ポケットモンスター小説版
          特別編第2話 子供の日だよ!全員集合!

          今日は5月5日。 サトシ達はある道に渡りながら、ある保育園に着いた。

          カスミ「うわーー! 見て、あれ!」
          保育園にはギャラドス、トサキントとコイキングの鯉のぼりが飾っていた。
          サトシ「鯉のぼり? そうか、今日は...」
          全員「子供の日か!」
          シゲル「そうか、今日は子供の日なんだ!」
          ブルー「すっかり忘れていたわ!」
          タケシ「昔は端午の節句と言って、その時は男の子の日だったんだ!」
          サトシ「男のお祭りでーーい!」
          ピカチュウ「ピーーーカーーーー!!」
          シャワーズ「男の日だよーーー!!」
          スパスパスパスパーン!! カスミははりせんでサトシ、ピカチュウ、シャワーズとタケシを殴った!
          サトシ「男の子でも女の子でもどっちでも祝えばいいでしょ!」
          サトシ「いててて...」
          ???「あのー、どちら様ですか?」
          サトシ「え?」
          保母さんが出て来た。
          タケシ「おーー!! 奇麗なお姉さん!」
          サクラ「ちょっと、失礼でしょ!」
          プルルル、プルルル! 携帯電話が鳴った!
          保母さん「あら、電話だわ! はい、こちらサクラ保育園ですが...え!? そ、そうです
           か。 分かりました。」
          プツ! 保母さんは電話を切った。
          アヤメ「あの、どうしたのですか?」
          保母さん「ここに来るはずのトレーナー達が急に来なくなったのですの。 これじゃ、
           子供達にポケモンと遊べなくなるわ。」
          タケシ「お安い御用です! そのお悩みはぜひこの僕が叶えさせてもらいます!」
          ボタン「また勝手に...」
          保母さん「本当ですか!? ありがとうございます! 子供達も喜びます!」
          サトシ「よし、任せておいてください!」
          サトシ達は保育園に入った。 その時木の後ろにロケット団が隠れていた。
          ムサシ「ジャリボーイ達はあの保育園に入ったわね!」
          コジロウ「今度こそピカチュウとシャワーズをゲット! しかし、今日が子供の日だと
           は...」
          ニャース「ニャにか思い出すニャ?」
          コジロウ「思い出すよな、子供の頃菖蒲のいっぱいあったプールに泳いで、その後
           いっぱい柏餅を食べた事を...」
          ムサシ「か、柏餅って、あの葉っぱの事でしょ!? 菖蒲は体にいいからてっきり食べた
          のよ!」
          コジロウ「んなわけねえだろ?」
          注意:ロケット団のやり方は危険ですから真似しないでください。
          ムサシ「くーーー、騙された!!」
          コジロウ「どんな家だよ、お前の家って?」
          ニャース「だからこそ立派な男の子になったのニャ!」
          ブギュ! ムサシはニャースを踏んだ!
          ニャース「ぶぎゃ!?」
          ムサシ「私は女よ!」
          コジロウ「こ、こわーーー...」

