第五十二話 12番道路の事件(前編)
          12番道路でカビゴンをゲットし、スリープをスリーパーから進化させたサトシ達。 道がようやく開いたおかげで先に進む事が出
          来、セキチクシティへ向うところなのだが、まだ12番道路で、仲間を二手に分かり、新たなるポケモンをゲットしようとしているとこ
          ろ。

          サトシ「新しいポケモンいないかなー?」
          ピカチュウ「ピカチュウ?」
          シャワーズ「サトシ、あそこにポケモンがいるよ!」
          サトシ「え、ホントに!?」
          ???「カモカモ!」
          ポケモン図鑑「カモネギ・かるがもポケモン・自分の巣を作るための植物の茎を一本いつも持って歩いている。 茎がはえている
          所に住む。 珍しく数も少ないのでカモネギも減ってきたらしい。」
          サトシ「うぉー、珍しいポケモン! ゲットだぜ! ピカチュウ、「電気ショック」!」
          ピカチュウ「ピカ! ピーカーチュウーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」! 効果は抜群だ!
          カモネギ「カモーーー...」
          サトシ「よし、とどめはスーパーボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーーー...
          サトシ「よっしゃー! カモネギ、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ!」
          サトシ「ああ! 結構簡単な相手だったな! ん?」
          ???「ヤドーーン。」
          シャワーズ「野生のヤドンだ!」
          サトシ「ユウスケと同じく持っていたヤドンだ! あいつはエスパーも持ってるみたいだ、よし! さっそくゲット! シャワーズ、「オー
          ロラビーム」!」
          *ユウスケ:ナツメの兄である。 詳しい話は「第三十五話 ケーシィ! 超能力対決!」と「第四十一話 ゴーストVSエスパー」をチ
          ェック!
          シャワーズ「オッケー! はーーーー!!」
          ビーーーーーーー! シャワーズの「オーロラビーム」!
          ヤドン「ヤドン! ヤドーーーン!」
          ブーーーーー!! ヤドンの「水鉄砲」!
          サトシ「シャワーズ、攻撃をかわせ!」
          シャワーズ「オッケー!」
          シャワーズは攻撃をかわした!
          サトシ「よし、次ぎは「電光石火」!」
          シャワーズ「行くぞーーー!!」
          ドカ! シャワーズの「電光石火」!
          ヤドン「ヤドーーーン...」
          サトシ「よし! スーパーボールでゲット!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーーー....
          サトシ「やったー! ヤドン、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シゲル「おーい、サトシ!」
          サトシ「あ、その声はシゲル達だ!」
          シゲル達が来た。
          シゲル「よ! そっちの調子はどうだ?」
          サトシ「こっちはもう絶好調だぜ! カモネギとヤドンもゲットしたんだぜ!」
          シゲル「へぇー、お前もか! 俺もそうなんだよ! しかもスリープとナゾノクサがやっと進化したんだぜ!」
          ブルー「私もゲットしたわ! 他にも進化もオッケー!」
          カスミ「私はヤドンゲットしたわ!」
          サクラ「私も同じくよ!」
          アヤメ「私もよ!」
          ボタン「私も!」
          アキラ「俺も一応カモネギゲットしたぜ! 念のためにな!」
          セイヨ「私もカモネギとヤドンゲットしたわ! ポケモンも半分ぐらい進化したわ!」
          ジュン「僕もです!」
          ダイスケ「俺も同じだぜ!」
          ナツメ「私はエスパーを持っているヤドンをゲットしたわ!」
          サトシ「みんなもよくやったんだな! よし、そろそろセキチクシティに出発するか!」
          全員「おう!」
          ―数分後―
          サトシ「あれ? 何だあれ?」
          ある家の回りに大勢の人達がいた。
          サムライ「また何かあるのでござるか?」
          サクラ「あそこにジュンサーさんがいるわ!」
