ポケットモンスター小説版
          第73話 ナッシー軍団!大行進!

          ダークシティでヤス、カズ、ロケット団とリユニオンのアークストを倒したサトシ達。 ヤス、カズとキースが新たなる仲間になり、サ
          トシ達はあるカーニバルに来た。

          サトシ「おーー! カーニバルだ!」
          タケシ「いいお姉さんもいる...」
          シゲル「お前にとってはいつもこうだな。」
          ブルー「遊園地もあるわ!」
          サムライ「拙者達もここで遊ぶでござるか?」
          サトシ「おう! 俺達も踊ろうぜ! カスミ、お前も踊らないか?」
          カスミ「私はいいわよ。 あそこの乗り物に乗るから!」
          サクラ「あら? ブルーザー達も踊らないの?」
          クリスティ「ブルーザーも踊ろうよ!」
          ブルーザー「しょうがねえな、お前達は?」
          カルロス「俺は踊らねえよ。 ちょっと苦手でな。」
          コゴロウ「俺もちょっと出来ねえな。」
          ブレイク「俺は遠慮するよ。」
          アシュラ「拙者も遠慮するでござるよ。」
          ゼトラ「興味ねえな。」
          アヤメ「そうなの、仕方ないわね。」
          カスミ「じゃあ、私はお先に! 行こう、ピカチュウ、シャワーズ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」
          シャワーズ「うん!」
          その頃カスミ達はメリーゴーラウンドに乗っていた。
          カスミ「ポニータのメリーゴーラウンドっていいわね!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「そうだね!」

          ―数分後―

          カスミ「面白かったね!」
          ピカチュウ「ピーッカー!」
          シャワーズ「楽しかった! あれ? あそこに何か起ってるよ。」
          カスミ「え? 何かしら?」
          それはマジシャンとそのロコンのような衣装をした助手だった。
          助手「早く給料を払ってよ!」
          マジシャン「それは、次のショーに成功すればの話なのね。 だから少し待ってーー。」
          スリスリスリスリ。 マジシャンは助手の膝に頭をスリスリしていた。
          助手「いい加減に、して!!」
          バキ!! 助手はマジシャンを殴った!
          マジシャン「オウ!」
          助手「ふん!」
          助手は行ってしまった。
          マジシャン「ま、待ってよーーー...」
          カスミ「大丈夫ですか!?」
          ピカチュウ「ピカチュウ?」
          マジシャン「僕はもうだめなのね...」
          シャワーズ「何だか全然平気みたいだね。」
          マジシャン「あのね、君に頼みたい事があるのね。」
          カスミ「え、頼みって?」
          マジシャン「僕の名前はマギーって言うのね。 僕の助手にしてくれないかな?」
          ポン! マギーは花を出した!
          カスミ「わー! 貴方マジシャンなのね?」
          マギー「そうなのね。 僕は実はブロードウェイでマジックショーをするのが夢なの。 
          でも余りマジックがよくなくって、なかなか夢が叶えないの。 出来れば、僕と
          一緒に手品してくれないかな?」
          カスミ「じゃあ、一回だけよ!」
          マギー「それじゃ、お願いするのね!」

