■■一次・二次募集 小説部門結果

05 鳥居の向こう(リング)39
02 こうもり(リナ)38
13 某月某日午前二時七分、とある山中の道にて(久方小風夜)36
03 雨守神の嫁入り(クーウィ)34
10 お母さんの思い出(きとかげ)33
04 予言(No.017)32
09 災い様(音色)31
11 冬を探して(砂糖水)31
15 ゼッタイダヨ。(きとかげ)28
12 本当の名前には御用心(リング)27
01 第四の霊獣、ソルトロス(リング)26
08 化物(音色)24
14 稲荷狐の神社作法講座(穂風湊)23
07 鬼灯の祭り(棗)17
06 満月にご用心(キトラ)16



■01 第四の霊獣、ソルトロス(リング)







(蓬)
(逆行)
(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(NOAH)
☆☆☆(ラクダ)

(きとかげ)
>じゃあどうすればいいのだと、聖剣士は訪ねます。
訪ね→尋ね

どうにも3+αのαっぽいケルディオですが、それに対して第四の霊獣をぶつけるとは……なんというか、すごくしっくりくるなあ、と感じました。数が合ったように見えて、相手が思念体でやはり3+αのαの位置にくる。
面白いです。ただ、小説というより記事かな、と思いました。アカデミックな面を重視して書かれてるからだと思います。
あと記事みたく感じたのは、細かいからでしょう。伝説が細かい。伝えやすいように都合よく端折らないと、後世に伝わらないと思います。最初に桃太郎みたいなわかりやすい話を置いて、「いやでも実はこの話はね」と続けるとか、あるいはソルトロスの時代の時間軸で書いてもいけそうだと思いました。

(穂風湊)
企画一番乗りの投稿お疲れさまでした。この作品のおかげで、どのような方向で作品を書いていけばいいのか参考になった方も多いのではないでしょうか。内容は地理の講義を聞いているようで、事柄の順序にも矛盾は無かったと思います。タイトルからオリポケかと思い敬遠してしまう人が出てくるかもしれないことが気になりました。

(久方小風夜)
ひとつ目にこれが来るかー、といった感じ。オリジナルのポケモン禁止な規約をうまく利用してるなと思いました。
何らかの災害を架空のポケモンに例えるのは実際にあの世界ではありそう。
語尾が丁寧なのと普通なのが混ざっているので統一したほうが読みやすいと思います。

(音色)
この発想はあったか、という感じですね。タイトル見たら「まさかオリポケ!?」とドキッとしましたがw
だがしかし、何故に亀?確かに清めの塩とか神が現世に姿を残すのに塩を使ったとか聞きますが、この場合は塩害ってことっすよね。
けども技の描写や特性に関しては実に面白いです!もっとも、聖剣士たちが酒につられて云々はなんというか、災害からポケモン達を救い出した威厳がどこにも見つからないけどwww
ただ、最後の締でうーんとなりました。ここまで来てこの終わり方にする?だってこれそもそも誰視点なの?いきなり講師がはなしてたんだぜ!講義おしまい!ってわけでしょ
最後の爪が甘いと言いますか、そこが気になりましたね

(No.017)
【誤植?】
少し下ったところにある場所。→少し下ったところにある場所、

・評価:着眼点は面白いが推す程ではなかった。
・編集的な観点からするとタイトルがあまりよくない。ソルトロスの意図する所がなんなのか、読めば分かるのだけど、見た瞬間に「なんだよーオリポケかやめておこう」となってしまう人を出す可能性があるように思われた。例えば「第四の霊獣」とか「塩の霊獣」とかのタイトルには出来ないだろうか?
・小説というよりは論文、記事的な感じ。ちょっとマニアックだなぁ。
・死んだ剣士達が天災に対抗する手段を遺していくというくだりは大変好きです。

(リナ)
いわゆる神話のようなお話でしたが、大切なポイントをしっかり押さえられていると感じました。
神様だからって完璧じゃない。水に映る自分の顔に陶酔したり、火を人間に与えてしまったり、兄弟と性交したり、およそどうかしてる(私たちの感覚だと)のが神話に出てくる神様です。そこはなんか「っぽくできてる」と思います。
塩害と絡めるのも面白いと感じました。人間の力じゃどうにもならないものを神と位置づけ、畏敬の念を持つ。個人的にはすとんときます。
ただ、小説としては疑問符。のめり込みたくなる人の気持ちとか、共感する展開とか、やっぱり主体がないと難しいかも。三つの災厄に苦しめられる村に住んでいた少女なんかを設定してあげたら、もっと深くなるかなあと思いました。

☆☆(棗)
本来霊獣は四匹なのに、ポケモンでは三匹しかいないのでとても不思議に思っていました。
このお話を読んでそういう考え方を思いつくのも凄くありだと思います。とても面白いお話だなと思いながら、読ませていただきました。

☆☆(砂糖水)
ソルトロス…?そんなのいたっけ。と思ったら、実在しないポケモンだったんですね…。個人的にいいなと思ったのは、その実在しないというところです。実際、現実でもこういう、人間には太刀打ちできなかったり説明できない自然現象を、神様とか妖怪とかとして扱ったりするじゃないですか。ポケモン世界だとなまじ人間より力を持つポケモンという存在がいて、しかもゲーム内では実在しちゃうんですよね…。だから実際にはいないけどこういうお話があります、というのがちょっと新鮮だなぁと思いました。まあ、ゲーム内でもゲーム主人公が出て来るまでは伝説のポケモンも存在は確認されてなくて、ソルトロスみたいな扱いなのかなー、とも思いますが…。

☆☆(クーウィ)
今回のトップバッター。ちょっと出足が悪かっただけに、この作品は結構他の参加者の刺激になったと思います。作者の方はご苦労様でした!
では、本題に。とは言っても、この作品は個人的にとても面白かった上、発想自体が非常にユニーク且つ含蓄に富んだものでしたので、大方の仔細なポイントは取るに足らないもののように思えました。文章はもう少し洗練出来るかも知れませんが、それとて校正作業で磨けばどうとでもなる事。
問題になりそうな部分はただ一点。ただ、それがちょっと根幹にかかわる点なのが困った所と言うべきか……。敢えて率直に申しますと、ぶっちゃけこれ小説ではないよなぁと感じました。内容は十分満足出来るものでしたし、訴えたい事柄も知識的な裏付けも、作者自身の思想に至るまでちゃんと表現出来ている。けれども、根本的にこの文章は物語であっても小説ではなく、どちらかと言うとレポートや講義に近いものであると言わざるを得ません。また、全体的に説明調の流れが続く為、知的な面での面白さや驚きには事欠きませんでしたが、感情的な面で訴えかける様な要素は残念ながらほぼ皆無でした。……まぁ、作中の締め自体がそのものズバリ大学辺りの講義風景でしたから、この雰囲気も当然と言えば当然なのやも知れませんが(汗)
結論として、文化をテーマとした一作品としては早々見られないレベルの素晴らしいものでしたが、『小説』として見た場合はどうしても評価を落とさざるを得ないと言うのが実情です。作品自体の評価は全体を通しても三本指に入る程のものですが、小説としての面白さはぶっちゃけ下から数えた方が早かったですし……。ただ自分個人と致しましては、こうした作品は大好きですので大いに評価させて頂きまする。

☆☆☆(キトラ)
考えつかないようなアイディアはやはりすばらしいと思う。一段階の投票だけでなく、これの編集、修正版でもう一度投票したいと思う。このお題でこの話を仕上げて来たことが、すでに3つに値する。その得点の価値は充分にある。ぜひ校正でもう一度見たい。

☆☆☆(たわし)
伝説のポケモン達のストーリー或いは舞台への絡め方や、それを考慮した上での「ソルトロス」という架空の霊獣の扱い、さらに実際問題として起こる自然災害へのリンク等、タイトルのイメージを良い意味で裏切られた作品でした。今回の小説部門で一番好きな作品です。

―(リング)
自作品の為、記入無し




■02 こうもり(リナ)







(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(ラクダ)
☆☆(逆行)
☆☆☆(NOAH)

(リング)
ポケモンの活躍が少ないというのが不満点ではありますが、そこは好みの問題もあるので、深くは触れないことにします。
シンオウの神話や、ポケモンとの合いの子をテーマにした作品として見るにあたり、時点移動が少々ややこしく、見づらく感じました。話があっちこっち飛んで行ってしまうために、今がいつなのか、何をやっているのか、少々混乱してしまうところがありました。漫画ですらわかりにくくなりそうな回想の多用を、小説でやるのはかなりの冒険ですので、使い方を間違えないように丁寧にやれるように心がけてもらえればと思います。
あとは、基本的に傍観者の立場からのお話であったために、物語が浅いままに終わってしまったという印象がありますかね。主人公が『思う』や『考える』といった、表に出ない行動がばかりだったせいか、『ふーん、それで?』で終わってしまうような、残念な印象が。何というか、非常にもやっとするというか、どんな風に感情移入すればいいのかわからない。それが残念だと思います。女の子らしいと言えばらしいのかもしれませんね……。

☆☆(音色)
女の子の世界って狭いよー暗いよー怖いよーだがしかしそこを乗り越えてなんぼです…って出だしを読みながら想像してたら割と違ったよ!ズバットの例えは結構好きだよ!
まさにこれぞ小説っ!って感じですね。いわゆる昔ばなしみたいにのっとった形式が多く来そうだなーと思ってた分、新鮮というか。来るかなー来ないかなーおおぉおお〜!いいんじゃない?的な。
ただねー。クォーターの設定をあれこれ言うわけじゃないけど、四分の一って結構大きいよ?もっとたくさん特徴でててもいいんじゃないかな?おじいちゃんって結構近いよ?曾ひいひいおじいちゃんとかならまぁ納得できまるかもしれまへん
あとズバット責めすぎてねぇか。ズバット涙目

☆☆(久方小風夜)
全体的に決して短くないのによくまとまっているなあと思いました。
女の子の世界って怖い。本当に怖い。
ハブかれよりハブられのほうが今時の子っぽいかなーと思いましたがこの辺は好みですかね。
異種間の子供の子供って出来るかなー……とちらっと思いましたが野暮な話ですねすみません。

☆☆(砂糖水)
初読の時はそうでもなかったんですけど、読み返したらなんだか居心地悪くてびっくりしました…。うわー女の子って怖い…。それから、ポケモンがドレスみたいなものってところが、あーたしかに、とすごく思いました。なんというか物扱いしがちですよね、人間って…。
それからクォーターは、現代だからこそ大人になれるけど、昔なら子供のうちに死んじゃっていたのかなあ、とか。クォーターの親であるハーフもやっぱり体が弱いんでしょうか。というかクォーターの彼らはちゃんと望まれて生まれてきたのでしょうか。例えば、クォーターから見て祖父母たちがハーフ世代に子作り強要とかしたのかなあと。血を残すためにとかいう理由で。ハーフ世代が苦労してたなら子供作るの躊躇したかもしれないなあとか思ったり。ハーフ世代がどう考えてたかは本筋から逸れちゃいますけど、そっちの話も読んでみたいなあとか思ったり(チラッ

☆☆(棗)
クラスの陰湿な雰囲気と仲間はずれにする表現が生々しかったです。
それでも、主人公の悩みや葛藤がすごく良かったです。最後の所が何だかほっこりと幸せな雰囲気を思わせる表現だと思いました。その後の出来事が気になります。

☆☆☆(蓬)
こんな擬人化小説があるのかと、目から鱗の思いでした。

☆☆☆(たわし)
主人公の女の子の視点から語られる、宗教や差別といった薄暗い部分を書かれた作品なので、読んでいて苦く感じる部分も多かったです。読み手として主人公に感情移入をしつつも、賛同はしきれない所はありましたが、今回応募された小説の中の「ポケモン×人間」のストーリーで、最も「小説」を読んだなって思った作品でした。

☆☆☆(穂風湊)
今回の企画の中で一番好きな作品でした。自分が今まで読んだポケモン短編の中でも一、二を争うほどです。どこか物悲しさを感じさせるクォーターの設定と、徐々に話の設定や過去が明らかになっていく構成、そして希望の見える終わり方。どれもが自分の好みでした。こういった文章を自分も書けるようになりたいです。

☆☆☆(キトラ)
考えつかないようなアイディアはやはりすばらしいと思う。一段階の投票だけでなく、これの編集、修正版でもう一度投票したいと思う。このお題でこの話を仕上げて来たことがすでに3つに値する価値がある。今の時点ではどうのこうの言えない。

☆☆☆(きとかげ)
苦々しいのに綺麗で卑怯だと思いました。ずるいよこんな風に書いたら何も言えないじゃんというニュアンスの褒め言葉です。人間関係を明快に捉えた部分は綺麗にまとまりすぎてるかなとも思うのですが、これが良い所で。フィクションの綺麗さと卑怯さの汚さがあっていいなあと。
一つだけ、リーフィアのクォーターがリーフィアになるのが気になったのでちょこっと説明が欲しいかな、と思いました。

☆☆☆(クーウィ)
一次エントリー唯一の小説作品。……なんか突っ込みどころの多い批評ですが、それが現実なんだからまぁ仕方が無い(苦笑)
主人公の心の動きや周囲の環境が細かに書き込まれており、「これぞ小説!」と思わされた作品です。描写も丁寧で頭の中に映し出しやすく、人生経験執筆経験共に色々積み重ねられた方の作品じゃないかなと思いました。個人的にも結構刺さったり身に覚えがあったりで、ちょっと痛かった所もありましたね(笑)まぁ、基本ハブられる側だったんすけど……!
物語の規模としては比較的小さく、広がりも限定的で、読者を選ぶ節はあるかなと思いました。けれども、逆にこの条件・範囲の中では容易に匹敵するものが出るとも思えない程に上質な御話でした。小ぶりながら丹念に形作られた細工物に似て、読み返せば読み返す程に味が出る作品だと思います。

☆☆☆(No.017)

【編集的な事】
「私が高校に進んで、新しい友達ができたときも、初めて恋愛をしたときも、短大に合格して、一人暮らしを始めたときも、初めてお酒の味を知ったときも、初めて男の人と同じベッドに入ったときも、宗教学の講義を受けていたときも、社会に出たときも、ゴウカザルのクォーターと結婚を決めたときも、ずっと、ずーっと。」
→ゴウカザルのクォーターと結婚を決めたときもは重要情報なので強調してもいいかもしれない。
例えば……
「私が高校に進んで、新しい友達ができたときも、初めて恋愛をしたときも、短大に合格して、一人暮らしを始めたときも、初めてお酒の味を知ったときも、初めて男の人と同じベッドに入ったときも、宗教学の講義を受けていたときも、社会に出たときも。
ゴウカザルのクォーターと結婚を決めたときも。
ずっと、ずーっと。」
筆者のこだわりもあると思うのであくまで提案まで…。

・評価:載せたい。
・ジュブナイル。狭い女の子の世界、主人公の心の動きを丁寧に描いた事に好感が持てる。
・時を経て人は成長していき様々な出来事や出会いがある。そしてふと思い出す。あの時あそこにいたあの子は今の自分をどう思うだろうか、と。もいかしたら拒絶されるかもしれない、けれど出来るなら祝福して欲しい。私も経験があるから主人公の気持ち、よく分かる。
・ハーフではなく、クォーターというところがよい。時代の流れを感じさせる。
・まさに「鳥居の向こう」を垣間見るような題材であり、コンセプトにも合っている。それでありながらクォーターのコミュニティがったりと実際そうなるよなーという感じで作り込まれているところがいい。
・リーフィアと交わった事で、イーブイでなく進化系のリーフィアの特徴が出るところがおもしろいなと思った。逆に二人の会話の中にそいいうくだりがあってもいいのでは?
・しばしば登場するどっちつかずのこうもり。クォーターの事はあえてタイトルには反映させず、あくまでこうもりという所がいいと思った。案外「こうもり」とは人間とポケモンの間にいるクォーター自身をも指しているのかもしれないと思った。
・この物語の本質はクォーターというモチーフを用いながらあくまで主人公の心の動きを描く事に本質がある。それはまさに企画者が想定した「鳥居の向こう」の小説の書き方である。何か不思議な存在や出来事がある。あるだけなら記事でいい。そこを出発点として物語に起こし、人の感情を書いてこその小説であろう。

