ポケットモンスター小説版
171話 伝説のソルジャーセフィロス(後編)

正気に戻ったリユニオン達の助太刀のおかげで、見事にビザロセフィロスを倒せた
サトシ達だったが、セフィロスはまだ倒されていなかった。 突然周り全体が光に包まれ、
何が起こったのか分からない。 光に包まれてから、沈黙が流れていた。 だがその
数分後、光が止み、サトシ達はそこで倒れていた。

サトシ「………う………う〜〜〜ん…」
その後サトシ達は、皆起き上がった。
サトシ「う〜〜〜…あ、あれ? 今、何が起こった…? おい、みんな! 大丈夫か!?」
カスミ「あ…うん、大丈夫みたい。」
レッド「平気だけど…ここは、どこだ…?」
サトシ「そう言えばここは一体…って、何だこれは!?」

一瞬に気付いたら、サトシ達のいる場所は、とても広い場所で、渦のような場所にいた。 
その先は渦で続けられていて、どこまで続くのかは分からない。 他にもサトシ達は
まるで宙に浮いているように見えるが、実は見えない床に立っているらしい。

アーモンド「な、何なんだここは!?」
ウォール「見た事もない所でござるぞ!?」
ピッピ「な、何か君の悪そうな所でしゅね…」
ヒトカゲ「しかも何だこれ!? 俺達浮いてるのか!?」
メタモン「いや、多分見えない床に立っているんだろう。」
ダネリーナ「この渦は何でちゅか?」
イーブイ「分かんないけど…どこまで続いてるんだろ?」
ゲルト「…ここはセフィロスが作った世界だ…」
全員「え?」
サトシ「こ、ここ、セフィロスが作った世界なのか!?」
ゲルト「ああ、一度聞いた事がある…記憶には少々だが、確かあいつ、新しい世界を作る
    ために、最初に自分の世界を作るとか言ってた…まだ仮のままだが、それでも
    セフィロスが作った空間…人間ではそう簡単には入れそうもない空間だとか
    聞いた事がある…」
サトシ「な、何だよ、その空間って…?」
ゲルト「確かここは…」




???「神の国…「天界」だ。」




全員「!!!」
突然どこだか分からない所から何者の声が聞こえた。 その声は恐らく、セフィロスの物
である。
サトシ「その声は、セフィロス!!」
シゲル「ど、どっから出てきてんだ!?」
ゼトラ「…姿が見当たらないが、この気配…確かに奴の物だ…!!」
サトシ「ど、どこだ!? どこにいる、セフィロス!! 姿を見せろ!!!」


???「クックックックック…愚かな人間共だ…私の許可なしでこの「天界」へ訪れる
    とは…貴様らは怪しからん存在だ…」


サトシ「何言ってんだ!? お前が俺達をここに連れてきたんだろ!? 隠れてないで
    出て来やがれ!!」


???「ほう…私を臆病者だと言うのか…なら仕方があるまい。 見せてやろう…この
    世界の新たな主の姿を…」


その時空間の上から、何らかの物体が降りてきた。 その姿は、下半身とも全体羽根に
なっているが、上半身は人間の姿。 その左腕は鎌のような腕になっていて、かなり
大きい。 そして髪の毛は銀色の長髪…そう、彼がセフィロスなのだ!