          ―マジックショー―

          カスミはトサキントのような衣装をしていた。
          マギー「レディスアンドジェントルメン! ただいまマジックショーを始まりますのね!」
          客1「いいからさっさと始まれよ!」
          客2「早くしやがれ!」
          シャワーズ「何だか性格悪そうな客ばかりだね。」
          ピカチュウ「ピカー。」
          サトシ「あれ? カスミじゃねえか!」
          カスミ「え!?」
          客席にはサトシ達がいた!
          カスミ「な、何でみんながこんな所にいるの!?」
          カスミの顔が赤くなった。
          ボタン「面白そうだから来たのよ!」
          サトシ「(でもカスミの奴、なかなか可愛いな...)」
          コゴロウ「おや、サトシ? お前顔が赤くなってるぜ?」
          サトシ「ば、馬鹿! 何言ってるんだよ!?」
          アキラ「それにあそこ見ろよ! タマタマがいるぜ!」
          タマタマ「タマタマ!」
          セイヨ「ホントだわ! でもなんでタマタマが必要なのかしら?」
          ジュン「アシスタントとして使ってるんでしょ?」
          マギー「まず最初は、「タマタマのジャグリング」です!」
          マギーはタマタマをジャグリングした。
          客3「ふざけるな!! もっと真面目な手品しろ!」
          マギー「ひ! わ、分かりましたのね。」
          ダイスケ「何だか性格悪そうな奴等ばっかいるな。」
          マチス「イェス、何だかノーグッドなコストマーだな。」
          マギー「それでは次のマジックをしますのね! それはファイヤー魔法なのね! 
          ぬぬぬぬぬぬぬぬぬ...」
          ナツメ「ホントに出すのかしら?」
          エリカ「何だかドキドキしますわね。」
          マギー「ファイヤーーー!!」
          ポン! 杖から火の粉が出た!
          ドテ! 全員こけた!
          マギー「あれ!? おかしいのね! もう一回やるのね! ファイヤーーー!!」
          ブォーーーーーーーー!! 杖から炎を吹いた!
          客達「おーーーーー!!」
          マギー「やったのね! やっとマジック成功したのね! うぉーーーーーーーー!!」
          ブォーーーーーーーー!! マギーは炎を吹き捲くっていた!
          キョウ「うわ! 危ないでござる!」
          アヤ「ちょっと危ないわよ! カスミ、その人を止めて!」
          カスミ「わ、分かったわ! マギーさん、やめて!」
          マギー「ワーッハッハッハッハ! 感動して止められないのね!」
          ザーーーーー!! 急に緊急シャワーが付いた!
          フウコ「きゃ! 急に緊急シャワーが!」
          ドリオ「おかげでびしょ濡れだぜ!」
          シャワーズ「失敗だね、これ。」
          ピカチュウ「ピカーー...」
          客4「馬鹿野郎! 金返せ!」
          マギー「あわわ、ちょっと待ってなのね!」

          ―外―

          オーナー「馬鹿者! お前はもうクビだ!!」
          マギー「待ってくださいのね! もう一回チャンスを...」
          オーナー「チャンスなんぞやらん! さっさと出て行け!」
          オーナーは行ってしまった。
          マギー「あーー、これでお終いなのね...」
          タマタマ「タマーーー...」
          マサ「何とかしなきゃな。」
          ミサ「なんだか可愛そうね。」
          サトシ「よし! 俺達もマギーさんを手伝おうぜ!」
          全員「おう!」
          マギー「おー、ありがとうなのね!」

          ―一方ロケット団―

          ロケット団は気球のバルーンの上にゆっくり休んでいた。
          コジロウ「あのジャリボーイ達は何やってんだ?」
          ニャースは双眼鏡でサトシ達を見ていた。
          ニャース「何だかマジックの手伝いをしているニャ。」
          ムサシ「マジック? 何がなんだか...」

          ―一方サトシ達―

          サトシはアラビア風の衣装をしていた。
          サトシ「みなさん! 今からこの箱の中から色々な物をだします! そこのお兄さん、何を
          出しますか?」
          マギー「えーっと、炎を出して欲しいのね。」
          サトシ「あいよ! 炎よ、ファイヤー!」
          ブォーーーーーーー!! 箱の中から炎が吹いた! その炎はマギーに当たった!
          マギー「おー、暑いけどすごいね。」
          サトシ「次は水! 行けー!」
          ブーーーーーー!! 箱の中から水が噴射した! その水はマギーに当たった!
          マギー「おー、冷たいけどすごいね。」
          イミテ「サトシがマジックを出来てるみたいね! でもあの箱の中に何かあるんだけど
          ね。」
          そう、箱の中にフシギダネ、ヒトカゲとゼニガメがいた!
          ゼニガメ「ゼニー!」

