第五十八話 ガルーラの子守り歌
          ここはサファリランド。 このジャングルは色々な珍しいポケモン達が住んでいて、そこにいたのはサトシ達。 サトシ達はララミー族
          の保護区でフウコとドリオと出会い、ロケット団を倒し、ポケモンレースに優勝した。 その時までフウコのポニータはギャロップに
          進化し、フウコとドリオは新たなる仲間になり、サトシ達はサファリランドに着いた。

          サトシ「わーー! 珍しいポケモンいっぱいだぜ!」
          シゲル「ここは珍しいポケモン達が住むジャングルだからな!」
          ブルー「何だかゲットしたい感じだわ!」
          ゼトラ「おい、フウコ。 お前その腕治したいんだろ? 俺が治してあげようか?」
          フウコ「え? でもどうやって?」
          タケシ「そう言えばゼトラ体力回復する「マテリア」って言う物持ってたな。」
          ゼトラ「ああ、その折れた腕早く治したいんだろ? 今治すから少し位待ちな。」
          フウコ「う、うん。」
          ゼトラ「行くぜ、「フルケア」!」
          パーーーー!! ゼトラの「フルケア」!
          フウコ「あれ、腕が、治った!!」
          カスミ「腕が治ってよかったね、フウコ!」
          フウコ「うん!」
          ドリオ「え、でもなんでそんな魔法最初から出さなかったんだ?」
          ゼトラ「そういう風に考えなかったからな。」
          サトシ「あ、そう。 あ!」
          草地にラッキーがいた!
          ピカチュウ「ピカチュウー!」
          シャワーズ「あそこにラッキーがいるよ!」
          サトシ「おー! しかも珍しいポケモンだぜ! 早速ゲッ...」
          ガサ! 草地の中からラッキーの帽子を被り、ショットガンを持ったジュンサーが現れた!
          サムライ「おろ? ジュンサー殿ではないでござるか! しかも拳銃付きの...」
          ジュンサー「私はジュンサーです! 貴方達はこのサファリゾーンの密猟者として、逮捕します!」
          全員「えーーーーーーー!?」
          ―ジュンサーのテント―
          ジュンサー「このジャングルは誰も入ってはいけないジャングルなの! 危険な事も起こり、いかにも捕獲してはならないジャング
          ルなの!」
          サクラ「立ち入り禁止だったのね、このジャングルって。」
          アヤメ「あのララミー族の保護区と同じね。」
          ボタン「あの、別にわざと入ったわけじゃないのよ!」
          アキラ「そうそう、俺達がここに入る前に立ち入り禁止なんて知らなかったんだよ!」
          ジュンサー「まあ、それは分かってるわ。 どうせわざとじゃない事は知ってるわ。 知らなかったのなら今回は許すわ!」
          サトシ「ホントに? ありがとうございます! ところで、あのラッキーの帽子は?」
          ジュンサー「これはカムフラージュ用の帽子なの。」
          サトシ「そ、そうですか。」
          シャワーズ「変わったか道具だね。」
          ピカチュウ「ピカピカ。」
          ビーービーービーービーー!! サイレンが鳴った!
          ジュンサー「また密猟者だわ! 早く行かないと!」
          サトシ「待って、おわびに俺達も手伝います!」
          ―ガルーラ達の住処―
          ガルーラ達「ガルルーー!」
          ロケット団はジープの中で望遠鏡でガルーラ達を見ていた。
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ニャース「グズグズしてる場合じゃニャいニャ! 早くあのガルーラをゲットするニャ!」
          ムサシ「お任せ! ネットミサイル発射!」
          コジロウ「ポチッとな!」
          ポチ! ピューーーーー... コジロウはボタンを押し、ネットミサイルを発射した!
          ガルーラ達「ガル!?」
          ボーーーン! バサ!! ミサイルは爆発し、ネットがガルーラ達の上に落ちた!
          ガルーラ達「ガルルーーーー!!」
          ムサシ「ヤッホー、大成功!」
          その時木の中に謎の影がいた。
          ???「ウララーー!」
          コジロウ「ネットに入ってる間ゲットだぜ!」
          ムサシ「それじゃ、まず私からよ! 行け、モンスターボール!」
          ブンブンブンブン! バシ!! 謎のブーメランはモンスターボールを弾き返した! バキ! モンスターボールはムサシに当たっ
          た!
          ムサシ「いた!? な、何よ今のは!?」
          ターザンのようなカッコをした子供が現れた!
          子供「ウララーー!!」
          グサ! 子供はブーメランでネットを切った!
