ポケットモンスター小説版
          第127話 チャンピオンロード! セキエイ高原へ向かえ!

          ここは23番道路。 この道路はセキエイ高原行きのゲートがあり、そこにいたのは
          サトシ達。 サトシ達は22番道路でサイゾウと戦い、ロケット団を倒し、サイゾウの
          バッジを取り返す事が出来た。 そして彼らはいよいよ、ポケモンリーグのゲートに到着!

          サトシ「ここがポケモンリーグ行きのゲートか…」
          シゲル「ここに通ればすぐにセキエイ高原…」
          ブルー「何だかワクワクするわー!」
          サトシ「よーし! 早速出発!」
          全員「おう!!」
          ???「ちょっと待った!!」
          全員「え!?」
          突然警備員が現れた!
          カスミ「あ、貴方は誰ですか?」
          警備員「私はこのポケモンリーグ正面ゲートの警備員です。 ここを通るには各街で
              ゲットしたジムバッジが必要です! バッジはお持ちですか?」
          サトシ「え? はい、持ってますけど?」
          警備員「それを証明するためには、私が確認します。 全て揃ってあれば、ここから通行
              許可します。」
          サトシ「あ、はい。 俺のはこれです!」
          シゲル「俺のはこれ!」
          ブルー「あたしのはこれよ!」
          アキラ「俺はこれだ!」
          カツコ「あたしのはこれ!」
          サイゾウ「拙者のはこれでござる!」
          ヒバリ「あたしのはこれです!」
          スバル「僕のはこれ!」
          ツグミ「私のはこれです!」
          カイト「俺はこれだ!」
          エニシ「僕のはこれです!」
          サトシ達はジムバッジを警備員に全部見せた。
          警備員「それでは、確認します。」
          ピッピッピッピ! 警備員はセンサーで全てのバッジを確認した。
          警備員「はい、結構です! ここから通ってもいいですよ! 参加許可の事は、本部に
              連絡します!」
          サトシ「ありがとうございます!」
          警備員「他の皆さんは?」
          タケシ「ああ、俺達はこのトレーナー達と一緒で…」
          警備員「参加者の関係者なら、もちろん通ってもいいです! ただし、この先は危険な
              可能性がありますから、注意してください。」
          サムライ「危険な可能性って何でござるか?」
          警備員「この先は「チャンピオンロード」と言う通路があります。 この先には最強の
              ポケモン達が生息していたり、最強のトレーナー達がウロウロしています。 
              セキエイ高原に到着するためには、この通路に通らなければ行けません。 これ
              がポケモンマスターを目指すトレーナーの試練です!」
          サトシ「そうか、分かりました! 色々ありがとうございます!」
          警備員「くれぐれも気を付けてくださいよ!」
          サトシ「はい!」
          サトシ達は行ってしまった。

          ―チャンピオンロード―

          ここはチャンピオンロード。 別名「勝利の通路」。 この通路はたくさんのポケモン

          マスターを目指すトレーナー達や、最強のポケモン達が生息している通路。 しかも洞窟
          の中。 サトシ達は今そこにいる。

          サトシ「ひゃー、これはすごいや!」
          サクラ「洞窟の中ね?」
          アヤメ「でもこの洞窟の出口まで行くのってちょっと無茶な感じね。」
          サトシ「ここから必死に抜け出すのがポケモントレーナーの試練だ! セキエイ高原に
              着くためにはここから抜ける事! 俺は諦めないぜ!」
          コゴロウ「まあ、急いで行くのもいい考えじゃないか? 後もう少しまで着かないと間に
               合わないぜ?」
          サトシ「確かにそうだな。 よし! みんな、急いで出口を探すぞ!」
          全員「おう!!」

          ―数分後―

          サトシ「…とは言った物だが…どこにあるか分からない!!」
          ピカチュウ「ピカーーー…」
          シャワーズ「これは困ったなー…」
          カスミ「全くドジね!」
          サトシ「何!?」
          ボタン「まあまあ、こんな時にケンカ売ってもしょうがないでしょ?」
          サトシ「そうだよな…くそー、どうすればここから出られるんだ?」
          アキラ「これじゃあ、出口を探すどころか、ただリーグの日まで間に合わないって事に
              なるな。」
          サトシ「それを言わないのはお約束でしょー?」
          セイヨ「ねえ、確かここにトレーナーがいるって警備員が言わなかった? その人に
              話せば、出口がどこだか教えてくれるでしょ?」
          ジュン「いや、それは無理ですよ。 ここのトレーナーは全員セキエイ高原を
              向かってるんですから。 途中に話し掛けたら勝負仕掛けますよ。」
          セイヨ「それはそうだけど、私達が勝てば、相手が教えてくれるんじゃない?」
          サトシ「そう上手く行くかな?」
          ???「ハーッハッハッハッハッハ!!!」
          全員「え!?」
          ???「オーッホッホッホッホッホ!!!」
          全員「な!?」
          シュンシュン!! その時2体の謎の影が現れた!
