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  [No.1106] ピカチュウさんと始まりの戦い 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2013/05/31(Fri) 18:43:51   26clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

どうもお久、ヴェロキアです。
まあ復活待ってた人は一人もいないと思うが・・・
ピカチュウさんシリーズをはじめから書きたいと思ったので、書きます。
では、これからよろしくお願いしま〜す。


  [No.1107] キャラクター紹介 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2013/05/31(Fri) 18:46:38   36clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

キャラクター紹介

まあ変わってませんけどね。

ピカチュウ ♂
通称ピカチュウさん。本名はライ。いつもの仲間といろいろな旅をする。やんちゃな性格で、指揮官のような役割もする。

キバゴ ♂
通称キバ。本名はキチ。ピカチュウの仲間。むじゃきな性格。語尾に「〜ケバ」とつける。

ツタージャ ♀
通称ジャータ。本名もジャータ。ピカチュウの仲間。穏やかな性格。無口で、怪しまれない。

イシズマイ ♂
通称イシ。本名はカチ。ピカチュウの仲間。のんきな性格。石を集めている。

モノズ ♂
通称ドラ。本名はサザ。ピカチュウの仲間。凶暴な性格。空を飛ぶことを夢見ている。

バチュル ♀
通称チィ。本名はデン。ピカチュウの仲間。素直な性格。小さいので、存在感が無いといわれている。

ゾロア ♂
通称ゾロ。本名もゾロ。ピカチュウの仲間。生意気な性格。上から目線で話す。

レシラム 性別不明
時々ピカチュウたちの前に現れ、手助けをしてくれる。戦いのとき以外はおっとりしている。

ゼクロム 性別不明
レシラムと同じで、時々ピカチュウの前に現れる。

レックウザ 性別不明
色違いの黒いレックウザ。通称「ブラックレックウザ」稀に現れる。

エイパム ♂
本名セーメ。自称陰陽師。ピカチュウたちの前に現れ、「〜の不幸ですな」と未来を占う。


ミュウツー 性別不明
悪の組織「ダークサザウンド」のボスで、部下には「ダーク様」と呼ばれている。ピカチュウたちの敵。めったに洞窟から出てこない。

ワルビル ♂
ミュウツーの側近。めったに洞窟から出てこないミュウツーのために、部下の指揮をとっている。ミュウツーに忠誠を誓っている。

チョロネコ ♀
ミュウツーの側近。ミュウツーの肩に乗り、めったに洞窟から出てこない。恋心を抱いているらしい。


  [No.1108] 第1章 ミュウツーガ現レル 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2013/06/01(Sat) 15:18:09   30clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

第1話

ミュウツーが暴れまわっているから注意しろと、ポケモンポリスから連絡があった。
もちろん、そのことはもう町中、いや地方中が知っていた。
ところで、なぜイッシュ地方にミュウツーがいるのかといえば、ほとんど誰も知らない。
まあ誰もが知りたくない。なぜならミュウツーは暴れ者で嫌われているからだ。
だから、今回の件によりもっと評判が悪くなる。
「ミュウツーが暴れまわってるってよ。」
「知ってるよ。もう町中大騒ぎになってる。」
カチとゾロが話していた。すると叫び声が聞こえた。
「ミュウツーがくるぞー!!」
「みんな逃げろー!ミュウツーだ!」
ドラを鳴らしながら、大群衆が押しかけてくる。
「ヤッベ!」
とっさにピカチュウが今いた木をアイアンテールで切り、大群衆を右と左に分かれさせた。
「ありがとうピカチュウさん。助かったよ。」
「へっ。こんなの朝飯前さ。」
ピカチュウは鼻をこする。
「でもさ、ミュウツーが来るっていうんなら、大変じゃない?」
切り倒させた木の切り株に乗って、ドラが言った。
「まあな。でもどうする、もうじき来るんだぞ。」
「そうねぇ・・・」
おとなしい性格のジャータが言った。
「いっそ迎え撃つ?」
ドラは闘争心が有り余っている。
「いや。でも今は退散だ。」
ピカチュウが言うと、みんなが近くの街路樹に移っていった。


この仲間たちは、みんな近くに住んでいた、幼馴染だ。
この世界は、ポケモン以外の動物はいない、快適な世界だ。
もちろん、争いは起こる。
しかし、ミュウツーは人間が作ったポケモンだ。なぜここにいるのか。みんなが疑問に思っていた。


「うわわ・・・来ちゃったよ・・・」
街路樹の穴から顔を出してのぞくと、ミュウツーが確かに来ている。
「おお神よ、助けてくれ。」
キチが狂ったように祈っている。
ミュウツーが近づいてくる。

続く


  [No.1158] 第1章 ミュウツーガ現レル 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2014/02/11(Tue) 15:06:30   26clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

第2話

「ぎゃああああーーっ!!!!!」
キバが叫ぶ。ミュウツーはそのまますごいスピードで駆け抜けていった。
「大丈夫かキバ、すごかったぞ。」
ピカチュウがキバに声をかける。
「び、びっくりした・・・なんたってミュウツーだからな。」
キバはまだ興奮が収まらない。


「どうだ、居留地は見つかったか?」
ミュウツーがワルビルに話しかける。
「はい。北の洞窟はどうかと思います。そこなら人目もつきませんし、安全に計画が実行できます。」
ワルビルは地図に目を通しながら言った。
「なるほど。」
ミュウツーはワルビルに案内を求め、ワルビルを先に歩かせた。

「ここです。」
ワルビルは、ミュウツーの後について歩きながら、洞窟を見渡す。ミュウツーはランタンを持って歩く。
「ふん。よし。ここに決めよう。今すぐ改造する。」
ミュウツーは土豪たちを呼び、工事に当たらせた。

「ミュウツーがこの街にきちゃ困るな。」
ゾロが言った。
「そうだ、この街は俺たちのテリトリーだ!」
ドラが続ける。
「そうだ。ミュウツーなんか敵じゃないわ。」
ジャータがクールに言う。
「俺らだって力を合わせればミュウツーと戦えるさ!」
ピカチュウが言うと、
「えいえい、おー!」
とみんなが続けた。