ポケットモンスター小説版
          第105話 雷の神サンダー(後編)

          無人発電所でサトシ達が伝説の鳥ポケモンサンダーをゲットした後、突然謎の敵が発電所で姿を現した!

          ???「クックックック…ここが電気ポケモンが多く生息している場、無人発電所か…」
          サトシ「だ、誰だお前は!?」
          ???「ん? その声は…サトシか! こんな所でまた会うとは、俺はそう思わなかった
          ぜ!」
          サトシ「な、何で俺の名前を!?」
          ???「忘れてしまうと困るんだよなー。 確かストンタウンで再開した事あったよな?」
          サトシ「ストンタウン? ま、まさか!?」
          ???「そう、あの時俺はゲルトとデルヴァと一緒にいたその一人だ! 俺は電力を自由
          に操る事が出来る戦士! そして雷を自由に落とす事も出来る雷使い! そう、
          俺は「雷電神軍団」の団長、ラトスだ!」
          全員「ラトス!?」
          ラトス「こんな所でまた会えるとは、久しぶりだな!」
          シゲル「何でお前がここにいるんだ!?」
          ???「いるのはラトスだけじゃない。」
          その時もう一人の謎の影が現れた!
          ブルー「あ、あんた誰なの!?」
          ???「ふ、やっぱり思い出せないようだな。 ならばお前の記憶の中に無理矢理思い
          出してもらおう。 サファリランドでロケット団が使ったメカガルーラを操って
          いた事は記憶に残ってるか?」
          サトシ「サファリランド? は! ま、まさか…」
          ???「思い出したか! そう、俺は機械を自由に操る事が出来る戦士。 そしてそれを
          使いながらどの生者を抹殺するメカ使い。 俺は「鉄工器軍団」の団長、
          ラマセスだ!」
          全員「ラマセス!?」
          ラマセス「フッフッフ…また会えたな!」
          カスミ「な、何であんた達がここにいるのよ!?」
          ラトス「ここの発電所には電気系のポケモンが多く生息してね、俺は奴らのエネルギーが
          必要なんだよ! だからここに来たのだ!」
          ラマセス「そしてこの発電所にはまだ電気エネルギーがある。 電気と言えばメカ! 
           そのエネルギーを全て奪うためにここに来たのだ!」
          タケシ「何だって!?」
          ラトス「でも、それよりも俺達には大きい目的を持つ。」
          ラマセス「俺達はお前達が捕獲したそのポケモンを奪いに来たんだよ。 その雷の神と
           言う名を持つサンダーと言う奴をな!」
          サムライ「サンダーを奪うでござるだと!?」
          ラトス「サンダーは電気系ポケモンの中では最強の存在。 そいつのエネルギーを奪えば、
          誰よりも最強へと生まれ変わる!」
          ラマセス「さあ、今すぐそのボールの中に入っているサンダーを渡そうか! さもないと
           お前の命を蹴散らしてやるぜ!」
          サトシ「誰がお前らなんかにサンダーを渡すかよ! 命を引き取ろうとしても、俺は絶対
          にお前らなんかにサンダーを渡さねえからな!」
          ラトス「ほほう、そこまで言うのなら仕方ない。 それまででも俺達の邪魔をする奴は
          生かせはしないんだからな!」
          ラマセス「あの時はよくも俺達の邪魔ばかりしたな! その時の借り、全部返してやる
           ぜ!」
          ラトス「早速俺達が連れたモンスターを、戦わせてやろう! サンダーギガース、行け!」
          サンダーギガース「グォーーー!!!」
          ラマセス「お前も行け、ガードスコーピオン!」
          ガードスコーピオン「ガーーード!!!」
          サクラ「な、何なの、あのモンスターは!?」

          聖剣図鑑「サンダーギガース・巨人モンスター・3体のギガースの一種で風邪属性の力を
           持つ。 体の中には最高の電力を持ちどの敵を一気に感電死させる事が出来る。 
           雷の球に変身して移動する事もある。 ちなみにボスクラスであり、現在絶滅
           している。」