          サトシ「誰だ、お前らは!?」
          ???「お前から先に名乗れ!」
          サトシ「え…俺はサトシ! マサラタウンから来たポケモントレーナーだ!」
          ???「へぇー、貴方がサトシ君ね?」
          サトシ「そうだよ! 次はお前達だ!」
          ???「俺は最強の力を持つパワーソルジャー!」
          ???「私は華やかな愛を持つプリティーガール!」
          ???「勝利を目指し苦戦を堪える激闘戦士!」
          ???「人とポケモンを愛する心優しい美女!」
          ???「エイジ!」
          ???「ハルナ!」
          エイジ「合わせて俺達は…」
          ハルナ「「エリート兄妹」よ!」
          全員「は?」
          どうやらその2体はエリートトレーナー♂と♀だった。
          エイジ「フッ…びびったようだな?」
          ハルナ「やったね、お兄ちゃん! 決まったね!」
          エイジ「おうよ!」
          ダイスケ「いや、別にびびった訳ではない。」
          マチス「セリフが何だか…変過ぎる。」
          2人「え!?」
          ガーーーーン!!! エイジとハルナはショックを受けた。
          エイジ「そ、そんなーーー…」
          ハルナ「受けたと思ったのに…」
          エイジとハルナは落ち込んだ。
          エリカ「ちょっと酷い事言いましたね。」
          ナツメ「これはちょっと傷付いたみたいね。」
          タケシ「でもハルナさん、美しい…」
          タケシの顔が赤くなった。
          キョウ「またでござるか…」
          アヤ「タケシも諦めない性格ね…」
          ハルナ「あらー! 貴方もそう思うのー? 私そんなに美しく見える?」
          全員「え!?」
          ハルナはタケシに近づいた。
          タケシ「え!? は、はい、見えますよ!」
          ハルナ「ホントに!? きゃー! 君って優しいのね! 気に入っちゃった♪ ねえ、
              よかったら私の彼氏になってくれないかしら?♪」
          タケシ「え!? いいんですか!?」
          ハルナ「もちろんよ♪ そんなに優しければね♪」
          タケシ「うぉーーーー!!! 感激だーーーー!!! コゴロウーーー!! ついに告白
              したよーーー!!」
          タケシは感動の号泣をした。
          コゴロウ「あ、ああ…よかったな。」
          タケシ「あ、ついでに俺料理とか出来ます! 俺料理上手いんですよ!」
          ハルナ「あ、ホント!? 実は私もそうなの♪ これならコンビで料理できるわね♪」
          エイジ「と・に・か・く! 話を戻すぞ! サトシと言ったな! もしやお前シルフ
              カンパニーやタマムシのゲームコーナーなどの事件を解決した少年だな!?」
          サトシ「え!? な、何でその事を!?」
          エイジ「名前どこかで聞いた事あるようなと思っていたが、やはりお前だとは分かって
              いたぜ!」
          ハルナ「え!? この子があの有名なサトシ君!? あーら、顔が可愛いじゃないのー♪」
          サトシ「え? そ、そう思いますか?」
          サトシの顔が赤くなった。
          キース「おい、さっきから思ってたんだけどよ、俺達に何の用だよ?」
          エイジ「お前達ポケモンリーグに出場する気だな? 実は俺達もそうなんだよ!」
