************  リベンジャー  第45話「戦いの予感」 ************ 「・・・・・・・・悪ィ・・・・・」 「別に・・・・・・・・・・」 怒ってる・・・・・・・・。 カイの顔に、汗が流れ始めた。 焦りの汗。 コガネシティポケモンセンターの一室。 ティナはむすっとしながら椅子に座っているカイの頭に包帯を巻いていた。 気まずい雰囲気。 あの後、カイはティナに連れられポケモンセンターへ。 コウとユウラは集まってきた警察を何とか言いくるめ、カイたちの後を追った。 「ハイ、終り」 ティナは包帯をきつく締めると、そそくさに部屋から出て行ってしまった。 カイは頭に巻かれた包帯に触れながら、部屋を見渡した。 2段ベットが2つ、棚が1つ。色気のない部屋だ。 棚の上に、彼の宝であるヘアバンドが置かれていた。 血まみれになった無残な状態で。 カイはティナが残していった包帯に目をとめた。 そして、あることを思い出す。 腰のボールを1つ手に取り、放った。 中から風の剣士、カゼマルが姿を現す。 「包帯替えっぞ、カゼマル」 カゼマルはどかっと腰をおろした。 カイが包帯を解く。 包帯の下から、上から傷が居座っている痛々しい左眼が姿を現した。 「うえっ、痛そうだな〜。大丈夫か?」 カゼマルは無言で頷く。 使い古しの包帯をゴミ箱に放ると、新しい包帯を巻き出した。 すると、独りでにドアが開いた。 「!フィルか・・・・・」 ノックなしの突然の入室者の正体は、ティナのエーフィ、フィルだった。 独りでに開いたように見えたのは、フィルが念力でドアノブをひねったからだろう。 フィルはカイの肩に飛び乗ると、カイの少々暗めな表情に気付き、頬擦りしてくる。 「ハハ・・・・・・・ありがとな、フィル」 カイがフィルの頭を撫でてやる。 「キュウ〜」 カゼマルはカイを一瞥すると 「シャア・・・・・・・・」 と一声鳴いた。 「ん?あ、悪ィ」 カイはいつの間にか止まっていた手を動かし、再び包帯を巻き始める。 「カイ」 「ん?」 またも入室者だ。 「コウか」 「ティナのヤツ、かな〜り怒ってたぞ?」 「・・・・・・・・・俺ってそんなヤバイ状況作ってた?」 「お前よ〜、一体どーゆー神経してんだよ・・・・・・。  我を忘れた怒り・・・・・・・・・。俺たちの身にもなってみろよ。  暴走するお前と一緒にいることで、俺たちもヤバイ連中だと思われるだろ?」 「悪ィ・・・・・・・・。  ・・・・・・・?ユウラは?」 「ティナと一緒にいるよ。  結構仲良くなったみてぇだから、お前が何で【鬼】になってたか説明してくれるみてぇだ。  どうせ説明できなかったんだろ?」 「ああ・・・・・・・。  ・・・・・・・・・あ」 ティナとユウラが入ってきた。 ティナの表情は、先ほどのつんつんした表情ではなく、少々遠慮がちな笑顔だ。 同時に、カイも笑みがこぼれる。 「え〜と・・・・・・・ごめん。一方的に怒ってさ。  ・・・・・・・・・ヘアバンド、大切にしてくれてたんだね。ロケットも」 「ああ・・・・・・・・・ってかお前の首に下がってるのって・・・・・・・」 「ああ、コレ?」 ティナが自分の首にかかっていたロケットを手に取った。 「もしかして、俺と同じモノか?」 「へへ、どう、似合う?」 「そうゆう問題か・・・?」 カイがカゼマルの包帯を替え終えた。 「アレ?そのストライク・・・・・・・・」 「あ、そういやティナとは面識なかったな。  コイツの名はカゼマル。  俺のチームの切り込み隊長・・・・・・・ってとこだな。  