          サトシ「じゃあ、あの蠍みたいなロボットは?」

          FF図鑑「ガードスコーピオン・蠍モンスター・神羅が侵入者を排除させるために作り
           出したボスクラスの巨大メカ。 両腕の銃は協力で大砲やマシンガンなどに
           使われている。 またはしっぽから光線を発射する事も出来るので要注意。」

          アヤメ「2匹ともボスクラスなの!?」
          ラトス「サンダーギガース、あいつらを全部粉々微塵にしちまえ!」
          ラマセス「塵1つも残らず消せ、ガードスコーピオン!」
          サンダーギガース「グォーーーーーーー!!」
          ガードスコーピオン「ガーーーーード!!」
          ボタン「どうするの、サトシ!? こっちに襲いかけてくるわ!」
          サトシ「心配ない! 電気ならば岩と地面に弱いはずだ! こっちにはそのポケモンが
          あるぜ! ニドクイン、君に決めた!」
          ニドクイン「クイーーーン!!」
          シゲル「俺も行くぜ! ニドキング、行け!」
          ニドキング「キーーーング!!」
          ブルー「あたしも行くわ! ディグりん(ディグダ)、行くのよ!」
          ディグりん「ティグーーー!!」
          タケシ「サトシ、俺も手伝うぜ! イワーク、行け!」
          イワーク「イワーーー!!」
          アキラ「俺も行こうじゃねえか! サンド、行け!」
          サンド「ピキーーー!!」
          セイヨ「私も行くわ! ゴローン、行くのよ!」
          ゴローン「ゴローーーン!!」
          ジュン「僕も行きます! サンドパン、行け!」
          サンドパン「パーーーン!!」
          ダイスケ「俺も協力するぜ! サイホーン、行け!」
          サイホーン「ホーーーン!!」
          キース「俺も手伝ってやるぜ! ガラガラ、行け!」
          ガラガラ「ガラガラ!!」
          マサ「俺も行くぜ! ゴローニャ、4649(ヨロシク)!」
          ゴローニャ「ゴローーーニャ!!」
          イミテ「あたしも手伝うわ! メタモン、「変身」でニドクインに変身よ!」
          メタモン「モンモン!」
          ピカーーー、カチーーーン! メタモンの「変身」! メタモンはニドクインに変身した!
          メタモン「クイーーーン!!」
          カツラ「私も協力しよう! サイドン、行け!」
          サイドン「サーーーイ!!」
          サトシ「よーし、全員で「地震」だ!」
          ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!! 岩・地面系のポケモン達の「地震」! 効果は抜群だ!
          サンダーギガース「グォ〜〜〜…」
          マチス「イェー! クリティカルヒットだぜ!」
          ナツメ「これなら勝てるわ!」
          ラマセス「クックック…それはどうかな?」
          気付いたらガードスコーピオンはまだ立っていた!
          エリカ「は! サトシさん、まだもう1匹いますわ!」
          サトシ「何!?」
          ガードスコーピオン「ガドーーーーーーー!!」
          バシューーーーーーー!! ガードスコーピオンの「テイルレーザー」!
          ニドクイン「クイ〜〜〜ン…」
          ニドキング「キ〜〜〜ング…」
          イワーク「イワ〜〜〜…」
          ディグりん「ティグ〜〜〜…」
          サンド「ピキ〜〜〜…」
          ゴローン「ゴロ〜〜〜ン…」
          サンドパン「パ〜〜〜ン…」
          サイホーン「ホ〜〜〜ン…」
          ガラガラ「ガラ〜〜〜…」
          ゴローニャ「ゴロ〜〜〜ニャ…」
          メタモン「モ〜〜〜ン…」
          サイドン「サ〜〜〜イ…」
          サトシ「ニドクイン!?」
          シゲル「ニドキング!?」
          ブルー「ディグりん!!」
          アキラ「サンド!?」
          セイヨ「ゴローン!!」
          ジュン「サンドパン!?」
          ダイスケ「サイホーン!?」
          キース「ガラガラ!?」
          マサ「ゴローニャ!?」
          イミテ「メタちゃん!!」
          カツラ「サイドン!?」
          キョウ「どう言う事でござるか!? さっきの攻撃で受けたはずでは!?」
          ラマセス「メカに甘く見るなよ! 例え電気が必要なメカでも、大地の攻撃なんぞ
           効かねえんだよ! 弱点が間違えて残念だったな!」
