第五十一話 起きろ!カビゴン!
          ここは12番道路、別名「フィッシングロード」。 この道は釣り人達がよく来る道で、その道にいたのはサトシ達。 サトシ達はご近
          所山脈でディグダ達とダグトリオ達と出会いながらロケット団とリユニオンのガロンを倒し、新たなポケモンディグダをゲットした。
          その時からダム工事を中止にし、セキチクシティに向うところだが...

          サトシ「あれ? 何だあれは?」
          道の先に大勢の人達がいた。
          シゲル「何であんなに人が多くいるんだ?」
          ブルー「すみません! 一体どうしたのですか?」
          釣り人「おや? お前達もここを通るところかい?」
          カスミ「ええ、そうだけど。 一体何があるのですか?」
          ボーイスカウト「知りたいのなら見てごらん。」
          サトシ「え?」
          道の先には大きなポケモンが寝ていた!
          ???「ZZZZ...」
          タケシ「な、何だ!? あのポケモンは!?」
          ポケモン図鑑「カビゴン・居眠りポケモン・1日に食べ物を400kg食べないと気が済まない。 食べ終わると眠ってしまう。 多少カビ
          がはえていても気にしないで食べ捲くる。 お腹を壊したりもしない。 ポケモンの中では一番体重が重い。」
          短パン小僧「見ての通りこのカビゴンは道を塞いでいるんだよ。 ここに来た時からずーっと寝ていたんだ。」
          虫取り少年「これから次の街に行くつもりなんだけど、このポケモンが邪魔で全然進まないんだ。」
          サムライ「それなら起こせばいいではないか。」
          釣り人「起こしたければ起こしたいぜ。 でも何度もやったんだけど全然起きねえんだ。」
          サトシ「じゃあ、これは俺達に任せな! ゴルバット、君に決めた!」
          ゴルバット「キーーーー!!」
          サトシ「みんな、耳を塞いでくれ!」
          全員は耳を塞いだ。
          サトシ「ゴルバット、「嫌な音」でこいつを起こしてくれ!」
          ゴルバット「キェーーーーーー!!」
          キーーーーーー!! ゴルバットの「嫌な音」! でもカビゴンは起きない。
          サトシ「全然効いてない。 こうなったらビリリダマ、君に決めた!」
          ビリリダマ「ビリリ!!」
          サトシ「ビリリダマ、「自爆」の爆発音でこいつを起こしてくれ!」
          ビリリダマ「ビリ!」
          ドガーーーーーーン!! ビリリダマの「自爆」! でもカビゴンは起きない。
          サトシ「あっちゃー、ビリリダマを無駄に使ってしまったぜ。 次はニャース、君に決めた!」
          ニャース「ニャーーー!」
          サトシ「ニャース、「鳴き声」でこいつを起こすんだ!」
          ニャース「ニャ! フニャーーーーーー!!」
          ニャースの「鳴き声」! でもカビゴンは起きない。
          ボーイスカウト「ほれ、全然起きないだろ?」
          サムライ「だったらゲットすればどうでござるか?」
          サトシ「よし、やってみるぜ! 行け、スーパーボール!」
          ブニョーーン! ボールは跳ね返された!
