ポケットモンスター小説版
          第100話 ポケモン屋敷でゲットだぜ!

          化石の研究所でカズオとセイノスケ博士と出会った次に、ロケット団を倒し、化石ポケモン達をゲットしたサトシ達は、次の目的
          地、トキワシティへ向かうため、旅を続く。 だがここはまだグレン島で、サトシ達は港へ行くところだが…

          サトシ「ん? 何だ、この屋敷は?」
          サトシ達はある謎の屋敷に着いた。
          シゲル「なんだ、この気味の悪い屋敷は?」
          ブルー「何だか怖そうな屋敷ねー。」
          カツラ「この屋敷は昔、ある事件が起こってボロボロになった屋敷なのだ。 今は誰も
          住んでいない屋敷なのだ。」
          カスミ「確かに人気も感じないわね。 でも何の事件が起こったの?」
          カツラ「分からんな。 どんな事件が起こったか、私にも分からんのだ。」
          タケシ「どんな事件が起こったんだろうな?」
          サトシ「さあな、まあここはほっといて、早速港に…」
          カツラ「この屋敷は誰も住んでいない間、ポケモンが生息してきておるのだ。」
          ピク! サトシの耳が動いた!
          サトシ「ポケモンが生息してる!?」
          カツラ「ああ、誰も住まなくなったこの屋敷には、野生のポケモンがこの屋敷に住む事に
          なっているのだ。 この屋敷こそ、ひとよんで「ポケモン屋敷」と言われている
          からな。」
          サトシ「これはいいぜ! よーし、早速ポケモンゲット!」
          カスミ「え!? ちょっと、港へ行くつもりじゃなかったの!?」
          サトシ「新しいポケモンをゲットするのはポケモンマスターの試練なんだよ! で、この
          屋敷にどう言うポケモンが生息してるの!?」
          カツラ「まあ、毒と炎系ポケモンぐらいかな?」
          キョウ「毒なら拙者がお気に入りだぞ!」
          アヤ「私も同じ!」
          マサ「俺もぜひゲットしたいぜ!」
          ミサ「あたいも!」
          サトシ「じゃあ、港は後で似して、早速ポケモンゲットしに行こうぜ!」
          全員「おう!」
          カスミ「もう、しょうがないわね!」

          ―屋敷の中―

          サトシ達は屋敷の中に入った。
          サムライ「ひぇー、さすがに荒れてるでござるな。」
          アキラ「こんな屋敷に何が起こったって言うんだ?」
          サクラ「何だか不気味過ぎだわ…」
          アヤメ「まるで幽霊が出そう…」
          ボタン「ねえ、この屋敷に幽霊が出るって言う噂あった?」
          カツラ「それはないと思うな。」
          ボタン「そう、それならよかった。」
          ボタンはため息を出した。
          サトシ「じゃあ、ポケモンをゲットするため、手分けして探そう!」
          全員「おう!」

          ―数分後―

          シャワーズ「あ、サトシ! あそこにポケモンがいるよ!」
          サトシ「え!?」
          ???「アウーン!」
          ???「コーーン!」
          サトシ「おー! あれはガーディとロコン! 一度欲しかったんだよなー! よーし、
          早速ゲット! シャワーズ、「水鉄砲」で一撃!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーーーーー!!」
          バシャ!! シャワーズの「水鉄砲」!
          ガーディ「アウ〜〜〜…」
          ロコン「コ〜〜〜ン…」
          サトシ「よーし、ハイパーボールでゲット!」
          ポンポン! コロコロコロコロ、コロコロコロコロ、シュウーーー…
          サトシ「やったー! ガーディとロコン、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ!」
          サトシ「ああ! 確かポケモン図鑑では、両方とも炎の石を与えると進化するって
          言ってたな? 後でアツシに頼んでみるか!」
          ピカチュウ「ピカ? ピカー、ピカピ!」
          サトシ「ん? 何だ、あ!」
          ???「ヒヒーーーン!」
          ???「ブーーバーー!」
          サトシ「あーー! ポニータとブーバー! よーし、そいつらもゲットだぜ! 
          シャワーズ、もう1回「水鉄砲」!」
          シャワーズ「ラジャー! ブーーーーーー!!」
          バシャ!! シャワーズの「水鉄砲」!
          ポニータ「ヒヒ〜〜〜ン…」
          ブーバー「ブ〜〜〜…」
          サトシ「ハイパーボール、行け!」
          ポンポン! コロコロコロコロ、コロコロコロコロ、シュウーーー…
          サトシ「よっしゃー! ポニータとブーバー、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「またよかったね、サトシ!」
          サトシ「うん! ん? あ、何だあれは!?」
          ???「ドガーーース!」
          シャワーズ「あれは、ドガースだよ!」
          サトシ「よーし、ドガースもゲットするぜ! そうだ! 通信で進化こいつを試しに
          使ってみるか! 行け、ユンゲラーの進化形!」
          ???「フーディン!」