それを見たサトシ達は、一瞬に驚いた。
サトシ「な、何だあれは!?」
ブルー「あれが…セフィロス!?」
イエロー「さっきのと全然違うじゃありませんか!?」
ヒロシ「でも、以前の「ビザロセフィロス」とか言うタイプじゃない…これは一体…?」
ブレイク「…あ、あれは…「セーファーセフィロス」だ!!!」
サトシ「セーファーセフィロス!?」
ブレイク「セフィロスのもう一つの姿だ! 最大級の力を持ち、無敵に近い体力を誇る
     究極級の最終形態なんだよ!!!」
サトシ「究極級の最終形態!?」
グリーン「…別名、「究極体」!?」
コゴロウ「究極体って、
Lv.100よりも強い形態の事じゃねえか!?」
ブレイク「ああ…過去でもクラウドはこいつと戦うのにかなり苦労したと聞いた事もある
     …そのため死に近い戦いでもあったって聞いた事がある…」
セフィロス「その通りだ…あのクラウドでさえもこの姿で私と戦うの苦労したのだ。 
      まあ、それ以前この姿でも私は敗れてしまったが、今は違う!!! 真の
      神の姿となったこの私は、貴様らに対しての敗北などない!! この姿で、
      貴様らを打つ!!!」
サトシ「寝言言ってんじゃねえよ!! だいたいここは何なんだよ!? 「天界」とか
    言ってるけど、本当は何なんだ!?」
セフィロス「知らんのか? 「天界」は別名「極楽」や「天国」の事だ。 この世界は
      神やその使途達が生きる世界…世界よりも更に高く存在する天の世界だ。 
      だが、邪心持つ人間はこの世界には立ち寄れない…そう、それは貴様ら人間
      だ!! 邪心持つ人間である貴様らにはここにいる必要などない…来る物は
      全て天罰を与えよう!!! 「シャドウフレア」!!!」
ブォーーーーーーーーー!!! セフィロスは漆黒の火炎をサトシ達に撃ち放った!
サトシ「うわ!!!」
ゲルト「「獣鬼水撃波(じゅうきすいげきは)」!!!」
バシューーーーーーー!!! ドーーーーーーン!!! ゲルトはサメ型の噴水で
セフィロスの攻撃を打ち消した!
ゲルト「大丈夫か!?」
サトシ「あ、さ、サンキュー…」
セフィロス「フン…裏切り者が、人間の味方などしよって…」
ゲルト「言ってるだろ? 俺達は最初からお前の味方になる気がないって。 当然の
    事だ!」
セフィロス「フッ…人間とは愚かな存在だ…何度も罪犯しても止められない…そう言う
      物だ。 だが、貴様らと貴様らの世界の終末の日が近くなった限り、私の
      邪魔はさせん!! これからが真の決戦だ!!! 掛かって来るが
      いい!!!」
サトシ「今度こそ倒してやるぜ!! みんな、行くぞ!!!」
全員「おう!!!」
サトシ「全水・炎・草ポケモン達!! 水(ハイドロポンプ)・炎(火炎放射)・
    草(ソーラービーム)発射!!!」
サラマンダー「俺はこいつで行くぜ!! 「ファイアボール」!!!」
ウンディーネ「ほなウチはこれや!! 「アイススマッシュ」!!!」
ドリヤード「では、私はこれでやってみます!! 「スリープフラワー」!!!」
バシューーーーーーーーーー!!!! サトシ達のポケモン達(技の出来ないポケモン
除いて)とサラマンダー達は、強力な技でセフィロスに攻撃した!
セフィロス「ほざけ!!!」
ドカーーーーーーーーン!!! セフィロスは左腕で攻撃を振り消した!
サトシ「な!?」
サラマンダー「効いてねえ!?」
ウンディーネ「う、うそやん!?」
ドリヤード「…やはり、効き目はありませんでしたか…」
セフィロス「何度もやっても同じ事だ。」
サトシ「くそーーー…こうなったら…全地面・岩・氷・電気・飛行!! 地面と
    岩(岩雪崩)・氷(吹雪)・電気(雷)・飛行(風起こし)だ!!!」
ノーム「それならワシはこいつじゃ!! 「ダイヤミサイル」!!!」
ジン「ならワシはこれダスー!! 「エアブラスト」!!!」
ドゴーーーーーーーーー!!! サトシ達のポケモン達とノーム達の攻撃はセフィロスに
向かう!
セフィロス「バカめ!!! 「マバリア」!!!」
ドキューーーーーン!!! セフィロスはバリアを張り、攻撃を跳ね返した!
カスミ「きゃーーー!!! こっちに来るーーー!!!」
ゾーマ「「魔光壁(まこうへき)」!!!」
ドガーーーーーーーン!!! ゾーマはサトシ達にバリアを張り攻撃から防げた!
サトシ「ゾーマ!」
ゾーマ「危ない所だったな…」

ピピピピピピピピ!!! ラマセスは右目でセフィロスのデータをダウンロードした。 
その画面には様々なデータがあり、彼は「
Equipped Item(装備アイテム)」と言う
ウインドウを調べた。