          サトシ「あれ? ゲット出来ない。」
          短パン小僧「僕達もさっきやったさ。 でもこいつの体が柔らかすぎて全然ゲット出来ないんだ。」
          サクラ「今度は攻撃はどうかしら?」
          サトシ「よし、攻撃してみよう! ピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーーー!!」
          ビリリリリリリリ!! ピカチュウの「電気ショック」! でもカビゴンは起きない。
          サトシ「あれ? 効いてないぞ? それじゃあ、シャワーズ、「水鉄砲」だ!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーーーーー!!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」! でもカビゴンは起きない。
          サトシ「何でだ? 攻撃してもなんで起きないんだ?」
          虫取り少年「僕達も同じ事をしたよ。 でも何度も攻撃しても全然起きないんだ。 それにこいつは寝ている間にダメージを回復する
          んだ。」
          アヤメ「寝ている間にダメージを回復するですって!?」
          ボタン「そうか、カビゴンの得意技は「眠る」だわ! 一回自分が眠ったら、その間体力を自動的に回復するんだわ!」
          アキラ「うるさい音を出しても、攻撃もゲットしても無駄だってわけか。」
          サトシ「これじゃあ、セキチクシティに行かれないな。」
          ムサシ「何かのお困りのようね!」
          ジュン「な、何だ、今のは!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を掛けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          全員「ロケット団!?」
          ヤマト「いるのはムサシ達だけじゃないわよ!」
          セイヨ「今度は何なの!?」
          ヤマト「なんだかんだと聞かれたら...」
          コサブロウ「答えてあげないの普通だが...」
          2人「まあ特別に答えてやろう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため...」
          コサブロウ「地球の平和を守るため...」
          ヤマト「愛と誠実の悪を貫く...」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役...」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には...」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「ダッチューノ!」
          マチス「またユーアゲンか?」
          サトシ「お前らは何しにここに来たんだよ!? まさかまたピカチュウとシャワーズを奪おうとするのか!?」
          ムサシ「悪いけど今回はそんな気分じゃないのよ!」
          ダイスケ「は? じゃあ何でここに来たんだ?」
          コジロウ「最近ここに邪魔なポケモンがいると聞いてな、毎日ここに寝ているから余りにも進めないと聞いた。」
          ヤマト「そこで、私達はこのポケモンを退くのを手伝うのよ!」
          コサブロウ「これこそチームワークでね!」
          ナツメ「貴方達まさか、このポケモンをゲットする気でしょ?」
          ムサシ「ギク!? ど、どうして分かったの!?」
          エリカ「珍しいポケモンだから当然の事ですわ。 それに今のは図星だったみたいでございますわね。」
          コジロウ「まあ、確かに俺達はこいつをゲットするつもりだが、やっぱり負けると俺達は思っているんだけどな。」
          ヤマト「みんなもここを通りたいのでしょ? だからここから通すの手伝うわよ!」
          ブルーザー「何がなんだかよく分かんねえけど、どうするサトシ?」
          サトシ「今回は手伝う気があるしな。 よし、じゃあ今回だけあいつらの手を組もう! そうすれば、先に進める事が出来るぜ!」
          全員「おう!」
          コサブロウは無線を出した。
          コサブロウ「こちらコサブロウ! ニャース、ちゃんと気球を持ってきたか?」
          ニャース「ちゃんとチェーン付きの気球を持ってきたニャ!」
          空から気球が現れた! その時気球からチェーンが出てきた。
          クリスティ「そっか! これを使えば持ちあげる事が出来るのね!」
          サトシ「よーし、早速付けて見ようぜ!」
          カチカチカチカチ! チェーンはカビゴンの両腕と両足にロックした。
          ニャース「ニャンだかみんなと一緒にチームワークするのが感動するニャー...」
          コサブロウ「よし! 持ち上がれ!」
          気球は上に上がり、カビゴンを持ち上がろうとする!
          ピカチュウ「ピカピーカ!」
          シャワーズ「後もう少しだよ!」
          カルロス「なんか全然持ち上がらないぞ。」
          ブチ! 重さのせいでロープが切れ、気球は跳ね飛ばされた!
          ニャース「ニャ!?」
          ドシャーーーーン!! 気球が落ちた!
          ムサシ「気球が落ちた。 作戦A失敗。」
          ニャース「い、今のはニャンニャー?」
          ニャースは落ちた気球から出た。
          コゴロウ「じゃあ、作戦Bは何だ?」
          コジロウ「今考えているところ...あ! そうだ!」
          ブレイク「何か閃いたのか?」
          コジロウ「白雪姫の話し知ってるだろ? ある王子様が眠り続けた白雪姫と口付けした時、白雪姫が起きたんだってさ!」
          ヤマト「あ、そっか! それと同じ事をすれば、カビゴンが起きるのね!」
          コサブロウ「人間はだめだからポケモンを使わなきゃいけねえからな! よし、今から作戦開始!」
          アシュラ「とはいっても、一体どのポケモンを使うのでござるか?」
          サトシ「キス向きのポケモンはいないのかな?」
          タケシ「そうだ! タッツーならどうだ? あいつならキス向きだぜ!」
          カスミ「えーー!? 私のタッツーがするのー!?」
          サトシ「今回だけでいいから頼むよ!」
          カスミ「うーーん、嫌だけどしょうがないなー。 えーとタッツーはどれだっけ?」
          モンスターボールからいきなりコダックが現れた!!
