ポケットモンスター小説版
          第99話 復活!化石ポケモン

          グレンタウンジムでカツラとの戦いに勝ち、クリムゾンバッジをゲットしたサトシ達は、リユニオンのデルヴァを倒し、カツラと火の精
          霊サラマンダーを新たなる仲間にした。 次の目的地を目指すため、旅を続くが、サトシ達はまだグレン島にいる。

          サトシ「なあ、次のバッジのあるジムはどこだ?」
          タケシ「そう言えば、トキワシティにもジムがあったなー。」
          シゲル「え!? トキワシティにもジムあったのか!?」
          カスミ「あら? 知らないの? トキワシティにもジムがあるのよ!」
          サトシ「何だよ、トキワシティにいた時なんで早く言わなかったんだ?」
          カスミ「だってあの時自転車の弁償の事でケンカしてたんじゃないの!」
          サトシ「まあ、そう言えばそうだったな。 ところでタクマとヒトシ、研究所見つかった
          か?」
          タクマ「それがどこにあるか分からないんだよなー…」
          ヒトシ「確か、化石の看板のある研究所って言ってたんだけど…」
          ブルー「あら? まさか、あれの事かしら?」
          ブルーはその化石の看板のある研究所に指した。
          タクマ「あ! それそれ!」
          ヒトシ「あれが研究所だよ!」
          サトシ「よし! 早速行ってみようぜ!」
          全員「おう!」

          ―化石研究所―

          サトシ「ごめんくださーい!」
          タクマ「おーい、来たぜー!」
          ???「はいはい、ちょっと待って…あ!」
          サトシ「あ!! お、お前は…」
          ???「サトシ!?」
          サトシ「カズオ!?」

          * カズオ:理科系の男。 「第11話 秘密の化石」に登場。

          サトシ「うわーー! 久しぶりだな、カズオ!」
          カズオ「そっちこそ久しぶりー!」
          タクマ「え? 何? 知ってんのか?」
          サトシ「ああ! お月見山で会った事あるから!」
          カズオ「あ、カズオじゃないか! 久しぶり!」
          タクマ「あ、よう、久しぶり。 元気だったか?」
          カズオ「もちろん! タクマの方は?」
          タクマ「ああ、まあな!」
          サクラ「ねえ、サトシ君。 この子は?」
          サトシ「あ、紹介するよ! こいつはカズオ! 前お月見山で会った理科系の男さ!」
          タクマ「後俺の従兄弟さ!」
          カズオ「始めまして! それからシゲル達も久しぶり!」
          シゲル「ああ、久しぶりだな!」
          カズオ「で、みんなは何しにここに来たの?」
          ヒトシ「あのー、僕が見つけたこの化石を研究させてもらいたいんでー。」
          カズオ「あれ? この人は?」
          サトシ「ああ、こいつはヒトシ。 怪獣マニアさ。」
          カズオ「ハッハッハ、その化石を研究させてもらいたんだね? じゃあ、ちょっと待って
          ね! 兄さん、お客さんが来たよ!」
          ???「どれどれ? また化石の研究かね? あ!」
          サトシ「あ!! あ、貴方は…」
          ???「おー! サトシ君ではないか!」
          サトシ「セイノスケ博士!?」

