ポケットモンスター小説版
          第95話 グレン島へ向かえ!ライバル対決!

          二子島でフリーザーをゲットし、リユニオンのヘルザードを倒し、無事に島から出られたサトシ達。 船に乗って、グレン島へ向か
          うところ。 その時サトシ達は、船乗りのカイと再開し、今までの話しを彼に説明した。

          カイ「なるほど。 つまりその船は幽霊船だと勘違いされて、前ハトバポートで出会った
             奴と同じ奴を倒し、そんで海に流されて二子島に流れ着いたって訳だな?」
          サトシ「ああ、そう言う事。」
          カイ「でもお前すごいよな! あの伝説の鳥ポケモンフリーザーをゲットするなんてよ! 
             あれはトレーナーにとっては憧れのポケモンだからな! そいつを使えば、どんな
             奴でも一気に楽勝だぜ!」
          サトシ「まあ、そうかな?」
          カイ「なあ、ちょっといいか? お前の首に抱き付いてるあの人魚の人形は何だ?」
          カイはサトシの首に抱き付いていたウンディーネの事を言っていた。
          ウンディーネ「人形? ちゃうねん!! ウチはウンディーネ! 水の精霊ウンディーネ
             や!! 人形やと勘違いするんやないで!」
          カイ「な!? に、人形が喋った!?」
          ウンディーネ「だからウチは人形やないと言うてるやろ!」
          ボン! その時ウィスプのが現れた。
          ウィスプ「ウンディーネさん!! いい加減にしてくださいと言ったでしょ!!!」
          ウンディーネ「いいやないか、ウチのタイプやからええやろ! ね、ダーリン!」
          サトシ「あ、あのねーー…」
          カスミ「あら、いいカップルじゃないの。」
          サトシ「な、何バカの事言ってんだよ!?」
          シゲル「サトシも大変だなー…」
          ブルー「ホントよねー…」
          カイ「こ、今度は人魂が…」
          ウィスプ「は? 何言ってるんすか、兄ちゃん? 僕はウィル・オ・ウィスプ! 光の
           精霊ッス! 僕は人魂じゃないッスよ!」
          カイ「は、は?」
          カイは混乱してるようだ。
          ボンボン! 今度はシェイドとドリヤードが現れた。
          シェイド「全く、何度も言っても無理だな、ウンディーネは。」
          ドリヤード「…………………」
          ドリヤードはまだ焼きもちを焼いていた。
          カイ「こ、今度は蝙蝠とマンドラゴラか?」
          シェイド「蝙蝠? 私は闇の精霊シェイド。 お前が思ってるその物とは違うぞ。」
          ドリヤード「私はマンドラゴラじゃありません! 私はドリヤード! 木の精霊です!」
          カイ「お、おい、サトシ。 一体何が何なんだ、こいつら?」
          サトシ「ああ、こいつらはな…」
          サトシはマナの精霊の事をカイに説明した。
          カイ「へぇー、じゃあこいつらはこの世界の守り神って言う奴で、他の奴らはその
             リユニオンっつー奴らに捕まったままなんだな?」
          サトシ「その通り。」
          サムライ「そう言えば、ドリヤード殿。 最近何や気持ち焼いてるんでござるか?」
          ドリヤード「な、何を言ってるんですの!? 私は別に焼きもちなんか…」
          アキラ「ははー、分かったぞ? お前サトシの事が好きなんだな?」
          ドキ!! 図星だ。
          ドリヤード「ど、どうしてその事を…」
          アキラ「それは当然、それしか考えありえないだろ?」
          ドリヤード「…た、確かに、私サトシさんの事が好きですの…」
          サトシ「え!?」
          ウンディーネ「そ、それってホンマに!?」
          ドリヤード「本当です! 私幽霊船で始めて会った時からです!」
          サトシ「う、うそ…」
          サトシはぼう然な顔をした。
          ドリヤード「サトシさんはかなり優しい方ですから、突然好きになったのですの。 
            だから…」
          ウンディーネ「なーんや! ウチとお揃いやないか!」
          ドリヤード「え?」
          ウンディーネ「ウチもそう思うたんや! ドリヤードはんもサトシはんが好きやって! 
             それなら最初から言えばよかったのに!」
          ドリヤード「…………………………………」
          ウンディーネ「なあ、あんさんもウチと一緒にサトシはんを愛しましょうや! 
