ポケットモンスター小説版
169話 伝説のソルジャーセフィロス(前編)

大空洞内部で竜帝王軍団団長、ジャグナルと戦ったゼトラは、見事にジャグナルを制圧し、
先を進み続けた。 その間のサトシ達は、強敵のモンスター達を倒しながら、先を進んで
いた。 そして遂にサトシ達は、長い長い道のりにより、大空洞の最深部へ辿り着いた。 
しかしその最深部の奥は、緑色に照らしていた。 恐らくこれはマグマではない。 その
最深部の奥には、緑色に照らす泉のような水があった。 他にも大きなブロックも、上から
下まで何個も浮いていた。 サトシ達はそれを見ながら、立ち止まっていた。

サトシ「………ここが大空洞の最深部…か…」
シュウ「…って言うか、この緑色は何なんだ?」
マロン「マグマ…な訳ないよね?」
ココナッツ「マグマにしちゃ微妙な色ね…? これ一体何なのかしら?」
ブレイク「これがライフストリームなんだよ。」
全員「え?」
サトシ「ま、まさか、これがお前達が言ってた…!?」
ブレイク「ああ、そうさ。 この泉こそ、ライフストリームなんだ。 しかも、まさか
     ポケモン世界(この世界)にもこれがあったなんて…」
アーモンド「でも、これが
FF世界っつー所にあるもんだとしたら、何でこの世界に
      あるんだ?」
ゼトラ「…それは恐らく、聖剣と
FFの世界は、ポケモンの世界と何か共通があるんだろう
    …この世界にマナの精霊がいるのも、おかしくないだろ?」
ウォール「けどそれが何の共通に…?」
ゼトラ「…分からん。 とにかく、今の謎を考えてる暇はない。 この最深部の更に下に
    行けば、セフィロスと会えるかもしれない。 奴は恐らく、この下で俺達を待って
    いるだろう…」
シュウ「確かにゼトラの言う通りだ。 早くしたに急いだ方がいいみたいだぜ? 俺の
    ポケギアによるとここまで辿り着くまでまた一日も経ってる…しかも時刻は夕方の
    
5時! 後12時間セフィロスを倒さないとメテオが激突しちまうぜ!?」
サトシ「そうだな…とにかく、メテオ激突まで時間がない! 早速下まで行くぜ!!」
全員「おう!!!」
そう言いながら、サトシ達は下に降り始めた。

―数分後―

サトシ達はまだ下へ降り続けていた。 さすがに踏み場を次々に飛び乗るのは、苦労その
もの。 そんなサトシ達は、かなり苦戦していた。
サトシ「カスミ、大丈夫か?」
カスミ「うん、どうにか…」
サトシ「ブルーも大丈夫か?」
ブルー「うん、大丈夫。」
サトシ「アイちゃんは?」
アイ「あたしも大丈夫。 けど、結構降り難いわね、これ…」
サトシ「じゃあ、降りるの手伝うよ! ほら、手伸ばすから!」
サトシはそう言いながら、両手をアイの方へ伸ばした。
アイ「え………あ、う、うん…」
アイは頬を赤く染め、サトシの手を握った。 その後サトシは彼女をゆっくり引っ張り
ながら、彼女を軽く下ろした。
サトシ「大丈夫だな?」
アイ「あ、うん…ありがとう…」
サトシ「じゃあ、次はブルー。 手伝おうか?」
ブルー「え!? い、いいの…?」
サトシ「降り難いんだろ? 俺の手に掴まれ!」
ブルー「う、うん…」
ブルーも頬を赤く染めながら、サトシの手を握り、そのまま無事降りた。
ブルー「あ、ありがとう…」
サトシ「おうよ!」
ブルー「(ああ…今の何か…嬉しかったな………あーもう!! こんな事するんだったら
    早くあの事言えばいいのに!! あたしのバカバカバカバカ!!!)」
ブルーはそう言う風に心の中で騒ぎながら、自分の頭をポカポカと叩き始めた。
サトシ「…? ほんじゃ、次カスミ! お前もだ!」
カスミ「な、何であたしまでやんなきゃ行けないのよ!?」
サトシ「いいだろ、手伝うくらい? 何か悪いか?」
カスミ「あんたそれじゃあただの変態でしょ!? 人の手をいやらしく触ろうと
    してんでしょ!?」
サトシ「誰が何が変態なんだよ!? 手伝う気持ちで言ってんのに何だよその
    言い方!?」
ブルー・アイ「(へ、変態って…それ違うと思うけど………)」
シゲル「おいおい、こんな時にケンカしてる暇なんてねえだろ?」
その最中レッドは、なぜかブルーに近づいた。
レッド「…なあ、あいつらいつもこうなのか?」
ブルー「え? あ、ま、まあね…時々はしない事もあるけど…」
レッド「そう言えば、お前とサトシ、ケンカとかもするのか?」
ブルー「あ、ううん。 昔から全然した事もないから…」
レッド「へぇ…って事は互い相当仲がいいんだな? サトシもいい友達を見つけたもんだ
    な!」
レッドは微笑むが、ブルーは顔を赤く染めた。
ブルー「あ…う…」
余りにも興奮するブルーは、勢いよく振り向いた。
ブルー「(や、やだ…あたしったら何やってんのかしら…?)」
レッド「…?」