          * セイノスケ博士:化石の研究家。 「第76話〜第77話 グランパキャニオンの
                   トラブル(前編)&(後編)」に登場。


          サトシ「お久しぶりです!」
          セイノスケ「いやー、久しぶりだね、サトシ君!」
          カズオ「あれ? 知り合いなの?」
          セイノスケ「それはそうとも! グランパキャニオンで化石の研究をしてる途中偶然に
            会ったからね!」
          サムライ「おろ? セイノスケ殿って、カズオ殿の兄者だったんでござるか!?」
          セイノスケ「ああ、そうとも!」
          ルミカ「あのー、サトシさん? このお方は?」
          サトシ「ああ、この人はセイノスケ博士! グランパキャニオンで会った化石の科学者
          だよ!」
          カズオ「後、僕の兄だけどね!」
          セイノスケ「始めまして。」
          カツラ「やあ、セイノスケ君。 また会ったな。」
          セイノスケ「おー! カツラさんも来てたのですか! お久しぶりです!」
          サクラ「え? カツラさんとセイノスケさんって、知り合いだったの?」
          カツラ「ああ、化石の研究をするため協力したからね。」
          セイノスケ「で、君達は私に何のご用かな?」
          ヒトシ「僕はヒトシと言います! この前見つけたこの化石をどう言うポケモンか
          知りたくてー。」
          セイノスケ「どれどれ? 私に見せてもらわないかね?」
          セイノスケ博士はヒトシの化石を研究した。
          セイノスケ「ほほう、これは「甲羅の化石」だね。 確か、あの伝説のポケモン、
            「カブト」の化石だよ!」
          ヒトシ「カブト!? これはすごい! ありがとうございます!」
          サトシ「カブトって何だろう?」

          ポケモン図鑑「カブト・甲羅ポケモン・古代生物の化石から再生したポケモン。 硬い殻
             で身を守っている。 海底に隠れては背中の目で辺りを見ているようだ。」

          サトシ「ふーん、これがカブトか。」
          セイノスケ「そうだ! 君達化石持っていただろう? ぜひ復元させようか?」
          ヒトシ「え!? ホントですか!? 喜んで!!」
          カズオ「そう言えばサトシ、お月見山で確か君に甲羅の化石あげただろ? それも復元
          させろよ!」
          サトシ「復元って?」
          タクマ「ようするに、生き返らせるって言う意味だろうな。」
          アヤメ「生き返らせる!? それはすごいわ! サトシ、この前グランパキャニオンで
          ゲットした化石も復元させてごらん!」
          サトシ「これはすごいや! 復元した化石は俺のポケモンになれるんだ! よーし、これ
          は早速! 俺の甲羅の化石とグランパキャニオンで見つけたこの「貝の化石」も
          お願いします!」
          シゲル「後俺の甲羅の化石も!」
          セイノスケ「ああ、この前ポケモンの糞の化石を見つけた少年だね?」
          シゲル「…あの…その話しやめてくれません? それに、その化石もう捨てましたから。」
          ブルー「あたしの貝の化石も!」
          カスミ「あたしとお姉ちゃんの貝の化石をお願いします!」
          セイヨ「私の貝の化石も!」
          ジュン「僕の甲羅と貝の化石をお願いします!」
          ダイスケ「俺も同じく甲羅と貝の化石を!」
          マサ「俺の甲羅の化石も!」
          ミサ「あたいの貝の化石も!」
          ヤス「俺の甲羅の化石も!」
          カズ「俺の甲羅の化石も復元してくれ!」
          セイノスケ「はははは! そんなの大勢で。 分かった、皆さんの化石も復元
            させましょう! どうぞ、こちらへ。」
          セイノスケ博士はサトシ達を研究室に連れて行った。