ラマセス「…どうやら奴には消したはずのマテリアがまだ残っているみたいだ。 もっと
     厄介な「フルケア」までも持ってやがる…」
ジャグナル「俺が以前打ち砕いたあの防御マテリアは?」
ラマセス「復活してるぜ。 その証拠は、さっきの「マバリア」だ。 くそ、砕けた物
     でさえも元通りにさせるなんて…!!」
サトシ「くっ…じゃあ前みたいにもっと厄介になってるって訳じゃねえか!!」
セフィロス「さあ、次はどうする?」
サトシ「こうなりゃ…全格闘・虫・ノーマル・エスパー・ゴースト・ドラゴン!! 格闘
    (メガトンパンチ)・虫(ミサイル針)・ノーマル(スピードスター)・エスパー
    (サイコキネシス)・ゴースト(ナイトヘッド)・ドラゴン(竜の怒り)だ!!!」
シェイド「なら私はこれで…「イビルゲート」!!!」
ウィスプ「なら僕はこれッス!! 「ホーリーボール」!!!」
ルナ「上手く行くか分からないけど、私はこれで!! 「ボディチェンジ」!!!」
アウラ「では私はこれ!! 「オーラスラッシャー」!!!」
バシューーーーーーーー!!! サトシ達のポケモン(技の出来ないポケモン除いて)とシェイド達の攻撃がセフィロスに向かう!
セフィロス「愚か者め…「トライン」!!!」
ビリリリリリリリリ!!!! バシューーーン!!! セフィロスはピラミッド状の雷を
発生させ、サトシ達のポケモン達とシェイド達の攻撃を打ち消した! そしかもその雷は
サトシ達の方へ向かっている!
ムサシ「な、何あれ!?」
コジロウ「攻撃を打ち消しやがった!?」
ニャース「って言うかこっちに来てるニャ!!!」
ラトス「…「雷爆光壁(らいばくこうへき)」!!!」
バリリリリリリリリリリ!!!! ラトスは電気の壁を作り、「トライン」を吸収した!
ヤマト「あ、消えた…」
コサブロウ「あ、ありがとう…」
ラトス「「トライン」まで持ってるなんて…何が何でも汚え真似をしてくれるぜ!」
サカキ「どう言う意味だ?」
ラマセス「奴の装備してるアイテムデータによると、「
Command Materia(コマンド
     マテリア)」って言うマテリアを持ってる。 これは、敵からコピーした技や
     魔法を自由に使える事が出来るって言う、有能的のマテリアだ!」
サトシ「何だって!?」
ラマセス「先ほどの「シャドウフレア」と今の「トライン」は、元々ザコ敵からの技と
     魔法だ! 一度でもそれを受けたり、経験したりすると、自動的にその技を
     マテリアにコピーする事が出来るんだ! しかも奴が持ってるマテリアはもう
     完全に技や魔法全部コピーしやがってる! これじゃあもっと手強くなる
     だけだぜ!!」
サトシ「そんな…!?」
セフィロス「ハッハッハッハ、貴様らの腕はこんな物か? 痛くも痒くもない限り、
      貴様らはこの私には勝てん!!! ならこちらも本気を出しておこう。 
      これでもゆっくり聞きたまえ。 「デス」!!!」
カッ!!! その時セフィロスはサトシに何かの呪文をかけた! その後サトシの耳に
何かが通ろうとしている。 それは余りにも不気味な声で、サトシはそれを聞いている
だけで苦しみを感じ始めた。 その間サトシは、その声を聞き流れぬよう、耳を強く塞ぎ
始めた。
サトシ「うわーーーー!!!! な、何だこの声は!?」
カスミ「サトシ!!!」
シャワーズ「サトシ、どうしたの!?」
ピカチュウ「ピカピ!?」
ザノア「あれは…「デス」です!! 消滅魔法最強呪文、「デス」!!! 自らの耳に死の
    声が流れ、それを聞いてしまうと即死してしまうと言われています!! 決して
    耳を開けてはいけません!!!」
カスミ「何ですって!?」
タケシ「じゃあ、何でサトシだけ聞こえるんだ!?」
ザノア「「デス」は選ばれた一人者しか効かないのです!! だから選ばれた者の人間には
    聞こえないのです!!」
カスミ「じゃあ、このまま耐えられなかったら…!?」
ザノア「恐らく…死にます!!」
カスミ「そんな…!!!」
サトシ「う…ぐ…ふ、ふざけやが…って…!!!」
シャワーズ「がんばって、サトシ!!」
ピカチュウ「ピカピカ!!!」
レッド「絶対に聞くな!!!」
シゲル「その声を聞くなよ!!!」
ヒロシ「がんばるんだ、サトシ!!!」
ブルー「聞いちゃダメ!!!」
イエロー「がんばってください、サトシさん!!!」
カスミ「サトシ、諦めちゃダメ!!!」
サトシ「うぐぐぐ…くっそーーーー!!!!」
だが声は止まず、声も激しくなり始め、サトシの苦しみも収まらない様子。 けど、
そんなサトシでも諦めずに強く耳を塞ぎ続けた。
セフィロス「ハッハッハッハ、無駄だ無駄だ!! いくら耳を塞いだとしても、即死
      魔法には逃れんぞ!! さあ、最後まで死の洗礼を受け、死ね!!!」
ムサシ「そうはさせないわよ!!! アーボック、「毒針」攻撃!!! ベロリンガ、
    「スピードスター」!!!」
コジロウ「マタドガス、「ヘドロ攻撃」!!! ウツボット、「葉っぱカッター」!!!」
ヤマト「ラッタ、「スピードスター」!!! パルシェン、「ハイドロポンプ」!!!」
コサブロウ「マルマイン、「雷」!!! ゴルバット、「どくどく」攻撃!!!」
サノスケ「スリーパー、「サイケ光線」!!! ヤドラン、「サイコウェーブ」!!!」
ゴエモン「レアコイル、エレブー、「雷」!!!」
ハンゾウ「ベトベトン、「ヘドロ攻撃」!!! ゲンガー、「ナイトヘッド」!!!」
サカキ「ペルシアン、「
10万ボルト」!!! サイドン、「破壊光線」!!!」
バシューーーーーーーーーーーーー!!! ドカーーーーーーン!!! ロケット団の
ポケモン達の攻撃は見事にセフィロスに命中した!
セフィロス「むっ!?」
フッ…! さっきの衝撃で、呪文は解かれ、サトシは解放された。
サトシ「あ………ふぅ…た、助かった…」
余りにも苦しみ疲れたせいか、サトシは膝を落とした。
カスミ「サトシ!!」
その後カスミ達は彼に駆けついた。
カスミ「大丈夫、サトシ!?」
サトシ「あ、ああ…平気さ…」