左眼は、ちょっとわけありで怪我しちまって・・・・・・・」 「ふ〜ん・・・・・・・要注意ね」 「へ?要注意?」 「そういえば、何で私がコガネにいたか、言ってなかったよね」 「あ、そういえば・・・・」 3人が声を揃えて言った。 確かに、3人はティナが突然現れたのにも関わらず、コガネにいた理由を聞いてなかった。 「みんなと同じだよ」 「・・・・・・・!?てことはお前も・・・・・・・」 「そ!あ、コレ見て」 ティナがリュックを探り、袋を取り出した。 じゃらっと、小さな金属同士がぶつかり合う音がする。 手を添えて、中から何かを取り出した。 「ジャ〜ン!コレな〜んだ?」 「・・・・・・・ジムバッジ?」 ティナが取り出したのは、ジムバッジ・・・・・・・計3つだった。 「自慢するほどでもねぇだろ・・・・・・・・」 「え?じゃあみんないくつ持ってるの?」 そう言って、まずはコウのほうへ振り向いた。 「4つ」 次にユウラに振り向く。 「8つ」 最後に、カイ。 「6つ」 「・・・・・・・・・ちょっとショックだわ・・・・・・・」 「まぁ、俺たちより遅く旅立ったんなら上出来だろ」 「ま!いつかはみんなと並ぶんだし、楽しみ楽しみ♪」 「ってことは・・・・・・お前もやっぱり・・・・・・」 「そ!リーグに出るよ!もしあたっても、手加減なしだからね!」 「何ヶ月先の話してんだよ・・・・・・・」 「あ・・・・・・・そうだ思い出した。ねぇカイ、実は、あんたに話さなきゃいけないことがあるんだけど・・・・・・・・・・・・・・」 「ん?何だ」 「実は、あんたのお父さんのこと何だけど・・・・・・・・」 「そうか・・・・・・・・・」 「そうかって・・・・・・・・驚かないの?」 「・・・・・・・父さんは前々から身体が悪かったんだ・・・・・・・・・・・」 「え?」 「確信したのは、旅立つ半年前ぐらいのときだ。  夜中、便所に起きた俺は、リビングのど真ん中でぶっ倒れてた父さんを見て、愕然となった。  どうしたらいいかわからず、呆然としていたら、1分ぐらいしたらむくっと起き上がった。  その後も何とか心配させまいと、笑顔で振舞ってたが、俺から見りゃバレバレだった。  もう長くねぇ・・・・・・・・・・そう感じてた。だから別に父さんが死んだって言っても、驚かねぇよ」 「そっか・・・これでカイもコウも、帰る場所がなくなっちゃったね・・・・・・」 「え?コウも?」 「・・・・・・・・・・あ!そういや俺の親父もよ、カイが旅立ってから2日ぐらいしたらいきなり病気でポックリ逝っちまったよ。  いやぁ、カイに言う以前に俺自身忘れてたよ。ナッハッハッハッハ・・・・・・・・・」 「いや笑うとこじゃねぇだろ!?ていうか自分の親が死んだことぐらい覚えてろ!」 「・・・・・・・あ!そうだ、カイ、ヘアバンド貸して。洗ってきてあげる」 「お、頼むわ」 「フィル、おいで♪」 ティナはカイから血で染まったヘアバンドを受け取ると、フィルを連れ部屋から出て行った。 3人と1匹が、部屋に残された。 ユウラが唐突に口をあけた。 「仲いいんだねー。カイとティナって」 「そりゃそーだろ?なんてったってティナはカイにとって・・・・・・・」 途中まで言いかけた時、コウは口を閉ざした。 カイがすごい形相で睨みつけていたから。 「・・・・・・言ったら殺されるような気がするから止めていいか?」 「・・・・・・うん、あたしも聞いたら殺されそうだから遠慮する」 「命拾いしたな・・・・・・・・・2人とも」 「・・・・・・遅いな・・・・・・・」 あれから小1時間。 