          ―研究室―

          ボタン「うわー! ここが化石ポケモンの研究室ね!」
          セイノスケ「ここは私がいつもポケモンの化石を研究している部屋です。 特にポケモン
            の化石を復元させるメカもあります。 では、化石を預けさせてもらおう。」
          サトシ達はセイノスケ博士に化石を渡した。 その化石をあるメカに入れた。
          アキラ「このメカは何なんですか?」
          セイノスケ「これは「化石復元マシン」と言って、ポケモンの化石を復元させる事が
            できるマシンだよ。 それでは、復元機動開始!」
          カチ! ヴィーーーーン… セイノスケはレバーを引っ張り、メカが起動した!
          セイノスケ「ちょっと時間が掛かるが、ここでゆっくりするといい。」
          サトシ「分かりました。」
          マチス「ん? プロフェッサー、このマシンは何だ?」
          マチスはもう1つのマシンを指した。
          セイノスケ「ああ、それかね? それは「通信マシン」と言ってね、通信でしか進化
            しないポケモンを進化させる事ができるマシンなのだよ。 そのために私が
            発明したマシンだ。」
          ナツメ「へぇー、これが通信でしか進化しないポケモンを進化させるマシンね?」
          セイノスケ「君達通信で進化するポケモン持ってるかね? よかったら進化させてもらう
            よ!」
          サトシ「ホントですか!? 一度欲しかったんですよ! ユンゲラー、ゴローン、
          ゴーリキーとゴースト持ってますけど…俺思ってたんです。 ゴーストを
          このままにした方がいいと思います。」
          セイノスケ「ほほう、君はそのゴーストがお気に入りなのか。 ならば、後の3匹を進化
            させておくよ!」
          シゲル「あ、俺のもよろしく!」
          ブルー「あたしのも!」
          セイヨ「私のもお願いします!」
          ジュン「僕のも!」
          ダイスケ「俺のもよろしく!」
          セイノスケ「はいはい、そう焦らずに! それじゃ、預けさせてもらおう。」
          サトシ達はセイノスケに通信で進化するポケモン達のモンスターボールを渡した。 
          そしてセイノスケはそれをマシンに入れた。
          セイノスケ「それでは、通信進化起動開始!」
          カチ! ヴィーーーーン…マシンは起動した!
          セイノスケ「ちょっと時間が掛かる。 少し待つといいだろう。 カズオと話をしてると
            いい。」
          サトシ「分かりました!」
          カツラ「セイノスケ君、私も手伝おうか?」
          セイノスケ「あ、喜んで!」

          ―リビングルーム―

          サトシ達は今までの旅をカズオに説明した。
          カズオ「なるほど、そのリユニオンを倒すために旅立ってるのか。 だからそんなに仲間
          が多いんだね?」
          サトシ「ああ、まあね。」
          カズオ「でもリユニオンの1人が軍団を辞めたなんて、かなりすごいだろうな。 あれ
          からそいつどうなってるんだ?」
          サトシ「さあな、他の奴らに知れなければいいんだけど…」
          その時研究室からカツラとセイノスケ博士が出てきた。
          セイノスケ「みなさん、化石の復元終了しましたよ!」
          サトシ「ホントですか!?」
          セイノスケ「もちろんとも、復元した化石ポケモン達はこのモンスターボールに入ってる
            から、持っていくといい。」
          セイノスケはサトシ達に復元した化石ポケモン達のモンスターボールを渡した。
          全員「ありがとうございます!」
          セイノスケ「いや、いいのだよ!」
          カツラ「後通信で進化したポケモン達も、進化したぞ!」
          サトシ「ホントに!? ありがとう!」
          カツラはサトシ達に通信で進化したポケモン達のモンスターボールを渡した。
          全員「ありがとうございます!」
          セイノスケ「ハッハッハッハ! 別にいいよ!」
          サトシ「これでカブトとオムナイト、そして通信で進化したポケモン達、ゲットだぜ!」
          ブルー「オムナイトもゲットしたから、名前はオムちゃんにしよっと!♪」
          ドカーーーーーーン!! 突然入り口辺りに爆発が起きた!
          エリカ「な、何事ですの!?」
          ムサシ「何事ですのと聞かれたら…」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け…」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため…」
          コジロウ「世界の平和を守るため…」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く…」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役…」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には…」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーンてニャ!」
          全員「ロケット団!?」
          ルミカ「あー! コジロウ様もいますわー!」
          ヤマト「いるのはムサシだけじゃないわよ! 何だかんだと聞かれたら…」
          コサブロウ「答えないのが普通だが…」
          2人「まあ特別に答えてやろう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため…」
          コサブロウ「地球の平和を守るため…」
          ヤマト「愛と誠実の悪を貫く…」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役…」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には…」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「ダッチューノ!」
          キョウ「またお主達か?」
          サノスケ「ヤマトだけでもないぜ! 何だかんだと聞かれたら…」
          ゴエモン「答える筋合いはないが…」
          ハンゾウ「今回は答えてやろう!」
          サノスケ「星の破壊を防ぐため…」
          ゴエモン「星の平和を守るため…」
          ハンゾウ「星の人類を防ぐため…」
          サノスケ「愛と現実の悪を貫く…」
          ゴエモン「クールでハンサムな敵役…」
          ハンゾウ「アンドスマートで天才な敵役…」
          ゴエモン「ゴエモン!」
          サノスケ「サノスケ!」
          ハンゾウ「ハンゾウ!」
          ゴエモン「アウタースペースを駆けるロケット団の3人には…」
          ハンゾウ「ブレイジングレッド赤い明日が待ってるぜ!」
          サノスケ「なーんてな!」
          アヤ「またあんた達なの?」
          ドリオ「今日は何の用だ?」
          ムサシ「今日ここに来たのは、ここの研究所にある化石ポケモンを奪いに来たのよ!」
          フウコ「化石ポケモンを奪いに来たって!?」
          コジロウ「化石を売れば、それぐらいの金が大儲け!」
          ヤマト「そして復元すれば、その化石があたし達の物!」
          コサブロウ「そしてボスに見せれば、ボス大喜び!」
          サノスケ「同じくお給料大儲け!」
          ゴエモン「そして出世間違いなし!」
          ハンゾウ「あー、夢のようだ…」
          ハンゾウは感動していた。
          ニャース「しかもおミャーら化石ポケモンを持ってるようだニャ! 今すぐよこす
           ニャ!」
          サトシ「やなこった!」
          ムサシ「ならばポケモン勝負よ! アーボック、行け!」
          アーボック「シャーーーボック!」
          コジロウ「やれ、マタドガス!」
          マタドガス「ドガーーース!」

