ポケットモンスター小説版
          第75話 歌って!プリン!

          マツモタウンでキヨミと出会い、キヨミのパラスをパラセクトに進化させたサトシ達。 次の目的地を目指すために、サトシ達の旅は
          続くが、サトシ達はある砂漠の中。

          サトシ「うー、疲れたー。」
          ピカチュウ「ピカチュウーー。」
          シャワーズ「喉乾いたよーー。」
          シゲル「いつ街に着くんだー?」
          ブルー「もう夜なのに疲れてるわよ。」
          タケシ「あ、見ろ! あそこに光が見えるぜ!」
          カスミ「あ! ホントだわ! あそこは街だわ!」
          サトシ「よし、みんな急ごう!」

          ―街―

          ここはネオンタウン。 この街は夜のない街と言って、人は夜になっても寝ない街である。 そしてサトシ達はその街にいた。

          タケシ「ここはネオンタウンといって、夜のない街と言うんだ。」
          サムライ「と言う事は、ここにいる住人達はいつも寝ていないと言うわけでござるな?」
          ドン! サトシは男の人にぶつかった!
          男の人「いてえじゃねえか! どこを見て歩いてんだ!」
          サトシ「何だよ、ぶつかったのはあんたのほうだろ!」
          男の人「何だとー!?」
          サクラ「ちょっとサトシ! やめなさいよ!」
          サトシ「でもこの人が先に...」
          ???「こらー! 貴方達何やってるのよ!」
          ジュンサーが現れた!
          アヤメ「あ、ジュンサーさんだわ!」
          ジュンサー「落ち着いてください! こんな事をさせたくなかったら、ちゃんと気を付け
          てください! それに貴方達こそ何やってるのよ! こんな時間に歩いてる
          場合じゃないでしょ! 今はもう寝る時間よ!」
          ボタン「え? でも私達ここに着いたばかりよ。」
          ジュンサー「この街は寝不足な人が多くって困ってるの! だから早く旅館に行って
          寝なさい!」
          ジュンサーは行ってしまった。
          アキラ「ジュンサーさんも寝不足なんだな。」
          セイヨ「大変な街ね。」
          ジュン「そうですね。」

          ―一方ロケット団―

          ムサシ「この街は夜になっても人が寝ない街なのね。」
          コジロウ「てことは、寝不足な奴が多いんだな?」
          ニャース「だろうニャ!」
          ドン! ムサシは大きなおばさんにぶつかった!
          ムサシ「ひ!?」
          おばさん「どこ見て歩いてるのよ!!」
          バシバシバシバシ! おばさんはムサシのお尻を叩いた!
          ムサシ「痛い痛い! 何でいきなりこうなるのよ!?」
          コジロウ「ムサシも大変だな。」
          ドン! コジロウは男の人にぶつかった!
          男の人「いてえだろうが! どこ見て歩いてんだよ! このボケ!!」
          バキバキバキバキ! 男の人はコジロウを殴り捲くった!
          コジロウ「いていて! 何だよいきなり!? これって早くもやな感じ!?」
          ニャース「この街、とんでもなく危ない街ニャーー!」

          ―次の朝―

          サトシ「ふわーー! よく寝たなー!」
          ダイスケ「でも他の人達はよく寝てねえみたいだぜ。」
          住人達はケンカをし始め、ジュンサーは次々の人達を落ち着けようとする。
          マチス「このタウン、デインジャレスなタウンだな。」
          ナツメ「ジュンサーさんも大変ね、寝不足で。」
          サトシ「とにかくこの街はほっといて、早く先に進もうぜ!」

