第六十五話 メタモンとモノマネ娘(前編)
          サイクリングロードで暴走族達と出会いながら、ロケット団を倒し、病気のポケモンを元気の取り戻したサトシ達。 新たなる仲間
          であるマサとミサに入り、サトシ達の旅はまだ続いている。 ところが...

          サトシ「あれ? 急に天気が...」

          空が曇り、雨が降った!

          ピカチュウ「ピカピカーー!」
          シャワーズ「雨が降ってきたよう!」
          サトシ「とにかく雨宿りしようぜ!」
          シゲル「でもここには家もないんだぜ!」
          ブルー「どうやって雨宿りするの!?」
          シャワーズ「あれ? あそこに家があるよ。」

          サトシ達は謎の屋敷を見つけた。

          カスミ「何かしら、あれ?」
          サトシ「とにかく入ろうぜ!」

          サトシ達は謎の屋敷に入った。

          サトシ「ごめんくださーい! 誰かいませんかー?」
          ブルー「ここで雨宿りさせてくださーい!」
          タケシ「誰もいないな。」
          サトシ「ここに誰かいる気がしないか、ピカ、え!?」

          気付いて見たらピカチュウが2人いた!

          シャワーズ「ぴ、ピカチュウが2人!?」
          2匹「ピーカピカチュウ!」
          カスミ「かーわいい! あは、ゲットしちゃおうっと!」

          カスミはピカチュウを持ち上げた。

          カスミ「あら? な、何これ!?」
          ピカチュウの顔が変な風になっていた!

          サムライ「な、何なんでござるか?」
          ピカチュウ?「ビガヂュウ?」
          サクラ「もしかして、新種かしら?」
          サトシ「新種ならゲットだぜ! ピカチュウ、「電気ショック」だ!」
          2匹「ピーーカーーチュウーーーーーー!!」

          ビリリリリリリリリリ! ピカチュウ2匹の「電気ショック」!

          アヤメ「相打ちだわ!」
          サトシ「よし、戦ってる間にゲットだぜ! ハイパーボール、行け!」

          バシ! ハイパーボールはモンスターボールに弾けられた!

          サトシ「な、何!? だ、誰だ!?」
          ???「ふっふっふっふ...」

          柱の後ろにサトシと同じ衣装をした謎の影が現れた!

          ボタン「今度はサトシと同じ人だわ!」
          サトシ「誰だ、お前は!?」
          ???「お前こそ誰だ!?」
          サトシ「俺はマサラタウンのサトシだ!」
          ???「私はモノマネハウスのイミテよ!」
          サトシ「え? イミテ? てことは、君は俺の真似をしてるの?」
          イミテ「ま、そういう事ね!」
          アキラ「すげー、サトシの真似を出来るなんてな。」
          セイヨ「てっきりこの前会ったタクマかと思ったわ。」

          * タクマ:理科系の男で、サトシの変装で仲間達を騙した事があり、その時からロケット団の通りでピカチュウとシャワーズを捕
          らえようとした。 詳しい話は(第三十話 悪の理科系の男)をチェック!

          イミテ「モノマネハウスにようこそ! 私はこのモノマネハウスのオーナー、イミテよ! それにメタモン、まだ変身の修行が足りな
          いわね。」

          ポン! ニセピカチュウはメタモンに変身した!

          メタモン「モンモン!」
          ジュン「これは、「変身」に得意メタモンだ!」

          ポケモン図鑑「メタモン・変身ポケモン・体の細胞の造りを自分で組み換えて他の生命体に変身する。 相手を見た瞬間体が溶け
          るように変化を始める。 ほぼ同じ形に変身する。 たった覚えている技は変身だけ。」

          ダイスケ「このメタモン、お前のか?」
          イミテ「そうなの、私達はこの屋敷でモノマネショーをやっててね、モノマネのパートナーとしているの。 そうだ、一度勝負しない
          かしら? サトちゃん!」
          サトシ「さ、サトちゃん?」

          サトシとイミテはステージに乗った。

          イミテ「一度見せたいのよ、このメタモンの実力をね! もちろん私の使用ポケモンはこのメタモンよ!」
          サトシ「ならばこの勝負受けてやるぜ! フシギダネ、君に決めた!」
          フシギダネ「ダネダネ!」
          イミテ「メタモン、「変身」よ!」
          メタモン「モンモーン!」

          ポン! メタモンの「変身」! メタモンはフシギダネに変身した! でも顔は違っていた。

          メタモン「ダニダニ!」
          サトシ「フシギダネ、「葉っぱカッター」!」
          フシギダネ「ダーネダネー!」

          シュシュシュシュ! フシギダネの「葉っぱカッター」!

