第五十九話 ミニリュウの伝説(前編)
          サファリランドでターサンとその両親と出会いながら、ロケット団とリユニオンのラマセスを倒したサトシ達。 新たなるポケモンをゲ
          ットするために、サファリゾーンへ向うところ。

          サトシ「らんらんらーん!」
          シャワーズ「何だか元気そうになってるね、サトシ!」
          ピカチュウ「ピカピカチュウ!」
          サトシ「それはそうさ! それはある場所でポケモン取り放題の場所があるんだもん!」
          シゲル「珍しいポケモンをゲットするために元気がいっぱいなんだな。」
          ブルー「でも珍しいポケモンをゲットするなんて、何だかわくわくするわ!」
          サトシ達はサファリゾーンに着いた!
          サトシ「やっと着きました! ここがポケモン取り放題、サファリゾーンだぜ!」

          ???「うるさーい! 静かにしろーーー!!」
          全員「え!?」
          謎の老人が現れ、サトシ達に拳銃を向けた!
          カスミ「きゃ、拳銃だわ!」
          タケシ「あの、誰ですか?」
          ???「ワシはこのサファリゾーンの管理人、カイザーだ! ここに来たら静かにするのじゃぞ!」
          サトシ「あ、はい。 すみませんでした...」
          ―メインオフィス―
          カイザー「ポケモン取りに来たのかね? これが「サファリボール」と釣竿だ!」
          カイザーは緑色をして、「S」をしたモンスターボール30個と釣竿をあげた。
          サムライ「へぇー、普通のモンスターボールを使ってはいけないのでござるのか。」
          サクラ「でも釣竿も使えるなんていいわね!」
          カイザー「以上これだけしか使わないぞ! ルールはポケモン30匹もゲットする事。 ゲットするためにはポケモン対戦禁止。 ルー
          ルを守らないと...」
          カイザーはまたサトシ達に拳銃を向けた!
          サトシ「は、はいはい! 分かりましたからそれはやめてください!」
          コゴロウはカイザーの拳銃を奪った!
          コゴロウ「おい、じいさんよ! 人に拳銃を向けるのはよくないぜ! 間違えて射殺したらどうなるんだよ!?」
          カイザー「だから撃たないって。」
          コゴロウ「ならばいいんだけど。」
          アヤメ「わー! みんな、あの写真見て!」
          壁に若い頃のカイザーの写真とミニリュウの写真があった。
          ボタン「ねえ、あれってミニリュウでしょ?」
          アキラ「ミニリュウって、ものすごく珍しいポケモンじゃねえか!」
          セイヨ「つまりここにもいるってわけね?」
          カイザー「ここにはミニリュウはおらん!」
          ジュン「え? でもこの写真...」
          カイザー「おらんと言ったらおらん!」
          カイザーは写真を取り、外に出た。
          サトシ「何なんだ、あの人?」
          ―外―
          カイザーは写真を見ていた。
          カイザー「(ミニリュウ、お前を酷い目にはさせんからな。)」
          ―メインオフィス―
          ダイスケ「何であのじいさん怒ってるんだ?」
          マチス「もしかしてこのサファリゾーンに何か起ったのか?」
          ブルー「そうだわ! この事をオーキド博士に電話したらどうかしら?」
          サトシ「それはいいな! それじゃ早速!」
          サトシはビデオ電話を取り、オーキド博士の電話番号を掛けた。
          ???「はい、もしもし?」
          サトシ「あれ? その声は、アオイ姉ちゃん!?」
          アオイ「あら? まさかサトシ君?」
          ブィン! アオイの画面が写った!