          ―保育園―

          保母さん「みなさん、トレーナー達が来ましたわよー!」
          子供達「わーーーーーー!!」
          子供達が出て来た!
          子供1「あ! ピカチュウだ!」
          子供2「本物だ!」
          子供3「触ろう、触ろう!」
          子供達はピカチュウを触り始め、肉体を引っ張り始めた。
          アキラ「おい、おい。 危なくないか?」
          セイヨ「ちょっと、みんな。 落ち着いて...」
          ピカチュウ「ピカーーーー。」
          ピカチュウは怒り始めた!
          サトシ「ヤバイ!! ピカチュウ、やめ...」
          ピカチュウ「チュウーーーーーーー!!」
          ビリリリリリリリリ!! サトシはピカチュウを持ち上げ、電撃を放電した!
          サトシ「あぎゃーーーーーーー!!!」
          シャワーズ「だ、大丈夫、サトシ!? ピカチュウ、だめじゃないの!」
          ピカチュウ「ピカチュウ...」
          子供達「あーー! もっと触らせてーー!」
          保母さん「ちょっと、みんな! ピカチュウはお人形じゃないのよ!」
          子供達「ちょうだーーい! 触りたーーーーい!」
          保母さん「聞いてんのか、こらーーーー!!」
          全員「ぎょ!?」
          子供達「はーーーい!」
          保母さん「あら、いい子ね! あら?」
          サトシ達は固まっていた。
          保母さん「あ、あの、どうしたのですか?」
          ジュン「い、今のド迫力...」
          ダイスケ「け、結構怖かったな...」
          保母さん「あら、ごめんなさい! 私のくせなんです。 だから気にしないでください!」
          マチス「でも気にするぜ、それは...」
          ナツメ「そのくせ、治したららどうなんですか?」
          保母さん「治そうとしているんですけど、治れないのです。」
          エリカ「そうですの。 でも子供達怖がらないのですね。」
          保母さん「本気じゃないの分かってるみたいなので、怖がらないのです。」
          キョウ「そ、そうでござるか。 それにしても恐れべし...」
          ゼトラ「(興味持たなくてよかった...)」
          子供4「ねえ、他のポケモン見せてよ!」
          サトシ「おう、いいぜ! みんな、出て来い! 仲良くしろよ!」
          サトシ達はポケモン達を出した。 でもサトシのリザードンは出さなかった。
          子供達「わーーーい!」
          シャワーズ「仲良く遊ぼうね!」
          子供5「うわ! ポケモンが喋った!」
          ラプラス「広い海さえあれば、一緒に泳げる事が出来るのですが...」
          サトシ「まあ、今回は我慢してくれ!」
          保母さん「ありがとうございます! 子供達も喜んでいます!」
          サトシ「ああ、こういう時は俺達に任せた方がいいぜ!」
          アヤ「そうね! あら? あそこにもう1人の子供がいるわ!」
          その子供はポケモン達と遊んでいなかった。
          フウコ「あの子の名前?」
          保母さん「マナブっていう子なんですけど、なぜポケモン達と遊んでいないのは
           分かりません。」
          ドリオ「話し掛けて見ようぜ!」
          サトシ達はマナブの所へ行った。
          ブルー「ねえ、僕? どうしたの?」
          カスミ「どうしてポケモン達と遊んでいないの?」
          マナブ「遊びたかったんだけど、ニャースがいないんだもん! 僕ニャースと会いたいん
          だ!」
          マサ「え? ニャースと会いたいのか?」
          ミサ「どうしてニャースと会いたいの?」
          マナブ「実は、数日前。 僕は森で遊びに行った時、野生のスピアーが僕を襲って来たん
          だ。 もうだめかと思ったんだけど、途中でニャースが僕を助けて来たんだ! 
          スピアーを一撃で倒したんだ!」
          イミテ「へぇー、そうなの。 でもニャースといえば...」
          タイチ「そういう事もあるね。」
          カスミ「ねえ、そのニャース「助けてあげたから金よこせニャー!」とか言わなかった?」
          マナブ「ニャースが喋るわけないでしょ?」
          ライゾウ「助けたのはロケット団のニャースじゃないと言う事は...」
          ミズキ「野生のニャースと言うわけだな!」
          サトシ「参ったな。 俺のニャース、前にもう進化してしまったんだよなー。 他のみんな
          は?」
          シゲル「ごめん! この前特訓してて、俺のニャースも進化したんだよ。」
          ブルー「私も。」
          アキラ「俺も。」
          セイヨ「私も。」
          ジュン「僕も。」
          ダイスケ「俺前持ってたんだけど、ずーっと前にペルシアンに進化してしまって...」
          サトシ「えーー!? みんなニャース進化しちゃったの!? これは残念だな。」