          ハルナ「そこでどうかしら? リーグ戦の前に一勝負してもいい?」
          サトシ「おう、別に構わないぜ!」
          マサ「おい、サトシ! 今はそれどころじゃないだろ!?」
          ミサ「そうよ! 早くもリーグに行かなきゃ行けないんでしょ!?」
          サトシ「リーグに行く前にちょっとレベルを上げたいんだ! 少し上げればそれなりに
              強くなるだろ?」
          ブルーザー「まあ、これはサトシの好きにしたらいいだろ。 少しの間経験値も必要だし
                な!」
          サトシ「そう言う事! さあ、早速勝負しよう!」
          ブルー「ちょっと待って! ねえ、サトシ。 あたしも戦っていいかしら?」
          サトシ「ああ、いいぜ! 協力も必要だしな!」
          ブルー「よーし、負けないわよ!」
          エイジ「ではルールを説明しよう! このバトルはチームバトル! 相性通りで戦う事! 
              使用ポケモンは3体! 俺は3匹、ハルナは3匹、そしてお前とパートナーは
              3匹! 即ち、6対6だ!」
          サトシ「上等だ! やってやるぜ!」
          ブルー「あたしもがんばるわよ!」
          エイジ「それでは、戦闘開始! 炎と水のコンビネーション! 行け、パルシェン!」
          ハルナ「行くのよ、キュウコン!」
          パルシェン「パルーーー!!!」
          キュウコン「コーーーン!!!」
          サトシ「炎と水のコンビネーションか…よし! ポニータ、君に決めた!」
          ブルー「カメちゃん、行くのよ!」
          ポニータ「ヒヒーーーン!!!」
          カメちゃん「ガメーーー!!!」
          エイジ「パルシェン、「刺キャノン」!」
          パルシェン「パル!!」
          ドンドンドンドン!! パルシェンの「刺キャノン」!
          サトシ「ポニータ、跳べ!」
          ポニータ「ヒヒン!!」
          ダッ!! ポニータは高く跳んだ!
          ハルナ「隙あり! キュウコン、「火炎放射」!」
          キュウコン「コーーーーーン!!!」
          ブォーーーーーー!! キュウコンの「火炎放射」!
          ブルー「そうはさせないわよ! カメちゃん、「ハイドロポンプ」!」
          カメちゃん「ガメーーーーーーー!!」
          ブーーーーーー!! カメちゃんの「ハイドロポンプ」!
          バシューーー!! 攻撃はキュウコンの「火炎放射」を消した!
          ハルナ「え!?」
          ブルー「はい! 続けてキュウコンの方へ!」
          カメちゃん「ガメ!!」
          ブーーーーーー!! カメちゃんの「ハイドロポンプ」!
          キュウコン「コ〜〜〜ン…」
          ハルナ「あーーー!! キュウコン!!」
          サトシ「よし、ポニータ! 空中に落ちる間、パルシェンの顔面に向かって、「踏み付け」
              攻撃!」
          ポニータ「ヒヒーーーーーン!!!」
          パルシェン「シェン!?」
          バキ!!!! パルシェンの「踏み付け」攻撃!
          パルシェン「シェ〜〜〜ン…」
          エイジ「な!? パルシェン!?」
          サトシ「へっへー! 一勝ゲット!」
          ブルー「こっちも一勝ゲット!」
          ポニータ「ヒヒーン! ヒヒン!?」
          サトシ「ん!? どうした、ポニータ!?」
          ポニータの体が突然光、形が変わり始めた!