イエロー「うわっ!!!」
その後イエローは突然バランスが崩れ、踏み場から落ちようとする!
ガシッ!!! だが、グリーンはその隙にイエローの手を掴んで救った。
イエロー「…!!」
グリーン「大丈夫か?」
イエロー「あ、ありがとうございます…」
グリーン「気を付けて歩けよ。 ここは降り難い所だからな。 落ちたら命はお終いだ。 
     ちゃんと見てよく降りるんだな。」
イエロー「は、はい…」
イエローは頬を赤く染めながら、感謝した。

リン「ランちゃん、大丈夫?」
ラン「うん、大丈夫だけど…あ!!」
ランは余りにも不注意な行動により、足を滑らせ、そのまま落ちる!
ラン「きゃーーー!!」
シュウ「…!!!」
そんな彼女の真下にいるシュウは、ランの方へ思いっきり見上げた。
リン「ランちゃん!!!」
シュウ「危ない!!!」
ドサ!!! シュウは勢いよくランを受け止めた!! そのおかげでランは傷一つも残らず
無事に助けられた。
ラン「…!」
シュウ「…だ、大丈夫か、ラン?」
ラン「う、うん…」
そんなランは頬を赤く染めるが…
ラン「…って、何すんのよ!?」
ドゲシ!!! ランは思いっきりシュウを踏み倒した!
シュウ「ぐへ!! って、それが命の恩人に対するやり方か!!?」
ピカチュウ
2『…何やってんだか…』

アーモンド「ほら、ピッピ!」
アーモンドはピッピを持ち上げて、そのまま軽く降ろした。
ピッピ「あ、ありがとうでしゅ!」
アーモンド「ほら、ゼニも!」
アーモンドはゼニガメも持ち上げ、軽く降ろした。 そんなゼニガメはアーモンドに
見詰めて、頬を赤く染めた。
ゼニガメ「あ、ありがとうございます…」
マロン「…あ〜〜〜ん、あたし降りれない〜〜〜! 助けて〜〜〜!!」
マロンは跪けながら涙目のぶりっ子行動でアーモンドを見詰めた。
アーモンド「…お前はそのまま降りろよ。 高くはねえだろ…」
…確かに約
35cmの高さを持つ踏み場から降りるのは、簡単かもしれない…
マロン「ちぇ〜〜〜…」
ココナッツ「ちょっと、何よ、今の行動!? あんたそんな行動でアーモンドをつる
      気ね!? 汚すぎるわよ!!!」
マロン「何よ!? あんただって同じ事してるでしょ!? それともするつもり
    でしょ!?」
…とケンカし始めたマロンとココナッツ。
ヒトカゲ「…ったく、こんな時に…」
アーボック「二人共、落ち着いて…」
アーモンド「…先行こうぜ。」
ゼニガメ「あ、アーモンドさん!」

ソラオ「よっ!」
スタ! ソラオは踏み場から降り、次の踏み場に付いた。 その降りた踏み場には
スイートがいるが、余りの高さで怯えている。
ソラオ「どうしたんだ、スイート? 降りられないのかい?」
スイート「う、うん…」
その後ソラオはスイートに手を伸ばした。
ソラオ「ほら、捕まれ! 降ろしてやるよ。」
スイート「あ…」
スイートは頬を赤く染めながら、ソラオの手を握り、そのまま無事着地した。
スイート「あ、ありがとう…」
ソラオ「いいっていいって!」
スイート「………」
なかなかいいムードになっているように見えるが、ウミオはそれをシラーーーッと
見詰めていた。
ウミオ「ちぇっ、いい気になってよ…」

ジュン「セイヨさん、気をつけてくださいね! ここかなり動き辛いですから!」
セイヨ「え、ええ…!!!」
セイヨは突然バランスを崩れるが、彼女はジュンの制服を引っ張り、落下から救われた。
ジュン・セイヨ「…!!」
その後お互い離れ、顔を赤く染めた。
セイヨ「ご、ごめんなさい…!!」
ジュン「い、いいえ…! それより、セイヨさんは…!?」
セイヨ「え、ええ、大丈夫…ありがとう…」
ジュン「いや、僕は何も…」
そんないいムードになっている二人。 そんなサムライとアキラは彼らを見詰めていた。
サムライ「なかなか熱いでござるな。」
アキラ「そりゃそうさ。 大空洞の最深部だかんな。」
………それボケて言ってんの?

フウコ「ふう…何かこう踏み場次々に飛び乗ってるから…疲れた…」
そんな彼女は座り込んだ。
ドリオ「おい、フウコ! こんなトコで休んでる場合じゃねえだろ!?」
フウコ「だって…」
ドリオ「……………」
ポン!! その後ドリオはドードリオを出し、彼はそれに乗った。
フウコ「…!」
ドリオ「…乗ってけ。 これの方が、もっと楽だろ?」
ドリオは頬を赤く染めながらそう言った。
フウコ「え、でも…」
ドリオ「構うなよ。 俺は構っちゃいねえさ。 それに、こいつらはこう言う狭いトコに
    移動しやすい。 こっちの方が安全だ。」
フウコ「あ…ありがとう…」
フウコは頬を赤く染めながら、そのままドードリオに乗った。
フウコ「…ねえ、ドリオ。 あんた…今思えば、前よりもいい奴になったね?」
ドリオ「…別に。 それより、捕まってろよ。 ハッ!!」
ドリオは合図を出し、ドードリオは次々の踏み場を飛び越えた。 その後、ドードリオは
イミテとキースに通り掛った。
イミテ「ああ!! ずるいよ、ポケモンを使うなんて!!」
キース「まあ、いいんじゃねえの? あいつらなかなかいい感じだし。」
イミテ「え?」