          コダック「コッダーー!」
          ブチュ! コダックはカビゴンをキスした!
          全員「げ!?」
          コダック「グフフーー!」
          バコン! カスミはコダックを殴った!
          コダック「クワ!」
          カスミ「あんたが王子様なわけないでしょ! それになんで勝手に出て来るのよ!?」
          ゼトラ「.........」
          ゼトラは笑いを堪えようとした。
          釣り人「でも全然起きねえぜ。」
          サトシ「た、確かに...」
          ゼトラ「コダックのは無効化だったようだな。 後はロケット団の奴なんだが...」
          シゲル「一体何のポケモンを出すんだろうな。 まさかいつもの...」
          サトシ達はアーボック、マタドガス、ラッタとビリリダマのキスシーンをイメージした。
          全員「げーーーー!!」
          ブルー「何だかイメージしただけで気持ち悪くなったわ...」
          サムライ「でもビリリダマって口あったでござるか?」
          ムサシ「はい、決まりました!」
          コジロウ「王子様役のポケモンはこのポケモンでーす!」
          ロケット団は王子様の衣装をしたニャースを出した。
          ニャース「ニャ?」
          ヤマト「それでは、早速試しに!」
          ロケット団はニャースを無理矢理カビゴンに押し出した。
          ニャース「ニャー、やめろニャーー!!」
          コサブロウ「遠慮せずにやれよ!」
          ニャース「やめろーー!!」
          ブチューー! ニャースはカビゴンをキスした。
          カビゴン「ム!?」
          全員「あ!」
          サクラ「これってまさか...」
          カビゴン「ググググ...」
          カビゴンは嫌な顔をした。
          アヤメ「何だか魘されてるみたいね。」
          ボタン「なんだかかわいそう。」
          ニャース「ニャンでニャーー!?」
          アキラ「やっぱり猫は気に入らないみたいだな。」
          ボーイスカウト「これじゃあ永遠に起きないかもな。」
          ジュン「他にもカビゴンを起こす方法はないんですか?」
          短パン小僧「起こす方法はあるよ。 食べ物を与えさせると起きるかも。」
          セイヨ「食べ物? 食料を持っている人と言えば...」
          全員「タケシ!」
          タケシ「え!? だ、だめだめ! この食料は朝飯、昼飯、晩飯用なんだ! 食料をこいつにあげるなんてもったいないぜ!」
          ダイスケ「やっぱりだめだな。 じゃあ、ロケット団は?」
          ムサシ「え!? 私達はたった缶詰しかないんだもの!」
          コジロウ「あげても上手くねえぜ。」
          サトシ「やっぱり無理だな、ん? 眠っているポケモン? そうだ! いい方法を思い付いた!」
          マチス「何のアイデアを閃いたんだ?」
          サトシ「ヘッヘッヘ、これだよ!」
          サトシはポケモンの笛を出した!
          ナツメ「そ、それは、ポケモンの笛!」
          ブルーザー「その笛、シオンタウンのフジ老人から貰った笛じゃねえか!」
          *詳しい話は「第四十話 フジ老人を救え!」をチェック!
          エリカ「聞いた事はありますわ! これを使えば、眠気覚ましを使わずにポケモンを起こせる事が出来ると言うアイテム!」
          サトシ「思ってたんだけど、こいつを使えばカビゴンを起こせるかもしれないとな!」
          クリスティ「起こせる可能性もあるわ! 早く使ってみようよ!」
          サトシ「おう! それじゃ、行くぜ!」
          ピロローロローピロロロロローー! サトシはポケモンの笛を吹いた!
          カビゴン「カビ?」
          虫取り少年「あ! 起きるみたいだ!」
          カビゴン「カビカビー!」
          カビゴンは目を覚ました!
          サトシ「やったーー! カビゴンが目を覚ましたぜー!」
          カルロス「これで先に進めるぜ!」
          カビゴン「カビ?」
          カビゴンはサトシ達の方へ見た。
          コゴロウ「な、何だ?」
          カビゴン「カビーーーーー!!」
          カビゴンは急に襲いかけた!