          イミテ「こ、これってもしかして…」
          ???「ヒヒーーーン!!!」
          シャワーズ「すごーい! ギャロップに進化した!」
          サトシ「やったーーー!! 進化したぜーーー!! これからもよろしくな、
              ギャロップ!」
          ギャロップ「ヒヒン!」
          エイジ「さすがにサトシ…途中に進化するとは、最初か思わなかったぜ。 だが、進化
              しただけでもバトルは終わった訳じゃないぜ! 次のコンビネーションは、大地
              と風! 行け、サンドパン!」
          ハルナ「今度こそ勝つのよ、ピジョット!」
          サンドパン「パーーーン!!!」
          ピジョット「ピジョーーーット!!!」
          サトシ「大地と風…地面と飛行か…よし! ピジョン、君に決めた!」
          ピジョン「ピジョーーーン!!!」
          ブルー「ディグくん(ディグダ)、行くのよ!」
          ディグくん「ティグーーー!!!」
          エイジ「フッ…勝負はあったようだな! サンドパン、「岩雪崩」!」
          サンドパン「パンパーーーン!!!」
          ゴロゴロゴロゴロ!! サンドパンの「岩雪崩」!
          ブルー「ディグりん、こっちも「岩雪崩」!」
          ディグくん「ティグーーーーーー!!!」
          ゴロゴロゴロゴロ!! ディグくんの「岩雪崩」!
          バコーーーーーン!!! 互いの攻撃は互いぶつかり合い、消し飛ばした!
          ハルナ「守ってる場合じゃないでしょ? ピジョット、ディグダに「風起こし」!」
          ピジョット「ピジョジョジョジョジョ!!」
          バサバサバサバサ!! ピジョットの「風起こし」!
          サトシ「そうはさせないぜ! ピジョン、こっちも「風起こし」!」
          ピジョン「ピジョジョジョジョジョ!!」
          バサバサバサバサ!! ピジョンの「風起こし」!
          バシューーーー!! 互いの攻撃はぶつかり合い、消し飛ばした!
          サトシ「今度こそ行くぜ! ピジョン、サンドパンに「電光石火」!」
          ピジョン「ピジョーーーーーーン!!!」
          ドカ!! ピジョンの「電光石火」!
          サンドパン「パ〜〜〜ン…」
          エイジ「げ!! サンドパン!?」
          ブルー「次はディグくん、ピジョットに「岩雪崩」!」
          ディグくん「ティグーーーー!!!」
          ゴロゴロゴロゴロ!!! ディグくんの「岩雪崩」! 効果は抜群だ!
          ピジョット「ピジョ〜〜〜…」
          ハルナ「きゃーーー!! ピジョット!!」
          サトシ「2勝目ゲット!」
          ブルー「こっちも2勝目ゲット!」
          タイチ「サトシ兄ちゃんとブルー姉ちゃんすごいや!」
          ライゾウ「殆ど互角とかしてないが、なかなかがんばるな?」
          アツシ「自主トレしたおかげかな?」
          ミズキ「でも次はどのコンビネーションで行くのかな?」
          エイジ「さすがにサトシ、そしてそのパートナーブルー。 まさかそこまで強かったとは
              俺も思わなかった。 もはやこれまでの強さがあれば、リーグ優勝の決心もある
              はずだな。 だが、次のコンビネーションは甘く見るなよ! 次の
              コンビネーションは手強いぜ! それこそ、光と闇! ゲンガー、行け!」
          ハルナ「行くのよ、バリヤード!」
          ゲンガー「ゲンガーーー!!!」
          バリヤード「バリーーー!!!」
          ヤス「今度はエスパーとゴーストのコンビネーションか!」
          カズ「確かに手強そうに見えるな。」
          サトシ「光と闇…エスパーとゴーストか…よし! ゴースト、君に決めた!」
          ゴースト「ゴーーースト!!!」
          ブルー「スターくん(スターミー)、がんばって!」
          スターくん「フーーー!!!」
          エイジ「今度こそ負けはしないぜ! ゲンガー、「サイコウェーブ」!!」
          ゲンガー「ゲンゲロゲーーー!!」
          ミワワワワワワワ!!! ゲンガーの「サイコウェーブ」!