          ラトス「それに、お前達の攻撃のレベルは俺のサンダーギガースよりも下だ。 ダメージ
          がそんなに多くなくて残念だったな!」
          アヤ「何ですって!?」
          ラトス「さあ、お遊びはここまでだ! 今からサンダーをこっちに渡せ!」
          ラマセス「さもないと、望み通りに死なせてもらうぜ!」
          フウコ「ねえ、サンダーの事は諦めようよ!」
          ドリオ「そうだぜ! どうせ渡せば気が済む事だし…」
          サトシ「バカな事を言うな!!!!」
          ドリオ「ひ!!」
          サトシ「俺はこいつを守るんだよ! こいつはどの奴らに狙われてるその物なんだ! 俺
          はただこいつが欲しくてゲットした訳じゃない! 守るためにゲットしたんだ! だから、誰であろうと、俺はサンダーを誰にも渡さ
          ない! 絶対に!」
          ドリオ「でもよ…」
          ブルーザー「フリーザーと同じだ、ドリオ。 フリーザーこそ誰でも狙われてる事もある! 
            このまま誰にも渡せられないんだ! 諦める事は出来ねえよ!」
          ドリオ「そ、そうか…」
          ラトス「どうやら渡さないようだな。 ならば望み通りにさせてやるぜ!」
          ラマセス「この世から楽に消してやるぜ!! ガードスコーピオン、「テイル
           レーザー」!」
          ガードスコーピオン「ガーーーーーーード!!!」
          バシューーーーーーー!!! ガードスコーピオンの「テイルレーザー」! 攻撃は
          真っ直ぐサトシに向かっている!
          カスミ「サトシ!!」
          ピカチュウ「ピカピ!!」
          シャワーズ「サトシ!!」
          サトシ「く!!」
          バシューーーーーー!! 何かがガードスコーピオンの攻撃を弾き飛ばした!
          ガードスコーピオン「ガ!?」
          ラマセス「な!?」
          全員「え!?」
          サトシ「…え?」
          気付いたら、サトシの目の前にサンダーがいた!
          サトシ「さ、サンダー!?」
          ラトス「あれが、雷の神、サンダー!?」
          サンダー「お前の名はサトシだったよな?」
          サトシ「な!? 喋った!?」
          サンダー「俺の名はサンダー。 雷の神とも呼べるだろう。 俺はこの無人発電所を守る
           ために生き続けた神その物だ。 お前はポケモンを守る使命を持っているよう
           だな。」
          サトシ「そ、そうかな?」
          サンダー「話は全て聞いた。 お前は俺を守るために捕獲したようだな。 特に二子島の
           フリーザーを捕獲した理由は、彼女を守るためらしいな?」
          サトシ「あ、ああ…」
          サンダー「俺は嬉しい。 こんなに心優しい人間と会うなんて、生まれて初めてだ。 俺
           はお前に感謝するよ。 特にフリーザーもお前の事を感謝してるようだしな。」
          サトシ「ああ…」
          サンダー「サトシ、ここは俺に任せな! パッと片付けてやるよ!」
          サトシ「でも、大丈夫なのか!? 相手は強いかもしれないんだぞ!」
          サンダー「心配ない。 俺は弱い物だったら、神になる資格はない。 すぐに終わらせて
           やるよ。」
          サトシ「サンダー…」
          ラトス「は…ハッハッハッハ!! こいつだ! 俺達はこいつを探していた! 神となる
          サンダーを!」
          ラマセス「早速捕獲だ、ガードスコーピオン!」
          ガードスコーピオン「ガーーーーーード!!」
          サンダー「そんな物で俺を倒せまい! はーーーーーーーー!!!」
          ビリリリリリリリリリ!!! サンダーの「10万ボルト」! 効果は抜群だ!
          ガードスコーピオン「ガ〜〜〜ド…」
          ラマセス「な、何!?」
          ミサ「効果は抜群だわ!? でも、どうして!?」
          ライゾウ「そうか、ガードスコーピオンは元々鉄で出来てるから、最高の電力には
           弱いんだ!」
          タイチ「それがガードスコーピオンの本当の弱点だね!」
          ラトス「く! サンダーギガース、奴を捕獲しろ!」
          サンダーギガース「グォーーーーー!!」
          ラトス「サンダーギガースはお前と同じ属性だ! お前の攻撃は俺のモンスターには
          かなわない!」
          サンダー「そうか。 だが俺のレベルはお前のよりも上だ! 受けてみよ! はーーーー
           ーーーーー!!!」