          子供「ウラ、ウラ!」
          ガルーラ達「ガルーー。」
          コジロウ「あ、何すんだよ!? せっかく捕まったのに!」
          子供「ウララーーー!!」
          ガルーラ達「ガルーーー!!」
          ロケット団の回りにガルーラ達が巻き込まれた!
          ムサシ「て、これってもしかして...」
          コジロウ「何で早くもだよ?」
          ガルーラ「ガルーーーー!!」
          ドカ!! ガルーラはしっぽでロケット団を叩き飛ばした!
          ロケット団「やな感じーーーーーーーー!!」
          子供「ウララー!」
          子供はガルーラのお腹の袋に入った。
          子供「ウラ、ウララー!」
          ガルーラ達は行ってしまった。 その時ジュンサーのジープに乗ったサトシ達が来た。
          セイヨ「わーー! ガルーラ達あんないっぱいいるなんてすごいわ!」
          ポケモン図鑑「ガルーラ・親子ポケモン・メスはお腹の袋に子供を入れて育てる。 連続パンチ攻撃が得意。 子供を守るためにな
          らどんな相手にも立ち向かっていく。 一回攻撃がお腹に当たってしまうと子供が死んでしまう可能性もある。」
          ジュン「それが危ない事ですね。 ところでさっきの子供は?」
          ジュンサー「あの子はターサンと言って、ガルーラ達を見張ってる子なの。 何で子供がこんな所にいるか分からないんだけど、話
          によると子供はガルーラに育てられたと言う話もあったわ。」
          ダイスケ「なるほど、ん? 何だあれは!?」
          サトシ「え!?」
          空を見たらヘリコプターが降りてきた!
          サトシ「また密猟者か!?」
          ヘリコプターが降り、謎の2人が現れた!
          ???「こんにちはー! 私はタロウのパパさんデース! パパさんは息子タロウを見かけませんでしたか?」
          全員「は?」
          タロウの母「そんな事を言っても分からないでしょ?」
          タロウの父「おー、それなら失礼したのデス!」
          ―ジュンサーのテント―
          タロウの母「実はこの事が起ったのは5年前でした。 その時はタロウは3歳の時でした。 私達はヘリコプターで旅行しに行った時
          に起ったのです。」
          この先は5年前の出来事を見せます。
          タロウ「あははははは!」
          タロウの母「パパ、タロウを外にぶら下げないでください! 落としたらどうなるんですか?」
          タロウの父「大丈夫デス! ちゃんとパラシュートを付けたから安心...」
          ズル! タロウの父はタロウを落とした!
          タロウの父「お?」
          タロウ「あははははは!」
          タロウの父「タロウが先に落ちたのデス!」
          タロウの母「きゃーーー!! タロウーーー!」
          ―ジャングルの中―
          木にぶら下がっていたのはパラシュートだけだった。
          タロウの父「残ったのはパラシュートだけデス。」
          タロウの母「タロウは一体どこに...貴方って言う人はーー!!」
          タロウの父「ひ!」
          以上、これでお終いです。
          タロウの母「あれから捜したのですが、全然見つからないのです。 おかげでこっちが悲しく...」
          サトシ達は感動していた。
          サトシ「何だか悲しい話だな。」
          ピカチュウ「ピカ...」
          シャワーズ「なんて言う悲しい話なんだろうね!」
          タロウの母「それが、ある写真を入手したのです。」
          マチス「そのフォートは何なんだ?」
          タロウの母「年格好といい...」
          タロウの母はガルーラのお腹の袋に入ったターサンの写真を見せた!
          タロウの父「この写真は間違いなくタロウデス! パパさんは信じていました!」
          ジュンサー「あ、この子なら直ぐに会えますよ。 住所録見ましょうか?」
          タロウの母「え?」
          タロウの父「それなら助かるのデス!」
          ―ジャングルの中―
          サトシ達はストレッチャーみたいな物を持ち歩き、それはタロウの父と母が乗っていた。
          サトシ「な、何で俺達がこんな事をしなきゃいけねえんだよ?」
          タロウの母「すみません、パパは社長さんなのでとても体が弱い物で...」
          キョウ「それだけででも重過ぎるでござるぞ!」
          エリカ「サトシさん、私も手伝いましょうか?」
          サトシ「あ、いいんだよ。 平気だから!」
          アヤ「あら? あそこに何か見えるわ!」
          道の先にはガルーラの子供がいた!
          ガルーラの子供「ミーー!」
          フウコ「あ! この子ケガをしてるわ!」
          ドリオ「きっとあるポケモンがやったんだな!」
          タケシ「ちょっと待って! 今いい傷薬を出すから!」
          タケシはいい傷薬を出した!
