシ「久しぶりです、博士!」
          オーキド「これはこれは、久しぶりじゃのう! そっちの調子はどうじゃ?」
          サトシ「ああ! 俺達やっとバッジ四つもゲットしたぜ!」
          サトシ達はバッジを見せた。
          シゲル「じいさん、どうだ?」
          ブルー「すごいでしょう!」
          ズズズ... オーキド博士はお茶を飲んだ。
          オーキド「少ないな。」
          3人「え!?」
          ドサーーーン! サトシ、シゲル、ブルーはこけた!
          オーキド「おーい、生きておるかー? イエローの奴はもうタマムシシティに行って、そこのバッジもとっくにゲットしたぞい!」
          サトシ「ま、またあいつかよ?」
          シゲル「いつもいつもあいつ、俺達よりも素早く進みやがって...」
          ブルー「何だか悔しいね。」
          オーキド「まあ、いいじゃないか! イエローの奴はこちらに30匹のポケモンを転送したぞ! お前達も転送しておらんな! まあ、
          いつでも転送してくれい!」
          シゲル「姉ちゃんはどうしたんだ?」
          シゲルには姉がいるのだ。 その姉の名はアオイである。 最近この小説では姿を現していない。(汗)
          オーキド「友達と用があって出かけてしまったぞ! そう言えばアオプルコの時会わなかったな! 彼女も友達と旅行で行ってしま
          ったからな! ところで、お前達何匹ポケモンゲットしたかね?」
          サトシ「俺は36匹ぐらい持ってるけど?」
          シゲル「俺は26匹ぐらい。」
          ブルー「私は24匹。」
          オーキド「お前達進んでおらんのう。 イエローなんかお前達よりも70匹も超えておるぞ!」
          3人「70匹ーーーーーーーー!?」
          オーキド「まあ、気にする事はないぞ! それより、この事は覚えておくのじゃぞ! ポケモンを捕まえるためにはゲットであるの
          み! そうすれば君達もゲット出来る力があるじゃろう! それじゃあ、次の電話待っておるぞ!」
          ガチャ! オーキド博士は電話を切った。
          サトシ「はーー、またイエローに負けたような感じだ...」
          シゲル「奴はまた先に進んじまった...」
          ブルー「それに更にポケモンも多くゲットして...」
          サトシ達は落ち込んだ。 そしてここは7番道路。 この道はタマムシシティへ向う道だが、仲間は今ここで一休みしながらおにぎり
          を食べていた。
          シャワーズ「あ! お帰りーー!」
          ピカチュウ「ピカピカ! ピカチュウ?」
          サトシ「はーーー...」
          カスミ「どうしたのよ、サトシ? それにシゲルとブルーも何落ち込んでるの? はい、おにぎり!」
          サトシ、シゲル、ブルーはおにぎりを受け取り、それを食べた。
          サトシ「イエローの奴、また先に進んじまったんだよ。」
          タケシ「それで落ち込んでるのか。」
          サムライ「まあ、彼奴は仕方ない奴でござるからな!」
          サクラ「この道を通れば、その先は直ぐタマムシシティよ!」
          アヤメ「でもそこに行くには単なる1日も掛かるけど...」
          サトシ「俺はイエローなんかには負けないぜ!」
          シゲル「おう! 例えロケット団やリユニオンに勝っても、俺達はイエローなんかは負けねえ!!」
          ブルー「バッジゲットするために早く出発しよう!」
          ボタン「まあ、そう慌てないで! もしもこっちも多くポケモンをゲットすれば、多分勝てる可能性があるわ!」
          アキラ「それも俺達の道である事もな!」
          サトシ「よーし! 食べ終わったら直ぐにタマムシシティに向おうぜ! 日が暮れないようにな!」
          全員「おう!」
          ジュン「ん? サトシ、あそこ!」
          サトシ「え? あ!」
          ???「ウッキャー!」
          セイヨ「あれはマンキーだわ!」
          マチス「マンキーって、あの格闘ポケモンだな?」
          ダイスケ「こんな所にもマンキーがいたのか?」
          マンキー「ウッキー!」
          ピョンピョンピョンピョン! マンキーはおにぎりを食べたいと言いながら跳ね回っている。
          タケシ「なんだ? 食べたいのか? それじゃあ、ほら!」
          マンキー「ンキ?」
          クンクンクンクン... マンキーはおにぎりを匂ってる。
          ピカチュウ「ピッカー!」
          シャワーズ「おにぎりおいしいよ!」
          マンキー「ウキャー!」
          ガシ! マンキーはおにぎりを取った。 ピョンピョンピョンピョン! マンキーは岩の上に登った。
          マンキー「ウキーー!」
          モグモグモグモグ... マンキーはおにぎりを食べている。
          ナツメ「おにぎり気に入ったみたいね! でも可愛い!」
          ブルーザー「え? でも...」
          サトシ「よーし、気に入ったぜ! こいつゲットしてやる!」
          カスミ「え? もうモンスターボールを投げるの?」
          サトシ「シオンタウンで買ったこのスーパーボールなら、絶対にゲット出来るぜ! 行け、スーパーボール!」
          サトシはスーパーボールを投げた!