          ドカーーーーーーーン!!! サンダーの「雷」!
          サンダーギガース「グォ〜〜〜…」
          ラトス「何!?」
          ミズキ「すごい! サンダーの「雷」で一撃に!」
          アツシ「サンダーの方が1番強いんだな!」
          ラトス「く! 何をやってる、サンダーギガース! 負けるんじゃねえ!」
          ラマセス「さっさと立ち上がれ、ガードスコーピオン!」
          サンダーギガース「グ…オ…」
          ガードスコーピオン「ガ…ド…」
          その時謎の2個のモンスターボールがサンダーギガースとガードスコーピオンに向かって
          いた!
          サンダーギガース「グォ!?」
          ガードスコーピオン「ガ!?」
          ポンポン!! コロコロ、コロコロ、コロコロ、コロコロ、シュウーーー…
          2人「何!?」
          そのモンスターボールの正体は、コゴロウとブレイクのモンスターボールだった!」
          全員「え!?」
          コゴロウ「やったぜ! これでサンダーギガース、ゲットだぜ!」
          ブレイク「こっちもガードスコーピオン、ゲットだぜ!」
          ラトス「何!? お前達が!?」
          コゴロウ「雷こそ忍者の能力その1つ! 忍者である俺はゲットしたがるその物だ!」
          ブレイク「俺はメカ使いでもあるから、ボスクラスのメカも必要だからゲットしたのさ!」
          ラマセス「何だと!?」
          ヤス「じゃあ、奴らにはもうモンスターはない!」
          カズ「俺達が勝ったんだな!」
          コゴロウ「その通り! さあ、これからどうする、ラトス、ラマセス? まだ戦おうか?」
          ブレイク「それとも、俺達かサンダーにボロボロにされたいかい?」
          ラトス「く、くそ!! 仕方ない! この発電所はとりあえず諦める事にする!」
          ラマセス「だが、俺達リユニオンは不滅の存在だ! 今度また会えたら、必ず貴様らを粉々
           微塵にしてやるからな! 覚えてろよ!!」
          シュンシュン! ラトスとラマセスは突然姿を消した!
          ルミカ「退散したみたいでございますわね。」
          サトシ「ああ、そうみたいだな。 でもサンダー、俺達と協力してありがとう!」
          サンダー「いや、感謝するのは俺の方だ。 俺を守ってくれて、ありがとう。」
          サトシ「あ、いやいや、別にいいよ!」
          サンダー「お前はポケモンには心優しい人間だ。 俺はそう言う人間は好きだ。 これ
           からの俺は、お前を守り続けるため、一緒にいる事にする。 これからも
           よろしくな、サトシ。」
          サトシ「ああ、こちらもよろしく!」
          ケイタ「新しいポケモンが仲間に入ってよかったな、サトシ!」
          サトシ「うん!」
          コゴロウ「まあ、これでよかったもんだな!」
          全員「あ!!」
          コゴロウ「ん? どうした?」
          クリスティ「こ、コゴロウ、それ!」
          コゴロウ「ん? な!?」
          気付いたらサンダーギガース入りのモンスターボールが水色に燃えていた!
          コゴロウ「な、何だこれは!?」
          サトシ「そうだ! 精霊達よ、出て来い!」
          ボン!! 精霊達が現れた!
          シェイド「私のお呼びか、サトシ。」
          ドリヤード「私に何かご用でしょうか、サトシさん?」
          ウィスプ「うぃッス! 僕に何かご用ッスか、サトシさん?」
          ウンディーネ「はーい! ウチに何かご用、ダーリン?」
          サラマンダー「よ! 俺に何か用か、兄貴!」
          サトシ「みんな、このモンスターボールに何がいるか調べてくれ!」
          精霊達「了解!」
          精霊達はモンスターボールを調べた。
          シェイド「これはもしかしすると…」
          ドリヤード「そうかもしれませんね。」
          ウィスプ「絶対にそうかもしれないッス!」
          ウンディーネ「ダーリン、確かにこの中に何か入ってるねん!」
          サラマンダー「この中に精霊が入ってるぜ、兄貴!」
          サトシ「何だって!?」
          バシューーーーーーー!! 突然モンスターボールの中から何かが出てきた!
          コゴロウ「うわ!?」
          ボン!! その時青く太った姿をした霊が現れた!
          ???「プーーー! 助かったダスー!」
          精霊達「あ! ジン!!」
          サトシ「ジン?」