―(リナ)
自作品の為、記入無し





■03 雨守神の嫁入り(クーウィ)







☆☆☆(NOAH)
☆☆☆(ラクダ)
☆☆☆(逆行)
☆☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)

―(久方小風夜)
かたい文章が魅力だとは思いますが、それなら語尾の「〜んだ」のような口語表現はあわないと思います。また途中で三人称寄りだった視点が一人称寄りになったのも読みづらかったです。
文末の解説はあっていいと思いますがちょっと長すぎるかなと思います。

(きとかげ)
本文ですが、ポケモンの民話で面白いと思います。でも解説がなあ、というところ。
・フォルクローレがあるのに小説の中に解説が載っているのは何故なのでしょう。
・小説本文だけで作品が成立しているのに、解説が載せたのも何故なのでしょう。解説とセットで成立する作品なら、そういう作品だと思って評価出しますが、そうでもないし。
解説と小説は別個のものだと思うのです。

(No.017)
・評価:レベルは高く丁寧に作られている。が、扱いに迷っている。
・小説というよりは記事的な感じ、研究論文のような。
・アイヌの神話や大国主の嫁取りのようなものをモチーフにしていると思われる。原典を相当に研究している事が感じられ、その中にポケモン的な要素をうまく混ぜている。取材の確かさが感じられる。
・難点を言うなら、原典や元ネタをよく研究してはいるが、その中に作者独自の主張や感情の発露があるかどうかというと疑問である。いや、「ハクリュー・カイリュー大好きだ!うおー!」というのだけは相当に伝わってくるんだが、逆に言うとそれだけ。
・あと「小説」とするなら解説はいらないと思う。
・この作品はこれで完成されているし、正直これ以上どうにか出来るとも思っていないのだが、あえて言う。悪いけど私が見たいのは「モチーフの詳しい解説のその先」なんだよ。設定があり、その先に踏み込んでこその「小説」だろう。
・たとえばかの有名な山月記にはストーリーほぼそのまんまの元ネタの中国の古典があって、ぶっちゃけあらすじだけ見たらパクリ以外の何者でもない。違いは虎になった主人公が原作では「妻子の生活」を先に友に願い出たのに対し、山月記では「自分の作品を世に遺して欲しい」という願いをする。つまり男が虎になっちまったフシギだなーという「設定」が本質の原作に対し、「家族より自分の作品を優先した」という作家のエゴというか執着みたいなものが加わって、虎になったという設定を通して「人の哀しさ」を描いた事が本質になった。『モチーフの詳しい解説のその先』とはそういう事で、私が見たかったのはそれなのね。だから、よく出来ていると思いつつ、物足りなさを感じてしまったんだと思う。完成度が高いだけに。
・つまり小説というよりは、記事部門の記事の進化系なのね、これ。
・無いものねだりなのは重々承知の上、あえて語ってみた。

(穂風湊)
民話風のお話。雨守神の出す試練の一つ一つが興味深く、それを若者が乗り越えていくストーリーは面白かったです。気になった点は二つありました。一つ目は語尾の揺れがあることです。「〜〜した」と文語調の三人称の文章に「〜〜んだ」「〜〜したのさ」が含まれているので、文の流れに違和感を覚えました。この場合「〜〜した」で統一した方がいいと思います。もう一つは、途中で突然三人称から一人称へ変化したことです。何か意図があってのことか、それとも時間を置いて書いたせいでしょうか。そこにも疑問が残ったので減点させていただきました。

(音色)
もはやラストの解説含んで本文という。来ましたよ。まさに昔話。ていうか、もうこれ単品でペーパーとしてそれっぽく出しちゃえばいいんじゃないんですか?
完成度高いと思います。デジタルで読んだら目が痛くなるほどにな!
ちょいちょい読んでいたら行を読み間違えてお話が何が何だかわちゃわちゃするいう謎の欠点が発覚しましたね

☆☆(棗)
アイヌの祭り、イオマンテを題材にしたお話だと聞き、確かそのお祭りは生け捕りにした小熊を育て、最後に生贄に捧げるお祭りだった気がしますが、このお話はハクリューをつかって雨乞いの儀式に仕立て上げている所に、違う表現方にそういう発想も良いなと思いました。

☆☆(リナ)
まず、小説としては読めませんでした。
私の読者としての怠慢かもしれませんが、読み進めるのが大変で、ところどころ引き返したりしながらやっと最後、と思いきや「出典?!」みたいな感じで、もう汗だくです。
でも、こういう原書の現代語訳みたいな文章をそのままポケモンと絡めてここに投下する(こういう文が書ける)こと自体が評価もんだと思います。
試練というのも、物語の代表的なプロットに沿ってるところもあって、ストーリーとしてはかなり王道。
どちらにせよ、お腹一杯です。

☆☆(リング)
全体的な感想としては、やや格式ばった語り口調といいますか。文章が非常に硬い印象があり、物語がすんなりと頭に入ってこないで読み進めざるを得ない感じでした。
キャラについては、白龍の娘がほとんど喋ることなく、そのためにキャラの印象が非常に薄く感じられてしまいます。その反面、兄が思いっきり喋りまくっているので、もう兄さんと結婚しちゃえよと。娘の印象が薄いため、恋のために奮闘した主人公の頑張りに感情移入が難しくなってしまいます。
この企画のテーマとの兼ね合いに関してですが、アイヌ文化にポケモンを上手く落とし込み、民俗文化の物語を上手く描写できていたと思います。
ただし、民俗文化の価値観は、現代の私たちに理解しがたいものが満載です。そういった理解しがたい事を書く事は悪いことではなく、むしろそういうのもありなのかと思わせる腕の見せ所だと思いますが、それを理解させたり納得させたりするだけの説得力のある描写がほしかったところ。
感情表現を多めに取り入れる。語り口調をもう少し分かりやすくする、などの工夫は、小説の持ち味や雰囲気を損なう諸刃の刃かもしれません。良いくも悪くも、分かりやすさを犠牲に雰囲気を重視した分相応の印象を受けました。

☆☆☆(砂糖水)
こう…私はすごく好きなんですよ。間違いなく3にしますし作品単体として素晴らしいんですけど、逆に企画ではそれが足を引っ張っているかもしれないですね。単品で完成しすぎていて、浮いてる?というか。私は好きなんですよ!だいたいは一次の締めの感想会で言ってしまったので、あまり書くことないですが、改訂により三人称から一人称になった理由がわかって、個人的には非常に満足です。アイヌの話で三人称は外から入ってきた話が多いと聞いたので、これもそういう影響あったり…しないですかそうですか。

☆☆☆(キトラ)
こういうの来るかなあと思いつつ、形に出来なかったのでこのようなアイディアと形にするパワーは3つの価値がある。こういうものを形にするパワーというのは、真似できるものではない。そんなものを見せつけることが必要なのではないか。

☆☆☆(たわし)
語り口調が、子供の頃に読んだ「古事記」を思い出させるようで、言葉選びや語り方が醸す「神様(ポケモン)と人間の距離が近かった頃のお話」という空気が、個人的にとても好きです。きのみを使った解毒剤のつくり方等、ポケモンやその世界のきのみや道具の扱い方が話の空気にうまく溶け込んでいるのが好ましいです。お話が終わった後の解説は無くても良かったように思ったのですが、地域による差や作中で語られない部分が分かるので、これはこれでアリなのかなとも。

☆☆☆(蓬)
日本昔話みたいで好きです。

―(クーウィ)
自作品。「字数に余裕があるから書けるな、うん」と言う極めて安易な理由から書き上げられた一品。尚、見て分かる通り小説ではなく昔話であり、ぶっちゃけ『字数の多い記事』以外の何物でもない(爆)
構想は三年近く前からあった。後書きの説明文は徹夜明けのでっち上げである。本当は視点と語り口の違うパートがもう一つあって、最後に後書きで三人で一つの物語をかたる、祭りの際の余興的な御話であると言う種明かしをする『予定』だった。
ってか小説書け(殴)



■04 予言(No.017)







(蓬)
(逆行)
☆☆(ラクダ)
☆☆(NOAH)
☆☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)

―(音色)
これまたさらりとしたお話。エーフィが未来予知するのはともかく、ブラッキー君はどうしたんでしょうかね?彼も未来予知?でも悪タイプやん…
ところでエーフィが猫又になって云々と言ってますが、イーブイは猫なんですか?それともエーフィになってから猫又歴換算なのですか?そこ気になるポイント
さらっと読めるのはいいんですけど、それだけっちゃそれだけっすねえ

(棗)
とても面白く読ませたお話でした。でも、良いお話でしたが、内容的によく分からなかったなという部分もありました。
表現力は良かったのですが、いまいちお話の内容が伝わりにくかったです。
でも、凄く個性的なお話だなと思いました。

☆☆(砂糖水)
個人的に、今回集まった15作品の中では一番のお気に入り?です。他の話は、鳥居の向こう側、ようはあちら側に足を踏み入れてしまう感じが多い中、この話はあちら側がちらりと見えるところがいいなあと。何気ない日常に入り込む非日常というか異界、あちら側。実はあちら側って普段見えないだけで、日常の延長線上にあるのではないか、と思ってしまいます。あ、企画のコンセプトと食い違っちゃいますかね。
あと低音ボイスのエーフィが、ギャップありすぎてすごく好きですwそれからこれ読んで「カモメに飛ぶことを教えた猫」を思い出しました。実は猫って喋れるんだよってあたりしか共通点ないですが。

☆☆(穂風湊)
年を経た獣が人語を操れるようになるお話。僕にもそんなキュウコンを一匹ください。……それはさておき、エーフィの特性を上手く生かした作品だったと思います。個人的にはプレゼン(作者の意図)とセットで読みたいです。話に組み込むと流れを崩してしまうけど、作者の説明も聞きたい、そう思った作品でした。

☆☆(リナ)
連載物で膨らませそうです。好きですこの感じ。
少年漫画ではもう定番かもしれませんが、平凡だったり、ほんの少し他より才能のある主人公が、「非日常」と出会って己を思い知る……そこから成長があって変化があって、一回くらいは潰れて、最後は「日常」に戻る。
アイディアとしてはめちゃ良い。「猫又」なんかも、そこから色んなキャラクターが派生しそうで妄想しちゃう。でも、そういう話のプロローグとエピローグを繋いだだけの感じがありました。
最後のブラッキーで、第二章のフラグw

☆☆(久方小風夜)
猫又!猫又!
かわいいor美人系にされがちなエーフィが野太い声なのがたまらなくいいですね。好きです。
せっかくだから最後に出てきたブラッキーの背景ももう少し見てみたかったなと思います。トレーナーがどんな人なのかとか。

☆☆(リング)
動物は実は本当はすごい能力を持っているし、独自の科学力があるけれど、それは表に出さない。
バケツでごはんとか、ディズニーのビアンカの大冒険などに見られるような、『動物たちは人間の前では本気出していない』的なアプローチとそれが案外多くのポケモンにも及んでいるというオチまで含めて、面白いと思います。

☆☆☆(たわし)
ボリュームのある話の後に来た「スッキリ読める小話」という感じでした。良い意味で短く、読みやすいです。神様としてのポケモンではなく、(ポケモン世界での日常で)普通にありそうな不可思議な出来事。ズッシリとした話の合間や、鳥居の世界への入口としていい作品なのではないかなと思います。

☆☆☆(キトラ)
短い中で起承転結を展開していて、実は真似しようとしても真似できない人が多い。その力は3つの評価をもらって当然であると思う。そういう力も必要であると私は思う。簡単に読めて主題も守る文章力はあると思う。

☆☆☆(クーウィ)
短くササッと読めた作品。……が、内容は実に良かった。面白かったです!エーフィの声がポケモンそれ自体の印象とは違って野太いものだったのが、彼(彼女ではないよな?)の過ごして来た時間とそれによって身に付いた貫禄を感じさせてくれてポイントが高かったですね。
小粒でもピリリと辛かった、好印象な作品。インパクトは殊更強い物ではありませんでしたが、存在感自体は揺ぎ無く、読み返す際も全く鮮度は落ちていませんでした。短編集にはこう言う御話が一つぐらいあった方が良いのではないかなと強く思いますので、個人的には一押しです。

☆☆☆(きとかげ)
好きなので推します。突き飛ばして崖から真っ逆さまにダイブするくらい推します。それはさておき。
非日常がひょいと現れ出るタイプ。野太い声で喋りだすエーフィやそれにまつわる伝承のくだりが面白く、そしてその記述を重ねた後に出てきてポツリと喋って去るブラッキー。もしかしたらそんな非日常は、気づかないだけで案外近くにあるのかもしれない。でも気づかない方がいいかもしれない。そんな非日常との微妙な距離感がまた良い味を出してて要するに好きです。

―(No.017)
作者の為、批評無し。口の悪いエーフィはいかがですか?w




■05 鳥居の向こう(リング)







☆☆(ラクダ)
☆☆(逆行)
☆☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆☆(NOAH)

(リナ)
この作品も、申し訳ありませんがアイディアだけぐいっと立ち上がって、小説として頷けるまでに至っていないという感想です。「行って、帰ってくる」という基本構造にプラスして「実際にはまだ完全帰ってきていない」というフェイク。鳥居を始めとして、地蔵だったりお墓(のようなもの)だったり、出雲大社のような設定だったり、缶蹴りっていう昔の遊びから最後はDSでちょっと結ばれてたり。モチーフがすごく面白い。
でも小説なら、主人公は鳥居の向こうで何かを失う。または何かを持ちかえる。そのせいで、変化が起きる。その上で自己回復があって、最後はやっぱり「向こう側」とは完全に切れる方が、気持ちが良い気がします。

(音色)
はいきました!タイトルズバリのお話!個人的にはヨノワールさんよりもキュウコンさんと化の方がいいなぁとか思っただけです。鳥居の向こうが稲荷神社なら、ね?
ただ、これ必ずしも鳥居をくぐる必要あるのかな?黄昏時が手伝った感もありますが。まぁ門の向こうはどこかにつながるもんです。それが冷蔵庫の扉でも。
伝説幻とよくあえるよ!なんて楽しいもんだ。そしてラスト、そこにつながる前に救助隊につながる流れにしてくれよ!是非っ!((

☆☆(きとかげ)
>二度と目覚めたくなるような楽しい出来事、
二度と目覚めたくなくなる

>セレビィやらミュウなど、一生に一度見かけられれば幸運なポケモンも普通に見かけてしまうため、たまに遊んだりしてあげると非常に喜ぶのだ。
「ため」が違和感。

鳥居の向こうから戻りきれなかった話。記事の方の鳥居の向こうの裏というか表というか、とにかく面白いと思いました。裏話的なやつかと覗いてみたら、想像以上に大きなお楽しみが待っていました。あちらとこちらにまたがってしまった彼と、その身の回りのお話が面白いです。最後のゲームが「不思議の」じゃなくて「なりきり」というのがにくいです。

☆☆(たわし)
題材として割とベタだなーと思ったのですが、それでも引き込まれるのは話の運び方がうまいからなんだろうなと。主人公の考えが綴られる部分でゾクゾクしました。伝説のポケモン達にも分からない、理屈で説明出来ない不可思議さが面白かったです。

☆☆(穂風湊)
こちら(読者)もテレビの番組を見ているように感じました。鳩さんも仰っていたように、本の最初に読みたい話です。企画名・タイトルにある通り「鳥居」を正面から描いた作品だったと思います。鳥居の先は異界につながっている、という言い伝えを存分に使っていました。
気になったのは一番最後の段落です。異界の例として「マグナゲート」を挙げたいのだと思いますが、「3DS」などの単語が出てくると一気に小説の世界から引き離された気がしたので、他の言い回しで代替した方が良いと思いました。
この話の後に14「某月某日午前二時七分――」をセットで読みたいです。

☆☆☆(蓬)
オチが面白かったです。

☆☆☆(棗)
缶蹴りのシーンがなぜだか一番印象的で昭和時代の終戦の頃かなと勝手に解釈しつつ、子供達の楽しく遊びまわる所が良く伝わってきました。
最後のサマヨールが襲ってくるシーンは背筋がぞくぞくするほど、暑苦しい今の夏にはぴったりな涼しさが伝わりました。

☆☆☆(久方小風夜)
異世界来訪系怪談モノは大好物ですありがとうございます!ありがとうございます!!
迷い込んだ世界がもっと異世界っぽくてもいいかなとも思います。空の色がおかしかったり文字がおかしかったり。
ゲームを起動してしまった主人公がこの後どうなるのかどきどきですね!