          ポケモン図鑑「フーディン・念力ポケモン・ユンゲラーを通信で使うと進化する。 力技
             を余り好まず超能力を自在に操って相手を倒す。 何でも覚える事が
             出来る。 体験したあらゆる事を忘れないので頭がいいのだ。」

          サトシ「これはすごいや! よろしくな、フーディン!」
          フーディン「ディン!」
          サトシ「フーディン、「サイケ光線」だ!」
          フーディン「フーディン!」
          バシューーーー!! フーディンの「サイケ光線」!
          ドガース「ドガ〜〜〜…」
          サトシ「よーし、とどめはハイパーボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーー…
          サトシ「やったーーー! ドガース、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ!」
          サトシ「うん! ん? 何だ、あれは?」
          ???「モンモン!」
          シャワーズ「あ! あれはメタモンだよ!」
          サトシ「ここにも生息してるのか! これは絶対にゲットしないとな! よーし、もう
          1回頼むぜ、フーディン!」
          フーディン「ディン!」
          メタモン「モンモーーン!」
          ピカーーー、カチーーーン! メタモンの「変身」攻撃! メタモンはフーディンに変身した!
          メタモン「フーディン!」
          サトシ「ほほう、顔は本物と同じだ! でも、本物の方が強いぜ!」
          メタモン「ディン!」
          バシューーーー!! メタモンの「サイケ光線」!
          サトシ「フーディン、「サイコウェーブ」!」
          フーディン「フー!」
          バシューーーーー!! フーディンの「サイコウェーブ!」
          バシュン! フーディンの攻撃はメタモンの「サイケ光線」を破った!
          メタモン「フー!?」
          ドーーーーン!! メタモンはダメージを受けた!
          メタモン「フ〜〜〜…」
          サトシ「よーし、次はハイパーボール!」
          ポン! コロコロ、コロコロ、シュウーーー…
          サトシ「やったーー! メタモン、ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「これでどうにかしてポケモンの数が増えたね!」
          サトシ「ああ! フーディンのおかげさ! ありがとう、フーディン!」
          フーディン「フー!」
          シゲル「おーーーい!」
          シゲル達が来た。
          サトシ「あ、シゲル達だ! おーーーい!」
          シゲル「お待たせ、サトシ! どうだ、そっちの調子は?」
          サトシ「ああ! ガーディにロコン、ポニータにブーバー、ドガースとメタモンをゲット
          したぜ!」
          シゲル「へぇー、すげーじゃんかよ! 俺も同じさ!」
          ブルー「あたしもよ! でもブーバーはゲットしなかったけどね!」
          アキラ「俺はポニータ、ガーディとロコンをゲットしたぜ!」
          セイヨ「私はブーバーとドガース以外ならゲットしたわ! 後コラッタも混じってたから、
          ゲットしたわ!」
          ジュン「僕も同じですけど、ブーバーとドガースならゲットしました!」
          ダイスケ「俺も同じさ! コラッタ以外だけどな!」
          キョウ「拙者はドガースとベトベターをゲットしたでござる! 後変身の術と同様の
          メタモンもゲットしたでござる!」
          アヤ「私もよ!」
          フウコ「あたしはロコンとコラッタをゲットしたわ!」
          ドリオ「俺も! 後ガーディとポニータもゲットしたさ!」
          マサ「俺はブーバーとドガース、コラッタとベトベターをゲットしたぜ!」
          ミサ「あたいも同じ!」
          ヤス「俺はブーバーをゲットしたぜ!」
          カズ「俺もな!」
          ルミカ「私はお美しいポケモン、ポニータならゲットしましたわ! 後ガーディとロコン
          も!」
          カツラ「私はガーディとロコン、もちろんポニータをゲットしたぞ!」
          サトシ「みんなもがんばったんだな! あ、そうだ! ガーディとロコンを持ってる
          みんな、ちょっと出してみなよ!」
          シゲル「あ? いいけど?」
          サトシ達はガーディとロコンを出した。
          ガーディ達「アオーン!」
          ロコン達「コン!」
          サトシ「アツシ、こいつらを進化するから、炎の石を渡してくれないか?」
          アツシ「ああ、いいぜ! 遠慮なく使いな!」
          アツシはサトシ達に炎の石を渡した。
          タケシ「俺のロコンは当然進化しないからな!」
          フウコ「あたしのガーディは別にいいよ。 ロコンだけならいいけど。」
          サトシ「そうか、じゃ、行くぜ!」
          サトシ達はガーディ達とロコン達に炎の石を与えた! そしてガーディ達とロコン達の体が突然光、形が変わり始めた!
          ???「ワオーーーン!」
          ???「コーーーン!」
          マチス「オウ! ウインディとキュウコンに進化したぜ!」
          サトシ「やったぜ! これでウインディとキュウコンゲット! よろしくな、ウインディ、
          キュウコン!」
          ウインディ「ワン!」
          キュウコン「コン!」
          ナツメ「ところで、ゼトラどこに行ったのかしら?」
          ブルーザー「この屋敷をちょっと調べ回って行くと言ったぜ。」
          エリカ「そうですの、じゃあ少しはお待ちした方がいいですわね!」

