目の前には鋼の残骸。
五分前まで空っぽだった腹は、今は膨れ。
自分を見ていた二つの赤は空洞となり。
押さえ切れなかった自分の本能を恨むばかり。
悔やんでもこれが宿命というならば――
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跳ね続けろ。
跳ね続けなければ、死んでしまう。
それが、この種族に生まれた者としての宿命。
誰がこんな体に作ったのか。
気まぐれというならば、殺してしまおうか。
頭に大きな球体を乗せて、
彼らは今日も跳ね続ける。
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憎まれ役になってでも、伝え続ける。
彼らがそう考え始めたのは何時の頃だろうか。
死神とも言われる容姿に、悪魔とも言われる赤い瞳。
決して利益になどならないはずなのに――
宿命だから、だというのか。そこまでして伝える必要があるのだろうか。
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表と裏をそれぞれ司る、三匹。
一つは時、一つは空間、そしてもう一つは支えとなれ。
干渉せずに、その世界だけを守れ。
それが神として生まれた者の宿命。この世界の中心となった者の――
運命なのだから。
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途中まで百字シリーズにしようかと思ってたけど、めんどくさくなってやめた(
どれがどのポケモンを表してるか、分かるかな?
【何をしてもいいのよ】
【何かクイズみたいだね】