[掲示板へもどる]
一括表示

  [No.2624] 色違いにする為に 投稿者:門森 輝   投稿日:2012/09/18(Tue) 22:12:11   137clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 ――次のニュースです。
 故意に自分のシャワーズに洗剤を混ぜ軽傷を負わせたとして、ポケモン愛護法違反の容疑でタマムシシティ在住、会社員のアクァリ容疑者(34)が逮捕されました。
 アクァリ容疑者は昨夜午後8時頃、自宅にて溶けさせたシャワーズに塩基性洗剤を混ぜ込み怪我をさせた模様です。その後シャワーズの異変に気付いた容疑者はポケモンセンターを訪れ、検査の結果ごく微量の水酸化カリウム等が検出された為ポケモンセンターの職員がアクァリ容疑者に話を聞いた所、事件が発覚致しました。
 容疑者は、「同僚が色違いのポケモンを持っているのが羨ましかった。シャワーズを塩基性にしてフェノールフタレインを混ぜれば色違いの様になるんじゃないかと思った。怪我をさせるつもりはなかった。ポケモン程の耐久力なら何ともないと思っていた。シャワーズに謝りたい」と反省しているとの事です。
 次のニュースです――

――――――――――――――――――――

 化学の力ってすげー! 今じゃ指示薬を使ってシャワーズを様々な色に変える事が出来るんだと! 
 という訳でこんなの出来てしまいました。細胞が水分子に近いならシャワーズを溶媒に出来るんじゃないかとか考えた結果がこれです。化学に詳しくないので色々間違ってそうですが。
 もしポケモンにとって何ともないとしたら、BTBやらメチルオレンジやらで黄色いシャワーズとか赤いシャワーズとかも出来ますかね。アシッドボムや胃液くらったら色が変わったりとか。それでもってシャワーズ変色キットなる物が市販してたりとか。夢が広がりんぐ。シャワーズかわいいよシャワーズ。
 因みに容疑者の名前はシャワーズのフランス名「Aquali」から。浮かばない時こういうの便利ですね。

【書いてもいいのよ】
【描いてもいいのよ】
【溶かしてもいいのよ】
【化学の力ってすげー!】
【シャワーズかわいいよシャワーズ】

 9/19追記:本文と後書き微修正


  [No.2680] とける 投稿者:門森 輝   投稿日:2012/10/31(Wed) 00:13:02   56clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

「よし、場所はここらで良いか。ルールは1対1だったよな?」
「あぁ。俺今1匹しか連れて来てないし」
「1匹ってーとあいつか、シャワーズか。あいつ厄介なんだよなー」
「当たり。ほれ」
 そう言いそのトレーナーはボールからシャワーズを出す。
「あー、やっぱりか。強ぇんだよなーそいつ。はいそこでそんな強いシャワーズ君の為にこの子を育ててみましたー」
 そう言いそのトレーナーもボールからポケモンを出す。
「おー、ラプラスか。やっぱデケェな」
「まぁ乗り物ポケモンだからな」
「それにしてもこいつ対策に態々新しく育てるたぁご苦労なこった」
「それだけ厄介なんだよ。毎回毎回そいつに苦労させられるからな。それに育てんのは楽しいから苦労とかじゃないしな」
「だよなー」
「ただな……」
「ん?」
「いや、こいつを選んだのはまぁ貯水ってのと、氷に強い上凍らないってのと、10万ボルトや雷を使えるらしいってのが理由なんだけどさ、あと可愛いってのも」
「聞いたかシャワーズ、あいつは貯水の方らしいぞ。急所当たるぞ」
「まぁその辺が主な理由なんだけどさ、ただよく考えたら俺その技マシン持ってなかったんだよ。両方とも」
「聞いたかシャワーズ、相手は電気技使えないらしいぞ」
「という訳でだ、貸してくれ」
「は?」
「技マシン。10万ボルトか雷。お前色々持ってたろ? 今度何か奢るからさ」
「あぁ、バトルの後でな」
「それじゃあこのバトルで使えないじゃん」
「イエス。だからバトルの後で」
「ケチー」
「ケチってお前……大体こっちの攻撃絞られてんのにそいつがそんなん使ってきたら厳し過ぎんだよ」
「そりゃそのつもりで育ててるもん。でさ、攻撃絞れてるって事はラプラスに通る技使えなかったりする?」
「さぁな。バトルで確かめてみろ」
「毎回ドロポンと冷凍ビームは覚えてたはずだからそこは分かってるんだけどなー、あと2つがなー。お前よく技変えるしさ」
「それだけ分かってりゃ十分じゃねぇか。ラプラスにゃまともに撃てねぇし」
「まぁなー。だからさ、そっちも技マシン貸してくれれば技1つ分かって有利に」
「ならねぇよ。ほら、さっさと始めっぞ。俺等が向こう行くからお前等がこっちな。あ、始めるタイミングはどうする?」
「んー、まぁ前回と同じで」
「あいよ、じゃあドロポン上げるわ。さ、行くぞシャワーズ」
「準備出来たら教えろよー」