☆☆☆(砂糖水)
企画タイトルそのものずばりの題名かつ内容で、これ一番票集まりそうだなぁという感想がまず第一。記事と合わせて二度美味しい。
>「俺はまだ、終わっていないんだけれどな……あの日の出来事が」
という台詞にぞくっとしました。記事の最後にちょろっとおまけみたいに書かれていたことが、実は本題だったとは…。主人公は常時バグ状態とか何それ怖い。セレビィとかに会えるのはうらやましいと思ったけどやっぱり怖い。そして最後。マグナゲートは未プレイなのでよくわからないですけどやっぱりあっちに行っちゃうんですよね…?あっちに行ったらむしろ今みたいな状態は解消されるんだろうか…。

☆☆☆(キトラ)
表題変えた方がいいんじゃないかと思ったのは、アンソロジーという中で一つだけ同じタイトルがあればそれが中心だと思われるためである。作者の好きにすればいいと思う。また直すところを直してやればいいのだと思う。

☆☆☆(クーウィ)
記事のあれがパワーアップしたよ!やったねヨノさん!
こう来たかと唸らされた作品ですね。情景描写も遜色なく、新たに添付されたテレビ特集のネタも中々面白い。個人的に、主人公の逃走テクニックは心当たりがありありで読んでてニヤニヤしてました。……だが、俺は最高速をも利用して追いかける側だった(フッフッフ)
オチもまた秀逸で、これが最終的に評価を決めましたね。記事のインパクトが強かった分、全体を通してちょっと物足りない様な印象だったのですが、最後のアレが素晴らし過ぎた(笑)ずるいぞ!


☆☆☆(No.017)

【編集的な事】

>鳥居の前で『∞』の字を描きながら走ることである。
鳥居の柱を利用して、とか起点にして、のほうがより伝わるかも。
分かるんだけど、柱を用いないでも鳥居の前で∞する事は出来るので。

>紋が開かれているはずの場所
門?

>家には誰もおらず、家のドアは堅く閉ざされ、叩いても大声を出してもまったく反応が無い。
塀に囲まれている訳だからドア叩くのは無理じゃない?

>『暗闇のため足元すらよく見えないので、ゆっくりと山道を登っていて気付いたが、よく見ればいつもあるはずのお地蔵様も、よく分からない墓石もなかった。すでにこの時点で異変があったと気付けない自分は、今になってみれば注意力が無いと思う』
はじめと口調が変わっている。
「気が付きましたが、」「墓石もありませんでした。」「注意力が無かったと思います。」あたりで。

>神社の建物へと足を踏み入れる。
たぶん建物の名前がある。本殿とか拝殿とか社務所みたいな感じで。調べて見てください。

>障子を開けてみれば中にいたのは人間ではない。
「なかった。」のほうがいいかな?

>そのサマヨールが、目の前に、しかも一人のときに。これは、怖い。
「これは、怖い。」が蛇足かもしれない。

>『サマヨールは言葉を一切発しなかったが、〜
口調が(以下省略)

・評価:載せたい(冒頭に)
・モチーフは鳥居を潜って入ったら鳥居を潜って出ろ。そうしないと異界に入ったままになる、という話。あーもうこれ使いたかったのに!
・本と同じタイトルを冠した明らかなプロローグポジション狙い。そして、それを務められるだけの内容になっていると思う。
・入り込んでしまった世界の町の描写が好きだなあ。
・また神無月の設定が良かった。戻る時間が日付を過ぎてしまった為に、友人と主人公で明暗が別れた点などの作り込みも細かい。
・こまさん大喜びですね

―(リング)
自作品の為、記入無し



■06 満月にご用心(キトラ)







―(たわし)
―(逆行)
(蓬)
(ラクダ)
☆☆(NOAH)
☆☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)

―(穂風湊)
この題名を見たとき"満月"が"フルムーン"と脳内で勝手に読まれてたのですがなぜでしょうか、未だに自分でも不思議に思っています。それはさておき感想に入りましょう。満月になると変身する狼男の話がモチーフになっていました。みみがぴょこっと生えてくる、そんな人間是非とも一人欲しい――のですが、今回評価を0にしたのは、一冊の本として見るときに他の作品と雰囲気が大きく異なるのが理由です。小休止のように一息つける作品は良いのですが、この場合テンションの高い方に振り切れていたため、流れが変わってしまうのではないか、そう感じてしまいました。それと登場人物は既存キャラ、ハルカとダイゴでなければならなかったのか、その疑問も減点の一因でした。

―(No.017)
・評価:これらの題材にこれらのキャラクターを当てる必然性が感じられなかった。
・この二人のキャラクターならもっと相応しいシチュエーションがあると思ってしまった。例えば石が関わる話とか。
・ダイハルなのは構わないが、「鳥居」企画に載せる作品として選んだ題材とダイハルとの相性が悪かったように思う。
・ダイハル本のアンソロ作品としてだったらバリエーションとしてありだったかも。
・文章的には悪く無い。☆☆くらい。
・音に対する描写、グラエナはこうすると喜ぶとか、最後にバンダナをとる所などの細かいギミックはよかった。
・人とポケモンの婚姻話は数あれど、狼男を持ってくる人はあまりいなかったように思う。その点は新鮮だった。

―(リング)
キャラ萌えとしても、鳥居作品としても中途半端な印象を受けます。
もういっそのことギガイアスやゴローニャが先祖という事でもいいですし、そうじゃないと大誤算のイメージにも合致しない。
このイメージに合致しないというのが重要でして、そこがキャラ萌えとしてもいまいちな理由の一つ。普通にプレイしただけの人は大誤算はあくまで、ちょっと態度がでかいけれど、それに見合った実力があるチャンピオンでしかないのです。
また、鳥居作品としても中途半端な理由は、、結婚したから今こうなってます。ではなく、結婚したからハーフが生まれ、それは迫害されていたのか、それとも崇高されていたのか。そして、血が薄まった今の大誤算の扱いはどうなのか?
いじめられたのか、それとも逆にモテたのか。この文章からじゃハルカうざいしか感じ取れず、もっと設定をうまく使うべきではないかと思いました。

(音色)
あらあらまぁまぁ。どうしたもんですかねぇこの展開は。いや別に自重しろとかじゃなくてね?こういう風にこのお題でこの展開を持ってきますか!と。
タイトルからして西洋の狼男ものだろうなぁと思っていましたがこれは展開的に斬新なんじゃないんですか?吸血鬼ならズバット系統なのかしら?と思ったよ

(きとかげ)
>ダイゴ頭に甲高い声がキンキン響く。
ダイゴ「の」頭に

ポケモン世界における狼男。耳しか変わらないのはまあご愛嬌といったところでしょうか。作者はダイハル好きなんだろうなーとは思いましたが、そのカップリングの魅力が感じられませんでした。ダイゴとハルカの普段の関係がよく分からないのが引っかかったところで、逆に前の部分で普段のダイゴとハルカを書いておけば、犬耳ダイゴが引き立つと思ったのでしょうがどうでしょう。
あとダンバルのいたずらって何でしょう。それがどう網戸と関係するのかも分かりませんでした。
最後のバンダナのオチは好きです。

(久方小風夜)
とりあえず何でダイゴとハルカなんだろう?というのを思いましたがまあ作者様の趣味ですよね(
耳はむはむするのはエロいですね。犬飼ったことないので喜ぶのかどうかは知りませんが、とりあえず口の中毛だらけになりそうだなと思ってしまいましたすみません。

(砂糖水)
だ、ダイゴさん…。というかダイハルwそしてそこはかとなくエr(ry
最後ハルカちゃんがバンダナ取った時、ダイゴさんと同じグラエナ耳かなと思ったんですが、プレゼンスレ見たらキュウコンとのこと。そうですよねダイゴさんと同じだったら常にバンダナする必要ないですよね…。

(リナ)
このカップリングが好きなら、もっと長編で、ガッツリ書いてほしかったな。
萌えるシーンだと思うんです。思うんですけど、もっと萌えさせることはできた気がするんです。それには時間が足りない。第一話「ハルカの正体」じゃあ、ちょっと出てくるのが早いかと汗
ほのぼのとした雰囲気の中に、なかなか正気では見てられない危なっかしさがあって、空気感としては好きです。
この野性味溢れるハルカはポケスペ由来ですかね?博多弁ではないですけど。知識不足だったらごめんなさい。

☆☆(棗)
人によっては過激すぎるかなというシーンがありますが、私の解釈がおかしいのかな。
でも最後のハルカがバンダナを取った瞬間で終わる所に何?続きどうなるの?というのがあり、続きが気になるなというのがありました。ダイゴとハルカのいちゃいちゃぶりが微笑ましく感じました。

☆☆(クーウィ)
これまた短かった作品。しかし、これもまた良かった。今回短くとも面白い作品が多くて気圧されること頻りですね……(汗)ダラダラと長い物しか書けないので正直頭抱えたくなるレベルorz
序盤から中盤にかけてはどちらかと言うと他愛もなく、文章自体は読み易くテンポも良いものの、幾つかのポイント(例えばダンバルの行動を聴力の変化で察する辺りは良かったです)を除けば取り立てて手を打つような内容ではなかったのですが、最後の最後で文字通り息を呑まされました。あの締めは今企画に於いて、現在エントリーしている作品の中では最も素晴らしかったです。
全体のアベレージが高かった分何処かで差を付けねばならぬ為、止むを得ず評価が下がってしまいましたが、自分はこの作品好きです。ラストのインパクトだけでも十二分に評価に値すると思いますね。

―(キトラ)
自作品の為、記入なし




■07 鬼灯の祭り(棗)







―(逆行)
(ラクダ)
☆☆☆(NOAH)
☆☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)

―(リング)
不思議な夏休みの出来事だった→年齢はいつだ、どんな日だ。お盆とかの最中でもないのか?
私は窓の外で鬼灯の提灯を持ったロコンに出会った。→時間帯はいつだ、そもそもどこの窓だ。お前の部屋1階なのか
ロコンについて行くと、赤い鳥居が連なった神社があった。その時、ヒトカゲが現れた→鳥居の道はどうなっているのか。平面か、上り坂か、下り坂か
あのロコンは車にひかれて私が看病したロコンだと母に教えられた。→なんで主人公がおぼえていなくって、母親がおぼえているのか。むしろ母親もロコンを見たのか
その他いろいろ突っ込みどころ満載です。もっと細かく描写をしないことには伝わるものも伝わりませんよ

―(久方小風夜)
全体的に心理や動きの描写をもっと細かく丁寧にしたほうがいいかなと思います。
今の感じだと文字数減らして記事部門にした方ほうがいいかなあと思います。絵的にも映えそうだし。
ポニータの盆踊りは個人的に見てみたい。

―(音色)
題材はとってもいいんですが、ただでさえ短い文章の中に何回『ロコン』ってでてきましたかねぇ?特に最初!次から次へロコンロコンロコン…。もう少し別の表現を!『六尾の狐』とか『赤いシルエット』とかいくらでもあるでしょう!
短いというのもありますね。もうちょっと膨らませられませんか?
そしてお母さん。何故知っているんですか。そこ気になるっ!

―(No.017)
・評価:文章が未熟と言わざる終えず、本に掲載できるレベルではない。ただし、題材のみなら☆☆☆☆☆
目を付けた題材は非常に良く、いかにも「鳥居の向こう」らしかっただけにとても残念でした。
文章が未熟という点においては下記のような理由が挙げられます。

(1)情報量が足りない。具体的な描写があまりにも欠けている。
これに関しては、具体的に書けばいいってもんじゃない。シンプルだからこそ読みやすいし、読者の想像に委ねられるんだ、という反論があるかもしれません。
無論、すべての情報を描写する文章がいいという訳では無いです。
しかしながら、「情報を書き出す引き出しがあってあえて描かない事」と「引き出しがなくてこれしか描けない事」では決定的に異なると思います。
申し訳ありませんが、私には後者のように思われました。
もちろんシンプルだから悪い訳ではありません。
しかし、今回提出された文章に関して言うのであれば「シンプルで簡潔な文章」ではなく「単なる説明不足」に見えてしまった。
その原因として、
(2)使っている単語が適切でない。
(3)文章のリズムが悪い。
という点が挙げられます。
では、「情報量が足りない」とは何なのか「使っている単語が適切でない」とはどういう事なのか、実際の文章を見ていく事にしましょう。

<それは不思議な夏休みの出来事だった。>

たとえばこの一文ですが、これに関して様々な質問を投げかける事ができます。
例えば下記ののような質問です。
・いつの夏休みか。小学校か中学校か、はたまた幼稚園なのか。
・夏休みのいつ頃なのか。始まり頃か、中盤なのか、終盤なのか?
・どのような夏なのだろうか。例年通り熱いのか、蒸し暑いのか、冷夏なのか、晴れの日が続いているのか。
・主人公は何歳時点で、いつを思いだして語っているのだろうか。たとえば大人になって小さい頃のことを思いだしているのか。それとも去年の事を回想しているのか。あるいは二学期になってから友達に語っているのか?
等々。
もちろんここはほんの導入部。ぶっちゃけ付け加える必要は無いと思います。
ですが、単なる「夏休み」ひとつとってもいろんな設定が有り得るよ、という例として挙げてみました。
では次の文章を見てみましょう。

<私は窓の外で鬼灯の提灯を持ったロコンに出会った。>

この文章だけとっても様々な情報入っていて、様々な疑問が浮かんできます。
具体的に「私」「窓の外」「鬼灯の提灯」「ロコン」で挙げてみましょう。

「私」
・私は何歳だろうか
・私とは男の子だろうか、女の子だろうか。
・どんな服を着ている?(※のちにパジャマと分けるけど)
・私は裸足なのか靴を履いているのか
・私はどんな状態なのか。眠いのか、意識ははっきりしているのか。
・私が窓の外に行くまでの経緯は語られないのか。
(もちろん気がついたら立っていたというのでも一向に構わない)

「窓の外」
・あえて窓の外とした理由は何なのか。例えばドアの外じゃだめだったのか?
・窓ってどこにあるんだろう。私の部屋ってどこにあるんだろう。それは一階なのか二階なのか。窓は開け放たれているのか。ちょっと開いてる程度なのか。カーテンが風に揺れていたりするのか。網戸って単語が出てきたら夏っぽくないか?
・縁側があるのか。ロコンがやってきたのは庭?庭だったらどんな庭?私は一軒家の庭付き縁側を想像したけれど、家がマンションって事だってあるんじゃないのか?
・窓の外は熱いのか、案外涼しいのか、虫の音が聞こえるのか。
・「鬼灯の提灯」という事から夜という事が推察されるが、空はどうか。月が出てるのか、星が瞬いているのか。

「鬼灯の提灯」
・鬼灯の大きさは。通常サイズという事も考えられるし、実はロコンの顔と同じくらいあるビッグサイズかも。
・鬼灯の色は。赤なのか橙なのか、それらの組合せなのか。それとも先っちょが緑がかってるのか。
・鬼灯の形は。ハートとも表現できるし、他もあるかも。
・鬼灯の質感は。
・そもそも鬼灯の提灯って中の実が電球みたいに光ってる感じなのだろうか?光った結果として鬼灯の葉脈が浮かび上がるのか、全体としてオレンジの光がぼおっと写る感じなのか。あるいは鬼火みたいな感じなのか。
・提灯にはどの程度の照度があるんだろうか。ロコンの顔を照らす程度なのか、ロコンの影が浮かび上がる程度なのか。あるいは庭全体が見える程度には明るいのか。
・鬼灯に葉っぱはついているのか。

「ロコン」
・ロコンってどんなロコン?人なつこそう?おこりっぽそう?気むずかしそう?
・毛色は?通常色、色違いの違いもあるし、仮に通常食だとしても様々な表現があるはずだ。赤と表現するか、茶とするか、あるいはなんとかに似てる、とか。毛皮の手触りがよさそうだ、とか。
・ロコンはロコンに違いないが、あえて特徴を説明してもいいのではないか。六本本の尻尾がある、尻尾はカールしているとか。わかりきった事だがあえて書く事で存在を強調できる事もあるのでは?
・ロコンはどんな様子なのだろうか、じっとこちらを見つめているのか、あるいは尻尾を揺らしているのか、耳がぴくぴくと動いているのか。
・提灯を「持った」ってあるけど「口にくわえてる」ではないのか。実は二本足で直立していて前足で持ったりしているんだろうか?あるいは尻尾にぶら下げている可能性は?
等々。

もちろん、上記に私が挙げた問いに対して全部答えろとか言うつもりはありません。
それどころか、全部に答えていたら文章がだらだらとしたものになりかねません。
しかしながら、窓の外に現れたロコンの具体定的な「絵」や「映像」を想像する事により、より具体的で適切な単語を選択できるのではないでしょうか。
では、これらの質問を前提にして、次からはちょっとツッコミを入れていきます。

・提灯を「持った」ってあるけど「口にくわえてる」ではないのか。実は二本足で直立していて前足で持ったりしているんだろうか?あるいは尻尾にぶら下げている可能性は?