ブルー「本当に大丈夫なの!?」
アイ「疲れ切ってるわよ…?」
サトシ「大丈夫…ロケット団のおかげだよ…」
サノスケ「よっしゃ!!! 今度こそ命中したぜ!!!」
ゴエモン「やっぱ俺達は強いぜ!!!」
ニャース「威張ってる場合じゃニャいニャ。」
ハンゾウ「そうだぜ…当たったのはいいけど、何か平気そうな顔してるぜ?」
ロケット団「え”?」
ハンゾウがそう言いながら、全員セフィロスの方へ見た。 先ほどの攻撃は彼の左腕に
当たったらしいが、傷は一つも残っていない。 ただセフィロスは、痒さで腕をかいて
いた。
セフィロス「何だ、今のは? 痒いな。」
ロケット団「効いてない!?」
セフィロス「フン…所詮貴様らの攻撃はハエの触れ味だ。 一回でも当たれば痒さしか
      感じまい。」
サトシ「言ってくれたな…もう怒ったぞ!! さっきのお返しにこいつらで行くぜ!! 
    フリーザー、サンダー、ファイヤー、また頼むぜ!!」
フリーザー「分かりました!」
サンダー「いいだろう!」
ファイヤー「承知した!」
サトシ「行くぜ、フリーザー、サンダー、ファイヤー!! 氷(吹雪)、電気(雷)、
    炎(大文字)だ!!!」
伝説の鳥ポケモン「はーーーーーーーーーー!!!!!」
バシューーーーーーーーー!!! 伝説の鳥ポケモン達の攻撃はセフィロスに向かう!
セフィロス「フン!! 「サンダガ」!!!」
ドカーーーーーーーン!!! セフィロスは雷で攻撃を打ち消し、フリーザー達に直撃
した! しかも効果は抜群だ!!
伝説の鳥ポケモン「うわーーーーーー(きゃーーーーーー)!!!!」
ドサドサドサ!!! そして伝説の鳥ポケモン達は倒れ落ちた!
サトシ「み、みんな!?」
セフィロス「フン、所詮はただの鳥だ…」
サンダー「く…そ…何て、奴だ…」
ファイヤー「あんなに…強かったとは…」
フリーザー「…申し訳、ございません…サトシさん…」
サトシ「いや、いいよ…お前達もがんばったさ…」
ミュウツー「こうなったら我々の番だな…」
ミュウ「行こ、ツーちゃん!」
アイ「それじゃ、行くよ!! 「サイコウェーブ」!!!」
ミュウツー・ミュウ「はーーーーーーーーー!!!」
バシューーーーーーーー!!! ミュウツーとミュウの「サイコウェーブ」は
セフィロスの方へ向かう!
セフィロス「愚かしい!! 「グラビガ」!!!」
グワーーーーーーーーーン!!! セフィロスは暗黒物質を撃ち放ち、ミュウツーと
ミュウの攻撃を打ち消した!
ミュウツー・ミュウ「ぐわーーーーーー(きゃーーーーーー)!!!」
ドサドサ!!! 攻撃を受けたミュウツーとミュウは、倒れ落ちた。
アイ「あ、ミュウツー、ミュウ!!」
ミュウツー「ぐっ…つ、強い…」
ミュウ「い、痛い…」
セフィロス「偽りの生物は消えて十分だ!!!」
カスミ「もう頭に来た!!! こうなったらジムリーダーのあたし達がやって
    やるわ!!! ヒトデマン!」
サクラ「ジュゴン!」
アヤメ「アズマオウ!」
ボタン「スターミー!」
四姉妹「「4連「水鉄砲」!!!」
タケシ「イワーク、「岩雪崩」!!!」
マチス「ライチュウ、「雷」!!!」
ナツメ「ユンゲラー、「サイコウェーブ」!!!」
エリカ「クサイハナ、「ソーラービーム」!!!」
キョウ「モルフォン、「どくどく」攻撃!!!」
カツラ「ブーバー、「大文字」!!!」
サカキ「また頼むぞ、サイドン! 「岩雪崩」だ!!!」
ワタル「なら俺達四天王も協力するぜ!! カイリュー、「破壊光線」!!!」
キクコ「ゲンガー、「ナイトヘッド」!!!」
シバ「カイリキー、「岩雪崩」!!!」
カンナ「ラプラス、「吹雪」!!!」
バシューーーーーーーーー!!!! ジムリーダーと四天王のポケモン達の攻撃は
セフィロスへ向かうが…
セフィロス「うぉおおおおおおおおおお!!!!!!」
バシィッ!!!! セフィロスは両手で攻撃を打ち消した!
ジムリーダー・四天王「え!?」
シュウ「両手で打ち消した!?」
マロン「そんな事も出来るの!?」
ブルーザー「こうなりゃ俺達も行くぜ!! もう一丁「真空剣」!!!」
クリスティ「「セイントビーム」!!!」
カルロス「「真空波動拳」!!!」
コゴロウ「「ブラックレイン」!!!」
ブレイク「「全属性合体!! 「エレメンタルイリュージョン」!!!」
アシュラ「五強聖「魔」術…「紫竜剣(しりゅうけん)」!!!」
ゼトラ「「魔翔閃(ましょうせん)」!!!」
デルヴァ「「火球弾炎脚」!!!」
アークスト「「黒炎滅宵波(こくえんめっしょうは)」!!!」
ファンダ「「突風撃」!!!」
ザノア「「聖炎光照波(せいえんこうしょうは)」!!!」
バシューーーーーーーーーー!!! ブルーザー達の攻撃は真っ直ぐセフィロスへ
向かう!
セフィロス「無駄だ!! 「ファイガ」!!!」
ドカーーーーーーーーーーーーーン!!! セフィロスが発生した爆発により、攻撃が
打ち消され、ブルーザー達に直撃した!
ブルーザー達「うわーーーーーー(きゅーーーーーー)!!!」
ドサドサドサドサ!!! ブルーザー達は倒れてしまった。 しかもクラスチェンジした
ブルーザー達は、衝撃により、元の姿に戻ってしまった。
サトシ「ブルーザー!! みんな!!」
ジャグナル「ならば次は俺だ!! 「炎竜旱天(えんりゅうかんてん)」!!!」
ブォーーーーーーーーー!!! ジャグナルの口から炎が吐かれ、セフィロスに向かう!
セフィロス「フン! 「ブリザガ」!!!」
カチーーーーーン!!! だがセフィロスは炎を一瞬に凍らせた!!
サトシ「な!? 凍った!?」
ジャグナル「くっ…やはり効かぬか…!!」
セフィロス「フッフッフッフ…貴様らは弱い生き物だ…この私にそんな中途半端な攻撃で
      倒そうとしているとは、笑わせてくれるわ…なら私も貴様らに何かを渡そう。 
      そう、美しいプレゼントだ。 貴様らも受け取れば喜ぶだろう…」
サトシ「プレゼント?」
セフィロス「そうだ、人間誰でも恐れる、史上最大の召喚魔法だ! 貴様らも、遠い
      宇宙からの贈り物でを与えよ!!!」
ゼトラ「ま、まさか!!?」
セフィロス「出でよ、「スーパーノヴァ」!!!