          ヤマト「ラッタ、行くのよ!」
          ラッタ「ラーーーッタ!」
          コサブロウ「お前も行け、マルマイン!」
          マルマイン「マルーーー!」
          サノスケ「スリーパー、行け!」
          スリーパー「スリーーー!」
          ゴエモン「レアコイル、行け!」
          レアコイル「キューーーン!」
          ハンゾウ「ベトベトン、行け!」
          ベトベトン「ベトーーーン!」
          サトシ「よーし、復元したばかりだけど、一応試しに使ってみるか! みんな、復元した
          ポケモン達を出せ!」
          全員「おう!」
          サトシ達は復元した化石ポケモン達を出した!
          ???「カブーーー!」
          ???「オムーーー!」
          サトシ「あのカブトガニみたいなポケモンが、カブトか! じゃあ、あれは?」

          ポケモン図鑑「オムナイト・渦巻きポケモン・大昔海に住んでいた古代ポケモン。 10本
             の足をくねらせて泳ぐ。 10本の足を美味くくねらせて古代の海を
             漂っていたポケモンの化石を復元した。」

          ムサシ「おー! あれが化石ポケモン、カブトとオムナイトね!♪」
          コジロウ「纏めてゲット!♪」
          サトシ「させるか! カブト達よ、「睨みつける」攻撃!」
          カブト達「カブ!」
          ギロ!! カブト達の「睨みつける」攻撃!
          アーボック「シャボ!?」
          マタドガス「ドガ!?」
          ラッタ「ラタ!?」
          マルマイン「マル!?」
          スリーパー「スリ!?」
          レアコイル「キュン!?」
          ベトベトン「ベト!?」
          サトシ「オムナイト達よ、「水鉄砲」だ!」
          オムナイト達「オムーーーー!!」
          ブーーーー!! オムナイト達の「水鉄砲」!
          アーボック「シャボ〜〜〜…」
          マタドガス「ドガ〜〜〜…」
          ラッタ「ラッタ〜〜〜…」
          マルマイン「マル〜〜〜…」
          スリーパー「スリ〜〜〜…」
          レアコイル「キュ〜〜〜ン…」
          ベトベトン「ベト〜〜〜…」
          キース「はっはー! 全然楽勝だぜ!」
          イミテ「これなら楽勝だわ!」
          ムサシ「そう思ったら大間違いよ! アーボック、「蛇睨み」!」
          アーボック「シャーーーボック!!」
          ギロ!! アーボックの「蛇睨み」!
          カブト達「カブ!?」
          オムナイト達「オム!?」
          カブト達とオムナイト達が動けなくなった!
          サトシ「あ! しまった!」
          コジロウ「マタドガス、「ヘドロ攻撃」!」
          ハンゾウ「お前も行け、ベトベトン!」
          マタドガス「マータードガーーース!」
          ベトベトン「ベトーーーーン!!」
          ドロドロドロドロ! マタドガスとベトベトンの「ヘドロ攻撃」!
          カブト達「カブーーー!!」
          オムナイト達「オムーーー!!」
          タイチ「あー! カブト達とオムナイト達がダメージを受けてる!」
          ライゾウ「これはやばいぞ!」
          ヤマト「ラッタ、「ロケット頭突き」!」
          サノスケ「お前もだ、スリーパー!」
          ラッタ「ラーーーッターーー!!」
