ポケットモンスター小説版
          第83話 フシギダネの不思議の花園(前編)

          新しいポケモントゲピーと出会ったサトシ達は、残念ながらトゲピーはカスミの物となり、旅を続けているところ。 ところが今は森
          の中で、サトシは今山男と挑戦している。

          山男「行け、サイホーン!」
          サイホーン「ホーーーーン!」
          サトシ「フシギダネ、君に決めた!」
          フシギダネ「ダーネダネ!」
          山男「サイホーン、「突進」だ!」
          サイホーン「ホーーーーーーーン!!」
          ドカ! サイホーンの「突進」攻撃!
          フシギダネ「ダネ!!」
          サトシ「フシギダネ!」
          シゲル「あのサイホーンのレベルはよっぽど高いんだな!」
          ブルー「サトシ、取り替えた方がいいわ!」
          サトシ「分かった! フシギダネ、戻れ!」
          フシギダネ「ダネ!? ダネダネ!」
          フシギダネは嫌がっている。
          シャワーズ「最後まで戦うだって!」
          サトシ「バカな!?」
          山男「言う事を聞かねえなんて育てが足りねえぜ! サイホーン、「突進」だ!」
          サイホーン「ホーーーーーーン!!」
          サトシ「こうなったら、フシギダネ、飛べ!」
          フシギダネ「ダネーーー!」
          ダ! フシギダネは高く飛んだ!
          サトシ「その次、「葉っぱカッター」!」
          フシギダネ「ダーネフシーーーー!!」
          グサグサグサグサ! フシギダネの「葉っぱカッター」!
          サイホーン「ホ〜〜〜ン…」
          山男「サイホーン!」
          サトシ「やったぜ!」
          ピカチュウ「ピッカー!」
          カスミ「よくやったね、サトシ!」
          山男「いやー、お前もなかなかやるな。 俺は完全に負けたぜ。」
          サトシ「サイホーンもなかなか手強かったですよ。」
          シャワーズ「あれ? サトシ、フシギダネの様子が変だよ!」
          サトシ「え!?」
          フシギダネ「ダ…ネ…」
          フシギダネは何かの異変で弱っているようだ。 弱っている間に、フシギダネの種が光っていた。
          サトシ「フシギダネ!? しっかりしろ、フシギダネ!」
          タケシ「とにかく、ポケモンセンターに連れて行かないと!」
          サトシ「うん!」

          ―ポケモンセンター―

          サトシ「ジョーイさん、俺のフシギダネの様子が変なんです!」
          ジョーイ「どれどれ? 見せてちょうだい?」
          ジョーイはフシギダネを調べた。
          ジョーイ「これは…」
          サトシ「フシギダネは俺の大切なポケモンなんです! どうか治してください!」
          ジョーイ「詳しい検査はまだ知らないけど、とりあえずお預かりしますわね!」
          ラッキー達はストレッチャーでフシギダネを治療室へ連れて行き、ジョーイも行ってしまった。
          サトシ「フシギダネ…」
          サクラ「あら?」
          サクラはカウンターにある花を見た。 その花はなぜか早く咲いていた。
          サムライ「どうしたでござるか、サクラ殿?」
          サクラ「変ね、何だかあの花、すばやく咲いているように見えるけど…」

          ―治療室―

          ジョーイはフシギダネを治療していた。
          ジョーイ「やっぱり、そうみたいね…」

          ―数分後―

          その時ジョーイが出てきた。
          サトシ「ジョーイさん、どうですか?」
          ジョーイ「何ともないわ! フシギダネは今、進化の兆しを見えてるのよ!」
          サトシ「じゃあ、病気じゃなかったんですね!?」
          シャワーズ「よかったね、サトシ!」
          ピカチュウ「ピカピカ、ピカピ!」
          カスミ「病気じゃなくってよかったね、サトシ!」
          サトシ「うん!」
          アヤメ「あら? ねえ、みんな! あれ見て!」
          アヤメは窓の外へ指した。 外には奇麗な花が素早く咲いていた。
          ボタン「うわー! 花がどんどん咲いて行くわ!」
          サクラ「あそこのカウンターに置いてある花と同じだわ!」
          セイヨ「奇麗ね、ジュン君!」
          ジュン「そうですね! そう言えば確か、フシギダネはフシギソウに進化すると聞きまし
          たね。」
          サトシ「ねえ、ジョーイさん! 俺のフシギダネ、いつ進化するんですか?」
          ジョーイ「フシギダネはね、ある時期になると、どこからともなく集まってきて、進化の
           お祭りのような事をすると言うの。」
          アキラ「おい、見ろ! 花から光だ出てるぜ!」
          花の中から奇麗な光が出てきた。
          ダイスケ「そのお祭りはどこにあるんですか?」
          ジョーイ「「不思議の園」って言う所なの。 でもそれは、幻だと言われて、はっきり見
           た人はいないの。 この花達を見ていたら、幻なんて思えない。 多分どこか
           にあるのよ。」
          サトシ「不思議の園かー。 見てみたいな!」
          ピカチュウ「ピッカー!」
          シャワーズ「見てみたいね!」
          その頃治療室で休んでいたフシギダネは目を覚まし、窓の外から光を見た。
          フシギダネ「ダネ…」