          マンキー「ムキ? ムキャーーー!」
          マンキーはおにぎりを投げた! ポン! サトシはおにぎりゲットした!
          サトシ「え!? おにぎりゲット!?」
          パカ! スーパーボールの蓋が開き、中にはおにぎりが入っていた。
          クリスティ「モンスターボールってあんな事も出来るんだ! 何だかすごいね!」
          カルロス「んな事言ってる場合じゃねえぞ!」
          サトシ「え?」
          マンキー「ムキャーーーーー!!」
          マンキーは怒った!
          サトシ「げ!! 怒ってる!?」
          コゴロウ「おい、確かマンキーって怒る性格じゃなかった?」
          ブレイク「確かあの時ポケモン図鑑で言ってたな!」
          マンキー「ウキャーーーーー!!!」
          マンキーはサトシ達に襲い始めた!
          アシュラ「うぉーーーー!! こっちに来るでござるぞーーー!!」
          ガシ! マンキーはサトシの頭に掴んだ!
          サトシ「うわ!」
          バキボコボカバコ! マンキーはサトシに殴り捲くってる!
          サトシ「うぎゃーーーーー!! 助けてくれーーーー!!!」
          ピカチュウ「ピ、ピカ...」
          シャワーズ「た、助けたいけど、怖い...」
          マンキーの攻撃が止まった。
          サトシ「ぎ、ギブアップですーーー...」
          ―一方ロケット団―
          ロケット団は草地の中に隠れていた。
          ムサシ「あのジャリボーイ気絶してるみたいね。」
          コジロウ「それじゃ、さっそくピカチュウとシャワーズゲット!」
          ニャース「行くニャース!」
          ―一方サトシ達―
          シゲル「おい、大丈夫か?」
          サトシ「う、いてててて...あ! 俺の帽子は!?」
          ゼトラ「帽子はマンキーが盗ったぞ。 それから奴はあの木の上。」
          マンキー「ウッキーー!」
          サトシ「この野郎! 俺の帽子返せ!」
          カスミ「ちょっと、サトシ! またやられちゃうわよ!」
          ブルー「やめた方がいいわ!」
          サトシ「だーーめ!!」
          タケシ「何ムキになってるんだ?」
          サトシ「あれは俺の宝物なんだ! あれはポケモンリーグ公認大懸賞でゲットした帽子なんだ!」
          全員「ポケモンリーグ公認大懸賞?」
          タケシ「ああ、つまりあれだろ?」
          この先はポケモンリーグ公認大懸賞のCMみたいな奴が出るから少々お待ちください。
          リザードン「リザーーー!!」
          カメックス「カメーーー!!」
          ブォーーーーー!! リザードンの「火炎放射」!
          ブシューーーー!! カメックスの「ハイドロポンプ」!
          アナウンサー「ポケモンリーグをいつも応援してるみんな! リーグ公認キャップをレプリカ限定100個ドカーーーンとプレゼント!