          スリーパー「スリーーーパーーーー!!」
          ドカドカ!! ラッタとスリーパーの「ロケット頭突き」!
          カブト達「カブ!!」
          オムナイト達「オム!!」
          ミズキ「どんどんダメージが受ける!」
          アツシ「確かにやばくなってるぜ!」
          コサブロウ「マルマイン、「10万ボルト」!」
          ゴエモン「レアコイルも協力しろ!」
          マルマイン「マルマーーーイン!!」
          レアコイル「キュオーーーーン!!」
          ビリリリリリリリ!! マルマインとレアコイルの「10万ボルト」! 効果は抜群だ!
          カブト達「カブーーーーー!!」
          オムナイト達「オムーーーーー!!」
          ケイタ「な、何だ!? 何で効果は抜群なんだ!?」
          カルロス「そうか、カブトとオムナイトは、両方とも水系ポケモンなんだ! 岩系も
           混じってるが、水系のタイプも持ってるんだ!」
          ブルーザー「おい、どうするサトシ!? このままじゃカブト達とオムナイト達が捕られ
            ちまうぞ!」
          サトシ「分かってる! 今何をするか考えてるんだ!」
          ポロ! その時サトシのリュックから何かが落ちた!
          カツラ「おや? これは…む!?」
          セイノスケ「どうしたんですか、カツラさん?」
          カツラ「セイノスケ君、これも見たまえ!」
          セイノスケ「はい? は! こ、これは…」
          カツラとセイノスケ博士はその物を調べた。
          クリスティ「ちょっと、こんな時に研究してる場合じゃないでしょ!」
          カツラ「これ、一体どこで手に入れたのかね!?」
          コゴロウ「ああ、それ? ニビシティの科学博物館にいるホンダ博士から貰った奴だよ。」

          * ホンダ博士:ニビシティ化学博物館の管理人で、科学者でもある。 「第9話 化石
           ポケモンの博物館」に登場。

          カツラ「これは正しく…」
          セイノスケ「はい、「秘密の琥珀」ですよ!」
          ブレイク「秘密の琥珀? どう言う奴なんだ?」
          カツラ「この琥珀の中に小さな虫みたいな物があるだろ? この虫の正体は、大昔最強の
          古代ポケモンだったのだよ!」
          アシュラ「大昔最強の古代ポケモンだと!?」
          セイノスケ「これを復元すれば、勝てるかも!」
          カツラ「早速復元するぞ!」
          カズオ「あ、僕も手伝うよ!」
          ムサシ「逃がさないわよ! アーボック!」
          アーボック「シャーーーーボック!!」
          サトシ「あ! 危ない!」
          カルロス「そうはさせるかよ! 「昇竜拳」!」
          バキ!!! カルロスの「昇竜拳」!
          アーボック「アボ〜〜〜…」
          ムサシ「あ!! 何するのよ!?」
          コジロウ「いきなりアッパーで…」
          ゼトラ「さあ、今のうちに早く!」
          セイノスケ「わ、分かった!」

          ―研究室―

          セイノスケは秘密の琥珀を「化石復元マシン」に入れた。
          カズオ「このポケモンを甦らせれば、多分勝てるだろうね!」
          セイノスケ「多分な。」
          カツラ「準備はいいか、セイノスケ君?」
          セイノスケ「もちろん!」
          カツラ「それでは、行くぞ! 復元機動開始!」
          カチ! ヴィーーーーン… マシンが起動した!