ヘアバンドの血を落としに行ったティナとフィルは、一向に帰ってこない。 カゼマルはボールの中。 代わりにクロがボールから出ており、コウとボケ合ったりツッコミ入れあったりしている。 そろそろ日が落ちてきた。 「きっとカイの血がしつこいんだよ」 「どうゆう意味だ?」 その時、またもドアが独りでに開いた。 フィルだ。が、どこかおかしい。 肩で息をしており、首には血が落ちて綺麗になったヘアバンド。 そして、口には、1枚の紙切れがくわえていた。 「どーした?ティナから伝言でも頼まれたか?」 そう言って、フィルに歩み寄るカイ。 ヘアバンドを取り、自分の額に移す・・・・・・・・・・が。 「いっつ・・・・・・・・・。まだ痛ェや」 包帯を隠すようにはヘアバンドをかけようとしたが、まだ傷が痛むので、そのまま首に掛ける。 「で、その紙は?」 カイがフィルがくわえていた紙を受け取った。 三つ折にしてあった紙を開き、 「何々・・・・・?」 読み出す。 「・・・・・・・・・・!!」 紙切れに書いてあった文字を読み続けるカイの顔が、どんどん険しくなっていった。 紙切れを握りつぶし、そのまま走って部屋から出て行った。 残されたコウ、ユウラ、クロ、フィル、そして、床に転がったくしゃくしゃの紙切れ。 「・・・・・・・・どうしたんだ?あいつ」 コウが紙切れを拾い上げ、くしゃくしゃの紙切れを広げた。 「・・・・・・・・・・!」 「え・・・・・、これって・・・・・・・・・・」 紙には、こう書かれていた。  女は預かった。    返してほしけりゃコガネ南東の廃工場に来い。                       ガトウ 今から10分前。 コガネポケモンセンター内にある、宿泊者共同の洗面所。 そこでヘアバンドを洗っているティナ。 その傍らに座っているフィル。 「ふう・・・・・・・・・やっと落ちた。行こっか、フィル」 「キュウ!」 ティナがヘアバンドの水を雑巾のように絞り、部屋に戻ろうとしたそのときだった。 何処からか、不思議な粉が漂ってきた。 「え・・・・・・・・・・フィル!サイコキネ・・・・・・・・・・」 ティナが指示を出し終える前に、その甘い匂いはティナの鼻を刺激した。 その場に崩れ落ちるティナ。 主人の急変に駆け寄ろうとするフィルだが、自分の鼻にも粉が充満し、眠気が襲ってきた。 気がついたときには、床に落ちたヘアバンドと、自分の目の前に置かれた1枚の紙切れのみ・・・・・・・・・。 コガネ南東の廃工場。 周りには草むらしかなく、まさしく辺境の地。 工場として起動しなくなって1年以上立ち、街の人々は今では何に使われていたか忘れてしまうほど。 工場内には無造作に積み上げられた木箱の山。 何に使われていたか不明の機械が設置され、または転がっている。 「ガトウ様、ヤツは本当に来るのですか?」 工場内には黒ローブの集団がいた。 出れもがフードをかぶり、口元しか見えない。 「来るさ、街であの女とヤツが一緒にいるところを見た。この前の借りを返さねェとな」 黒ローブ集団の中心に、ガトウが立っていた。 いつかの白いロケット団の制服ではなく、ルーラァズの制服であるローブを羽織っていた。 色は灰色。 黒が下っ端、その上の者は好きな色を選ぶことを許される。 工場の隅に、ロープで縛られ、鉄板の上に横たわっているティナの姿があった。 眠り粉の効力が続いているのだろう、寝息を立てている。 「エンジュじゃ思いっきり邪魔されたからな。  