これを頭に入れておいて下さい。

<――行こうよ
ロコンはそう言って私を誘った。>

さて、この描写なのですが、仮にロコンが鬼灯の提灯を「口にくわえていた」場合、成り立たなくなります。
なぜなら口を開けて喋った瞬間、鬼灯の提灯が口から落ちてしまうからです。
それではあんまりにも雰囲気ぶちこわしでしょう。
逆に直立歩行で前足で持っていたor尻尾にぶら下げていたならセーフになります。これらとロコンが口を開けて喋る事は矛盾しないからです。
つまり、「持った」という抽象的な表現を用いてしまった結果、口にくわえていたという想像をしていた読者はイメージの修正をしなくちゃならないわけです。
これではあまりに不親切ではないでしょうか。
けれど、仮に口にくわえていた場合でも、この事態を回避する方法が無い訳ではありません。
例えば「行こうよと、ロコンの目が語りかけていた」とか、
ロコンがテレパシー的なものを使っていて「行こうよ、と頭に声が響いた」とか
「行こうよと言っている風に思えた」とかだったらOKという事になります。
単語を適切に使うというのはそういう事です。
では次の文章を見てみましょう。

<私は驚きながらロコンを見た。
普通、ポケモンは喋らない。
でも、目の前にいるロコンは喋っている。ロコンはにこりと微笑み、去って行こうとした。>

ここもいろいろとおかしいです。
第一に「私は驚きながらロコンを見た」と、あるけれど、さっきから主人公の視線はロコンに釘付けのはず。つまり「見ている」状態はずっと継続されているので、もう一回見るという動詞が出てくるのはおかしいのです。
もちろん、「一度視線を外して、ロコンがしゃべったのでもう一回見た」であるとか「よそ見をしていて改めて見た」という事であればOKですが、文中にそういう説明は一切ありません。
修正するならば、「私は驚いた」のみにして「見た」という単語を省く。あるいは、「驚いて目を見開いた」とかにする方法が考えられます。
「私は驚いた。理由としては普通ポケモンはしゃべらないからだ。」という趣旨の文章にする必要がある。
「でも、目の前にいるロコンは喋っている」の部分も不要でしょう。
そして「去って行こうとした」という表現も言いたい事は分かるものの、稚拙な印象を受けます。
というのも「去る」という単語は別れる印象を与えるからです。
ロコンの目的は、この場を去る事ではなくて、主人公を誘い出す事にあるはずです。
「行こうよ」と「誘って」おきながら、「去って行こうとした」とある。これは組合せとしておかしい。
せめて「歩き出した」「走り出した」とかならわかりますが。
その際に「方向転換した、身体の向きを変えた」事が分かる描写が入るとなおいいでしょう。

<私は待ってという風にロコンについていった。ロコンは嬉しそうに私を見ていた。>

ここもなぜか表現がまわりくどい。
「待ってという風に」じゃなくて素直に「待って。私はロコンについていった。」でいいのでは?
そしてロコンの動きがおかしい。
ロコンは主人公を誘い出す為、主人公に背中を向けて歩き始めている。
つまり主人公が追いかけてくる様子を見るためには一度「振り返る」という行為が必要のはずです。
「見ていた。」という描写は「継続して見ていた」という印象を与える。
そうなるとロコンがつねに後ろを向いたまま歩いている、あるいは背中に目がついている事になってしまう。
前者はあぶなっかしすぎるのでやめろといいたし、後者のロコンはバイオハザードです。
いや、違うんだ。つまりこれは何度も後ろを振り返ったって意味なんだ、という反論があるかもしれません。
しかしそれなら、最初から「何度も後ろを振り返った」と書くべきでしょう。
つまり使っている単語が適切ではないという事になります。
例えばこれが、私が一生懸命追いかけていったら、しばらく行った先でロコンが待っていたという事であれば成り立ちます。けれど、そういう描写は一切無い。
具体的な描写があまりにも欠けている。とうのはそういう事です。

以上の理由から(現時点では)文章が書けていない、という判断になりました。
この後にも文章は続きますが、同じようなツッコミが続く事になりますので割愛します。
とりあえずのアドバイスとしては、
文章にするにあたって、頭の中でまず映像を作ってください。その映像に対して、適切な単語を当てて下さい。
という事を言いたいと思います。
また文章のリズムが悪い、という事に関しては音読してみてください。
繰り返しになるけれど、題材だけなら☆☆☆くらいあげてもよかった。相当伸びしろがある作品と思う。
筆者にはもっと本を読んでいい文章に触れて欲しい。
文章を書き続けて、書けるようになったら、再度同じ話を書いてみて欲しい。
同じ内容、同じストーリーでもまったく違った作品になると思います。

(きとかげ)
炎ポケモンの霊だけが集まる鬼灯祭り。着想がとても面白いです。しかし文章が変です。

>でも、ロコンが早く来てというふうに急かすので、戻るわけは行かず、ロコンについて行くことにした。
戻るわけは→戻るわけには

>長い鳥居を歩いて行き、頂上につくと、目の前に屋台がたくさんあった。
「頂上」という言葉はあるけれど、登りに関する描写がないです。

>まだ夏祭りではないのに、もう祭りをやっていた。
この文だと、主人公がその神社の夏祭りの時期を知っているように感じられます。初めて訪れた場所なのに。

>楽しそうな祭囃子が聞こえ、楽しい気分だった。
「楽しそう」「楽しい」と重なってるのがよくないと感じます。「楽しい気分」と言及したのは何故?

>神社に入ろうとすると、獅子と狛犬が鎮座する台の上にバシャーモとゴウカザルがいた。
目の前には屋台がたくさんあったそうですが、この台はどこから?ってなりました。

>ふと、周りを見ると、全員ポケモンだった。ポケモン達は私とロコンのように鬼灯の提灯を必ず持っていた。
>神社に入ると、驚いたことに屋台をやっているのはポケモン達だった。ポケモン達は私を奇妙に思わず、にこにこと見ていた。
屋台をやっているのは→屋台をやっているのも

>私は不思議がりながらも、屋台を見ていた。良く見ると、すれ違う全員が炎タイプのポケモン達だらけだった。
「だらけ」が沢山ある、という意味なので「達」は不要。「全員」と言及しているので「だらけ」も不要。ついでに数行前で周囲が全員ポケモンだということは言及されているし炎タイプならポケモンなのでわざわざポケモンという言葉を入れなくていいです。

>私はロコンと一緒に歩いていたら、マグマラシとヒノアラシの兄弟、冷静なポニータ、じゃれてくるガーディと会い、楽しく祭りを満喫した。
「楽しく」は不要。

>始まったのは、盆踊りだった。音に合わせて炎のポケモン達が自分達の思うままに楽しく踊り始めた。
>楽しかった祭りはあっという間に終わった。ロコンは私を家に帰してくれた。
楽しいのは分かりましたが、「楽しい」と書かずに「楽しい」と思わせるのが小説の見せ所では。私はそう考えています。

>後から知ったことだが、あのロコンは車にひかれて私が看病したロコンだと母に教えられた。
「知った」と「教えられた」で意味がかぶってくるので、文章が変に感じます。

ざっと文章について気になったのはこのくらい。着想は素敵だと思います。

(クーウィ)
ちょっと惜しかった作品。と言うか、記事としては一級品ですが小説だと物足りなかったと言った方が正しいかな?発想や設定は良かったのですが、生かし切れて無いと感じました。
短いながらも起承転結はちゃんとしており、視覚的な印象は殊更良かった。……しかし、ちょっと文章は拙かったなと(汗)もう少し情景描写やポケモン達の見た目、更にはその所作をしっかりと描き出して欲しかったです。彼らが微妙に人間臭かったのも、ポケモン本来の姿を暗喩する『普通、ポケモンは喋らない』と言う行に矛盾していて、現状態ではちぐはぐな印象が否めませんでした。
また、主人公ももっと彼女自身の主観や心の動きを幅広く描写して、物語にうねりを与えて欲しかった。小説の主たる部分は感情を描き出す事にあるのですから、ここを充実させる為には字数を増やすなりしてしっかりと物語に肉付けをするのも悪くは無いでしょう。
登場人物達をもっと生き生きと活写する事が出来れば、恐らく更にずっと良くなると思われます。骨格、即ちストーリーエディターとしての発想それ自体はとても魅力的なものですので、落ち込む事なく頑張って頂ければ……!

(リナ)
叫びたくなります。
本当に本当にごめんなさい。すごく良い話で、こりゃとられたな!と思ったんです。思ったんですけど、悔しくはなかったんです。それはたぶん、これはほとんどプロットの状態というか、メモ書きの段階だから。
アイディアは夏に二時間アニメやっても良いくらいだけど(もちろんちゃんと膨らませて)、小説として出すなら、まだ早かったと思う。
いつか完全版を読みたいです。

(穂風湊)
小休止に適当な小話だったと思います。といっても、もう少し描写が欲しかったです。これでは淡々と話が進んでしまっているので、例えば盆踊りの音楽はどのようだったのか、屋台には何が売ってあって私(主人公)はそれを見てどう感じたか(何をしたか)、それらが加わっていたらもっと評価を上げていました。あとはなぜ母が私と出会ったロコンのことを知っていたのか、などもあったら良かったかもしれません。個人的には記事部門でイラスト付きで読みたいと思いました。

(たわし)
情景の描写が温かくて可愛らしく、鬼灯の灯りや炎ポケモン達のお祭りの様子は、イラストにしたらとても楽しそうだなと思いました。


(砂糖水)
何これかわいい。童話っぽい雰囲気でふわふわとしているあたりがかわいいです。まあちょっとあっさりしすぎているかなあ、と思ったり。というかもうちょっと書き込んでもいいのよ。異界への案内役はロコンというかお狐様がやっぱり適任ですね。ロコンだとわりと連れていくのも自然だなあと思いました。

☆☆(蓬)
これも日本昔話みたいですね。あと、ジブリを連想しました。

☆☆☆(キトラ)
祭りを描くのは意外に少なく、それを形にしてきたものは3つでいいと思う。ただ、あまり感じたことというのが少なく、伝えたいこともそんなに出て来ない。好みの問題が大きいと思われるので、あまり言わないようにしようかなあと思った。

―(棗)
自作品の為、記入無し




■08 化物(音色)







―(逆行)
☆☆(NOAH)
☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(ラクダ)

―(No.017)
・評価:昔話・民話。それ以上でもそれ以下でもない。
・外国に力比べに言った仁王がものすごく強い奴に会って、これはかなわないと船で逃げたところ、相手に碇をひっかけられてしまった。けれど仏様にもらった道具で碇の鎖を切って逃げる事が出来た。それ以来、仁王は門でお寺を守っている。という話があってこういう昔話、民話の類型と思われる。
・何処からともなく物をくすねてくるのが上手い狸wwwwww
・「こいつが変化の達人?ただのヘドロの出来損ないではないか。そう口にしようとした時だった。」
「あっという間に目の前には黒い狐が立っていた。それは、まさしく自分だった。」
「自分の声で化け物は言った。」
「それを聞いた化け物は笑い出した。」
ここの語り口調が変わっている事に違和感。「ました」の間を出たり入ったりするので混乱する。
・「自分が知る限り大きな鯨」
自分が知る限り一番大きな鯨?
・「岩樹の言葉」
私が単語を知らないだけかもしれないけれど、蜥蜴の言葉の間違い?
・単なる小説上の設定と言われればそれまでなのだけど、藤色のあいつがとって喰うのは何でなんだろう?
・ストーリー的にこれ以上とのものと言われると難しいが、言葉の流れや洗練度に未完成な部分を残しているように思う。文章的にはまだまだ変えられるのでは。音読して楽しいものまで昇華できたら評価もまた変わってくるかもしれない。

(たわし)
「ポケモン小説」というより、「ポケモンむかしばなし」という感じだなと思いました。水彩タッチのイラストの絵本をめくっているような感覚で読んでいました。言葉の表現が絵本的で好きです。

(きとかげ)
>南と北の間で少し西寄りの地で、狐は風景の溶け込むことを好む蜥蜴と出会いました。
風景の溶け込む→風景に溶け込む
>どうしたものかと考えた狐は、岩樹の言葉を思い出しました。
後述の言葉は蜥蜴のもの。岩樹さん出てきてないです。

四地方をくるっと回るこの話は面白いのですが、どのジャンルに入るのかというと「?」昔話や伝承というより、童話らしい印象を受けました。「ですから、うぬぼれてはいけませんよ」というような。気になったのはその一点だけです。話は面白かったのです。

(リング)
変身系のお話の王道ものと言う感じでした。
童話風の口調から語られる文は、分量もほどほどですし、強烈なお話ばかりで疲れた人には休憩地点のお話としてふさわしいかもしれません。
ただ、カクレオンがウソッキーになっている間違いがあるので、その修正をすることと、キツネが海を渡ってこれた理由なども書ければと思います。一行でもいいから、地方を移動する際の移動方法を教えてもらえれば……
例えば、渡り龍を異性の姿で誘惑するでもいいですし、どっさりと積んだ餌の幻影を見せるでもいいですし。行く先々のポケモンのみならず、旅の道連れについても個性が出るのではないでしょうか?

(砂糖水)
うん、みんなゾロアーク好きですね(
ゾロアークが各地で会うポケモンのチョイスが、狸とか獺とか、化かす系というかそれっぽいなのがなんだかいいなあと思いました。(小並感)
メタモンに食われるの怖いですね。あの軟体生物がぐわっと襲い掛かってくるんでしょう…?紫色のゲルみたいなのに包まれて、徐々に消化…ってメタモンに限らず生きたまま食われるのは怖いですね。最後何に化けたかと思えばまさか島に化けてしまうとは。その場の空気に紛れると言っても精々岩とかくらいしか想像できなかったので驚きました。

(クーウィ)
昔話ですね。うん、昔話や。
取りあえず、内容は面白かったです。旅先が変わる度にひょいひょいと変わっていくポケモン達はみなそれぞれに個性があって、物語のテンポ自体も丁度良く、退屈しない。途中微妙に文体が乱れましたが、それ以外には特に目立った粗はありませんでした。
……が、問題はやはり『昔話』であってそれ以外の何物でもないと言うところでしょうね。ぶっちゃけ、これなら普通に記事部門で事足りる気は致します(汗)記事としては十分に最高評価が出せる作品なので、その辺もちょっと残念でしたorz

☆☆(蓬)
確かに、メタモンに勝る変化の術の使い手はいませんよねと、納得。

☆☆(久方小風夜)
メタモンこえぇぇぇぇ!!
昔話みたいでとても読みやすかったです。一部ポケモンがわかりづらいかなあと思うところもありましたが雰囲気がいいのであまり気になりませんでした。
とりあえず何はともあれメタモンこえぇぇぇぇ!!

