ポケットモンスター小説版
          第124話 ミュウツーの逆襲(後編)

          操られた5人のトレーナー達を倒し、正気に戻させたサトシ達。 ついにミュウツーとの
          激しいし当が始まる! 果たして、一体誰がこの戦いに勝つのか!?

          ミュウツー「死ぬ覚悟はいいだろうな!」
          サトシ「俺達は絶対に死なない! 必ず生き残って見せる! みんな、行くぞ!」
          全員「おう!」
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ、フシギダネ、ゼニガメ、君に決めた!」
          ピカチュウ「ピカーーー!!!」
          シャワーズ「オッケー!!!」
          フシギダネ「ダネダネーーー!!!」
          ゼニガメ「ゼニーーー!!!」
          シゲル「サンダース、もう1度行ってくれ! リザードン、行け!」
          ブルー「カメちゃん、ブーちゃん、もう1度行って!」
          カスミ「行くのよ、ヒトデマン!」
          タケシ「イワーク、行け!」
          サムライ「カイロス、行け!」
          サクラ「ジュゴン、行くのよ!」
          アヤメ「行っけー、アズマオウ!」
          ボタン「がんばって、タッツー!」
          アキラ「サンド、もう1回行け!」
          セイヨ「カラカラ、行くのよ!」
          ジュン「ウツドン、行け!」
          ダイスケ「サイホーン、行け!」
          マチス「ゴー、ライチュウ!」
          ナツメ「行け、ユンゲラー!」
          エリカ「行くのよ、クサイハナ!」
          キョウ「モルフォン、行け!」
          アヤ「コンパンも行け!」
          キース「ギャラドス、行け!」
          マサ「ゴローニャ、4649(ヨロシク)!」
          ミサ「こっちも4649(ヨロシク)、パルシェン!」
          イミテ「メタちゃん、ミュウツーに「変身」よ!」
          メタちゃん「モンモン!」
          シュウーーーー…カチーーーン!!! メタちゃんの「変身」! メタちゃんは
          ミュウツーに変身した!
          メタちゃん「行くぞ、ミュウツー!」
          タイチ「イーブイ、行け!」
          ライゾウ「サンダースも行け!」
          ミズキ「行け、シャワーズ!」
          アツシ「お前もがんばれ、ブースター!」
          ヤス「行け、ストライク!」
          カズ「負けるなよ、エレブー!」
          ルミカ「行きなさい、ラフレシア!」
          ケイタ「カモネギ、行け!」
          カツラ「ブーバー、行け!」
          アツコ「ゴーリキー、任せたわ!」
          カツコ「ライちゃん、もう1度行って!」
          サトシ達はポケモン達を繰り出した!
          マサキ「ワイもやるで! ロコン、行てまえ!」
          ロコン「コーーーン!!!」
          ジュンサー「私も行くわ! ガーディ、行くのよ!」
          ガーディ「アオーーーン!!!」
          ボイジャー「私も手伝います! カメール、行くのよ!」
          カメール「カメーーール!!!」
          ムサシ「こうなったらあたし達もやるわよ! アーボック、ベロリンガ、行け!」
          コジロウ「やれ、マタドガス、ウツボット!」
          ヤマト「ラッタ、パルシェン、行くのよ!」
          コサブロウ「行け、マルマイン、ゴルバット!」
          サノスケ「スリーパー、ヤドラン、行け!」
          ゴエモン「レアコイル、エレブー、負けるなよ!」
          ハンゾウ「ベトベトン、ゲンガー、行け!」
          ロケット団もポケモン達を繰り出した!
          ミュウツー「ほほう、これはさすがに多くのポケモンを繰り出したな。 しかもメタモン
                を私に変身させるとは、なかなかいい作戦だな? だが、私の方が本物だ! 
                本物の私は最強だ!」
          サトシ「試さなきゃ分からねえだろ! みんな、攻撃開始!」
          サトシ達のポケモン達はミュウツーに襲い掛かる!