          ブルー「ごめんね、私達ニャース持ってたんだけど、途中で進化しちゃったのよ。 
          ごめんね!」
          マナブ「まあ、別にいいんだけど、僕はあの時僕を助けてくれた本物のニャースと会いた
          いんだ! ニャースは僕にとってのヒーローなんだ!」
          アツシ「ヒーローか。 なかなかいい事言うな。」
          子供6「またあんな話してるのかよ! そんなのうそに決まってるだろ!」
          子供3人が現れた!
          マナブ「う、うそじゃないもん! 本当だもん!」
          子供6「だったら証拠でもあるって言うのかよ!」
          マナブ「う...」
          カルロス「何だあいつら、ガキのくせにあんな言い方するとは...」
          コゴロウ「まあ、落ち着けよ! 相手はまだ子供だから、ん?」
          その時謎の車が現れた! それはマジシャンの衣装をしたロケット団だった。
          ムサシ「ハーイ、マゴジャリちゃーん! お待たせいたしました!」
          コジロウ「今日は子供の日だと言う事なので、みんなにマジックを見せてあげまーす!」
          子供達「わーーーい!」
          ヤス「マジックショー?」
          カズ「子供にはいいショーになるな。」
          保母さん「おかしいですね、あの人達呼んでいないはずなんですけど...」
          サトシ「何だって?」
          ムサシ「それでは見せてあげまーす! この箱には何もありませんねー! でもこの箱に
          ピカチュウとシャワーズを入れさせば、あるポケモンに変わります!」
          コジロウ「では、これを貸してください!」
          ピカチュウ「ピカ?」
          シャワーズ「え?」
          サトシ「あ、ちょっと!」
          ロケット団はピカチュウとシャワーズを箱に入れた。
          ムサシ「それでは、3、2、1、はい!」
          ドバ! 箱からニャースが出て来た!
          ニャース「ニャーー!」
          マナブ「あ、ニャース!」
          ムサシ「どうも、ありがとうございます!」
          サトシ「ちょっと待て! ピカチュウとシャワーズに何をした!? さっさと返して
          もらおうか!」
          コジロウ「それは出来ない。」
          サトシ「なぜだ!」
          バ! ロケット団はマジシャンの衣装を捨てた!
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          全員「ロケット団!?」
          子供達「わーーーー!!!」
          子供達はロケット団に集まった。
          ムサシ「あ、いい子だからちょっと離れてくれないかなー?」
          コジロウ「そうそう、今はいいところなんだからねー!」
          ムサシ「世界、の!?」
          子供達「わーーーい!」
          子供達はムサシの髪を引っ張っていた!
          ムサシ「は、破壊、い!!」
          コジロウ「仕方ない、ちょっとセリフをやめとこう! マタドガス、出て来い!」
          マタドガス「マータドガーース!」
          コジロウ「マタドガス、「煙...」
          子供達「わーーーい!」
          子供達はマタドガスをビーチボールのように遊んでいた!
          コジロウ「だめだ。 こんなんじゃ戦えない。」
          保母さん「みんな、相手は怖い人達よ! 早く逃げて!」
          子供達「わーーーい!」
          保母さん「逃げろって言ってんだろうが!!!」
          サトシ達「ひ!?」
          子供達「はーーーい!」
          保母さん「あら?」
          サトシ達は固まっていた。
          保母さん「あ、ごめんなさい! またいつものくせです!」
          ブルーザー「もうやんないでくださいよーー...」
          コジロウ「マタドガス、「煙幕」だ!」
          マタドガス「マータドガーース!」
          ブシューーーーー!! マタドガスの「煙幕」!
          クリスティ「ゴホ、ゴホ! な、何も見えない!」
          マナブ「ニャース!」
          ドカ!! マナブは箱にぶつかった!
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「な、何だ!?」
          その時マナブは箱に入ってしまった!
          ムサシ「今の内よ!」
          コジロウ「ほんじゃ、さいならーー!」
          ロケット団は箱を持ち、車で逃げてしまった!
          サトシ「ま、待て!」
          カルロス「間に合わなかったか!」
          ピカチュウ「ピカピー!」
          シャワーズ「サトシー!」
          サトシ「え!? ピカチュウ、シャワーズ!? みんな無事だったのか!?」
          ピカチュウ「ピカ!」
          シャワーズ「うん、無事だよ!」
          サトシ「よかったー! でもどうやって?」
          保母さん「大変よ! マナブ君がいなくなったわ!」
          サトシ「何だって!?」