          ―夜―

          サトシ達は寝ていた。 その時フシギダネは密かにポケモンセンターから出た。 出たその隙、ピカチュウとシャワーズは目を覚
          ました。
          ピカチュウ「…ピ?」
          シャワーズ「う、ん? どうしたの、ピカチュウ?」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「フシギダネがどっか行っちゃったって? じゃあ、跡を追ってみようよ!」
          ピカチュウ「ピカチュウ!」

          ―ある崖―

          フシギダネはある崖の近くで光を見ていた。
          フシギダネ「ダネー…」
          ピカチュウ「ピーカーチュウー!」
          シャワーズ「フシギダネー!」
          ピカチュウとシャワーズが来た。

          * ここから先はポケモンふりがな版に変えます。

          フシギダネ「ピカチュウ、シャワーズ! 何で君達がここにいるの!?」
          ピカチュウ「それはこっちのセリフだよ! 勝手にポケモンセンターに出ちゃだめじゃ
            ない!」
          シャワーズ「そうだよ! まだ怪我治ってないんだから!」
          フシギダネ「大丈夫だよ、もうすっかり治ってるから!」
          ピカチュウ「フシギダネは何してるの?」
          フシギダネ「あの光を見てるんだ。」
          シャワーズ「あの光? 何で?」
          フシギダネ「あの光は多分、その不思議の園って言う所に向かってると思ってるんだ。」
          ピカチュウ「フシギダネは進化するの?」
          シャワーズ「そうしたら、サトシも喜ぶよ!」
          フシギダネ「進化なんてしないよ!」
          ピカチュウ「え? 進化したくないの!?」
          シャワーズ「でも、進化したらサトシも喜ぶじゃない!」
          フシギダネ「それはそうだけど、俺はサトシと始めて会った時、こう決めたんだ。 
            サトシとみんなを守るためなら、俺は絶対に進化はしないってね!」
          ピカチュウ「そうなんだ…サトシ達を守るために…」
          シャワーズ「それじゃあ、仕方ないね。」
          フシギダネ「でも、一度見てみたいな、その不思議の園って言う所!」
          シュルルルルル! ガシ!! 謎のつるがフシギダネを捕らえた!
          フシギダネ「な、何だ!?」
          その謎のつるの正体は野生のフシギダネ達だった!
          フシギダネ「な、何するんだよ!? 助けてくれー!」
          ピカチュウ「フシギダネ! フシギダネに何するんだよ!?」
          シャワーズ「どこに連れて行く気!?」
          野生のフシギダネ「このフシギダネは不思議の園へ行くと決められたんだ! お前達には
           関係ない所だ! さ、行こう!」
          野生のフシギダネ達はフシギダネを連れて行ってしまった。
          ピカチュウ「フシギダネ!! どうしよう、シャワーズ!?」
          シャワーズ「ここはサトシに伝えた方がいいよ! ポケモンセンターに戻ろう!」

          ―ポケモンセンター―

          サトシ達はまだ寝ていた。 その時ピカチュウとシャワーズが帰ってきた。
          ピカチュウ「ピカピ、ピカチュウ!」
          シャワーズ「サトシ、起きてよ!」
          サトシ「うーん、もう食べられないよ…むにゃむにゃ…」
          シャワーズ「だめだこりゃ。 ピカチュウ!」
          ピカチュウ「ピカ! ピーカーチュウーーーーー!!!!」
          ビリリリリリリリリリリリリリ!!! ピカチュウの「電気ショック」!
          サトシ「あぎゃーーーーーーーーー!!!」
          マチス「は、は!? ホワットハペンド!? どうした!?」
          カスミ「もう、何よー、夜中からー?」
          ナツメ「うーん…何かあったの?」
          シャワーズ「みんな、大変だ! フシギダネはどこかに連れて行っちゃったよ!」
          サトシ「何だって!?」
          エリカ「でも一体どこへ行ってしまったのでしょうか?」
          キョウ「そうだ、不思議の園でござるぞ!」
          サトシ「よし、俺達もそこへ行こう!」