          ミュウツー「フッ…」
          ミュウツーはなぜか笑った。
          トレーナー4「はっ!! まさか…やめろ!! 大勢で戦うな!」
          全員「え!?」
          ミュウツー「もう遅い! 食らえ!!!」
          ブォーーーーーーーーーーー!!!!! ミュウツーは突然竜巻を起こした!
          全員「な!?」
          ビューーーーーン!!! ポケモン達はその竜巻に巻き込まれ、吹き飛ばされた!
          ピカチュウ「チャアーーー!!!」
          シャワーズ「うわーーー!!!」
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ!!!」
          ドサドサドサドサ!! ポケモン達は落ちて来た。 サトシ達は倒れたポケモン達の所へ
          走る。
          サトシ「ピカチュウ、シャワーズ、大丈夫か!?」
          ピカチュウ「ピ…カ…」
          シャワーズ「う…ぐ…ちょ、ちょっとくらいなら…」
          イミテ「うそ…メタちゃんの「変身」にも負けるなんて…」
          マサキ「でも、何や今の技は!? 見た事もないで!?」
          ジョーイ「何だか、「風起こし」のような技でしたわ!?」
          ブルーザー「だったらぶち破ろうじゃねえか! 弱点は竜巻の中心だ! カルロス、
                行ってくれ!」
          カルロス「任せて置け! たー!!」
          シュタ!! カルロスは高くび、竜巻の中心まで止まった!
          カルロス「食らえ、「天魔豪残空」(てんまごうざんくう)!!」
          バシュバシュバシュバシューーー!! カルロスの「天魔豪残空」!
          ミュウツー「無駄だ!」
          バシューーーーン!! カルロスの攻撃が何と跳ね返された!
          カルロス「な!?」
          ドカドカドカドカーーーーン!!! 攻撃はカルロスに命中した!
          カルロス「ぐわーーーーー!!!」
          ドサ!! カルロスは倒れた!
          ブルーザー「か、カルロス!?」
          クリスティ「カルロス、大丈夫!?」
          カルロス「ぐ…だ、大丈夫、じゃねえ…」
          ジュンサー「射撃の攻撃を跳ね返されるなんて、何なの、あの竜巻は!?」
          カツラ「そうか…分かったぞ!」
          マサキ「え? 何の事や?」
          ボイジャー「まさか、あの竜巻の事でしょうか?」
          カツラ「そうだ。 あの竜巻は「風起こし」でも何でもない。 あれはエスパー技その物
              だ!」
          サトシ「エスパー技だって!?」
          ナツメ「そんな!? エスパー技に竜巻を起こす技なんてあるの!?」
          カツラ「いや、違う。 エスパー技には竜巻を起こす技なんてない。 だが、それを作り
              上げる物がある! 中心部は取り込んだ者をねじ切る万力! 周辺部は打ち
              出された攻撃をビリヤードのように跳ね返す防壁! 正に攻防一体の陣、念力
              竜巻! その技の名は、「サイコウェーブ」!」
          全員「「サイコウェーブ」!?」
          トレーナー1「そうらしいわ。 あたし達、その技でやられたのよ。」
          サトシ「「サイコウェーブ」の技にそんな事が出来るのか!?」
          カツラ「恐らく昔、日記に書いてあった通り、フジ博士が見つけたポケモンミュウは上級
              タイプなエスパーポケモンだったんだろう。 遺伝子として生まれたミュウツー
              も、同じ能力を持っているはずだ。」
          とその時、ミュウツーは竜巻を止めた。
          ミュウツー「ほほう。 お前達もミュウの事を知ってるのか。 ミュウはこの私を生み
                出した幻のポケモンなのだ。 とても最強と呼ばれていたが、世界一、いや、
                宇宙一最強なのはこの私だ。 それを証明できるのは、この私自身だ!」
          サトシ「だったらこいつらと戦ったらどうだ! フリーザー、サンダー、君に決めた!」
          フリーザー「私をお呼びでしょうか、サトシさん?」