          アヤメ「一応話し掛けてみようよ!」
          サトシ「分かった、ジュンサーさん!」
          ジュンサー「あら? 見掛けない子だけど、何かしら?」
          サトシ「あの、貴方はヨヨヨタウンの親戚か何かですか?」
          ジュンサー「あら、知ってるのね! 私はその姉よ! もしかして君はサトシ君?」
          サトシ「え? ああ、そうだけど。」
          ジュンサー「ホントに!? 妹から聞いたわ! 君達は行方不明になった子供達の事件を解決したトレーナー達ね!」
          ボタン「一体何があったのですか?」
          ジュンサー「それが、この家に誘拐事件があったのよ。」
          全員「誘拐事件!?」
          ジュンサー「その被害者はこの道の一番釣りの名人なの。 その名人は色々な水系ポケモンを釣れる事が出来る有名な人な
          の。 それが昨日の夜から急に家の中が争っていたのよ。」
          マチス「そのヴィクテムのネームはなんて言うんだ?」
          ???「ミズオ先生なんだ。」
          釣り人が現れた。
          サトシ「貴方は?」
          釣り人「俺はナオト。 ミズオ先生の弟子さ。」
          ジュンサー「この人がこの事件の発見者なの。 この人今日の朝ここに来て、釣りの練習をしに来たの。 その時家に入った時部
          屋が争っていたの。」
          エリカ「何だか酷い話ですわね。」
          ジュンサー「それだけじゃないのよ。 もっともおかしいのは、水の中に急にポケモン達がいなくなったのよ。」
          全員「何だって!?」
          ナオト「一回釣りをしたら、なぜかコイキングやトサキントなど一匹釣れなくなったんだ。 その後俺のポケモンで調べてみたら、水
          の中にはポケモン一匹もいないんだ。」
          ブルーザー「まさかこの事件と関係するんじゃ?」
          ジュンサー「私もそう思うの。 でも余りにも犯人が分からないのよ。」
          クリスティ「一体犯人は誰なのかしら?」
          コゴロウ「なあ、ナオトさん。 貴方が先生を最後まで見たのは昨日の朝だったよな?」
          ナオト「あ、ああ。 昨日の昼の2時までだったぜ。」
          コゴロウ「その時何か変わった事はなかったか?」
          ナオト「いや、何ともなかったけど。 そう言えば、練習中の時変な奴等がいたな。」
          カルロス「変な奴等?」
          ナオト「ああ、顔や姿はよく見られなかったけど、ある4人組みがさっきから俺達の練習を見ていたんだ。 俺が奴等の方へ見る
          と、急に隠れてしまうんだ。」
          コゴロウ「その4人の姿少しだけ見なかったか? どんな特徴でもいいから教えてくれ!」
          ナオト「えーっと、暗くて見えなかったな。 確か2人の女性がいて、その後もう2人の男性がいて、後ポケモンもいたな。」
          コゴロウ「そのポケモンはどんなポケモンだ?」
          ナオト「確か、猫みたいな形で、頭に小判が付いていて、あ! 思い出した! あの形はニャースだ!」
          全員「ニャース!?」
          ブレイク「おい、犯人てまさか...」
          コゴロウ「ああ、あいつらかもしれない。」
          アシュラ「でもあいつらだったら一体どこにいるのでござるか?」
          コゴロウ「それが問題なんだよな...」
          ゼトラ「ならば探し回ったらどうなんだ?」
          サトシ「じゃあ、みんなで手分けして探そうぜ!」
          全員「おう!」
          ―道のどこかにある場所―
          そこにはロケット団がいて、多くも水系ポケモンを釣っていた。
          ムサシ「オーッホホホホ! 大漁大漁! 水系ポケモンいっぱい釣ってるわ!」
          コジロウ「これでボスに見せれば散々誉められるぜ!」
          ミズオ「もうこれくらいでやめてくれんかね? ワシはもう疲れておるんじゃよ。」
          ヤマト「まだ仕事が終わってないわよ! 水の中にまだたくさんの水系ポケモンがいるんだから!」
          コサブロウ「全部頂くまでやめさせないぜ!」
          ミズオ「とほほ、もう疲れておるのに...」
          ニャース「全部頂けば、そのまま逃がしてやるニャ! だからそれまで我慢するニャ!」
          ???「そうはさせるか!」
          ムサシ「あ! そ、その声は...」
          サトシ達が現れた!