          ―一方ロケット団―

          ムサシ「美味しい空気、奇麗な景色、何て美しいんだろー!」
          コジロウ「それだけで何で俺達は夜中に起こされなきゃいけねえんだよ?」
          ムサシ「いいじゃないの、奇麗だから!」
          ガサ! その時野生のフシギダネ達が現れた!
          ムサシ「あーら! フシギダネじゃない!」
          コジロウ「滅多にゲット出来ないポケモンだ!」
          ニャース「こうニャったらゲットだニャ!」
          野生のフシギダネ達「ダネフシーーーーーーー!!」
          バシ!!!! 野生のフシギダネ達の「つるの鞭」!
          ロケット団「早くもやな感じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

          ―一方サトシ達―

          サトシ達は光の跡を追った。
          カルロス「俺の考えが正しければ、この光は真っ直ぐ不思議の園へ向かうらしいぜ!」
          キース「本当に合ってんだろうな!?」
          シュルルルルルルル! その時謎のつるがサトシ達に襲いかかる!
          アヤ「な、何これ!?」
          フウコ「このまま先へ行かさないように、道を塞ぐらしいわ!」
          サトシ「とにかく、急げー!」
          つるはサトシ達の前に着いてしまった!
          サトシ「よし! この隙にジャンプだ!」
          ダ!! サトシ達はジャンプした!
          ズシャーーーーーン!! つるは道を塞いだが、サトシ達は無事に中に入れた。
          ドリオ「ふー、危ないところだったぜ。」
          カスミ「これでも誰にも見つからないみたいね。」
          マサ「…ん? おい、あれを見ろ!」
          マサは崖のそこへ指した。 そこには大きな枯れ木と野生のフシギダネ達がいた!
          ミサ「す、すごーい! こんなにたくさんフシギダネいるの!?」
          イミテ「こんなにたくさんフシギダネがいるって事は、ここはもしかして…」
          サトシ「間違えない! ここが不思議の園だ!」
          タイチ「あれ? サトシ兄ちゃん、あれ見て!」
          タイチは枯れ木の方へ指した。 その枯れ木は何やら訳の分からず、花が咲き、大きく成長して行く!
          ライゾウ「すげー! 枯れ木がなぜかあんなに花が咲いているぞ!」
          ミズキ「おい、また何か起こるぞ!」
          ズシン、ズシン、ズシン、ズシン! 大きな木の中から、何かが出てくる。 その正体はフシギバナだった!
          フシギバナ「バナバーナ!」
          アツシ「す、すげー! あれはフシギバナだぜ!」

          ポケモン図鑑「フシギバナ・種ポケモン・フシギソウの進化形。 花からうっとりする
             香りが漂い戦う者の気持ちを宥めてしまう。 背中に生えた大きな花は
             太陽の光を吸収しエネルギーに変換できる。」