          ―数分後―

          キース「とは言っても、遅すぎねえか?」
          イミテ「確かに遅いわね。」
          その時ゼトラがようやく来た。
          ゼトラ「よ、待たせたな!」
          カルロス「おい、何やってたんだよ!? 遅かったじゃねえかよ!」
          ゼトラ「悪い。 ちょっとここで起こった事件を調べたくて、長く調べまわってたんだ。 
          調べ回ってる途中…」
          ゼトラは上着から謎の本を出した。
          ゼトラ「こんな物を見つけたんだ。」
          タイチ「何これ? 本?」
          ライゾウ「日記らしいな?」
          ゼトラ「近くで見つけたんだ。 書いている作者は、「フジ博士」と書いてある。」
          サトシ「フジ博士? もしかして、シオンタウンで出会ったあのフジ老人!?」

          * フジ老人・ポケモンボランティアハウスの会長。 「第40話 フジ老人を救え!」で登場。

          ゼトラ「そいつじゃなさそうだな。 何しろ世の中同じ名前をした奴もいるからな。」
          サトシ「あ、そうか。」
          カツラ「フジ博士? まさか、あの有名なポケモン研究者か!?」
          ミズキ「え? 知ってるんですか?」
          カツラ「ああ、聞いた事あるが、会った事がない。」
          アツシ「その本に何があるんだ?」
          ゼトラ「この本には、ここで起こった事件の事を書いてあるらしいんだ。」
          全員「何だって!?」
          サトシ「それってホントに!?」
          ゼトラ「ああ。 とりあえず、読ませようか?」
          サトシ「おう! 喜んで!」
          ゼトラは本を開いた。
          ゼトラ「えーっと、何々? 『7月5日:我々は新種のポケモンを探すため、南アメリカ
          のギアナに着いた。 そこのジャングルの奥地で、全く見た事もない新種の
          ポケモンを発見した。 余りにも見た事もないポケモンなので、我々はその
          ポケモンを「ミュウ」と名付けた。 我々はそのポケモンを捕獲しようとしたが、
          捕獲できず、一瞬に姿を消してしまった。 我々は諦めたが、そのポケモンから
          落ちてきた睫毛を手に入れ、研究を開始した。』」
          ケイタ「睫毛で何をするんだ?」
          ゼトラ「まあ、次のページを読めば、分かるだろ?」
          ゼトラは次のページを捲った。
          ゼトラ「えーっと、『2月6日:カントーに戻った後、我々はミュウの睫毛を研究し始めた。 
          そのため、ミュウの遺伝子を完成するため、長月研究し続けた。』」
          ブレイク「ミュウの遺伝子? そんな物を作って何をしようとしたんだ?」
          ゼトラ「最後まで聞けって。」
          ゼトラは次のページを捲った。
          ゼトラ「『4月5日:睫毛でミュウの遺伝子を作り始め、半月も掛かり、ミュウのコピーを
          生み出した。 だがその生命体はまだ子供であり、少し外へ出した。 私の娘、
          「アイ」と一緒に遊び、まるで友達のような物であった。』
          クリスティ「アイ? 可愛い名前ね!♪」
          ゼトラは次のページを捲った。
          ゼトラ「『9月1日:長月も掛かり、ミュウの遺伝子はようやく生み出された。 生まれた
          ばかりのジュニアを「ミュウツー」と呼ぶ事にした。 その姿はミュウと違って、
          正しく誰よりも最強なポケモンを生み出した。 だが、突然としてミュウツーが
          暴れだした。 我々の力で止めようとしたが、余りにも手におえなかった。 
          ミュウツーの最大な怒りで、研究所は全て破壊された。 私は思っていた。 私は今まで凶悪なモンスターを生み出されてしまっ
          たと…』」
          サトシ「ミュウツー…そんなに強そうなポケモンなのか?」
          ゼトラ「だろうな。 かなり強い存在かもな。」
          ???「話は聞いたで!」
          全員「ん?」
          火事場泥棒が現れた!
          火事場泥棒「あんさん達その本を読んでるさかいな? その話し、オラの耳で全部聞いて
            もらったで!」
          ゼトラ「うるせえな! 今解読してる途中だから、邪魔するな!」
          火事場泥棒「な!? オラにその口答えをするとは…」