          ―森の中―

          エリカ「この森って結構静かでございますわね。」
          キョウ「それはそうでござる。 何やら街の中にはうるさい連中がおるからのう。」
          アヤ「あら? あそこに何か見えるわ!」
          全員「え!?」
          切り株の上にプリンがいた!
          プリン「プリー!」
          カスミ「きゃー! 可愛い!」
          マサ「あれはプリンだ!」
          カスミ「私ゲットしちゃおうっと!」
          ミサ「でもそれ、水系じゃないわよ。」
          カスミ「いいのよ! ヒトデマン、「捨て身タックル」!」
          ヒトデマン「ジェア!」
          バキ!! ヒトデマンの「捨て身タックル」!
          プリン「プリーーー!!」
          ドカ! プリンは木に当たった!
          プリン「ウ、ウ、ウ...」
          プリンは泣き始めた。
          イミテ「あらら、泣いちゃったわよ。 やりすぎよ、カスミちゃん!」
          タイチ「プリンって確か、歌うのが好きだったよね?」
          ライゾウ「ああ、歌うのがプリンの得意技なんだよ。」
          カスミ「うわー! 私プリンの歌を聞きたーい!」
          ブルー「私も私も!」
          シゲル「あれ? お前プリン持っていたんじゃねえのか?」
          ブルー「そうなんだけど、余り最後まで聞かなかったのよ。 だからプリンちゃん! 
          歌ってちょうだい!」
          プリン「プ!」
          プリンは歌わなかった。 落ち込みながら石を蹴った。
          ミズキ「あれ? 何で歌わないんだ?」
          アツシ「まさか、歌えないんじゃ?」
          プリンはうなずく。
          ヤス「それで攻撃しなかったんだな?」
          カスミ「そうなの、ごめんね、プリン。」
          プリン「プリーー...」
          プリンは号泣した。
          カスミ「ねえ、プリンを歌うように特訓しようよ!」
          カズ「でもどういう特訓するか分からねえぞ。」
          カスミ「プリンが歌えないのなら助けるしかないわよ! ね、プリン!」
          プリン「プリン!」
          プリンは嬉しそうな顔をしながらカスミを抱いた。
          カスミ「あは! 可愛い!」
          その時ロケット団は草地の中に隠れながら、双眼鏡でサトシ達を見ていた。
          ムサシ「あれがプリンね?」
          ニャース「あのプリンは歌うと相手を眠らせる事が出来るのニャ!」
          コジロウ「もしもあいつをゲットすれば、どの街に眠っている奴等からこっそりポケモン
          取り放題だぜ!」
          ムサシ「しかもあの街に酷い目にあったよね! あの時の恨みを払わなきゃね!」
          ニャース「それじゃ、作戦開始ニャ!」
          ロケット団は妙な衣装をしながら姿を現し、カラオケセットを出した!
          ロケット団「お待たせー!」
          全員「ロケット団!?」
          ブルーザー「何しにここに来たんだ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「歌ってあげるは世の情け...」
          ロケット団「宇宙の果てがー、暗闇ならばー...」
          以下中略:理由は作者が曲聞いた事ないから。(汗)
          ロケット団「我々のCDデビュー、「ロケット団よ永遠に」発売中!」
          ムサシ「私達は自分達の音楽をCDにしました!」
          コジロウ「どのCDのお店に売っていますよ!」
          ニャース「ロケット団のファンである人がいるのニャら、直ぐに買ってくださいニャ!」
          クリスティ「別にいらないと思うけど、羨ましいな...」
          カルロス「そんな事言ってる場合じゃねえだろ?」
          コゴロウ「ところで何しに来たんだ?」
          コジロウ「プリンとのカラオケバトルしに来たのさ! 負けたらゲットだぜ!」
          プリン「プリ!?」
          カスミ「サトシ! このままじゃプリンが危ないわ!」
          サトシ「ああ、それじゃ...」
          キース「ちょっと待った! 今まで出番がなかった俺がやってやろうじゃねえか!」
          サトシ「じゃあ、頼むぜ!」
          キース「任しておきな! ウツボット、出て来い!」
          ウツボット「ウツボーット!」
          コジロウ「マタドガス、行きな!」
          マタドガス「マータドガース!」
          キース「これで楽勝! ウツボット、「叩き付ける」攻撃!」
          ウツボット「ボーーット!」
          バシ! ウツボットの「叩き付ける」攻撃!
          マタドガス「ドガーース...」
          サトシ「次はシャワーズ、「水鉄砲」で追い払え!」
          シャワーズ「ラジャー! ブーーーーーーー!!」
          バシャ!! シャワーズの「水鉄砲」!
          ロケット団「やっぱりやな感じーーーーーーー!!」
          ロケット団は逃げた!