          イミテ「フシギダネ、「つるの鞭」!」
          メタモン「ダーニダニー!」

          バシ! メタモンの「つるの鞭」! 攻撃はフシギダネの「葉っぱカッター」を弾き飛ばした!

          サトシ「な、何!?」
          イミテ「それでは、「つるの鞭」でとどめよ!」
          メタモン「ダニダニー!」

          ビシ! メタモンの「つるの鞭」!」

          フシギダネ「ダネーーー...」
          サトシ「ふ、フシギダネ!?」
          イミテ「どう、これでメタモンも実力を見た?」

          ―数分後―
          サトシ達はイミテのドレッシングルームにいた。

          カスミ「わーー! すごい衣装ね!」
          マチス「これはオールユーの物か?」
          イミテ「そうなの、私はモノマネが得意から、いつも準備しているの! 見てごらん!」

          イミテはジョーイの衣装に変えた!

          イミテ「ポケモンをお預かりしまーす!」

          次にイミテはジュンサーの衣装に変えた!

          イミテ「全員逮捕します!」
          ナツメ「なかなかモノマネ上手いね!」
          イミテ「うん、まあ色々有名な人とか知ってる人とかの衣装を持っているけどね!」

          次にイミテはカスミの衣装に変えた!

          イミテ「ほら! こんな事も出来るわよ!」
          カスミ「その姿、私だわ!」
          エリカ「貴方もジムリーダー知っているの?」
          イミテ「うん! まあ、ポケモンの実力を持つトレーナーだから、有名な人とも言えるわ!」
          キョウ「それじゃ、なぜお主はサトシ殿の衣装を持っておるのだ?」
          イミテ「この前シルフカンパニーの事件や12番道路の事件、それからゲームコーナーの事件やトキワシティのポケモンセンターの
          事件や色々な事件でサトシがニュースに出てるところを見てたから、どの事件を解決する有名なトレーナーとも言えると思って
          ね!」
          アヤ「なるほどね! ねえ、サトシ! イミテは貴方の事を有名人と言っているわよ! あら?」

          サトシは落ち込みながら窓を覗いていた。

          フウコ「何で落ち込んでいるのかしら?」
          ドリオ「それは当然だろ? だってさっきの戦いで納得いかなかったんだ。」
          マサ「でもイミテがフシギダネの技を使えるとはすげーよな!」
          サトシ「でもあれはただのモノマネだろ?」
          ミサ「まあ、そうだけどね。」
          ジュン「知らないんですか? メタモンが「変身」してる間に、その相手の技を覚える事が出来るんですよ!」
          ブルーザー「そうだな! さっきお前のフシギダネの「葉っぱカッター」を弾き飛ばしたし、さすがいい腕前もあったぜ!」
          クリスティ「イミテもなかなかいい腕前もあるし、さすがに最強のトレーナーになれると思うわ!」
          イミテ「やだな、そんな事言うと照れるなー。」
          サトシ「最強のトレーナーか...」
          カルロス「てことは、イエローの次にポケモンマスターを目指すライバルとも言えるよな!」
          イミテ「違うわよ! 私が目指すのはポケモンマスターじゃなくて、メタモンマスターよ!」
          コゴロウ「メタモンマスター? 何だそれは?」
          イミテ「それは究極のモノマネ芸人よ!」

          この先はイミテのショーを開いた記憶を出てきます。

          イミテ「ようこそモノマネハウスへ! 私はモノマネ芸人のイミテ! そしてパートナーのメタモンでーす!」
          メタモン「モーンモン!」

          パチパチパチパチ! 客席の客達は拍手した!