          アオイ「あら、サトシ君じゃない! 久しぶりね!」
          シゲル「姉ちゃんじゃねえか!」
          ブルー「お久しぶりです、アオイお姉さん!」
          アオイ「シゲルとブルーもいるのね? 久しぶりね!」
          タケシ「おー! サトシ、この奇麗なお姉さんは誰だ?」
          サトシ「ああ、この人の名前はアオイ姉ちゃんさ! この人はシゲルの姉なんだ!」
          ナツメ「え!? この人がシゲルの姉なの!?」
          サトシ「ああ、アオプルコの時は会わなかった事はあるけどな。」
          アオイ「ごめんね、私もアオプルコにも行くつもりだったんだけど、友達と旅行する約束があってこれなかったからね。 ところでも
          見んな元気かしら?」
          シゲル「ああ、俺とみんなも元気だぜ! ところでじいさんはどうしたんだ?」
          アオイ「おじいちゃんは用事があるからいないのよ。 何か話でもあるの?」
          シゲル「ああ、ちょっとした話だけどな。」
          アオイ「ところで、そこにいる人達は?」
          サトシ「ああ、紹介しよう! こいつの名前はタケシ! 元ニビシティジムリーダーで、現在ポケモンブリーダーになるために一緒に
          旅立ってるんだ。」
          タケシ「どうも、始めまして。」
          サトシ「次はこの4人はカスミとサクラとアヤメとボタン! ハナダシティのジムリーダーで、世界一美人4人姉妹なんだ!」
          4人姉妹「始めまして!」
          サトシ「次はこいつの名前はサムライ! トキワの森で出会った虫取り少年さ!」
          サムライ「どうも、始めまして。」
          サトシ「次はこいつはアキラ! 24番道路で出会った猛獣使いさ!」
          アキラ「始めまして!」
          サトシ「次はこの2人はセイヨとジュン! ポケモンゼミの生徒達さ!」
          2人「始めまして!」
          サトシ「次はこいつはダイスケ! イワヤマトンネルで出会ったトレーナーさ!」
          ダイスケ「こんにちは!」
          サトシ「次はこのアメリカ人はマチス! クチバシティのジムリーダーさ!」
          マチス「ナイストゥミートユー!」
          サトシ「次はこの人はナツメ! ヤマブキシティのジムリーダーさ!」
          ナツメ「始めまして。」
          サトシ「次はこの人はエリカ! タマムシシティのジムリーダーさ!」
          エリカ「どうも、始めまして。」
          サトシ「次はこの2人はキョウとアヤ! セキチクシティのジムリーダーさ!」
          2人「始めまして。」
          サトシ「次はこの2人はフウコとドリオ! ララミー族の保護区から来たトレーナー達さ!」
          2人「始めまして。」
          サトシ「そしてこの7人は別の世界から来たブルーザー、クリスティ、カルロス、コゴロウ、ブレイク、アシュラとゼトラ!」
          7人「始めまして。」
          アオイ「あら、おじいちゃんから聞いたわ! 貴方達はサトシ君達と一緒に人類とポケモン達と世界を守るために来た戦士達でし
          ょ?」
          ブルーザー「え? まあ、そう言う事だな。」
          アオイ「おじいちゃんから聞いたわ、ある悪の戦士達が人間とポケモンと世界を狙ってるって。 私は貴方達が無事だと祈ってい
          たわ。 でもみんなが無事でよかったわ。」
          ブルー「心配してくれてありがとう。」
          アオイ「ところでイエローも一緒かしら?」
          シゲル「あいつは俺達のライバルと決められてしまったから、一緒にはいないさ。」
          アオイ「そうなの、でも全員無事でよかったね! ところでおじいちゃんに何を話したかったの?」
          サトシ「俺達は今サファリゾーンにいるんだけど、実はミニリュウの事を聞きたくって。」
          アオイ「ミニリュウ? それなら私も知ってるわ。」
          シゲル「え!? ホントかよ姉ちゃん!?」
          アオイ「ええ、おじいちゃんから聞いたわ。 確かサファリゾーンではミニリュウを発見した男の人がいたわ。 その人はサファリゾー
          ンの管理人のカイザーさんなの。 その噂を聞いたトレーナー達は、ミニリュウをゲットするために、サファリゾーンに探し回ったわ。
          でも見つからなかった結果は、サファリゾーンは荒らされたの。」
          クリスティ「そんな事があったんだ。」
          アオイ「そこでサファリゾーンのルールはポケモン30匹までゲットするルールとなり、その場所にはニドリーノやケンタロス、サイホ
          ーンや他のポケモンだけしか残っていなかったの。 何度も探し回ってもミニリュウはそれまで発見されなかったわ。」
          カルロス「つまりカイザーのオッサンはミニリュウをサファリゾーンのどこかに隠したってわけだな?」
          アオイ「おじいちゃんも一度サファリゾーンに行って、研究だけのためにカイザーさんに頼んだけど、教えなくていつも断ってなの
          よ。」
          ブレイク「そういう事もあったんだな?」
          アオイ「そうなの。 まあ、知ってるのはこれだけどね。 他にも何か教えたい事がある?」
          サトシ「いいよ、これだけでいいから。 それよりありがとう!」
          アオイ「どうもいたしまして! それじゃ、またね!」
          ガチャ! アオイは電話を切った。
          サトシ「ミニリュウか。 一度会ってみたいな。」
          ―屋根―
          屋根の上にロケット団が盗み聞きをしていた!