             そうすれば、サトシはんもウチらを好きになれるかも知れへんよ!」
          ドリヤード「あ…はい!」
          サトシ「ちょ、ちょっと、それだけは…」
          ウンディーネ「てなわけで、ウチと同じガールフレンドが出来たで!」
          ドリヤード「サトシさん、これからもよろしく…」
          サトシ「ちょ、ちょっと待ってよ…」
          ウィスプ「ドリヤードさんまでやめてくださいよ!!!!」
          ドリヤード「す、すみません…」
          シェイド「ドリヤードもか。 全く仕方がないな。」
          カスミ「やっぱりいいカップルじゃないの。」
          サトシ「だから違うって!!」
          タケシ「なあ、マナの精霊って、こう言う精霊だったのか?」
          ブルーザー「し、知らない…師匠の話ではこのところ言ってなかった…」
          ブルー「うーーーん…」
          サクラ「何やってるの、ブルーちゃん?」
          ブルーは自分のモンスターボールを見ながら悩んでいた。
          ブルー「あのね、世の中トレーナー達はポケモンにニックネーム付けてるでしょ? 
          あたしもポケモンにニックネーム付けようかなと思ってるんだけど、どう言う
          名前にしようか分からないのよ。」
          アヤメ「名前つけるの? いいじゃないの!」
          ボタン「ブルーは女の子だから、ポケモンの名前はもっと可愛くした方がいいポイント
          よ!」
          ブルー「え? そうなの? じゃあ、決まり! えーっと、カメックスは「カメちゃん」
          で、ブースターは「ブーちゃん」で、ピクシーは「ピピちゃん」にさせて、
          プリンは「プリリ」にして、後は…」
          アキラ「もう決めてやんの…」
          ???「あーー!! どうもその声どこかで聞いた事あるようだと思ったら、サトシさん
          じゃないですか!」
          サトシ「は!! その声は…」
          シゲル「この聞き覚えのある丁寧言葉は…」
          ブルー「イエロー!?」
          イエロー「やっぱりサトシさんだったんですね! それにシゲルさんとブルーさんと
           みんなもいますね! この船に乗ってたなんて知りませんでしたよ!」
          サトシ「お、お前こそ。」
          ウンディーネ「ダーリン、あの人誰や?」
          サトシ「ああ、あいつはイエロー。 俺とシゲルとブルーの幼なじみで、今はライバル
          なんだ!」
          ウィスプ「へぇー、ライバルなんすか。」
          イエロー「あ、あのー、それ何なんですか?」
          サトシ「ああ、こいつらか? こいつらはマナの精霊で、俺の側にいる人魚みたいな精霊
          はウンディーネ! もう1人俺のそばにいるこの木みたいな精霊はドリヤード! 
          後後ろにいるこの光ってる炎みたいな精霊はウィスプで、そっちの真っ黒な精霊
          はシェイド!」
          4人「始めまして!」
          イエロー「マナの精霊? 何だかよく分からないけど、僕に言っても分からないし…
           そうだ! せっかくここでまた会えたんですから、よかったら勝負
           しません?」
          サトシ「勝負!? おう、いいぜ!」
          シゲル「俺もやってやるぜ!」
          ブルー「あたしも賛成!」
          イエロー「じゃあ、決まりですね! ルールはもちろん18対6! 勝負ですよ!」
          タクマ「18対6? そんなルール決めてもいいのか?」
          ヒトシ「まあ、公式ルールじゃないから、いいんじゃないの?」
          イエロー「行け、レアすけ(レアコイル)!」
          レアすけ「キューーーーーーン!!」
          サトシ「レアコイルか。 ならばこっちは電気に強い、サンドパン、君に決めた!」
          サンドパン「パンパン!!」
          シゲル「こっちはマルマインに行くぜ!」
          マルマイン「マルルーーー!」
          ブルー「プリリ(プリン)、行くのよ!」
          プリリ「プリン!」
          メグミ「ライバル対決なんて見た事ないわね。」
          ヒカル「どんな戦いになるのかしら?」
          カスミ「サトシ、がんばるのよ!」
          ウンディーネ「ダーリンがんばれや!」
          ドリヤード「サトシさん、がんばってください!」
          ズル! サトシはこけた。
          イエロー「レアすけ、「ソニックブーム」!」
          レアすけ「キョーーーーーーン!!」
          バシューーーーーーーーー!! レアすけの「ソニックブーム」!