          ゼトラ「さてと、続き続き。」
          ゼトラはページを捲った。
          火事場泥棒「あ、あのー、もしもし?」
          ゼトラ「『9月2日:気付いたら私はグレン病院にいた。 どうやら私は無事だったらしい。 
          もちろん、私の助手の研究員達も。 私はあのポケモンを生み出したのは当然
          バカだったと思った。 そう考えた後、何かが足りないと思った。 それが私の
          娘、アイの姿が見当たらなかった。 私は医者に連絡したが、その子は昨日から
          行方不明となっていたと言った。』」
          ゼトラは次のページを捲った。 
          ゼトラ「『9月6日:退院した後、我々はこの研究所で彼女の居所を探し回ったが、余りに
          も彼女の姿が見当たらなかった。 私は思っていた。 彼女は死んだのか? 
          それともあの化け物に連れ去られたのか? 私はそう思い続けた…』」
          アシュラ「その女子、行方不明になったのでござるか…」
          ブレイク「しかも死んだのか、連れ去られたのか、分からぬまま、か…」
          ゼトラは次のページを捲った。
          ゼトラ「『10月3日:我々は彼女を探すために旅立つ。 私はこの日記をこの研究所に
          残す事にする。 そうすれば、誰かがこの研究所に来ると、必ず読んでくれると
          思う。 もしもこの日記を読んでいるトレーナーがいたら、私の娘、アイと言う
          少女を探して欲しい。 彼女は今でも危険な目に会っていると思う。 もしも
          彼女を見つけたら、その場を気をつけるといい。 もしもだったら、私が生み
          出した凶悪のポケモン、ミュウツーが生息しているかも知れん。 その間命も
          奪われる可能性もある。 出来る限り、私の娘を救ってくれ。 そして、健闘を
          祈る。
          ポケモンラボラトリー創設者、フジ博士より…』と書いてある。」
          サトシ「アイ…ミュウツー…一体どう言う奴なんだろう?」
          シゲル「図鑑で調べても、無理だな。」
          ブルー「でも、そのミュウってどう言うポケモンなのかしら?」
          サトシ「さあな、今度オーキド博士に言ってみようぜ? 多分はかせなら何か分かるかも
          しれないからな。」
          ゼトラ「それもそうだな。」
          火事場泥棒「………………………」
          ゼトラ「で、お前は誰だ?」
          ドサ! 火事場泥棒がこけた!
          火事場泥棒「気付くの遅いっちゅーねん!! オラはヒヤマ! この屋敷でよく顔を出す
            火事場泥棒や!」
          タケシ「で、火事場泥棒が俺達に何の用だ?」
          ヒヤマ「オラはそう言う物を長い日が立ちながら探してたんや! それであんさん達が
          見つけたから、オラは嬉しい! それに話は全部聞きましたで! 今からその本
          をオラによこすんや!」
          カスミ「何であんたなんかに渡さなきゃいけないのよ!?」
          ヒヤマ「当然! 金のためや! その本には高い値があるさかい! それを売れば、お金
          ぎょうさんゲットや! 今から渡してもらおうか!」
          サトシ「お前なんかに渡してたまるかよ!」
          ヒヤマ「だったら無理矢理盗ってやるわ! 行けや、ヒトカゲ、ロコン、ガーディ!」
          ヒトカゲ「カゲ!」
          ロコン「コン!」
          ガーディ「オン!」
          サトシ「何の! シャワーズ、「水鉄砲」!」
          シャワーズ「オッケー! ブーーーー!!」
          バシャ! シャワーズの「水鉄砲」!
          ヒトカゲ「カゲ〜〜〜…」
          ロコン「コ〜〜〜ン…」
          ガーディ「ワオ〜〜〜ン…」
          ヒヤマ「あーーー!? オラのポケモンが!!」
          サトシ「へっへー! 楽勝だぜ!」
          サムライ「相手が弱かったようでござるな。」
          ヒヤマ「あんさんずるいで! 水ポケモンなんぞ持っとるなんて!」
          サトシ「お前が炎ポケモンばかり持ってるから悪いんだよ。 負けは負けだから、本は
          渡さないからね!」
          ヒヤマ「くそーーー、悔しい!!」
          ムサシ「その本はあんたが貰う物じゃないわよ!」