          ムサシ「今の話し聞いた?」
          コジロウ「聞いた聞いた!」
          ニャース「ニャーも聞いたニャ!」
          コジロウ「俺達は早速...」
          ムサシ「このサファリゾーンでミニリュウをゲットするのよ!」
          ―入り口―
          カイザーはサファリゾーンの入り口を開けた。
          カイザー「いいか、絶対にルールを守るんだぞ。」
          アシュラ「分かってるでござるって。」
          ムサシ「ちょっとお待ち!」
          全員「え!?」
          ロケット団は看板の上に現れた!
          カイザー「何やっておるんじゃ!? そこから降りろ!」
          ムサシ「ふっふっふ、なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげれば世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          バンバンバンバン! カイザーは拳銃を看板に撃った!
          ロケット団「わわわわわ!」
          ドサ!! ロケット団が落ちた!
          コゴロウ「おい! 撃つなと言ったはずだろ!」
          カイザー「安心しな。 人には撃っとらんぞ。」
          コゴロウ「同じだっつーの!」
          サトシ「ところで何しにここに来たんだよ!?」
          ムサシ「見ての通り勝負しに来たのよ!」
          コジロウ「その勝負は誰が一番ポケモン多くゲットするかという競争だ!」
          シゲル「誰が一番ポケモン多くゲットする競争?」
          ニャース「真面目な勝負だニャ! 多くゲットした相手が勝ちなのニャ!」
          ブルー「フェアープレーで行くの?」
          ムサシ「フェアープレーよ!」
          カスミ「でもなんだかウソっぽいわね。」
          ロケット団は新鮮組みの衣装をした。
          コジロウ「武士に二言は...」
          ニャース「ニャい!」
          ピカチュウ「ピカチュウ?」
          シャワーズ「でもなんだか怪しいけどね。」
          サトシ「面白い! この勝負受けるぜ!」
          ―サファリゾーンの中―
          ケンタロス達が現れた!
          ケンタロス達「ブモーーーー!」
          サトシ「まずはケンタロスだ! 行け、サファリボール!」
          シゲル「俺もサファリボール!」
          ブルー「私もサファリボールよ!」
          タケシ「一応俺もだ!」
          アキラ「俺もサファリボールだ!」
          セイヨ「私もよ!」
          ジュン「僕もサファリボール!」
          ダイスケ「俺もサファリボールだ!」
          ドリオ「俺も一応サファリボールだぜ!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーーー...
          9人「やったーー! ケンタロス、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「これでケンタロスゲットだね!」
          サトシ「ああ、後は、お!」
          サイホーン「サーーイ!」
          サトシ「あれはサイホーンだ! よーし、ゲットしてやるぜ! 行け、サファリボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーーー...
          サトシ「やったー! サイホーン、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「これでサイホーンもゲットだね!」
          シゲル「あー、それ俺が欲しかったんだけどなー...」
          サトシ「じゃあ、手分けして探しに行こうぜ!」
          全員「おう!」
          サトシ達は二手に別れた。
          ―メインオフィス―
          ムサシ「あのジャリボーイ達、結構がんばってるわね。」
          コジロウ「さあ、ミニリュウの居場所を教えろ!」
          コジロウはカイザーに拳銃を向けていた!
          カイザー「お、お前ら、あの子達と対決していたんじゃなかったのか!?」
          ムサシ「あんなの当然騙せばちょろいもんよ! さっさとミニリュウの居場所を教えなさい!」
          カイザー「どうせワシを射殺する気だろ? やってもワシは居場所なんか教えてやらんぞ!」
          コジロウ「何言ってんだよ? 俺達ロケット団は殺人なんかしないぜ! 盗みはするが殺人は当然しないぜ! でも一回疑われた
          事があるけどな。」
          ニャース「早く教えろニャ!」
          カイザー「ワシは、教えんぞ!」
          バックが刑務所になり、コジロウとニャースは刑事の衣装をしていた。
          コジロウ「なぜ容疑者(ミニリュウ)の居場所を教えないんだ!」
          ニャース「おミャーの田舎のおっかさんが泣いてるニャー。」
          カイザー「ワシは教えんぞ!」
          コジロウ「カツ丼、食うか?」
          コジロウはカツ丼を出した。
          カイザー「う...」
          カイザーはカツ丼を見ながら震えている。
          カイザー「...け、刑事さん、すみませんでした。 ワシは薄情...するわけないだろ!!」
          ロケット団「わ!!」
          ムサシ「このおじいさん教えても無理ね。」
          コジロウ「それでは、取って置きの奴を使うか!」
          ロケット団はあるマシンを出した。
          ニャース「このマシンはロケット団特性「意地悪マシン」だニャ!」
          カイザー「何!?」
          ムサシ「それでは、マシンを「擽りモード」にするわよ!」
          コジロウ「ポチッとな!」
          ポチ! コジロウはボタンを押し、マシンはカイザーを擽り始めた!