バキャーーーーーーン!!! 突然景色が全体欠片として割れ、いつの間にか景色が宇宙
と変わった…しかし、これは映像なのか、何なのかは、分からない。 多分映像である
らしい。 その時あちこち科学的な文字が現れ、あちこちと流れ込んだ。 さすがに何の
意味をするかは分からず、そのまま流れていた。 その時、宇宙の置くから何かが光り
出した。 そう、それは流星…しかもかなりの巨大な流星である。 その流星は、
真っ直ぐ銀河系に向かっていた。 次の映像が現れ、最初に
Pluto(冥王星)が現れた。 
その冥王星が流星に貫き、破壊される所が映った。 次に
Saturn(土星)が現れ、流星は
土星に通りかかった。 通りかかった後、土星の輪の一部である岩が次々と爆発した。 
どうやら流星の衝撃により、影響したのだろう。 次に流星は
Jupiter(木星)に貫いた。 
木星に大きな穴が出来た後、そのまま爆発した。 そして遂に、流星は太陽に直撃した。 
その太陽は流星に与えた衝撃によって、巨大化し始めた! それにより、
Mercury(水星)
Venus(金星)は、太陽の巨大化により吸い込まれて行った。 そして次に、Earth
(地球)までも………

一方映像が終わり、今度は何かの暑い波動がサトシ達の前に襲いかけて来た!
サトシ「な、何だありゃ!?」
サムライ「さっきの映像でござるか!?」
セフィロス「いや、今度のこれは映像ではない…貴様らへの贈り物だ。 さあ、
      ありがたく受け取るがいい!!!」
そしてセフィロスはその波動に吸い込まれたが、吸い込まれても何も起こらなかった。 
どうやら彼にだけ無傷になるように仕掛けておいてあるらしい。 そしてその波動が、
だんだんサトシ達に襲いかけて来た!
全員「うわ(きゃ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
ドガーーーーーーーーーーーーーーーン!!! そして突然大きな爆発が起きた…

一方、波動が収まり、元の場所へ戻った。 そこには倒れたサトシ達とポケモン達、
もちろん精霊達やリユニオンがいた。 セフィロスもそこに宙に浮いていた。
セフィロス「フッハッハッハッハ!!! 味わったか、宇宙からの贈り物を! これぞ神
      である私の真の力なのだ!! もはや逆らう者などこの世には
      いない!!!」
サトシ「……………うっ………くっ……」
セフィロス「…!?」
その後、ボロボロなサトシと他の全員は、痛みに苦しみながら立ち上がった。 さすがに
あの爆発に巻き込まれたとしても、簡単に死にはしなかったらしい。 タフだが、見ての
通り苦しそうだ。
サトシ「はぁ…はぁ……み、みんな…大丈夫か…!?」
ピカチュウ「ピ、ピカ…」
シャワーズ「う、うん…」
カスミ「うっ…だ、大丈夫…」
レッド「くっ…へ、平気さ…けど、何て奴だ…」
全員は平気だと言うが、さすがにダメージが多すぎたか、大丈夫には見えなさそう。
セフィロス「…貴様ら…あの衝撃に与えたとしても、まだ生きていたのか!? 相当
      しぶとい根性を持っているな…怪しからん人間共め…!!」
サトシ「フン!! 世界を守る限り、俺達はそう簡単にぶっ殺されたりしねえよ!!」
アキラ「けど…さっきの攻撃は一体何だったんだ…!?」
ゼトラ「…宇宙魔法、「スーパーノヴァ」…セフィロスだけ使える最強の召喚魔法だ…
    破壊の流星を呼び起こし、標的(ターゲット)である銀河系に襲い込み、全ての
    銀河系を破壊する魔法なんだ! 今のは映像でよかったが、さっきの衝撃だけは
    偽者じゃない! それに…普通はあの衝撃に与えると死ぬはずだったが…
    どうやらそう簡単に死にはしなかったようだ…不幸中の幸いだぜ…」
セフィロス「…しかし見事だ。 破壊の召喚魔法である「スーパーノヴァ」を乗り越える
      とは、貴様らは意外と良い意志と力を持っている。 だが、貴様らには私
      には勝てない…例え人間や世界のためだとしても、貴様らには全てを守り
      抜けない…今直ぐでも諦めて死を選べ!!」
サトシ「誰が諦めるか!! 最後まで全てを守るために、俺はお前を倒してみせる!!」
セフィロス「それは無理だ。 貴様らにはどれほどの攻撃をしようとしてもこの私には
      効かん。 無能である貴様らには、いくら希望を持って戦おうとしても、
      この私を倒せん!!」
サトシ「くっ………」
カスミ「サトシ…」
ピカチュウ「ピカピ…」
シャワーズ「サトシ、これからどうするの…?」
サトシ「……………こうなったら、この手で行こう…」
シャワーズ「え?」
ピカチュウ「ピカ?」
サトシ「精霊のみんな!」
ウンディーネ「うっ…何や?」
サラマンダー「何だ、兄貴…?」
ドリヤード「何か思い浮かべましたか…?」
サトシ「みんな…みんなの持ってる強い魔法を、奴に撃ち出して欲しいんだ。 もの
    すごい威力の高い攻撃魔法を!」
アウラ「あの…それってどう言う意味でしょうか??」
サトシ「ピカチュウとシャワーズは、こいつらと一緒に、強い技で攻撃するんだ。 
    こいつらの力と合わせて!」
ピカチュウ「ピ!?」
シャワーズ「えーーー!?」
ウィスプ「あ、ちょ、ちょっと待ってッス…それって…」
シェイド「…合体技か?」
サトシ「そう! もしもこれをすれば、セフィロスを倒せるかもしれない! 強力な技と
    魔法を同時に合わせて使えばな!!」
ノーム「お主、いくらそれでも無理じゃぞ!?」
ジン「そうダスー!! さっきも見たダスが、セフィロスの体は半端じゃないダスー!!」
ルナ「いくら合体技で決めようとしても、無理よ!!」
サトシ「…お前達、そんな事言ってもいいのか?」
マナの精霊「え?」
サトシ「お前達はこの世界を守るために生まれたんだろ? この星の全てを守るために。 
    そんな大切に守っていた星をセフィロスに奪われてもいいのか?」
マナの精霊「……………」
サトシ「セフィロスを倒すにはこれしかないんだ! まだ希望はあるだろ? 可能性も
    あるかもしれないんだ! だから、やろうぜ、一緒に…この世界のためでも!」
ウンディーネ「………よっしゃ! ダーリンのためならウチやったるで!」
サラマンダー「うーーー…やってやろうじゃねえか!! 派手によ!!!」
ノーム「ならワシもやってやるわい! 年寄りでもまだまだ元気じゃからな!!」
ジン「ワシもやるダスー! やっぱり諦めないダスー!!」
ウィスプ「ぼ、僕もやるッス! 世界のためなら!!」
シェイド「…やるしかあるまいな。」
ルナ「…私、やってみる! サトシさんのためなら!」
アウラ「私もやります! サトシさんをお守りするためなら!!」
ドリヤード「自信はないですけど…サトシさんのためなら、やってみます!!」
サトシ「ピカチュウ、シャワーズ、お前達は?」
ピカチュウ「ピ………ピカ!!」
シャワーズ「僕もやるよ! サトシのためなら、何だってするよ!!」
サトシ「よし…これが最後の賭けだ! やろうぜ、みんな!!」
マナの精霊達「了解!!」

