第五十六話 セキチク忍者対決!(後編)
          セキチクジムでロケット団を倒し、キョウも倒したが、突然爆発が起き、謎の敵が出現した!

          コゴロウ「そこにいるのは誰だ!?」
          ???「おや、そこにいるのはサトシか?」
          サトシ「な、何で俺の名前を!?」
          ???「前にヘレクから聞いたぜ。 シザーストリートでアーマーナイトを倒したのはお前達だとな!」
          サトシ「ヘレク、シザーストリート、アーマーナイト!? ま、まさか...」
          ???「クックック、そうさ! お前の思ってる通りだぜ! 俺は液体を操り、毒という凶器の一つを持つ戦士。 液体こそ毒を持ち、
          それを生物として操る液体使い。 俺はリユニオンの一人、「液体獣軍団」の団長、ヴァルプだ!」
          全員「ヴァルプ!?」
          ???「そこにいるのはヴァルプだけじゃないぜ。」
          全員「え!?」
          ???「俺も奴と同じリユニオンの一人。 影を使い、忍者を操る影使い。 暗闇に住む物を操る影の戦士。 俺は「忍術影軍団」の
          団長、フェラルドだ!」
          全員「フェラルド!?」
          キョウ「知ってるでござるか、サトシ殿?」
          サトシ「ああ、あいつらは...」
          サトシはキョウ、アヤとタツヤにリユニオンの事を説明した。
          キョウ「な、何だと!?」
          アヤ「あいつらが人間とポケモンとこの世界を狙う悪の戦士達なの!?」
          ヴァルプ「その通りだ!」
          タツヤ「何で悪の戦士であるあいつらがここにいるんだ!?」
          ヴァルプ「この屋敷には毒系ポケモンが多くてよう、そいつらのエネルギーを奪いに来たのさ! でもフェラルドは違うぜ!」
          フェラルド「この屋敷にも忍者がいるらしいな。 忍者と言えば忍術を使う事。 俺はここの忍者達の命を取りに来たのさ!」
          ブレイク「な、何だって!?」
          フェラルド「そこにいる3人は忍者らしいな。 まあ、多くなくても俺は構わん。 全員の命を頂くぜ! ニンジャよ、行け!」
          ニンジャ「うぉーーーー!!」
          聖剣図鑑「ニンジャ・忍者モンスター・暗闇で人間を暗殺する人間タイプのモンスター。 暗殺者でもモンスターの一つでもある。
          影の中に入って姿を消す事が出来る。 手裏剣や色々の忍術を使う。」
          ヴァルプ「スライム達よ、お前らも掛かれ!」
          スライム達「スラスラーーー!!」
          聖剣図鑑「スライム・液体モンスター・伝説の生物と呼ばれ「グリーンスライム」と言う別名も持つ。 身体には猛毒が入っており触
          ると毒を浴びてしまう。 時々形が変わる事もあり分裂する事もある。」
          サトシ「こうなったら戦うしかねえ! ピカチュウ、「10万ボルト」!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリリリ!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          スライム達「スラ?」
          サトシ「き、効いてない!?」
          ニンジャ「何やってんだよ!? 食らえ、「手裏剣」だ!」
          シュシュシュシュ! ニンジャの「手裏剣」!
          アシュラ「危ない! みんな、除けるでござる!」
          サトシ達は攻撃を避けた!
          ニンジャ「ち! かわしやがった!」
          シゲル「く、このままじゃ攻撃も出来ねえぜ! 何とかあいつらを倒せねえと...」
          コゴロウ「ふっふっふ、ようやく俺の出番が来たようだな!」
          サトシ「え?」
          コゴロウ「サトシ、ここは俺に任せな! 最後の所までになったら、直ぐにとどめをさせてくれ!」
          ブルー「一体何するの!?」
          コゴロウ「まあ、みんなに驚かせたい物があるんでね。 じっくり見てとけよ!」
          サトシ「コゴロウ?」
          ヴァルプ「フン! 何カッコ付けて言ってんだよ! まさかお前もう死ぬ覚悟をしてるって言ってねえだろうな!」
          フェラルド「お前も忍者の魂を持っているようだな。 まあこいつの命を貰うのもいいな。」
          コゴロウ「何寝ぼけて言ってんだよ? 俺はお前に見せる物があるって言ったはずだろ?」
          2人「え?」
          コゴロウ「お前達にも見せてあげようか。 俺が最強の忍者に生まれ変わるのを! この「夜目のサイコロ」を使ってな!」
          全員「「夜目のサイコロ」!?」
          コゴロウ「こういうアイテムはある効果があるんだよ。 その効果は自分の力を最大に最強にする物。 自分を新たなる戦士に変わ
          る物。 その名は、「クラスチェンジ」だ!!」
          全員「クラスチェンジ!?」
          ピカーーーー!! コゴロウは「夜目のサイコロ」を使い、身体が突然光った!
          ヴァルプ「わ、何だ!?」
          フェラルド「眩しすぎて何も見えない!」
          眩い光がおさまった!
          サトシ「ん、な!?」
          ヴァルプ「やっと終わった、な!?」
          フェラルド「こ、これは...」
          コゴロウ「待たせたな! 「ナイトブレード」コゴロウ、参上!」
          全員「な、ナイトブレード!?」
          コゴロウはナイトブレードにクラスチェンジした! その姿は黒い服とマントをし、髪の毛は黄色に変わり、目の色が赤色になっ
          た!