          シゲル「マルマイン、「影分身」!」
          マルマイン「マル!」
          シュン! マルマインの「影分身」!
          スカ! レアコイルの攻撃が外れた!
          シゲル「マルマイン、次は「10万ボルト」!」
          マルマイン「マルルーーーーーーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリ!! マルマインの「10万ボルト」!
          レアすけ「キュルルン!!」
          レアすけは攻撃を避けようとする!
          ブルー「そうはさせないわ! プリリ、「金縛り!」
          プリリ「プリン!」
          ガシ!!! プリリの「金縛り」!
          レアすけ「キュン!?」
          バシーーーーーン!! レアすけは攻撃を受けた!
          レアすけ「キュオン!!」
          サトシ「サンドパン、「切り裂く」攻撃!」
          サンドパン「パンパーーーーーン!!」
          グサ!!! サンドパンの「切り裂く」攻撃! 急所に当たった!
          レアすけ「キュ〜〜〜ン…」
          サトシ「やったぜ! 1匹目楽勝!」
          イエロー「さすがですね。 さっきは油断しましたが、今度はそう上手く行けませんよ! 
           ゴロすけ(ゴローン)、行け!」
          ゴロすけ「ゴローーーン!!」
          サトシ「今度はゴローンか。 フシギダネ、君に決めた!」
          フシギダネ「ダネダネ!」
          シゲル「サイホーン、行け!」
          サイホーン「ホーーーン!!」
          ブルー「パウちゃん(パウワウ)、行くのよ!」
          パウちゃん「パウワウ!」
          シゲル「サイホーン、「突進」だ!」
          サイホーン「ホーーーーーーーン!!」
          イエロー「そうは行けませんよ! ゴロすけ、「怪力」!」
          ゴロすけ「ゴロローーーン!」
          ガシ!! ゴロすけはサイホーンの攻撃を受け止め、そのまま持ち上げた!
          サイホーン「ホ、ホン!?」
          シゲル「サイホーン!!」
          イエロー「ゴロすけ、「地球投げ」!」
          ゴロすけ「ゴローーーーーーーン!」
          ビューーーーン! ゴロすけの「地球投げ」!
          バコーーーーーン!! 投げ飛ばされたサイホーンはフシギダネとパウちゃんに命中した!
          フシギダネ「ダネ〜〜〜…」
          サイホーン「ホ〜〜〜ン…」
          パウちゃん「パウ〜〜〜…」
          サトシ「な、何!?」
          イエロー「さて、次のポケモンを出してください!」
          サトシ「く! ストライク、君に決めた!」
          ストライク「ストラーーイク!」
          シゲル「こうなったらカイロスで行くぜ!」
          カイロス「カーーーイ!!」
          ブルー「今度はパラちゃん(パラセクト)の番よ!」
          パラちゃん「パラパラ!」
          イエロー「こっちはドドすけ(ドードー)で行きます!」
          ドドすけ「ドーードーー!!」
          サトシ「この作戦で行くぜ! ストライク、ドードーの回りに「影分身」だ!」
          ストライク「スットラーーーーイク!!」
          シュンシュンシュンシュン! ストライクの「影分身」! ドドすけの回りにストライクの分身が現れた!
          ドドすけ「ド、ドド!?」
          イエロー「ドドすけ、気を付けて! どこから攻めてくか気を付けて!」
          ドドすけ「ド、ドー?」
          ドドすけはどれが本物か分からないようだ。
          シゲル「よし、行け、カイロス!」
          ブルー「今のうちよ、パラちゃん!」
          カイロス「カイーーーー!!」
          パラちゃん「パラーーー!!」
          カイロスとパラちゃんはストライクの分身から飛び越えた!
          ドドすけ「ドド!?」
          イエロー「危ない! 「吹き飛ばし」だ!」
          ドドすけ「ドドーーーーー!!」
          ブォーーーーー!! ドドすけの「吹き飛ばし」攻撃!
          カイロス「カイ!!」
          パラちゃん「パラ!!」
          シゲル「あ、カイロス!」
          ブルー「パラちゃん!」
          サトシ「隙あり! ストライク、「切り裂く」攻撃!」
          ストライク「ストストーーーーー!!」
          ドドすけ「ド!?」
          グサ!! ストライクの「切り裂く」攻撃! 急所に当たった!