          ―一方サトシ達―

          サトシ「カツラさん達は何してるんだ!?」
          ブレイク「秘密の琥珀を復元するらしいぜ!」
          サトシ「秘密の琥珀!? ホンダ博士から貰った奴!?」
          ブレイク「おう! どうやら最強の古代ポケモンらしいぜ!」
          サトシ「そいつに頼れば、勝てるかも!」

          ―研究室―

          パキャーーーン! 琥珀が割れ、中から虫のような物体が出た。 その後その物体は
          大きくなって行った!
          カツラ「こ…これは…」
          セイノスケ「やっぱり、あのポケモンだったのか…」

          ―一方サトシ達―

          シゲル「おい、カブト達とオムナイト達、全滅に近くなってきたぞ!」
          ブルー「どうするの、サトシ!?」
          サトシ「待ってろ! 後もう少し待ってれば…」
          カツラ「サトシ君!」
          研究室からカツラ達が出てきた。
          セイノスケ「復元終わったぞ!」
          サトシ「ホントに!?」
          カズオ「さあ、お前の飼い主を助けるんだ!」
          ???「ギャオーーーー!!」
          サトシ「あ、あれは一体!?」

          ポケモン図鑑「プテラ・化石ポケモン・琥珀に残された恐竜の遺伝子を復活させた。 
             高い声で鳴きながら飛ぶ。 琥珀から取り出された遺伝子を研究して復活
             させた大昔の獰猛なポケモン。」

          サトシ「こ、こいつが、プテラ!? す、すげーぜ! これからもよろしくな、プテラ!」
          プテラ「ギャオ!」
          ニャース「ニャー! あれはプテラだニャ!」
          ヤマト「あの噂のプテラ!」
          コサブロウ「今でも伝説と呼ばれてるポケモン!」
          サノスケ「これは絶対にゲット!」
          ゴエモン「おうよ!」
          ハンゾウ「でも、ちょっとやばすぎない?」
          サトシ「そうはさせるか! プテラ、「破壊光線」!」
          プテラ「ギャオーーーーーーーー!!」
          バシューーーーー!! プテラの「破壊光線」!
          ロケット団「ぎょえーーーーーー!!」
          ドカーーーーーーン!! ロケット団は吹き飛ばされた!
          ロケット団1「やな感じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
          ロケット団3「アンドやなフィーリング〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
          キラ!

          ―数分後―

          セイノスケ「サトシ君、私の研究所を救ってくれて、本当にありがとう!」
          サトシ「いやー、いいんですよ! 後プテラを復元させてありがとうございます!」
          カズオ「そのプテラを大事に育てるといいよ!」
          シゲル「タクマとヒトシはこれからどうするんだ?」
          タクマ「俺はここに残って、研究の手伝いとかするよ! 日が来れば、多分本土に戻る
          予定だし。」
          ヒトシ「僕も同じさ!」
          サトシ「じゃあ、ここでお別れだな! それじゃ、また会おうな!」
          タクマ「おう!」
          カズオ「サトシ達も旅に気を付けるんだよ!」
          サトシ「ああ!」
          セイノスケ「カツラさん、いつかまたお会いしましょう!」
          カツラ「こちらこそもな、セイノスケ君!」
          サトシ「それじゃ、また会おうな!」
          セイノスケ「お元気で!」

          化石の研究所で化石ポケモンを復元したカブト、オムナイトとプテラをゲットし、
          ロケット団を倒したサトシ達。 おまけに通信で進化するポケモンもゲットした。 次の目的地を目指すため、サトシ達に旅はまだ
          まだ続く!
          続くったら続く!