ここで仕留めりゃ俺のカブも上がるってモンだぜ」 ガトウが高らかと笑った、そのときだった。 「貴様ら・・・・・・・・・ルーラァズだな?」 聞きなれない声が、上方より聞こえてきた。 そこにいた全員が顔をあげる。 声の主は、積み上げられた木箱の上にいた。 主の後ろに窓があるが、すでに外は暗くなっており、顔どころか姿も見えない。 見えるのは、殺気に満ちた紫に輝く瞳・・・・・・・・・・・・・。 「テ、テメェ誰だ!何故俺たちがルーラァズだと・・・・・・・・・」 だんだんと目が闇に慣れていき、主の姿が明らかになってくる。。 2m強の身長、長い紫の尾、頭部に生えた、2本のツノ。 「ヘヴン様に似た姿・・・・・・・・・テメェ、まさか・・・・!」 「我が名はエデン。復讐者也・・・・・・・!」 「おい待てよカイ!ガトウってのは一体誰なんだ!?」 コガネシティ南を走るカイ、そしてそれを追いかけるコウとユウラ、クロとフィル。 「・・・・・・・ガトウってのはルーラァズの1人だ!」 「何ィー!?ルーラァズだァ!?だったら俺も参戦するぞ!」 「あ、あたしだって!」 「俺様も忘れんじゃねぇぞ!」 「キュウ!」 「やれスピアー!ダブルニードル!!」 ガトウが放ったボールから飛び出した毒蜂ポケモン・スピアーが、真っ直ぐエデンに向かって飛んでいく。 エデンは右腕を前に突き出す。 その右腕にスピアーの針があたろうとした瞬間、スピアーの身体に見えない力が働き、スピアーは身動きできなくなる。 「ブ・・・・ブ・・・・・・・!?」 「悲しいものだ・・・・・・・・。  ルーラァズに捕獲された以上、このスピアーに明るい未来はなさそうだ・・・・・・・・・」 エデンが腕に力を込めると、スピアーの身体が急降下し、さび付いた鉄板にたたきつけられた。 「クソ・・・・・・・!戻れ!」 ガトウがスピアーをボールに戻した。 そして、新たなボールを取り出す、 下っ端たちも、ボールをいくつか取り出した。 「無駄だ」 エデンが飛び降りた。 鉄板の上に乗ると同時に、 「“デスグラビティ”!!」 右の手のひらを鉄板に叩きつけた。 すると、叩きつけられた箇所から鉄板がぐしゃぐしゃへこんでいき、ガトウたちの下まで来ると、 「う・・・・・・うわ・・・・!!」 ガトウたちの身体が、鉄板に叩きつけられた。 まるで、身体の上に何かがのしかかってきているようだ。 「“デスグラビティ”は、一定の間、指定した場所の重力を高める技だ。  あまり強力な技ではないが、お前たちを捕らえるのには十分だ」 エデンが鉄板にたたきつけられ動けずにいるガトウの前まで歩み寄った。 エデンがガトウを見下ろす形になる。 「質問に答えろ」 「な・・・・・・・・に・・・・・・・・・?」 「ヘヴンは何を企んでいる?もし答えるならば、見逃してやろう。  答えないならば、お前たちを警察に渡す」 「ヘヴン様は・・・・・・・・・・“世界を創りかえる”・・・・・・・」 「具体的には?」 「知らん!これ以上は“最高三幹部”でないと知らされないのだ!」 「そうか・・・・・・・・・・・・」 「あれ・・・・・・・・・・・?」 カイたちは廃工場内にいた。 だが、紙切れを残した張本人は何処にもいない。 床に敷かれたぐしゃぐしゃにへこんだ鉄板が気になるが、とりあえず無視しておく。 「ここで・・・・・・・・・・あってるよな?」 「うん・・・・・・・・・・・・コガネ南東の廃工場・・・・・・・・・ここしかないはずだけど・・・・・・・」 「俺たちにビビって逃げたんじゃェか?」 