          サトシ「ゴースト、「モノマネ」攻撃だ!」
          ゴースト「ゴーーース!!」
          ミワワワワワワワ!!! ゴーストの「モノマネ」攻撃で、「サイコウェーブ」を出した!
          ドカーーーーーン!!! 互いの攻撃がぶつかり合った!
          ルミカ「これも互角ですわね。」
          ブルー「スターくん、「スピードスター」!」
          スターくん「フーーーーーー!!!」
          シュシュシュシュ!!! スターくんの「スピードスター」!
          ハルナ「甘い! バリヤード、「リフレクター」!」
          バリヤード「バーリバーリ!!」
          カチーーーーン!!! バリヤードの「リフレクター」!
          バキューーーン!!! スターくんの攻撃が弾き飛ばされた!
          エイジ「それでも俺達を倒せまい! ゲンガー、スターミーに「舌で舐める」攻撃!」
          ゲンガー「ゲーーーン!!!」
          ベロ!!! ゲンガーの「舌で舐める」攻撃! 効果は抜群だ!
          スターくん「フォーーーー!!!」
          ブルー「スターくん!!」
          ハルナ「バリヤード、ゴーストに「サイケ光線」!」
          バリヤード「バリーーーーー!!!」
          バシューーーー!!! バリヤードの「サイケ光線」! 効果は抜群だ!
          ゴースト「ゴス!!!」
          サトシ「ゴースト!!」
          ケイタ「やばい、サトシとブルー危ない状態になってる!」
          カツラ「どうやらエイジとハルナのポケモン、確かにレベルは高いな!」
          エイジ「どうだ! 今までと違ってこっちの方が最強だ!」
          ハルナ「さすがお兄ちゃん! 決まってるね!」
          エイジ「おうよ、妹よ!」
          サトシ「く…こうなったらこれでどうだ! ゴースト、2匹共に「催眠術」!」
          ゴースト「ゴスゴーーース!!!」
          ミワワワワワワワワ!! ゴーストの「催眠術」攻撃!
          ゲンガー「ゲ、ゲン?」
          バリヤード「バ、バリ?」
          ゲンガーとバリヤードは眠りに落ちて行く!
          エイジ「げ!! やばい…!」
          ハルナ「眠りに落ちちゃうーーー!!」
          サトシ「今だ! ゴースト、バリヤードに「ナイトヘッド」!」
          ブルー「スターくん、ゲンガーに「サイコキネシス」!」
          ゴースト「ゴスーーーーー!!!」
          スターくん「フーーーーー!!!」
          ミワワワワワワワ!!! ゴーストの「ナイトヘッド」とスターくんの「サイコキネシス」! 
          効果は抜群だ!
          ゲンガー「ゲ〜〜〜ン…」
          バリヤード「バリ〜〜〜…」
          エイジ「げ、ゲンガー!?」
          ハルナ「バリヤード!!」
          サトシ「やったーーー! これで3勝目ゲットだぜ!」
          ブルー「こっちも3勝目ゲットだぜ!」
          ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
          シャワーズ「よかったね、サトシ、ブルー!」
          2人「うん!」
          エイジ「くそー、俺達エリート兄妹が負けるなんて…」
          ハルナ「うう…悲しいよーーー…」
          突然タケシがハルナの手を握った。
          タケシ「ハルナさん、貴方はよくがんばったと思いますよ! 俺貴方の戦略、とても
              すごかったと思います!」
          ハルナ「ホントに!? ありがとう! 貴方ってやっぱり優しい人だわ!」
          カルロス「いい加減にせんか!!!」
          バコン!! カルロスはタケシを殴った!