          カイザー「あひゃーーーー!! うひゃひゃひゃひゃひゃ!! やめてくれーーーー!!」
          ニャース「やめたければミニリュウの居場所を教えるニャ!」
          カイザー「分かった、分かった! 言う!!」
          ―一方サトシ達―
          ???「ストラーイク!」
          サトシ「また珍しいポケモン発見!」
          ポケモン図鑑「ストライク・カマキリポケモン・鋭い鎌で獲物を引き裂き息の根を止める。 ごくまれに羽根を使って飛ぶ。 草むらか
          らいきなり飛び出して鋭い鎌で切り裂く姿はまるで忍者のようだ。 見つけられたら直ぐ逃げてしまう可能性もある。」
          サトシ「でも俺には絶対に逃がさねえぜ! サファリボール、行け!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーーーーー...
          サトシ「よっしゃー! ストライク、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「何だかいっぱいポケモンゲットするなんていいね、サトシ!」
          サトシ「ああ、これでケンタロス、サイホーン、ストライクもゲットしたぜ! でも探し回ってもこれで3匹しかゲットしなかったぜ。」
          シゲル「おーーい!」
          サトシ「あ、その声は、シゲル達だ!」
          シゲル「よう、サトシ! そっちの調子はどうなんだ?」
          サトシ「俺はたった3匹しかゲットしなかったぜ。 一匹はストライクだけどな。」
          シゲル「それは珍しい! 俺もなんだよ! 他にもサイホーン、モンジャラとタマタマをゲットしたぜ!」
          ブルー「私はカラカラ、ラッキーとモンジャラしかゲットしてないけどね!」
          タケシ「俺はサイホーンとカラカラゲットしたぜ!」
          サムライ「拙者はストライクをゲットしたでござる!」
          アキラ「俺は猛獣使いだからサイホーンゲットしたぜ!」
          セイヨ「私はタマタマ、ストライク、モンジャラとカイロスをゲットしたわ!」
          ジュン「僕はモンジャラ、カイロス、カラカラとニドリーノゲットしました!」
          ダイスケ「俺はサイホーンとストライクをゲットしたぜ!」
          ナツメ「私はエスパー技を持ってるタマタマをゲットしたわ!」
          エリカ「私も同じでございますわ!」
          キョウ「拙者はニドリーノとニドリーナをゲットしたでござる!」
          アヤ「私も同じよ!」
          サトシ「へぇー、みんなもなかなかやったみたいだな!」
          カスミ「でもここには珍しいポケモンは山ほどあるみたいよ! 捜すのに時間掛かるわ。」
          サトシ「そう言えばブルーザー達は?」
          ブルーザー「おーーい! 待たせたな!」
          サクラ「あ、その声はカルロスだわ!」
          クリスティ「待たせてごめん! みんなのために珍しいポケモン全部ゲットしたわ!」
          アヤメ「え、ホントに!?」
          カルロス「ああ、それはサイホーン、ストライク、カイロス、タマタマ、モンジャラ、ニドリーノ、ニドリーナ、カラカラ、ラッキー、それか
          ら偶然見つけたガルーラ、ベロリンガとドードーもゲットしたぜ! どれが必要なのか選びな!」
          サトシ「やったー! ありがとう、ブルーザー達! えーっと、必要なのはカイロス、モンジャラ、タマタマ、ラッキー、ガルーラ、ベロ
          リンガとドードー! これでポケモンゲットだぜ!」
          シゲル「俺はカイロス、カラカラ、ラッキー、ガルーラ、ベロリンガとドードー! これでポケモンゲットだぜ!」
          ブルー「私はストライク、カイロス、ガルーラ、ベロリンガとドードー! これでポケモンゲットだぜ!」
          アキラ「俺は一応ドードー貰うぜ! これでドードーゲットだぜ!」
          セイヨ「私はドードー、ラッキー、ニドリーナ、ニドリーノ、ガルーラとベロリンガ! これでポケモンゲットだぜ!」
          ジュン「じゃあ、僕はサイホーン、ストライク、ニドリーナ、ラッキー、ガルーラ、ベロリンガ、タマタマとドードー! これでポケモンゲ