          ガンガン応援して、君もゲットだぜ!」
          以上ポケモンリーグ公認大懸賞のCM、終わりです。
          タケシ「て言う奴だろ?」
          サムライ「でもよくその帽子ゲットしたでござるな?」
          カスミ「私なんかハガキ出したわよ!」
          シゲル「俺もそれゲットしようとしてハガキだしたぜ!」
          ブルー「私も!」
          アキラ「俺も!」
          ダイスケ「俺も!」
          サトシ「俺なんかハガキ千枚出して当てたんだ!!」
          シゲル「せ、千枚!? 俺100枚まで出せなかったぞ!」
          ブルー「私も。」
          アキラ「俺もぴったし100枚だけ。」
          ダイスケ「俺も、やっぱそれ以上も上げないとだめなのか。」
          カスミ「やっぱ1枚だけ出しても当てるわけないね! 私1枚だけ出したけど。」
          タケシ「確かにすげーな! 男はその物をゲットするために燃え上がるんだよな!」
          サトシは木の天辺に登った。
          サトシ「さあ、俺の帽子、返して...」
          マンキー「ムキャーーーーー!!」
          バキ!!! マンキーはサトシを殴った!
          サトシ「うが!!」
          ドサ! サトシは落ちた!
          サクラ「ちょっと、大丈夫?」
          アヤメ「これじゃあ、取り戻す訳にはいかないわね。」
          ボタン「何かいい方法はないのかしら?」
          ムサシ「そこにいる子ジャリども! 待たせたわね!」
          ジュン「誰だ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          セイヨ「またあんた達ね!」
          マチス「トゥデーは何の用だ!?」
          ムサシ「当然ピカチュウとシャワーズをゲットしに来たのよ!」
          マンキー「ウンキャキャキャ!」
          ピョンピョンピョンピョン! マンキーはロケット団の前に跳ね回ってる。
          ムサシ「な、何こいつ?」
          コジロウ「邪魔だからどっか行け!」
          ドカ! コジロウはマンキーを蹴飛ばした!
          マンキー「ウキャーーー!?」
          カスミ「きゃあ!」
          ブルーザー「やべえ、やべえ!」
          ムサシ「さあ、早くピカチュウとシャワーズをおよこし!」
          カルロス「お前、一度でもいいから自分の事を心配しろよ。」
          コジロウ「は? 何でだ?」
          カルロス「マンキー。」
          ムサシ「マンキー?」
          ニャース「ウッキー?」
          コジロウ「そう言えば...」
          マンキー「ウキャーーーーー!!」
          マンキーは完全に怒った!
          カルロス「ほら! 言わんこっちゃない!」
          ナツメ「でもあのマンキー、様子が変だわ!」
          気付いて見るとマンキーの体が突然光り、形が変わり始めた!
          ロケット団「わわわわ、進化したーー!!」
          ???「ブギーーーー!!」
          クリスティ「し、進化したわ! しかも余計に怒ってるわ!」
          コゴロウ「何なんだ、あいつは!?」
          ポケモン図鑑「オコリザル・豚猿ポケモン・マンキーの進化形。 いつも猛烈に怒っており逃げても逃げてもどこまでも追いかけてく
          る。 回りに誰もいない時だけは怒るのをやめている。 しかしそれを見るのは難しい。」
          ブレイク「これは大ピンチ!」
          オコリザル「ブホーーーーー!!」
          オコリザルはサトシ達に襲い始めた!
          アシュラ「やっぱり襲って来るでござるぞ!!」
          ムサシ「アーボ、行け!」
          アーボ「シャーボ!」
          コジロウ「お前も行け、ドガース!」
          ドガース「ドガース!」
          オコリザル「ブヒャーーー!!」
          バキボコバコボカ! オコリザルとロケット団は激しく戦ってる!
          ゼトラ「相手がケンカしてる間逃げた方がいいぜ!」
          シゲル「よし、今の内だ!」
          シゲル達はサトシを持ち上げながら逃げた!
          サトシ「いてててて...あ!! 俺の帽子!」
          帽子は地面の上に落ちていた。
          ピカチュウ「ピカ! ピカチュウ!」
          シャワーズ「今直ぐ帽子を取るから!」
          オコリザル「ブヒヒーーー!」
          ロケット団「きゅーーー...」
          ロケット団は負けた。
          オコリザル「ブホ? ブヒャーーー!!」
          ドスン! オコリザルはピカチュウとシャワーズの目の前に現れた!