          サトシ「やっと見つけたぞ、ロケット団!」
          コジロウ「み、見つけちゃったの?」
          シゲル「当たり前さ! お前が犯人だと言う事を最初から分かっていたんだよ!」
          ナオト「ミズオ先生! 無事ですか!?」
          ミズオ「おお、ナオト君ではないか! ワシは無事じゃが手が離せないんじゃよ。」
          ブルー「あんた達は一体ミズオさんに何するのよ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ! あれ?」
          ロケット団の前にサトシ達の姿が消えた!
          ヤマト「い、いない...」
          コサブロウ「もしかして...」
          ロケット団の後ろにサトシ達がいた!
          カスミ「大丈夫ですか、ミズオさん?」
          ミズオ「ワシなら大丈夫じゃ。 何ともないよ。」
          ムサシ「ちょっと! 人の話を聞いてよ!」
          コジロウ「話してる間にどっか行くな!」
          ニャース「せっかくいいところだったのにニャー。」
          タケシ「お前達のセリフが長すぎるんだよ。」
          ヤマト「長すぎて悪かったわね!」
          ジュンサー「ロケット団! 貴方達はポケモンを悪事使いと誘拐犯で、逮捕します!」
          コサブロウ「え!? 警察もいたのか!?」
          ムサシ「このままじゃ捕まっちゃうわね。 どうする?」
          コジロウ「いつも逃げるわけねえだろ! 戦おうぜ!」
          ニャース「それでは、ポケモンバトルスタートニャ!」
          ムサシ「行け、アーボック!」
          アーボック「シャーーボック!」
          コジロウ「マタドガス、行け!」
          マタドガス「ドガーース!」
          ヤマト「ラッタも行くのよ!」
          ラッタ「ラーーッタ!」
          コサブロウ「行っておくが、進化したのはムサシとコジロウだけじゃないぜ! 俺のビリリダマもダイナミックなマルマインに進化し
          たぜ! 出てこい、マルマイン!」
          マルマイン「マル!」
          ポケモン図鑑「マルマイン・ボールポケモン・ビリリダマの進化形。 少しの刺激に反応して爆発する。 「爆弾ボール」というあだ名
          で怖がられている。 少しの衝撃を与えると体内のエレクトンエネルギーが溢れて爆発してしまう。 別名はもちろん「爆弾ボール」
          である。」
          サトシ「こいつはかなり強敵だ。 ピカチュウ、シャワーズ、君に決めた!」
          ピカチュウ「ピーカ!」
          シャワーズ「任せておいて!」
          シゲル「俺も手伝うぜ! リザードン、サンダース、行け!」
          リザードン「リザーー!」
          サンダース「サンダーース!」
          ブルー「私も手伝うわ! カメちゃん、ブースターちゃん、力を貸して!」
          カメックス「カメーー!」
          ブースター「ブースターー!!」
          ムサシ「アーボック、「毒針」攻撃!」
          アーボック「シャーーー!!」
          シュシュシュシュ! アーボックの「毒針」攻撃!
          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」攻撃を弾き飛ばせ!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          ビリリリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」! 攻撃は「毒針」を弾き飛ばした!
          コサブロウ「マルマイン、お前の自慢の「10万ボルト」を奴等に見せてもらえ!」
          マルマイン「マルーーーー!」
          ビリリリリリリリリ!! マルマインの「10万ボルト」!
          サトシ「シャワーズ、よけろ!」
          シャワーズ「うん!」
          シャワーズは攻撃をよけた!