          ―数分後―

          サトシ達はプリンを歌わせる特訓をしていた。
          カスミ「あ・い・う・え・お・あ・お! さあ、やって見てごらん!」
          プリン「プリー!」
          プリンはやらなかった。
          ブレイク「自力でやるの嫌がってるらしいぜ。」
          ピカチュウ「ピーカピカチュウー!」
          シャワーズ「あーいーうーえーおーあーおー!」
          サトシ「結構上手いじゃないか、ピカチュウ、シャワーズ!」
          ピカチュウ「ピーッカー!」
          シャワーズ「照れるなー!」
          プリン「プリ!!」
          プリン怒りながらピカチュウとシャワーズの後ろに移動した!
          プリン「プリーーーーン!!」
          バキ!! プリンの「メガトンキック」!
          ピカチュウ「ピカ!?」
          シャワーズ「うわ!?」
          サトシ「どうしたんだ、ピカチュウ、シャワーズ?」
          ピカチュウ「ピッカッチュウ?」
          シャワーズ「いったー、何なんだ?」
          タケシ「そうだ、プリンに喉のいい果物を食べさせればいいかも! でもどこにあるか
          分からないな。」
          アシュラ「それならこの近くにあるのを、拙者は見たでござるぞ。」
          タケシ「ホントか!? 教えてくれ!」

          ―数分後―

          サトシ達は果物のたくさんある森に着いた。
          アシュラ「あれでござるか?」
          タケシ「そうそう、これだ!」
          ゼトラ「これが喉のいい果物って言うのか?」
          タケシ「ああ、これをプリンに食べさせれば、歌えるかもな! ほら、プリン! 食べたいか?」
          プリン「プリ? アーーン!」
          プリンは果物を食べた!
          シゲル「おー、食べた食べた!」
          プリン「プリ!」
          ブルー「これで歌えるかな?」
          カスミ「さあ、歌って!」
          プリン「プリ! スーーー...プープルル、プープリー、プープーリーンーー...」
          プリンは歌った!
          カスミ「やったー! 歌ったわーー!」
          プリン「プリーーン!」
          ピカチュウ「ピーッカーー!」
          シャワーズ「よかったね、プリン!」
          プリンはピカチュウとシャワーズの後ろに移動した!
          プリン「プリ!」
          バキ! プリンはピカチュウとシャワーズに足払いをした!
          ピカチュウ「ピカ!?」
          シャワーズ「いた!?」
          プリン「プリーーン!」
          プリンはカスミを抱いた!
          プリン「プリーーン!」
          カスミ「うふ、可愛い!」
          ピカチュウ「ピカピカ?」
          シャワーズ「まただ。 何なんだ、今の?」
          サトシ「どうしたんだよ、ピカチュウ、シャワーズ?」
          ピカチュウ「ピカチュウ?」
          シャワーズ「どうなってるんだろう?」
          カスミ「さあ、プリン! 今度こそ歌って!」
          プリン「プリン! プープルル、プープリー、プープーリーンー...」
          プリンの「歌う」攻撃!
          サムライ「うむ、なかなかいい歌でござるな...」
          サクラ「いいメロディね...」
          アヤメ「でもなんだか眠たくなったような...」
          その時草地の中にロケット団が隠れていて、マイクを出していた。
          ムサシ「次の作戦は、プリンの歌をこのテープレコーダーに録音する!」
          コジロウ「そうすれば、そいつの歌をあの街にいる奴等に聞かせば、ポケモン全部
          貰いだぜ!」
          ニャース「でもニャンだか眠くなってきたニャー...」
          プリン「プープルル、プリ!?」
          サトシ達は寝てしまった。
          プリン「プリーーー!」
          プクーー! プリンは怒った!
          プリン「プリ!」
          ゴソゴソ...プリンはサトシのリュックからマジックペンを出した。
          プリン「プリーーー!」
          プリンはサトシ達の顔に落書きした!
          プリン「ププププ! プリ!?」
          気付いて見たらゼトラが起きていた!
          プリン「プ、プ...」
          ゼトラ「何だよ、なんか用か?」
          プリン「プリプリ!」
          プリンは草地に入った。
          プリン「プリ?」
          そこにはロケット団が寝ていた。
          プリン「プリプリプリプリ!」
          バシバシバシバシ! プリンの「往復ビンタ」! でもロケット団は起きなかった。
          プリン「プリーーー!!」
          プリンはロケット団の顔に落書きした!