          サトシ「何だ?」
          ムサシ「何だかんだと聞かれたら…」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け…」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため…」
          コジロウ「世界の平和を守るため…」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く…」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役…」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には…」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーンてニャ!」
          全員「ロケット団!?」
          ヤマト「ムサシ達だけじゃないわよ! 何だかんだと聞かれたら…」
          コサブロウ「答えないのが普通だが…」
          2人「まあ特別に答えてやろう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため…」
          コサブロウ「地球の平和を守るため…」
          ヤマト「愛と誠実の悪を悪を貫く…」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役…」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には…」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「ダッチューノ!」
          サクラ「また貴方達なの?」
          サノスケ「ヤマト達だけじゃねえぜ! 何だかんだと聞かれたら…」
          ゴエモン「答える筋合いはないが…」
          ハンゾウ「今回は答えてやろう!」
          サノスケ「星の破壊を防ぐため…」
          ゴエモン「星の平和を守るため…」
          ハンゾウ「星の人類を救うため…」
          サノスケ「愛と現実の悪を貫く…」
          ゴエモン「クールでハンサムな敵役…」
          ハンゾウ「アンドスマートで天才な敵役…」
          ゴエモン「ゴエモン!」
          サノスケ「サノスケ!」
          ハンゾウ「ハンゾウ!」
          ゴエモン「アウタースペースを駆けるロケット団の3人には…」
          ハンゾウ「ブレイジングレッド赤い明日が待ってるぜ!」
          サノスケ「なーんてな!」
          アヤメ「またあんた達なの?」
          ボタン「今日は何のようなのよ?」
          ムサシ「決まりの通り、今日はあんたが持ってるその本を頂きに来たのよ!」
          サトシ「この本を!?」
          コジロウ「そのミュウツーとミュウ言うポケモンの事情が入っているらしいからな。」
          ヤマト「その本を使えば、そのポケモンがあたし達の物となるのよ!」
          コサブロウ「ボスに見せれば、世界征服が近くなるぜ!」
          サノスケ「その次給料もザクザク大儲け!」
          ゴエモン「ほんでもって出世間違いなしってもんよ!」
          ハンゾウ「こう言う夢があればいいんだけどなー。」
          アキラ「お前達なんかにこの日記を渡してたまるかよ!」
          ムサシ「ならば試しにやってみようじゃないの! コジロウ!」
          コジロウ「おう!」
          コジロウは鞭のような物を出した。
          セイヨ「な、何なのそれ?」
          ヤマト「それはロケット団特性武器、「キャッチャーホイップ」よ! これであの本を
          ゲットするのよ!」
          コジロウ「行けー!」
          シュルルルル!! コジロウは鞭でサトシに攻撃を仕掛けた!
          サトシ「わ!! 避けろ!!」
          バシ!! サトシ達は攻撃を避けた!
          ボコ! 床のタイルが鞭にくっ付き、コジロウはそのタイルを捨てた。
          マチス「げ! す、すげーキャッチパワー…」
          コサブロウ「逃げても無駄だぜ!」
          バシバシバシバシ! コジロウは素早く攻撃し続けるが、サトシ達は攻撃をかわし続けている。