          タケシ「あぐ!!」
          サトシ「でも、俺もエイジさんとハルナさんがんばったと思うぜ?」
          ブルー「そうよ! 結構強かったし、すごかったわよ!」
          エイジ「…お前達もそう思うのか?」
          アツコ「私達もそう思うわよ!」
          カツコ「さすがに強かったわ!」
          アイ「リーグに勝つ確実もあるはずよ!」
          エイジ「フッ…そこまで言うとは、お前達いい奴なんだな。」
          ハルナ「ホントに優しい人達なんだね、貴方達って。」
          サトシ「そう言われる、かな?」
          ムサシ「話はもう終わりましたかな?」
          ヒバリ「え!? 誰!?」
          スバル「何だ、いきなり?」
          ムサシ「何だかんだと聞かれたら…」
          コジロウ「答えてあげるが世の情け…」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため…」
          コジロウ「世界の平和を守るため…」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く…」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役…」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を駆けるロケット団の2人には…」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーンてニャ!」
          全員「ロケット団!?」
          ヤマト「私達も忘れずに! 何だかんだと聞かれたら…」
          コサブロウ「答えないのが普通だが…」
          2人「まあ特別に答えてやろう!」
          ヤマト「地球の破壊を防ぐため…」
          コサブロウ「地球の平和を守るため…」
          ヤマト「愛と誠実の悪を貫く…」
          コサブロウ「キュートでお茶目な敵役…」
          ヤマト「ヤマト!」
          コサブロウ「コサブロウ!」
          ヤマト「宇宙を駆けるロケット団の2人には…」
          コサブロウ「ショッキングピンク桃色の明日が待ってるぜ!」
          ヤマト「なーんてな!」
          ラッタ「ダッチューノ!」
          ツグミ「また貴方達?」
          カイト「だとしたら、次はもしかして…」
          サノスケ「そのもしかしてだ! 何だかんだと聞かれたら…」
          ゴエモン「答える筋合いはないが…」
          ハンゾウ「今回は答えてやろう!」
          サノスケ「星の破壊を防ぐため…」
          ゴエモン「星の平和を守るため…」
          ハンゾウ「星の人類を救うため…」
          サノスケ「愛と現実の悪を貫く…」
          ゴエモン「クールでハンサムな敵役…」
          ハンゾウ「アンドスマートで天才な敵役…」
          ゴエモン「ゴエモン!」
          サノスケ「サノスケ!」
          ハンゾウ「ハンゾウ!」
          ゴエモン「アウタースペースを駆けるロケット団の3人には…」
          ハンゾウ「ブレイジングレッド赤い明日が待ってるぜ!」
          サノスケ「なーんてな!」
          エニシ「やっぱりまたあいつらだね。 しかもまたもや長いセリフ…」
          サイゾウ「今日は何の用でござるか?」
          ムサシ「見ての通り、ピカチュウとシャワーズをゲットしに来たのよ!」
          コジロウ「今度こそ勝負だ!」
          クリスティ「勝負してもあんた達には無理よ?」
          ブレイク「いつもの通り負けるだけだぜ。」
          ヤマト「残念だけど、今回のロケット団はそう言う奴じゃないわよ!」
          コサブロウ「俺達には新兵器が持ってるんだぜ!」
          アシュラ「新兵器でござるだと?」
          ニャース「それではポチッとニャ!」
          ポチ! ゴゴゴゴゴ… ニャースはあるリモコンのボタンを押し、地面が突然揺れ
          始めた!
          ゼトラ「な、何だ!?」
          デルヴァ「何が起きるんだ!?」
          ドカーーーーーーン!!! その時地面の中から巨大な機械で出来ていたゴローニャが
          現れた!