          イミテ「まずは私の得意モノマネをしましょう!」

          イミテはクサイハナの帽子を出した。

          イミテ「クサイハナ! ハナーーー。」

          イミテはクサイハナのモノマネをした!

          客達「あははははははは!」
          イミテ「次はトランセル!」

          イミテはトランセルのモノマネをした!

          客達「あはははははははは!」

          イミテ「(私はこうやって人が笑うところが好きでね、この屋敷を作ったの。 トレーナー達の旅の疲れで休ませるためにね! でも
          その時からなの...)」

          イミテ「それではメタモンのお得意「変身」をさせてもらいます! まずはそこのビリリダマさん、こちらに来てください!」
          ビリリダマ「ビリリ!」
          イミテ「それではメタモン、「変身」よ!」
          メタモン「モーンモン!」

          ポン! メタモンの「変身」! メタモンはビリリダマに変身した! でも顔は違っていた。

          メタモン「ビリリ!」
          客1「おい、それじゃマルマインだろ!」
          客2「ちゃんと変身しろよ!」
          客3「そうだよ、メタモンのくせに!」

          ムカ! メタモンは怒った!
          ドカーーーーーーーン! メタモンの「自爆」!

          客達「うーーーー...」

          以上終わりです。

          ブレイク「なるほど、そのメタモンはちゃんと変身する事が出来ない癖があるわけだな?」
          イミテ「そうなの。 何度も特訓したんだけど、余り癖が治らないのよ。」
          アシュラ「ポケモンセンターでもよったでござるか?」
          ゼトラ「ポケモンセンターに行っても治るわけねえだろ?」
          アシュラ「あ、そうでござるな。」

          パ! 照明がいきなり付いた!

          シゲル「な、何だ!?」
          ニャース「話は聞いたニャ!」
          イミテ「何よ、あんた達!?」
          ムサシ「「何よ、あんた達!?」と聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を掛けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」
          サトシ「はいはい、ご苦労さん。」
          ムサシ「私達がここに来たのは、ピカチュウとシャワーズに用はないのよ!」
          コジロウ「用があるのは、そのメタモンだ!」
          ニャース「少し借りておくニャ!」

          ニャースはメタモンを捕らえた!

          イミテ「メタちゃん!」
          コジロウ「マタドガス、「煙幕」だ!」
          マタドガス「マータドガーース!」

          ブシューーーーー! マタドガスの「煙幕」!

          ブルー「ゲホゲホ、「煙幕」だわ!」
          ブレイク「この煙は俺に任せな! 食らえ、「トルネードホールド」!」

          ブォーーーーーー! ブレイクの「トルネードホールド」! 攻撃は「煙幕」を消した! その時ロケット団の姿が消えた!

          タケシ「しまった! 逃げてしまったか!」
          イミテ「メタちゃん...」
          サトシ「あいつら...」

          ―ロケット団の隠れ家―
          ムサシ「こんなポケモンがいたなんて、何で最初からそう考えなかったんだろう!」
          コジロウ「今まで失敗した時まで何も考えなかったもんな!」
          ムサシ「それでね、メタモン。 お願いがあるんだけど。」
          メタモン「モン?」

          ロケット団はポケモンの本を見せた。

          ムサシ「このミニリュウに化けて欲しいのよ!」
          コジロウ「一度化けてもらって、ボスに見せてくれば、出世間違いなしってもんよ!」
          ニャース「例えばこんなイメージだニャ!」

          この先はロケット団のイメージを出します。

          コジロウ「ボス、ついにミニリュウを捕らえました!」
          ムサシ「よくやったな! これでお前達も次ぎのボスだ!」
          コジロウ「へへー、ありがたい!」

          以上終わりです。 なお、さっきのイメージはフィクションです。

          コジロウ「と言うわけ! だから今から化けてくれ!」
          ムサシ「その前に、一度考えてたんだけど、このメタモンをちょっと遊んでもいいかしら?」
          コジロウ「何で?」

          ムサシはメタモンに写真を見せた。

          ムサシ「この子を、大人になったらどういう風になるか、変身してくれない?」
          コジロウ「どういう人? 俺に見せてくれない?」
          ムサシ「やだ、やだ、これは私の大切の写真だから!」
          ニャース「ニャ? ニャー! 男の子だニャー!」
          コジロウ「え!? ムサシに男が!?」
          ムサシ「そう、小さい頃から初恋をした男の子なの。 今は遠くから離れてしまったけどね。 そこで、変身して見てごらん!」
          メタモン「モンモン!」

          ポン! メタモンの「変身」! メタモンは写真に変身した! しかも顔は違う...