          フシギバナ「バナーーーーーーー!!」
          野生のフシギダネ達「ダネーーーーーーーー!!」
          急にフシギバナと野生のフシギダネ達は鳴き出した。
          ヤス「今度は何が起こるんだ?」
          カズ「分からんな、急に叫び出すからな。」
          サトシ「それよりも、俺のフシギダネはどこだ?」
          キース「あそこにキョロキョロしてる奴じゃねえのか?」
          キースはそのフシギダネの方へ指した。
          サトシ「あ、あれだあれ! おー…」
          その時ブルーザーはサトシと口を塞いだ。
          サトシ「ムム!?」
          ブルーザー「バカ! 大声出すな! 俺達は招かれざる客人なんだぞ!」
          クリスティ「もう少し様子を見ようよ!」
          サトシ「そ、そうだな…」
          フシギバナ「バナーーーーーーー!!」
          野生のフシギダネ達「ダネーーーーーーーーー!!」
          フシギダネ「ダネ? ダネ? ダネー…」
          コゴロウ「おい、また何か起こるぜ?」
          その時光は野生のフシギダネ達の種の中に入った。 そして野生のフシギダネ達の体が突然光、形が変わり始めた!
          ブレイク「おい、あのフシギダネ達、もしかして…」
          ???「ソウソウ!」
          アシュラ「フシギソウに進化したでござるぞ!」
          ゼトラ「なるほど、あの光はフシギダネをフシギソウに進化させる効果があるのか。」
          サトシ「じゃあ、俺のフシギダネも?」
          サトシはフシギダネを見た。 でもそのフシギダネは全然進化していなく、進化を我慢しているようだ。
          フシギダネ「ダ…ネ…」
          シゲル「何だ、あのフシギダネ?」
          ブルー「全然進化してないわよ!?」
          サトシ「どうしてなんだ? 何で進化しないんだ!?」
          シャワーズ「あ、あのね、フシギダネはね、本当は進化したくないんだって。 理由は、
            サトシ達を守るためなんだって。 サトシ達を守るためなら、絶対に進化し
            ないってそう言ったんだ。」
          サトシ「俺達を、守るために…?」
          カスミ「だから進化しないんだ。」
          フシギバナ「バナ? バナバナ!」
          フシギダネ「ダネ! ダネダネフシ!」
          フシギバナ「バナバーナ! バーナバナ!」
          フシギダネ「ダネフシダネ! ダネフッシー!」
          フシギバナ「バナ! バナバーナバーナ! バナバーナ!」
          フシギソウ達「ソウソウ!」
          サトシ「おい、何でみんなフシギダネに怒ってるんだ!?」
          タケシ「進化しないから、怒ってるんじゃないのか?」
          フシギバナ「バナバーーーナーーーーーー!!!」
          シュルルルルルル! フシギバナの「つるの鞭」!
          サトシ「あ!! フシギダネ!!」
          サトシは崖に滑り落ちた。
          カスミ「あ、サトシ!」
          シゲル「何する気だ、サトシ!?」
          ブルー「戻ってきなさい、サトシ!」
          フシギダネ「ダネ!?」
          その時フシギダネの前にサトシが現れた!
          ビシ!! サトシは攻撃を受けた!
          サトシ「ぐ!!」
          フシギダネ「ダネ!?」
          ピカチュウ「ピカピ!!」
          シャワーズ「サトシ!!」
          3人「サトシ!!」
          サトシ「ぐ…へ…へへへ! 大丈夫、たいした攻撃じゃないさ! それより、大丈夫か、
          フシギダネ?」
          フシギダネ「ダネ…」
          ピカチュウ「ピカピ!」
          シャワーズ「サトシ!」
          シゲル「大丈夫か、サトシ!?」
          ブルー「大丈夫、サトシ!?」
          カスミ「サトシ、大丈夫!?」
          サトシ「大丈夫、心配ないさ!」
          フシギバナ「バナ?」
          フシギソウ達「ソウ?」
          サトシ「フシギバナ、勝手にこの不思議の園に入ってしまってごめん! このフシギダネ
          の責任者として、謝るよ! でも、どうしても進化しなきゃいけない理由がある
          のか!?」
          フシギバナ「バナバーーナーーーー!!」
          ズズズズズズズ… 突然大きな木が、前よりも更に大きくなっていた!
          サムライ「こ、これは一体…」
          サクラ「そうだわ、もしも進化すれば、こう言う力が手に入れるって訳ね?」
          アヤメ「こう言う力欲しくないの、フシギダネ?」
          フシギダネ「ダネ…」
          サトシ「ごめんな、フシギダネ。 お前の気持ちを考えないで。 お前が進化したく
          なかったら、それでもいいよ!」
          フシギダネ「ダネ!」
          サトシ「何しろ、こいつらには自分の生き方があるからな。」
          ロケット団「その通り!」
          全員「え!?」
          その時ロケット団のニャース型気球が現れた!
          ムサシ「あたし達にも自分の生き方がある!」
          コジロウ「だから俺達には悪の道!」
          ボタン「な、何なの一体!?」
          ムサシ「何だかんだと聞かれたら…」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け…」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため…」
          コジロウ「世界の平和を守るため…」
          ムサシ「あいと真実の悪を貫く…」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役…」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ロケット団は江戸時代風の消防団(?)の衣装をしていた。
          ニャース「もたもたしてる暇はニャいニャ! 早速ここにいるポケモンを全部頂くの
           ニャ!」
          コジロウ「うるせえな。 言われなくても分かってるだろ? ポチッとな!」
          ポチ! グォーーーーーーーーー!! コジロウはリモコンのボタンを押し、下から掃除機のようなメカを起動した!
          フシギソウ達「ソウーーーーーーーー!!!」
          フシギソウ達はメカの中に吸い込まれて行く!
          ロケット団「大漁大漁!」
          アキラ「あいつら、ここにいるフシギソウ達を全部頂こうとしてるな!」
          サトシ「やめろ、ロケット団!」
          フシギバナ「バナバーーナ!」
          ガシガシガシガシ! フシギバナの「つるの鞭」! フシギバナの技で、少しずつフシギソウ達を捕まえた!
          ニャース「あのフシギバナもゲットするニャ! あニャ? あそこにフシギダネ一匹いる
           ニャ?」
          ムサシ「ザコなんていらないいらなーい!」
          サトシ「俺のフシギダネをバカにしたなー!」
          フシギダネ「ダネ! ダネーーーーーーー!!!」
          その時夜が明け、光がフシギダネの種の中に入り始めた!
          セイヨ「な、何!? 何が起こるの!?」
          ジュン「まさか、これは、「ソーラービーム」!?」
          サトシ「「ソーラービーム」!?」