クリスティ「…ねえ、ブルーザー。 ここにモンスターが出現する事なんて、ないよね?」
ブルーザー「いや、今んトコ殺気も何も感じねえけど…けど、心配すんな! 例え何が
      お前を襲おうとしても、俺はお前を守るよ!」
クリスティ「ブルーザー…うん!」
結構いいムードになっているブルーザーとクリスティ。 その間コゴロウとカルロスは、
彼らを見詰めていた。
カルロス「フッ…こんな時にいい感じになりやがって…」
コゴロウ「まあ、たまにはいいんじゃねえのか、こう言う時も?」
その後カルロスは下を向き、小声で何かを言った。
カルロス「………そう言えば…あの子どうしてんのかな…」
コゴロウ「あ? 誰の事だ?」
カルロス「ぬが!? き、聞いてたのか!?」
コゴロウ「お前な…俺の耳はいいんだって分かってんだろ? で、お前さっき誰の事を
     言ってんだ? まさか、お前聖剣世界に好きな子でもいんのか?」
カルロス「ち、違えよ!!! 別に俺は…!!!」
そんなカルロスは顔を赤く染めながら慌て始める。
コゴロウ「ははあ…その顔、実はいるって事だな? まあ、好きじゃなかったら、気になる
     子だな? ヘッヘッヘ、素直じゃねえな、お前…」
カルロス「な、何だよ!? じゃあ、お前も聖剣世界(そっち)で気になる子でもいんの
     かよ!?」
コゴロウ「な!? な、何でお前がそんな質問を俺に…!?」
カルロス「どうなんだよ!?」
コゴロウ「……………まあ、まあな…一応…な……ちょっとある事で助けたから…最近
     会ってなくて…」
コゴロウは照れながらそう言った。
カルロス「ヘッ、何だ。 お互い様じゃねえか。」
コゴロウ「は? お前も助けた子いんのか!?」
カルロス「ああ、お前と同じく、最近会ってない。」
コゴロウ「何でえ…そんなら早く言えよ。」
カルロス「お前こそ同じじゃねえかよ…」
とにかく妙な会話をするカルロスとコゴロウ。 その間ゼトラは、彼らを見詰めながら、
話を聞いていた。 だが彼の顔は、妙に切なそうだった。
ゼトラ「……………」
ザノア「どうかしましたか?」
ゼトラ「…!」
ザノア「何か気になる事がありますね? もしかして、ブルーザーさんとクリスティさん
    みたいな恋に悩んでいるのですか?」
ゼトラ「…別に、俺はそう言うくだらん物には興味ない…そら、早く降りるぞ。」
彼はそう言いながら、先に下へ向かった。 そんなザノアは、立ち止まったまま、彼を
見詰めていた。
ザノア「…どうやら、過去に何かあったんですね…誰にも知らせたくないほどの、
    辛い過去が…」


―数分後―

下に降ってから数分後…サトシ達は遂に最深部の奥地へ辿り着いた。 そこはブロックに
なっていて、サトシ達以外誰もいない。 サトシ達は、ただそこで立っていた。
サトシ「ここが大空洞最深部の奥地か…」
ダネリーナ「でも誰もいないでちゅね?」
イーブイ「留守なんじゃないかな?」
イエロー「グリーンさん、何か感じませんか?」
グリーン「…いや、俺達以外何も感じない…」
サトシ「う〜〜〜ん…そうだ、こう言う時は…精霊達、出て来い!」
ポンポンポンポン!!! サトシの掛け声によって、マナの精霊達が出現した!
ウンディーネ「はーい、ダーリン! ウチ呼んだ?」
サラマンダー「よお、兄貴!! 俺を呼んだな!?」
ノーム「ワッシャッシャッシャ!!! ワシを呼んでくれたとは光栄じゃい!!」
ジン「お呼びダスか、ご主人様?」
ウィスプ「チーッス! 僕を呼んだッスか?」
シェイド「…何か用か、サトシよ。」
ルナ「サトシさん、呼んでくれたね?」
アウラ「ああ、サトシさん。 呼んでくださいましたね♪」
ドリヤード「サトシさん、お呼びでしょうか?」
サトシ「なあ、みんな。 この辺りに何か妙な気配感じないか?」
ウィスプ「う〜〜〜ん…さあ、感じないッスね…どうやらここには何もないッスよ?」
シェイド「確かに…妙に邪の気配は一つも感じ取れん…」
ルナ「う〜〜〜ん…ごめんなさい。 何も感じないわ…私の月の力じゃ、ここには通用
   しないみたい…」
サトシ「そうか…よし! それならいつもの掛け声で…! スーーーーーッ………」
その後サトシは息を思いっきり吸った。
サトシ「おーーーい、セフィロスーーーーー!!! 約束通り来たぜーーーーー!!! 
    お前を倒すためになーーーーー!!! 隠れてないで、おとなしく出て
    こーーーーーい!!!」
サトシは大声で呼んだ。 その声は大空洞中に響き、こだまも聞こえた。
と、その時………