          ピカチュウ「ピ!?」
          シャワーズ「え!?」
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ! 奴と目を合わせるな!」
          ピカチュウ「チャアーーーー...」
          シャワーズ「ひーーーー...」
          ピカチュウとシャワーズは目を閉じた。
          オコリザル「ブヒ?」
          オコリザルは帽子を拾い、頭に付けた。
          オコリザル「ブヒャーー!」
          ブルー「帽子が気に入っちゃったみたいね。」
          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」だ!!」
          ピカチュウ「ピカチュウーーーーー!!!」
          ビリリリリリリリリ!! ピカチュウの「電気ショック」!
          オコリザル「ブヒャーーーーーー!!」
          タケシ「効いてるか!?」
          オコリザル「ブホブホ! ブヒャブヒャ!」
          オコリザルは急に暴れ始めた。
          カスミ「オコリザルが暴れてる。 何でかしら?」
          タケシ「多分あいつ、友達が欲しかったのかな? とにかく、ここは俺に任せろ!」
          タケシはオコリザルの近くに来た。
          タケシ「よーし、いい子だからおとなしく...」
          ポケモン図鑑「オコリザルの得意技「暴れる」。 一度この技を出すと攻撃しまくり大混乱になる。」
          バキ!!!! オコリザルの「メガトンパンチ」!
          タケシ「いきなりですかーーーーー!?」
          ヒューーー... タケシは吹き飛ばされた!
          サムライ「つまり、ヤバイんじゃ...」
          オコリザル「ブギャーーーーーー!!」
          サトシ「逃げろーーーーーー!!!」
          サトシ達は逃げた! でもオコリザルはまだ追いかけている!
          サトシ「どうにかしてあいつを止めないと!」
          ―岩場―
          サトシ達はまだ逃げ、オコリザルはまだ追いかけている。 その時カスミ達は二手に分けた!
          サトシ「え!? 何で!?」
          カスミ「あ! サトシ!!」
          オコリザル「ブギギーーーーー!!」
          サトシ「うわーーーー!! 誰か助けてーーーーー!!!!」
          サクラ「あのオコリザルなんでサトシだけ追ってるのかしら?」
          アヤメ「進化前の時相当怒ってたからね。」
          ボタン「サトシはこれからどうなっちゃうのかしら?」
          サトシはまだ逃げ、オコリザルはまだ追いかけている。
          サトシ「うぉーーーーーー!!! まだ追いかけてるぞーーーー!!!」
          シャワーズ「足が疲れたよーーー!!」
          ピカチュウ「ピカピカーーーー!!」
          ―一方ロケット団―
          ロケット団は落とし穴を作っている。
          ムサシ「さっきのは油断したけど...」
          コジロウ「今度は本気で行くぜ!」
          ニャース「どこから来るニャ?」
          サトシ「うぉーーーーーー!!!!」
          ロケット団「え!?」
          サトシ「うわ!?」
          ロケット団「うわ!?」
          ドサ!! サトシはロケット団に当たり、落とし穴に落ちた!
          オコリザル「ブヒ?」
          サトシ「いてててて、何でここに落とし穴が...」
          ムサシ「あいたたたた...」
          サトシ「あ!! ロケット団!!」
          コジロウ「え?」
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーー!!!!!」
          ビリリリリリリリリリ!!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          ロケット団「ぎゃーーーーーーーーーーーー!!!!!」
          オコリザル「ブヒャ?」
          サトシは落とし穴から出た。
          サトシ「うーーー、俺まで痺れちゃったよ...」
          シャワーズ「何で僕まで? あ!!」
          サトシの目の前にオコリザルがいた!
          オコリザル「ブヒヒーー!」
          サトシ「ぐぐぐぐ、俺が負けてたまるか!!」
          ピカチュウ「ピカピ!?」
          シャワーズ「サトシ!?」
          サトシ「決めた! 俺はお前をゲットする! ポケモンマスターを目指すためなら、俺は絶対に逃げない! 勇気を持って、俺はお前
          をゲットする!」
          カスミ「サトシ!!」
          シゲル達はサトシの所へ辿り付いた。
          サトシ「ゼニガメ、「水鉄砲」で奴の頭を冷やせ!」
          ゼニガメ「ゼニゼニー!」
          ブーーーーーー!! ゼニガメの「水鉄砲」! だがオコリザルの頭は余計に熱くなってる!