          タケシ「ちょっと染みるかもしれないが、我慢しろよ!」
          タケシはガルーラの子供にいい傷薬を使った!
          ガルーラの子供「ミーーー!!」
          ターサン「ウーララーーー!!」
          全員「え!?」
          ブンブンブンブン! ターサンが現れ、ブーメランを投げた!
          ブルーザー「げ!! 伏せろ!!」
          サトシ以外全員伏せた! バキ!! ブーメランはサトシに命中した!
          サトシ「うげ!?」
          ターサン「ガルーラの子供いじめる! ターサン許さない!」
          カスミ「違うのよ! 私達はガルーラの子供のケガを治そうとしてるのよ! それなのに...」
          ターサン「ウラ?」
          ターサンはカスミの胸を見た。
          ターサン「オッパイ飲んでもいい?」
          カスミ「は!?」
          ヨロ! カスミはこけた! バキ!!! カスミはターサンを殴った!
          ターサン「あがが...」
          カスミ「何でそういう風になるのよ!?」
          カルロス「こいつ成長遅れてるな。」
          タロウの父「そのオッパイ好きな子は間違いなくタロウデス!」
          タロウの母「タロウちゃん! 無事だったのね!」
          ターサン「お前達誰だ!」
          コゴロウ「おい、親に向って「お前達誰だ」じゃねえだろ!」
          クリスティ「仕方ないわよ、この子余り本当の両親の記憶が残ってないから。 ほら、この人達は貴方の本当の両親よ! そして
          貴方の本当の名前はタロウよ! よーく見てごらん!」
          ターサン「ママ、パパ?」
          ターサンの記憶の中にはガルーラに育てられ、子守り歌を歌ってたところしか覚えてなかった。
          ターサン「違う! あれは僕のママとパパじゃない!」
          クリスティ「タロウ...」
          ターサン「僕のママはガル...」
          バキ!! タロウの父は真木でターサンを殴った!
          タロウの母「パパ! 何て事するんですか!?」
          ドサ! ターサンは倒れた!
          タロウの父「覚えてなくても後で説得するんデス!」
          タロウの母「タロウ! しっかりして! タロウ!」
          その時ターサンは赤ん坊の時を思いだし、自分の本当の母親を思い出した。
          ターサン「...う、ま、ママ?」
          タロウの母「タロウ! 大丈夫!? ケガはない!?」
          ターサン「ママ、ママなの?」
          タロウの母「タロウ、やっと思い出したのね! さっきのショックで思い出したのね! ママは本当に嬉しいわ!」
          タロウの母はターサンを抱いた。
          タロウの父「パパさんも思い出すのデス!」
          タロウの父は胸を見せた!
          ブルーザー「行こうぜ、みんな。」
          ブレイク「おう!」
          タロウの父の後ろにブルーザー、カルロス、コゴロウ、ブレイク、アシュラとゼトラが現れた!
          ブルーザー「必殺、「6手強撃拳」!!」
          バキ!!!!!! ブルーザー達はタロウの父におもいっきり殴った!!
          タロウに父「あががが...」
          ドサ! タロウの父が倒れた!
          カスミ「ちょっと、何するのよ!?」
          アシュラ「この方が邪魔なので少し気絶させたでござる!」
          ゼトラ「こいつが目を覚めるまでどっかに埋めようぜ。」
          ブルーザー達はタロウの父を連れて行ってしまった。
          タロウ「この人が、僕のママ? じゃあ、ガルーラは...」
          ジュンサー「サトシ君! 大変よ!」
          ジュンサーが現れた!
          ジュンサー「大変よ! ガルーラ達の住処にまた密猟者が現れたわ!」
          サトシ「何だって!?」
          シゲル「またロケット団だな!」
          ジュンサー「とにかくみんな、ジープに乗って!」
          サトシ達はジープに乗り、行ってしまった。
          ターサン「ガルーラ危ない! 助けなきゃ!」
          タロウの母「あ、タロウ!」
          ターサンは行ってしまった。
          タロウの母「あの子まだガルーラが親だと思ってるんだわ。 やっぱりガルーラが母親だと思ってるのね。」
          タロウの母は落ち込んだ。
          タロウの父「そんな事はないデス!」
          ドギャーーーーン! タロウの父は土の中に現れた!
          タロウの母「ぱ、パパ!? どこから来たの!?」
          タロウの父「さっきの人達に埋もれてしまったのデス。 それよりタロウを助けなきゃいけないのデス! なぜかと言うとタロウはパ
          パさん達の息子デス!」
          タロウの母「パパ...」
          ―ガルーラの住処―
          ガルーラの住処にジープに付いたガルーラのメカがあった。 その中にいたのはロケット団だった!