「おーい、こっちは良いぞー」
「良いかー? じゃあ始めっかー」
「じゃあ上げるぞー。シャワーズ、上にハイドロポンプ。線じゃなく球で。落ちた瞬間に開始だからな、備えとけよ」
 指示通りシャワーズが水球を打ち上げる。その水球が地面で弾けると同時にラプラスがシャワーズにのしかからんと飛び上がる。
「刺さらせて溶けて!」
「斜めに! 氷ごと潰せ!」
 シャワーズが冷凍ビームを足下へ放ち、大きく歪な円錐状の氷を作り出す。ラプラスはそれに合わせ若干軌道を変え、氷の面へ突撃する。尚もラプラスの勢いは衰えず、氷を砕きながら液状と化したシャワーズへとのしかかる。地響きと共に土煙が舞い上がる。
「破片拾って! 近けりゃ刺して遠けりゃ投げて!」
「もっかいのしかかれ! 見つかんなきゃ一旦戻れ!」
 土煙の中からラプラスが飛び出す。
「ラプラス離脱した! お前も一旦戻って!」
 シャワーズのトレーナーがそう指示するがシャワーズは出て来ない。
「どうした!? 大丈夫か!? 動けなきゃ真上にドロポン撃って!」
 その指示にも反応はない。
「ちょっ、ちょっと待って。土煙収まるまで攻撃待ってもらって良いか?」
「あぁ」
「ありがとな。ちょっと待ってな」 
 その数秒後、土煙は収まったものの依然としてシャワーズは確認出来ない。
「おーい。シャワーズー。どこだー? せめて鳴けー」
「見つからねぇか? じゃあ一旦バトルは中断すっか。俺も探すよ、ラプラスも」
「おぅ頼むよ。ありがたい。まぁ多分氷に埋もれてんのかな」
「そうだったらバトルは俺等の勝ちな」
「まぁそうなるな。とにかく探そう」
「とりあえず氷溶かすか。シャワーズの他は誰連れて来てる?」
「いや、あいつしか連れて来てないって言ったよな?」
「あぁ、そう言やそうだったな。じゃあこいつで溶かすか」
 そう言いそのトレーナーはヘルガーを出す。
「俺に聞く前に出せよ」
「いやさ、ヘルガーの炎って毒素混じってるとか言うじゃん。だから別のポケモンがいんならその方が良いだろ? 別にお前が良いなら良いんだけど」
「あぁなるほど。ま、どうせポケセン行くから構わねぇよ。とりあえず溶かしてくれ」
「ヘルガー、そこにある氷溶かしてくれ。ポケモンいるだろうから弱くな」
 ヘルガーが小さく炎を吐き氷を溶かして行く。暫くすると氷は全て溶け、少し大きな水溜まりが出来る。しかしシャワーズの姿はない。
「おい、いねぇぞ」
「あれー? んー、溶けっぱなしって事はないと思うんだがなー。でももう水溜まり位しかねぇよなー」
「とりあえず戻せるか試してみたら?」
「だな」
 シャワーズのトレーナーの持つモンスターボールから赤い光が水溜まりへと伸びる。
「駄目っぽい。溶けて水と混ざってるからなのかそもそもいないのかは分からんが」
「そっか。じゃあどうやって調べんだ? この中に溶けてるかどうかなんて」
「まぁ待つしかねぇな。いるならシャワーズが気付いた時に戻んだろ。問題はいなかった時だな」
「あー。でももうそこ位しかねぇんだろ? だったらいるんじゃねぇか?」
「まぁどっかに吹っ飛んでもいないしな、こん中だろ。結局バトルは負けかぁ」
「シャワーズ対策に育てといて負けたら立場ねぇよ。じゃ、俺は帰るわ。残ってても何も手伝えねぇし。技マシン今度貸せよ」
「無くても勝てたんだからいらなくね?」
「貸してくれるって言ったろ?」
「はいはい貸すよ。約束通り今度何か奢れよ」
「貸して貰ってからな。じゃあな。ラプラス、ヘルガー戻って」
 そのトレーナーは2匹をボールへ戻そうとする。しかし――
「……あれ?」
「ん?」
「いや、ヘルガーは戻せたんだけどラプラスが戻らない」
「何で?」
「いや知らねぇよ。こっちが聞きたい」
「壊れたんじゃね?」
「いやだって壊れる様な事してないし、ヘルガーはちゃんと戻せたし。ラプラス何か分かるか?」
 ラプラスも分からない様子で首を傾げる。
「うーん。何じゃろな」
「ボール投げてみようか? 捕獲判定に入らなきゃボールは壊れてないのが分かんだろ?」
「じゃあ頼む」
「オッケー」
 シャワーズのトレーナーがラプラスへ空のモンスターボールを投げる。当たったものの反応はない。
「どうやら壊れてはいないみたいだな」
「壊れてないのは良いが余計原因が分からん」
「そのボールから出したんだよな?」
「あぁ、間違いない」
「んー、分かんねぇな。ま、こっちはその戻すポケモンさえ見つからないんだけどな」
「でも場所分かってんだろ」
「確定はしてねぇよ」
「でもそこ以外にねぇんだろ?」
「まぁな。地中に染み込んでたりってのも考えにくいし」
「そんな事あんの?」
「知らね。少なくとも聞いた事はないな。まぁでも、水っつーか水擬きっつーか……まぁそんなんだからな。有り得ないとは言い切れねぇんじゃねぇかな」
「そっか。……ん?」
「ん? どうした?」
「いや、えっと、溶けたシャワーズはもう水とほぼ同じと見ていいのか? だったら何だろ、仮説っつーか、もしかして今こうなってんじゃないかみたいな何と言うか」
「まず落ち着け」
「えっと、ちょっと待って。……えっとだから……このラプラス貯水な訳だよ」
「……あー。あーあーあー。言いたい事は伝わった」
「分かった?」
「えーとだからつまり、ラプラスに吸収? 的な?」
「的な」
「いやでもそれどうなの? 有り得んの?」
「知らん。少なくとも聞いた事はない。ただまぁ……辻褄は合うんだよ」
「まぁ……うん。でもさ、仮にそうだとしてさ、シャワーズ無事なの?」
「知らん。でももし有り得るとしたらさ、今までにこうしたケースがない事はないと思うんだよ。で、今までそれを聞いた事が無いのは無事だったからじゃねぇかな。無事じゃなかったら少し位は注意喚起とかされてると思うし。でもまぁ、まだそうなったと決まった訳じゃないから。水溜まりん中いるかもしれねぇよ?」
「まぁ……そっか。そう言や大分前にポケモンと人間が合体したなんてニュースもあったよな。あれも無事だったんだっけ。で、どうやって戻すんだ?」
「知らん。とりあえずポケセン行ってみようぜ。水溜まりの中だとしても待つ以外に出来る事ねぇし」
「そうだな。誰が残る?」
「あ、そっか。誰か残んなきゃなんねぇか。じゃあヘルガー残そう」
 そう言いそのトレーナーは再びヘルガーを出し、傍らにポケギアを置く。
「これが鳴ったらポケモンセンターまで来てくれ。咥えて来りゃ野生と間違えられないだろ。で、もしそれまでに水溜まりからシャワーズ出て来た時はポケモンセンターまで連れて来てくれ。あ、ポケギア咥えた時溶かすなよ」
 ヘルガーは頷き一吠えする。
「よし、頼んだぞ。じゃあ行こう」
「おぅ。あ、ラプラスに乗せて行かせてもらって良いか? どうせボールに戻せないんだし。一度乗ってみたくてな」
「ラプラスに聞いてくれ」
 そんな会話を続けつつ、二人と一匹はポケモンセンターへと向かう。ヘルガーはそれを見送ると踞る。