          コジロウ「アーッハッハッハッハ!」
          ニャース「初恋の人が変な顔になったニャー!」

          バキバキ! ムサシはコジロウとニャースを殴った!

          2人「きゅーーーー...」
          ムサシ「あんたなめた真似をするわね!」

          ベロン! メタモンはムサシを舐めた!

          ニャース「ニャーッハッハッハッハ!」
          コジロウ「今度は変な顔の人に舐められたー!」

          バキバキ! ムサシはコジロウとニャースを殴った!

          2人「きゅーーーー...」
          ムサシ「もう、情けないわね! 今度はミニリュウに変身よ!」
          メタモン「モンモン!」

          ポン! メタモンの「変身」! メタモンは本に変身した! ドテ! ロケット団はこけた!

          ニャース「この作戦、本当に成功するニャーか?」
          コジロウ「やな感じーーー...」
          ムサシ「本に化けてどうすんのよ、コラーーー!!」
          メタモン「モーーーン...」

          ―モノマネハウス―
          カスミ「大丈夫よ、イミテ! きっとメタモンは無事にいるわ!」
          サムライ「今サトシ殿のピジョンとオニドリルが捜しておるから、心配するでないでござる!」
          イミテ「うん、ありがとう。」

          その時ピジョンとオニドリルが帰ってきた!

          ピジョン「ピジョーーーン!」
          オニドリル「ギャオーーー!」
          サトシ「帰ってきた!」
          ピカチュウ「ピカピカチュウ?」
          シャワーズ「見つかった?」
          ピジョン「ピジョジョン!」
          ゴルバット「キキー!」
          シャワーズ「ロケット団の居場所が分かったんだって!」
          サトシ「よし、俺達もそこに向うぜ!」
          イミテ「待って! 一応こうしたらどうかしら?」
          サトシ「え?」

          ―ロケット団の隠れ家―
          ムサシ「違うでしょ! ちゃんと合ってないじゃない!」

          メタモンはニャースに変身した。 でも顔は違っていた。

          メタモン「モーーーン...」
          ニャース「ニャーはそんニャ間抜けみたいニャ顔をしてニャいニャ!」
          コジロウ「ちゃんとしないとお仕置きだぞ!」
          ニャース「そうだニャ!」

          ニャースは爪を出した!

          メタモン「モン!」

          メタモンは顔を直し、ちゃんとしたニャースの顔になった!

          メタモン「ニャ!」
          ムサシ「あーら、やれば出来るじゃなーいの!」
          ニャース「今度はミニリュウだニャ!」
          サトシ「そうはさせねえぞ!」
          コジロウ「何だ!?」
          サトシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          タケシ「答えてあげるは世の情け...」
          サトシ達はロケット団の衣装をしながら現れた!
          コジロウ「な、俺達の真似をするな!!」
          カスミ「世界の破壊を防ぐため...」
          イミテ「世界の平和を守るため...」
          ジュン「愛と真実の正義に貫く...」
          セイヨ「ラブリーチャーミーな主人公...」
          サトシ「サトシ!」
          タケシ「タケシ!」
          カスミ「カスミ!」
          ジュン「ジュン!」
          セイヨ「セイヨ!」
          イミテ「イミテ、ゲストだけどね!」
          タケシ「銀河を掛けるポケット団の俺達には...」
          イミテ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「なーんてな!」
          ムサシ「真似するんじゃないわよ!」
          シゲル「真似してるのはお前達だけじゃないぜ! 一応こいつらの真似もしたんだからな! なんだかんだと聞かれたら...」
          ブルー「答えないの普通だが...」
          サムライ「まあ特別に答えてあげるでござる!」
          シゲル達はロケット団の衣装をしながら現れた!
          サクラ「地球の破壊を防ぐため...」
          アヤメ「地球の平和を守るため...」
          ボタン「愛と誠実の正義に貫く...」
          ナツメ「キュートでお茶目な敵役...」
          シゲル「シゲル!」
          ブルー「ブルー!」
          サムライ「サムライ!」
          サクラ「サクラ!」
          アヤメ「アヤメ!」
          ボタン「ボタン!」
          ナツメ「ナツメ!」
          エリカ「それから今隠れているエリカ!」
          フウコ「同じくフウコ!」
          エリカ「宇宙を駆けるポケット団の私達には...」
          フウコ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          シゲル「なーんてな!」
          ニャース「今度はあいつらの真似だニャ...」