          ニャース「今度こそこのメカガルーラで、ガルーラ達全部頂きニャ!」
          ムサシ「それでは、傷付いたガルーラのモノマネをします! ガルルーーーー!!」
          ムサシの声はスピーカーから流れていた。
          ガルーラ達「ガル?」
          メカガルーラの口にコジロウが現れた!
          コジロウ「よく来ました! 麻酔銃でお休みなさい!」
          バンバンバンバン! コジロウはガルーラ達に麻酔銃を撃った!
          ガルーラ達「ガルーーー...」
          ガルーラ達は寝てしまった! だがもう一匹はまだ起きていた!
          ガルーラ「ガル!? ガルーーー!!」
          バン! コジロウはガルーラに麻酔銃を撃った!
          ガルーラ「ガル...」
          ガルーラは寝てしまった!
          ニャース「ニャーハハハ! これで全部ゲットだニャ!」
          その時ターサンが現れた!
          ターサン「ガルーラいじめる! ターサン許せない!」
          コジロウ「あ、さっきのガキだ!」
          ターサン「ウーララーーー!!」
          ブンブンブンブン! ガン! ターサンはブーメランを投げたが、全然効いてない!
          ターサン「う!?」
          コジロウ「次はこっちが攻撃だぜ! 食らえ、必殺、「ロケットパンチ」!」
          グイ! コジロウは「ロケットパンチ」の紐を引っ張ったが、何も起らない。
          コジロウ「あれ? 動いてない。」
          ムサシ「何だって!?」
          その時サトシ達が現れた!
          サトシ「やっと見つけたぜ、ロケット団! 今度こそガルーラ達を渡さないぜ!」
          ムサシ「ヤバイ、ジャリーボーイだわ! ニャース、逃げるわよ!」
          ニャース「逃げようとするけど、ジープが動けニャいニャ!」
          ロケット団「え!?」
          コジロウ「ちょっと待ってよ、コントロールが勝手に動いてると言う事は、まさか...」
          ???「そのまさかだぜ!」
          全員「え!?」
          メカガルーラの頭の上に謎の影が現われた!
          ???「ハーッハッハッハ! 久しぶりだな、サトシ! こんな所でまた会うとは知らなかったぜ!」
          サトシ「だ、誰だ!?」
          ???「は? もう忘れたのかい? 一度イワヤマトンネルで会ったはずだろ?」
          サトシ「イワヤマトンネル? あ! ま、まさか...」
          ???「そうさ、そのまさかだ! 俺は機械を操る機械使い! 全てはロボットを使う戦士! そう、俺は「鉄工器軍団」の団長、ラ
          マセスだ!」
          全員「ラマセス!?」
          コジロウ「やっぱりだ、あの時メカイワークを操ってた時と同じだ!」
          *詳しい事は「第三十七話 怪獣マニアの怪獣対決」をチェック!
          ジュンサー「知ってるの、サトシ君?」
          サトシ「ああ、実はあいつは...」
          サトシはジュンサーにリユニオンの事を説明した。
          ジュンサー「何ですって!? リユニオンって言う組織は人間とポケモン抹殺を狙い、世界を破壊しようとしている悪党なの!?」
          サトシ「ああ、しかもここに来た理由は、あのメカを操るためだと思うんだ!」
          ラマセス「よく知ったな、サトシ! でもよ、そこの警察のお姉さんよ! 俺達は組織じゃねえぜ! 俺達は破壊を楽しむために生ま
          れた悪の戦士達なんだよ! こんな所にメカがあったから、ちょうど潰すための操り人形になると思ってな! 今でもこいつを操って
          るのさ、お前達を潰すためにな!」
          タケシ「何だって!?」
          ラマセス「このメカの操縦は全部俺が操ってるのさ! 今でも最強になった俺には倒せる事は出来まい! 遠慮なく全員死なせて
          もらうぜ!」
          メカガルーラはサトシ達に襲い始めた!
          サムライ「わ、危ないでござる!」
          ラマセス「こいつが言ってたこの「ロケットパンチ」でもくたばれ!」
          ドンドン! メカガルーラの「ロケットパンチ」!
          サトシ「うわ、避けろ!!」
          サトシ達は攻撃を避けた!
          サトシ「くそー、こんな時に負けてたまるか!」
          ターサン「ウララーーー!」
          ブンブンブンブン! ガン! ターサンはブーメランを投げ、ガスの蓋を外した!
          ニャース「ニャ!? それはガスタンクだニャ!」
          ガスが零れ始めた!