          サンダー「俺を呼んだか、サトシ?」
          マサキ「おー! あれが伝説の鳥ポケモン!? しかも喋っとるで!! これはすごい
              わ!」
          ミュウツー「ほう、貴様伝説の鳥ポケモンを持っていたのか。」
          フリーザー「な、何でしょうか、あれは?」
          サンダー「相手は、ポケモンか?」
          サトシ「ああ、名前はミュウツー。 科学の手で作られた遺伝子ポケモン。 あいつは
              人類抹殺を企んでいるんだ! 頼む、フリーザー、サンダー、人類のために、
              こいつを倒してくれ!」
          フリーザー「遺伝子ポケモンですか。 分かりました、出来るだけがんばります!」
          サンダー「分かった、やってみる!」
          ミュウツー「フン。 伝説の鳥ポケモンが人類のために戦うなんて、伝説として情けない。」
          フリーザー「勘違いしないでください! サトシさんは私達を道具として扱って
                いません! 仲間として一緒に戦っているのです! 私達、伝説の鳥
                ポケモンを守るために! そして、この世界の全てを守るために!」
          サンダー「それを破壊しようとし、俺達を甘く見ているお前を、許さん! 俺達伝説の鳥
               ポケモンを、甘く見ると承知せんぞ!」
          ミュウツー「だったら見せるがいい。 どう言う力があるとな!」
          サトシ「フリーザー、「冷凍ビーム」! サンダー、「10万ボルト」!」
          フリーザー「はっ!!」
          バシューーーーーーー!! フリーザーの「冷凍ビーム」!
          サンダー「はーーーー!!!」
          ビリリリリリリリリリ!! サンダーの「10万ボルト」! 両者の攻撃はミュウツーに
          襲い掛かる!
          ミュウツー「無駄だ。 ムン!」
          シャキーーーーーーン!!! ミュウツーの「バリア」!
          バキューーーーーーン!!! フリーザーとサンダーの攻撃が弾き飛ばされた!
          フリーザー「え!?」
          サンダー「な!?」
          ミュウツー「それが貴様らの最強の技か? 全く弱すぎる。 ならば見せてやろう。 
                最強の技はどう言う物かと! はっ!!!」
          バシューーーーーーーーーー!!!! ミュウツーの「破壊光線」!
          ドカーーーーーーーン!!! 攻撃はフリーザーとサンダーに命中!!
          フリーザー「きゃーーー!!」
          サンダー「うわーーー!!」
          ドサドサ!! フリーザーとサンダーは倒れた!
          サトシ「な!? フリーザー、サンダー!! 大丈夫か!?」
          サンダー「ぐ…つ、強すぎる…」
          フリーザー「う…さ、サトシさん…済みません…勝てなくて…」
          サトシ「…別にいいさ。 出来る限り戦ったから、それでいいよ。」
          ゼトラ「こうなったら、伝説のソルジャーである俺が戦うぜ! デルヴァ、お前も行くよ
              な?」
          デルヴァ「おうよ! サトシ達のポケモン達の仇だ!」
          ゼトラとデルヴァは刀を出した。
          ゼトラ「覚悟しろよ、ミュウツー!」
          デルヴァ「仲間の仇! 行くぞ!」
          2人「うぉーーーーーーーーーー!!!!」
          ゼトラとデルヴァはミュウツーに襲い掛かり、刀を振り落とす!
          ミュウツー「ムン!」
          ガガッ!! 刀が振り落とす直前、ミュウツーは「サイコキネシス」でゼトラとデルヴァ
          の動きを止めた!
          ゼトラ「が!? か、体が…」
          デルヴァ「う、動かねえ…!?」
          ミュウツー「何が何だか知らないが、お前達はこの私を倒せまい。 失せろ!」
          ドーーーーーーン!!! ミュウツーは勢い衝撃でゼトラとデルヴァを吹き飛ばした!
          2人「ぐぁーーーーーーーーー!!!」
          ドカーーーーーーン!!! ゼトラとデルヴァは壁にぶつかったした!