          オコリザル「ブヒャーーーーー!!!!」
          サトシ「フシギダネ、「葉っぱカッター」だ!」
          フシギダネ「ダネダネー!」
          シュシュシュシュ! フシギダネの「葉っぱカッター」! バシバシバシバシ! だがオコリザルは葉っぱを全て弾き飛ばしている!
          オコリザル「ブホーーーー!!」
          サトシ「ヒトカゲ、君に決めた!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          オコリザル「ブヒャーーーーー!!」
          バキ!!!! オコリザルの「メガトンパンチ」!
          ヒトカゲ「カゲーーーー!!」
          サトシ「ヒトカゲ!」
          バキバキバキバキ! オコリザルは何度もヒトカゲを殴っている!
          ジュン「このままじゃヒトカゲがやられますよ!」
          オコリザル「ブヒャヒャヒャヒャ!」
          ヒトカゲ「カゲーーー...」
          セイヨ「あ! でもヒトカゲの様子がおかしいわ!」
          ブォ! ヒトカゲのしっぽの炎が大きくなった!
          ヒトカゲ「カゲーーーーーー!!」
          ダイスケ「な、何だ!? あいつ、何が起ったんだ!?」
          サトシ「これは一体!?」
          ポケモン図鑑「ヒトカゲの得意技「怒り」。 一度この技を出すと当たるダメージによって攻撃力が溜まり強くなる。」
          サトシ「ヒトカゲにそういう技が隠されていたのか! ヒトカゲ、「火炎放射」で借りを返しな!」
          ヒトカゲ「カゲーーーー!!」
          シャワーズ「出す前に早く帽子を取らなきゃ! このままじゃ燃えてしまう! ピカチュウ!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          ガシ! ピカチュウは帽子をオコリザルから捕らえた! ブォーーーーーーー!!! ヒトカゲの「火炎放射」!
          オコリザル「ブヒーーーーー!!!」
          シャワーズ「やったー!」
          オコリザル「ブホ!? ブギギーーー...」
          ドサ! オコリザルが倒れた!
          サトシ「よーし、俺も決めるぜ! 行け、スーパーボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シューーーー...
          サトシ「よっしゃーーーー!! オコリザル、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ! あ、それから、はい!」
          シャワーズはサトシに帽子をあげた。
          サトシ「ありがとう、ピカチュウ、シャワーズ!」
          マチス「やっとゲットしてよかったな!」
          ナツメ「これでポケモンも増えたみたいね!」
          サトシ「うん!」
          ムサシ「うーーー、いたたたた...」
          コジロウ「何があったんだーーー?」
          サトシ「おや? お前達か! いい物を見せてあげようかい?」
          ポイ! サトシはスーパーボールをロケット団の方に投げた。 ポン! スーパーボールからオコリザルが現れた!
          オコリザル「ブヒャーーーーーー!!!」
          ムサシ「きゃーーーーーー!!」
          コジロウ「わーーーーーー!!」
          バキ!!!!! オコリザルの「メガトンパンチ」!
          ロケット団「やな感じーーーーーーーーーーー!!!」
          キラ!
          オコリザル「ブホブホブホブホ!」
          ブルーザー「また暴れてるみたいだな。」
          サトシ「まあ、それでもいいよな! これからもよろしくな、オコリザル!」
          ―数分後―
          サトシ達は岩場から出て、タマムシシティが見えた!
          クリスティ「あ! 町が見えるわ!」
          カルロス「あれはタマムシシティだな!」
          サトシ「やっとタマムシシティに着いたぜ!」
          コゴロウ「1日掛からずで来れてよかったな!」
          カスミ「これはオコリザルのおかげかな?」
          サトシ「ああ! みんな、タマムシシティでバッジをゲットするためにレッツゴー!」
          全員「おう!」
          オコリザルを新しくゲットしたサトシ達はようやくタマムシシティに辿り着いた。 タマムシシティのジムリーダーは誰なのか? 一体
          どんな戦いが待っているのか? その事は次回へ続く! とその前に、ロケット団はどうなったのであろうか?
          ロケット団「ひゃーーーーーーー!!」
          ドサドサ!! ロケット団が落ちた!
          ムサシ「いたたた、ここはどこ?」
          コジロウ「私は誰? ん?」
          ロケット団の回りにオコリザルたくさんいた!
          オコリザル達「ブホーーーーー!!」
          ロケット団「やな感じーーーーーーーーー!!」
          続く。