☆☆(棗)
狐と狸の化け比べが滑稽に感じました。狸はジグザグマ、狐はゾロアかなと勝手に解釈させながら読みました。
最後の教訓の様な所が何だか日本の昔話の最期に締めくくる文章に似ていました。
少数の男女の子供達が囲炉裏を囲んでお婆ちゃんの昔話に耳を傾けるイメージがふと浮かびました。

☆☆(穂風湊)
掌編ゾーンの三作目。掌編の中では一番好きな作品です。昔話調で話が進み、展開や語調にも特に違和感はありませんでした。また最後のゾロアークがメタモンをやり過ごす方法もなるほどと頷いていました。こういうスケールの大きい方法は昔話ならではの特徴だと思うので、話に合っていてかなり好みでした。

☆☆(リナ)
メタモン怖い!やめろ!
面白かったです。このお話はこのくらいの長さがちょうどいい気がしました。
初代からポケモンを知っている世代からすると、ゾロア(もしくはゾロアーク)よりメタモンが勝っているのはニヤリとしてしまいます。
昔メタモンがじわじわ人間の世界を侵略する小説ありましたよね?あれやばかった。
メタモン怖い!

☆☆☆(キトラ)
ものを拾う狸、で平成たぬき合戦ぽんぽこの二足歩行たぬきが浮かんで来て、ずっとそれが喋ってるイメージ映像が離れない。個人的にポケモンをこう描写されているのを読むのは苦手なので、流しカワウソと平成たぬき合戦ぽんぽこが話してるのを楽しく展開していた。後、岩藤はいつ出て来たのだろうか。見逃したのだろうか

―(音色)
自作品のため、記入なし



■09 災い様(音色)







(逆行)
(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(NOAH)
☆☆☆(ラクダ)

(久方小風夜)
アブソルもこういうテーマだと映えるポケモンですね。
もう少し山伏(多分ハンターですよね?)の胡散臭そうな感じが書かれているともっといいと思います。何となく昔の話かなーと思っていたので、現代が舞台なんだっていうのが強調されるとえぐさが出るかなあと思います。

(リング)
まず最初に思ったのは、災い様がどうしてヨマワルやサマヨールを追い払ったかという事。死の兆候にあるものを招くとしても、呪いで殺して魂などを食べるとしても、それは自然の摂理であって、アブソルが干渉すべきことでもないと思います。また、神々しい登場と言う割には、足取りひとつ描写されていないのが残念でなりません。足音一つ立てなかったのか、体の線がぶれないのか。
そういった描写を怠けないほうが良いのでは、と思いました。

(クーウィ)
そこそこボリュームのあった作品。……ですが、残念ながらあまり作中にのめり込めたとは言い難かったです。伝えたい事はちゃんと伝わって来たのですけれども。
先ず第一に、作中の時間軸がややあやふやな様に思えました。この作品の中だけで、アブソルの評価が『災いの守護者』から『災いの元凶』へ、そこから更に『言われの無い迫害の被害者』へと立場が入れ替わっていきます。ところが主人公はその間ずっと同一の人物であり、その上文中に『今でこそ誤解は解けつつあるが、それでも豊縁の年配者はやはり嫌悪感をあらわしているそうだ。私の故郷ですらいまだにそれは色濃く残っている。』と言う記述まである。これだけの変遷を目の当たりにした主人公は、一体どれぐらいの歳なのか?記述と時間の流れが、今一あっていないように感じられましたです。
また、村人達の認識の変化も少々易きに過ぎたのではないかとも。古くからの信仰や慣習と言うのは、大体において少し外界の人間が焚き付けたぐらいでまるっと変わってしまう程軽い物ではありません。寧ろその認識を覆すには、血を見るまでの強権を持ってしないと為し得ない場合が殆どです。個人的な知識を元に考えても、旅の男が袋叩きにされる場面は想像出来ても、村人があっさりと掌を返すのは難しいと思いました。物語の構成上必要であったとは思うのですが、それでもやっぱり不自然な感は否めません。
一方で、アブソルがヨマワルやサマヨールを追い払うシーンと、それによって主人公に揺らぎ無い認識が根付いたと言う設定、そしてそれが為に村の中で精神的に孤立して葛藤する辺りは、とても読み応えのあるものでした。個人的にもこの手の御話は好きな部類に入るので、読み進めて行くのは苦ではなかったです。締め方にも味わいがありましたし、骨格は悪くない筈。
ちゃんと見せ場も小説としての形も整っておられるのですし、文体も含めてもう少し煮詰めてみても悪くは無いと思います。

(No.017)
・評価:文章の洗練が足りず、全体的に雑な印象を受ける。題材は非常によいが、もう一声。
・「祖母はそういってよく幼い私をよく怖がらせた。」
よくが連続している。
・災い様の目撃以前に、簡単にでいいから姿の記述があるといい。白いとか鎌を持ってるくらいは。更に災い様が出てきた時は、アブソル見た事無い人でもある程度は想像できるくらいに具体的に書いてもいいだろう。最大の特徴である頭についてる鎌形の角の描写すらないのは描写の怠慢と言わざるおえない。小説は人の記憶や前提知識を利用するとはいえ、ちょっと甘えすぎではないか。主人公は念願の災い様を見れたんだぞ。もっと読者に熱っぽく説明してくれたっていいではないか。主人公の長年の望みが叶った。もやもやしていたイメージが今、具体的な像を結んだ。これはそういう場面のはずだ。超重要場面をおろそかにしてはいけない。
・「何らかの手段で今まで影から救ってくださったのではないのだろうか?そんな考えが私の中で大きくなっていった。」
?の後は1文字開けよう。
・「--衰弱しきった、小さな災い様だった。」
-ではなく―(だっしゅ)を使う。他では使えているようなのでちゃんと統一しよう。雑な印象を受ける。
・小さな災い様が手足を縛られているくらいの描写があってもいいように思われた。何の描写も無いと隙を見て逃げそう。
・「宴は華やかになって行った。」→宴を盛大に行った?
・山伏の装備が甘くないだろうか。私はあのまま山へ行くと災い様に返り討ちを食らうような気がするんだけどな。せめて罠の類とか銃の一個くらい見せてくれたって良いだろう。
・災い様って叫び声を上げるのかなぁ?むしろ私は銃声だけが聞こえるのがいいんじゃないかなと思う。あんなに神々しく登場した災い様にギャーギャー言って欲しく無いのだけど。
・主人公は祈るだけで何も出来なかった。小説的には物足りないが、ある学者の原体験としてはそんなもんだろうなぁっていうのがかえってリアル。
・「あれから何十年もたった。私はとっくの昔に故郷を出て街に進学し、学者の道を進み、災い様――"アブソル"と呼ばれるポケモンの研究に没頭していた」
この後に、さらっと説明が来るんだけど、主人公、あんた何十年も研究やってる割には考察足りないんじゃないのと思ってしまった。その何十年の間にアブソルに対する動きとか新たに分かった事とか、いろいろあったはずなんだよ。例えばだけどこんな感じでだ。
http://pijyon.schoolbus.jp/oekaki/n-rekisi.html
・この問題の根本には貧困や、繰り返し起こる災害があるっていう事くらいは考察して欲しい。災害は誰のせいにも出来ない。けど、当時の人には金も無ければ知識もないんだ。人々は理由を求めなければならなかった。弱さ故に誰かの所為にしないといけなかった。近年になってアブソルの誤解が解けてきたのはなぜか?それは教育が普及して、ある程度災害から身を守れるようになったからだ。
・そういった事のもろもろを読者の前提知識に全部丸投げしちゃってる。読者が知っている事でもあえて書く。いらないならそこから削っていけばいいのであって、最初から書きもしないのはだめだと思う。さっきの見た目の描写でも言ったけれど、それは怠慢です。
・そういう具体的な動きを追った後にかつての原体験をもう一度リアルに思い出す。それを丁寧に描写してこそ説得力のある小説になるんじゃないかな。
・現状で満足せず、狩猟や迷信に対する取材や考察、事象に対する具体的な説明をぜひとも加えて欲しい。

☆☆(たわし)
主人公が災い様と出会う夜の情景描写が好きです。災い様と村人達、主人公との関係や話運びも良いのですが、「あれから何十年」の後からが、ちょっと唐突すぎるし物足りなさを感じます。

☆☆(砂糖水)
読んで真っ先に思ったのがネタ被った!!!です。私は結局時間なくて没にしたんですが…。ちなみに被っているのは主人公はアブソルを悪いポケモンじゃないと思ってるけどなんやかやでアブソルは死ぬ、とかです(
それにしても、主人公の集落は始めはアブソルをきちんと災いを知らせる存在と思っていたんですね。それが崩れてしまうのは悲しい。何かに責任を押し付けるのって簡単だし楽ですからね…。あーあ山伏は余計なこと言いやがって…。

☆☆(穂風湊)
アブソルの信仰のお話。地域信仰が外部からの来客によって覆される。それもまた歴史にはよくあることでした。それを描いていたと思います。また終わりの数十年後の主人公の思いも話の流れを崩さずに書かれていたこともプラスポイントでした。(最後に補足を加えるとそこだけ浮いてしまうものが少なくないので)

☆☆(きとかげ)
>そんな災い様は畏怖と畏敬の対象でした。
ここだけ敬体になってます。
>--衰弱しきった、小さな災い様だった。
--→――
>当時、アブソルは忌み嫌われいたこと。
忌み嫌われ「て」いた

とにかく印象深いと思った一品。災い様が非日常から日常の次元に引き落とされるような、そんな話だと思いました。
結局何もできなかった、しなかった主人公ですが、割りとそういうことはありがちで……好みの展開なのですが、気になる点がいくつか。
・災い様がヨマワルたちを追い払う場面。主人公はアブソルが災い様だとすぐに分かっているが、見た目も伝えられていたいのに何故分かったのだろうかと。容姿を知らなければそれが実物か分からないわけで。
案としては、「災い様はこういう姿なので、山で会ったら逃げなさい。でないと災いに見舞われる」という言い伝えにして、主人公は実際に会ったけど逃げなかった……とか。
・最後の「秘かに山で共に生きる者として、助けてくれていたのだと」というのが唐突に思いました。取ってつけた感じだなーと。ここだけでなく全体的に字数を増やす余裕があるなあ、肉付けしたら更に美味しくなりそうだという感じはあるのです。
・災い様を狩ることになる場面。そこの心境の変化が急だと感じました。昔からの信仰が、そんなひっくり返されるかなあ、と思いまして。
ここは心境の変化まで字数を割くとか、あるいは災い様の信仰を従来通りの「災いを運んでくる」にして、村人は災い様退治に来たハンターを喜んで迎えるとか、ハンターが「災いを知らせる獣がいなければ災いも来ない。毛皮も角も売れるし一石二鳥」とか言って丸め込んでしまうとか。
というわけで気になる所でした。
神様が一介のポケモンになってしまうような、この話運びは好きなのです。

☆☆☆(キトラ)
ジュペッタに続いてアブソルも話作りやすいポケモンである。悪タイプで唯一白とポケモン図鑑に登録されている。旅の男が見せて来たのが災い様だと言ってからの広がり方が早すぎたように感じた。3つである。

☆☆☆(棗)
読み進めて行くうちにふと、ポケットモンスタースペシャルという漫画のホウエン編に出てくるアブソルの解釈に似ているなと思いました。
何だか読み進んでいたら、何だか儚げに感じるくらい、悲しいお話だなと思いました。

☆☆☆(蓬)
その土地の信仰や思い込みで嫌われている動物ってたくさんいますよね。これとはちょっと違うけど、昔のアメリカのオオカミ狩りを思い出しました。

☆☆☆(リナ)
きた。
個人的には、こういうのがきてほしいと思ってました。
ある一点を機会に、人々は神様を畏れなくなる。「なにか理解不能なもの」が、一瞬にして「ただの○○」になる。その変化の中で、災い様に憧れや敬意を払っていた主人公は、失ってはならないものの象徴になっています。
旅の男は、科学です。災い様はただの動物だった。おまけに災いを引き起こす害獣だった。地震や雷が科学的に解明されたら、だれも「なまずの怒り」とか「神鳴り」だなんて思わなくなったように、災い様が何だったのかが分かった途端、人々はそれを忌み嫌い、排しようとする。
全作品の中で一番、メッセージ性あると思います。
アブソルを囲んで歓声を上げる子供たちの中でぽつりと「災い様だ……」はぞくっとしたわ。

―(音色)
自作品のため、記入なし



■10 お母さんの思い出(きとかげ)







(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(NOAH)
☆☆(逆行)
☆☆☆(ラクダ)

―(音色)
狼に育てられた子供サーナイトversion。このお題でサーナイトをチョイスしたのが斬新!
でもなんか、怖いっす。怖いっすというか、お母さんなんでさらったんですか。兄弟たちも怪しむならもっとしっかり怪しむ様な気がしますが…そこはお母さん補正ですかね。
サーナイト語という発想も面白いですね。うまくいけば某プラズマ団の王様みたいにバイリンガルになれたかも。でも、サーナイトオンリーならほかのポケモン語はわかりませんかね?でも、彼等にはテレパシーがあって言葉って必要なんでしょうか?

(クーウィ)
これまた惜しい作品。題材は悪くなかったんだけども……。
取りあえず、如何せんノリが悪かった。自分もやたらとダラダラと長いのばっか書くのでこう言う点を突くのは筋違いではあるのですが、残念ながらこの作品はのめり込むよりも平坦な印象の方が圧倒的に強く、御話が動くまでが些か遅すぎた様に感じられました。またそう感じた理由としては、少々背景描写に寄り過ぎたのではないかとも。舞台設定や独自の言語と言った小道具は実に素晴らしかったのですが、逆にそれらの設定を押しだす為に御話が進んでいっていた様に見受けられます。何かを説明する度に同じ様な記述が繰り返される(森の生活とそれによって培われた知識、そしてそれに対する主人公の否定的な認識と、義理の母親に対する相反する感情と言うローテーション)為、設定や裏付けと言ったものには頷かされる反面文章としての面白さは乏しく、結果的にただ茫漠とした感触だけが残ってしまいました。言い回しなども細部まで練り切れておらず、ややプロットじみた印象です。
ストーリーも舞台背景や設定も申し分なく、テーマにもしっかりと沿っている。……ただ、流石にもっと読ませる様な文章であって欲しいと言うのが、偽らざる感想ですねorzザッと読み込んで見ても作者の方にはちゃんと磨き上げられるだけの実力が備わっておられると思いますので、尚更この仕上がりには不満が残ります。言ってしまえば我儘に過ぎないのですが、もっといける筈なんやと……!