          サトシ「ゼトラ、デルヴァ!!」
          ゼトラ「う…ぐ…つ、強い…」
          デルヴァ「つ、強すぎ、る…」
          ブルーザー「くそ! こうなったら俺達が行くぜ! クリスティ、ここにいてくれ!」
          クリスティ「え!? でも…!」
          ブルーザー「俺はお前をあいつに傷付けたくはない! だからここにいろ!」
          クリスティ「…わ、分かったわ。 でも、無事にいて!」
          ブルーザー「ああ!」
          コゴロウ「俺も行く! あいつの望み通りにはさせないぜ!」
          ブレイク「俺もやるぜ! これはカルロスとゼトラとデルヴァの仇だ!」
          アシュラ「拙者も行くでござる! 手加減なしで行くぞ!」
          キース「俺も行くぜ! ただのポケモントレーナーじゃあ、じっとしていられねえからな! 
              バーサーカーである俺も戦うぜ!」
          ブルーザー「よし! 行くぞ、みんな!」
          5人「うぉーーーーーーーーーーーーー!!!」
          ブルーザー達はミュウツーを襲い掛かる!
          ミュウツー「無駄だと言ったはずだ! ムン!」
          ブォーーーーーーーー!!! ミュウツーの「サイコウェーブ」! ミュウツーは竜巻を
          作り上げた!
          ブルーザー「な!?」
          5人「うわーーーーーーーーーーー!!!」
          ブルーザー達は竜巻に飲み込まれた!
          クリスティ「ブルーザー!!!」
          サトシ「コゴロウ、みんな!!」
          ミュウツー「貴様らは邪魔だ。 消えろ!」
          ドカーーーーーーン!!! ブルーザー達は勢いよく吹き飛ばされ、地面にぶつかった!
          サトシ「みんな!!」
          クリスティ「ブルーザー!!!」
          サトシとクリスティは倒れたブルーザー達の方へ走った。
          クリスティ「ブルーザー、しっかりして! ブルーザー!!」
          ブルーザー「…ぐ…だ、だめだ…つ、強すぎる…」
          クリスティ「ブルーザー、死んじゃ嫌! しっかりして、ブルーザー!!!」
          クリスティは涙を流した。
          サトシ「カルロス、コゴロウ、ブレイク、アシュラ、キース、大丈夫か!?」
          コゴロウ「く…つ、強すぎる…」
          ブレイク「…れ、レベルが…違いすぎる…」
          アシュラ「せ、拙者達じゃ…かなわない、相手でござる…」
          キース「ぐ…ちくしょー…俺達が、負けるなんて…」
          サトシ「く…こうなったら、こいつらに頼るしかねえ! 全精霊達! みんな出て来て
              くれ!!」
          ボンボンボンボン!! マナの精霊達が出て来た!
          シェイド「私を呼んだか、サトシ?」
          ドリヤード「何かご用でしょうか、サトシさん?」
          ウィスプ「チーッス! 僕にまた何かご用ッスか、サトシさん?」
          ウンディーネ「はーい! ウチに何かご用、ダーリン?」
          サラマンダー「よ! 俺に何か用か、兄貴?」
          ジン「ワシに何かご用ダスか、ご主人様?」
          マサキ「お! これがサトシが言うてた、マナの精霊達!?」
          精霊達「な!?」
          精霊達は倒れているポケモン達とブルーザー達を見た。
          シェイド「こ、これは一体!?」
          ドリヤード「な、何なんですの、これ!?」
          ミュウツー「何だ、こいつらは?」
          精霊達「え!?」
          精霊達はミュウツーの方へ見た。
          ウィスプ「な、何なんすか、あれは!?」
          ウンディーネ「な、何や、あの不気味なやっちゃは!?」