「………よく来たな………選ばれし少年………」









サトシ「…え?」
突然どこから声が流れ、サトシはそれに気付く。
ゴゴゴゴゴゴ………その後サトシ達が乗っている台は揺れ始めた!
全員「うわっ(きゃっ)!?」
プリン「プ〜〜〜?」
プクリン「プク〜〜〜?」
アーボ
1「な、何!? 何これ!?」
アーボ
2「地震!?」
メタモン「な、何だ!? これは一体何だ!?」
アークスト「…いや、これは地震じゃない!! この舞台自体が揺れているのだ!!」
サトシ「じゃ、じゃあ何だ!? 一体何が起ころうと…!?」
グワグワグワグワッ!!! その時、奥先にあるブロックの台は、突然勢いよく上の方へ
飛んで行った! そのブロックの数が減り始め、だんだんサトシ達の方へ向かって来た!
サクラ「な、何!? 何なの!?」
アヤメ「ブロックが飛んでるわ!?」
ボタン「って言うか、こっちに向かってるわよ!?」
ダイスケ「おい、このままじゃ俺達落ちちまうぞ!?」
シャワーズ「サトシ、飛行ポケモンで!!!」
サトシ「ダメだ、もう間に合わない!!!」
ドブーーーン!!! そしてサトシ達が立っていたブロックは飛び上がり、サトシ達はその
衝撃により落とされた!
全員「うわーーーーーーーーーー(きゃーーーーーーーーーー)!!!!!」
そしてサトシ達は、底なしの空間へ落ちて行った…




………周りは暗い………周囲全体は暗闇だった………

…その暗闇のせいで何も見えない………死んだのか?………それとも、ただ気を失っている
のか?………


……その時、暗闇の中から何かが見えた……

…光………光が見える……

……先ほどはかなり小さく見えていたが…そのちっぽけな光はだんだん大きく変わり
始めた…

…そんなサトシは…光の前に落ちて行く…

…無意識ではないが、体は動けない……けど、光は見える……光だけは………


サトシ(………こ、これは………これは…何………だ…? ………何か……暖かい………
    優しい感じがする………これって………一体………?)




その後、サトシ達は目が覚め、気付けば彼らは岩の上に倒れていた。 その前には、大きな
岩の中に光っている謎の光。 恐らく、先ほどサトシが見ていた物らしい。 サトシ達は
苦しそうに立ち上がるが、怪我は一つはないようだ。

サトシ「…う…う〜〜〜ん…あ、あれ…? ここは…?」
ピカチュウ「ピ…カ…?」
シャワーズ「う〜〜〜ん…ここどこ…?」
レッド「うぐ…どうやら俺達、無事のようだな…」
サトシ「あ、ああ…みんな、大丈夫か!?」
カスミ「う、うん…平気…」
タケシ「大丈夫だ…けど、ちょっとクラクラする…」
ウンディーネ「いった〜…ウチは大丈夫や…」
サラマンダー「くっそ〜…今のは何だ…?」
ノーム「ワシはいつも平気じゃ!」
ジン「一応大丈夫ダスー。」
ウィスプ「僕も大丈夫ッス…ちょっとッスが…」
シェイド「…私なら…平気だ…」
ルナ「う、いたたた…私は大丈夫よ…」
アウラ「う〜〜〜ん…何があったのかしら…?」
ドリヤード「う〜〜〜…私も大丈夫です…」
シゲル「いって〜…何だったんだ今のは…?」
ブルー「う〜〜〜ん…分からないけど…あたしは大丈夫!」
イエロー「僕も大丈夫です…グリーンさんは?」
グリーン「…平気だ。」
ヒロシ「いてて…僕は大丈夫。 心配ないよ。」
シュウ「いつつつ…俺は大丈夫だ…ピカチュウは?」
ピカチュウ
2『う、うん…どうにか…』
アーモンド「ああ、俺もだ…マロン、大丈夫か?」
マロン「あ、うん…」
ココナッツ「あたしも大丈夫よ!」
マロン「あんたには言ってないでしょ…」
コゴロウ「う〜〜〜…大丈夫な気がする…」
ワタル「…俺は平気だ…けど、どこだ、ここは?」
マチス「アイドントノー…分かんねえぜ…」
ナツメ「…? ねえ、あの光は何かしら…?」
ナツメは光の方へ指し、全員そっちへ振り向いた。
ザノア「…!!! あれは、ホーリーじゃないですか!?」
サトシ「ホーリー?」
デルヴァ「な!? ほ、ホントだ!! ホーリーじゃねえか!?」
ファンダ「けど何でこんなトコにいるんだ!? 俺達が召喚して、今でも世界のどこかで
     発動されてんじゃなかったのか!?」
サトシ「おい、何だよ、そのホーリーって奴…?」
ザノア「以前修行をしていた頃、私達はセキエイ高原でこれを召喚したんですよ! メテオ
    を破壊するために!」
サトシ「何だって!?」
シャワーズ「でも、何でそれがここに…?」
アークスト「…まさか…セフィロスは我々がホーリーを召喚した事に気付いて、ホーリーの
      動力をあの中に封印したのか!?」
ゼトラ「くっ…セフィロスめ…汚え真似を………」
そんなゼトラは拳を強く握り締めた。
サトシ「ハッ!! そう言えば、セフィロスはどこだ!? どこにいるんだ!?」