(穂風湊)
最後まで評価に迷った作品のうちの一つでした。読み辛い話でもないし、矛盾したストーリーでもない。けれど読後感がすっきりとしなかったため1にいたしました。情報がほとんどなく「今も分からない」とあると、結局何だったんだろうで終わってしまうので……。なのでこの評価となっています。

☆☆(たわし)
終盤になるまでふわふわした状態で「なんでこの子はサーナイトに育てられてるんだろう」と思いながら読んでいましたが、チェンジリングの単語でビビッときました。「チーゴ」「マー」という公式単語のリンクや、フェアリータイプを題材とした小説ということもあって、興味深く面白かったです。

☆☆(砂糖水)
妖精タイプでチェンジリングですか!意表をつかれました。なるほど…。主人公うらやまし…いえ、なんでもないです。キルリア兄ちゃんかわいい。連れて帰りた…ごほん。チェンジリングの理由については色々あるみたいですが、この場合はなんだろう…。異常なくらい執着してますよね。血の繋がった我が子よりかわいいのはやっぱり金髪が綺麗だからとかなんでしょうかね。取り替え子の常として、人間側に置いてかれたラルトスはかなりひどい目に遭ったのでは…と思うとラルトス引き取りたい。そして育てたい(

☆☆(リング)
チェンジリングと言う題材とポケモンを合わせたこの作品で、あぁそんなのもあったなと、ちょっと悔しい思いのする作品でした。
ただ、サーナイトと言う種は、むしろ人間に適応した種。家畜ほどではないにせよ、他人の感情を糧にして生きるため、たとえば人間の感情があらゆる生物の中で最も強いとか、そういった説得力も欲しいところ。正直な話、某5円玉のポケモンでも話は通じてしまいますからね。サーナイトが嘘を見破れないのも、種族特性を理解していない感があって、ポケモン小説として残念です
ただ、妖精が子供を取り換えたり、子供をさらって行ったりという話を持ってきたことは、素直に良いアイデアだと思います。
伝承では、召使いにしたり、お前の父ちゃんポケモン的なことに使ったり、悪戯だったりと様々な理由づけがなされている子供の取り換えなので、さらわれた理由への推測も一つではなく、いくつか用意してほしかったり。また、妖精にさらわれた子は不思議な力を持つという伝承もあります。恐らくは、サヴァン症候群(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4)などの事なのでしょうが、そういった設定も絡めてもっと加筆してくれればと思った作品でした。そしたら星が3つだったかもしれないです
というか、色々Nを思い出しました。ポケモンと暮らしていたり、数学の天才だったり、髪の色が同じだったり。

☆☆(リナ)
主人公の語りとですます調がすごくマッチしてて良かったです。サーナイトがしゃべる(ないしテレパシーでコミュニケーションがとれる)お話は多いですし、自分も書いてましたが、このお話の設定は好きです。サーナイト側で人間のイメージが昔のまま止まっていたり、「獣道」が、サーナイト語では分けて用いる言葉だったり、こういう世界観がしっかりできてました。
だた欲を言えば、実の母親がほとんど描写されてない。主人公にとって間違いなく大切な記憶であるはずなので、唯一覚えている本当の母親の匂いとか感触なんかが書かれていた方が、もっと主人公の境遇が引き立った気がします。☆☆☆(キトラ)
感情がたくさん動くはずなのに、こちらにあまり感動というものが伝わってこなかった。ただ着目するところは面白いし、淡々と書く処理法は新しい。感情を主にせず動きを淡々とかくともっと伝わるのではないか。3つ。

☆☆☆(蓬)
早速、フェアリータイプネタですね!不思議な、だけど温かい気持ちになれるお話でした。取り替えられたのが、プリンやマリルだったらどうなっていたかを考えるとまた楽しいです。

☆☆☆(久方小風夜)
狼少年とか狼少女とかと同じ系統の話になるのかな。そういう類の伝説と違ってかなり高い知性を持っているのが味がありますね。
取り替えられたラルトス(多分)がどうなったのか皆目見当がつかなくてむず痒い……だがそれもまたいい……。

☆☆☆(棗)
チェンジリングというのはどこかの本で知りましたが、それを新たにフェアリータイプが追加されたサーナイトを上手く取り入れた所が良かったです。
最後の守り抜きたかったサーナイトのシーンがとても悲しかったのですが、この女の子はこの後どうなったのだろうと言う心の残りの様な虚しさがありました。

☆☆☆(No.017)
【誤植?】
戻りたいと思い始めていた。→思い始めていました。
ここだけ口調が異なる。

・評価:掲載したい
・モチーフは取り替え子(チェンジリング)。妖精が自分の子と人の子を取り替えてしまうという伝承。
・森での生活が丁寧に描かれており、読みやすい。
・何が良かったって「間違えて進化したデンリュウ」が良かった。因習があり、悪ポケモンは飼えなかったとかも。
・最後のあっけなさや主人公の冷め具合(笑)は評価が分かれそうだが、逆に全部がはっきりしない所がいかにも向こうから帰ってきた人の話っぽい感じ、こんなもんだよねーという感じが私は好きである。

<余談>
・wikipediaによれば、取り替え子(とりかえこ、英語:Changeling)とは、ヨーロッパの伝承で、フェアリー・エルフ・トロールなど伝承の生物の子と、人間の子供が秘密裏に取り替えられること、またその取り替えられた子のことをいう。明らかに取り替えられたと分かるような、木のかけらがたちまち弱って枯れてしまうこともあった。このようなことをする動機は、人間の子を召使いにしたい、人間の子を可愛がりたいという望み、また悪意からであるとされた。伝承であるにせよ、親から取り替え子だと疑われた罪のない子供たちにとっては、むごいことであった。
とある。
昔は歩けない自分の子供を妖精だと思い込み、フェアリーを追い出す為に何度も風呂に沈めて溺死させたという事件があったようだ。
本作は、主人公が取り替え子であり、その経験を描いたものであるが、例えば虐待を繰り返された子供がチェンジリングを知る事により、僕は人間じゃなくてポケモンなんだ!なんて思ったり、本作の逆パターンとして人間のつもりで育ったポケモンという話も考えられるだろう。
本作をきっかけに、違った視点の小説を書いてみるのも面白そうだ。

―(きとかげ)
自作につき無記入。お母さんはサーナイトよりゾロアーク派です。



■11 冬を探して(砂糖水)







(逆行)
☆☆(ラクダ)
☆☆(NOAH)
☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(蓬)

―(リナ)
残念ながら、落とし所が不明で、最終的に読者にどう思って欲しいのか、何を感じてほしいのかが分かりませんでした。
最終的に主人公が「トレーナーを諦める」のですか。それなのに、最後はコハルと良い感じになる結末は読者の納得を得られないと思います。これが例えば、しばらくギャロップを対戦で使っていなくて、久しぶりにフリーザー(?)と対決をし、くすぶってた気持ちが甦って「おれ、もう少しだけ頑張ってみる」だったら、全然変わっていたんじゃないかと。
あと、地の文によるリョースケの心の描写が不自然に感じます。たぶん、気持ちを記述しているのに、下手に論理的だからかと。「書くスピード」のまま言葉を並べてしまっていて、「読むスピード」でその言葉に当たると違和感……という箇所もありました。
以上です。ずけずけすみません。

(穂風湊)
・感想
記事部門の「冬の神」とリンクしての小説でした。記事の設定を上手く生かしていたと思います。
・気になった点
1、序盤のコハルの口調が統一されてません。敬語調なのに「〜だし」は言わないと思います。
2、ホウエンの海の色は明るい、という場面で「今度ばかりは〜」のくだりは省いても問題ないと思いました。あまり必要ない情報だと感じます。
3、また中盤のコハルを追いかけるシーンがやや急だと思いました。なぜコハルはリョースケに来て欲しかったのに「急用が出来た」とのメールを送ったのか。素直ではいけなかったのか。なぜフリーザーは攻撃を仕掛けてきたのか。リョースケの夢を諦めさせるためのコマのように感じてしまいました。

(音色)
これは記事部門に投下されていた分の小説版ですね!こう来るとはちょっと予想外w
でもホウエン=あったかい、シンオウ=さむいっていう実に分かりやすい図式表現が結構好きですね

☆☆(久方小風夜)
寒さの描写とかがとても丁寧でいい。冬の神様が登場するときの描写ももっときらっきらさせてもいいかなあと個人的には思います。
主人公の最後の決断はネガティブだけど前向きで何だかぐっときます。
それにしても雪の中を歩くのは本当に疲れますよね。

☆☆(クーウィ)
少年の挫折の物語。まぁとは言え、それほど悲観的な御話じゃありませんでしたけど!取りあえず零度ぶっぱはヤメタマエ(
比喩の使い方がとても良かったです。瞳の色を海のそれに例える行や、主人公が故郷を思い描く際の描写は殊の外好きですね。感情描写も巧みですし、かなり書き慣れた印象を受けました。また、小道具として登場したビードロの鈴も高ポイントです。そう言うハジツゲの使い道もあったなと(笑)
逆に物足りなかった点は、全体的に小奇麗に纏まってはいるものの、強いインパクトが感じられなかった事。作中の雰囲気もありそう言うシーンは要らないっちゃ要らないのですが、他の目に付く作品と比べると些か埋没しそうな感はありました……。下手に弄るのも難しいぐらいには完成されていますので、難しい所ではあるのですが。

☆☆(リング)
情景描写が非常に細かく、丁寧なので、その点については非常に高く評価できると思います。
また、ポケモン世界でありがちな、リーグ挑戦への途中でドロップアウトしてしまう少年の心情描写もなかなかうまいと思います。
残念な点は、冬の神様が前触れもなくいてしまうことに、違和感とご都合主義を感じてしまうという事。例えば。黒い鈴の音は大きなポケモンの威嚇の声に似ているとかで、その程度に屈しないポケモンには効果がないとか。
ダイヤモンドダストが発生した日はフリーザーが来ている証拠だとかで、あらかじめ高確率でいそうな気配があったなどの工夫を。
フリーザーが動いた時にいきなり攻撃を命じたあたりは、『そんなんだからバッジ4つなんだよ』という事で大目に見るべきでしょうか……

☆☆(棗)
冬の鳥はいったい何を伝えようと思ってこのコハルとリョースケに羽根を残して去ったのだろうと思いながら読みました。
名前の由来を書いている所が珍しいなと思いました。少女のコハルは春生まれだけれど……という所に、私はコハルという名前に秋の季語の小春日和を思い出したのですが、それをわざわざ春にしたのかなと思いました。

☆☆☆(たわし)
記事部門の方とは違った新しいストーリーになっていて、まさに「ポケモン小説」を読んでいるなあという感じでした。「冬の神様」の信仰、その信仰の意味する所や、二人の心理描写までちゃんとストーリーにリンクしていて、読んだ後に何かが残る、そんな作品でした。

☆☆☆(キトラ)
サクラは桜肉からなのか、食用のポニータもらってくるから戦いには向かなかったという話題の発端だけど、あれは雲仙普賢岳だと思った。桜島は送り火山あたりだと思っていた。アンソロジーに載せるということよりも小説としての意識しか感じられなかったので、アンソロジーの際はまわりにあわせて丈を削るなら違和感ないと思う。載れ。3つ。

☆☆☆(きとかげ)
好きだと言わざるを得ない。失われていく神様の伝承、女の子と男の子の心境の変化。まさに伝承+ポケモン+小説。伝承に歌われていたのが心の目+絶対零度だとは。いやほんと素晴らしい。最後の方がちょっと駆け足なのが気になった程度です。

☆☆☆(No.017)
・評価:このまま載せるなら反対だが、ブートキャンプしたら伸びそうなので、通すために☆☆☆つけた
・ストーリー、流れはいい。あとはバトル、冬の神登場のあたりとラストの描写を強化できれば。軸がしっかりしている為、こういう所を強化したらいいんじゃないかというのがほぼほぼ見える。
・一番気になる点は冬の神があっさり登場しすぎだろうという点。世話話してたら散歩道で出会ったみたいで違和感。たとえば、かつてお祖母さんが出会った話からおおよその地点を予想してそこを目指すくらいはしたほうがいい。神に辿り着くまでの過程を加えたほうがいいと感じた。
以下、アイディアいろいろ
・スキー客か湖の観光客に混じって湖行きか神殿行きのバス乗るのもいいんじゃないか。彼らの会話を聞きながら、バスに揺られるなら忘れられた伝説というのがより引き立つのでは。また主人公とコハルが会った際に、だいたいの場所まで会話していれば、バス降りた先で彼らが再会という設定にも出来るだろう。
・過去の告白は一緒に泊まって食事してる時なんかでもいんじゃないか。
・それなりに奥地だろうから山小屋で一泊くらいはあっていいと思う。キッサキシティ自体は狭いかもしれないがキッサキシティが管理している土地という風に理解すればそれなりの広さがあるはず。
・で、再び目的地に向かうんだが、そこで迷って、吹雪いて、ビバークでやりすごすか、あるいはギャロップあたりに介助して貰いながら進んで(ユキちゃんあたりが案内でもいい)、見たことの無いところに出る。そこで遭遇とか。
・吹雪いてる間に鈴を落とすのはどうだろう?ユキカブリとユキノオーの群れに遭遇して焦ってたら道案内をしてくれるとか。
・あるいは鈴がキーアイテムになるのはどうだろう。通常はポケモンよけだけど、ある種のポケモンは引寄せられる。
・あるいはミミロル(ぶきよう)あたりが落とした鈴を持っていて鳴らしながら駆けていくのを追いかけていくとか。
・バトルの描写も増やしたい
・ギャロップに関しては、火炎放射より炎の渦のほうが絵的にいいなあ。たてがみ生かせるし。あるいはたてがみから炎出してるけど火炎放射扱いとか。

・とにかくまだまだ伸びしろのある作品。「こうもり」の時も言ったけれど、「設定」の上に心の動きを書いた数少ない作品だと思う。私が企画において理想とする「小説」の体をちゃんととっている点はポイントが高い。
・あと文字数はこの作品に関して言うのであればむしろ増やして欲しいと思いました。

―(砂糖水)
自作。記事書いた本人が書きました。
まず最初に。小春さん、名前被ってすみませんでした。でもどうしても使いたくて使っちゃいました。ごめんなさい。
あとプレゼンスレにも書いたけど、サクラは馬刺しじゃないから!桜島だし!
記事に出した冬の神がまさかの掲載ということになり作者名出てしまって、もともと冬を探してを出す気満々でいたので焦りました。作者バレバレじゃねえか!
多分皆さん気づいてたけどあえて黙っててくれたんですよねありがとう。
この話は書いててつらかった。いつ終わるの?まだでしょ!って感じで書いても書いても終わらないんだもの。いや、冗談抜きで。後半展開早いのはもう早く終わらせたくて、色々カットしたからと、長すぎて気力が尽きそうだったからです。約一万九千とか我ながらふざけてる…。つらたん。
どうか三次募集はいっぱい応募がありますように。



■12 本当の名前には御用心(リング)







(逆行)
☆☆(ラクダ)
☆☆(蓬)
☆☆(NOAH)
☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)

―(リナ)
挑戦している内容はとても深くて、個人的には期待が膨らんだ作品でした。でも、整合性というか、社会常識的にズレが目立って、そのまま結末にも「?」が残ってしまいました。
最初二人の会話かと思ってたら、サークルのメンバーが他にも同じ部屋にいたんだとびっくり。「サークル内の机」も「サークルで使用している、サークル棟の部室のひとつ」なのかなあと、辿り着くまでに時差が汗。
ホームステイでの意思疎通のために「英検」。大学生で、しかも父親が外国で仕事しているなら、狙うのはむしろTOEICやTOEFLのスコアだし、留学生のチューターをやってネイティブと話す機会を作ったりするのが普通。
細かくて申し訳ないですが、こういった設定のところで興ざめしてしまいました。
後は、小説は基本漢数字(意図があるなら良いと思いますが)。「……」が多いのも気になりました。

(穂風湊)
序盤からなんとなく不穏な予感はしていましたが――やっぱりホラーでした!ポケモン世界の各地の名所を小道具として用いていたのはプラスポイントでした。
ただ終盤が引っかかったので少々点を引かせていただきました。ソウヤのキキョウへの呼び方が「先輩」から「あなた」になっていたり、視点が変わっていたり。一人称短編で視点が変わるのは違和感を覚えました。

(久方小風夜)
真名の話は個人的に好きです。ひらがなが入っていない方がもっとそれっぽいかなとは思います。
アンノーンもこういう分野だとよくありそうな印象ですが使い方が少し珍しい感じですね。
大学生だったら英検じゃなくてTOEICかTOEFLですね。