 数十分後、ポケギアが鳴り、ヘルガーはそれを咥えてポケモンセンターへと向かった。


――――――――――――――――――――――――

 台詞が多い。読み辛い。8割超えとかどう言う事ですかね。地の文が絶滅危惧種。三人称で文章書くとどうもこうなってしまいます。文章力プリーズ。
 という訳でシャワーズを水として扱う話その2。シャワーズが水に近いなら貯水で吸収されても良いじゃないか、と。捕食になるのかは微妙な所。ラプラスの意思次第ですかね。それならこの場合は捕食でない事になる訳ですけども。どうなんでしょう。うーむ。
 実際にラプラスがシャワーズに有効かどうかは知りません。貯水を前提に選んでも多分ランターンの方が有効。でも溶けたシャワーズに接触しないと発動させられないじゃないですか。10万ボルトぶっぱとかだとどうしようも無いじゃないですか。のしかかりとかこの展開で理想的な技じゃないですか。そんな訳でラプラス起用。多分このトレーナーサイコキネシスの技マシンも持ってません。ご都合主義で。
 あと特に締めが納得いってなかったり。多分終わらせるタイミングから間違ってます。どのタイミングでどう終わらせれば自然ですかね。台詞が8割以上占めてる時点で自然も何もありませんが。文章力プリーズ。
 とにかくシャワーズかわいいよシャワーズ。

【書いてもいいのよ】
【描いてもいいのよ】
【ご自由にどうぞなのよ】
【シャワーズかわいいよシャワーズ】
【シャワーズ飲みたい】