カイたちは恐る恐る工場内を詮索する。 もしかしたら罠かもしれないからだ。 「!ティナ!」 カイが奥で縛られているティナの姿を発見した。 走りより、縄を解くと同時に、ティナが目を覚ました。 「あ、あれ・・・・・・・・?ここは・・・・・・・・・」 「ティナ!怪我は!?」 「え?あ、カイ。ううん、別に大丈夫だけど・・・・・・・・・」 「お前をさらったヤツは、何処にいる!?」 「さぁ・・・・・・・・」 「さぁ!?」 「だって、洗面所で突然襲われて、多分そのままここにつれてこられて、今はじめて起きたんだもん」 「コウ、あたりに気配は?」 「ゼロだ。どうもこの工場内には俺たちしかいなぇみたいだ」 「じゃあ・・・・・・・・・・何だったんだ・・・・・・・・・・?」 カイたちはその後、10分ほど工場内を詮索したが、何も出てこなかった。 仕方なく諦め、ポケモンセンターに戻ることにした・・・・・・・・。 「・・・・・・・・・・・・・・」 辺境の地に、エデンは1人立ち尽くしていた。 夜になっても活気を失わない街、コガネシティの町並みを見つめるエデン。 しばらくそうした後、街に背を向けた、その時だった。 「待て」 「・・・・・・・・・・?」 少年の声が、背後から聞こえてきた。 エデンが振り返る。 身長150ほど、青いジャンパーに、黒いズボン。 少し乱れた銀髪、鋭い目つき。 明らかに他の少年とは違う、奇怪な雰囲気を漂わせている。 少年は腕を組み、エデンを睨みつけている。 「何者だ」 エデンが問う。 「ジン・グローリー」 ジンが答える。 「そうか、ジン、私に何の用だ?」 「質問にいくつか答えてもらいたい」 「何だ」 「お前はヘヴンとどうゆう関係だ」 ヘヴンという単語を聞いた瞬間、エデンが眉間にしわを寄せた。 「何故ヘヴンという言葉を知っている?」 「質問に答えろ。お前はヘヴンとどうゆう関係だ」 「その質問、そっくりそのまま貴様の返そう。貴様はヘヴンとどうゆう関係だ」 「答える義理はない。  お前はヘヴンの兄弟か何かか?  あまりにも似すぎている」 「!?ヘヴンに会ったことがあるのか!?」 「何だ、興味心身だな  お前はヘヴンに会い、どうする?」 「倒す・・・・・・・いや、殺す」 「・・・・・・・・俺は直接ヘヴンには興味はない。ヘヴンなら・・・・・・俺の探している人間の居所を知っているはずだ。  だからヘヴンを探す」 「私は門等ヘヴンの情報を与える気はない。  どうしてもヘヴンの情報が欲しいか?」 「お前も欲しいんじゃないか?ヘヴンの情報が」 ジンが口を閉ざし、腰のボールを左手で1つ手に取り、エデンに向かって突きつけた。 「・・・・・・・・・・俺と戦え。  もしお前が勝てば、俺の持つヘヴンの情報を1つ残らず教えてやる。だが、俺が勝てば・・・・・・・」 「私の持つヘヴンの情報を教えてやろう」 エデンが右腕と右足を前に出し、構えた。 同時にジンも、右手でボールをもう1つ手にとり、構えた。 「そういえばお前の名を聞いてなかった」 「エデンだ」 「エデンか・・・・・・・いい名だ」 1人と1匹の間に、沈黙が走る。 そして・・・・・・・・・・。 「勝負!!」 互いに地面を蹴った。  あとがき なんか最近ちょっと手抜いてるよう泣きがする・・・・・・・。 じゃあ改善しろってカンジですね(笑)。 突然エデンが再登場したと思ったらジンまで出てきて・・・・・・・・・。 ここからどんどん荒々しくなっていきます!  次回予告 第46話 エデンVSジン(仮)