(クーウィ)
何処か都市伝説めいた御話。設定自体は非常に荒唐無稽な様に思われながらも、ゲームや映画のネタを細かに積み上げて行く事によって、外堀を埋めるが如く説得力を与えているのには強い感銘を受けました。こう言う手法は見習いたいもの。
内容に関しては好みが分かれそうだなと思いましたが、物語自体は比較的きちんと纏まっており、これはこれでありではないかなと思いました。寧ろ問題は、文章中に『……』が多過ぎる点か。自分も多用するニンゲンですので偉そうには言えないのですが、流石にこれはちょっと多過ぎる気が致します。パッと見ても結構目に付きますし(汗)
また、実験台にされた主人公の反応が少々冷静過ぎた様に感じたり、終盤の展開がえらく駆け足めいていたように思われたのにも多少の違和感が。とは言え、この辺りは修正するにも手間はかからないと思いますし、多分に個人的な感触だとも思われますので、そこまで留意する必要は無いかも知れません。

(棗)
ポケモンのアンノーンの不気味さがよく伝わるお話でした。
アンノーンの言葉を解釈する所が不気味さを思わしました。でも、読んでいて良く分からないまま飽きてしまうなと思ってしまいました。
でも、お話の内容はとても良かったです。

(No.017)
【校正】ローマ数字は、実際に載せる時は漢数字になるので訂正して欲しい。50年とか。
・評価:いまいち決定打に欠ける。着眼点は非常に面白い。
・タイトルの語呂が悪く感じられました。「真名にご用心」とかではどうでしょう?
・テーマは非常に面白い。特に名前を奉納するところ。
・ぬーべー思い出した。
・やや難解でやや読みにくい感がある。もう少し改善出来ないだろうか?
・ギラティナとかの蘊蓄はあっても構わないが、それよりも先輩の住環境や過去に踏み込む描写が必要ではないでしょうか?たとえば奨学金をとっている、とかお母さんの仏壇があるとかそういう描写です。あるいはお父さんの事を聞かれてはぐらかす、電話がかかってきて、それらしいやりとりをして切る、とか。そうすると最後のオチにもさらなる説得力が出るのでは?
・最後のみ視点が先輩に変わるのが少しバランスが悪く感じられました。例えば冒頭にも少しだけ先輩の視点を入れる事等は出来ないでしょうか?
・主人公、迂闊。先輩怖い。

(きとかげ)
>その当時、私と妻が相当邪魔だったのか、どちらも暴力にさらされ、
 妻→母
話としては面白いし設定も面白いのだけれど、いまひとつ好きになれない。ごめんなさい。
本当の名前簡単に教えすぎな主人公と、割りとあっさり復讐したヒロインと、両方好きになれなかったので。
主人公の方は例えば、ヤミナシヒトヌシノヒメの名前を使っても何も起こらなかった、というのを入れて、「なんだ、本当の名前も大したことないじゃん」と思わせるか、あるいはオーソドックス簡単便利にヒロインに惚れさせとくか。とこれは一案で。
ヒロインの方は……言葉の力を悪用しないと誓う善人でありながら、復讐にふさわしい理由と完璧な殺害方法を携え、殺人に付随する情緒問題もクリア済のヒロインに何も魅力を感じないのです。場が整いすぎて不自然。この不自然さを和らげるには、私の考えですが、要はヒロインが完璧でなければよいので、「言葉の力を良くないことに使う」、「つまらない理由で人を殺す」または「人に理解されないぶっ飛んだ理由で人を殺す」、「殺人がバレる」、「殺人の前か後で情緒不安定になる」を一つ入れとけばよいのかなー(今の殺人後の情緒不安定は弱々しいなと思いました。多分、ラストで言葉の力を発動させてしまっていて、以後彼女は何らかのしっぺ返しを食らうだろう、というあたりなのでしょうが、今まで言葉の力は『****』で示されていたのでかなり解りにくい)。
本当の名前というのは好きだし、アンノーンの設定とかは面白いです。

☆☆☆(キトラ)
忌み名をアンノーンからめてこのような形にするのは新しいなあと思い、3つ。そういうアイディアは高評価で、文章力に難があるなら校正でなんとかすればいいと思う。ただなんか読むのに気力が必要だった。なぜかは解らない。

☆☆☆(たわし)
投稿された小説の中でも、特に毛色の違う作品だなと思いました。読んでて一番怖いと思った作品です。

☆☆☆(音色)
中国によくある「真名」を知られると云々っていう奴だと思ったら割とあってましたね。名前というか、言葉は力を持ちますよー!という印象が僕の中にありますね。
大好きですわ!姓名判断師さんがこういう風に出てくるとは思わなかったしねw

☆☆☆(砂糖水)
なんかこう、『事の端』とか『理の覇』って厨二病患者が好きそうな単語だなあと。あ、決して作者さんがそうだと言いたいのではなく、自分の厨二心が疼くなあと思っただけです。
実際こういう、戸籍とは別に本当の名前をつける風習あるんでしょうか。設定がきっちりしているのでそんな印象を受けました。名前奉納するところとか、きちんと書かれていたので。本当の名前がある、というあたりで思わず、ネットの怖い話にあるパンドラを思い浮かべました。関係ないですが…。
ゲーム以外にも映画の設定も織り込んであってうまいなあと思いました。そういえばエンテイの映画にアンノーン出てましたね。アンノーンについては、ゲーム内でもなんだか含みのある感じなので想像しがいがあります。
気になったのは作中に出て来た、キキョウ先輩が参考にした小説って元ネタあるんでしょうか。もしあったら読みたいなー、とか思ったり。

―(リング)
自作品の為、記入無し




13 某月某日午前二時七分、とある山中の道にて(久方小風夜)







☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(NOAH)
☆☆☆(逆行)
☆☆☆(ラクダ)

(音色)
これまた別の方向ではあるけどもまさしく「鳥居の向こう」!こういうのもいいなぁ。本題ズバリはタイトルもズバリだったけど、ハンドフレームと来たか…。
よく狐に化かされないために唾を眉に付けるっていうのもありますが、あれもこれに似てるんですかね?

(きとかげ)
お喋りの内容は面白いけれど、結局テーマというかコンセプトというか、それが分かりませんでした。個々の話の内容は良いのですが、最後でまとまらなかった感じです。例の話が多い(つまり長い)のと、その中で区切りの話が重要という感じを受けなかったのと、その為だと思います。多分メリハリがない。具体的にどこをどうすればメリハリがつくかというのは私もよく分かってないのですが、とりあえずこの部分。
>道中の暇つぶしだと思って、話し半分にでも聞いててよ。
ここを「面白い話だから是非聞いてよ」にするわけですよ。そしたら後の話はどうなってくるだろうと考えるわけです。
個々の話は面白いのです。一つ一つを取り出して新たに記事や小説を生み出せそうだと思うのですが、そういう方面はナシでしょうか。

☆☆(リナ)
はじめ読んだ時、あの方の金色の玉的な名作の書き方にそっくりで……まあそれはそれとして、とっても面白かったです。鳥居の向こう、というタイトルに沿った、ちょっとアカデミックでオタクな(良い意味でw)最適解じゃないでしょうか。
小説としての「主人公」とか、物語としての動きは少ないですが、それを補完する、頷ける情報量があった気がします。

☆☆(リング)
エピローグ枠としては、なんというのでしょうかね。世にも奇妙な物語で5人全員分を意味終わった後に、タモリが『あなたも奇妙な世界に迷い込んじゃうかもしれませんよ?』的なことを言って、最後にあの音楽が流れるような、そんな雰囲気が足りないという印象がありました。世にも奇妙な物語を見たこと無かったらすみません……
午前2時という事は、藁人形で呪いをかける丑の刻参りか、百日連続でお参りに行くお百度参り(人に見られないほうがいい)かのどちらかでしょうが、それが目的でただ異界に入り込むだけではなく、異界に行ったまま戻れなかった結果どうなるか?と言うのが二つか三つあれば面白かったかもしれません。
例えば、人間がポケモンに変わってしまう事例であればユンゲラーやデスマスなど。死んでしまった事例ならば、シャンデラやブルンゲルなどに魅入られたとか。神隠しならばスリーパー。夢から覚められなくなるならムウマージやダークライ。
もちろん、それらの結果に至った者がいそうな気配を、話者(ヨノワール?)は漂わせていますが、何か一つアクセントが欲しかったというのがあります。
何かはわからないのですが、何か足りないような気がする。非常にもやっとするお話でした

☆☆(穂風湊)
境界についてのお話。一人の男(?)がそれについて話すだけのはずなのに、読んでいて全く飽きることはありませんでした。面白かったです。細かい点となってしまいますが、ヒウンの草むらを「知っているはずだろ?」には疑問がありましたが、それ以外には特にありませんでした。
「『非日常』を見るためには『日常』から離れた方法が必要ってことさ」の台詞が好きでした。
5、「鳥居の向こう」とセットで読みたい作品です。

☆☆(たわし)
題材となるアイテムやポケモン、或いは場所等が色々な地方から集められていて読み応えがありました。人間とポケモン、あっちとこっちの世界の境界の解釈も面白い。でも話を進めてる者が何なのか最初から読めてしまうところがちょっと惜しかったなと。

☆☆(棗)
ポケモンが一切出なかったのですが、初代のシオンタウンのあの塔に出てくる幽霊がふと思い浮かびました。でも、イッシュ地方のヒウンシティがあるので、その考えをすぐに打ち消しました。
何だか読んでいくうちに勝手に民謡の通りゃんせが脳内に再生してきて、何だか怖いなという雰囲気を思わせるくらい、不気味なお話でした。

☆☆(No.017)
・評価:載せてもよさそうだが、検討したい点がある。
・「05鳥居の向こう」がプロローグを狙った作品であるなら、こちらはエピローグ(トリ)を狙った作品だと思われる。
なので以下、この話はトリ狙い、という観点から話を進める。
(違ったらごめん)
・気になるのはプロローグポジションを狙った「05鳥居の向こう」が鳥居の向こうという異界に入っていって、戻り、また入っていく話であるのに対し、こっちも同様に鳥居の向こうという異界に「入っていく」話である点だ。エピローグポジションを狙うならむしろこっちに帰ってくる話じゃないといけないのでは?という点が引っ掛かった。
・もちろんこれの前提は、筆者が「05鳥居の向こう」をエピローグと考え、本作をプロローグにと考えていた場合簡単に崩れる。が、この話は(おそらく意図的に)ストーリー性が薄くしてあり、モンスターボールの話、境界の話からは、これまでのまとめのような印象を強く受けた。
・話の台詞等を改編して、主人公がこっちの世界に戻っていく話に出来ないものだろうか?
・ただ、これも「今日もまた鳥居の向こうに行くやつがいるのです。行く時は気をつけろよ!」っていう話であればそれはそれでいいような気がする。(どっちだ)
・また、これの前にあっちに行って帰ってくるような話が来る場合なら、違和感が無いような気もする。
・作者の意図を確認した上、皆の意見も聞いてみて、それで判断したい。

☆☆☆(キトラ)
境界があるというのは物凄く日本的な発想で、それを案内人として通す形にした構成は3つ。一つ一つはありふれた発想であっても、くっつけ方次第で全く違うものに見えるからだ。いいとも悪いとも思わない。そういうのもあるよね、と。

☆☆☆(クーウィ)
個人的に非常に好きな作品。いわゆる小説とはちょっと違う様な気も記事部門でも良い様な気も致しますが、それでも好きですね。極自然に物語の中に入り込んで、最後までしっかりと読み耽る事が出来ました。満足!
語られている境界の定義や、ゲーム内の道具・事象への言及は非常に充実しており、文句無しです。最後の描写もなかなか味わい深く、読了感もしっかりとある。良く似た感じのライバルは多いですが、自分としては強く推したい作品です(笑)

☆☆☆(蓬)
軽妙な語り口が読みやすかったです。

☆☆☆(砂糖水)
読んでラストにぞわっとしました。そもそも話しかけられた人は真夜中に何の用があって出歩いていたんでしょう。丑の刻参り…?なわけないですよね。
直接は見えないけど、鏡とかを通すと幽霊が見える、なんて話を聞いたことあります。この話はそれだけじゃなくて、テーマの境界をうまく使っててすごいなあと思いました(小並感)
この人はちゃんと帰れるんだろうか…。

―(久方小風夜)
書いた本人は最初の話のつもりで書いたのに
どうしてこうなった




■14 稲荷狐の神社作法講座(穂風湊)







(逆行)
(たわし)
(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(ラクダ)
☆☆☆(NOAH)

―(No.017)
・評価:プロローグ狙いともとれるが「鳥居の向こう」がいるので正直キツい。
・狐津奈護ノ豊実にはふりがなを。10人中何人が読めるのか疑問。ぶっちゃけ私は読めなかった。
・「無事にバイトが終わりますように」くらいでいいから、参拝する二礼二拍一礼ところまでやるべきだったのでは。「基本的な作法」というのならやはりまでがそうだろう。また、神様に願う内容次第では小説的なオチをつけられた可能性がある。
・七輪で餅を焼くのは非常にいい。ロマンである。
・七輪や餅が出てくるのに季節の描写が一切無いのは惜しいと思う。神社って特に都会の中だと、数少ない緑がある場所で夏は緑が繁って蝉が鳴いてるし、手水舎の水が気持ちいいし、秋は木の葉が紅葉して音場がいっぱい落ちたりする。そういう季節を感じる場所だと思うんです。コンセプトが作法だから仕方ない気はするけど、そういう要素を省いてしまったのは神社の魅力を伝えようという努力がまだまだ足りない気がする。

―(久方小風夜)
ぽんと神社の作法を簡単に書いただけという感じ。ポケモン小説である必要性があまり感じられない。
神様なのにあまりに口が悪いのも、神々しさとか敬意を覚える印象を感じなくてあまり好きではないです。もっと堂々としていてほしい。

―(音色)
ちょっと展開に混乱。うーん、なんだか物足りないなぁ。
短くてさらりと読みやすいのは確かですけども、そんだけ。困ったことにあんまり印象に残りやせんでした。
これは作法?それとも礼儀?いや、その前に神様の使いが簡単に人の前に現れてもいいんですか?その辺に突っ込み

(蓬)
私も神社の作法、よく知らないです。教えてほしい・・・。

(クーウィ)
軽妙なやり取りで綴られる作法集。押しに弱い神の使いという行は笑わせて頂きました。
特にこれと言った粗は無いのですが、逆にこれと言ったセールスポイントもないのが欠点と言えば欠点でしょうか……。キャラクターは立っていましたけども。こう言うやり取りやシチュエーション、キュウコンと言うポケモンが大好きな方にはとても良い受けが期待出来ると思いますが、そうではない方には可もなく不可もなく、と言う評価が妥当な線と言った風な感触です。
ライバル達が手強い為に評価は振るいませんでしたが、別に詰まらなかったと言う訳では断じてないです。ただ、これだけではちょっと物足りないかなぁと。我儘言って申し訳ない……。

(きとかげ)
>だから俺が代わりに出迎えてやったわけだ。お前がそのミサキだろ?」
ミサキ→チサキ
神社のお参りの方法は意外と知らなくて、そういう意味では面白いのだけれど、紹介文どまりになっていると思いました。しかも実際の神社と作法が同じ為、ポケモン二次創作でやる意味が伝わってこないのも惜しいと思います。「ポケモン世界の神社は――」というのが欲しいと思いました。こういう知識に出会えるのは面白いと思うのですが。

(砂糖水)
キヅナさんもふられたのか…もふもふしっぽなら仕方ない(
キュウコン(キヅナさん)が喋っても動揺しないのは主人公ゆえ、ですかねえ。こ、これが主人公補正…。じゃなくて動揺しちゃうとまあ話が進まなくなるから、というのはあると思いますが。
あ、個人的にキヅナさんの本名にルビほしいです。なんとなくこうかな?とは思うんですけど、やっぱり正確なの知りたいなあ、とか。神社での作法ってあんまり知らないので、こういうのもいいですね。

