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  [No.1602] #122342 「電話ボックスの利用者」 投稿者:   《URL》   投稿日:2017/05/22(Mon) 20:57:31   24clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

Subject ID:
#122342

Subject Name:
電話ボックスの利用者

Registration Date:
2008-10-08

Precaution Level:
Level 3


Handling Instructions:
事象#122342が発生している電話ボックス#122342を確認した場合、局員は事象#122342が終了するまで近隣をレベル1封鎖の状態に置き、事象#122342が外部から妨害されないよう対応してください。レベル1封鎖に際しては本案件のレベル3セキュリティクリアランスが使用できます。事象#122342が終了し次第、レベル1封鎖は解除してください。事象#122342が発生した電話ボックス#122342の管理番号を記録し、各リストへ反映させた上で電話局へログの提出を命じてください。

事象#122342が確認された電話ボックス#122342の一覧は、リストL-122342-2を参照してください。過去に事象#122342が確認された電話ボックス#122342は、その後も事象#122342が断続的に発生する傾向が見られます。電話ボックス#122342には近隣の支局に駐在する局員を巡回担当者に割り当て、週次で事象#122342が発生していないかを検査します。過去に発生した事象#122342の一覧は、リストL-122342-1を参照してください。

本案件では、管理用に下記のリストを作成・管理します。

リストL-122342-1: 確認された事象#122342のリスト
リストL-122342-2: 事象#122342が発生した記録が存在する電話ボックス#122342のリスト
リストL-122342-3: 事象#122342に関与した記録が存在する携帯獣#122342のリスト
リストL-122342-4: 電話局から入手した事象#122342に関連するアーカイブファイルのリスト


Subject Details:
案件#122342は、種族不定の携帯獣(携帯獣#122342)が電話ボックス(電話ボックス#122342)を使用して未知の連絡先へ通話を試みる事象(事象#122342)と、それに掛かる一連の案件です。

事象#122342が観測された最古の時期は、当局が把握しているもので2006年7月頃となります。市民の一人から「携帯獣が電話ボックスに入って誰かと話をしている」との通報が寄せられた記録があり、その際は単発の事案として対応に当たった局員が日報へ記録することに留めていました。しかしながらその後複数回に渡って同様の事案が確認されたため、局員から情報が収集された上で単独案件として立ち上げることが決定されました。

事象#122342は、電話ボックスへ入った携帯獣#122342が未知の連絡先へ通話をするという事象です。通話時間は事象の都度大きく異なり、最短で27秒、最長で36分14秒に及んだ記録が存在します。通話時間の長短を決定する要因は不明です。過去の事象#122342においては同一種の携帯獣#122342が複数回の事象#122342に関与していたものも存在しますが、通話時間には顕著な差異が見られます。少なくとも、携帯獣#122342の種族が事象#122342の長短に関連している可能性は低いと推測されます。

事象#122342が発生した電話ボックスは電話ボックス#122342に指定されます。電話ボックス#122342は事象#122342が発生している間のみ、外部からの干渉を受け付けなくなるという特性を示します。外部から扉を開く事ができなくなるだけでなく、器具や各種の重機を使用しても損壊する事ができません。この特性は事象#122342の終了と共に消滅し、以後電話ボックス#122342は事象#122342が再び発生するまであらゆる異常特性を失います。

携帯獣#122342は、電話ボックス#122342にて事象#122342を発生させていると見られる携帯獣です。これまでの観測において、物理的に受話器を掴む方法が無い携帯獣、例えばディグダやテッポウオなどの種族による事象#122342は確認されていません。しかしながら、触手を用いるモンジャラや超能力を用いるケーシィなどの事例は複数確認されていることから、事象#122342に関与する携帯獣は何らかの方法で受話器を掴む事が可能な種族に限定されるものと見られています。

事象#122342によって具体的に何が起きているのかは不明です。連絡先は常に電話ボックス#122342に設置された電話番号自身を示すため、携帯獣#122342がどのような存在と通話しているのかは調査不可能な状態が続いています。電話局から入手した通話記録は、電話ボックス#122342に設置された電話機が事象#122342の発生中に通話中であった事を示していますが、すべての事例において一貫して音声信号はまったく記録されていません。通常予想される外部からの雑音なども記録されません。多くの記録について通話時間は事象#122342の観測時間とほぼ一致しますが、一部の記録に関しては事象#122342の終了後も通話が続いていたとされるものも存在しています。

現在の案件対応方針は、事象#122342のサンプルを収集する事と携帯獣#122342の連絡先並びに連絡内容を把握する事に加え、事象#122342の発生要因となる電話ボックス#122342の撤去を進める事が推奨されています。電話局と連携し、事象#122342が発生した電話ボックス#122342を優先的に撤去する対応が進められています。


Supplementary Items:
本案件に付帯するアイテムはありません。


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