その後、精霊達は呪文を唱え始めた。
ウンディーネ「氷界の女王、シヴァよ…悪しき者に、冥界へ導く氷を生み出せよ…」
サラマンダー「炎の鬼、イフリート…己の怒りで、悪しき者を消し散らせ…」
ノーム「大地の主よ…怒り震えるその手で、大地を揺るがせ…」
ジン「雷神よ…悪の魂を持たす存在に、天罰の槍を落とせ…」
ウィスプ「聖なる光を司る神々よ、大いなる希望の光で、邪心持つ悪魔を貫けよ…」
シェイド「闇の王、ハーデス…この世を滅し者を、闇に送り戻せ…」
ルナ「月の女神、セレニティ…希望である光で、邪の者を収めよ…」
アウラ「黄金の力持つ魂達…煌く己の力で、悪に染めた者を追いせよ…」
ドリヤード「森の精よ…自然を悪しき者を守るため、邪悪なる存在を退散せよ…」

サトシ「よし、今だ!!! ピカチュウ、「雷」!! シャワーズ、「ハイドロポンプ」!!」
ピカチュウ「ピーーーカーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
シャワーズ「ブーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ウンディーネ「「メガスプラッシュ」!!!」
サラマンダー「「エクスプロード」!!!」
ノーム「「アースクエイク」!!!」
ジン「「サンダーストーム」!!!」
ウィスプ「「セイントビーム」!!!」
シェイド「「ダークフォース」!!!」
ルナ「「ハーフバニッシュ」!!!」
アウラ「「プラチナストリーム」!!!」
ドリヤード「「ポイズンバブル」!!!」
バシューーーーーーーーーーー!!!! ピカチュウとシャワーズ、そして精霊達の
攻撃が同時に合わし、セフィロスに攻撃した!
セフィロス「バカな人間が!! 何度もやっても同じだと言ったはずだ!! 消えて
      亡くなれ!!! 「ディーン」!!!」
バシューーーーーーーーーー!!!!! セフィロスは巨大な衝撃波を撃ち放ちた!
ドガガガガガガガガガガガ!!!!! そして互いの衝撃波は、互角に押し出した!