          ドドすけ「ドド〜〜〜…」
          サトシ「よっしゃー! 作戦成功!」
          イエロー「さすがの作戦ですね。 まさかあんな事をするとは、思い浮かばなかったです。 
           でも、次はどうかな? ラッちゃん(ラッタ)、行け!」
          ラッちゃん「ラーーッタ!!」
          サトシ「だったらこっちは、サワムラー、君に決めた!」
          サワムラー「サワサワ!」
          シゲル「こっちはペルシアンで行くぜ!」
          ペルシアン「ペルニャーーン!」
          ブルー「ニドちゃん(ニドラン♀)、行くのよ!」
          ニドちゃん「ランラーン!」
          ブルー「ニドちゃん、「捨て身タックル」!」
          ニドちゃん「ラーーーーン!」
          イエロー「こっちも「捨て身タックル」!」
          ラッちゃん「ラッターーー!」
          ドカ!! ニドちゃんとラッちゃんの「捨て身タックル」! だがラッちゃんの方が強く、ニドちゃんは吹っ飛ばされた!
          ニドちゃん「ラーーーン!!」
          バコーーーン!! 吹っ飛ばされたニドちゃんはペルシアンに強く命中した!
          ペルシアン「ニャ〜〜〜ン…」
          ニドちゃん「ラ〜〜〜ン…」
          シゲル「げ!! ペルシアン!?」
          ブルー「ニドちゃんまで!?」
          サトシ「サワムラー、「回し蹴り」!」
          サワムラー「サーーーワ!!」
          ブン! サワムラーの「回し蹴り」! でもラッちゃんは素早く攻撃をかわした!
          サトシ「何!?」
          イエロー「ラッちゃん、「捨て身タックル」!」
          ラッちゃん「ラーーーッタ!!」
          ドカ!!! ラッちゃんの「捨て身タックル」!
          サワムラー「サ…ワ…」
          ドサ!! サワムラーが倒れた!
          サトシ「急所に当たった!?」
          イエロー「さて、次はどのポケモンで?」
          ダイスケ「サトシとシゲルとブルー、がんばってるんだけど、イエローの方が強すぎる
           ぜ!」
          セイヨ「イエロー君のポケモン、かなり強く成長してるわね。」
          ジュン「あんなポケモン達でサトシさん達勝てるかな?」
          サトシ「ピカチュウ、君に決めた!」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シゲル「リザードン、行け!」
          リザードン「リザーーーーー!!」
          ブルー「カメちゃん(カメックス)、がんばって!」
          カメちゃん「ガメーーー!!」
          イエロー「ならばこっちはバナすけ(フシギバナ)で十分です!」
          バナすけ「バナバーーナ!」
          サトシ「シゲル、ブルー、ちょっと!」
          シゲル「え?」
          ブルー「もしかして、作戦?」
          サトシ「ああ、イエロー! 作戦タイム!」
          イエロー「作戦を考えるのなら、別に認めましょう。」
          サトシはヒソヒソしながらシゲルとブルーに作戦を考えてた。
          シゲル「おー、それで行くのか!」
          ブルー「これは勝てるかもしれないわね!」
          サトシ「よし、作戦開始!」
          イエロー「どう言う作戦を決めたか分かりませんが、そう簡単には成功させませんからね! 
           バナすけ、「つるの鞭」!」
          バナすけ「バナーーーーーーー!!」
          シュルルルルルル! バナすけの「つるの鞭」!
          サトシ「今だ!」
          シュン!! ピカチュウ、リザードンとカメちゃんが突然姿を消した!
          スカ! そしてバナすけの攻撃が外れた!
          イエロー「え!?」
          マチス「ホワット!? ピカチュウとリザードンとカメックスがディサピアーした!?」
          ナツメ「でも、あれは「テレポート」じゃないわ!」
          イエロー「どこ? どこにいるんだ!? は! 上!?」
          イエローは上を向いた。 気付いたらバナすけの真上にピカチュウ達がいた! その状態はリザードンの「空を飛ぶ」でカメちゃん
          を持ち上げ、カメちゃんの頭にピカチュウが乗っていた!