          ―一方ロケット団2―
          コサブロウ「ヘックション!」
          ヤマト「あら? どうしたの、コサブロウ?」
          コサブロウ「いや、何やら急にくしゃみが...」
          ヤマト「風邪でも引いたんじゃないの?」
          コサブロウ「そんなはずはないんだけど...」

          ―ロケット団の隠れ家―
          サトシ「ハッハッハッハ! 何だかこんなセリフを言うの始めただな!」
          ムサシ「あのね、そのセリフ全部間違ってるわよ!」
          コジロウ「そう! 愛と真実の悪とラブリーチャーミーな敵役だ!」
          シゲル「言いたくないから仕方ないだろ? どうせ俺達正義の味方だから。」
          ブルーザー「真似なのはロケット団だけじゃねえぜ! 俺達は人間を守るために生まれた...」 
          アキラ「俺達は街を救うために生まれた...」 
          ダイスケ「俺達は世を守りと防ぐために生まれた!」
          ブルーザー達はリユニオンの衣装をしながら現れた!
          マチス「俺達は最強のトレーナー...」
          キョウ「拙者達は正義感を持つ戦士...」
          ドリオ「俺達は正義の世界から来た最強戦士!」
          マサ「俺達はポケモンと言う生物を操るポケモン使い...」
          カルロス「悪を倒すために持つトレーナー...」
          コゴロウ「光に生き、闇を消し、聖に住む聖なるソルジャー!」
          ブレイク「そう、俺達は「ポケモン軍団」の戦士達...」
          アシュラ「そして拙者達は、「ポケモンソルジャー」でござるぞ!」
          ニャース「ニャ? 今度はあの怖い奴等の真似だニャ?」
          クリスティ「出てないのは私とアヤとゼトラとミサだけどね!」
          ゼトラ「俺はこういうの興味ない。」
          イミテ「さあ、早速メタモンを返してもらうわよ!」
          ニャース1「だめだニャース!」
          ニャース2「だめだにゃーす!」
          アヤ「にゃ、ニャースが2人!?」
          ミサ「しかも本物とそっくり! メタモンの癖が直ったの!?」
          ムサシ「オーッホッホッホ! そうなのよ! 特訓のおかげでちゃんとした顔になったのよ!」
          コジロウ「今のメタモンはパーフェクトな変身ポケモンになったのさ! ハーッハッハッハ!」
          イミテ「ありがとう!」
          ロケット団「え?」
          イミテ「貴方達のおかげでメタモンの癖が直ったわ! これでやっと一人前メタモンマスターになれるわ! ホントにありがとう!」

          イミテは涙を流した。

          ムサシ「う、何だか分からないけど...」
          コジロウ「感動だねー...」

          ロケット団は感動した。

          サトシ「そこで今回は爽やかに返すのはどうでしょうか?」
          ムサシ「そうね、ここまで来たのなら返さなきゃね!」
          コジロウ「それじゃ、メタモンをお返ししまーす。」

          コジロウはニャース1をイミテにあげた。

          ニャース1「ニャ!? お、おミャーら!」

          バタン! フワーーー... アジトは気球になり、飛んでしまった。

          ロケット団「さようならー!」
          イミテ「ちょっと待ちなさいよ! こんなのいらないわ!」
          ニャース1「ニャ!?」
          シゲル「お、おい! メタモンに何するんだよ!?」
          イミテ「これはニセモノよ!」
          サトシ「え!?」
          ニャース「当たり前ニャ! ニャー本人は本物ニャ!」

          ブン! イミテはニャースを気球に投げた!