ジュン「す、すごい、すごすぎます…」
セイヨ「このままなら、勝てるかも…!?」
シゲル「がんばれ、サトシ!!! 負けるな!!!」
ヒロシ「サトシ、精霊達、がんばれ!!!」
ブルー「お願い、がんばって!!!」
イエロー「がんばってください、サトシさん!!!」
レッド「負けるな、サトシ!!!」
シュウ「行けーーー、サトシーーー!!!」
マロン「がんばって、サトシ君!!!」
アイ「サトシ君、がんばって!!!」
ワタル「がんばるんだ、サトシ!!!」
ムサシ「サトシ、負けんじゃないわよ!!!」
コゴロウ「がんばれ、サトシ!! がんばるんだ!!!」
カスミ「サトシ…がんばってサトシーーー!!!」
今でも激しく戦っているサトシを見ていたカスミ達は、必死にサトシを応援していた。

一方必死にがんばっている様子のサトシ達は、今でも衝撃波をセフィロスに押し出そうと
する。 だが力が足りないせいか、なかなか衝撃波を前進に押し出せられない…
サトシ「がんばれ、みんな!! 諦めるな!!!」
ピカチュウ「ピーー…カーー!!」
シャワーズ「出来る限り…やってるよ…!!!」
衝撃波を押し出すために苦しんでいるピカチュウとシャワーズと精霊達。 だが
セフィロスでは、余りにも楽々そうな顔をしていた。
セフィロス「フン、貴様らの力はこんな物か? そんなアリでも殺せぬ力で、この私を
      倒そうとするとは、大した愚かな人間だ! だが安心したまえ…今から
      貴様らの存在を消してやる!!」
グガガガガガガガ!!!! その後セフィロスは力を増し、衝撃波をサトシ達の方へ
少しずつ押し出し始めた!
ウィスプ「サトシさん…こちらの方へ押し出されてるッス!!!」
サトシ「諦めるな!!! まだ希望は残ってる!!! 何が何でも決して諦めるな!!!」
サラマンダー「うぐぐぐ…こなくそがーーーーーーーー!!!!!!」
ウンディーネ「絶対負けへんでーーーーーー!!!!」

ダイスケ「…おい、今度はサトシの方へ押し出されてるぞ!?」
カツコ「そんな!! どうして!? それでもまだ勝てないの!?」
ラマセス「いや、違う! 可能性は確かにあるけど、体力の差は遥かに違ってる!!」
カスミ「え!?」
ラマセス「さっきデータで調べたら、サトシやポケモン、精霊達の体力が半分に激減
     してる! さっきの「スーパーノヴァ」のせいで、殆どの力が消耗して
     しまったんだ!!」
アヤ「じゃあ、何なの? あたし達、このまま負けるって言う意味なの!?」
ゼトラ「………いや、まだ負ける訳には行かない…」
全員「え?」
その後ゼトラは突然と立ち上がった。
ゼトラ「…サトシ達の体力が半分に激減したとしても…希望は捨てたりはしない…まだ、
    望める力がある………俺の力と、合わせれば…」
ラマセス「な、何だって!?」
ラトス「ゼトラ、お前正気か!?」
ヘレク「いくらお前の力でも無理だ!!」
ヴァルプ「さっきの攻撃を受けた限り、戦う力は半分しかないんだぞ!?」
フェラルド「いくら力合わせると言っても、お主の力はまだ足りぬ…!!」
ゼトラ「………無限の力がある場合は…どうなんだ?」
全員「え?」
ゼトラ「…「念には念」………これならどうなんだ…?」
ゼトラは自分の刀をあげ、刀のつかにはめてある緑色の小さい水晶玉を見せた。
リユニオン「マテリア!?」
レグナ「まさか、それでセフィロスを倒すって言うのか!?」
ゾーマ「バカモン!! マテリアがあるとしても、セフィロスには敵わんぞ!!」
ゼトラ「ゾーマ…これが何のマテリアだと分かるのか…?」
ゾーマ「え…?」
ゼトラ「…このマテリアはな…全ての魔法を司る、史上最大のマテリアなんだ…全精霊を
    宿る…どんな悪しき者を打ち消せる…無限のマテリア…だろ、師匠?」
ジャグナル「…そうだな。」
ゼトラ「…今から見せてやるぜ…このマテリアが…不可能を可能に変える事が出来る…
    その瞬間を…!」
そしてゼトラは前に立ち上がり、刀を上げた。 その間ジャグナルは、ゼトラを見守って
いた。

ジャグナル(…いい選択をした、ゼトラ。 この世界を守りたいと言う心がありながら…
      今はそれを使う時だ…俺がお前の孤独から乗り越えるために渡した、唯一
      究極のマテリアを…!!)

一方サトシ達は、必死に衝撃波を押し出そうとするが、さすがにセフィロスの強力な
パワーにより、前進できない。
シェイド「くっ…もう、ダメだ…」
ジン「もう…限界ダスー…!」
サトシ「諦めちゃダメだ!!! お前達なら出来る!! だから希望を捨てるな!!!」
シャワーズ「そうだよ…まだ、負けちゃダメだよ!!! 最後まで…勝つんだ!!!」
ピカチュウ「ピー…カーーーー!!!」

一方ゼトラは、彼のマテリアを使うために、何らかの呪文を唱えていた。
ゼトラ『…水…大地…空…星…そして全てを司る精霊の神達よ…我が望みに己の耳に
    傾けよう…今我が前に悪しきなる存在が立つ…その望みは全てを滅し、全てを
    奪うためなり…我の望みは、それを防ぎ、全てを守る事なり…汝の力、我に
    与えよ…希望を持つ、無限となる、永遠の光を…全精霊(アルテマ)魔法…
    「アルテマ」!!!!!』
ドバシューーーーーーーーー!!!! その時ゼトラの刀から、緑色に輝く巨大な
衝撃波を撃ち放ち、サトシ達の衝撃波に組み合わせた!
サトシ「え!?」
セフィロス「何!?」
グォーーーーーーー!!!!! そしてサトシ達の衝撃波がもっと大きくなり、
セフィロスの方へ素早く押し出し始めた!
セフィロス「な、何!?」
ゼトラ「消えろ、セフィロス!!! 永遠にな!!!!!」
ドグァアアアアアアアアアアアアアア!!!! そしてサトシ達の巨大な衝撃波は、
セフィロスの衝撃波を撃ち破り、セフィロスに包み入れた!
セフィロス「ぐわーーーーーーー!!!!! そ、そんな…バカな…!? 神となった…
      この私………が……………!!!!」
そしてセフィロスは、強い巨大な衝撃波によって、塵一つも残らず消え去った。 そして
サトシ達のいる「天界」は、光に覆われ、景色全体が真っ白くなった…