          ジュン「あの鞭の動き、早すぎますよ! このままじゃ、疲れ切ってしまいますよ!」
          サトシ「こうなったら攻撃だ! ピカチュウ、鞭に「電気ショック」!」
          ピカチュウ「ピカ! ピーーカーーチュウーーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリ!!! ピカチュウの「電気ショック」! でも効果はなかった
          みたい…
          サトシ「な!? 効かない!?」
          サノスケ「この鞭はゴムでできていて、電気には通用しない特性武器なのだ!」
          ブレイク「サトシ、その本を貸せ!」
          サトシ「え!? 何で!?」
          ブレイク「いいから早く!」
          サトシ「う、うん!」
          サトシはブレイクに日記を渡した。
          コジロウ「貰った!!」
          バシ!! 鞭は日記にくっ付いた!
          サトシ「あ! しまった!」
          日記はロケット団が手に入れてしまった!
          ゴエモン「ハッハッハッハ! 作戦成功!」
          ハンゾウ「これをボスに見せれば、給料ザクザクと出世間違いなしだぜ! あー、この時
           が来たんだなー…」
          ハンゾウは感動した。
          ムサシ「今回はいい感じー!」
          ヤマト「そしていい気持ち!」
          サノスケ「アンドいいフィーリングだぜ!」
          ブレイク「そう思ったら大間違いだぜ!」
          ロケット団「え?」
          気付いたらブレイクが日記を手に持っていた!
          コジロウ「何!? お前が持ってる!?」
          コサブロウ「じゃあ、この本は!?」
          ブレイク「中身見てごらん!」
          ロケット団は本を開いた。 中には変な目かが付いていた。
          ゴエモン「何だ、これ?」
          ブレイク「「プラスティックボム」! 爆弾技だ! ある物にくっ付き、時間が立つと
           爆発する! チャージすると、蜂型爆弾が相手のターゲットを狙い、攻撃する
           技さ!」
          ロケット団「爆弾?」
          ハンゾウ「じゃあ、これは…」
          ニャース「その物だろうニャ。」
          ドカーーーーーーーン!! 「プラスティックボム」が爆発し、ロケット団が吹き
          飛ばされた。
          ロケット団1「やな感じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
          ロケット団3「アンドやなフィーリング〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
          キラ!
          ダイスケ「す、すげー、本物をいつの間にニセモノに摩り替えるとは…」
          サトシ「それをやるために渡したのか?」
          ブレイク「まあな!」
          ヒヤマ「す、すごい、あんさん達すごいで! すごすぎるで! あんな奴らを倒せるとは
          さすがにすごいで!」
          サトシ「あ、ま、まあね。」
          ヒヤマ「オラやっぱり、その本諦めるわ。 持って行ってええで!」
          サトシ「え? いらないの?」
          ヒヤマ「当たり前や! オラが持ってったら、次に狙われるのはオラやからな! 
          あんさん達が持ってったら、どうにかなるはずやろ?」
          サトシ「そうか、じゃあこいつは俺達の物にするよ! なあ、ヒヤマ。 お前これから
          どうするんだ?」
          ヒヤマ「オラはここに残るで! どうせオラはこの屋敷に住んでるんやし。」
          マチス「ホワット? ユーここに住んでたのか?」
          ヒヤマ「おう! 何しろ広いやからな、ここは!」
          サトシ「そうか、じゃあ、また会おうな!」
          ヒヤマ「あんさん達も気ぃ付けるんやで!」
          サトシ「ああ、じゃあな!」

          ポケモン屋敷でヒヤマと出会い、ロケット団を倒したサトシ達。 トキワシティへ向かうため、サトシ達はまだまだ続く! でも問題
          なのは、あのミュウツーと言うポケモン。 
          一体そのポケモンはどこで生息しているのであろうか? その話しは、いつか明かされるだろう。
          続く。