          サトシ「あいつはミュウツー。 科学の手で作られた遺伝子ポケモン。 みんなに酷い目
              にさせたのは、あいつなんだ!」
          サラマンダー「何だと!?」
          サトシ「だからみんな、頼む! お前達の力で、あのミュウツーを倒してくれ!」
          ジン「分かったダスー! やってみるダスー!」
          サラマンダー「仲間の敵討ちか。 ヘッヘッヘ、やってやるぜ!」
          ウンディーネ「ダーリンのためならウチもやるで!」
          ウィスプ「僕も出来るだけがんばってみるッス!」
          ドリヤード「サトシさんのためならば、私もがんばります!」
          シェイド「これは我が主の命令。 私も戦うぞ!」
          ミュウツー「精霊達と聞いたが、お前達は何の精霊だか分からんが、この私を倒そう
                としても無駄な事だ。 でも、精霊であるお前達が人類のために戦うなんて、
                お前達もよっぽど道具として扱ってるんだな。」
          サラマンダー「あ! 言ったな、このヤロー! 俺達をなめてやがるな!?」
          ウンディーネ「ウチらは道具やないで! ウチはダーリンを愛する精霊や! そして人類
                 を守る精霊なんや!」
          ウィスプ「サトシさんは僕達を道具として扱ってないッス! ちゃんとした仲間として
               一緒に戦ってるッス!」
          ドリヤード「そうですわ! 私達はサトシさんの事が好きで一緒にいるんです! 全ての
                物を救うために!」
          ジン「そうダスー! それがワシらの使命ダスー!」
          シェイド「それを分からないお前には、今からでも承知せんぞ!」
          ミュウツー「まあ、私には分からんな。 お前達が何が何だと言っても、この最強の
                ポケモンである私には倒せまい。 でも、お前達が最強の精霊達だと言うの
                なら、この私を倒してみるがいい!」
          サラマンダー「おー、言ってくれるぜ! おかげで燃えてきたぜ! だったら覚悟
                 するんだな!」
          ウンディーネ「ウチが女だからと言うても、手加減なしやで!」
          ウィスプ「邪悪な物を倒すのは僕の使命ッス! 決して負けないッス!」
          ジン「ワシも力ずくでがんばるダスー!」
          ドリヤード「私も絶対に負けません!」
          シェイド「手加減なしで行くぞ!」
          そして精霊達はミュウツーに襲い掛かる!
          ミュウツー「はっ!」
          バシューーーーーーーーーーー!!!! ミュウツーの「破壊光線」!
          ウィスプ「わ!! 危ないッス! 「マジックシールド」!!」
          カチーーーン!! ウィスプの「マジックシールド」!
          バキャーーーーーン!!! しかしウィスプのバリアがミュウツーの攻撃で破れて
          しまった!
          ウィスプ「え!?」
          ドカーーーーーーーーーーーーーーン!!!! 精霊達は攻撃を受けた!
          精霊達「うわーーーーーーーーーーーー!!!」
          ドサドサドサドサ! 精霊達は倒れた!
          サトシ「み、みんな!! 大丈夫か!?」
          シェイド「…ぐ…だ、だめだった…」
          ドリヤード「す、すみません…サトシさん…」
          ウィスプ「す、すんません…負けたッス…」
          ウンディーネ「う…ご、ごめん、ダーリン…勝てへんかったわ…」
          サラマンダー「…ぐ…くそー…俺達が、負ける、何て…」
          ジン「…相手が、強すぎるダスー…」
          サトシ「そんな…みんなまで…」
          ミュウツー「ハッハッハッハ! これで分かったか! 貴様らはこの私を倒せないと! 