          ―森―

          ロケット団は森の中に隠れていた。
          ムサシ「ようやくゲットよ! ネットの準備はいい?」
          コジロウ「ばっちりオッケー!」
          ムサシ「それじゃ、行くわよ!」
          バ! ムサシは箱からマナブを出した!
          ムサシ「え!? マゴジャリ!?」
          マナブ「うわーーーーーん!!」
          マナブは泣いてしまった。
          ムサシ「あ、よしよし! 泣かないで!」
          コジロウ「何で子供がこの箱に、あれ!? ピカチュウとシャワーズがいない!」
          ムサシ「うっそー!? じゃあ、摩り替えてしまったの!?」
          コジロウ「らしいな。」
          マナブ「あ、ニャース! 僕を助けに来たのね! やっぱりニャースは僕のヒーローだよ!」
          ニャース「ニャ?」
          ムサシ「あ、もしかして...ねえ、ちょっと待ってね!」
          コジロウ「ニャース、ちょっと来い!」
          ニャース「ニャ?」
          マナブ「何?」
          ロケット団は隠れた。
          ムサシ「ちょっとニャース、あの子あんたの事野生のニャースと勘違いしてるのよ!」
          ニャース「ニャ? ニャーが?」
          コジロウ「そうとも、しかもヒーローだってさ!」
          ムサシ「私達は子供の夢を...」
          コジロウ「壊す訳にはいかないのだ!」
          ムサシ「だからニャース、今回はあの子のヒーロー役にするのよ!」
          ニャース「ヒーロー役、かっこいいニャーー。」
          コジロウ「んでもって、喋るなよ! 野生は喋らないんだからな!」
          ニャース「分かったニャ!」
          マナブ「何話してるんだろ?」
          その時ロケット団の姿が現れた!
          マナブ「うわ!?」
          ムサシ「ふっふっふ、良くぞ私達がロケット団だと分かったわね!」
          コジロウ「残念ながらそう簡単には返さないからな!」
          マナブ「あ、あ...」
          ニャース「ニャーーース!」
          マナブ「あ、ニャース! 僕を助けに来たのね!」
          ニャース「ニャ!」
          ムサシ「私達を甘く見ないでよ!」
          コジロウ「ニャースのくせに!」
          ニャース「ニャニャーーー!」
          グサグサグサグサ!!! ニャースの「乱れ引っかき」!
          ロケット団「うぎゃーーーーー!!!!」
          ロケット団は傷だらけになった。
          ロケット団「本気にやるなーーー...」
          マナブ「ありがとう、ニャース!」
          ニャース「ニャーー!」
          マナブ「そうだ、ニャースをみんなにも見せてあげよう! そうすれば、みんなも
          分かってくれるはずだね!」

          ―保育園―

          サトシ「見つかったか?」
          シゲル「見つからない。」
          ブルー「こっちもよ!」
          シュンシュン! その時コゴロウとブレイクの姿が現れた!
          サトシ「そっちはどうなんだ?」
          コゴロウ「森の中に調べたが、こっちも見つからなかったぜ。」
          ブレイク「こっちも同じだ!」
          保母さん「一体どこに行ったのかしら? 心配してきたわ...」
          マナブ「みんなー!」
          サトシ「あ、マナブ!」
          保母さん「無事だったのね! よかったわ!」
          マナブ「心配かけてごめんなさい! 紹介するよ! これが僕を助けてくれたニャース
          なんだ!」
          ニャース「ニャーー!」
          アシュラ「このニャースはお主を助けたのでござるのか?」
          マナブ「そうなんだ!」
          子供9「うわー! ホントにいたんだ!」
          子供10「マナブを助けたニャースがホントにいたんだね!」
          子供7「マナブ君、うそだといってごめんね。」
          子供6「ごめん、俺達が間違ってたよ。」
          子供8「あのね、ニャースと一緒に遊んでもいいかな?」
          マナブ「いいよ!」
          子供達「わーーーい!」
          ニャース「ニャーーー!」
          カスミ「みんなが喜んでるわ!」
          タケシ「あれがマナブ君を助けたニャースだとはな!」
          サムライ「何だかすごいでござるな!」
          ゼトラ「勘違いするな! あれは野生なんかじゃない!」
          全員「え?」
          ニャース「ニャーはヒーローニャ!」
          カスミ「ちょっと待って! 今喋った!?」
          ニャース「ニャ!?」
          サクラ「そう言えば喋ったような...」
          アヤメ「ホントに喋ったの!?」
          ボタン「あれが野生じゃなかったら、まさか...」
          ニャース「ニャ、ニャ...」
          マナブ「ニャース、行かないでよ!」
          子供6「そうだよ! 行かないでくれよ!」
          子供7「そうよ、ここにいてよ!」
          子供8「行かないでよー!」
          ニャース「ニャーーーー...」
          ニャースは感動した。
          ニャース「ニャ、ニャニャーーー!」
          ニャースは逃げた!
          マナブ「ニャース、ニャース!!」
          マナブはニャースを追った!
          サトシ「あ、マナブ!」