          この先に日本語ふりがな版に変えます。
          ゼニガメ「あれ? なんか焦げ臭くないか?」
          フシギダネ「それってもしかして、ヒトカゲ!?」
          ヒトカゲ「え!? 僕何もしてませんよ!」
          ゼニガメ「その臭い匂いじゃない! 焦げ臭いんだよ!」
          フシギダネ「ヒトカゲ君、しっぽが燃えてるよ!」
          ヒトカゲ「これは元からですよ。」
          ゼニガメ「違う! しっぽが箱を燃やしているよ!」
          ヒトカゲ「え!? 大変だ!」
          フシギダネ「早く火を消して!」
          ゼニガメ「狭すぎて「水鉄砲」使えないぜ!」
          ヒトカゲ「うわーー! 助けてくださいーーーーー!!」

          サトシ「あれ? 何だか騒がしいぞ? お前達、落ち着けよ!」
          ヒトカゲ「カゲーーーーーー!!」
          ブォーーーーーーー!! ヒトカゲの「火炎放射」!
          サトシ「わーーーーー!!」
          タイチ「あ! サトシ兄ちゃん、大丈夫!?」
          サトシ「ヒトカゲ、お前なーーー...」
          ヒトカゲ「カゲーーー...」
          キース「マジックと言えば、クリスティなら出来るか?」
          クリスティ「え? 私が?」
          ライゾウ「そう言えば、クリスティは魔法使いだったよな?」
          ミズキ「コゴロウもそうだろ?」
          コゴロウ「いや、マジシャンていうか、俺は忍者だし...」
          アツシ「マギーさんのためなら見せてあげなよ!」
          クリスティ「しょうがないわね、やるしかないわね!」
          コゴロウ「ちょっとだけだぜ。」

          クリスティ「行くわよ、「ファイアボール」!」
          ブォブォブォブォ! クリスティの「ファイアボール」!
          コゴロウ「行くぜ、「火遁の術」!」
          ブォ! コゴロウの「火遁の術」!
          ヤス「ほう、炎系魔法だな?」
          クリスティ「そう、でもこういう魔法を覚えるの時間が掛かるのよ。」
          コゴロウ「その通り! 忍術を覚えるのに厳しい修行が必要さ! でもマギーはもう炎魔法
          覚えてるんじゃねえのか?」
          マギー「確かに持ってるけど、上手く行かないのね。」
          サトシ「そうか。 なあ、タマタマ。 悪いけど、俺達が手を貸すのはこれしかないんだ。 
          すまないな。」
          タマタマ「タマタマーーー!」
          サトシ「何だよ、文句でもあるのかよ?」
          タマタマ「タマーーー!!」
          ミワワワワワワ! タマタマの「催眠術」!
          サトシ「睨んだって意味...が...」
          サトシの言葉が止まった。 後動きも止まっている。
          カズ「どうしたんだ、サトシ?」
          ブルーザー「急に動きが止まったぞ。」
          マギー「待てよ、これってもしかしてなのね?」
          カルロス「もしかしてなんだ?」
          マギー「サトシ君、フシギダネの真似。」
          サトシ「ダネダネ、ダネダネ、!」
          サトシはフシギダネの真似をした!
          ブレイク「な!? フシギダネの真似をしやがった!」
          イミテ「しかも、上手くない...」
          アシュラ「違うでござるだろ?」
          マギー「ふむ、これは使えるかもね。」

          ―森の中―

          サトシはマギーが乗っているカートを動かしていた。
          マギー「この先に「リーフの森」があるのね! そこに連れてって欲しいのね!」
          サトシ「はい...」
          サトシとマギーはリーフの森にいった。 そこに看板があった。 
          「注意! この先はリーフの森! そこでタマタマを連れたらナッシーに進化する!」と書いてあった。 その時シゲル達はサトシの
          足跡を追っていた。
          シゲル「サトシは一体何があったんだ!?」
          ゼトラ「多分あのタマタマ、サトシに「催眠術」を掛けたんじゃねえのか?」
          ブルー「そう言えば、さっきフシギダネの真似をしたわ!」
          タケシ「じゃあ、サトシは操られてるんだ!」
          カスミ「ピカチュウ、シャワーズ、どうにかしてサトシの跡を追って!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「任しておいて!」

