マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ2F(長めの作品用)
このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment

[新規順タイトル表示] [ツリー表示] [新着順記事] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

  [No.1040] ポケモンIXESA   【第1話】 投稿者:リーフス   投稿日:2012/09/08(Sat) 09:41:37   42clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


【第1話】

今日。獅子丸は倭君の手を握り、歩いていた。駿府から尾張にやって来た。

「さあ獅子丸、つきましたよ。ここが私たちの新しい住処です。」

倭君が獅子丸を連れてきたのは、庭80坪、結構新しそうな家だった。

「広ーい!でもこんなに庭大きくて、どうするんです?」

「獅子丸、あなたは若いのにそのようなことまで考えて素晴らしいです。このような大きい家を作ったのは、あなたの父上です。感謝しなさい。」

獅子丸の父は、獅子丸が1歳の頃に戦で死んだ。つまり、獅子丸は覚えていないのだ。

「へえー感謝します!」

すると、倭君は風呂敷の中から何か取り出した。赤と白の、獅子丸の手の中にすっぽり入りそうな球体だった。

「では、これを授けましょう。ポケモンというものです。ポケモンは、私が今持っているモンスターボールの中に入っています。この1体から始まって、バトルをし、育てていくうちに強くなります。仲間も増えます。これは父上の形見です。」

倭君はモンスターボールを軽く投げた。

中から出てきたのは・・・・・・モノズだ。

「うわあ!何ですかこれは?イデデデデデ!!!」

モノズが獅子丸に噛み付いた。

「さあ、私にも分かりません。まだポケモンには学名がついていないんです。あなたがいい名前を付けなさい。」

倭君は包帯を取り出し獅子丸の腕に巻きつけた。

「痛たたたたたた。では、竜聖とします。大きくなったら絶対に竜になります!!」

「そうですか。では、このポケモン図鑑も差し上げます。父上が大切に使っていた本です。ポケモンの絵と技が載っているので、大変便利です。あなたも、大切に使うのですよ。確か、父上はレベル19だと言っていました。では、遊んでらっしゃい!」

「いってきまーーす!」


- 関連一覧ツリー (★ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 削除キー