                私を甘く見るからこうなるのだ! さあ、今から時が来た! 貴様らの運命
                はこれで最後だ!」
          サトシ「(く…俺達、今度こそ全滅か!? ここまで来たって言うのに、もうここで
               終わるのか!? そんなの嫌だ! 俺は最後まで勝ちたい! 全力でこの戦い
               に勝ちたい! でも、どうやって倒せばいいんだ!? 伝説の鳥ポケモンも、
               ゼトラやブルーザー達も、マナの精霊達も、全員負けてしまった! 一体
               どうやれば…は! 待てよ? 勝てる方法は…1つだけある!)」
          アイ「ミュウツー、もうやめて! お願いだからもうこんな無意味な事を止めて!」
          ミュウツー「黙れ! 何を言っても私の心は変わらない! 私の野望を邪魔するな!」
          アイ「ミュウツー!!」
          サトシ「…そうさ。 いい加減にやめろ。」
          カスミ「サトシ?」
          ミュウツー「何だと?」
          サトシ「いい加減にやめろと言ってんだよ! お前には分かるはずだろ! 人類を抹殺
              するのってどこいいんだよ!? それこそ分かってるはずだろ!?」
          ミュウツー「フッフッフ…分かってるさ。 人類抹殺すれば、この星は全て丈夫になる。 
                人間全員消えれば、ポケモンも、植物も、この星の全ても救われる。 人間
                なんかいなければ、全ては収まるのだ!」
          サトシ「いや…お前は間違ってる! 人間がいなかったら、誰がこの世界を守るってんだ
              よ!? お前には分からないけど、今はこの世界は危ない状態になるんだぞ! 
              人間が消えたら、ポケモンも消えるんだよ! もちろんこの星も! 2度と元に
              戻れない状態に! ポケモンとこの星を守るためには、人間が必要なんだよ! 
              分かってるだろ!?」
          マサキ「サトシの奴、何言うてんのや? 人間がいなかったら、ポケモンとこの星も
              消える? どう言う意味や?」
          ミュウツー「フッ…お前に何が分かる? 人類はこの星を破壊しようと企んでるのだぞ? 
                海も大地も大気を汚し、ポケモンを道具として扱い、全てを失わせようと
                している! それを分からない貴様には何が分かる!?」
          サトシ「…分からないのはお前の方だよ。 お前には知らないけど、人間以外でも、
              ポケモンの命と、この星を狙ってる奴がいるんだよ! それをどうして
              も分かってくれないと言うのなら…お前をゲットしてやる!」
          全員「え!?」
          ミュウツー「ゲットだと?」
          マサキ「な、何アホな事言うてんのや!? あいつをゲットするなんて、そんなの無茶や
              で!?」
          サトシ「無茶かもしれないけど、無理じゃない! だって俺には、これがあるんだよ!」
          サトシはマスターボールを出した。
          ジュンサー「あ!! そ、それは…シルフカンパニーの製品、マスターボール!?」
          ボイジャー「貴方、それどうやって!?」
          サトシ「シルフカンパニーの事件で、俺が事件を解決したお礼に貰った物だ。 俺はこの
              日だけにとって置いたんだ。 本当は伝説の鳥ポケモンをゲットしたかったけど、
              これじゃあ無理に決まってたんだ。 でも、ミュウツーになら、絶対に出来る!」
          ミュウツー「私をゲットしようだと? フン! 何寝言を言ってるのだ! 私をゲット
                しようとしても、最初は私を弱らせなければ行けないんだぞ! それでも
                出来ると言うのか!?」
          サトシ「ああ、出来るさ! 俺は自分を信じてる。 必ずお前をゲットできると。 
              だから、俺は必ず負けない!」
          シゲル「おい、サトシ! それはやめろ!」
          ブルー「そんな事じゃ、サトシが死んじゃうわ!」
          サトシ「大丈夫、俺は必ず死なない! 何があってもな!」
          アイ「ちょっと貴方、ミュウツーと戦っちゃだめ! そんな事したら、貴方の命が…!」
          サトシ「アイ、お前の気持ちは分かるけど、奴を止めるのはこれしかない! だから、
              悪いけど、最後まで戦わせていただくぜ! ピカチュウ、シャワーズ、もう1度
              やってくれるよな?」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「やってみるよ!」
          ミュウツー「フッフッフッフ…いいだろ。 そこまで死を選ぶなら、それでいい! 望み
                通りに殺してやるぞ!」
          アイ「ミュウツー!!!」
          サトシ「俺は最後まで死んでたまるか!!」

          突然ミュウツーをゲットする事に決意したサトシ。 果たして、サトシはミュウツーを
          ゲットする事が出来、無事に生き残る事が出来るのか!? その事は、次回へ続く!
          続くったら続く…