          ―リーフの森―

          ここはリーフの森。 この森はリーフの石のように、石で進化する事が出来る草系ポケモンが進化出来る森。 この森には野生の
          ナッシーも生息している。 そこにはサトシとマギーがいた。

          マギー「サトシ君、あれはなんて言うポケモンね?」
          サトシ「あれはナッシーと言う、タマタマの進化形です...」
          マギー「それでは、戦って欲しいのね!」
          サトシ「分かりました。 ポケモン達よ、出て来るがよい...」
          フシギダネ「ダネダネ!」
          ヒトカゲ「カゲーー!」
          ゼニガメ「ゼニゼニ!」
          ワンリキー「リキーー!」
          コンパン「コンパン!」
          パラス「パラパラ!」
          ディグダ「ティグー!」
          ドードー「ドードー!」
          ニャース「ニャーース!」
          サトシ「ナッシーを攻撃...」
          サトシのポケモン達は色々な技でナッシーを攻撃している!
          ナッシー達「ナッシーーーー!!」
          マギー「その間に僕がゲットするのね!」
          マギーはナッシー達を全てゲットした!
          マギー「これで大成功ね! これぐらいのナッシーを連れて行けば、お客達もおとなしく
          僕のショーを見られる事が出来るのね!」
          ロケット団「そうはいくか!」
          マギー「何なのね!?」

          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河にかけるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんてニャ!」

          マギー「何だか僕よりも派手なやり方なのね。」
          ムサシ「私達が何しに来たのは...」
          コジロウ「そのナッシー達を貰いに来たのさ!」
          マギー「そんなーー...」
          ロケット団「問答無用!」
          ロケット団はサトシとそのポケモン達とマギーに紐を巻いた!
          タマタマ「タマタマ!」
          ムサシ「何、文句あるの?」
          コジロウ「近寄るとお前のご主人に痛い目に会わせるぜ!」
          タマタマ「タマーーーーー!!」
          タマタマの体が突然光り、形が変わり始めた!
          ニャース「こ、これは!?」
          ???「ナッシーー!」
          ロケット団「進化したーー!?」
          ナッシー「ナッシーーー!」
          ミワワワワワワ! ナッシーの「催眠術」!
          ロケット団「ヤバイ! 「催眠術」...だ...」
          マギー「すごいなのね! タマタマがナッシーに進化したのね!」
          ナッシー達「ナッシーー!」
          ドドドドドドドドドド! ナッシー達はいきなり走り、サトシ達を踏んだ!
          マギー「あぎゃ!?」
          ナッシー達は行ってしまった。
          マギー「何でなのね?」

          ―一方シゲル達―

          サムライ「一体どこに行ってしまったのでござるか?」
          サクラ「ちょっと待って! 何か聞こえない?」
          ドドドドドドドド! ナッシー達が通りかかった!
          アヤメ「な、何これ!?」
          ボタン「ナッシー達が走ってるわ!」
          アキラ「おい、あれを見ろよ!」
          ロケット団も走っていた。
          ロケット団「ナッシー、ナッシー...」
          セイヨ「ナッシーの真似をしてるわ。」
          ジュン「ロケット団も「催眠術」を受けたのですね?」
          イミテ「でもモノマネは上手くない。」
          ダイスケ「それはモノマネとは違うぜ。」
          マチス「とにかくレッツムーブオン! 先に行こうぜ!」