          ットだぜ!」
          ダイスケ「俺はカイロス、カラカラ、ガルーラ、ベロリンガ、ラッキー、ドードー、タマタマとモンジャラ! これでポケモンゲットだぜ
          !」
          フウコ「それじゃ、私は一応ドードー、ニドリーノ、ニドリーナ、ガルーラ、サイホーン、ストライク、カイロス、ベロリンガを貰うわ! こ
          れでポケモンゲットだぜ!」
          ドリオ「じゃあ、俺はドードー以外同じ物を貰うか! これでポケモンゲットだぜ!」
          コゴロウ「どうやらいっぱい珍しいポケモンゲットしたな! その前にロケット団はどうなったんだ?」
          マチス「何だかストレインジなフィーリングがするぜ。」
          カイザー「あーひゃひゃひゃひゃ! 君達助けてくれーーー!!」
          サトシ「あ、カイザーさん!?」
          ブレイク「それになんだあのマシンは!? マッサージ機か?」
          カイザー「これがどこがマッサージ機に見えるんじゃ!?」
          サトシ「とにかくピカチュウ、「電気ショック」でマシンを壊せ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ! ピーーカーーチュウーーーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリ!! ピカチュウの「電気ショック」! 攻撃はマシンを壊した!
          カイザー「ふう、助かったわい。 とにかく早く「龍の谷」へ行ってくれ! あそこにミニリュウが危ない!」
          全員「何だって!?」
          ―龍の谷―
          ムサシ「そっちはどう?」
          ―水の中―
          コジロウとニャースはポンプ付きのダイビングスーツで水の中で泳いでいた。
          コジロウ「何も見えないぜ!」
          ニャース「ニャーは水嫌いだニャ!」
          コジロウ「少しぐらい我慢しろ!」
          ―外―
          ムサシ「ミニリュウはここにいるはず。」
          ???「ミニー?」
          水の中からミニリュウが現れた!
          ムサシ「出たーー!!」
          ミニリュウ「ミニーーー?」
          ムサシ「あーー、なんてラブリーなのーー? 可愛すぎるーー...」
          ギュ! ムサシはポンプを踏んでしまった!
          ―水の中―
          コジロウ「え!?」
          ニャース「ニャンニャ!?」
          ―外―
          ムサシ「はーい、いい子でちゅねー! こっちに来てー!」
          ミニリュウは近づいてきた。
          ―水の中―
          コジロウ「い、息が...」
          ニャース「く、苦しいニャーー...」
          ―外―
          ムサシ「(後もう少し...)」
          ドバーーーーーーン!! その時コジロウとニャースが出てきた!
          2人「ダズゲデーーーーー!!」
          ムサシ「あ! あんた達!?」
          ドシャーン! ミニリュウは驚いて水の中に潜った!
          ムサシ「あ! 何てことすんのよ!? 後もう少しでミニリュウをゲットしたのよ!」
          コジロウ「だってムサシがエアーポンプ踏んでたんだもん。」
          ムサシ「あ、そうだったの。」
          ニャース「こうニャったらロケット団特性痺れ爆弾で、水系ポケモン全部頂きだニャ!」
          サトシ「そうはさせるか!」
          ロケット団「何!?」
          サトシ達が現れた!
          ムサシ「もう見つかっちゃったの!?」
          アシュラ「お主らのやり方はそこまででござるぞ!」
          コジロウ「とはいっても遅いんだよ!」
          ドボーーン! コジロウは爆弾を水の中に投げた!
          カイザー「しまった! このままじゃ水系ポケモン達とミニリュウが危ない!」
          ドボーーーン! カイザーは水の中に飛び込んだ!