          サトシ「よし、チャンスだ! ヒトカゲ、「火炎放射」!」
          ヒトカゲ「カゲーーー!!」
          ブォーーーーーーー!! ヒトカゲの「火炎放射」! ブォ!!!! メカガルーラが燃えた!
          ロケット団「あぢーーーーーーー!!」
          ラマセス「何!?」
          サクラ「これでやっと倒したわ!」
          ラマセス「そう思ったら大間違いだ!」
          ギラ! メカガルーラの目が赤く光った!
          サトシ「何!?」
          ラマセス「言ったはずだ! 最強になった俺には倒す事が出来まいと! だから燃えても俺は無敵のままだ! ハーッハッハッハッ
          ハ!」
          アヤメ「これじゃ、危険すぎるわ!」
          ボタン「サトシ、これはやっぱり逃げるしかないわよ!」
          サトシ「ボタンの言う通りだな、とにかく逃げよう!」
          サトシ達は逃げた!
          ラマセス「死ぬまで逃がさんぞ!」
          ムサシ「私達も逃げよう!」
          コジロウ「脱出してもドアが勝手にロックしてるよー。」
          ニャース「ニャーーハハハ、誰か助けてニャーーー!!」
          その時ヘリコプターがメカガルーラの方へ向っていた!
          ラマセス「何だあれは?」
          タロウの父「一気に突っ込むのデス!」
          全員「何!?」
          ラマセス「あいつら、死ぬ気か!?」
          ターサン「パパ、ママ!」
          ラマセス「このままじゃ俺までやられる! とにかく今回はこれくらいにする! だがまた会う事になったら、絶対にお前らを潰して
          やるぜ! それまでに覚えてろよ!」
          シュン! ラマセスの姿は突然消えた! ドカーーーーーーーーーン!! ヘリコプターはメカガルーラに当たり、爆発した! その
          時ロケット団は吹き飛ばされた!
          ロケット団「やな感じーーーーーーーーーー!!」
          キラ!
          ―夕方―
          アキラ「あいつの両親、命懸けでやったんだな。」
          セイヨ「タロウのためにあんな事をするなんて...」
          ターサン「う、う、うわーーーーーん! パパ、ママーーー!!」
          ターサンは泣き始めた。
          ジュン「なんだか可愛そうな子ですね。」
          マチス「プアーリトルチャイルドだな。」
          ガラ... 破壊されたメカガルーラに何か動いた。
          ターサン「う!?」
          ガラ! 破壊されたメカガルーラの中から、ターサンと同じ衣装をしたタロウの父と母が出て来た!
          ターサン「パパ、ママ!?」
          ナツメ「無事だったのね!?」
          タロウの父「あれぐらい死なないのデス!」
          タロウの母「タロウ、貴方に嫌な思いをさせてごめんね。 ママ達は貴方と一緒に暮らすわ。 ここにいるのならママ達もここに暮ら
          すわ。」
          タロウの父「もちろんパパさんもデス!」
          ターサン「あ...パパ、ママ!」
          ターサンはタロウの父と母と抱き合った!
          タロウの母「これからも一緒よ、タロウ!」
          ターサン「うん!」
          シャワーズ「これで一緒になったね。」
          ピカチュウ「ピカー。」
          ―次の日―
          ジュンサー「昨日はありがとう、おかげでガルーラ達も救う事が出来たわ!」
          サトシ「いや、いいんだよ! どうせガルーラ達を救ったのはタロウだし。」
          エリカ「でも私たちもタロウ君と組みましたよ。」
          サトシ「まあ、そう言う事かな?」
          ジュンサー「君達ここのポケモン達を欲しがってるでしょ? ここはゲット出来ないけど、この先にある「サファリゾーン」に行けばゲ
          ット出来るわ。」
          サトシ「ホントに!?」
          キョウ「その話は本当でござるぞ。 その話も拙者も聞いたからでござるからな。」
          ジュンサー「また戻る予定があるのなら、いつでもここに通ってもいいわよ! サトシ君達、貴方達も昨日現れたあの悪の戦士に
          倒されないよう、気を付けてね! その時まで健闘を祈ります!」
          サトシ「ありがとう、ジュンサーさん! また会おうな!」
          その時崖にガルーラ達が現れた!
          ガルーラ達「ガルルーーー!」
          一匹のガルーラのお腹の袋からターサンが出て来た。
          ターサン「ウーララーー!」
          ガルーラのお腹の袋からタロウの父と母も出て来た。
          2人「ウーララーー!」
          全員「ウーララーー!」
          サファリランドでターサンとその両親と出会いながら、ロケット団とリユニオンのラマセスを倒したサトシ達。 新たなるポケモンをゲ
          ットするため、サトシ達はサファリゾーンへ向う!
          続く!