「………フッフッフ………よくここまで来れたな………サトシと名乗る愚かな小僧………」




サトシ「…!!! だ、誰だ!? その声は…セフィロスだな!? どこにいるんだ!?」




「………光を見よ………私はここだ………」




全員「!!!」
サトシ達は光に振り向いた。 その時、光の中から、謎の男が現れた。 その男の髪の毛は
白く長髪で、服装はゼトラやリユニオン達と同じだった。 そう、彼がセフィロスなのだ。
サトシ「…!! …お前…お前が……まさか……あの…せ、セフィロス…!?」
セフィロス「フッフッフ…いかにもそうだ…そしてお前が、世が選んだ唯一救世主か…」
ゼトラ「セフィロス!!」
セフィロス「おや…これはこれはゼトラ…久しぶりだな。 それにデルヴァにファンダ、
      アークストにザノアまでも…まさか裏切り者の貴様らが私と再会するとは…
      これは光栄だよ。」
ゼトラ「貴様…!!! よくもホーリーを封印したな!? 貴様は一体何をやっているのか
    分かってんのか!?」
セフィロス「もちろんだ。 この星の全てを破壊する事…それが私の望みだ。 それまでに
      この希望の光が私の邪魔をしては困るんでね…目障りだから封印しておいた。 
      これなら私の望みを乱れはしない…」
ゼトラ「何だと…!?」
サトシ「何でお前はこの世界を破壊しようとするんだ!? それだけじゃない、あんなに
    無実な人々やポケモンを傷つけてまで…!! 一体何のためにこんな事を
    してるんだ!?」
セフィロス「無実…? 貴様ら人間は無実と言うのか…?」
サトシ「何…!?」
セフィロス「なら貴様から教えろ…神は何のために人間を生み出したか…」
サトシ「な、何のため…? そ、そりゃ…未来を作るためじゃないのか? 自然を守ったり、
    動物を救ったり、様々な技術や実力で世界を守って…」
セフィロス「未来を作るため…? 世界を守って…? 貴様らはそんな偽りの話に信じて
      いたのか…?」
サトシ「偽り…? 何でそう思うんだよ!?」
セフィロス「分からんのか? 人間は全てを破壊するために生まれたのだ!! そう、
      全てを闇に堕ち、全てを滅ぼすために生まれたのだ!!」
サトシ「な…何だって…?」
ブルー「ちょっと、何でそう思うのよ!?」
セフィロス「いいだろう…全てを教えてやる………神が地球を作り出し、そして光を作った。 
      その光は、世界中に広がり、明るさを生み出した。 それにより神は、植物を
      生み出し、動物までも生み出した。 特に海も、山も、森も、空も、そして
      全て…いわば神は平和を生み出した…だが、神が調子を乗ったのか、神は罪を
      犯す事になる存在を生み出した…」
サトシ「罪を犯す…存在…?」
セフィロス「そう…それはアダムとイヴ…人間だ。 彼らが生まれたこそ、罪が生まれた…
      彼らの罪の原因で、楽園は荒れし大地へと変わった事がある…」
サトシ「そ、それは…」
イエロー「それはサタンと言う神の仕業なのです。」
サトシ「え?」
イエロー「サタンが生み出した生態により、アダムとイヴの心を利用して、神の約束を
     破ってしまった…けど、それでも彼らは神を導き、彼らは許された…子孫を生み
     出すために…そう言う説が旧約聖書に書いてありました!」
セフィロス「許す…そんな甘ったれた事を信じているのか?」
イエロー「え!?」
セフィロス「神は元から甘い存在なのだ…許せばもっと罪が生み出されてしまうのだ。 
      そう、その子孫自体が罪だと言う事がな!」
サトシ「そ、それは違う…!!」
セフィロス「その子孫が後程生み続けている間、多くの罪が世界中に広げた。 その罪が
      生み出されたこそ、世界はダメになった…その上、悪魔へとなった人間達は、
      神の子と名乗るイエス・キリストまでも抹殺した…」
イエロー「そ、それは違います!! イエス・キリストは、人々の罪を許し、自分の神の子
     だと証明するために…!!」
セフィロス「黙れ!!!!!!」
イエロー「…!!!」
セフィロス「貴様らのような罪人には何が分かる!? 人間こそが神の子を殺したのだ! 
      神への憎しみと怨みと怒りと共に、神の子を殺害した!! そう、全ての
      人間は、神を超え、大いなる悪と罪を世界に包み込み、滅殺と破壊を生み
      出したのだ!!! そう、全ては神の愚かさ!! 神が人間を生み出したこそ、
      世界は罪人の国へとなったのだ!!!」
サトシ「違う、それは違う…!!!」
セフィロス「違うのなら、なぜ神は無実なる人々を助けなかったのだ?」
サトシ「そ、それは…イエロー…?」
イエロー「それは…その…」
セフィロス「フン、所詮貴様ら人間共は何も分かってはいない…神が犯した全ての愚かさを
      な。」
サトシ「何の愚かさなんだよ!?」
セフィロス「分からんのか? 神が人間を生み出した原因で、人間は多くの罪を生み出した。 
      現代でも起こっている罪だ。 それは、人間達は強盗、誘拐、そして最も
      人類的に問題になっている殺人などと言う犯罪を平気に行っている!! 戦争
      までも起こし、人間同士の無意味なる殺し合いを行った!!! 土地までも
      破壊し、多くの無罪なる人々を次々へと抹殺した!! 他にも人間達は、