          イエロー「な、何!?」
          エリカ「ピカチュウ達は上にいますわ!」
          キョウ「一体何を企む気でござるか!?」
          サトシ「よーし、作戦通りに行け!」
          ブルー「カメちゃん「ハイドロポンプ」!」
          サトシ「ピカチュウ、「10万ボルト」!」
          カメちゃん「ガメーーーーーーー!!」
          ピカチュウ「ピーーーカーーーチュウーーーーーーーーーー!!!!」
          ブーーーーーーーー!! カメちゃんの「ハイドロポンプ」!
          ビリリリリリリリリ!! ピカチュウの「10万ボルト」!
          その攻撃は同時に組み合い、バナすけに攻撃した!
          バナすけ「バナ〜〜〜…」
          イエロー「何!?」
          サトシ「やったーー! 作戦成功!」
          イエロー「ど、どう言う事? 今のは今1つの効果なのに!?」
          タクマ「そうか、逆効果か! 水を草に与えても今1つの効果だけど、水と電気で攻めて
          みると、水を浴びてる同時に電気を浴びさせる事が出来るんだ! それだったら、
          効果は抜群だ!」
          サトシ「そう言う事!」
          イエロー「す、すごいですね、サトシさん。 まさかあんな作戦を作るとは、ポケモン
           マスターになれる資格がありますね。 全てのバトル、なかなかやりましたけ
           ど、次のポケモンはそう簡単には負けませんよ! ブイすけ(イーブイ)、
           行け!」
          ブイすけ「ブイーーー!」
          サトシ「イーブイを使うなら、こっちはシャワーズ! シャワーズ、君に決めた!」
          シャワーズ「オッケー!」
          シゲル「サンダース、行け!」
          サンダース「サンダーーース!!」
          ブルー「ブーちゃん(ブースター)も行くのよ!」
          ブーちゃん「ブーーー!!」
          アヤ「次はイーブイ進化形の戦いだわ!」
          フウコ「どう言う戦いになるか楽しみね!」
          サトシ「シャワーズ、「バブル光線」!」
          シャワーズ「アイアイサー! ふーーーーー!!」
          ブクブクブクブク! シャワーズの「バブル光線」!
          イエロー「そんな攻撃で僕のブイすけに勝てませんよ! ブイすけ、隙間のある所に
           「電光石火」!」
          ブイすけ「ブイブーーーイ!!」
          シュンシュンシュンシュン! ブイすけの「電光石火」! ブイすけは「バブル光線」を次々とかわして行く!
          シャワーズ「え!?」
          サトシ「何!?」
          イエロー「よーし、そのまま突っ込め!」
          ブイすけ「ブイーーーーーー!!」
          ドカ!! ブイすけは攻撃を引き続きながらシャワーズに攻撃した!
          シャワーズ「うわ!!」
          サトシ「シャワーズ!」
          シゲル「サンダース、「ミサイル針」!」
          ブルー「ブーちゃん、「スピードスター」!」
          サンダース「サンダーーーーース!!」
          ブーちゃん「ブーーースターーーーー!!」
          シュシュシュシュ! サンダースの「ミサイル針」!
          シュシュシュシュ! ブーちゃんの「スピードスター」!
          イエロー「そんな技出しても無駄ですよ! ブイすけ「リフレクター」!
          ブイすけ「ブイブイーーーー!!」
          カチーーーン!! ブイすけの「リフレクター」!
          バキュバキュバキュバキューン! サンダースとブーちゃんの攻撃が弾き飛ばされた!
          ブルー「き、効かない!?」
          シゲル「く、防御技か!」
          ドリオ「あのイーブイ、かなりレベルが高いな。」
          キース「進化前の方が進化後のポケモンより強いとは、さすがにすごいな。」
          サトシ「くそー、あのイーブイ、かなりレベルが違いすぎる! 一体どの方法で倒すか…
          そうだ! 2度目の作戦タイム!」
          イエロー「2度目なら認めますよ!」
          シゲル「なんか浮かびあったか?」
          ブルー「どう言う作戦?」
          サトシ「いいか、まず…」
          サトシはヒソヒソしながら作戦を考えていた。
          シゲル「その作戦で上手く行くのか?」
          サトシ「それしか勝てる方法がない!」
          ブルー「これはサトシの言う通りにしなきゃいけないわね。」
          サトシ「よし、作戦開始! シャワーズ、「溶ける」でイーブイの回りに移動しろ!」
          シャワーズ「ラジャー!」
          バシャーーーン! シャワーズの「溶ける」攻撃! シャワーズは床の上に溶けた!