          ニャース「ニャーーーーーーー!!」

          ブヨーン! ニャースは気球のバルーンに当たった!

          コジロウ「何!?」

          ガブ! メタモンの「噛み付く」攻撃!

          ムサシ「いた!」

          ヒューーー... メタモンは落ちた!

          イミテ「メタちゃん!」

          ガシ! イミテはメタモンを捕まえた!

          イミテ「よかった、無事で! 貴方が変心しても、貴方がメタモンだと私は分かってるわ!」
          メタモン「ニャ!」
          ニャース「おミャーら、詰めが甘いニャ!」
          コジロウ「お前こそ爪を出すなー! 穴が空いちまうだろー!」
          ムサシ「こうなったら奥の手よ!」

          ポチ! ガチャ! ムサシはボタンを押し、大砲を出した!

          ブルー「た、大砲だわ!」
          イミテ「メタモン、「変身」よ!」
          メタモン「ニャーー!」

          ポン! メタモンは元に戻った!

          メタモン「モーンモン!」

          ポン! メタモンの「変身」! メタモンは大砲に変身した!

          タケシ「た、大砲に変身した!?」
          サトシ「よし、ピカチュウ! 大砲の中に入れ!」
          ピカチュウ「ピーカ!」

          ピカチュウは大砲の中に入った!

          イミテ「メタモン、発射!」

          ドーーーン! メタモンはピカチュウを発射した!

          コジロウ「こっちも発射!」

          ドーーーン! 大砲はネットを発射した!

          サトシ「ピカチュウ、「電気ショック」!」
          ピカチュウ「ピーーカーーチュウーーーーーー!!」

          ビリリリリリリリリ! ピカチュウの「電気ショック」!

          ロケット団「あぎゃぎゃぎゃぎゃーーーー!!」
          ニャース「ニャー、痺れるニャーーーー!!」

          ブシューーー!! ニャースは爪を出し、気球に穴が空き、飛んで行ってしまった!

          ロケット団「やな感じーーーーーーーー!」

          キラ!

          カスミ「すごいわ、メタモン! ポケモン以外他の物に変身するなんてすごいわ!」

          ポン! メタモンは元に戻った!

          メタモン「モンモーン!」
          サムライ「ロケット団も時には役に立つ事もあるでござるな!」
          イミテ「メタモン、ピカチュウに「変身」して!」
          メタモン「モンモン!」

          ポン! メタモンの「変身」! メタモンはピカチュウに変身した!

          メタモン「ピカチュウ!」
          ピカチュウ「ピカ?」
          メタモン「ピカ!」
          サクラ「すごい! ちゃんとした顔のピカチュウも変身したわ!」
          アヤメ「しかもかーわいい!」
          ボタン「これでメタモンの癖も直ったね!」
          シャワーズ「よかったね、メタモン!」
          ピカチュウ1「ピカチュウ!」
          ピカチュウ2「ピカチュウ!」
          サトシ「でも、どれが俺のピカチュウだか分からないや...」
          イミテ「サトちゃん! まだ修行が足りないわね!」

          イミテはピカチュウ2を持ち上げた。

          イミテ「ね、メタちゃん!」

          ポン! メタモンは元に戻った!

          メタモン「モン!」

          イミテはメタモンを抱いた。

          アキラ「さすがにすごい奴と出会っちまったな。」
          シュン! メタモンの姿が突然消えた!
          イミテ「え!?」
          セイヨ「め、メタモンが消えたわ!」
          イミテ「め、メタちゃん!? どこにいるの!?」
          ???「クックックック、こいつの探しかい?」
          謎の影が現われた!
          サトシ「だ、誰だ!?」

          突然謎の敵出現! この敵は一体何者なのか!?
          続く。