      大地を汚し、海を汚し、大気までも汚した!! それの原因で、多くの生きる
      はずの生物達が次々へと絶滅した!! その上人間達は、森に生きらぬ動物や、
      海も泳がぬ魚や、空も飛ばぬ鳥など、人工生物を生み出した!! 全ての
      動植物を不要とするために!! また、現在でも存在する生物、ポケモン…
      彼らの運命は道具として選ばれた…多くの人間はポケモンを道具に使い、役に
      立たなければ殺す主義を持つようになった…ロケット団とか言う、愚かな組織
      みたいにな…」
サトシ「(ミュウツーが前に言った事と同じだ…)」
サカキ「ちょ、ちょっと待て…! 確かにロケット団はポケモンを道具として扱っていたが、
    殺すとかは一切…!!」
セフィロス「どちらも同じ事だ…人間全ては必ず罪を生み出す。 人間が存在したこそ、
      この世界は罪に包まれたのだ!!! だから私は分かったのだ!! 人間が
      この世界を滅び続ける事を…そして「人間」と言う本当の意味を…!! 神は
      全てを光に包むために、この世界を生み出した…だが、今は闇に堕ちた………
      私は貴様らに宣言する………新たなる神として、そして全てを真の正しき
      世界に作り直すため…私は人間達全てを排除し、そしてこの罪の世界を………
      抹消する!!! この星を消せば、私が新たなる世界を作り出し、悪のない
      世界を生み出し、私は新たなる存在となる! そう、神だ!! 私は神と
      なるのだ!!! 現在人間を生み出した愚かな神をこの手で斬り、私が神の
      座を手にする!!! そして私は、永遠に不滅なる、全ての王と
      なるのだ!!!」
サトシ「…!!! 違う、お前の言ってる事は全部違う!!!」
セフィロス「何?」
サトシ「…確かにお前の言う通り、今の人間達は争いが耐えず、憎みに混ざっていて、自分
    勝手で、そう言うバカな奴らが腐るほどいるかもしれない……けど、確実では
    そいつらだけがこの世界にいる訳じゃないんだよ!!! 半分の人間は、この
    世界を愛している…もちろん、互い人間やポケモンを愛し、自然と平和を守ったり、
    正義のために戦ったり、正しい道に歩いている人間だっているんだ!! 俺達
    みたいに………この世界はみんな悪いとは限られていないんだ…みんな悪い訳じゃ
    ないんだ…けど、数が少なくとも、人間には「心」がある! そう、「心」は正義、
    信頼、友情、愛情、勇気、希望、奇跡、優しさ、想いなどの正しき物を生み出して
    いるんだ。 心のある人間は、悪い存在とは限らない。 数は少ないけど、
    みんなはいい人間ばかりなんだ! 神はそう信じて、「人間」を生み出したかも
    知れない…いや、信じているから生み出したんだ! 人間がいるこそこの世界は
    無事にいられるんだ! いなかったら消えちまうんだよ! だからこそ、人間は皆
    生き残らせなきゃいけない!! そうすれば、全ては救われるんだ!!!」
カスミ「サトシ…」
セフィロス「…で?」
サトシ「え?」
セフィロス「言いたいのはそれだけか? 貴様の「偽りの説教」を…」
サトシ「な、何だと…?」
セフィロス「貴様はそんな幻のような物を信じているのか? 私が間違っているだと? 
      貴様ら人間共の方が間違っている!! 正しさを知らぬ貴様ら人間は、
      憎しみと破壊しか生きていない…全てを抹消すれば、世界が救われる!! 
      人間こそ世の敵!! 全てを打ち消せば、世界は真の美しさに戻れる!! 
      それまでこの汚れた世界を捨て、新しい世界を作り直さなければならない…
      貴様ら屑共に邪魔はさせん!!! 刃向かう者全て抹殺までだ!!!!」
サトシ「………本当に何も分かっちゃいねえんだな…人間の事…けどな、セフィロス…例え
    お前が正しいとしても、俺達はその望みを果たしやしねえ!! 俺達はお前の野望
    を止める!! そして俺達は…この世界と…世界に生きる全ての人間達を…
    守る!!!」
ザッ!!! そう言いながら、サトシ達は戦闘の構えに備えた。
セフィロス「フン…貴様ら愚かな人間共には何が出来る…悪足掻きをするだけだ…まあいい、
      刃向かうなら望み通りにしよう…貴様らを地獄へ落とす望みをな!!! 見よ、
      私の神となった姿を…見よ、私が手に入れた真の力を…見よ、神の力と言う
      物を!!! そして苦しむがいい…貴様らがこれから味わう事になる、神の
      怒りと言うものを!!! うぉおおおおおおおおあああああああああああ
      ああああ!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!! セフィロスの鼓動により、突然地震が出た!
アヤ「な、何、何なのこれ!?」
キョウ「あ奴の力で地震を起こしておるのか!?」
セフィロス「おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!! 突然セフィロスの体から大きな閃光が放った!!
サトシ達「うわっ(きゃっ)!!!」
カンナ「な、何なの、この光!?」
シバ「何が起こったと言うんだ!?」
ゼトラ「…!! こ、この光…まさか………!?」