          ―数分後―

          サトシ「ふわーー! 気持ちよく寝たぜ! あ!!」
          ボタン「どうしたの、みんな? え!?」
          全員「何だ、その顔は!?」

          ―一方ロケット団―

          ムサシ「うーーん、よく寝たなー! え!?」
          コジロウ「何だよ、あ!?」
          ロケット団「何だ、その顔は!?」

          ―一方サトシ達―

          アキラ「この落書きの仕業は、プリンか!」
          プリン「プリプリ!」
          プリンは怒っている。
          セイヨ「何で怒ってるの?」
          ジュン「「歌う」って言う攻撃は、相手を眠らせる事が出来る技なんですよ。」
          ダイスケ「は? さっきのは攻撃か?」
          ジュン「らしいですね。」
          マチス「そう言えば、ゼトラはスリープしなかったな。 ホワイだ?」
          ゼトラ「まあ、俺はこういう風に生まれたからだな。」
          ブルーザー「ていうか、ゼトラは何年掛かっても寝ない時もあるのさ!」
          全員「えーーーー!?」
          サトシ「確かに寝不足なところがないな...」
          エリカ「そうですわ! ゼトラならプリンの歌が分かったかもしれませんわ!」
          キョウ「そういう事か! ゼトラ殿...」
          ゼトラ「悪いが、それは教えないな。」
          アヤ「え!? どうしてなの!?」
          ゼトラ「俺は伝説のソルジャー。 秘密は教えない性格でね。」
          マサ「何だかケチな事を言うな。 でもどうやれば歌を聞けるようになるんだ?」
          ミサ「そうだ! ポケモンなら寝ない奴もいるはずよ!」
          サトシ「そうだな! それじゃ、やってみるか!」
          サトシ達はポケモンを出した!
          イミテ「ねえ、プリンちゃん! もう一回歌ってくれないかしら?」
          プリン「プリ! プープルル、プープリー、プープーリーンー...」
          プリンの「歌う」攻撃! ポケモン達は寝てしまった!
          タイチ「やっぱりだめみたいだね。」
          ライゾウ「ポケモンでも無理か。」
          ミズキ「ちょっと待った! まだ寝ていない奴がいるぜ!」
          気付いたらコダックは寝ていなかった!
          アツシ「すごいぜ! カスミのコダックは最後まで歌を聞いたぜ!」
          プリン「プリーー!!」
          プクーーー! プリンはなぜか怒っている。
          カスミ「どうしたの? 何怒ってるの?」
          ヤス「おい、まさか...」
          カズ「ああ、まさかだな。」
          カスミ「何よ、そのまさかって?」
          キース「触って見たらどうなんだ?」
          カスミ「え?」
          チョイ! コテ! カスミはコダックを触り、コダックが倒れた! 気付いたらコダックは目を開けたまま寝ていた!
          コダック「ZZZZ...」
          カスミ「目を開けたまま寝るなーーーーーー!!!!」

          ―数分後―

          サトシ達は考えていた。
          クリスティ「何だかいい方法がないのかしら? 眠らない人がいれば、何とかなるけど、
          そういう人はいないね。」
          カルロス「眠らない人? いるぜ、ネオンタウンに山ほども! あの街には寝不足の住人達
          が多くいるぜ!」
          コゴロウ「そうか! そうすれば、何とかなるはずだな!」
          サトシ「よし! ネオンタウンに戻って、試しにやって見ようぜ!」
          全員「おう!」
          その時ロケット団は草地の中に隠れていて、話を聞いていた。
          ムサシ「なるほど、その手があったのね!」
          コジロウ「しょうがない、久々に協力するか!」