          シゲル「な、ゴローニャ!?」
          機械で出来ていたゴローニャの中に、ロケット団が入っていた。
          ニャース「メカギャラドス、メカイワークとメカガルーラは今まで失敗したニャ! 今度
               は史上最強天下無敵のメカ、「メカゴローニャ」で行くニャ!」
          サノスケ「ロケットパンチでお見舞いだぜ!」
          バシュバシューーーーーー!!! メカゴローニャのロケットパンチ!
          サトシ「うわ!! 避けろ!!」
          サトシ達は素早く攻撃を避けた!
          ゴエモン「次は避けまい! 転がり攻撃!!」
          ゴロゴロゴロゴロ!! メカゴローニャの転がり攻撃!
          ブルー「これじゃあ避けられないわ!!」
          エイジ「カイリキー、奴を押さえろ!」
          カイリキー「リキーーー!!!」
          ガシ!! カイリキーはメカゴローニャを押さえた!
          ハンゾウ「む!! なかなかやるな!」
          ニャース「でもいつまで耐えられるかニャ?」
          カイリキー「カイーーー…」
          エイジ「サトシ、今の内に攻撃しろ!」
          サトシ「分かった! ピカチュウ、「10万…」。」
          コジロウ「ちょっと待った! この鋼鉄の体は全て防電装置付きなのだ! 電撃を
               食らわそうとしてもただ吸い取るだけだ!」
          サトシ「く…じゃあ、どうすればいいんだ!?」
          タケシ「サトシ! 鉄は他にも熱に弱いはずだ!」
          サトシ「熱? そうか! こうなったらさっき進化したギャロップで…」
          コジロウ「おっと、言い忘れた! この体は実は炎も耐えられるために特別に作られた
               鋼鉄の体のだ! 炎を食らわそうとしても、絶対に溶けはしないぜ!」
          サトシ「そ、そんな…!?」
          ムサシ「さぁーって、あんた達はこれの中に入って休んでなさい!」
          ポチ! バシューーーー!! ムサシはボタンを押し、メカゴローニャの頭から網を発射
          した!
          全員「な!?」
          バサ!! エイジとハルナ以外、サトシ達は捕まってしまった!
          カスミ「で、出られないわ!」
          サムライ「動き辛いでござる!」
          アキラ「くっそー、これじゃあぶち破れねえ!」
          ヤマト「オーッホッホッホッホ! さあ、降参しなさい! ピカチュウとシャワーズを
              こっちに渡せば攻撃止めるわよ!」
          サトシ「誰が渡すか! エイジさん、ハルナさん、奴らを倒すんだ!」
          エイジ「え!? 俺達が!?」
          ハルナ「で、でも私達じゃ…」
          サクラ「貴方達兄妹はエリートトレーナーでしょ!? 絶対に勝てるわ!」
          アヤメ「ポケモンリーグに優勝するのが夢なんでしょ!?」
          ボタン「2人は最強のトレーナーを目指してるんでしょ!? 絶対に勝てるわよ!」
          エイジ「でも…」
          サトシ「エイジさん! 俺と戦った時、コンビネーションで戦ったんだろ!? それを
              使って戦ってくれ!」
          エイジ「え? コンビネーション?」
          サトシ「そう! 炎と水、大地と風、光と闇! そう言うコンビネーションで
              戦ったんだろ!? それと同じように、戦ってくれ!」
          エイジ「…分かった! やってみる! ハルナ、やるぞ!」
          ハルナ「え!? で、でも、私じゃ…」
          タケシ「ハルナ、自分を信じてください!」
          ハルナ「え?」
          タケシ「自分を信じてください! 俺は貴方が絶対に勝てる事を信じてますから! 自信
              を持ってください!」
          ハルナ「タケシさん…分かったわ! やってみるわ!」
          エイジ「行くぜ、ハルナ!」
          ハルナ「うん、お兄ちゃん!」
          エイジ「風と雷! このコンビネーションで行くぜ! 行け、マルマイン!」
          ハルナ「オニドリル、行くのよ!」
          マルマイン「マルルーーー!!!」
          オニドリル「ギャオーーー!!!」
          コサブロウ「電気ポケモンと飛行ポケモンで行くのか? でも無駄だぜ! このメカ
                ゴローニャが無敵である限り、どんな攻撃には効かないぜ!」
          エイジ「(確かにどんな攻撃を食らおうとしても無効のままになる。 でも、どこかに
               弱点があるはず! どこだ? どこに弱点が…ん?)」
          エイジは突然メカゴローニャの体の天辺にハンドルを見付けた。 そのハンドルは操縦室
          の扉のハンドルだった。
          エイジ「あれだ! ハルナ、あのハンドルを狙え!」
          ロケット団「え?」
          ハルナ「分かったわ! オニドリル、あのハンドルを狙って!」
          オニドリル「ギャオーーーーーー!!!」
          ガシ!! ガラ!! オニドリルはハンドルを掴み、扉を開けた!