その後閃光が収まり、眩しさで目を閉じていたサトシ達は、目を開けた。
キクコ「…光が収まったみたいだね?」
ワタル「ああ、けど、何が…?」
サトシ「……………!!!」

その後サトシ達が上を見上げたら、何と彼らの目の前には、大きな生命体がいた。 全身
色が灰色で、人の顔もあり、体の中心に丸い物体があり、とにかく巨大なモンスターである。 
そう、恐らくこのモンスターは、セフィロス本人である。
サトシ「な、何だあれや!?」
ブレイク「待てよ!? あれ、見た事がある…!! あれは…「ビザロセフィロス」
     だ!!!」
サトシ「ビザロセフィロス?」
ブレイク「セフィロスの最強の姿だよ!! クラウドでも苦戦させたほどのめちゃくちゃ
     強い形態なんだ!!!」
サトシ「何だって!?」
セフィロス「クックック…その通り…あのバカな少年クラウドでさえもこの形態を倒すのに
      苦労した…以前は奴に敗れたが、今は違う!!! 神の力を手にしたこの私
      には、貴様らに負ける事などない…全て捻り潰してくれる!!!」
シャワーズ「ど、どうするの、サトシ…?」
ピカチュウ「ピカ…」
サトシ「………決まってるだろ? ここまで来ちゃあ逃げても無駄さ。 俺達で決めたんだ
    …必ず全てを救ってみせるって…だから、最後まで、戦う!!! みんな、出て
    来い!!!」
ポン!!!!! サトシは持っている全てのモンスター、スーパー、ハイパーボールを投げ、
全てのポケモン達を出した。 特に伝説の鳥ポケモン達や、不良的のリザードンも繰り
出した。
リザードン「リザ〜〜〜…リザ?」
リザードンは退屈そうに欠伸をした後、セフィロスの方へ振り向いた。 よほど強そうだと
分かっているらしい…
サトシ「リザードン、今回だけは戦ってくれるよな!?」
リザードン「リザ〜〜〜…」
リザードンは仕方なさそうに溜め息をするが、頷いた。
サトシ「よし! 頼むぞ!!」
リザードン「リザ!!」
ラプラス「あの方がサトシさんが言っていたセフィロスと言う人ですね…?」
フリーザー「強そうな方ですね…」
サンダー「けど負ける訳には行かないな…?」
ファイヤー「ああ。 最後まで主のために戦う!」
ウンディーネ「ほんならウチも気合入れて戦うで!! ダーリンのためなら命掛けても戦う
       さかい!!!」
サラマンダー「久しぶり戦いだぜ!! 燃えてきたぜーーー!!!」
ノーム「ワッシャッシャッシャ!! 久しぶりの祭りじゃわい! そんなら戦ってみるか   
    の!!」
ジン「ご主人様のためダスー!! 戦うダスー!!!」
ウィスプ「世界を滅ぼす者は許さないッス!!!」
シェイド「…私は闇の精霊だが、正しき道を選んだ精霊…全てを破壊する邪の者…今から
     無に還してくれる!!」
ルナ「私はこう言うの向いてないけど…サトシのためなら戦うわ!!」
アウラ「私も戦いますー!! サトシ様のためでも命掛けても戦いますー!!」
ドリヤード「え、えーーーっと…私、こう言うの苦手ですが…出来る限りがんばって
      みます!!」
シゲル「よーーーし、俺達もポケモンを出して戦おうぜ!!!」
ポンポンポンポン!!! その後サトシの仲間達もみんなポケモンを全部出した。
アイ「…私はサトシから借りたこれで…」
アイは手にマスターボールとハイパーボールを持ち上げた。
アイ「いっけーーー!!!」
ポンポン!!! そしてボールからミュウツーとミュウが出て来た! しかし、なぜ彼女が
持っているのか…

―回想―

それは大空洞の奥地に辿り着く前で、もちろんジャグナルを倒した後、サトシはアイに
ミュウツー入りのマスターボールとミュウ入りのハイパーボールを渡した。
サトシ「これミュウツーとミュウの入ったボールだ。 こいつを使って、セフィロスと
    戦うんだ!」
アイ「え!? な、何で私がこれを…!?」
サトシ「昔、お前の父さんがミュウツーを作り出したんだろ? ミュウの遺伝子により。 
    お前はミュウやミュウツーの事詳しく知っているはずさ。 だから、こいつらを
    お前のパートナーとして戦うんだ!」
アイ「で、でも…これ、貴方のポケモンじゃない…私が使っても言う事なんて…」
サトシ「大丈夫だよ。 お前とミュウツー達の心は、互い繋がってるんだろ? 何しろ
    お前とミュウツーは、昔から長く付き合ってた幼馴染みたいな者じゃないか。 
    ミュウも一応そうだけど。 ミュウツーとミュウなら、お前の力になってくれるよ。 
    絶対に…」

―回想終了―

ミュウツー「詳しくはサトシから聞いた。 久しぶりによろしく頼むぞ。」
ミュウ「あたしにもよろしくね、アイちゃん!」
アイ「こちらもよろしくね、ミュウツー、ミュウ!」
ブルーザー「よし、もしもそっちはモンスターに変身したと言うのなら…こっちはクラス
      チェンジで行こうぜ!!!」
コゴロウ達「おう!!!」

ブルーザー「ブルーザー、闇(ダーク)モードクラスチェーーーンジ!!!」
その時彼の鎧が骨の鎧に変わり、被っている兜も頭蓋骨に変わった。 手に持っている剣の
刃はギザギザ状態で、その鍔は動物の頭蓋骨になっている。 橙色の長髪も、紅く染め
変わり、瞳の色も紅く変わった。
ブルーザー「…決闘の闘士、「デュエリスト」!!!」

