マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ2F(長めの作品用)
このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment

[新規順タイトル表示] [ツリー表示] [新着順記事] [留意事項] [ワード検索] [過去ログ] [管理用]

  [No.1507] #45663 「バーンイン・ガール」 投稿者:   《URL》   投稿日:2016/01/31(Sun) 19:48:51   39clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

Subject ID:
#45663

Subject Name:
バーンイン・ガール

Registration Date:
1984-06-21

Precaution Level:
Level 2


Handling Instructions:
対象#45663には物理的に接触/干渉することができないため、対象#45663を収容する形でシンオウ地方カンナギタウン第三支局が建設されました。対象#45663はこちらからの働きかけに対し一切の反応を示しておらず、意思疎通は不可能なものと推測されています。対象#45663そのものに危険性は無いと判断されたため、これ以上の収容プロトコルの追加は必要ありません。


Subject Details:
案件#45663は、シンオウ地方カンナギタウン南西部で確認された未知の人型存在(対象#45663)と、それに掛かる一連の案件です。

1984年2月下旬、フィールドワーク中の局員が「透過した姿の女性トレーナーを発見した」と報告しました。事案発生の虞があったため、応援の局員が数名その場へ派遣されました。発見した局員らがその場で簡易的な調査を行い、大まかな性質についての情報が収集されました。差し迫った危険は無いと判断され、本部はレベル2人型オブジェクト標準収容手続に沿った収容を承認しました。

対象#45663は、概ね11歳頃と推測される少女の外見をしています。最大の特徴として、対象#45663は半透明であり、物理的に接触することができません。複数回に渡って実施された接触テストは、いずれも対象#45663と接触者が相互に一切の干渉に失敗するとの結果に終わりました。対象#45663は視覚的に認識することはできますが、実体が存在しないものと考えられています。

対象#45663はどのようなことがあろうと決して動かず、こちらからの働きかけにも一切の応答を返しません。このため、対象#45663とのコミュニケーションは極端に困難か、あるいは完全に不可能です。霊的存在である可能性が示唆されましたが、一般的な霊的存在とコミュニケーションが可能な携帯獣の職員によるテストでも、対象#45663と意思疎通を成功させることはできませんでした。

対象#45663は小型のノートパッドを左手に持ち、真っ直ぐ前を見つめる形で佇んでいます。風貌は一般的な女子ポケモントレーナーのものですが、一部はこのトレーナーの出身がシンオウ地方ではないことを示唆しています。ノートパッドには「三日月→7月13日」とやや乱雑な字でメモされています。このメモがどのような意味を持っているのかは未だ不明です。

一部の局員からは、対象#45663は元となった人物の残像が何らかの形で空間に「焼き付き」、そのまま残されたものではないかとの仮説が示されています。この仮説は対象#45663の性質をすべて矛盾無く説明できることから、現在もっとも有力な仮説であると見られています。

現在、対象#45663の元となった人物について身元の割り出しが進められています。候補として10年以内に失踪し、かつ対象#45663の外見的な条件を満たしている可能性のある263名の失踪者が挙げられていますが、特定には至っていません。現在の案件対応方針は、これら失踪者の中に対象対象#45663と関連のある人物が存在しているかの調査に焦点が当てられています。


Supplementary Items:
本案件に付帯するアイテムはありません。


- 関連一覧ツリー (★ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 削除キー