          ―ネオンタウン―

          ブレイク「とは言っても、カラオケなんて貸してくれないもんな。」
          アシュラ「さすがに酷い街でござるな! これからどうするでござるか?」
          その時巨大なトラックが現れた!
          サトシ「な、何だ!?」
          ???「ヘイ、そこのボーイ達! ミュージックステージが欲しいのかい?」
          あるロックバンドの2人組みはムサシとコジロウだった。 でもサトシ達はそれを気付かない。
          コジロウ「よかったらこれを使ってくれよ!」
          そのトラックはなんとオンステージだった!
          シゲル「わーー! こんな物があったのか!?」
          ブルー「これ、使ってもいいの!?」
          コジロウ「いいって者よ!」
          ムサシ「そのプリンが歌いたい所が必要ならば、それを使ってもいいわよ!」
          サトシ「ホントに? ありがとう!」
          プリン「プリン!」

          ―数分後―

          サトシ達が準備をしながらロケット団は隠れていた。
          ムサシ「プリンの歌を住人達に聞かせれば、ポケモンは全部頂きよ!」
          コジロウ「おっと、耳せんを忘れなく!」
          ロケット団は耳せんを付けた。
          サトシ「そっちは準備オッケーか?」
          タケシ「ああ、オッケーだぜ!」
          その時コゴロウとブレイクは現れた!
          サトシ「そっちはどうだ?」
          コゴロウ「スピーカーは全部オッケーだぜ!」
          ブレイク「どの店にはちゃんとセットしておいたからな!」
          サトシ「よし、始まろうぜ! セット、スタート!」
          ガチ! 照明が付き、プリンはステージにいた!
          住人1「あれ、何だ?」
          住人2「何かしら?」
          プリン「プープルル、プープリー、プープーリーンー...」
          プリンの「歌う」攻撃!
          カスミ「これなら聞けるかな?」
          サムライ「でもまた眠くなってきたでござる...」
          ムサシ「うーーん、眠い...」
          コジロウ「やっぱり耳せんでも、だめか...」
          プリン「プープルル、プリ!?」
          気付いたらサトシ達、ロケット団と住人達は眠ってしまった!
          プリン「プリーーーー!」
          プクーーー! プリンは怒った!
          プリン「プリプリ!」
          プリンは住人達の顔に落書きした!

          ―次の朝―

          サトシ「うーーん、よく寝た!」
          サクラ「気持ちよく寝たわー! あら?」
          住人3「うーーん、気持ちいいぜ!」
          住人4「何だかさっぱりしたわ!」
          アヤメ「あら? 住人達の性格が変わったみたいだわ。」
          住人5「あ、この間はすみませんでした!」
          店員「いえいえ、こっちこそすみませんでした!」
          ボタン「前よりも優しくなってるわ!」
          男の人「おー、君はあの時の!」
          サトシ「え? あ、あの時の男の人だ!」
          男の人「この間肩にぶつかってすまなかったな!」
          サトシ「あ、ああ。 こっちこそごめん。」
          アキラ「眠ったおかげで優しい性格に変わったようだな!」
          セイヨ「しかも落書きだらけね。 これもプリンの仕業ね。」
          ジュン「あれ? そう言えば、プリンの姿が見当たりませんよ!」
          ダイスケ「そう言えば、起きた後から全然見当たらないな!」
          カスミ「プリーーン! どこなのーーー!?」

          ―一方ロケット団―

          ムサシ「いやー、今日も失敗したけど、何だかいい気分ね!」
          コジロウ「寝たおかげで気分すっきりだぜ!」
          ニャース「失敗してやな感じだったけど、今日はいい気分で...」
          ロケット団「いい感じーーーー!」

          ―一方サトシ達―

          サトシ達はネオンタウンから出た。
          カスミ「あーあ、せっかくゲットしたかったんだけどなー。」
          マチス「ドントウォーリー! いつかまた会えるはずさ!」
          カスミ「そうかもしれないね!」
          サトシ「とにかく、次の目的地に向うために、グレン島までレッツゴー!」
          全員「おう!」

          ネオンタウン近くでプリンと出会い、プリンの歌のおかげで街の住人達を気持ちよく眠らせたサトシ達。 プリンはどこに行ってしま
          ったか知らないが、また会える事が出来るかもしれない。 次のバッジをゲットするため、サトシ達はグレン島へ向う! そしてサト
          シ達の旅はまだまだ、おや?

          プリン「プリ!」
          プリンは木の後ろに隠れていた。
          プリン「プリ!」
          プリンはサトシ達の跡を追った。
          プリン「プリーーーン!」
          まだまだ続く!
          続くったら続く!