クリスティ「クリスティ、闇(ダーク)モードクラスチェーーーンジ!!!」
その時彼女の征服が古そうなローブに変わり、帽子も古そうな髪飾りに変わった。 その
姿はかなりセクシーな姿である。 手に持つ杖も、ドラゴンのついた杖に変わった。 
金髪も橙色に変わり、青い瞳も紫色に変わった。
クリスティ「…古の魔導士、「メイガス」!!!」

カルロス「カルロス、光(ライト)モードクラスチェーーーンジ!!!」
その後カルロスの上着が赤く変わり、頭に赤いバンドをつけた。 その右手に輝く刃が
付けられた。 橙色の長髪も金髪に変わり、黒い瞳も緑色に変わった。
カルロス「…煌く闘聖、「ゴッドハンド」!!!」

コゴロウ「コゴロウ、光(ライト)モードクラスチェーーーンジ!!!」
コゴロウはワンダラーへクラスチェンジした!
コゴロウ「…孤高の狩人、「ワンダラー」!!!」

ブレイク「ブレイク、闇(ダーク)モードクラスチェーーーンジ!!!」
その後ブレイクのアーマーが黒く変わり、翼のようなブースターが背中から出て来た。 
目にはもちろんサングラスのようなメカが着いているが、光(ライト)クラスの時の緑色
ではなく、紫だった。
ブレイク「…堕ちた暗殺師、「ブラックグリフォン」!!!」

アシュラ「アシュラ、闇(ダーク)モードクラスチェーーーンジ!!!」
その後アシュラの鎧は紫と黒と銀に変わり、背に竜の翼が生えた。 手に持っていた刀の
刃は黒く変わり、紫炎に燃えていた。 黒い長髪も紫に変わり、黒い瞳も青く変わった。
アシュラ「…紫苑の魔竜、「ソウルドラグーン」!!!」

ゼトラ「ゼトラ、闇(ダーク)モードクラスチェーーーンジ!!!」
ゼトラはダークエンジェルへクラスチェンジした!
ゼトラ「…漆黒の堕天使、「ダークエンジェル」!!!」

聖剣図鑑「デュエリスト・闇クラス・グラディエーターから「闘士の証」を使うとクラス
     チェンジが出来る。 戦う意味無きに戦う、戦中心の闘士。 その強力な
     必殺剣で、自分の前にいる全ての敵を切り刻む。」

聖剣図鑑「メイガス・闇クラス・デルヴァーから「禁呪の書」を使うとクラスチェンジが
     出来る。 古の魔法を使い、天地変異を起こす道外れの魔術師。 隕石を呼び
     起こす魔法も使える。」

聖剣図鑑「ゴッドハンド・光クラス・モンクから「金狼の魂」を使うとクラスチェンジが
     出来る。 名前の通り神の手を身に付けて戦う闘聖の格闘家。 右手について
     いる刃は、宝石のように出来ており、硬い岩でも斬り砕ける。 夜になると、
     「ゴールデンウルフ」に変身する。」

聖剣図鑑「ブラックグリフォン・闇クラス・「ウイルスのディスク」を使うとクラス
     チェンジが出来る。 光クラス同様空を飛ぶ事が出来るが、このクラスは赤外線
     で暗闇を見える事が出来る。 尚、このクラスは深くも語れていないため、
     不明のままである。」

聖剣図鑑「ソウルドラグーン・闇クラス・「紫苑竜の瞳」を使うとクラスチェンジが出来る。 
     地の竜である紫苑竜の意志を継げて戦う紫の武士であり、人斬りに生きるために
     戦う存在である。 一刀は闇に作られた物で、一瞬に相手を真っ二つに切り
     裂ける。 尚、このクラスは深く調べていないため、謎が多い。」

サトシ「よし、この状態で戦おうぜ!!」
全員「おう!!!」
セフィロス「フン…捻くれたゴミ共め…ポケモンを道具に使って神である私を倒そうと
      するのか。 弱い貴様らにはこの私には勝てん…」
サトシ「ポケモンは道具じゃない!! 俺達同じ生きている存在なんだ!! 一緒にいれば
    弱くない!! 互いに希望がある限り、お前に敗れたりはしない!!!」
セフィロス「ほう…面白い…ならどっちが強く、どっちが正しいか、私に見せるがいい…
      貴様ら軟弱な存在が、私を超えられるならな!!!」
サトシ「勝ってみせるさ…俺達に希望がある限り…想いがある限り…そして、光がある限り
    …必ず全てを守ってみせる…セフィロス…お前の望み通りにはさせないぞ!!!」

遂に、セフィロスとの最終戦を始めたサトシ達。 果たして、世界はサトシ達の手で
救われるのか? それとも、セフィロスの手で破壊されるのか? いよいよサトシと
セフィロスの最後の戦いが、幕を開ける!!!
続く…

ソニックの後書き:
スランプだ〜〜〜…ヘボな話…(汗) 最初辺りはかなりカップルネタが多かったな。 
サトカスも入れたし(?)、レッブルやグリイエ…でもサトシ
×ブルーとサトシ×アイが
出たから俺サトカス&レブルファンに殺されるかも。(汗) ああ、ごめんなさい!!
セフィロス戦&カントー編終了&第
1章完結まで後4話! 期待してくれ!!(嫌)