          聖剣図鑑「ジン・風の精霊・風の次に雲と雷の力を持つ精霊。 そのため涼しい風と強烈
           な雷を操る。 特に突風を起こしたり雷を落としたり味方の素早さを
           上がらせるなどの風魔法を持つ。」

          シェイド「ジン、ジンだな?」
          ドリヤード「ジンさんですよね!?」
          ウィスプ「うぉーーー!! ホントにジンさんだ!」
          ウンディーネ「ジンはん、無事だったんやね!?」
          サラマンダー「おーーー! ホントにジンさんだぜ!」
          ジン「ん? おーーー! シェイド殿にウィスプ殿、ウンディーネ殿とサラマンダー殿に
             ドリヤード殿ではないダスか! ワシ心配してたんダスー!」
          シェイド「どうやら無事のようだな。」
          ドリヤード「ホントに無事でよかったわ…」
          ウィスプ「ジンさん、それはこっちのセリフッスよ!」
          ドリヤード「そうや! ウチらも心配してたんやで!」
          サラマンダー「そうだぜ! 無事でよかったんだけど、心配してたんだぜ!」
          ジン「ごめんダスー。 ワシの事をそんなに心配してたとは、本当にごめんダスー。」
          ウンディーネ「もうええやないか! 気にする事ないやろ! 無事でよかったんや
             から!」
          シェイド「ところで、他の精霊達は?」
          ジン「そうダスー! 他の2人はまだ捕まったままダスー! でも無事だと知ってるダス
             よ!」
          ウィスプ「それならよかったッス。」
          ジン「で、あちらのお方は?」
          ドリヤード「あ、紹介します! こちらのお方は私を救ってくれた少年、サトシさんです! 
            サトシさん、こちらのお方は風の精霊、ジンさんです!」
          サトシ「初めまして!」
          ジン「おーーー! お主がワシを助けた恩人ダスな!? 嬉しいダスー! まことに
             ありがとうダスー! お主はワシの命の恩人ダスー!」
          サトシ「あ、あははは…命の恩人だなんて、そんな…」
          ジン「そうダスー! サトシ殿ダスよね? ワシを救ってくれたお礼として、ワシもお主
             と付いて行くダスー! それでもいいダスか?」
          サトシ「ああ! 他の精霊達を助けるためなら、俺達と協力してもいいぜ、ジン!」
          ジン「本当ダスか!? ありがとうダスー! これからはサトシ殿を「ご主人様」と呼び
             ますダスー!」
          サトシ「ご、ご主人様だなんて、俺はそう言うリッチじゃ…」
          ジン「金持ちであろうと貧乏であろうと構わないダスー! ぜひお呼びさせてください
             ダスー!」
          サトシ「あ、ははは…まあ、それよりも、これからもよろしくな、ジン!」
          ジン「こちらこそダスー!」
          カルロス「これで新しい精霊が仲間になったな!」
          サトシ「うん!」

          ―数分後―

          サトシ達はようやく無人発電所から出た。
          サトシ「ふぇ〜〜〜…やっと出られたーーー…」
          アシュラ「それはそうでござる。 あれから長く時間が掛かったでござるからな。」
          ゼトラ「これなら、お前が行きたがったトキワシティへ行かれるな!」
          サトシ「ああ! よーし、みんな! 今からトキワシティへ向かって、レッツゴーだ!」
          全員「おう!」

          無人発電所でラトスとラマセスを倒し、新たなる精霊人を仲間にしたサトシ達。 次の目指す目的地はトキワシティ! 果たして
          サトシ達は無事にトキワシティへ辿り着くのか?
          続く。