          ブイすけ「ブイ!?」
          溶けたままのシャワーズはブイすけの回りに移動した!
          ブイすけ「ブイ? ブイ?」
          サトシ「よし! 今だ、「冷凍ビーム」!」
          シャワーズ「オッケー! はーーーーー!!」
          バシャーーーーン! シャワーズは元の姿に戻った!
          バシューーーー!! シャワーズの「冷凍ビーム」!
          カチカチカチカチ! 攻撃はシャワーズが通った塗れた所が凍り始めた! ブイすけの足は凍ってしまった!
          ブイすけ「ブイ!?」
          イエロー「あ! しまった!」
          サトシ「今だ、ブルー、シゲル!」
          ブルー「分かったわ! ブーちゃん、「火炎放射」!」
          ブーちゃん「ブーーーーーーー!!」
          ブォーーーーーーー!! ブーちゃんの「火炎放射」!
          ブイすけ「ブイーーーーー!!」
          シゲル「よーし、サンダース、とどめは「雷」だ!」
          サンダース「サンダーーーーーーース!!」
          ドカーーーーーーーーーン!! サンダースの「雷」!
          ブイすけ「ブイ〜〜〜…」
          イエロー「あ! ブイすけ!!」
          サトシ「やったーーー!!」
          シゲル「俺達の勝ちーーー!!」
          ブルー「やっと勝ったわーーー!!」
          タクマ「ひゃーー、すげー戦いだ。」
          ヒトシ「こんな戦い、見た事ないよ。」
          カスミ「おめでとう、サトシ!」
          メグミ「よくがんばったわね、サトシ君!」
          ヒカル「カッコよかったわよ、サトシ君!」
          サトシ「みんな、ありがとう!」
          ウンディーネ「きゃーー! 勝利おめでとな、ダーリン!」
          ウンディーネはサトシに抱き付いた。
          サトシ「うわ!? それだけはやめてくれよ!!」
          ドリヤード「サトシさん、おめでとうございます!」
          ウィスプ「もー、ウンディーネさんとドリヤードさん、しょうがない人ッスねー。」
          シェイド「まあ、仕方があるまい事は仕方があるまい事だ。」
          イエロー「サトシさん、シゲルさん、ブルーさん、お見事でした! あー言う作戦で
           決めるなんて、確かにポケモンリーグに出場する資格はありますね。 確かに
           この勝負、僕の負けです!」
          サトシ「お前も結構強かったぜ! そのイーブイ大事に育ててるのは、確かだよな!」
          シゲル「進化せずに強いなんて、さすがだぜ!」
          ブルー「その調子で大事に育てるのも、ちょうどいい事よ!」
          イエロー「ありがとうございます! それでは、僕はもう自分の部屋に戻りますので、
           これで失礼します。 サトシさん、シゲルさん、ブルーさん、グレン島のジム
           に寄るんでしょ? バッジをゲットするため、がんばってくださいよ!」
          サトシ「お前もな、イエロー!」
          イエロー「それでは、僕はこれで!」
          イエローは行ってしまった。
          マサ「まあ、サトシ達もよくがんばった事だな!」
          ミサ「そうよ! 色々な作戦を考えるなんて、頭いいわね!」
          サトシ「あははは! そこまで言うと照れるな!」
          シゲル「別に照れなくてもいいんじゃねえのか?」
          ブルー「いいじゃない、照れても!」
          ラジオ「ピーンポーンパーンポーン♪ 皆様、間もなくグレン島へ到着します。 お荷物
          を整えて、到着準備をしてください。 Ladies and gentlemen, we are now 
          approaching to Guren Island. Please pack your luggage and please wait for an 
          approaching.」
          カイ「お? もう少しでグレン島へ到着すれぜ!」
          サトシ「ホントに!? よーし、そこのバッジをゲットするため、グレン島へ向かうぜ!」
          全員「おう!!」

          グレン島行きの船でイエローとの戦いに勝ったサトシ達は、ようやくグレン島に到着する! グレン島にあるジムは、どのジムリ
          ーダーが彼らを待っているのであろうか? バッジをゲットするため、サトシ達は今、グレン島へ向かう!
          続く!