          ―森―

          アキラ「ニャースの奴、ここにいったようだな!」
          セイヨ「でも一体どこに...」
          ムサシ「よくここまで来たわね!」
          ジュン「な、何だ!?」
          ムサシ「なんだかんだと聞かれたら...」
          コジロウ「答えてあげるは世の情け...」
          ムサシ「世界の破壊を防ぐため...」
          コジロウ「世界の平和を守るため...」
          ムサシ「愛と真実の悪を貫く...」
          コジロウ「ラブリーチャーミーな敵役...」
          ムサシ「ムサシ!」
          コジロウ「コジロウ!」
          ムサシ「銀河を掛けるロケット団の2人には...」
          コジロウ「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!」
          ニャース「ニャーんて...」
          ロケット団「お前は出るなーーー!!」
          バキ!!! ロケット団ははりせんと掃除機でニャースを叩き飛ばした!
          ニャース「ニャーーーーーー!?」
          ムサシ「今度こそ...」
          コジロウ「ピカチュウとシャワーズを頂くぞ!」
          サトシ「何だって!?」
          コジロウ「マタドガス、行け!」
          マタドガス「ドガーーーース!」
          サトシ「ラプラス、「冷凍ビーム」で凍らせ!」
          ラプラス「はい!」
          ビーーーー!! カチーーーン! ラプラスの「冷凍ビーム」! マタドガスは凍ってしまった!
          コジロウ「げ!! マタドガスが!!」
          ムサシ「アーボック、出番よ!」
          アーボック「シャーーボック!」
          タケシ「こいつは俺に任せな! イワーク、「叩き付ける」攻撃だ!」
          イワーク「イワーーーーー!!」
          バシ!! ドカ!! イワークの「叩き付ける」攻撃! アーボックは壁に当たり、巨大な岩が落ち始めた!
          ダイスケ「や、ヤバイ! 岩が落ち始めた!」
          マチス「このままじゃエブリバディーがデインジャレスだ!」
          サトシ「マナブ、しっかり俺に捕まってろ!」
          マナブ「うん!」
          サトシはマナブを掴んだ。
          ピカチュウ「ピカピーー!!」
          シャワーズ「サトシ、逃げて!」
          サトシ「し、しまった! 間に合わなかった!」
          岩は真っ直ぐサトシの方に向った!
          ニャース「危ニャーい!」
          ブギュ! 突然何かがニャースを踏んだ!
          ニャース「ニャ!?」
          それは野生のニャースだった!
          ニャース2「ニャーーーーー!!」
          ドカーーーーーーン!! ニャースの「メガトンキック」! 岩は砕けた!
          サトシ「え!?」
          マナブ「ニャース!?」
          ニャース1「あれが、マナブが言ってた、本物の野生のニャース?」
          ニャース2「ニャーー!」

          ―保育園―

          保母さん「本当にありがとうございました!」
          サトシ「いいんだよ、お礼なんて。」
          マナブ「サトシ兄ちゃん、僕ね、大きくなったらニャースのトレーナーになるんだ! 
          そして大きくなったら、ニャースと一緒にポケモンマスターになるんだ!」
          サトシ「ニャースのトレーナーか。 それからポケモンマスターを目指すのか。」
          ナツメ「これで小さなライバルが出来たわね!」
          サトシ「ああ! じゃあ、いつの日になったら、リーグで会おうな!」
          マナブ「うん!」
          サトシ「じゃ、俺達は行くから!」
          保母さん「気を付けてくださいねーー!」
          子供達「さようならーーー!!」

          保育園でマナブと出会いながら、命の恩人となるニャースと出会い、ロケット団を倒したサトシ達。 次の目的地を目指すため、サ
          トシ達の旅はまだまだ続く。 ところでロケット団は...

          ムサシ「今回はやな感じだったけど、仕方ないわね!」
          コジロウ「ああ、でもよう、ニャース。 お前本当はあの子達の所にいたかったんだろ?」
          ニャース「ニャ、ニャニ言ってるニャ!? ニャーはおミャーらと一緒にいるのに十分
           ニャ!」
          ムサシ「ま、それもそうね!」
          ニャース「(これからもがんばるニャ!)」
          続く。