          ―リーフの森―

          シゲル達はそこに着き、サトシ達は倒れていた!
          シゲル「サトシ! 大丈夫か!?」
          ブルー「マギーさん、しっかりして!」
          シャワーズ「みんな、起きてよ!」
          サトシ「う、あれ? 俺は一体、何をやってたんだ?」
          マギー「うー、頭が痛いね。」
          フシギダネ「ダネ?」
          ヒトカゲ「カゲ?」
          ゼニガメ「ゼニ?」
          ワンリキー「リキ?」
          コンパン「コンパン?」
          ディグダ「ティグ?」
          パラス「パラ?」
          ドードー「ドー?」
          ニャース「ニャー?」
          ナツメ「みんな無事みたいね!」
          マギー「あれ!? 僕のナッシーは!?」
          エリカ「ナッシー? それって、貴方のタマタマでございますの?」
          マギー「タマタマがナッシーに進化したのね!」
          キョウ「そう言えば、この森は石で進化する草系ポケモン達が進化する事が出来る森で
          ござるぞ!」
          ワンリキー「リキー、リキ!?」
          サトシ「え? どうしたんだ、ワンリキー!?」
          ワンリキーの体が突然光り、形が変わり始めた!
          アヤ「これってまさか...」
          ???「ゴーリキー!」
          マサ「ゴーリキーに進化したぜ!」

          ポケモン図鑑「ゴーリキー・怪力ポケモン・ワンリキーの進化形。 疲れる事のない強靭
          な肉体を持つ。 重い荷物の運搬などの仕事を手伝う。 腰に巻いたパワー
          セーブベルトを外したゴーリキーの勢いを止める事は誰にも不可能だ。」

          サトシ「やったー! 進化したぜ! よろしくな、ゴーリキー!」
          ゴーリキー「ゴリー!」
          カルロス「喜んでる場合じゃねえぞ! 今直ぐ戻らないと行けないぜ!」
          ミサ「え? それってどういう意味なの?」
          カルロス「分からないのか!? さっきナッシー達が通りかかったのを見ただろ! 
          あいつらは真っ直ぐカーニバルに向ってるんだ!」
          全員「何だって!?」
          ブルーザー「何でそう早く言わなかったんだ!?」
          カルロス「今思い付いたんだよ。」
          サトシ「とにかく、急いでカーニバルに戻らないと!」