(リング)
鳥居の向こうと言うよりは、こちら側の話の印象が強かったですね。意外と知られていないこととはいえ初歩的なものも多く、なごめる話ではありますが周囲の状況が分かりにくいのが残念極まりません。
どういうところにある神社で(田舎?)季節感を出してみたり、バイトをするという事は客も来るのでしょうが、どんなご利益があるのかとか、これから忙しくなるとして何があるのかとか。
バイトをする目的も明らかにしてほしかったところ。

☆☆(棗)
狐好きの私にはたまらないお話でした。
神社の作法を上手く取り入れたお話だなと思いながら、読みました。読んでいくうちに京都の伏見稲荷神社をイメージしながら、楽しく読ませていただきました。
こういうお話も良いなと思いました。

☆☆☆(キトラ)
神社も場所によっては作法が違うので、その代表的なものをこういう形にしたのは3つ。ただ、お題の方を意識しすぎてて小説、物語、ショートショートというのは疑問である。雑誌の特集にこういう記事はありそうだが……

☆☆☆(リナ)
台詞主体でサクッと書かれてますが、軽快なギャグと共に、違和感なく、気持ちよく読めました。後半に出てくる「失礼の無いように」っていう精神とか、主人公自身の興味とかがふわって膨らんで終わる感じとか、すごく好みです。
欲を言えば「狐津奈護ノ豊実」の読み方書いてー!w古文弱くてごめんなさいー「きづなごのとよざね」で合ってるかなぁ汗

―(穂風湊)
自作品のため0。さくっと読める話をと思い書かせていただきました。また、せっかく民族(鳥居)についての企画をするのなら、知っているようで知らない作法を学んでみてはどうでしょう、という狙いもありました。そちらに重きを置いたため、ストーリーが薄いと言われてしまうとあまり否定できないですね。そのバランスが今後の反省点になりそうです。




■15 ゼッタイダヨ。(きとかげ)







―(たわし)
☆☆(アンデスの太陽仮面★Raccoo)
☆☆(逆行)
☆☆(蓬)
☆☆☆(NOAH)
☆☆☆(ラクダ)

―(リング)
都市伝説にしては、ありがちかつ荒唐無稽な類のために、少々受け入れづらい感じがした印象です。タブンネの能力や性質からもかけ離れた印象が強いですし、例えばタブンネは耳がいいから同胞の死には敏感で、それが原因で地上のタブンネすべてから嫌われているかのいタブンネの視線が気になっていく。それが原因で夢にまで見るようになり、ノイローゼになって……
みたいな感じで、異世界に行きっぱなしで死体だけが残るとかではなく、現実と夢のはざまに生きるような、そんな描写のほうがふさわしかったんじゃないかなーと。
何が残念って、タブンネを殺してはいけない理由を一切語られなかったという事。理由は不明って、そんな都市伝説面白くないでしょう!人死にの出る都市伝説は、生還者がいてこそ伝説になるのです。

(砂糖水)
怖い。タブンネさんいじめたらダメ、ゼッタイ。これ、遺体をちゃんと弔うとかしたら逃れられるとかないんでしょうかね…。やっぱり都市伝説だし救済策はないですよね…。もうゲームでもタブンネさん倒せない。タブンネさんいじめないから許して。

(久方小風夜)
じわじわ来る恐怖。これもある意味では異世界来訪系怪談モノかな?都市伝説的な感じがとても好きです。
そこらじゅうにあふれかえるタブンネを想像したら背筋がぞわわっとしたのでちょっと絵でも見てみたいけど、内容的には小説向きかな。

(No.017)
・評価:まだ切れ味が足りないぞ!一発で仕留めろ!
・あんまりありそうでなかったタブンネの逆襲系
・コンセプト、姿勢自体は評価できる。
・ページ数的にあんまり無いので載せるのも面白いかもしれないが、もっともっと攻撃力が欲しい。言うなれば高レベルタブンネのすてみタックルような攻撃力が必要だ。
・ホラーは専門じゃないんで、あんまりうまく改善案が示せなくてごめん。
・三次でうまいこと化けたら欲しいなぁ。

(棗)
ひところ、ネット上で出て来たタブンネ狩りをあえて怖い表現で書いていてぞくぞくとしました。
でも、最後の所が人にもよりますが、何だかグロすぎるなと思ってしまうなと感じました。
内容的には良かったのですが、何だか良く分からないうちに終わったなと思いました。

☆☆(クーウィ)
タブンネの逆襲。いや、普通に怖ぇよ!夜中なのにどうしてくれんだ!(爆)
インパクトは最強クラスでした。他のエントリー作品とは完全に一線を画した御話でしたし、そう言う意味でも嫌でも目立つ一品ですね。普通に言い訳も通らない様な内容なのがまた痛ましい……。
面白い作品でしたし、後味も文章もこう言う作風としては文句無しです。……ただ、これを手放しで評価出来るかは人によると思うぞ(苦笑)取りあえず、背筋がビクビクして仕方ないので許さない。許さないからな!(

☆☆(リナ)
ホラー泣
多分ね。って、怖いっすね汗いかなるものも不確実な事象にしてしまう言葉、タブンネ。そして確実性を言い表す、ゼッタイダヨ。
主人公が少し傲慢に描かれているのも良いですね。読者の共感は誘いやすくなったと思います。欲を言えば、最初にタブンネを殺すところも、主人公の自己満足が全開になったような理由があった方が良かったかも。そういう性癖があって、常習的に草むらに隠れてやってたとか、フラれた腹いせとか。タブンネ。

☆☆(穂風湊)
ぞっとするようなタブンネの怪談でした。最後のタブンネタブンネーーのインパクトは投稿作中随一ではないでしょうか。特にマイナス点を上げるような箇所も見当たらなかったと思います。こちらも点数に迷った作品のうちの一つでした。

☆☆☆(音色)
やべぇぇぇええこえぇええぇぇえ!そしてこの発想はしてはいけなかった。来ると思ったけどね!
それは果たして事故ですか?タブンネ狩りにご注意、というか、もうこれは笑ってしまったんですけども、まさにありそう。
突拍子もないですけどね。で、これは誰が書いてるんですか?だってこれを体験してしまった人はみんな…おや、誰か来たようだ

☆☆☆(キトラ)
今回のイチオシ。これは10くらいつけたい勢いで好き。世にも奇妙な物語を彷彿させるタブンネだらけのポケモンセンター、出れない恐怖、タブンネ、タブンネ、タブンネ。このようなものをかける才能が本気で羨ましいのと、かわいい顔したタブンネがせまってくる恐怖を存分に味わえる。これぜひ載って欲しい。

―(きとかげ)
自作につき無記入だよ。タブンネ。








■総評その他



二次募集お疲れ様でした!現状でもそこそこ濃い内容のものが出揃ってますので、次の募集も楽しみです。
取りあえず、評価を低くさせて頂いた作品も結構良い原石となり得るものがありましたし、それらについても期待させて頂きたい所ですね。
(クーウィ)

まずは皆様お疲れ様でした。応募者は感想必須ということで、いままでろくに感想書けてなかった人間が書けるのか、と思いましたが案外何とかなりました。
一次募集の時は人のこと言えませんが、応募少なくてやっぱりみんな間に合わなかったんだなあと思いました。で、まあ二次の締め切りの時はみんな滑り込み、みたいな。私もですがwでも15作品集まってよかったです。三次ももっと集まるといいな。
というわけで三次もがんばりましょう!
(砂糖水)

まずは参加者の皆さん、そして主催者の鳩様、お疲れ様です。
と言ってもまだ三次が終わってないんですよね。もう一息です!w
鳩様が設定されたテーマが好きで、今回突入させてもらいました。
批評についてはとりあえず、辛めかなと思います。せっかくだから、自分を棚に上げさせてもらいました。

無印三作品(自作品含む)
四作品
☆☆六作品
☆☆☆二作品

となります。
テーマが難しい、というのはやっぱり言い訳で、大事にしなきゃならないものが曖昧……という作品が多かった。民俗と文化、そこに絡んでるいろんな想いだったり愛着だったり軋轢だったり煩わしさだったりが、もっと大切にされてもよかったという感覚です。総評なので、もちろん全作品に当てはまるわけじゃないですけど、やっぱりもっと伝えてほしい、という気持ちです。
生意気言ってますが、じぶんもまだまだ勉強中で、結果発表を震えて待つ次第です。八月二十四日、午前二時五十二分。
なんかむらむらします\(^o^)/
(リナ)

クイタランがどこにも出てなくて悲しいです
(音色)

本当はもっとしっかり感想を書きたかったんですけど。うまくまとめられず・・・。どの作品も面白かったです。それでは。
(蓬)

夢をテーマにしたお話がもっと欲しかったなと思いまする。
(リング)

個人的な状態で申し訳ないと思うが、精神的な力が足りてないようで読んでも感情がわき上がって来ない。
ただ、今回はアンソロジー掲載前提というので、厳しい評価をつけずに、むしろ全部校正して掲載した方がいいと思った。それが原稿を渡して来た人たちのステップアップにもなる(校正するとやはり良いところ悪いところがよくわかるよ)。誰に何を言われるより、良い方に直した方が実力アップにもなるからね。
(キトラ)

昔話からの教訓、ポケモンと人間の歴史的関係を背景に繰り広げられるドラマ。そして、不気味なBGMと共にタ○リが登場してくる番組のようなミステリー溢れる物語といったように様々なジャンルがそろっていて楽しかったです。
最初は第四の霊獣、ソルトロスや雨守神の嫁入りのような昔話から教訓みたいな話が殆どかなぁというイメージがあったのですが、こうもりや冬を探してのように人間とポケモンの歴史的関係を背景に繰り広げられるドラマがあったり、予言やゼッタイダヨ。などのように背筋に冷や汗が垂れるかのようなミステリーがあったり、そして満月にご用心(全15作品中、一番甘い雰囲気だったのがとても新鮮でした)のような甘くてドキドキしてくるお話もあったり、全15作品、読んでいて飽きませんでした。
摩訶不思議な時間をくれた皆様、ありがとうございました!
(アンデスの太陽仮面★Raccoo)

「鳥居の向こう的設定」が本質の小説と、「鳥居の向こう的設定」の上に登場人物がいてその心を描く小説がある。
前者でよくできているのが「鳥居の向こう」「お母さんの思い出」。
後者でよくできているのが「こうもり」「冬を探して」。
私としては今のところこの4つを掲載作品としてプッシュしたい。
残りは三次応募との決戦に回していいと思うが、そのへんは投票結果見ながら要相談。
編集コンセプトおよび投票結果とい相談という事になるが、テーマが被っているものはレベルが高くても、どちらかが落選という話になってしまう可能性がある。
例えばポケモンとの婚姻を描いた「こうもり」と「雨守神の嫁入り」。
それぞれ切り口は違うのだが、これらはバッティングするのでどちらかという話になってしまうかも。
またプロローグ狙いという意味では、「鳥居の向こう」と「稲荷狐の神社作法講座」(もしかしたら「某月某日午前二時七分、とある山中の道にて」も)
これらは、評点が拮抗している場合はよくよく審議しなくてはならないだろう。
とりあえずそれぞれの属性を検討し、三次募集にはどんな小説がいいのか検討を加えたいと思う。

■01第四の霊獣、ソルトロス
【地方】イッシュ
【ポケモン】ボルトロス、トルネロス、ランドロス、ケルディオ、ビジリオン、コバルオン、テラキオン
【属性】神話、伝承、農業、歴史
【季節】指定無し

■02こうもり
【地方】シンオウ
【ポケモン】リーフィア、ゴウカザル
【属性】異類婚、冠婚葬祭、神話、伝承、宗教、信仰、歴史、アイヌ
【季節】秋頃、イチョウ

■03雨守神の嫁入り
【地方】シンオウ
【ポケモン】ハクリュー、カイリュー
【属性】異類婚、冠婚葬祭、神話、伝承、宗教、信仰、歴史、アイヌ
【季節】不明、春〜秋頃か

■04予言
【地方】指定無し
【ポケモン】エーフィ、ブラッキー
【属性】言語、妖怪譚、古典、怪談
【季節】指定無し

■05鳥居の向こう
【地方】ホウエン
【ポケモン】サマヨール、ヨノワール、ヨマワル
【属性】節句、怪談、まじない、タブー、神社
【季節】十一月、神無月
【その他】プロローグ狙い

■06満月にご用心
【地方】ホウエン
【ポケモン】グラエナ
【属性】異類婚、節句、伝承、妖怪譚
【季節】指定無し
【その他】ダイゴ、ハルカ

■07鬼灯の祭り
【地方】指定無し
【ポケモン】ロコン、ヒトカゲ、バクフーン
【属性】行事、風習、祭、節句、神社
【季節】夏、お盆、鬼灯

■08化物
【地方】各地方
【ポケモン】ソロアーク、メタモン
【属性】民話、昔話
【季節】指定無し

■09災い様
【地方】ホウエン
【ポケモン】アブソル
【属性】風習、信仰、儀式、まじない、タブー、狩猟
【季節】指定無し

■10お母さんの思い出
【地方】海外
【ポケモン】サーナイト、キルリア、メリープ、ムーランド、デンリュウ
【属性】伝承、言語、放牧、住居
【季節】指定無し

■11冬を探して
【地方】シンオウ、キッサキシティ
【ポケモン】フリーザー、ユキカブリ、ギャロップ
【属性】神話、伝説、伝承、信仰、歴史、観光、アイヌ、伝統工芸
【季節】冬、雪

■12本当の名前にはご用心
【地方】ジョウト、キキョウシティ
【ポケモン】アンノーン、パチリス
【属性】言語、風習、まじない、タブー、寺院、神社、遺跡
【季節】指定無し

■13某月某日午前二時七分、とある山中の道にて
【地方】不明
【ポケモン】フワンテ
【属性】風習、民話、怪談、儀式、まじない、タブー、神社、歴史
【季節】指定無し
【その他】エピローグ狙い

■14稲荷狐の神社作法講座
【地方】
【ポケモン】キュウコン
【属性】宗教、信仰、儀式、神社
【季節】指定無し
【その他】プロローグ狙い

■15ゼッタイダヨ。
【地方】イッシュ
【ポケモン】タブンネ
【属性】都市伝説、怪談、タブー
【季節】指定無し

(まとめ)
■出て来なかった属性
伝統芸能、神楽、短歌、俳句、民謡、わらべ唄、楽器、芸術、民族衣装、縁起、古墳、地名(の由来)、漁業、貿易、食文化

■避けたほうがよさそうな属性
異類婚
プロローグ狙い
エピローグ狙い
メインのポケモン(を被らせる事)


■すでに出てるけど、細部を変えれば対応できそうな属性
行事、風習、祭、節句、冠婚葬祭、神話、伝説、民話、昔話、伝承、都市伝説、怪談、古典、
宗教、信仰、儀式、まじない、タブー、寺院、神社、縁起、遺跡、住居、観光、歴史、狩猟、農業、放牧

つまり三次募集では【出て来なかった属性】をメインに据えて、【すでに出てるけど、細部を変えれば対応できそうな属性】を補助で使っていくというやり方がよさげ。
選考通過作品の属性を見極め、編集的にどんな作品が望まれるか考えて題材を選ぶのが良いだろう。

■季節について
意外な事に夏と冬の話があるのに春と秋を強く感じさせるものが無かった。つまり小説で収穫祭とかをやるのは大いにありだろう。
民俗的なネタにおいて季節の描写っていうのはすごく大事だと私は思う。日本は四季のはっきりしている国で、季節は和歌なんかでも、よく読まれるし。俳句は季語がある事が大前提。つまり昔から日本人は季節を意識してきた。それは具体的な像を浮かべさせるのに有効だ。ここはぜひ意識して欲しいと思う。

(最後に)
相当言いたい放題になってしまいましたが、出してくれてありがとう!

(No.017)






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