          ブレイク「こ、こっちに襲いかけてるぞ!!」
          サトシ「あいつ寝ぼけてるから俺達を襲ってるんだ! と、とにかく逃げろー!」
          ムサシ「え!? ちょ、ちょっと!」
          サトシ達は逃げた! ロケット団は立ったままだった。
          コジロウ「どこへ行く、え?」
          カビゴンはロケット団に襲いかけた!
          ヤマト「これってやっぱり...」
          コサブロウ「いつものパターン...」
          ドカーーーン! カビゴンの「捨て身タックル」! ロケット団は吹き飛ばされた!
          ロケット団1「やな感じーーーーーーーー!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーーーーー!!」
          キラ!
          アシュラ「な、何という馬鹿力でござるか...」
          サトシ「あいつかなり強そうだな。 ど、どうする?」
          釣り人「お、俺はこんな奴と戦いたくねえぜ!」
          ボーイスカウト「そうそう、一応ゲットしたくないし...」
          短パン小僧「僕らのレベルはそれ以上低いし...」
          虫取り少年「じゃ、そういう事で、ごめんなさい! 逃げよー!」
          トレーナー達は逃げた!
          ゼトラ「こ、こら!! 逃げんじゃねえ!!」
          サトシ「もう、しょうがねえな! だったら戦うしかねえぜ! ピカチュウ、シャワーズ、君に決めた!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「任せておいて!」
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリ!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          カビゴン「カビ!?」
          サトシ「シャワーズ、「オーロラビーム」だ!」
          シャワーズ「行くぞー! はーーーーーー!!」
          ビーーーーーー! シャワーズの「オーロラビーム」!
          カビゴン「カビーー!」
          シゲル「効いてるか!?」
          カビゴン「カビカビ! ZZZZ...」
          カビゴンの「眠る」攻撃! カビゴンの体力が回復した!
          ブルー「また眠ったわ! しかもまた体力回復してるわ!」
          サトシ「くそー、手強い奴だ! もう一回ポケモンの笛!」
          ピロローロローピロロロロローー! サトシはポケモンの笛を吹いた!
          カビゴン「カビ?」
          カビゴンは目を覚ました!
          サトシ「よーし、今度は総力戦だ! コイル、ビリリダマ! ピカチュウと一緒に「10万ボルト」!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーーー!!」
          コイル「キューーーン!!」
          ビリリダマ「ビリリーーー!!」
          ビリリリリリリリリリ!! ピカチュウ、コイル、ビリリダマの「10万ボルト」!
          カビゴン「カビーーー!!」
          サトシ「ゼニガメ、ニョロゾ、シェルダー、ヒトデマン! シャワーズと一緒に「水鉄砲」!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーーーー!!」
          ゼニガメ「ゼニーーー!!」
          ニョロゾ「ニョローーーー!!」
          シェルダー「シェルーーーー!!」
          ヒトデマン「デイヤ!」
          バシャ! シャワーズ、ゼニガメ、ニョロゾ、シェルダー、ヒトデマンの「水鉄砲」!
          サトシ「フシギダネ、ウツドン、「葉っぱカッター」!」
          フシギダネ「ダネーーー!!」
          ウツドン「ドーーーン!!」
          グサグサグサグサ! フシギダネとウツドンの「葉っぱカッター」!
          サトシ「ラッタ、ピジョン、「電光石火」!」
          ラッタ「ラーッタ!!」
          ピジョン「ピジョーーーン!」
          ドカドカ! ラッタとピジョンの「電光石火」!
          サトシ「サンドパン、ニャース、「乱れ引っかき」!」
          サンドパン「パーーーーン!!」
          ニャース「フニャーーー!!」
          グサグサグサグサ! サンドパンとニャースの「乱れ引っかき」!
          カスミ「すごい、サトシものすごくがんばってるわ!」
          タケシ「あれならゲット出来るかもな!」
          サトシ「ゴルバット、アーボ、「噛み付く」攻撃!」
          ゴルバット「キーーーー!!」
          アーボ「シャーーボ!」
          ガブガブ! ゴルバットとアーボの「噛み付く」攻撃!