          ―カーニバル―

          サトシ達はカーニバルに着いた。 だがそこには人もいなく、店や遊園地は崩れていた。
          タイチ「カーニバルが、こんなに...」
          ライゾウ「ナッシー達の仕業か。」
          ミズキ「でもなんでカーニバルをこんな風に潰さなきゃいけないんだ?」
          ゼトラ「多分ナッシー達は操られてるんだろ。 自分らに「催眠術」を掛けて、勝手に
          コントロールされたんだ。」
          アツシ「じゃあ、どうにかして正気に戻さねえとな!」
          オーナー「そこにいるお前達!」
          ヤス「お? あいつはショーのオーナーじゃねえか。」
          オーナー「ここは今危険な場所だ! 早くここから離れてくれ!」
          カズ「何で離れなきゃいけねえんだ?」
          オーナー「ここに時限爆弾を埋めておいた。 もしもあのポケモンがここに来たら、時間
          通りに爆発するぞ!」
          カスミ「そんな! ナッシー達は操られてるのよ!」
          オーナー「ヤバイ、こっちに来た! とにかく逃げろ!」
          オーナーは逃げた。 その時ナッシー達はサトシ達の方に向った。
          クリスティ「こっちに来るわ! 何とか止めないと!」
          サトシ「フシギダネ、「葉っぱカッター」だ!」
          フシギダネ「ダネーーー!」
          グサグサグサグサ! フシギダネの「葉っぱカッター」! 攻撃はナッシーの葉っぱを切り裂いた。 しかも変なスタイルに...
          コゴロウ「おー、ヘアスタイルいいじゃねえか。」
          カスミ「髪を切らしてどうするのよ!?」
          サトシ「こうなったらヒトカゲ、「火炎放射」だ!」
          ヒトカゲ「カゲーー!」
          ブォーーーーーー! ヒトカゲの「火炎放射」! 効果は抜群だ!
          ナッシー「ナッシ!?」
          一匹のナッシーは目を覚ました!
          ブレイク「炎系の技なら覚めれるぜ! どんどん「火炎放射」を使え!」
          サトシ「分かった! ヒトカゲ、どんどんやれ!」
          ヒトカゲ「カゲーーーーーーー!!」
          ブォーーーーーーー! ヒトカゲの「火炎放射」! 攻撃のおかげで少しのナッシー達を覚ました。
          ヒトカゲ「カゲーーー...」
          サトシ「大丈夫か、ヒトカゲ!?」
          シャワーズ「もう限界だよ!」
          カスミ「サトシ! もう使えないの!?」
          サトシ「後一回なら使えるけど、もう限界だぜ。」
          カスミ「そんな、このままじゃ、ナッシー達が...」
          アシュラ「そうだ! マギー殿、お主の炎魔法を使えばどうでござるか!」
          マギー「え!?」
          カスミ「そうだわ! マギーさんのマジックなら、きっとナッシー達が目を覚める事が
          出来るわ!」
          マギー「そんな事、出来ないね。」
          カスミ「見てよ、ヒトカゲがあんなに苦労してるのよ!」
          マギー「は!」
          マギーはヒトカゲを見て、ようやく自身を持った!
          マギー「...僕やってみるね!」
          クリスティ「その調子よ! 私も手伝うわ!」
          コゴロウ「俺も協力するぜ!」
          ブレイク「俺も炎系技を使うぜ!」
          サトシ「よーし! ヒトカゲ、「火炎放射」!」
          ヒトカゲ「カゲーーーーーー!!」
          ブォーーーーーーー!! ヒトカゲの「火炎放射」!
          マギー「こっちはファイヤー!」
          クリスティ「火炎魔法、「ファイアボール」!」
          コゴロウ「忍法、「火遁の術」!」
          ブレイク「食らえ、「ラッシングバーナー」!」
          ブォーーーーーーーー!! ヒトカゲ、マギー、クリスティ、コゴロウとブレイクの炎攻撃で、全てのナッシー達に攻撃し、ナッシー
          達は目を覚めた!
          ナッシー達「ナッシ!?」
          ムサシ「あれ? ここはどこ?」
          コジロウ「私は誰?」
          ドドドドドドドドドド! ナッシー達は走り始め、住処に帰った。
          サトシ「やったー! これでナッシー達は無事に助けたぜ!」
          マギー「僕もやったのね! やっとマジックをする自信を持ったのね!」
          ナッシー「ナッシー!」
          マギー「僕のナッシーだ! 元に戻ってよかったのね!」
          ゼトラ「後は時限爆弾の事だが...」
          ドカーーーーーーーーーン!! 時限爆弾が爆発した!
          シゲル「ちょうどいい時間に爆発したぜ! ナッシー達があんな所に行かなくて
          よかったぜ!」
          ヒトカゲ「カゲー、カゲ!?」
          サトシ「ん? どうしたんだ、ヒトカゲ!?」
          ヒトカゲの体が突然光り、形が変わり始めた!
          ブルー「これってもしかして...」
          ???「リザーー!」
          タケシ「リザードに進化した!」
          サトシ「やった! ヒトカゲが進化したぜ! よろしくな、リザード!」
          サトシはリザードを抱いた。 
          ブォ! リザードはサトシの耳に炎を吹いた!
          サトシ「あち!?」
          プイ! リザードはそっぽを向いた!
          全員「あはははははは!」

          ―夕方―

          マギー「みんなも旅にがんばるのね!」
          サトシ「マギーさんもマジックがんばれよ!」
          マギー「うん! また会おうね!」
          サトシ「またな、マギーさん!」

          カーニバルでマギーと出会いながら、ナッシー達を救う事が出来たサトシ達。 おかげでサトシのワンリキーとヒトカゲがゴーリキ
          ーとリザードに進化し、サトシ達の旅はまだまだ続く! ところでロケット団は今頃どうしてるのだろう?

          ロケット団「助けてーーーー!!」
          ロケット団は走り続けているナッシー達に巻き込まれていた。
          ムサシ「いつまで止まるのよ!?」
          コジロウ「誰かこいつらを止めてー!」
          ニャース「そんな事言っても誰もいニャいニャーー!」
          ロケット団「やな感じーーーーーー!!」
          続く。