          ロケット団「え!?」
          エイジ「マルマイン、中に入れ!」
          マルマイン「マルル!」
          マルマインは操縦室の中に入った。
          ロケット団「わーーーーーーー!!」
          エイジ「今だ! 「大爆発」!」
          マルマイン「マールルーーー!!!」
          どかーーーーーーーーーん!!!!! マルマインの「大爆発」! ロケット団は吹き
          飛ばされた。
          ニャース「そんニャーーー!! 史上最強天下無敵のメカニャのにーーー!?」
          サノスケ「中身が弱すぎるんだよ!!」
          ゴエモン「まあ、これは仕方なく…」
          ロケット団1「やな感じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
          ロケット団2「そしてやな気持ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
          ロケット団3「アンドやなフィーリング〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
          キラ!!
          エイジ「やったーーー!! 風と雷のコンビネーションで勝ったぜーーー!!」
          ハルナはサトシ達に包まれた網を外した。
          ハルナ「みんな、大丈夫?」
          セイヨ「ええ、大丈夫よ!」
          サトシ「ありがとう、エイジさん、ハルナさん! さっきの戦い、すごかったぜ!」
          エイジ「まあ、確かにすごかったけど、礼を言うのは俺達の方さ。 お前の一言で、俺
              自信を持ったぜ! ありがとう、サトシ!」
          サトシ「え、ああ、それほどでも…」
          ハルナ「特にタケシさんもありがとう! 私を応援してくれて! 貴方がいなかったら、
              私もうだめかと思ったわ。 貴方の一言で、私も自信を持ったわ! ホントに
              ありがとう、タケシさん!」
          タケシ「あ、いやー、それほど…」
          ハルナ「はい! お礼よ♪」
          チュ! ハルナはタケシの頬にキスした。
          タケシ「…!!!」
          ハルナ「うふふ♪」
          タケシ「はうーーー!!」
          タケシの顔は超赤くなり、倒れ始めた。 その直前ジュンとダイスケが彼を押さえる。
          ジュン「た、タケシさん! 大丈夫ですか!?」
          ダイスケ「全く、いつもこうなるんだからよ!」
          エイジ「これからセキエイ高原へ向かうんだろ? だったらそこまで案内してやろう
              か?」
          サトシ「え!? いいの!?」
          エイジ「もちろん! 俺に自信をくれた礼だ! そこに特別に連れて行ってやるよ!」
          サトシ「ホントか!? ありがとう、エイジさん!」
          エイジ「じゃ、今から案内するから、付いて来い!」
          サトシ「ああ! みんな、行こうぜ!」
          全員「おう!」

          チャンピオンロードでエイジとハルナと戦い、ロケット団を倒したサトシ達。 果たして
          サトシ達は無事にチャンピオンロードを抜け、セキエイ高原へ辿り付く事が出来るのか? 
          その事は、次回まで続く!
          続くったら続く!