          サトシ「ゴローン、ニドキング、ニドクイン、ワンリキー、エビワラー、「メガトンパンチ」!
          ゴローン「ゴローーーン!」
          ニドキング「キーーーング!」
          ニドクイン「クイーーーン!」
          ワンリキー「リキーーー!」
          エビワラー「エビーーーー!!」
          バキバキバキバキバキ! ゴローン、ニドキング、ニドクイン、ワンリキー、エビワラーの「メガトンパンチ」!
          サトシ「イワーク、ディグダ、「穴を掘る」攻撃!」
          イワーク「イワーーーーー!!」
          ディグダ「ティグーーーー!!」
          ドギャーーーン! イワークとディグダは地面に潜った!
          カビゴン「カビ?」
          ドガーーーーン!! イワークとディグダの「穴を掘る」攻撃!
          カビゴン「カビーーー!!」
          サムライ「すごいでござる! これなら勝てるかもしれないでござるぞ!」
          アキラ「でもまだカビゴンの体力が残ってるぜ!」
          サトシ「スリープ、ユンゲラー、「サイコウェーブ」!」
          スリープ「スリーー!」
          ユンゲラー「ユンゲラー!」
          ミワワワワワワ!! スリープとユンゲラーの「サイコウェーブ」!
          サトシ「スピアー、オニドリル、「乱れ突き」!」
          スピアー「ブーーーン!」
          オニドリル「ギャオーーーー!!」
          ズタタタタタタタ! スピアーとオニドリルの「乱れ突き」!
          サトシ「ラプラス、ギャラドス、「ハイドロポンプ」!」
          ラプラス「分かりました、やってみます!」
          ギャラドス「グォーーーーー!!」
          ブーーーーーーー!! ラプラスとギャラドスの「ハイドロポンプ」!
          カビゴン「カ、カビーー...」
          サトシ「よし! 奴が「眠る」攻撃を使う前に、とどめをさすぜ! コンパン、クサイハナ、君に決めた!」
          コンパン「コンパン!」
          クサイハナ「ハナーー!」
          サクラ「え!? それは、クサイハナ!?」
          アヤメ「いつサトシがクサイハナを持ってたの!?」
          サトシ「タマムシシティジムでレグナと戦ってた時に、ナゾノクサが進化したんだ! コンパン、クサイハナ、「眠り粉」でカビゴンを
          眠らせろ!」
          コンパン「コンパーーン!」
          クサイハナ「ハナーーー!!」
          ボタン「ちょ、ちょっと待って! カビゴンを眠らせたら体力回復してしまうのよ!」
          サトシ「カビゴンの得意技「眠る」は自分を眠らせ、自動的に体力回復するんだ! でも、「催眠術」や「眠り粉」を使えば、体力を
          回復出来ないはずだ! 行けーー!」
          パラパラパラパラ! コンパンとクサイハナの「眠り粉」!
          カビゴン「カ、ビ...」
          カビゴンは寝てしまった!
          ジュン「そう言えば、全然回復していない!」
          セイヨ「これならチャンスだわ!」
          サトシ「よし、とどめはスーパーボールだ!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シューーーー...
          サトシ「やったーー! カビゴン、ゲットだぜ!!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね!」
          ダイスケ「やっとゲットしたみたいだな。」
          サトシ「ああ、でも手強い奴だったぜ。」
          スリープ「スリー、スリ!?」
          サトシ「え? ど、どうしたんだ、スリープ!?」
          スリープの身体は突然光り、形が変わり始めた!
          サトシ「こ、これは、まさか...」
          ???「スリーーパーー!」
          シャワーズ「スリープはスリーパーに進化した!」
          サトシ「やったーー! やっと進化したぜ! よろしくな、スリーパー!」
          スリーパー「リーパー!」
          マチス「でも、ゲットしたおかげでやっとロードがオープンしたようだな!」
          ナツメ「これで先に進めるね!」
          サトシ「ああ、よし! みんな、これでやっと道が開いたし、セキチクジムに向ってレッツゴー!」
          全員「おう!」
          12番道路でカビゴンをゲットし、スリープがスリーパーから進化させたサトシ達。 道がようやく開き、セキチクシティジムへ向うた
          めに、サトシ達の旅はまだまだ続く!
          続くったら続く!