          ブルーザー「く、クラスチェンジしやがった!」
          サトシ「クラスチェンジ?」
          ブルーザー「その戦士がクラスチェンジをする決心をする時にする物さ。 そのレベルが高ければ、そのクラスに変える事が出来る
          のさ。 レベルがより高ければ、その秘密アイテムで最強のクラスへ変える事が出来るのさ!」
          カスミ「じゃあ、今のコゴロウは最強になったの!?」
          ブルーザー「ああ、しかもその姿は闇のクラスだ!」
          コゴロウ「どうだ、驚いたろう? 聖剣世界から来た戦士こそ、クラスチェンジも出来るのさ! そして今でも最強化だ! 今でもお前
          はこの俺に倒せる事は出来ねえだろう!」
          ヴァルプ「く、ふざけるな! 最強と決め付けるんじゃねえ!! スライム達よ、行け!!」
          スライム達「スラーーーーー!!」
          コゴロウ「スライム達よ、安らかに焼き散らすがいい!! 「火炎ブレス」!!」
          ブォーーーーーーー!! コゴロウの「火炎ブレス」!
          スライム達「スラーーー...」
          ヴァルプ「な、何!? スライム達が!?」
          聖剣図鑑「ナイトブレードの得意技「火炎ブレス」。 口から火炎を吐き出し相手を焼き散らす事が出来る。」
          フェラルド「ならばニンジャ! 殺っちまえ!!」
          ニンジャ「食らえーーー!!」
          コゴロウ「動き封じ! 「金縛りの札」!」
          ビタ! ガシン! コゴロウの「金縛りの札」! ニンジャの動きが止まった!
          ニンジャ「な、に!?」
          コゴロウ「サトシ、今だ!」
          サトシ「おー! アーボ、「毒針」攻撃!」
          アーボ「シャーーボ!!」
          シュシュシュシュ! アーボの「毒針」攻撃!
          ニンジャ「ぐぁ!?」
          サトシ「よし、毒を浴びてる! 浴びてる間ピカチュウ、とどめの「雷」!!
          ピカチュウ「ピカチュウ! ピーカーチュウーーーーー!!」
          ドガーーーーーーン!!! ピカチュウの「雷」!
          ニンジャ「ぐぁーーーー...」
          フェラルド「な、ニンジャまで!?」
          サトシ「よっしゃー! これで俺達の勝ちだ!」
          コゴロウ「さあ、どうする? このまま俺と戦うか?」
          ヴァルプ「く、くそ!! 取り合えずここは諦めるとする! だが俺達はまだ終わったわけじゃねえぜ!」
          フェラルド「今度また会ったら、絶対に俺達が貴様らを倒してやるぜ! いつかどこかで、また会おう! ハーッハッハッハッハ!
          !」
          シュンシュン! ヴァルプ、フェラルドは突然姿を消した!
          コゴロウ「また逃げたか。 でも勝ったからいいや。」
          タケシ「すげーぜ、コゴロウ! あんなに強いとは生まれて始めてみたぜ!」
          サムライ「でもクラスチェンジしたのはいいのでござるが、元に戻れるのでござるか?」
          サクラ「一回クラスチェンジしたらもう二度と元に戻れないの?」
          コゴロウ「心配するな! 俺達の場合では、元に戻れる事が出来るんだよ。 例え、いつでもな!」
          シュン! コゴロウは元の姿に戻った!
          アヤメ「も、元に戻ったわ!」
          ボタン「さすが聖剣世界から来た忍者だわ。」
          アーボ「アーボ、アボ!?」
          サトシ「え、どうしたんだ、アーボ!?」
          アーボの身体が突然光り、形が変わり始めた!
          アキラ「おー、これってまさか...」
          ???「シャーーボック!」
          セイヨ「アーボックに進化したわ!」
          サトシ「やったー! 進化したぜ! これからもよろしくな、アーボック!」
          アーボック「アーボック!」
          ―数分後―
          キョウ「サトシ殿、拙者を倒し、彼奴らから屋敷とポケモンを守ってくれた証、ピンクバッジをさし上げよう! その約束通り4人分
          も!」
          サトシ「サンキュー! これでピンクバッジ、ゲットだぜ!」
          シゲル「俺もゲットだぜ!」
          ブルー「私もゲットだぜ!」
          アキラ「俺もゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ!」
          サトシ「ああ! あ、そうそう。 頼みがあるんだけどさ。 俺達の仲間にしてくれないか?」
          キョウ「それはなぜでござるか?」
          サトシ「俺達リユニオンを倒すために仲間を集めながら旅立ってる事もあるんだ。 仲間が多ければ、リユニオンを倒せるかもしれ
          ないと俺は思ってるんだ。 仲間にしてくれないか?」
          タツヤ「リーダー、アヤさん、行ってください!」
          アヤ「え!? でも...」
          タツヤ「ジムは俺に任せてください! 何があっても、俺はジムのポケモンを全て守ります! だからサトシ達と一緒にリユニオンを
          倒しに行ってください!」
          キョウ「お主、すまんな! それではサトシ殿、よろしくお願いするでござる!」
          アヤ「よろしくね、サトシ!」
          サトシ「ああ、こちらこそよろしく!」
          ジュン「これで仲間増えましたね、サトシさん!」
          サトシ「うん!」
          セキチクジムでリユニオンを倒し、ピンクバッジをゲットしたサトシ達。 アーボもアーボックに進化し、コゴロウのクラスチェンジも見
          たし、キョウとアヤも新たなる仲間になり、サトシ達の旅はまだまだ続く!
          続くったら続く!