………その後、気が付いたらサトシ達は、元の大空洞の最深部の入り口に戻っていた。 
その間はポケモン達は既にボールに戻っていた。 余りにも疲れそうな仲間達は、
入り口を見ていた。
サトシ「………これで………終わった………何もかも………」
ピカチュウ「ピカピカ………」
シャワーズ「そう………みたいだね………」
ウンディーネ「けど、ウチらホンマにやったんか? 信じられへんほどやけど…」
サラマンダー「まあ…そうじゃねえか?」
サトシ「ああ………やっと終わったよ………ありがとな、精霊のみんな…」
ウンディーネ「あ、いや〜…ダーリンのためやったから…」
サラマンダー「兄貴のためさ! どうってこたねえよ!」
ノーム「ワッヒャッヒャッヒャ! どうって事ないわい!」
ジン「ご主人様のためダスー!」
ウィスプ「サトシさんのためッスよ! 何だってやるッスから!」
シェイド「………主に従うのは、私の使命だからな。」
ルナ「サトシさんのためだもの…何だってやるんだから!」
アウラ「サトシさんのためですぅ。 何が何でもやりますぅ。」
ドリヤード「…さ、サトシさんのためですから…」
その後サトシはゼトラの方へ見詰めた。
サトシ「ゼトラ………ありがとう………」
ゼトラ「………感謝するのは、こっちの方だ。 ありがとな、最後まで希望を捨てずに…」
サトシ「ゼトラ………」
フウコ「でも…思ったんだけど…あたし達、正しい事したのかな…?」
サトシ「え?」
フウコ「確かに人間は、この世界を大切にしていないのは分かるけど…セフィロスは
    それを防ごうとしていた…だから、あたし達のした事、本当に正しかったの
    かな?」
ドリオ「…したに決まってるだろ。 そうでなかったら、俺達みたいないい奴らが
    いなかったかも知れないぜ…いたこそ、奴を倒せたんだ。」
フウコ「ドリオ…」
サトシ「ドリオの言う通りだ。 もしも奴は世界を消してしまったら、全てはまたゼロに
    戻っちまうんだ。 俺はそうしたくないんだ。 この世界は、ここまで長く生き
    続けたんだ。 死んで、ゼロに戻すなんて、悲しすぎだよ。 だから俺達は奴を
    倒せたんだ。 この世界と…未来を守るために…」
ゲルト「………そうだな。」
ガレム「まあ、これで一件落着って事だな!」
アークスト「まだ終わってはいないぞ!! まだメテオが残っている! セフィロスを
      倒せただけでも、まだメテオは消されていない!!」
ザノア「そうですね…セフィロスも倒されましたから、今頃ホーリーは解放されている
    かも知れませんね!」
カルロス「だったら、一刻もフェニックスに戻るぞ! 激突時間まで後一時間しかない! 
     フェニックスに帰艦だ!」
サトシ「ああ、そうしよう! みんな、これも苦労するだろうけど、一刻も早く頂上へ
    戻るぞ!」
全員「おう!!」
そしてサトシ達は、フェニックスに戻るために、頂上まで走って行った。








サトシ「…!」
その時、サトシは突然と立ち止まった。
カスミ「…? サトシ?」
ピカチュウ「ピカピ?」
シャワーズ「どうしたの、サトシ…?」
サトシ「………セフィロス………」
カスミ「え?」








サトシ「…いる…セフィロス……まだここにいる!!」
カスミ「え!?」








サトシ「ぐああああああああああああああ!!!!」
突然サトシは、頭を抱え始めた。 しかも何かで痛んでいるのか、苦しんでいる。
カスミ「サトシ!?」
サトシ「せ、セフィロス……まだ………生きて…………」
ピカチュウ「ピカピ!?」
シャワーズ「サトシ!?」
カスミ「サトシ、どうしたの!? サトシ!!!」
サトシ「う…ぐぐ…が………わ…笑ってる………セフィロスが………笑って……………」
そして苦しみ続けたサトシは、突然と失神した…

カスミ「サトシ!!!!」

突然と失神してしまったサトシ。 一体彼に何が起こったのか?
続く…

ソニックの後書き:
な〜〜〜んか微妙だな、これ。 戦闘シーンがいまいちな気が…ちゃんと感情込めて
作ったんだが…(何) 「アルテマ」…本編
FF7ではそうじゃないかもしれないけど、
これは自分のオリジナル、つまり適当な物です。(おい) セフィロス編、終わったと
思ったら大間違いだよ〜〜〜ん!!! 後
2話で第1章ジ・エンド!!! さて、次回は
FF7からの「あの人」が登場!!! さあ、皆さん、次回も期待してくれ!!!
(うるさい)