          ポケモン図鑑「フシギダネの得意技・ソーラービーム・太陽光線でエネルギーを溜め、次
             のターンで強力な破壊力を持つ光線を発射する。 草系ポケモンの必殺技
             である。」

          サトシ「フシギダネのこんな技があったのか! よーし、早速攻撃だ! フシギダネ、
          「ソーラービーム」発射!」
          フシギダネ「ダネフシーーーーーーーーー!!!」
          ドギューーーーーーーン!! フシギダネの「ソーラービーム」!
          バシュ!! フシギダネの攻撃で、フシギソウ入りの袋をぶち破った!
          ロケット団「げ!?」
          フシギダネ「ダネダネーーー!!」
          グサグサグサグサ! フシギダネの「葉っぱカッター」! 袋の中に閉じこまれたフシギソウ達を助けた!
          アシュラ「次は拙者からやるでござる! ロケット団の気球を落とすでござる! 
           五強聖「魔」術、「烈風斬」!」
          シュン! グサ!! アシュラの「烈風斬」! 攻撃は気球のバルーンを斬った!
          ロケット団「あ!!」
          ドスーーーーーーーン! 気球は落ちた。
          ロケット団「ん?」
          ロケット団の回りにフシギバナとフシギソウ達がいた。
          ムサシ「あ、あははは、ちょ、ちょっと待って…」
          コジロウ「お、俺達、反省したから…」
          ニャース「ゆ、許してくれニャーー…」
          フシギバナ「バナーーーーーーーー!!」
          フシギソウ達「ソウーーーーーーーー!!」
          フシギダネ「ダネーーーーーーーー!!」
          ズバシ!!!! フシギダネ、フシギソウ達とフシギバナの「つるの鞭」! ロケット団は吹き飛ばされた。
          ロケット団「やな感じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
          キラ!
          サトシ「やったー! よくやった、フシギダネ!」
          フシギダネ「ダネ!」
          ダイスケ「しかもアシュラの奴、あんな技を持ってたとは…」
          アシュラ「拙者は五強聖の剣術奥義を持っておるのでござる。 それぞれ「力」、「速」、
           「魔」、「武」、そして「強」の術があるのでござる。」
          マチス「なるほど。 でもこれで、フシギソウ達が救う事が出来たな!」
          サトシ「ああ!」
          フシギバナ「バナ!」
          シュルルルル! フシギバナは「つるの鞭」を出した。
          フシギダネ「ダネ?」
          ナツメ「何しようとしてるの?」
          シャワーズ「救ってくれたその感謝だって。」
          フシギバナ「バーナ!」
          フシギダネ「ダネ!」
          シュルルル、ガシ! フシギダネも「つるの鞭」を出し、フシギバナと握手した。
          エリカ「これで終わりましたでございますわね!」
          ???「これで終わったと思ったのか?」
          全員「え!?」
          ドカーーーーーーーーン!!! 近くの崖に爆発が起きた!
          ブルーザー「な、何だ!?」
          ???「クックック…やっと着いたぜ。」

          途中で謎の敵が不思議の園で姿を現した! 果たして、その敵とは一体何物なのであろうか!?
          続く。