          サトシ「あ、カイザーさん! ならば俺も!」
          カスミ「だめー! 相手は爆弾なのよ!」
          サトシ「なーに、正義は必ず勝つ! だから俺はあの爆弾を捜すぜ! 俺を止めるなよ!」
          ドボーーーン! サトシは水の中に飛び込んだ!
          カスミ「サトシ!」
          シャワーズ「待って、それなら僕も行く!」
          ドボーーーン! シャワーズは水の中に飛び込んだ!
          ―水の中―
          カイザー「(爆弾はどこじゃ?)」
          サトシはシャワーズの掴みながら泳いでいた。
          シャワーズ「どうするの、サトシ?」
          サトシはシャワーズに何か言おうとする。
          シャワーズ「え!? まさか僕がカイザーさんを引き返すの!?」
          サトシはうなずく。
          シャワーズ「でもサトシはどうするの!? このままじゃサトシが危ないじゃない!」
          サトシは平気だと言っている。
          シャワーズ「じゃあ、分かった! でも無事に帰ってきてね!」
          シャワーズはカイザーを掴みながら行ってしまった。
          サトシ「(よし、後は爆弾を捜すだけで...)」
          ―外―
          ドバーーーーン! カイザーとシャワーズは出てきた!
          ゼトラ「おい、サトシはどうなったんだ!?」
          カイザー「それが...」
          シャワーズ「サトシは一人で爆弾を探しに行ったよ。」
          全員「何だって!?」
          ―水の中―
          サトシは爆弾を見つけた!
          サトシ「(よし、見つけたぜ! 後は戻るだけで、う!? し、しまった! も、もう、息、が...)」
          ゴボゴボゴボゴボ...サトシは溺れてしまった。 その時謎の影がサトシの方へ向った。
          ―外―
          外は雨が降って来た。
          ムサシ「何だか嫌な天気になったね。」
          コジロウ「ああ、そうだな。」
          シゲル「サトシの奴、長すぎるぜ!」
          ブルー「まさかサトシはもう...」
          コゴロウ「そう思うな! 奴はまだ無事のはずだ!」
          ピカ!!!! 水の中に突然光った!
          タケシ「な、何だ!?」
          バシャーーーーーン! 水の中から謎のポケモンが現れた!
          ???「リューーーー!」
          カイザー「あ、あれは、ハクリュー!?」
          ポケモン図鑑「ハクリュー・ドラゴンポケモン・ミニリュウの進化形。 海や湖などに住むと言う。 羽を持たないがたまに空を飛ぶ姿
          が目撃される。 目撃した人の話によると体からはオーラが出されて神秘的だったと言う。 雨を降らす力を持つ。」
          サトシ「ヤッホーー!」
          カスミ「サトシ! 無事だったのね!」
          サトシ「心配かけてすまなかったな! ロケット団、こいつを返すぜ!」
          サトシは爆弾をロケット団に投げた! それを捕まえたロケット団は、爆弾はちょうど時間に止まった!
          ムサシ「時間はちょうど止まりました...」
          ドカーーーーーーーン!! 爆弾は爆発した!
          ロケット団「やな感じーーーーーーーーーー!!」
          キラ!
          ピカチュウ「ピカピー!」
          シャワーズ「サトシ、無事でよかった!」
          サトシ「心配かけてすまなかったな! こいつのおかげで俺を助けてくれたんだ。」
          ハクリュー「リューー!」
          カイザー「ちょっと待てよ、角に付いてるその傷は、ミニリュウか!?」
          ハクリュー「リュー!」
          カイザー「いやいや、大きくなったな...」
          ハクリュー「リューー...」
          カイザーとハクリューは抱き合い、涙を流した。
          ミニリュウ「ミニー!」
          サムライ「おろ? そのミニリュウは?」
          ポケモン図鑑「ミニリュウ・ドラゴンポケモン・子供でも身長は2m以上。 脱皮を繰り返して大きくなる。 長らく幻とされていたが最
          近釣り上げられてその存在が確認された。」
          カイザー「まさか、このミニリュウは、お前の子供!?」
          ハクリュー「リュー!」
          カイザー「ハハハ、それはすごいぞ!」
          サクラ「カイザーさんとハクリューの再開ね。」
          アヤメ「何だか感動するわね。」
          ???「これで終わったと思うな!」
          全員「え!?」
          ドガーーーーーーーーン!! 近くに爆発がした!
          ボタン「な、何!? 何が起ったの!?」
          突然爆発が起き、謎の敵出現! 果たして、その正体は!?
          続く。