          シャワーズ「このままじゃ攻撃出来ないや! どうにかして攻撃しないと!」
          ヤマト「ラッタ、「電光石火」!」
          ラッタ「ラーーッターー!」
          シゲル「お前も「電光石火」だ、サンダース!」
          サンダース「サンダーーース!」
          バキバキ! ラッタとサンダースの「電光石火」! ラッタが先にサンダースに攻撃した!
          サンダース「サン!」
          シゲル「サンダース!」
          コジロウ「マタドガス、「ヘドロ攻撃」だ!」
          マタドガス「マータドガーース!」
          ブーーーー! マタドガスの「ヘドロ攻撃」!
          シゲル「リザードン、「火炎放射」でヘドロを消せ!」
          リザードン「リザーーーー!!」
          ブォーーーーーーー!! リザードンの「火炎放射」! 攻撃は「ヘドロ攻撃」を消した!
          サトシ「こうなったら、同じタイプの技で攻撃だ! シャワーズ、「冷凍ビーム」!」
          ブルー「カメックスもシャワーズと組んで! 「冷凍ビーム」よ!」
          シャワーズ「オッケー、はーーーーーーー!!」
          カメックス「カメーーーーー!!」
          ビーーーーーー! シャワーズとカメックスの「冷凍ビーム」!
          アーボック「シャボ!?」
          カチン! アーボックが凍った!
          ムサシ「あ! 私のアーボックが!」
          シゲル「よし、俺も同じ事をするぜ! リザードン、「火炎放射」!」
          ブルー「ブースターも同じ事をするのよ!」
          リザードン「リザーーーーーー!!」
          ブースター「ブーーーーーー!」
          ブォーーーーーー!! リザードンとブースターの「火炎放射」!
          マタドガス「ドガーース...」
          コジロウ「オーノー! マイマタドガスがーー!!」
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!」
          シゲル「お前もやれ、サンダース!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーーーーー!!」
          サンダース「サンダーーーース!」
          ビリリリリリリリリ!! ピカチュウとサンダースの「10万ボルト」!
          ラッタ「ラッターー...」
          ヤマト「あーー!! 私のラッタがーーー!!」
          コサブロウ「いよいよ俺の番だな。 今度こそ勝ってやるぜ! マルマイン、「体当たり」しながら「大爆発」だ!」
          マルマイン「マーーーイン!」
          マルマインはサトシ達の方に「体当たり」をする!
          サムライ「こっちに来るでござるぞ!」
          サトシ「でもそうはいかないんだよな! イワーク、君に決めた!」
          イワーク「イワーー!!」
          サトシ「イワーク、「叩き付ける」攻撃!」
          イワーク「イワーーーーー!!」
          バキ! イワークの「叩き付ける」攻撃! マルマインは攻撃に当たり、ロケット団に向った!
          マルマイン「マルーーー...」
          サトシ「ナイスヒット!」
          ニャース「こっちに来るニャ...」
          ドカーーーーーーーン!! マルマインの「大爆発」! ロケット団は吹き飛ばされた!
          ロケット団1「やな感じーーーーーーーー!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ちーーーーーーーーー!!」
          キラ!
          サトシ「やったーー!! 勝ったぜーー!」
          シゲル「なかなか手強い相手だったけど、そんなに強くはなかったみたいだな。」
          ブルー「でも、これで事件がようやく終わったんだから!」
          ミズオ「ありがとう、サトシ君! 君達のおかげでワシも無事にいたよ。」
          サトシ「いやー、別にたいした事はないよ。 それからジュンサーさん、ロケット団を逃がしてごめんなさい。」
          ジュンサー「いいのよ、他の妹達や姉達や従姉妹達がやるから心配しないで! この事件を解決したのは貴方達だもの!」
          サトシ「そうだな!」
          ???「事件がこれで終わったとは大間違いだぜ!」
          全員「え!?」
          バシャーーーーーーーン! 水の中から謎の影が現れた!
          サトシ「な、何だ!?」
          突然謎の影が現れた! 一体相手は何者なのか!?
          続く。